新宿島のクリスマスパーティ

 第一次東京奪還戦に勝利した事で、新宿島の人達は、大きく盛り上がっています。
 そして、クリスマス直前の勝利を讃え、祝う為、盛大なクリスマスパーティを行おうと提案してくれたようです。
 この新宿の人々の心意気に応えようと、時先案内人たちが、様々なクリスマスパーティを企画しているようです。
 様々な趣向をこらしたクリスマスパーティに参加して、素晴らしい聖夜を過ごしてみましょう。

 新宿島の住民達は、時先案内人と共に、ディアボロスを楽しませる為のパーティの準備を手伝ってくれています。
 彼らは自分が楽しむのでは無く、ディアボロスを楽しませる事を希望してくれましたので、彼らの心意気を無駄にしないように、全力で楽しみましょう。

 その上で、新宿島の人達を楽しませる余興をするのも良いかもしれません。

 このシナリオはクリスマスパーティを扱う2章シナリオです。

輝きの夜(作者 志羽
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#最終人類史(新宿島)  #新宿島のクリスマスパーティ  #クリスマス2021 


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●クリスマス
「めっちゃがんばった。いや俺がじゃねーんだけど」
 新宿のある一角――そこをイルミネーションで飾ってくれたんだと藤臣・明鶴(白雷・g03329)は告げる。
 それを飾ったのは新宿に住まう人々。彼らからディアボロスへのクリスマスプレゼントだ。
「場所は西新宿の、ほら高いビルとかあるだろ。高級ホテルとかあるあの辺」
 その通りはきらきら輝くイルミネーションに彩られて、歩くだけでも楽しい時間になるはずと明鶴は言う。
 それからその周辺のホテルがラウンジを開けて、ちょっとした飲食を楽しめるようにしてくれているそうだ。
 そこに向かえばいつもより、ちょっと贅沢なゆるりとした時間を過ごせるだろう。
 通りと、そして場所を貸してくれたホテルなどはちょっとしたパーティー会場のようでもある。
 皆でわいわいするもいいし、デートなんかもできるだろう。
「そんなわけできらきらした場所を楽しみたいならいいんじゃねーかな」
 イルミネーションは冬の冷たい空気の中で輝きを増すような気もする。
 通りと、そして場所を貸してくれたホテルなどはちょっとしたパーティー会場だ。
 ディアボロスをもてなす人々も、こんな風に過ごせる事が嬉しい様。楽しく過ごしてくれたら俺も嬉しいと明鶴は紡ぐ。
 それは第一次東京奪還戦のねぎらいもかねて。

「てことで、好きに遊びにいってくれってこと」
 クリスマスのイルミネーションと、ひとびとのもてなしを楽しむ。それがメイン。
 イルミネーションは周囲の木々もだが、大きなクリスマスツリーもひとつある。そしてトナカイやソリなどの大きなオーナメントもあるのだ。
 写真をとったりという事も楽しいだろう。
 それから、周囲のホテルのラウンジでは軽食でもてなしてくれる。未成年はアルコールは禁止だが大人はOK。
 そして軽食はオードブルなどや焼き菓子などいろいろとある。それはホテルのものたちが、久しぶりにその腕を振るってくれたようだ。
 万全とはいかねども、出来る限りのもてなしだという。
「特に必要なもんとかはねーけど、他のディアボロスに迷惑かけない感じで頼むわ~」
 それぞれ、過ごしたい時間があるだろうし。そこは最低限のお約束なと明鶴は笑う。
 じゃ、あとは現地でと。

●輝きの夜
「電飾の具合はどうだ?」
「ばっちりでーす!」
 通りの木々に灯る光。嘗てはもっと、盛大に輝いていたが――今はこれが精いっぱい。
 それでも十分なほどの輝きを得ているのが、夕暮れの中でもわかる。
 大きなツリー、トナカイやソリ。サンタのオーナメントも並んで、クリスマスの色を宿す通り。
 ここに立つだけで心弾むような、そんな空気になっていく。
 そして、この通りに面するホテルのものたちもディアボロスたちをもてなすために準備をしていた。
 酒などは、備蓄していたものを出せばいい。少し高めの酒もふるまわれるだろう。
 バーカウンターではゆっくり、しっとりとした時間が過ごせそうだ。
 そしてきらめく通りが見えるホテルのラウンジは少し賑やかに過ごせそう№雰囲気。
 未成年には、植物活性で育てて得た果実のしぼりたてのフレッシュジュースが振る舞われる。もちろん他にもさまざまな飲み物が用意されていた。
 そして軽食は、一口サイズのものがいろいろ。サーモンとスモークチーズのオープンサンドやバゲットピッツァ。一口サイズのハンバーガーもあったりする。
 他にも生ハムと無花果、クリームチーズのピンチョス。スープもミネストローネやコーンスープといろいろ。
 肉料理も、一口サイズのデミグラスハンバーグやミートローフがあるようだ。
 ほかにも簡単ながら美味しいものがいろいろとあり、ブッフェ形式でお好きなものをどうぞとのこと。
 それから、クリスマスを思わせるお菓子も。クッキーに施されたアイシングは、子供たちも手伝ったのだとか。
 フィナンシェやマドレーヌ。一口タルトもある。もちろん、苺のショーケーキも。
 ティースタンドにそれらを乗せればハイティーを楽しめるというところ。頼めば、それも出してくれるようだ。
 そして日が暮れて――イルミネーションの輝きも冴える。楽しい時間の始まりだ。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
5
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。【怪力無双】3LVまで併用可能。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【強運の加護】
2
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【照明】
2
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【プラチナチケット】
2
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【モブオーラ】
1
ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させる。注目されたり話しかけられる確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【壁歩き】
1
周囲が、ディアボロスが平らな壁や天井を地上と変わらない速度で歩行できる世界に変わる。手をつないだ「効果LV×1人」までの対象にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
4
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【土壌改良】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【口福の伝道者】
3
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV4 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV5(最大) / 【ドレイン】LV5(最大) / 【アヴォイド】LV3 / 【ロストエナジー】LV2

●マスターより

志羽
 お目通しありがとうございます、志羽です。
 受付、執筆状況などについては、マスターページ等でお知らせ予定ですのでご確認いただけると幸いです。

●選択肢
 採用人数に制限はありません。
 ただ、プレイング内容などによってはお返しすることもありますのでご了承ください。

 基本的に①でお好きな時間をお過ごしください。
 イルミネーション輝く通りで楽しんだり。ホテルのラウンジでしっとりめのクリスマスを過ごしたり。
 できそうなことはどうぞご自由に。
 ハイティーの内容はお任せもOKです。なんかいろいろします。
 すべてのリプレイをお返しした後、②を一組募集します。もしくは、状況によってはサポートのお力を借りての完結になると思います。

●NPCについて
 明鶴がその辺にいます。
 何かあればお気軽にお声がけくださいませ。
 特にお誘いがない限り、リプレイに登場しません。

●その他
 未成年の飲酒喫煙(見た目含む)は禁止です。
 また公序良俗に反する行動については採用いたしません。
 基本的に、個別描写となります。誰かと一緒に参加という場合は、わかるようにしていただけると幸いです。

 ご参加お待ちしております!
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


ルナ・カンダチュラ
紅花様(g00365)と

アドリブ歓迎

すっきりしたタイトな黒のロングドレス
ベルベットの素材で季節感を演出

自撮りなるものは本当に難しいですよね
ポーズを真似て…あら、ハートと言うよりは拳を握るのを失敗したようになってしまいました
その写真は後程送ってくださいませ

イルミネーションよりも紅花様の方が輝いていらっしゃるわ、と微笑みます
本当に、お可愛くていらっしゃるの

さて、寒空から逃れるようにしてラウンジへ
…と言ってもお酒は飲めませんので
ブラッドオレンジのジュースを頂きますね
カクテルグラスに入れていただけば、少しはお姉さんぽく見えるかしら

紅花様は何を飲まれますか? 一緒に注文いたしますよ

あら、勿論ジュースです


杏・紅花
ルナちゃんと(g00277)と🎄
アドリブ大歓迎!

チュール重ねた淡いブルーのミニドレス!
髪も高くひとつに結って、今日のあたしは女の子してるぞ〜

イルミネーションがキラキラしてるところで写真撮ろっ
スマホの操作はイマイチ苦手なんだけどお
はいっ自撮りはできるようになりましたあ!指で小さいハート作って
はいかわいい〜
送る送る〜!

十分写真撮ったらホテルの中へ
バーなんて、オトナの仲間入り気分〜
ちょっと緊張するけど、ジュースおいしいし食べたいものに溢れてて迷う〜〜

ルナちゃんグラスを傾ける仕草もサマになってるう
ホントに美人な、自慢の友達

それにしても
…ホントにそれ、ジュースだよねえ?


●煌めきの中で
 きらきら輝くイルミネーション。澄んだ空気の中、足取りも軽く。
 装いは、華やかに。
 すっきりとしたタイトな黒のロングドレスは静かなつややかさ。ベルベットの素材は冬を感じさせるものだ。
 それを纏うルナ・カンダチュラ(呪毒・g00277)と一緒にこの場を訪うのは杏・紅花(金蚕蠱・g00365)。
 紅花はチュール重ねた淡いブルーのミニドレス。動けばふわりと小さく跳ねるよう。髪も高い場所でひとつに結い上げて。くるっと回ればその髪も踊るのだろう。
「イルミネーションがキラキラしてるところで写真撮ろっ」
 このへんがよさそうと、きらきら輝くツリーの前に紅花は立つ。そしてその手にはスマートフォン。
「スマホの操作はイマイチ苦手なんだけどお」
 けれど、そそいっとカメラを開いて自分の方へ向けてかしゃりと一枚。
「はいっ自撮りはできるようになりましたあ! 指で小さいハート作って」
「自撮りなるものは本当に難しいですよね」
 そう言いながらルナも真似してポーズを真似て。
「……あら、ハートと言うよりは拳を握るのを失敗したようになってしまいました」
 ルナは撮ったのを見て、もうちょっとこうだったかしら? と手の向きを変えてみたり。
「その写真は後程送ってくださいませ」
「送る送る~!」
 そして、次はトナカイの傍でも撮ろう! と紅花は軽やかに。
 ルナもええと笑ってこのきらきらの世界を楽しんでいく。
 イルミネーションよりも紅花様の方が輝いていらっしゃるわと、微笑んで。
「本当に、お可愛くていらっしゃるの」
 きらきら輝く世界の中で楽しく笑って。歩いて通りを楽しんで――けれど、温かくしていてもひゅうと冷たい風が吹けば、その寒さに気づいてしまう。
 体も冷えてしまうし、十分写真を撮って楽しんだらホテルへ。
 ホテルの中もクリスマスに彩られている。
 どうぞこちらへともてなしの場にも丁寧に案内してもらって向かうのはバーカウンターだ。
「バーなんて、オトナの仲間入り気分~」
 と、ちょっと緊張するけれど紅花の心は踊っていた。
 どうぞと差し出されたウェルカムドリンクは絞りたてのオレンジジュース。
 おいしいと紅花は瞬く。それに、どうぞご自由にと並ぶオードブルやお菓子はどれも美味しそう。
 食べたいものにあふれてて迷う~~、と思いながら傍らのルナへと視線向ければ。
「ルナちゃんグラスを傾ける仕草もサマになってるう」
 バーカウンターで、カクテルグラスをつつと指で撫でる。
 そのグラス中に揺蕩う色は深い色。
 その様はこの空間に静かに溶けているようだ。
 ホントに美人な、自慢の友達と思っているとルナが視線向け、グラスが空いてますねと笑む。
「紅花様は何を飲まれますか? 一緒に注文いたしますよ」
 じゃあ、と紅花が視線を向けたのはルナの手元の飲み物。
 それと同じのをとお願いしつつも、その様は『大人』のように見える。
「それにしても……ホントにそれ、ジュースだよねえ?」
「あら、勿論ジュースです」
 美味しいブラッドオレンジジュース。ただちょっと、カクテルグラスで用意してもらっただけのと悪戯するようにルナは笑む。
 この場所に馴染むような、少しはお姉さんぽく見えるかしら、と。
 まだまだ、お酒を飲めるようになるのはふたりとも先だけれども――この夜だけはちょっぴり、大人の心地。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

乂八・南
楽し気な雰囲気につられたはいいものの
お洒落さに少し気後れ
けれど意を決しそわそわラウンジへ

――あっ

見知った白に思わず駆ける
案内して貰った仕事に少し参加しただけだから
覚えていないかもだけど気にせず懐っこく

こんばんは、楽しんでる?
俺は乂八南
知ってるよ。明鶴くんでしょ
何故か得意げにふふり

俺さ、こういうとこあんま慣れてなくて
もし楽しみ方とか美味しいもんとか知ってたら…
なんて言いかけるけど

照れ臭そうに笑う
だってやっぱり素直に言うしか出来ないから

明鶴くんと友達になりたいから
一緒に遊ぼ!

そういえば明鶴くんっていくつ?
(お、大人っぽい…)
ふるふる首振り俺だって妹のいる兄だと
好きな食べ物を聞き手招いたりして


●はじめましてから
 きらきら輝く世界は楽し気で。その雰囲気につられたはいいものの――ちょっとばかり、このお洒落さに気後れを。
 けれど、意を決して乂八・南(WONDERFUL LIFE・g00139)はそわそわと、ラウンジへ。
 そこは今まで、出会った事のないような雰囲気。
「――あっ」
 けれど、見知った白を見つけて思わず駆ける。
 一度、彼の案内を受けた。覚えていないかもしれないけれど、そうであっても南は気にせず人懐っこく笑いかける。
「こんばんは、楽しんでる?」
 俺は乂八南、と名乗る。すると、笑って頷いて。俺はと紡ごうとするが、それを塞ぐように。
「知ってるよ。明鶴くんでしょ」
 南は彼の名を、得意げにふふりと紡ぐ。
「あ、知ってたか。この前は、ありがとな」
 それはつい先だって、送り出したことを覚えているから。
「俺さ、こういうとこあんま慣れてなくて」
 南はホテルのラウンジを見回す。
 もし楽しみ方とか美味しいもんとか知ってたら……と、言いかけるけれど照れくさそうに笑って。
 だって、やっぱりそれは素直に言うしか出来ないことだから。
「一緒に遊ぼ!」
 明鶴くんと友達になりたいから、と南は表情ゆるめて。
 すると、笑みが返る。嬉しげに、楽しげに口端あげておうと。
「そういえば明鶴くんっていくつ?」
「俺は16~。南は?」
 瞬きながら19歳、と南は返す。年上ならさん付けすべき、なんて言うのに気にしないでと笑いつつも思うのは。
(「お、大人っぽい……」)
 けれど、ふるふる首を振る。俺だって妹のいる兄。
「そっか。じゃあ好きな食べ物は?」
「好きなもんか~、やっぱ肉……」
 そんな風に、他愛のない話を重ねていくのも楽しい。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!

樹・春一
【小春】
『お友達』のアキラさんと!
初めての都会のクリスマスです! わくわくです!

すごいです! 本物ですよ本物!
正しくテレビで見たやつです! 実在してたんですね!

おっとそうでした! あとは迷子にならない、大声を出さないでしたね!
ばっちりです! レッツゴーです!(ダッシュ)

遠くからでもよく見えましたが、近くで見るとますます迫力がある!
人間は古来より美しいものや光っているものが好きだとよくわかります!
すごいですよね! 綺麗ですよね!
写真いっぱい撮って姉さんに見せなければ!

撮ってくれるんですか! ……一緒に撮らないんですか?
大丈夫です! 自撮りも得意ですよ! 手はこう! 顔の角度はこうです!
いえい!


小鳥遊・英
【小春】
年下(と思い込んでいる)樹さんと

こう言った賑やかな場はあまり得意ではありませんが、都会のクリスマスを見たいとせがまれましたので
テンション低めにご一緒します

いいですか?走らない、光らない。あとは?
はい、よくできました
では行きましょう
走るなーっ!

少しイルミネーションがあるだけで、大分雰囲気変わりますよね
まあ、綺麗だなとは思いますよ
ああ、写真撮るんでしたっけ
お撮りしますよ

……ご一緒にはご遠慮します
あーもーわかりました!
大きなツリーの下で写真を
言われた通りの可愛いポーズで表情筋を死なせてぱしゃり

顔見知り以上友人未満


●ふたりのクリスマス
 樹・春一(だいたいかみさまのいうとおり・g00319)はきらきら、瞳輝かせてその通りを眺める。
 木々に飾られたイルミネーションは夜の中で輝いて。トナカイやサンタの形をしたイルミネーションもある。
 そして、遠くから見てもわかるツリー。それもまた、ライトに彩られきらきらと輝いていた。
「すごいです! 本物ですよ本物!」
 初めての都会のクリスマス。わくわくしていたその気持ちを十分満たしてくれているこの光景。
 春一にとって、初めてふれるきらきらの世界に表情も輝く。
「正しくテレビで見たやつです! 実在してたんですね!」
 と、視線向けたのは小鳥遊・英(Code name/Falcon・g00772)へ。
 こういった賑やかな場所はあまり得意ではないけれど――都会のクリスマスを見たいと言った春一。
 年下(と思い込んでいる)の彼女と共に英はテンション低めで隣に。
「いいですか? 走らない、光らない。あとは?」
「おっとそうでした! あとは迷子にならない、大声を出さないでしたね!」
「はい、よくできました。では行きましょう」
 と、一歩踏み出したところで。
「ばっちりです! レッツゴーです!」
「走るなーっ!」
 輝く通りにびゅんっとはしゃぐ心と共に走り出す春一。英の声がその姿を追いかけていく。
 そしてふたり、一等華やかな場所へと辿り着く。
「遠くからでもよく見えましたが、近くで見るとますます迫力がある!」
 木々をきらめかせるイルミネーション。それを見上げて春一は楽しそうに、嬉しそうに笑む。
「人間は古来より美しいものや光っているものが好きだとよくわかります!」
 アキラさんもそう思いません? と振り返る。
「少しイルミネーションがあるだけで、大分雰囲気変わりますよね」
 はしゃぐ春一。英も、そう――そっけない感じだけれども。
「まあ、綺麗だなとは思いますよ」
「すごいですよね! 綺麗ですよね!」
 写真いっぱい撮って姉さんに見せなければ! と春一が零す。
 すると、ああと英は零して。
「写真撮るんでしたっけ。お撮りしますよ」
 ほら貸してくださいと手を出す英。
「撮ってくれるんですか!」
 それはとてもありがたい申し出で。でも。
「……一緒に撮らないんですか?」
「……ご一緒にはご遠慮します」
 そんな、僅かの間のあとに春一は笑って。
「大丈夫です! 自撮りも得意ですよ! 手はこう!」
 顔の角度はこうです! と英の横に立って自撮りレクチャー。
 その勢いに巻けるように、英も心を決める。
「あーもーわかりました!」
 大きなツリーの下で、二人並んで。
 英は春一の導くままに、言われた通りのカワイイポーズ。
 表情筋は――死んでいる。
「いえい!」
 それでも、春一の楽しそうな声とともにぱしゃりと一枚。
 それは顔見知りというのは違っていて。友達というにはまだ、という距離感の英と。お友達と思っている春一の距離感がちょっとだけ近づいた瞬間。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV2になった!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【命中アップ】LV1が発生!

天夜・理星
…あは、来た来た。
待ってたよ、トバリさん(g00064)。
まず一緒にお散歩しよ。

本当だよ…自分の生まれ育った場所がこんなに輝いてるの、最高!
新宿の新しい姿をまた見れた…!

料理はあるし、紅いワインもちゃんとある。
散歩の後はラウンジでいっしょに乾杯だ…!
メリークリスマス!

…なるほどね、今や未来か。
過去にどうしても目が向いて、最近焦り過ぎてた…
護りたい大切なものも、たくさん増えたじゃん。

どういたしまして…ああ、そうだ。

トバリさんがこれから先どんな風に輝くか…見させてよ。
みんな大切だけど…なんせ、一番星だって思ってるから。
…またこうしてアタシが大切なもの、教えてあげるよ。

いやあ、マジで星が煌めいてる。


トバリ・ナイトライト
理星さん(g02264)と参加

「こんな世界でも、クリスマスのイルミネーションは美しいですね」
イルミネーションを眺めながら
新宿と、最近取り戻した僅かな世界を思って散歩をします

ラウンジでは折角なのでアルコールも頂いちゃいましょう
「理星さん、メリークリスマス」
グラスを当てて乾杯です

記憶はまだ戻る様子もありません
しかし、現在は過去のことよりも、今や未来が大切のように思えます
新宿島に流れ着いてから、僕の中に色々と大切なものが増えたからそう思うのでしょうか?

今回誘って頂いた理星さんも勿論その一人
「ふふ、一番星ですか。えぇ、是非ご覧ください」
「ただ、見惚れすぎては目を悪くしますよ?」
なんて悪戯っぽく笑います


●星のかがやき
「……あは、来た来た」
 天夜・理星(復讐の王・g02264)はトバリ・ナイトライト(透明の黄昏・g00064)へとひらりと手を振る。
「待ってたよ、トバリさん」
 まず一緒にお散歩しよと理星が誘うのはイルミネーションの通り。
 きらきら輝くその世界。クリスマスのイルミネーションは多くの者の心躍らせているようだ。
「こんな世界でも、クリスマスのイルミネーションは美しいですね」
 トバリも周囲を見回して、理星へと笑み向ける。
「本当だよ……自分の生まれ育った場所がこんなに輝いてるの、最高!」
 楽し気に理星は嬉しそうに、楽しそうに笑み浮かべ。
「新宿の新しい姿をまた見れた……!」
 その言葉にええとトバリも頷く。イルミネーションを眺め思うのは、新宿と――最近取り戻した僅かな世界のこと。
 いずれ、そこもまたこんな日常を取り戻していくのだろうと思いながら。
 そしてイルミネーションの中を散歩して、ふたりでホテルのラウンジへ。
 そこは静かで落ち着いていて。けれど、あたたかな雰囲気にあふれていた。
 料理も沢山ある。紅いワインもちゃんとあると理星は瞬いて、どれにする? なんてトバリに問いかける。
 ふたりはもう酒を嗜めるから、折角だからとグラスにそれを満たしていた。
「いっしょに乾杯! メリークリスマス!」
「理星さん、メリークリスマス」
 ふたりでグラスをあてて乾杯を。
 こうして過ごすことは穏やかで楽しいと思う。けれど、それでトバリの記憶が戻る様子はない。
 その事をトバリは口にして。
「しかし、現在は過去のことよりも、今や未来が大切のように思えます」
 新宿島に流れついて――ここですごした記憶は紡がれている。
「……なるほどね、今や未来か。過去にどうしても目が向いて、最近焦り過ぎてた……」
「僕の中に色々と大切なものが増えたからそう思うのでしょうか?」
 理星はその言葉に――笑み零す。
「護りたい大切なものも、たくさん増えたじゃん」
 トバリにとって大切なもの。それは増えて。
 理星さんも勿論その一人ですよとトバリも笑い返す。
 そして、今日誘ってくれてありがとう、と。
「どういたしまして……ああ、そうだ」
 ねぇ、と理星はトバリの顔を覗き込むように少し、距離近づけて。
「トバリさんがこれから先どんな風に輝くか……見させてよ」
 理星は、そうっとトバリへと囁くように。
「みんな大切だけど……なんせ、一番星だって思ってるから。……またこうしてアタシが大切なもの、教えてあげるよ」
 その言葉にトバリは瞬いて、ふわりと笑み浮かべる。
「ふふ、一番星ですか。えぇ、是非ご覧ください」
 そして、悪戯するように言葉向けるのだ。
「ただ、見惚れすぎては目を悪くしますよ?」
「いやあ、マジで星が煌めいてる」
 そう、理星は笑って返す。傍らの煌めきを、見逃さぬように。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!

モリオン・スモーキー
荒田様と同行いたします(g00115)
アドリブ/連携歓迎

イルミネーションというのは綺麗な物ですね。
珍しいものではなかったはずですのに、珍しく思えます。

荒田様と歓談しつつ、食事をとりましょう。
お酒は……飲めませんね。後ほどゆっくり一人で楽しみます。
今は二人でないと出来ない楽しみがありますから。

食事はうん、おいしいです。
あっさりした味のものが好みです。
荒田様のお皿が開いていたら、食事いりますかといってとりに行ったりしましょう。

一時の平和を楽しみ、その後の英気を養いましょう。
だって、まだ、終わってませんから。


荒田・誠司
モリオン(g05961)と同行する
アドリブなど歓迎

【心情】
もうクリスマスなのか、時間がたつのも早いなぁ
悪いな、まだ未成年だから酒はちょっとやめておいてジュースでも飲んでおくよ
あぁ、まだ始まったばかりだ。来年からもこのイベントが出来るように守らないとな

【行動】
年上にもため口、呼び方は名前の左側固定
モリオンと歓談しながら軽食に舌鼓を打つ
料理の方は一通り食べてみたいがゆっくりと味わって食べるとするよ
彼が料理を取ってきてくれるなら、こっちは飲み物を持ってこよう
もちろん酒じゃなくてノンアルコールの物だ

この平和を楽しんでこれからの糧にしよう


●一時の、平和な
 通りの煌めき。
 木々を彩る輝きを、モリオン・スモーキー(存在奪われし魔術発明家・g05961)は視線巡らせてしみじみと見詰める。
「イルミネーションというのは綺麗な物ですね」
 珍しいものではなかったはずですのに、珍しく思えますと、傍らの荒田・誠司(雑草・g00115)へと笑いかけた。
 誠司はその光景を見詰めて、もうクリスマスなのかと思う。
「時間がたつのも早いなぁ」
 そして二人で向かうのはホテルのラウンジ。
 そこは外とは違ってあたたかく。そしてもてなしの気持ちが溢れる場所だった。
「お酒は……」
「悪いな、まだ未成年だから酒はちょっとやめておいてジュースでも飲んでおくよ」
 そう返した誠司へとモリオンは後ほどゆっくり一人で楽しみますと返す。
 今は、二人でないと出来ない楽しみがありますからと。そちらの方が、大事な時間になるだろうから。
 ふたりで並ぶ料理の方へと足を向ける。
 そこには一口で楽しめるものから、しっかりと食べられるものまで色々だ。
「一通り食べてみたいが」
「少しずつ頂きましょう」
 誠司とモリオンは色々なものを少しずつ皿へ。
 こちらへどうぞと通されたのはイルミネーションが見える席だ。
「うん、おいしいです」
 モリオンはあっさりした味のものが好み。だから料理も、そういったものに。
 キッシュに一口サイズのサンドイッチ。
 誠司もひとつずつゆっくりと味わって、美味しいなと零す。
 そして、その皿が空いていくのを見てモリオンは。
「食事いりますか?」
 何かとってきますねと席を立つ。
 誠司はモリオンが料理をとってきてくれるならと飲み物を。それはもちろん、ノンアルコールのものだ。
 料理に、飲み物に。
 この場でゆっくりと過ごして。
 これはまさしく、平和と言える。
「一時の平和を楽しみ、その後の英気を養いましょう」
 だから、モリオンは告げる。そしてその言葉に誠司も頷いた。
「この平和を楽しんでこれからの糧にしよう」
 モリオンは、ええと返して。
「だって、まだ、終わってませんから」
「あぁ、まだ始まったばかりだ。来年からもこのイベントが出来るように守らないとな」
 まだまだ、何もかも――はじまったばかりだ。
 これから長い戦いがまだ、続くのだから。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV2になった!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV3になった!

九条・雅
信頼する友であるエアハルト(g03594)と参加。

聖夜を友であるエアハルトとホテルのバーカウンターでゆっくり過ごす。

新宿島での知り合いで一緒に酒を飲めるのはエアハルトだけだからね。貴重な話し相手だ。

カクテルでエアハルトと乾杯。酒の肴も摘まみながら、8月からの怒涛の日々をゆっくり語り合う。

まあ、お互い慣れない戦場で苦労したが、アタシ達には知り合いの若者達の未来を護る役目がある。志を共にするエアハルトが戦友で良かったよ。

まあ、湿った話はここまでだ。二人で過ごすクリスマス、ゆっくり過ごそうじゃないか。アタシはエアハルトと共に過ごすこの時間を心地良く思ってるんだよ。


エアハルト・ヴィオレ
信頼する友である雅(g03417)と参加

知り合いの若者4人は全員十代ですからね・・・共に酒を飲める相手は雅だけですね。話し相手としても貴重な友であることは確かです。

ホテルのバーカウンターでお酒で乾杯。食事を摘まみながら、8月からの戦いの日々を振り返ります。確かに慣れない戦場でしたが、知り合いの若者達の未来を護る為の戦いの同志の雅がいて心強いですよ。これからも宜しくお願いします。

まあ、これからの話は後にして、聖夜の夜、ゆっくり過ごしましょう。最近、雅と共にいると楽しい気持ちになるんですよ。


●大人の時間
 ホテルのバーカウンター――そこでゆるりと流れる時間がある。
 それは、大人のための時間ともいえるのだろう。
 エアハルト・ヴィオレ(宵闇のエヴァンジル・g03594)と九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)の手元には酒。
 聖夜を共に過ごすふたりは、新宿島の知り合いで一緒に酒を飲める間柄だ。
 雅は貴重な話し相手だと笑ってグラスを揺らす。
「知り合いの若者4人は全員十代ですからね……共に酒を飲める相手は雅だけですね」
 と、エアハルトも笑み乗せて。
 話し相手としても貴重な友であることは確かですと紡ぐ。
 雅の元にはカクテルグラス。それに酒の肴として、オードブルが色々と。
 エアハルトもグラスを持って、ふたりでかつりと小さな音たてて乾杯を。
 食事を摘まみ、どれが美味しいなんて話しながら、ふたりで振り返るのは8月からの戦いの日々。
 様々な戦場があった。足を運び、色々な想いを抱え。
 そして先日は、東京の一部を取り戻したのだ。
「まあ、お互い慣れない戦場で苦労したが、アタシ達には知り合いの若者達の未来を護る役目がある」
「確かに慣れない戦場でしたが、知り合いの若者達の未来を護る為の戦いの同志の雅がいて心強いですよ」
 雅は受け取った言葉に微笑んで――志を共にするエアハルトが戦友で良かったよと紡ぐ。
 その言葉は少しくすぐったいような気もする。けれどエアハルトもその言葉をまっすぐ受け取って。
「これからも宜しくお願いします」
 そんな、改まっての言葉はお互いにむずがゆさもある。
 それを払うように雅は。
「まあ、湿った話はここまでだ。二人で過ごすクリスマス、ゆっくり過ごそうじゃないか」
「そうですね。これからの話は後にして」
 この聖夜、ゆっくり過ごしましょうとエアハルトは表情緩める。
「最近、雅と共にいると楽しい気持ちになるんですよ」
 エアハルトはふふと笑む。そして雅も微笑んで。
「アタシはエアハルトと共に過ごすこの時間を心地良く思ってるんだよ」
 だから今日も、良い夜に。良い時間になることは――間違いない。
 ふたり、グラス傾け他愛ない話に興じるだけ。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【プラチナチケット】LV2が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!

姫乃・葵
あずおにいちゃん、あそぼー!

冬服あんまり持ってないから
いつもの服の上に白いもふもふコートだけ着て
ほえぇ、今日さむいねぇ
両手にはーっと息を吹きかけ

キラキラ、お星さまみたいでとってもキレイだね
あ、あっちにトナカイさんもいるー!
写真撮って良いの?
わーい撮ろ撮ろー!

妹にも見せたかったなぁ
うち、お父さんもお母さんもあんまり帰って来なくて
僕も妹もお外には出れたけど、遠くは行けなかったから
キラキラ、いつも遠くから見てたの

妹、なずなっていうんだけどね
すっごくあこがれてたから
だからいっぱい写真撮って、帰って来たら見せてあげるんだ
それでね、今度はなずなと一緒に来るの
その時はあずおにいちゃんもいっしょがいいな!


●クリスマスの写真
 いつもの服の上に白いもふもふコートを着て。
 姫乃・葵(青の純真・g01627)の足取りは軽く、その姿見つけて。
「あずおにいちゃん、あそぼー!」
 声かけながら吐き出した息は白い。
「ほえぇ、今日さむいねぇ」
 葵は、はーっと両手に息拭きかける。
 明鶴は、いいぜと笑ってイルミネーションでも見るかと散歩に誘う。
「キラキラ、お星さまみたいでとってもキレイだね」
「だな~。きらきらしてるだけかと思ったけどいろんなのいるな」
「あ、あっちにトナカイさんもいるー!」
 葵はててっと走っていく。トナカイにサンタ。クリスマスを彩るものたちが輝いているのだ。
「写真撮って良いの?」
「ご自由にどうぞってな」
「わーい撮ろ撮ろー!」
 そう言って、葵は写真を撮っていく。きらきら輝くこのイルミネーションの一瞬を切り取って。
 そしてぽつりと、零す。
「妹にも見せたかったなぁ」
 その言葉を明鶴は、ああと。己も思い当たることがあってただ頷く。
「うち、お父さんもお母さんもあんまり帰って来なくて。僕も妹もお外には出れたけど、遠くは行けなかったから」
 キラキラ、いつも遠くから見てたのと、今手が届くほどの近さのイルミネーションを葵は見詰める。
「妹、なずなっていうんだけどね」
 すっごくあこがれてたから――と、葵は紡いで。
「だからいっぱい写真撮って、帰って来たら見せてあげるんだ」
 ぱっと顔をあげて明鶴を見て。
「それでね、今度はなずなと一緒に来るの」
 葵は、世界を取り戻した先を見ていた。
 明鶴はそりゃいいなと笑って返す。
「その時はあずおにいちゃんもいっしょがいいな!」
「俺も? おう、いいぜ。一緒に遊ぶか」
 そんな、未来の約束をひとつ。
大成功🔵​🔵​🔵​
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効果2【反撃アップ】がLV3になった!

御守・樹
ちょっといい酒出してくれるって言うんなら行かないわけないだろ。
よし、ちゃんと免許証も持ったし大丈夫だろ。
…大丈夫だよな?確かに記載住所は未だ取り戻せてない場所だけども、年齢確認には十分なはず。

落ち着いた場所、カウンターかな?そこでゆっくり酒飲み。
料理も味わいたいから酒はほどほど。普段強めの飲んでるからそう簡単には潰れないが。
酒自体甘いのを好まないからそれを伝えてあとはおすすめを貰おうか。
甘いのを飲むとジュース感覚になってペース早くなっちまうんだよなぁ。だからいつもはウィスキーとかビールとか、そういうのでペース抑えてるんだけども。
でも今日はイルミネーションとか雰囲気とか、目でも楽しめそうだ。


●グラス傾けて
 輝くイルミネーションの中を進みながら、御守・樹(目指すは无二打・g05753)の心は踊っていた。
「ちょっといい酒出してくれるって言うんなら行かないわけないだろ」
 これから向かうのはホテルのラウンジ。良い酒がるというのなら、行かねばならぬ。
「よし、ちゃんと免許証も持ったし大丈夫だろ。……大丈夫だよな?」
 確かに記載住所は未だ取り戻せてない場所だけども、年齢確認には十分なはずと樹は頷く。
 イルミネーションを抜けて、ホテルの中へ足を踏み入れたら落ち着いた雰囲気が広がっていた。
 どうぞこちらに、と案内されたのはカウンターだ。
 そこにはバーテンもいて、ゆっくり酒を提供してくれそうな雰囲気。
 まずは、ウェルカムドリンクでシャンパンを。
 それから、美味しそうな匂いもする。
 料理も味わいたいなと酒はほどほどに。普段強めの酒を飲んでいるから、そう簡単には潰れない樹。
 適度に料理を用意してもらえば、まず前菜から。
 一口分のそれは、酒のつまみとしてもよさそうだ。
「どのようなものを好まれますか?」
「甘くないやつ、だな。おすすめを頼む」
 甘い酒だとジュース感覚になってペースが速くなっちまうんだよなぁ、と樹は思う。
 だからいつも、ウィスキーやビール。そう言ったものでペースを抑えているのだ。
 樹の前にそっとおかれたのはワイングラス。甘くはなく、けれど華やかな香りがすっと鼻から抜けていく心地のものだ。
 美味い、と思いつつ今日は外へも視線向ける。
 キラキラ輝くイルミネーションは、窓からも見えて。
 目でも楽しめるから、今日の酒はゆっくりになりそうだと僅かに笑み乗せて。
大成功🔵​🔵​🔵​
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瀬良・要
紗那(g02191)と参加

恋人とクリスマスデート……こんな浮かれちまうもんか
イルミネーションも綺麗で、どうにも気分が高揚すんだよなァ
迷子にならないように、なんて口実で、手を繋いで歩こうか
……やべ、手汗すげェ

クリスマスの起源ってのはイエスの生誕祭
けど日本は宗教関係なく、恋人同士で過ごす日って扱いだ
今の俺たちみたいにな

身長が同じだと自然と顔が近くにあって
イルミネーションに照らされるその顔が綺麗で……
雰囲気も相俟ると何だか無性に愛おしくなる

「紗那、ちょっとこっち」
通りじゃできねェから、ちょっと横道に入って
逃げられ無いように壁ドンして、そのままキス

メリークリスマスの言葉は、ディナーまで取っておくかね


シャナオウ・ナラシャ
同行:要(g00797)

俺がこういった現代の派手な催し事に慣れなくて
寧ろクリスマスそのものが初体験で、年甲斐もなく心が躍る感じだ
迷子にならないようにって手を握られて

そもそもクリスマスって何だ?
俺の国というか世界では無かった催しだ…
調べてみればイエスとかいう人物の生誕らしいが?
キリスト?ふーん…(興味無さそうに)
俺の国の太陽神のような存在か

要の心情なんぞつゆ知らず
そのイルミネーションの眩さに
綺麗なもんだな、と呟き
要に向かって無邪気な笑みを浮かべて

言われるままに手を引っ張られて
要?
突然、壁際と間に挟まれて…心なしか落ち着かない
思わず緋色から視線を逸らそうと、でも出来なくて
そのまま口付けを受け入れて


●それは輝きの傍で
 クリスマス。きらきら輝くイルミネーションの中をふたり、歩く。
 こういった現代の派手な催し事に慣れなくて――いや、寧ろクリスマスそのものが初体験のシャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)は、その心を躍らせていた。
 瀬良・要(死は我が踊り手・g00797)に迷子にならないようにとその手を握られて、一層。
 そして要の心も、踊っていた。
(「恋人とクリスマスデート……こんな浮かれちまうもんか」)
 イルミネーションも綺麗で、どうにも気分が高揚する。
 迷子にならないように、なんて口実で――手を繋いで歩く事は幸せだ。
(「……やべ、手汗すげェ」)
 と、要は少し緊張もしていた。
 けれどふと、シャナオウから視線向けられて。
「そもそもクリスマスって何だ? 俺の国というか世界では無かった催しだ……」
 調べてみればイエスとかいう人物の生誕らしいが? とシャナオウは唸っている。
 そんな様子に笑って、要は答える。
「クリスマスの起源ってのはイエスの生誕祭」
「キリスト? ふーん……俺の国の太陽神のような存在か」
「けど日本は宗教関係なく、恋人同士で過ごす日って扱いだ」
 今の俺たちみたいにな、と要は口端に笑みのせて。
 そしてふと、気づく。身長が同じだと自然に顔が近くにある。
 イルミネーションの眩しさに、シャナオウは僅かに瞳細め。
「綺麗なもんだな」
 そう言って、要の方へ顔を向け無邪気な笑みを浮かべた。
 イルミネーションに照らされるその顔が綺麗で。この雰囲気も相俟って何だか無性に、愛おしくなる。
「紗那、ちょっとこっち」
「要?」
 通りから、人の少ない場所へ。横道へと引っ張っていく要。
 そして建物の間。その壁にシャナオウの背を預けさせる。壁に手をついて、腕と壁の間に彼を閉じ込めて。
 突然のことに、シャナオウは心なしか落ち着かない。
 顔上げれば、要の緋色が――見つめていて。思わず視線を逸らそうとしても、でもできない。
 逃げられない、逃がさない。
 そんな一瞬があって、要は笑って顔近づけ、シャナオウはそれを受け入れていた。
 二人の影が重なって――まだ夜は始まったばかり。
 視線は絡み合って、ふと笑いあう。
 メリークリスマスの言葉は、ディナーまで取っておくかねと要は心中で零して、ふたりでまた輝きの中へ。
 ゆるり、手を繋いでまた、歩いていく。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【操作会得】LV1が発生!
【照明】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV4になった!

ルゥル・ルゥ
イクサくん(g00251)と

イルミネーション…デート、かな?…だといいなぁ

ちょっと大人っぽい肩が出た赤のワンピースドレスに
もこもこがついた白の可愛いコートを着て
靴もちょっとヒールがあるものを

手、冷たくない?あっためてあげる!
という口実で、イクサくんと手をつないで

通りをまったりとお散歩
うわぁ…きれい
ワクワクドキドキするような
それでいてしんしんと静かに音もなくきらめく光
イルミネーションって不思議だね

ドキドキするのは
つないだ手があったかいからかもだけど

そうそう、イクサくんにプレゼント用意してきたの
お日様柄で橙色のふわふわマフラー
気に入ってくれたら嬉しいな

わわ、ありがと
一緒だともっとあったかいね(にこ


イクサ・スメラギ
ルゥル(g01659)と
夜のイルミネーションを見て回るよ


わ、ルゥル、なんだかフンイキが違う…
手を差し出そうとして、引っ込めた所へルゥルの一言
お、おう、んじゃ、つって手をつなぐ、よ
なんか、顔がぽっぽしてるんだけど
手から体温伝わっちゃわないかな
ル、ルゥルに怪しく思われないかな?(どきどき)

イルミネーション、すっげぇな!
あふれる光に圧倒されつつ
ふと見上げたルゥルの横顔が眩しくて
つい、そっぽ向いちゃう

え?プレゼント??
わわ、嬉しい!さんきゅな!
早速巻いてみて…ん?ちょっと長い?
ルゥル、首元寒くない?
ふわっとルゥルの首にもかけて
…って、あれ?2人一緒に巻いちゃって、コレって…
何やってんだ俺!(あせあせ)


●これは、デート
 イルミネーションを一緒に見に。
 それは――デート、かな? とルゥル・ルゥ(黄金の林檎姫・g01659)は零す。
 そうだといいなぁ、と思いながら。
 ちょっと大人っぽい肩が出た赤のワンピースドレス。それにもこもこがついた白の可愛いコートを着て、靴もちょっとヒールがあるものを選んだ。
 そう、おめかしはばっちり。
 そしてその姿を見たイクサ・スメラギ(かっとび特攻・g00251)はぱちりと瞬いた。
「わ、ルゥル、なんだかフンイキが違う……」
 手を差し出そうとして、イクサはひっこめる。その様を見てルゥルはすぐ、口にしていた。
「手、冷たくない? あっためてあげる!」
「お、おう、んじゃ」
 そうっと差し出した手。それをルゥルは握る。
 あったかさが、そこから伝わってくる心地だ。
 なんだか、顔がぽっぽとしていて――手から体温、伝わっちゃわないかなとそうっとイクサはルゥルを見る。
(「ル、ルゥルに怪しく思われないかな?」)
 と、どきどきの心地だ。
 でも、ふたりの前に一等華やかな光景が広がる。
「うわぁ……きれい」
「イルミネーション、すっげぇな!」
 通りをまったり歩いて、そして大きなツリーのイルミネーションの前に。
 あふれる光に圧倒されつつ、イクサはルゥルをふと見上げる。
 その横顔が眩しくて。つい、そっぽを向いた。
 ワクワクドキドキするような心地。
 それでいて、しんしんと静かに音もなくきらめく光がある。
「イルミネーションって不思議だね」
 ドキドキするのは、つないだ手があったかいからもあるかもしれない。
 ルゥルはイクサの方を向いてそうそう、と切り出す。
「イクサくんにプレゼント用意してきたの」
「え? プレゼント??」
 それはお日様柄で橙色のふわふわマフラーだ。
 気に入ってくれたら嬉しいなと思いながら渡すと、イクサの表情がぱっと太陽のように笑って。
「わわ、嬉しい! さんきゅな!」
 そして早速とイクサはマフラーを巻くのだけれども。
「……ん? ちょっと長い?」
 その端をもって、イクサはルゥルへと。
「ルゥル、首元寒くない?」
 ふわっと、その首へかけ笑う。
「わわ、ありがと」
 一緒だともっとあったかいねとにこと笑む。
 よかった、と思うイクサだったのだけれど。
(「……って、あれ? 2人一緒に巻いちゃって、コレって……」)
 恋人同士がするような――何やってんだ俺! とイクサは思うのだけれどちらりと見たルゥルは笑顔のまま。
 焦る心地はあるものの、このまま――この夜を。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【活性治癒】がLV3になった!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ドレイン】がLV4になった!

羅・雪羽
隆尋(g00735)と参加

戦馬は周囲の音や変化に動揺しないように生まれた時から慣らしている
戦いの最中で音に驚いて落馬したり、急に駆け出すようなことがあれば
馬だけでなく、主もただでは済まないからな

あとは馬の性格もある
今のように装飾等に興味を持つのは蓮風の性格とも言えよう
隆尋は蓮風の変化には気付いているようだな

尋ねられれば頭を擦り寄せて応える
その仕草は楽しいや嬉しいと……私が説明しなくても良さそうだ

……私か
そうだな、異文化を学び、理解する機会としては申し分無い
まぁ、つまりは興味がある

この時期にしか食べられないものがあるそうだな
持ち帰り、頂くとしよう
そう過ごしたいのならば断わる理由もないのだからな


鵙目・隆尋
しゅえゆーさん(g00998)と

ふふ、おうまはイルミネーションが気になる?
戦馬だから怖くないのかな?
それとも、こういう時は好奇心旺盛なの?

一緒にイルミネーションを眺めて巡りながら
しゅえゆーさんにそう尋ねて
おうまの様子をもう一度見てみる

あ、どこかちょっとわくわくしてる感じがする……気がする
気のせいかなぁ?
ねぇ、おうま……楽しい?
しゅえゆーさんは、どう?

え?俺?俺はね、楽しいよ?
しゅえゆーさんとおうまと一緒に過ごせてるのもだし
島の人達が楽しそうなのも嬉しいもの

あ、折角だからホテルのご馳走テイクアウト出来ないか聞いてみよう
だって、折角のクリスマスだもの
美味しいもの、一緒に食べたいじゃない?
俺だけ?


●共に過ごすクリスマス
 きらきら輝くその通り。
 鵙目・隆尋(幼年期の終わり・g00735)は羅・雪羽(嵐雪刹主・g00998)と共に歩んでいた。
 そして雪羽の傍らには、相棒である蓮風がゆうゆうと歩いていた。
 その蓮風を見上げて、隆尋は笑み零し投げかける。
「ふふ、おうまはイルミネーションが気になる? 戦馬だから怖くないのかな? それとも、こういう時は好奇心旺盛なの?」
 その答えは雪羽が紡ぐ。
 戦馬は周囲の音や変化に動揺しないように生まれた時から慣らしているのだと。
「戦いの最中で音に驚いて落馬したり、急に駆け出すようなことがあれば馬だけでなく、主もただでは済まないからな」
 その言葉になるほどと、隆尋は蓮風の様子をもう一度見てみる。
 確かに落ち着いていて、怯えることも暴れることもないようだ。けれど、きらきら輝くイルミネーションに興味はあるのか、視線はじぃとそれらを捉えていた。
「あとは馬の性格もある」
 雪羽はふと、口の端に笑みのせて。
「今のように装飾等に興味を持つのは蓮風の性格とも言えよう」
 そして、じぃとみつめている隆尋は、蓮風の様子を拾い上げる。
「あ、どこかちょっとわくわくしてる感じがする……気がする」
 気のせいかなぁ? と首を傾げる。
 けれどその様子に雪羽は瞳細めていた。
 隆尋は蓮風の変化には気付いているようだなと。
「ねぇ、おうま……楽しい?」
 隆尋が尋ねると、蓮風はすっと頭を摺り寄せて応えてくる。
 その仕草は楽しいや嬉しいと……と、雪羽は説明しようかと思ったのだがそうしなくても良さそうだと微笑む。
 隆尋が笑って、それに応えていたからだ。
 そして隆尋は、雪羽を見て。
「しゅえゆーさんは、どう?」
 きらきら輝くこの世界をみて、楽しい? と今度は己に向けられた言葉を雪羽はゆっくりとその胸に落とし込んで。
「……私か。そうだな、異文化を学び、理解する機会としては申し分無い」
 まぁ、つまりは興味がある、と大きく頷いた。
 そして隆尋は、と聞き返す。
「え? 俺? 俺はね、楽しいよ?」
 しゅえゆーさんとおうまと一緒に過ごせてるのもだし、島の人達が楽しそうなのも嬉しいものと隆尋は笑い返す。
 そうか、と雪羽は眦緩めて、そういえばと紡いだ。
「この時期にしか食べられないものがあるそうだな」
「あ、折角だからホテルのご馳走テイクアウト出来ないか聞いてみよう」
 だって、折角のクリスマスだものと隆尋は笑む。
 きっとそのお願いは叶えてもらえると。
「美味しいもの、一緒に食べたいじゃない? 俺だけ?」
 いいや、と雪羽は首を横に振って。
「持ち帰り、頂くとしよう」
 そう過ごしたいのならば断わる理由もないのだからなと、笑い返す。
 さすがに蓮風はホテルの中には入れないだろう。
 だから美味しいものは持ち帰って、一緒にと笑って。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【活性治癒】がLV4になった!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ドレイン】がLV5(最大)になった!

カイ・ハイデッガー
ここまで準備するのも大変だっただろうに……本当にありがたい事だな
もてなされるのには慣れないものの、それで人々にも楽しんで貰えるなら、全力で羽を伸ばすさ


明るく賑やかな外を眺めながら、ラウンジでの食事を楽しもう
軽食は……締めの菓子を含め、どれも美味しそうで選べないな。全種類を食べてみて良いだろうか?
種族的には量も必要だが、他の人も食べるのだから控えめにしつつ肉、炭水化物、スープと順にいただく
……うん、美味しい。食べながら思わず笑みが溢れるほどだ

料理の見た目にも味にも、この景色にも。楽しんでほしいという気持ちが篭っているのが判るから
最後に、ここの人達に感謝を伝えよう。とても良い時間が過ごせました、と


●もてなしの心を感じて
 きらきらと輝く通りを見上げてカイ・ハイデッガー(ユーバーシュライベン・g03134)は思う。
 これらはひとびとが、自らの手で飾り付けしたもの。そこには労力が滲んでいるのだ。
「ここまで準備するのも大変だっただろうに……本当にありがたい事だな」
 それはもてなしの心。お礼の心。その、表れでもあるのだ。
 もてなされるのには慣れないものの、それで人々に楽しんでもらえるのなら、全力で羽を伸ばすさとカイが向かうのは、ホテルのラウンジだ。
 ラウンジは落ち着いた雰囲気だ。
 イルミネーションの見える席を選べば、ひとびとの楽しそうな様子も、カイの瞳に映る。
 そうしながら、用意された軽食のほうへと足を運ぶ。
 色々とあるそれは、どれも心を尽くされたものだ。
 締めには甘いクリスマスの菓子を。けれど、それはどれも美味しそうで選べない。
 いや、ここにあるどれもが美味しそうで、カイは選ぶことができなかった。
 そしてこほんとひとつ咳払いし、この場のもてなしをしている者へと声をかけた。
「全種類を食べてみて良いだろうか?」
「ええ、もちろんどうぞ」
 全部食べていただけるなら作った料理人もとても嬉しいことですと、このホテルのラウンジで嘗て働いていたものは微笑む。
 その言葉にカイも笑い返して、料理をひとつずつ。
 種族的には量も必要だ。けれど、他の人も食べるのだから控えめにカイは撮っていく。
 肉は、ローストビーフから。炭水化物は一口パスタも美味しそうだ。それにスープも温かで美味しそう。
 それらを順番に、少しずつもらっていく。
「……うん、美味しい」
 食べながら思わず、笑みが溢れていくカイ。
 ふと、先ほどの者と目があうと嬉しそうに微笑みかえしてくれた。
 料理の見た目にも味にも、この景色にも。楽しんでほしいという気持ちが篭っているのが判る。
 だから、最後に――ここの人達に感謝を伝えようとカイは思う。
 とても良い時間が過ごせました、と。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】がLV2になった!

ノスリ・アスターゼイン
【猫星】

掲げる酒杯に映す、
イルミネーションの煌き
赤に青、黄色に橙
まるで果実の欠片のようで
白葡萄酒がサングリアになったみたい

なんて
笑って乾杯

香りがいっそうふくよかになった心地
素敵な燈火に感謝を告げたいね

紬は何飲んでるの?
次はそれにしようかな

極自然と給仕に着いている黑猫サンに
つい吹き出しつつ
この肴に合う酒を教えてよ、と
生ハムと無花果、唐揚げの皿を差し出して

ウルリクも萱もイケる口?
光じゃない本物の果実がころんと乗ったタルトも可愛い
皆で全種類制覇を目指そうよ

からりと笑いながら
ビュッフェへ向かう足取りは軽やか
既に何巡目かは忘れてしまったなぁ

積み重なる皿も
空いたグラスの数々も
もてなしへの感謝の印、ってね!


ウルリク・ノルドクヴィスト
【猫星】

掲げるグラスに葡萄酒
オードブルの品々も知らない料理ばかり
酒の品種も料理名も此れから覚えよう

俺は騒がしいのも嫌いではないが
落ち着きの必要な場ならば
無礼講の飲み比べはまたの機会か

ノスリの問いへは頷き
飲むなら何時でも付き合うさ
酒の強さには自信があるんだ

賭けても損はさせないと不敵にしてみせ
紬や萱とも差向ってみたいものだが
…まあ勝負以前に気を好く楽しく、が一番
いつか賑やかな酒席もあるといい

ローストビーフの話を聞けば
肉、食いたいな
きっと全種類制覇、にも不可欠
探してくると会場見渡す
黑猫の分も取って来よう
給仕は有難いが、君も遠慮なく

煌めく灯りの傍に
こんな風に、ひとの集う
温かな場所があるのなら
良い夜だな


狗尾・黑猫
【猫星】

騒がしいのは好みませんが、たまの日ならば

折角ですから、乾杯しますか
とはいえ居酒屋ではないので、あまり騒きませんよう、紬様
ブッフェは種類が多くて迷いますが…
あ、ピンチョス良いですね
肉と無花果の組み合わせ、好きです
ウルリク様はお決まりですか?
ブッフェにクリスマスといえば、ローストビーフのイメージですが…あるでしょうか

お若いお二人は沢山お食べ下さいね
唐揚げありましたよ、ノスリ様
肉ならばやはり、赤ワインでしょうか
私は日本酒も好きですねえ
萱様は如何します?なんて、どうも給仕癖が出てしまいますね
趣味みたいなものなので

おや、飲み比べですか
羽目を外しませんよう
…ええ、賑やかなのも、たまには良いものです


織乃・紬
【猫星】

恒飲む酒も美味だけども
聖夜のタダ酒は格別だねエ
ンふふ。そうね、標葉ちゃん?
じゃア少し燥いじまおうかと
にんまり上機嫌に杯掲げて

先に釘刺す狗尾ちゃんに肩落とし
マナー良くだろ?解~ッてンよう
こうなッと、居酒屋も恋しいわ

お、飲める若人の存在は胸躍るね
今はカルヴァトスよ~、ノスリちゃん
美味知る為の実、味わッて頂戴な

バゲットピッツァにミートローフ
食い出ばかりの皿上に比べて
何とまア、御上品な皿たちだこと
無花果に生ハム、俺も試そッかね

お!御二人で飲み比べか、イイね
じゃ俺、そン時ゃウルリクちゃんに賭けよ
投資の念籠めタルトひとつ捧げて
そオそ、狗尾ちゃんも楽しンで〜

過ぎる様な贅沢の数々
今宵に味わい尽くしとこ


標葉・萱
【猫星】
光さざめくこの夜ならば
賑わいの内に紛れるでしょうから
きっと大目に見てくださいますよ、と織乃さんへこっそり

乾杯の音頭より給仕が始まりそうな狗尾さんのお姿に笑いつつ
赤と白とふたつ迷って選ぶのはイルミネーションめくシャンパン
皿に飾るのはおすすめしていただいた
無花果に生ハム、クルミを添えて
其々の皿の評はいかが尋ねながらも二つ三つ

ノスリさんもウルリクさんもどうぞお手柔らかに
お二人で飲み比べる時はジャッジに回りましょう
全種制覇のお供はルバーブのタルト
そう仰る店主殿もきちんとご自分の皿へと乗せて

言いたし杯へと注ぎ足して
空いた分だけ満ちる心地も致しましょう


●皆で重ねる時の輝き
 掲げる酒杯に映すは――イルミネーションの煌めき。
 ノスリ・アスターゼイン(共喰い・g01118)の杯の中には赤に青、黄色に橙が躍っていた。
 それはまるで果実の欠片のように見えて。
「白葡萄酒がサングリアになったみたい」
 なんて、笑って。
 ウルリク・ノルドクヴィスト(永訣・g00605)のグラスには葡萄酒だ。
 そして並ぶオードブルの品々も知らぬものばかり。きっとこの酒も、葡萄酒といっても何か知らぬ銘がついているのだろう。
 色々ありそうな酒の品種も、料理名も此れから覚えようとウルリクは思うのだ。
 織乃・紬(翌る紐・g01055)はグラス掲げてけらりと笑う。
「恒飲む酒も美味だけども、聖夜のタダ酒は格別だねエ」
 そんな紬に標葉・萱(儘言・g01730)はこそりと。
「光さざめくこの夜ならば賑わいの内に紛れるでしょうから、きっと大目に見てくださいますよ」
「ンふふ。そうね、標葉ちゃん?」
 じゃア少し燥いじまおうかと、紬はにんまり上機嫌に杯掲げてみせる。
 騒がしいのは好まないけれど、たまの日ならばと狗尾・黑猫(シルバーナイフ・g00645)はグラスを掲げ。
「折角ですから、乾杯しますか」
 とはいえ、と黑猫の視線は動いて。
「居酒屋ではないので、あまり騒きませんよう、紬様」
「マナー良くだろ? 解~ッてンよう」
 こうなッと、居酒屋も恋しいわと紬は言う。けれど、それはそれで、これはこれ。
 今もまた、楽しいのだ。
 乾杯を皆で、重ねて笑って。
 すっと動き始めたのは黑猫だ。給仕を、と動き始めたその姿に萱は笑いつつ、赤と白のどちらにしようかと迷って――その心射止めたのはそれではなくシャンパンだ。
 この、クリスマスの始まりをウルリクはひとなでするように視線巡らせる。
 騒がしいのも嫌いではない。けれどこの場は、にぎやかにするには少し、違うように見える。
 落ち着きの必要な場なら、無礼講の飲み比べはまたの機会か、と笑って喉に落とした酒はふわりと香る。
 一口――ノスリの喉を通り落ちていく。その最中に香りはふわりと。
 香りがいっそうふくよかになった心地。
「素敵な燈火に感謝を告げたいね」
 と、ノスリの視線は紬の手にあるものにむく。
「紬は何飲んでるの?」
「お、飲める若人の存在は胸躍るね」
 今はカルヴァトスよ~、ノスリちゃんと笑ってくいっと一口。
 美味しそうに飲む姿に、乗るしも次はそれにしようかな、と笑って返す。
「美味知る為の実、味わッて頂戴な」
 ゆうらり、グラスの中で踊らせる色はきらきら輝いて。
 極自然と給仕に着いているその姿。つい噴き出しつつノスリは尋ねるのだ。
「この肴に合う酒を教えてよ」
「ブッフェは種類が多くて迷いますが……あ、ピンチョス良いですね」
 肉と無花果の組み合わせ、好きですと黑猫はそれをチョイス。
 そして萱もさらに無花果に生ハム、クルミを添える。
 そちらのはいかがと尋ねながら、二つ三つと選んでいく。
「ウルリク様はお決まりですか?」
 そういえば、と黑猫は零す。
「ブッフェにクリスマスといえば、ローストビーフのイメージですが……あるでしょうか」
 ローストビーフ、とウルリクは反応する。
「肉、食いたいな」
 きっと全種類制覇にも不可欠。探してくる、と会場見渡すウルリク。
 黑猫の分も取って来よう、と笑いかけてそちらへ足向ける。
「給仕は有難いが、君も遠慮なく」
 まだまだもてなしの料理は沢山あるのだからと。
 その言葉に黑猫はええと笑うけれど。
「お若いお二人は沢山お食べ下さいね」
 唐揚げありましたよ、ノスリ様と笑って差し出す。それをノスリは受け取った。
 紬も色々あると視線迷わせる。
 その更にはすでに、バゲットピッツァにミートローフ。
 食い出ばかりの皿上に比べて――あちらとちらり。
「何とまア、御上品な皿たちだこと」
 美味しそうと紬は片目瞑って思案して。
「無花果に生ハム、俺も試そッかね」
 と、零せば黑猫がどうぞと皿へそっと。
「ウルリクも萱もイケる口?」
 ノスリの問いにウルリクは頷く。
「飲むなら何時でも付き合うさ。酒の強さには自信があるんだ」
 これも美味い、と最初に飲んでいた葡萄酒を空にしてウルリクは新たなグラスを揺らして見せる。
 酒を飲むなら――甘いものを合わせるのもいい。
 光じゃない本物の果実がころんと乗ったタルトも可愛いとノスリは柔らかに瞳細める。
 此処に一杯あるものは、思いこめて作られたものだ。
「皆で全種類制覇を目指そうよ」
 ここにはまだまだいろんなものが今日のために用意されたのだから、楽しまなければもったいないと。
 酒も、いろんなものがまだまだあるようだ。
「私は日本酒も好きですねえ。萱様は如何します?」
 と、尋ねて――黑猫は小さく笑う。
 どうも給仕癖が出てしまいますねと。それはもう趣味みたいなもので自然としてしまうのだ。
「ノスリさんもウルリクさんもどうぞお手柔らかに」
 萱はそう言って、お二人で飲み比べる時はジャッジに回りましょうと言いながら空いたお皿を黑猫と、自分の手に。
 は全種制覇のお供はルバーブのタルトとひとつとって。
「そう仰る店主殿もきちんとご自分の皿へ」
 と、タルトひとつ。黑猫ははいと笑って、一度席へ。
 萱は空いてますよと杯へと注ぎ足していく。
 空いた分だけ満ちる心地――それも良い心地だ。
 そして酒の話の気配に紬がふわりと加わってくる。
「お! 御二人で飲み比べか、イイね」
 弾むような声で紬は、それは楽しみと笑ってみせて。
「おや、飲み比べですか。羽目を外しませんよう」
 と、黑猫は釘をさす。
「賭けても損はさせない」
 と、不敵に笑って見せる。
「じゃ俺、そン時ゃウルリクちゃんに賭けよ」
 投資の念籠めタルトひとつ捧げる。その捧げ物をうけとりながら紬や萱とも差向ってみたいものだが、とウルリクは思うのだ。
 でも今は。
「……まあ勝負以前に気を好く楽しく、が一番」
 いつか賑やかな酒席もあるといいとウルリクは紡ぐ。
「そオそ、狗尾ちゃんも楽しンで~」
 紬がへらり笑う。
 過ぎる様な贅沢の数々――今宵に存分に味わいつくしとこ、と。
 でもそれは一人ではないからこそのものだというのも、知っている。
「……ええ、賑やかなのも、たまには良いものです」
 黑猫も穏やかにそう紡いで、その行く末を見つつ何かもう少し摘まめるものを取ってきましょうと席を立つ。
 なら、俺もと皿を空にしたノスリも一緒に。その足は軽やかにビュッフェの方へ。
 でもそれは一度目ではないのだ。
 既に何巡目かは忘れてしまったなぁ、と笑って皿を積み重ねていく。
 空いたグラスの数々も――それは、もてなしへの感謝の印。
 ふと、外のイルミネーションにウルリクの視線は向く。
 こんな風に、ひとの集う温かな場所があるのなら――良い夜だなと瞳細めて。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV4になった!
【口福の伝道者】がLV3になった!
【植物活性】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】がLV3になった!
【反撃アップ】がLV5(最大)になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV2になった!

アシュラフ・シハーヴ
【砂夜】

歩むは煌きの夜道
…イルミネーションだったか
砂漠の民だった俺達には初めての光景
好きに撮ると佳い、アスルお前が望むのなら
…欲張る弟を微笑ましげに見遣れば
空いた首元がオアシスの眸に映り込む

渡そうと思っていた品の包を解いて、そっと巻いてやるのはマフラー
寒い季節には欠かせないと聞いていたから
反応を見る前に自らの首にも暖かさが添えられるから
――瞬く、

噫、俺達は矢張り双子だな
有難う、暖かい
緩み、弛む顔を知るのは今はお前だけで良い
もう少し歩かないか?
折角暖かくして貰ったからな

巻かれたマフラーは耀を受け上機嫌な色
メリークリスマス、アスル
聖夜の祝いに響を重ねて

繋げぬ手の代わり小指の先だけ
熱が何より鮮明


アストゥル・シハーヴ
【砂夜】

……新宿の、冬の灯りは綺麗だな
俺達の故郷とは違う華やかないろ
皆同じ景色に感動してる
アシュ、写真撮ってもいいかな
同じ眸に宿る瞬きも一緒だから
あれもこれもとつい欲張って

……え…、?
ふわり、首元へ温もりが包む
ーーああ、参ったなぁ、
やっぱり俺達は双子だね
自分も袋から取り出し
巻いてあげるのは兄の首元
暖めてあげたかったから

……兄さん、有難う、
柔らかにわらう彼に一寸気恥ずかしくなって
マフラーに顔を埋め
だって、多分俺も顔が弛んでるから

うん、まだまだ見た事無いイルミネーションがあるんだ
行こう……!

メリークリスマス、アシュ
聖夜を祝う言葉を重ねて

首元はもう寒くない
触れた小指の先が一番熱い気がした


●熱
 その輝きは――ふたりの知る輝きとは、異なるものだった。
「……新宿の、冬の灯りは綺麗だな」
 俺達の故郷とは違う華やかないろ、とアストゥル・シハーヴ(黒雨の罪・g01958)は片割れに笑いかける。
「……イルミネーションだったか」
 アシュラフ・シハーヴ(白雪の罰・g01957)はそう答えて、俺達には初めての光景だと思う。
 砂漠の民であった二人。
 知っている夜の灯りは――星灯り、月灯り。あとは炎の輝きだろうか。それとはまったく違う輝きだ。
「アシュ、写真撮ってもいいかな」
「好きに撮ると佳い、アスルお前が望むのなら」
 笑って、アストゥルは冬の灯りと一緒に写真を撮る。
 同じ眸に宿る瞬きも一緒だからあれもこれもとつい欲張って撮っていく。
 と、そんな欲張る姿を微笑まし気に見遣っていたアシュラフの、そのオアシスの眸にアストゥルの空いた首元が映りこむ。
 その寒そうな首元。
 丁度、良いものがあると――渡そうと思っていた品の包を解いて、アストゥルの首へと、アシュラフはそっとマフラーを巻いてやる。
「……え……、?」
 ふわり、と首元を撫でていた冷い風から守られる。
 それが何か気づいて、アストゥルは――ああ、参ったなぁと笑って。
「やっぱり俺達は双子だね」
 アストゥルも贈り物を取り出して、アシュラフの、兄の首元へと巻く。
 寒い季節には欠かせないと聞いていた。アストゥルの反応を見る前に、己の首にも暖かさが添えられたアシュラフは――瞬く。
「噫、俺達は矢張り双子だな」
 アシュラフのその表情にアストゥルも笑い返す。
「有難う、暖かい」
「……兄さん、有難う、」
 緩み、弛む。そのアシュラフの顔を知るのは、今はアストゥルだけ。
 柔らかにわらう。その様に一寸気恥ずかしくなってアストゥルはマフラー引き上げ、顔を埋めた。
 それは、自分も顔が弛んでいるからだ。
 その様子にアシュラフは笑って誘う。
「もう少し歩かないか?」
 折角暖かくして貰ったからなと、マフラーに触れて。
「うん、まだまだ見た事無いイルミネーションがあるんだ。行こう……!」
 その誘いにぱっと顔上げて、アストゥルは瞳に輝き映して笑う。
 二人、並んでひかりの中を歩む。
 その柔らかな輝きを、巻かれたマフラーが受け上機嫌な色。
 そして二人は、今宵の、聖夜の挨拶を重ねる。
「メリークリスマス、アスル」
「メリークリスマス、アシュ」
 聖夜の祝を二人で紡ぐ。
 首元は寒くなく、暖かく。そして、繋げぬ手の代わり――小指の先だけが触れる。
 それが何よりも鮮明な、一等熱い熱。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【飛翔】がLV5になった!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV4になった!

アデレード・バーンスタイン
ブリテンとも妖精郷とも全く違う新宿島…。
まだ来たばかりで戸惑うことも多いですが、異邦人であるエルフの我々にもこのようによくしていただいて感謝の極みですわ…。

アドリブ歓迎
エルフですが見た目やパブリックイメージに反して割とよく食べます。

クリスマス…ブリテンにはそのようなお祭りがあるときいたことはありましたが…実際に参加するのは初めてですわ。
それよりも……見たこともない料理がたくさん…少々はしたないですが、見たこともない料理を少しづついただいて味合わせていただきましょう。
特に美味しいと思った料理はどういった料理なのかホールスタッフの方に効いて回ります…。


●笑みとともに感謝を
「ブリテンとも妖精郷とも全く違う新宿島……」
 見上げる夜空も、何もかもが違う。イルミネーションという光の輝きにアデレード・バーンスタイン(エルフのデストロイヤー・g05838)は瞳細めていた。
 アデレードは、まだ新宿島には来たばかり。戸惑うことも多い。
 けれど――人々は優しい。
「異邦人であるエルフの我々にもこのようによくしていただいて感謝の極みですわ……」
 このように木々を光らせる準備もしてくれたという。この木々の光は、初めて出会う輝きだった。
 そしてなんとなく、人々の浮足立った――心躍る空気にアデレードも笑み浮かべる。そんな空気感なのはクリスマスだからだ。
「クリスマス……ブリテンにはそのようなお祭りがあるときいたことはありましたが……実際に参加するのは初めてですわ」
 輝く通りを貫けて、アデレードはホテルへと足を運ぶ。
 そこでもまた、さまざまな料理をもっての歓待が待っていた。
「……見たこともない料理がたくさん……」
 じぃとそれを見つめていると、どうぞご自由にお好きなものをお食べくださいと給仕から声がかかる。
 あちらの、外の景色が見える席で、と。
 その言葉にアデレードは、微笑んで。
「少々はしたないですが」
 見たこともない料理を少しづついただいて味合わせていただきましょうと少しずつ皿の上に。
 どれもこれも、初めての味。辛みがあったり、ぴりりとした刺激が走ったり。濃厚な味も、さっぱりとした味もいろいろある。
 そして、アデレードはこれは……! と特に美味しいと感じる料理と出会う。
 いったいどんな料理なのか――給仕に問えば、奥からそれを作った料理人が出てきて説明をしてくれる。
 簡単そうに見えても、手間のかかる作り方。そういうのを聞くだけでも楽しくなる。
 アデレードは笑む。こうして人々の優しさに、触れられることに感謝して。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【土壌改良】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!

最終結果:成功

完成日2022年01月06日