ゾルダート秘密工場からの脱出

 機械化ドイツ帝国の秘密工場の一つに、貧民街の人間達を捕らえてサイボーグ化している工場があるようです。
 この工場では、脳まで機械化する事で、手っ取り早くトループス級のゾルダートを量産しているようです。
 情報が得られたのは、末端の秘密工場ですが、背後にはかなり大掛かりな組織が存在しているかもしれません。
 この、秘密工場を支配するクロノヴェーダを撃破し、囚われた人々を救出してください。

潜入! サイボーグ秘密工場(作者 風音つばさ
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#機械化ドイツ帝国  #ゾルダート秘密工場からの脱出 


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 薄暗い地下室。鉄格子で区切られた室内はまるで牢屋のようだ。牢の中には連れてこられた人間たち。身なりを見れば貧民街に住んでいた人々であることがわかる。貧民街の人々は時折聞こえる悲鳴に怯え、自分の番が来ない事を祈りながら震えていた。
 そこへこの工場の主であるクロノヴェーダ、フェストゥング・リーゼが地面を揺らしながら牢の前へと歩いてきた。
「ふむ……そこのお前とお前、後そっちのお前。そいつらを処置室に運べ」
 フェストゥング・リーゼの言葉に部下たちは敬礼をすると、牢の中から3人を連れ出していく。
「い、嫌だっ! 死にたくねぇよ!!」
「離せっ! コノヤロー!」
「た、助けてっ」
 拘束から抜け出そうと暴れる者、牢の中へと手を伸ばし助けを乞う者。
「なに、痛むのは初めだけだ。すぐに何も感じなくなる。まあ、その前に死んでくれるなよ?」
 フェストゥング・リーゼが歩き出すと、その後に続いて引きずられていく3人。
 3人の救いを求める眼差しに、牢の中に残った人々は選ばれなかった安堵と連れていかれる者たちを見捨てる事への罪悪感に目を逸らせるのだった。


「機械化ドイツ帝国の都市にある貧民街から、人間が攫われ機械化手術を受けて、下級のゾルダートに改造される事件が発生しているようなんだ」
 七色・絵名(虹の絵筆・g03274)はそう最初に言うと説明を続けた。
 攫われた貧民達は、脳を改造され、クロノヴェーダの命令に忠実に従う兵士に作り替えられている。
 そしてこの改造手術は、非合法に行われているようで、貧民街のならず者などに拉致させた人間を、秘密工場に集めて、工場長であるクロノヴェーダ自らが機械化手術を行っているらしい。
「皆には、この秘密工場に捕らえられている人々を救出して、機械化手術を行っているクロノヴェーダの撃破を行って欲しいんだ」
 秘密工場の場所は不明だが、幸いならず者が貧民を誘拐している地域は特定できている。うまく誘拐される事ができれば、秘密工場の場所を特定することも可能だろう。
「施設の長であるクロノヴェーダを倒すと、秘密工場は爆発して破壊されるから、囚われている人を救うには対策が必要だね」

 絵名が空中に筆を走らせると、文字が浮かび上がった。
『爆発する施設からの脱出』
『囮による秘密工場の場所の特定』
『警備の下級ゾルダート排除』
『クロノヴェーダの撃破』
「今回の作戦はこの4つかな」
 絵名は一つ一つ指をさしながら説明していく。
「作戦通り捕まることが出来て施設の場所を特定したら、一緒に捕らえられている人たちの脱出の準備を整える。その後はクロノヴェーダの撃破に向かう事になるんだけど、そこで邪魔になってくるのが牢の見張りや巡回に配置されている下級ゾルダートだね。一応無視しても構わないんだけど、警備を掻い潜る手間とかクロノヴェーダと戦っている最中の援軍の危険性を考えると、どうにかしておきたいよね」
 警備にあたっているのは、右腕の砲台が特徴の歩兵型トループス級ゾルダートだ。常に2体1組で行動しており、右腕から放たれる砲撃は非常に厄介だ。
 そして最終目標である工場長のアヴァタール級クロノヴェーダであるフェストゥング・リーゼ。鋼鉄の装甲に身を包む大型のゾルダートで全身に搭載されている火器による攻撃の他、鉄拳による攻撃も侮れない。
「それと、クロノヴェーダを倒してから施設の爆破までは時間の猶予がほとんどないから、脱出の準備をしっかりしておかないと、囚われてる人たちが爆発に巻き込まれちゃうから注意してね」
 囚われている人を事前に避難させるなり、自力で脱出できる手はずを整えてあげるなりを前もって行っておけば犠牲者を出さずに済むだろう。

「人を機械化させるなんて赦されることじゃない。これが初陣の人も多いだろうけど、何とか囚われている人たちを救ってほしい」


 ドイツ郊外。都市の片隅の貧民街にならず者の男2人が品定めするように、道の傍らに座り込んでいる人々を眺めながら歩いている。
「おい、こいつなんてどうだ?」
「おー、体格的にも希望通りだ。問題ないな」
 そう言うと2人は座り込んでいた男に襲い掛かり気絶させると、両脇から抱え歩き出した。
「それにしても誘拐の依頼なんて、普通若い女を連れて来いって言いそうなもんなのに、どうして体格のいい大人の男なんだ?」
 依頼主が女なのか、はたまたそっちの趣味がある奴なのかと想像し下種な笑みを浮かべる。
「さあな。なんでも簡単に壊れなさそうなのが理想って言ってたからな。拷問でもして遊ぶんじゃねぇか?」
「あーそいつは……この男も気の毒だな」
「誘拐して届けようとしてる俺たちが言ってもな」
「ちげぇねえや。はははは」
 2人は笑いながら、男を引きずり路地の奥へと消えていった。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【傀儡】
1
周囲に、ディアボロスのみが操作できる傀儡の糸を出現させる。この糸を操作する事で「効果LV×1体」の通常の生物の体を操ることが出来る。
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。【怪力無双】3LVまで併用可能。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【強運の加護】
2
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【腐食】
1
周囲が腐食の霧に包まれる。霧はディアボロスが指定した「効果LV×10kg」の物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)だけを急激に腐食させていく。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【モブオーラ】
2
ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させる。注目されたり話しかけられる確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【無鍵空間】
1
周囲が、ディアボロスが鍵やパスワードなどを「60÷効果LV」分をかければ自由に解除できる世界に変わる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【フィニッシュ】LV2 / 【反撃アップ】LV2 / 【先行率アップ】LV1 / 【アヴォイド】LV3

●マスターより

風音つばさ
 はじめまして。風音つばさです。

 最初のシナリオは、秘密工場への侵入。そして工場長の撃破となります。
 オープニングの通り、ボスを倒してしまうと施設が破壊されます。囚われている人たちを救う場合は注意が必要です。

 ほとんどの方が初シナリオだと思います。最初な事もあり、判定は甘めにする予定です。思わずツッコミを入れたくなるような物でも、失敗につながるようなものでない限り採用される可能性は十分あります。ですので、ぜひ自由な発想でプレイングをかけてください。
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


メロネア・アーゲインスト
ディアボロスなる呼ばれ方になって初の仕事だな。気を緩めず行こうか。報酬は出るのかだけは事前に確認しておこう。まぁ初回は出なくてもサービスとしておく。

■行動
体格の良い男性を、と言うのであれば私の身長はどう映るか。
あまり筋骨隆々というわけでは無いが、ひ弱にも見えにくいくらいだ。
「モブオーラ」を纏い、普段着ているスーツではなく襤褸の衣服を纏う。ディアボロスであると気付かれないように。見張りどもに見えるように彷徨こう。

素直に掛かればそれで良い。
潜入に際する演技は不得手では無い。
精々嗜虐心を誘い、上手く潜り込んでやろう。
裏にあるものが悪辣な計画ならば、白紙にし甲斐があるというものだ。


レント・オルトマン
秘密工場の場所を特定するためにも、誘拐される囮となろう
今回の優先対象と思しき大人の男には合致している
服装を他の民に合わせ質素に、煤や砂で汚せばそれらしくなるたろうか?

指定された貧民街にてうずくまるように座り待機
ならず者が現れたら身動きして物音を立てる、
無関係の者が狙われたら庇うなどして注意を惹き、
こちらに狙いを定めたようであれば
止めろや離せなど口は動かしつつ無抵抗で殴られよう
忍耐力や体の強さには自信がある、できれば気絶したフリにとどめたい

移動中はならず者に【傀儡】を使用
これからどこに運ぶんだったか?
など会話をさせることで情報を得たいな
後は異常事態が起こらない限り、そのまま引きずられていこう


 機械化ドイツ帝国。その都市の隅の方に位置する貧民街。昼でも碌に光の届かない薄暗い路地。建物はひび割れているだけの物はいい方で、壁が崩れていて常に風が吹き抜ける、そんな建物も少なくない。それでもここに住む人々にとって、雨を凌げるだけでもありがたいのだ。
 路地の両脇にはそんな建物すら確保できない人たちがずらりと並んでいた。虚ろな目をして物乞いをしているのはまだましな方で、気力を失い壁を背に項垂れている人が多く、最早座っている力すらなく横たわっている人までいる。薄く開いている目は生気を失っていて生きているかどうかも怪しい。

 秘密工場の場所を特定するためにも、誘拐される囮となろう。そう意気込んで貧民街へと足を踏み入れた、レント・オルトマン(エンデクーゲル・g01439)は目の前に広がる惨状に眉をひそめた。
 気を取り直して貧民たちに合わせた質素な服へと着替えるとそれを煤や砂で汚していく。もちろん自身の金髪にも砂を被せぼさぼさにし、顔にも煤を塗り込みここで暮らしている風を装う。
「今回の優先対象と思しき大人の男には合致している。後はならず者の目に留まるかだな」
 準備を終えたレントはそう呟くと、人の少ない場所へとうずくまるように座り、ならず者がやって来るのを待った。
「何度来てもこの辺はひでぇ臭いだな」
「まあそう言うな。それを少し我慢するだけでいい儲けになるんだからよ」
「そうは言うけどなぁ……臭いが酷くて吐き気がしてくるぜ」
「言うな、余計に意識しちまうだろうが。にしても今日は碌な奴が居ねえな」
 路地を物色しながら歩くならず者2人。その様子を窺っていたレントは2人が目の前を通った瞬間、わざとらしく物音を立てた。
「ん? おいおい、ちょうどいい奴が居るじゃねえか」
「や、やめろ……離せっ!」
 急に胸ぐらをつかまれ持ち上げられたレントは、形だけの抵抗をする。
「大人しくしろっ!」
「ぐっ……がはっ」
「ふぅ、ようやく大人しくなったか。よし運ぶぞ!」
 しばらく無抵抗に殴られ、気絶した振りをすると、ならず者たちはレントを抱えて貧民街の外へ向かって歩きだした。

 しばらく歩きそろそろ貧民街から出るという時、メロネア・アーゲインスト(白紙のメロネア・g02661)が目の前を横切りならず者にぶつかり倒れた。
 ならず者たちにとって最悪のタイミングだった。
「なぁ、こんな所で人に会っちゃ不味いんじゃねぇか?」
「だな。行き先を知られるのは困るな」
 普段このような場所に人が居ることは無い。だからこそならず者たちは油断していた。依頼人の要望で運ぶ先は絶対に知られるなと言い含められている。
 どうしたものかと考えながら、メロネアを観察し閃いたと声をあげた。
「物凄く体格がいいわけじゃねぇが、ひ弱って程じゃねぇ。そしてこのぼろぼろの服……貧民街の人間だろう。少し大変だがここから先、人目につくこともねぇだろう。こいつも依頼人に届けちまうか」
「あいよ。おい!」
「な、なんですか?」
 胸ぐらをつかまれたメロネアは怯えたように返事を返した。勿論演技なのだが、相手は気付きもしない。
「こいつみたいに痛い目にあいたくなければ、大人しくついてこい!」
「は、はい。だから……殴らないでっ」
 メロネアの返事に気を良くしたならず者たちは、レントを抱え直し森へと入っていった。その様子にメロネアはニヤリと微笑むと後を追った。

 森の中をしばらく進むと、そこには蔦に覆われた古ぼけた建物がたっていた。
 入り口には右腕の砲台を構え周囲を警戒しているゾルダートが2体。
「今日の分の依頼品だ。2人だが構わねぇよな?」
 見張りは頷くと、ならず者の手に金の入った袋を置いた。
「まいど。次も頼むぜっ」
 そう言ってならず者たちは元来た道を引き返していった。
 見張りの1体がレントを抱え、メロネアについて来いと中を示す。廊下を進み階段を下って地下室へと連れていかれる。
 牢へと入れられ、足音が遠ざかると、レントが起き上がり大きく伸びをする。
「潜入成功だな」
「こうも上手く演技に騙されてくれるとは」
「まさかあそこでメロネアが来るとは思わなかった」
「レントの方が先に捕まってたからな。後をつけてタイミングを狙ってたんだ」
 【モブオーラ】のおかげで尾行は楽だったとメロネアは言った。
「ここまでの道のりは見れたんだろう?」
「ばっちりだ。後は……」
 メロネアは目立たないよう【モブオーラ】を用い、外部の仲間へ秘密工場の場所と道のりを知らせた。
「裏にあるものが悪辣な計画ならば、白紙にし甲斐があるというものだ」
 これが計画阻止の第一歩。ここから作戦は大きく動き出すだろう。ひとまず自分たちの役目は終わった。メロネアとレントは腰を下ろし仲間の到着を待つのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【傀儡】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

社会・式
社会式です。
警備部隊の撃破任務了解。
【建造物分解】により工場壁面を破壊し、侵入を試みます。
あえて大きな破壊音を立てる事により警備部隊を引き寄せ、救出活動に向かう別働隊の被害を最小限に抑える効果があります。
正面突破。直進。右折。レーダー感知、熱源反応あり。
敵部隊を目視にて確認しました。これより攻撃フェーズに移行。
榴弾砲による砲撃を行います。ファイア。ファイア。ファイア。
──被害甚大。左腕部のオーバーヒートを確認。これ以上の長期間の戦闘行為は危険。短期決戦プログラムに移行。
これより、アームキャノン・【アナイアレイション】による無差別砲撃を開始。
ファイア。
──ミッションコンプリート。


 囮役からの情報を基に、森を抜け秘密工場へと辿り着く。ここまでの道のりを考えると、情報なしではとても辿り着けなかっただろう。
「警備部隊の撃破任務了解。正面突破を図る」
 社会・式(社会式・g01109)は入り口に立つ見張りを砲撃で吹き飛ばすと、工場内部へと侵入した。
 通路を進みしばし、現れたのは人型のインファントリー・ゾルダートが2体。右腕には装甲版の付いた砲台。左手には手斧が握られていた。
「敵部隊を目視にて確認しました。これより攻撃フェーズに移行」
 砲撃による激しい爆発に壁の一部は崩れ、2体のゾルダートは吹き飛ばされ壁に叩きつけられた後、床へと倒れ動かなくなった。
 戦闘の爆発音を聞きつけ、更に4体のゾルダートが現れる。
「長期間の戦闘行為は危険。短期決戦プログラムに移行」
 左腕から榴弾を数発撃ち込むと、更に右腕のアームキャノンを構えた。
「ファイア」
 容赦のない砲弾の嵐に、無数の爆発が巻き起こり通路に黒煙が充満する。
「ミッションコンプリート」
 煙が晴れると、そこには吹き飛んだゾルダートの残骸が無残にも転がっていた。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

吉良・雪之丞
この場所を特定して頂いたお二人には感謝ですね

●戦闘
常に2体1組なら、2体を攻撃できる≪神蝕呪刃≫を使用

こちらの攻撃は装甲板で防いでくる……
なら、その装甲板ごと【腐食】させ一気に斬り裂かせて貰います

右腕の砲台は厄介ですね
遠距離は苦手なので攻撃はできる限り不意打ちで攻撃

見つかったなら躊躇せず接近
その際、射線を切るよう走りながら(重たい鎧等は着ていないので身軽に)多少の被弾は覚悟

接近時は片方の敵を盾にし1対1に持ち込み、数の有利をなくす

または砲の無い左手側に回り込み射線を切って攻撃

●外見
着物+黒いだんだら模様の羽織、帽子や兜、鎧は無し、髪は長い後ろ髪を首辺りで結び背に流している、腰には打ち刀と脇差


「この場所を特定して頂いたお二人には感謝ですね」
 そう呟くのは秘密工場の前に立つ吉良・雪之丞(浪士・g03907)。着物に黒いだんだら模様の羽織。腰には長さの違う2本の刀という剣士の出で立ちで、長い藍色の髪は首の後ろで一つに結んでそのまま背中の方に流している。
 雪之丞は倒れている見張りを後目に入り口を抜け内部へと侵入する。
 通路を進んでいると、遠くの方で爆発音が聞こえた。
「あっちは派手にやっているようですね」
 こちらは上手く不意打ちを狙って数を減らしたいと考え進んでいると、運悪く爆発現場へと駆けつけようとしていた1組のゾルダートに遭遇してしまった。
「見つかってしまいましたか。あの右腕の砲台は厄介ですね」
 ゾルダートの右腕に視線をやり、一度目を閉じる。集中すると雪之丞の周囲が腐食の霧に包まれる。目を見開き、腰に佩いた『妖刀』を抜くとゾルダート目掛けて駆け出した。
 ゾルダートが右腕の砲台を構える中、雪之丞は狙いを定められないよう通路をジグザグと左右に動きながら距離を詰めていく。
 そしてゾルダートの眼前へと迫ると、瞬時にゾルダートの左側へと回り込んだ。
「はっ!」
 一閃。
 雪之丞は『妖刀』を空気を斬る様に一振りし、鞘へと納めた。
 キンッという音と同時、ゾルダート2体の体は上半身と下半身に真っ二つに分かれ、床へと転がった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【腐食】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!

ルーリレイア・シャットルワース
人々を攫い、改造するだなんて非道、わたくし許せそうにありませんわ!
わたくしお嬢様ですから皆様で施設を脱出するのもお手の物ですわ!
爆発に巻き込ませるなんて無様、わたくし晒しませんわよ!

捕らえられた方々に自慢の大きな声で「皆様、こちらですわよ!」と先導しますわ
道はいまいちわかりませんが、大丈夫ですわ、わたくし冒険はとくいですものね!
障害物はストリートストライクのお嬢様的一撃で吹き飛ばしていこうと思いますわ、この拾ったバールとお嬢様の心があればきっと道は拓けるはずですわ!


ラキア・イード
…こえぇ事考えるヤツがいるんだな。
もちろん、帝国でンな好き勝手な事させたくねぇから、オレも救出しにいくぜ

先に囮作戦してくれた仲間のおかげで、場所と道のりはわかったから“忍び足”で潜入して捕らえられている人たちの脱出を手伝いにいく。
『アンロックタイム』で無鍵空間にできれば、牢とか出口までのカギは全部開けられるはず…!
途中敵におそわれるかもしれないから、オレも脱出する人たちと一緒に行動すっかな、うん。守るために戦闘にはいるかもしれねーから、そこは“臨機応変”に対応しないと。
工場内の“地形の利用”ができれば、もっと安全なルートとか通ったりできるか、も? 助ける人たちの安全第一で行動する!


マーガレット・パトリオット
囮役から秘密工場への道筋が送られてきた。
さてと……わたしの出番ね。

【モブオーラ】
秘密工場に潜入したら、警備兵や監視設備の視界に気を付けながら施設の構造を把握するわ。特に重要なのは、敵の配置と脱出経路ね。
戦闘部隊が相手の親玉に攻撃をしかけると、警備兵が援護に駆け付けてどこかがガラ空きになるはず。その隙に暗殺術で牢のカギを奪いとって、全員を避難させるわ。一人も逃げ遅れさせない。

ひとつ気になるのは、アヴァタール級を撃破すると施設が爆発するという情報かしら。わたしの作戦では、囚われた市民の避難は戦闘が始まってから。
合図を送るまでは防戦に徹してもらえると助かるのだけど……


「さてと……わたしの出番ね」
 そう言うと、囮役からの情報を基に秘密工場へと潜入していたマーガレット・パトリオット(潜入捜査官・g01301)は遠くに聞こえる爆発音に合わせ動き出した。
 施設の構造を把握するため工場内を歩き回る。
「特に重要なのは、敵の配置と脱出経路ね。と言っても敵の配置はもう意味ないわね」
 今や工場内は警戒態勢に入っていて、敵たちは忙しなく動き回っているため脱出経路の確認を優先的に行うことにした。
 道の確認を行っている最中、通路に横たわっているゾルダートの残骸の中に何やら光る物を見つけた。
「これは……牢の鍵?」
 マーガレットは手に取ったものを確認し呟いた。これが本当に牢の鍵ならば、すぐに届けた方がいいだろう。そう考え急ぎ地下へと向かうのだった。

「人々を攫い、改造するだなんて非道、わたくし許せそうにありませんわ!」
「ホント……こえぇ事考えるヤツがいるんだな」
 地下室へと辿り着いたルーリレイア・シャットルワース(冒険お嬢様・g02243)とラキア・イード(夕日と路地裏・g02284)は、牢に囚われている人たちを見つけ、怒りを顕わにしていた。
 帝国で好き勝手な事をさせたくないと、救出へと赴いた訳だが囮のおかげで地下牢へは難なく来ることが出来た。
 問題は地下牢の鍵だった。ここを開けない事には中に居る人たちを外に連れ出すことが出来ない。
「オレに開けられない物はないよ。ドコまでも自由に」
 もちろんこのままではどうすることも出来ない。しかし【無鍵空間】の中であれば開けられない鍵はない。とは言え、開けるにはそれなりの時間を要するが……。
 ラキアが解錠に取り掛かること数分。1階の様子を探っていたマーガレットが地下へと下りてきた。
「鍵は開きそう?」
「まだかかるかも」
「これ、上で見つけたんだけど、牢の鍵じゃないかしら?」
 ラキアの目の前に一つの鍵が差し出される。
「おっ……どれどれ」
 ラキアはそれを受け取ると、鍵穴に差し込んだ。するとガチャリと音を立て牢の扉が開いた。
「やった」
 扉の開く音に牢の中の人々が恐る恐ると顔を上げこちらの様子を窺ってくる。
「皆様、こちらですわよ! わたくしお嬢様ですから皆様を施設の外へ脱出させるのもお手の物ですわ!」
 怯え憔悴している人々に向かってルーリレイアが声を張りあげる。そのよく通る大きな声が人々を元気づけていく。
「先に行くのはいいけど、脱出経路は分かっているの?」
 先頭に立って階段を上ろうとするルーリレイアにマーガレットが問いかける。
「道はいまいちわかりませんが、大丈夫ですわ、わたくし冒険はとくいですものね!」
 その言葉に不安を感じたマーガレットは先導を引き受け階段を上った。
「途中敵におそわれるかもしれないから、オレも脱出する人たちと一緒に行動すっかな、うん」
 ラキアは襲撃を警戒し、最後尾に付いた。
 1階へと上がり事前に調べていた通路を進んでいく。出口まであと少しという所で、戦闘の衝撃によるものか瓦礫が崩れて通路を塞いでいた。
「ここはわたくしの出番ですわね!」
 ルーリレイアが瓦礫に向かって『バールのようなもの』を振るい、瓦礫を吹き飛ばしながら進んでいく。
 無事に工場の外へと出ると、人々から喜びの声が上がった。
 ディアボロスたちは、このまま皆を貧民街へと送るべく街へ向かって歩き始めた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【モブオーラ】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】がLV2になった!

ヴィクター・オールグレン
さて、ドイツにてゾルダートの好きにはさせない
個人用飛行装置から残留効果を放ち、全ディアボロスが飛翔できる能力を得る力場を秘かに展開した後、【傀儡】にした一般人の警備兵が奇行をしながらゾルダートの目を引いていく
その対処に赴こうとしたときに高速飛翔して警備ゾルダートの一体をぶん殴る。反撃は急上昇して鉄槌から放った魔弾で徹甲弾を相殺して対処するぞ

反撃を対処した後は奇襲されたという相手の混乱の隙を付いて魔弾を遠距離から解き放ちながら高速飛翔して反撃や攻撃を回避していくぞ


 戦闘音が響く中、ヴィクター・オールグレン(『ラスト・キャノニア』・g02865)は個人用飛行装置で通路の天井スレスレを飛行しながら移動していた。
 大型の機材を搬入することもある工場。一般の建物よりかは天井が高いとはいえ、大空を飛行するのと比べると大分低空飛行である。
 それでも飛行しているのは、少しでも上から見渡す事で状況を把握しやすくなる事と、何より航空突撃兵としての矜持もある。
「粗方片付いているみたいだな」
 通路に倒れているゾルダートを上から眺めヴィクターが呟く。
「ん? あれは……」
 奥へと進んでいくと、戦闘音のする方向とは違う方へと走るゾルダート2体を見つけた。
 おそらく工場長であるクロノヴェーダへと報告に向かう最中なのだろう。
「さて、ドイツにてゾルダートの好きにはさせない」
 もちろん報告などさせるつもりはない。ヴィクターは魔弾槌『グラン・ギニョール』を握るとゾルダート目掛けて急降下を開始した。
 ゾルダートの後方、床スレスレで上体を起こし急上昇。その際の勢いでゾルダートの後頭部を殴りつけ1体を昏倒させ天井付近まで戻る。
 奇襲に気付いたもう1体のゾルダートは天井を見上げると、右腕の砲身をヴィクターへと向けた。
「一足遅かったな。これで終わりだ」
 ヴィクターは魔弾槌『グラン・ギニョール』の先をゾルダートに向け言葉を放った。
「解き放て、魔弾たる第一位と鉄槌たる第二位の撃滅を。それは殺刃圏たる空域を歴史の簒奪者へと展開し、聖剣となる翼を時の奪還者に授ける」
 ゾルダートが砲撃を行うよりも早く、ヴィクターの魔弾がゾルダートを撃ち抜いた。
「こいつで最後か?」
 先程まで聞こえていた遠くの爆発も止み、工場内は静寂に包まれていた。
 こうしてディアボロスの活躍により、工場内のゾルダートは残らず倒されたのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】がLV2になった!

アーヤ・ミズラーフ
サイボーグになったらふれっしゅな元の肉体に戻れにゃいニャ。ドイツのヘンタイぶりにはあきれるニャ。
心まで鋼鉄に武装したサイボーグを妾の竹馬で打ち砕きますにゃ!

真向勝負にゃ~
街角魔術で攻撃しかける。
「ファラオの呪いにゃ~。不運続きであったまパンパカパ~ン!」
工場にありそうなバケツかぶせたり、モップで貫通やなぎ払いしながらヤバそうならジャンプして回避っ

サイボーグにしたがっているがサイボーグになったらオトクなんかニャ?と、わざと問答して隙をうかがう。
肉体を捨ててまで得た力はそんなものかニャ!
むっちり。むちむちな体のままでもお前と同程度に戦えるニャよ。

生身の体で人はまだまだやれちゃうにゃ。


アンセル・イングティウム
「初めてのお仕事だけどこんな事件は見過ごせないからね、徹底的にやらせて貰うよ」
「どうやら避難は済んだようだね、これで心置きなく叩けるぞー!」

航空突撃兵としての機動力と目につきにくい【モブオーラ】を利用して一気に懐に飛び込み強襲を試みる。
この時の為に編み出した新技のお披露目だ。「モード・インクルシオ」

いくら機動力に自信があってもあの両腕の機関砲は危ない気がする…
せっかく奇襲するんだから背中に張り付く形で攻撃してみよう!
【建造物分解】で相手の足元を崩して相手の攻撃を無理やりそらすのも良いかもしれない!

何にせよ航空突撃兵らしくヒット&アウェイ+強襲の精神で頑張るぞー!


エメリヒ・ラインヴェーヴァー
もうひと押しだね
助太刀するよ
同じ戦場に立ってる人らと協力して戦う
祖国を救うんだ!

はは!あちら、首魁は随分と図体がでかいとみえるね
正面からぶつかると大変そうだ

残留効果1【飛翔】と2を全部使わせて貰うよ!
空中を飛び回ってアイツの攻撃を躱しながら【空中戦】【一撃離脱】
装着した爪で斬りつけて感電させるよ【電撃使い】【気絶攻撃】
スパークでもして機能停止してくれればこちらのものだけど、どうだろうねえ
付かず離れず、あっちの一撃を食らわないよう距離を保つよ

あとはアイツの剥がれた装甲か周囲の地形の残骸でも拾って、電磁投射砲で脳天を貫いてあげるよ!くらいな!【貫通撃】


瀧川・大和
大ボスと戦うのは初めてだな
基本的には攻撃を受けそうな味方を庇うように動いて
「悪鬼粉砕撃」で攻撃していこう
攻撃は高いPOWで行うから高い効果を期待できるな
少々卑怯だが、【モブオーラ】で気配を消せば不意をつける可能性も高いから活かしていくか

【飛翔】を使えば空からの強襲も可能か?
残ってる効果に感謝しよう

発生した【隔離眼】で戦いの場の障害物を排除すれば敵の不用意な防御や
こちらの回避の動き、若しくは攻撃に向かう動作を制限されることもないだろう
なんにせよこいつを倒せば終止符だ
全力で倒してやるさ


 工場内が静寂に包まれる少し前。
 ディアボロス4人は【モブオーラ】を利用し、警備に見つかることなく奥へとやって来ていた。
「初めてのお仕事だけどこんな事件は見過ごせないからね、徹底的にやらせて貰うよ」
「もうひと押しだね。助太刀するよ」
 アンセル・イングティウム(サイボーグの航空突撃兵・g00284)の言葉にエメリヒ・ラインヴェーヴァー(黒雲・g00180)が扉の上を眺めつつ答えた。
 扉の上には『処置室』と書かれていた。中から強い気配を感じる。おそらくこの先に工場長が居るであろう。
「準備はいいですか?」
 確認の言葉に一同頷くと、瀧川・大和(丁寧な物腰デーモン・g01693)はゆっくりその扉を開いた。
 まず最初に隙間から強烈な血の臭いが襲い掛かってくる。臭いに口元を押さえつつ扉を開け放つと、通路よりも高い天井に壁際には改造に使うのだろうか、よくわからない機械が並んでいた。それでも狭さを感じさせない広さの部屋の中央には手術台の様なものが等間隔に3つ並んでいる。その台の近くの床は赤黒いシミがいくつも重なっていて元の床の色さえ分からないほどに汚れていた。
 そしてその中央にアヴァタール級クロノヴェーダ『フェストゥング・リーゼ』は居た。
 人間よりも遥かに大きい体躯、その全身を包む鋼鉄の装甲が更にその体を一回り大きくする。
「はは! あちら、首魁は随分と図体がでかいとみえるね。正面からぶつかると大変そうだ」
 フェストゥング・リーゼとこちらのサイズ差にエメリヒが言葉を漏らす。
「この騒動の原因はお前たちか?」
 その言葉を気にも留めずフェストゥング・リーゼは扉の方へと顔を向けた。
「サイボーグにしたがっているが、サイボーグになったらオトクなんかニャ?」
「得もなにも、役にも立たないゴミを有効活用してやっているのだ。それの何が問題だ?」
「ニャ!?」
「酷い!」
「こいつ……」
「何てことを……」
 アーヤ・ミズラーフ(王家の谷の冥土シノビ・g02033)の問いにフェストゥング・リーゼは面白くなさそうに答える。その内容に4人に怒りが込み上げてくる。
「どうやら避難は済んだようだね、これで心置きなく叩けるぞー!」
 部屋の外が静かになり、脱出完了の連絡を受けアンセルは攻撃態勢に移ると、動き出した。
 それに続く様に3人も攻撃を開始する。
「よくも材料を逃がしてくれたな! 覚悟しろ!!」

 戦闘を開始して数分、ディアボロスたちは敵の隙をつき着実に攻撃を加えていた。
「目標確認。いっくよー! とつげーき!」
 攻撃しては空中へと一撃離脱を繰り返し、もう何度目かになる突撃を開始するエメリヒ。
 腕部に装着された『Blitzklinge』。その電撃ブレードが爪型に展開され、すれ違い様にフェストゥング・リーゼを切り裂く。切り裂かれた左腕部の関節がバチバチと火花を散らし、だらりと垂れ下がった。
「おおっと」
 反撃に繰り出された鉄拳を何とか回避し再び空中へと飛び上がる。それと入れ替わる様にアンセルが空中からフェストゥング・リーゼの背後へと回る。
「モード・インクルシオ」
「ぐっ!?」
 アンセルが掌から発生させた電磁パルスを背中へと叩き込む。フェストゥング・リーゼは呻きをあげるがすぐさま振り向き、右腕の機関砲から銃弾を放つ。至近距離で放たれた銃弾にアンセルは両腕で顔を庇う様にしながら受けつつ距離を取った。
 その間に大和は動きやすいよう、更に敵に利用されないよう辺りに散らばっている瓦礫や金属片等を【隔離眼】で排除していた。
「ニャー! その辺のは、妾の攻撃に使うニャよ」
「おっと、これは失礼」
 その最中、アーヤから待ったがかかる。
「ファラオの呪いにゃ~。不運続きであったまパンパカパ~ン!」
 アーヤが両手をあげると隅にあったバケツが浮き上がり、フェストゥング・リーゼの頭に被さった。更に視界を遮っている間に浮かび上がったモップがフェストゥング・リーゼの体を突いたり殴ったりしていく。
 フェストゥング・リーゼがバケツを掴み取り投げ捨てると、その隙に大和が背後に肉薄する。
「これで終わりです。悪鬼粉砕撃」
 背中に強烈な一撃を浴び、フェストゥング・リーゼは声も上げずにうつ伏せに倒れ、動かなくなった。
 フェストゥング・リーゼを倒した瞬間、工場全体が揺れ始める。
 4人が急ぎ工場から脱出すると、秘密工場は無数の爆発と共に崩れていく。
 こうしてディアボロスの手によって、人を機械化させる秘密工場の一つがこの世界から消えたのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】がLV2になった!
【操作会得】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】がLV3になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
【命中アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2021年08月31日