【第一次東京奪還戦】六本木ヒルズファーストアタック

 このシナリオは【第一次東京奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 港区の東京タワーに攻め寄せる隣接区のクロノヴェーダの軍勢に戦闘を仕掛けます。
 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、六本木ヒルズ周辺に集結しつつある、渋谷区のアークデーモン、全て見通す者ヴァサゴの軍勢で『狼の悪魔・マルコス』と戦闘を行います。
「成功シナリオ数×5%」だけ、「⑦全て見通す者ヴァサゴ」の敵残存率を低下させます。

【第一次東京奪還戦】六本木ビルズで吠えるモノ(作者 ゆうきつかさ
5


#TOKYOエゼキエル戦争  #【第一次東京奪還戦】六本木ヒルズファーストアタック  #第一次東京奪還戦  #渋谷区  #ヴァサゴ  #ファーストアタック 


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#TOKYOエゼキエル戦争
🔒
#【第一次東京奪還戦】六本木ヒルズファーストアタック
🔒
#第一次東京奪還戦
🔒
#渋谷区
🔒
#ヴァサゴ
🔒
#ファーストアタック


0



●悪魔の集会
「ウォォォォォォォォォォォォォ!」
 六本木ヒルズ周辺に集結したのは、狼の悪魔・マルコス達であった。
「ディアボロス達を殺せえぇぇ!」
「奴等の血で、俺達のロードを完成させるんだァ!」
「やるぜ、やるぜ、やっちまうぜ!」
 マルコスはディアボロス達を倒すため、既に殺気立っており、興奮して唸り声を響かせ、咆哮を上げていた。
「ディアボロス達なんて、雑魚だ、雑魚!」
「あんな奴等、俺達が吠えただけで、イチコロさ!」
「クククククッ! 奴等が苦しむ姿を想像するだけで、身体がゾクゾクするぜ!」
 それでも、興奮を抑える事が出来ないのか、辺りのモノを壊しながら、ディアボロス達を倒しているような気持ちになるのであった。

●アヤメからの依頼
「ディアボロスが港区の支配者であったハルファスを撃破した事で、港区を最終人類史に奪還する【第一次東京奪還戦】が実行可能となった。だが、ひとつ面倒な事がある。港区を支配するため、各地から軍勢が差し向けられているようだ。その上、みんなアタシらを倒す気満々! 戦う前からヤバイ妄想を膨らませてしまう程、興奮しているようだ」
 鬼姫・アヤメ(鬼人の鬼狩人・g03328)が新宿駅グランドターミナルの前にディアボロス達を集め、今回の依頼を説明した。

●今回の目的
「とにかく、六本木ヒルズ周辺に集結したマルコス達を削るだけ、削っちまえば、アタシらの勝ちだ! ただし、全滅させる事は不可能だから、頃合いを見計らって、無理をせず撤収してくれ。とにかく、命を大事にな!」
 そう言ってアヤメがディアボロス達を見つめて、ニカッと笑うのだった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【避難勧告】
1
周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く。範囲内の一般人は、その地域から脱出を始める。効果LVが高い程、避難が素早く完了する。
【動物の友】
1
周囲の通常の動物がディアボロスになつき、意志の疎通が可能になる。効果LVが高い程、知能が高まり、友好的になる。
【プラチナチケット】
1
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【泥濘の地】
2
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【スーパーGPS】
1
周囲のディアボロスが見るあらゆる「地図」に、現在位置を表示する機能が追加される。効果LVが高ければ高い程、より詳細な位置を特定できる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【アクティベイト】LV1 / 【ラストリベンジ】LV1 / 【先行率アップ】LV1

●マスターより

ゆうきつかさ
 今回の目的は、狼の悪魔・マルコス達を蹴散らす事です。
 狼の悪魔・マルコスは渋谷区のアークデーモン、全て見通す者ヴァサゴの軍勢です。
74

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


神坂・樟葉
どうしてこう、天使と悪魔の手下っちゅうのは皆チンピラなのか…。
まあよいわ。今度の戦いが終われば静かになるじゃろ。

狼か。狐としては同じイヌ科の名誉のため、放っておけぬな。
大悪魔の飼い犬なら飼い犬らしく、犬小屋(結界)にでも入っておれ。
ついでに式神でもって躾もしてやらにゃいかんのう。

撤退が必要な戦いじゃし、向かってくる相手を優先して攻撃する。
置いてけぼりは困るでな。なるべく一人にならぬように立ち回る。
退く時機は周囲の退き時に合わせるぞ。


ゼット・ノアール
「敵性存在、大隊規模、悪魔マルコス。…敵役として見映えは良さそうだ」

【ヨアケ】
協力してくれる仲間に感謝だな

ヒルズ周辺の地形を利用すれば興奮しきった獣共を奇襲できそうだな
不意打ちゼットカルヴァリンで狙撃を行い、戦闘開始だ

この戦いは記憶補助グラスで保存しておく
俺は仲間の後方から援護しつつカメラマンだ
宝心なんかはとても張り切っているしな
敵役もよく吠えてくれそうだし、いい宣伝になるかもな

撤退行動は敵勢力の増加と消耗具合で判断する
二連ミサイルアームを爆発させ煙に紛れて撤退する

記録した映像は他のも合わせて【広報活動】として
戦争相談所旅団に持ち込む

「…案外みな、抜け目ないな」

※アドリブ大歓迎です


悠々・優
「――子犬ガわんわんト、ヨク吠エテイマスネ。」
この先の奪還戦。少しでも有利に戦えるように、まずは前哨戦を成功させましょう。

接敵するまでは建物の物陰等に身を隠しながら潜伏。
戦闘開始直前に【爆ぜる天翼】を放ち、爆発を起こして敵集団を撹乱しましょう。
混乱している間に、爆撃鎚を手に集団から孤立した個体を狙って攻撃を行います。
攻撃後は即座に戦場から離脱、まだ混乱している内に逃れれば万々歳です。


黒城・廉也
【ヨアケ】
アドリブ連携歓迎

【広報活動】も兼ねてるんで…気合十分で行くッスよ!百鬼さんにゼットさん、撮影はお任せするッス!

あそこまで冷静さを欠いているなら不意打ちも決まりやすそうッスよね。
ヒルズの周りなんで身を隠しつつ【高速詠唱】で前もって術の準備、死角から【泥濘の地】を作り出し敵の動きを封じ込めるッス。そして、そのまま【全力魔法】の氷王の献花でド派手に決めるッスよ!
敵の動きはよく把握しておき、敵の攻撃には【早業】で回避。
大きな氷華が砕ける様子とかきっと映えると思うッス。
最後はかっこよくキメ!

撤退条件は指示通り消耗が基準。味方の用意した煙と共に散開し追跡されないように


浅杜守・巴
「元気のいいワンコロだねぇ。でも、ま…なんにせよ飼い主はなっちゃいないねぇ。飼い犬のリードはちゃんと持っとくもんさ」

拳をガツンと打ち付けて挑発するようにマルコスを言葉で煽る。爪を突き立てんと飛びかかってくるマルコス達に向けて柔和な表情から開眼し獰猛な笑みを見せ、両腕のバンカーを構えて地面に突き立てる。

「向かって来る奴は気を付けな。ここから先は工事中だよっ!」

パラドクスを発動させ地面を液状化させつつ衝撃波を発生させ、マルコス達を吹き飛ばしていこうとする。


魏・鋼
ふむ、獣ですな
見た目は狼ですが、狼に率いられた群れ(統率された群れ)となっているかは試してみてのお楽しみと言ったところでしょうか

会話からは余り策を弄する知性は感じませんが、膂力はありそうですから、今回は危険になる前に一撃離脱する戦法を採用させていただきましょう

愛馬とともに戦騎疾駆、道路を走り抜けて加速し、勢いを持ったまま彼の敵の前で愛馬に命じて跳躍させます
そして青龍偃月刀を両手で持ち勢いを利用し上段から切り伏せましょう
そのまま右手で偃月刀を保持し駆け抜け撤退の進路を取りつつ敵の攻撃は偃月刀を振るっていなし
前に立ち塞がる敵は懐から飛刀を投げつけたところに銀の槍を左手で持って貫き倒し被害を与えます


大総・統
フハハハ、我が名は、世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総統!!
この戦い…勝ったな!

本戦もまだなのに戦う前からなんかヤバい妄想を膨らませている大総・統は、きっと残党狩り気分で六本木ヒルズに集結したマルコスたちを狩ります

突出してくる敵には【念動力&オーラ操作】で、身体の一部の重さを変えながら、体感をずらし勢い削ぎつつ、その隙を突いて【内へと穿つ世界の裂け目】を介して、敵を殴り倒していきます

ククク…(あれ、なんか多いぞ…!? ハッ、まさか!?)
どうやら急ぐ必要はないな、まだ前哨戦なのだから!
味方と連携しながら、冷静に【演技】し、敵の動きを【看破】しながら、頃合いを見計らって、撤収します


アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】から
【広報活動】しますよ🎵

派手な方がいいならこうしてみましょう
歌い上げるは残響の英霊
愛を胸に希望を腕に、闇を晴らす力振るう少女よ、さあ踊りませ🎵

魔法少女の英霊を数人召還して戦って貰います、インファイトにはインファイトです!
私の方に寄ってきたらアサルトボイス・薙で受け流して牽制しつつ敵の背後から攻撃して貰います

歌と踊りは普段より優雅さを心掛けますね
ライラさんが攻撃する時に私の近くの敵も突き飛ばして巻き込ませて貰いましょう🎵
決まったらカメラ目線でキラッと可愛く決めポーズです🎵

私たちは、クロノヴェーダに後れを取ることはありません!
これまでも……そしてこれからもです!

アドリブ歓迎


百鬼・運命
【ヨアケ】で参加

【広報活動】(『戦争相談所』旅団で提案された『人類応援度』上昇の活動)の為、ドローンで仲間達との戦闘を撮影

「さてと、なるべくいい画が撮れる戦闘を心掛けたい所だな」

自分やゼットも移すが、撮られるのに慣れていそうな黒城、アオイ、宝心を中心に撮影

「さすが現役男性アイドルにコスプレイヤーと道化師、いい画が撮れそうだ」

戦いつつも常に周囲に気を使い、いい画を取るのに隙が出来ないようにゼットさんと連携しつつ死角を消していく

「さてこっちも負けていられないな。せいぜい無双させてもらおうか?」

こちらは映像映えより『斬界』で一気に殲滅する等の無双感をアピールする戦い方を心掛ける

アドリブ絡み歓迎


宝心・ライラ
【ヨアケ】
【広報活動】として参加

舞台は常に光り輝くもの
私は攻撃しながら【照明】効果で戦場を明るく照らして、仲間たちの戦いがより綺麗に録画できるようサポートするわ
でももちろん私自身も目立つことは忘れずに
いい主演は気配りができるものなのよ!

「きゃははっ!ワンちゃん達、私と遊びたいの?たくさん遊んで笑顔になってちょうだいね!」
自慢の軽業でマルコス達を引き付けて『時間稼ぎ』
マルコスが十分に集まったら、音と色彩の爆発で周囲一帯を弾き飛ばすわ

「フィードゥルディディー!スポットライトの中心に立つのは私……そう、私こそがトッッップスター!」
最後は撮影班のゼットに向けてカメラ目線で勝利のポーズ

連携アドリブ大歓迎



「ウォォォォォォォォォォ! 出てこい、ディアボロスゥ!」
「そこに居るのは、分かっているぞおおおおおおおおおお!」
「隠れてないで出て来いよ、卑怯者がァァァァァァァァァ!」
 狼の悪魔・マルコス達がイメージトレーニングをしながら、ケモノの如く吠えまくった。
 先程から、同じセリフを繰り返しているため、実際には気づいていないようだった。
 しかし、頭の血管が切れそうな勢いで怒鳴り散らしているため、近所迷惑である事は間違いなかった。
「――子犬ガわんわんト、ヨク吠エテイマスネ」
 そんな中、悠々・優(紺碧の大翼・g05177)が建物の物陰に隠れたまま、【爆ぜる天翼(スプレッドエンゼル)】を発動させ、破壊の念動力を籠めた天使の羽根を翼から撒き散らして次々と爆発させた。
「な、なんだ!」
「何が起こっている!」
「て、敵襲か? それとも、パーティか!?」
 マルコス達が動揺した様子で、必死に辺りを見回した。
「どうして、こう……天使と悪魔の手下っちゅうのは、皆チンピラなのか……。まあ、よいわ。今度の戦いが終われば、静かになるじゃろ」
 神坂・樟葉(自称超特級厨陰陽師・g03706)が複雑な気持ちになりながら、深い溜息を洩らした。
 その間も、マルコス達は見えない敵に怯えつつ、悪態をつきまくっていた。
「ま……なんにせよ、飼い主はなっちゃいないねぇ。飼い犬のリードは、ちゃんと持っとくもんさ」
 浅杜守・巴(サイボーグのデストロイヤー・g05767)が拳をガツンと打ち付け、マルコス達を挑発した。
「なんだと、コラァ!」
「ふ、ふざけやがって!」
「オレ達の前に出たのが、運の尽き。肉の塊にしてやるよっ!」
 マルコス達が激しい敵意を巴に向け、吠えて、吠えて、吠えまくった。
「この様子だと、余り策を弄する知性は感じませんが、膂力はありそうですね」
 魏・鋼(一臂之力・g05688)が冷静にマルコス達を分析しながら、警戒した様子で間合いを取った。
 おそらく、頭の中はカラッポ、猪突猛進タイプ。
 とりあえず、殴ってから考えるパワー系の集まりといった感じであった。
「フハハハ、我が名は、世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総統!! この戦い……勝ったな!」
 次の瞬間、大総・統(秘密結社ラグナロクの大総統・g00589)が赤い車の上に立ち、勝利を確信した様子で高笑いを響かせた。
 既に、気分は残党狩り。
 本戦も、まだだというのに、大勝利宣言をしてしまうほど、自信に満ち溢れていた。
「本当にムカツク奴等だなっ!」
「オレ達の恐ろしさを思い知らせてやる!」
「肉の塊になった後で、己の愚かさを後悔するんだなァ!」
 マルコス達が血に飢えたケモノの如く勢いで、ディアボロス達に襲いかかってきた。
「まとめて吹き飛びなぁっ!」
 それを迎え撃つようにして、巴が柔和な表情から開眼し、獰猛な笑みを見せた後、【我流突貫戦術『地鳴雷震』(ガリュウトッカンセンジュツ・ジナラシ)】を発動させ、両腕の盾を地面に叩きつけるのと同時にバンカーを射出し、周囲に向けて強烈な空気の振動と衝撃波を発生させた。
 その振動で、マルコス達が為す術もなく吹っ飛び、反動で液状化したアスファルトの事件に落下した。
「無策デ突ッ込ンデ、勝テルホド甘クハアリマセンヨ」
 そこに追い打ちをかけるようにして、優が爆撃鎚を手に集団から孤立したマルコスを狙って、容赦なく頭をカチ割った。
「こ、このままじゃ、やべぇ!」
「お、落ちつけ! ピンチをチャンスに変えるんだ!」
「俺は理性を捨てるぞ! ウォォォォォォォォォォン!」
 次の瞬間、マルコス達が野生の本能を解放し、四足歩行で高速移動しながら、ディアボロス達に襲いかかってきた。
「それでは、死ぬために特攻を繰り返しているようなものですよ」
 すぐさま、鋼が無双馬に騎乗したまま、【戦騎疾駆】を発動させ、疾風の如くアスファルトの道路を走り抜け、勢いをつけて跳躍すると、両手で持った青龍偃月刀を振り下ろし、マルコスの首を刎ねた。
「よくも、アルカナルを!」
「アイツは花を愛す優しい奴だったのに!」
「まだテディを作っている途中だったのに、よくも!」
 それを目の当たりにしたマルコス達が、血の涙を流しながら、ディアボロス達に襲いかかってきた。
(……あれ? なんか多いぞ……!?)
 そんな中、統が違和感を覚えつつ、念動力とオーラ操作で身体の重さを変えながら、体感をずらし勢い削ぎつつ、【内へと穿つ世界の裂け目(ユーバーファル・ギンヌンガガプ)】を発動させ、世界の裂け目と宣う異空間に繋がる穴(ギンヌンガガプ)を介し、次々と襲い掛かってきたマルコス達を蹴散らした。
 その間に、鋼が道を塞ぐようにして陣取っていたマルコスに飛刀を投げつけ、勢いを殺す事なく左手に持った銀の槍で胸を貫いた。
 その流れに乗るようにして、統も冷静に演技しつつ、今が前哨戦である事を思い出し、マルコス達の動きを看破しながら、鋼と連携を取って攻撃を仕掛けていった。
「ま、まだだっ!」
「俺達は、まだ本気を出しちゃいない!」
「いまこそ、見せてやる! オレ達の本気を! ガチモードを!」
 マルコス達が一斉に咆哮を響かせながら、ディアボロス達に纏わりついてきた。
「うーむ、これは躾けが必要なようじゃのう。狐として、同じイヌ科の名誉のため、放っておけぬ。大悪魔の飼い犬なら飼い犬らしく、犬小屋(結界)にでも入っておれ」
 それと同時に、樟葉が【攻性式神結界】を発動させ、マルコス達を結界に閉じ込め、内部に式神を放って次々と息の根を止めていくのであった。


 一方その頃、【ヨアケ】のメンバーは、戦争相談所』旅団で提案された『人類応援度』上昇の活動をするため、撮影も兼ねて戦地に向かっていた。
「敵性存在、大隊規模、悪魔マルコス。……敵役として見映えは良さそうだ」
 すぐさま、ゼット・ノアール(群青の傭兵・g01952)が【ゼットカルヴァリン(ゼットカルヴァリン)】を発動させ、長い砲身から追尾エネルギー弾を放った。
 それが蛇の如く軌道を描き、マルコス達に着弾し、咬み千切った後のように爆発した。
「て、敵襲かっ!」
「何処だ! 何処にいる!」
「あ、あれだ! あそこにいるぞ!」
 マルコス達が、あたふたとした様子で辺りを見回した後、ビシィッとディアボロス達を指差した。
「きゃははっ! ワンちゃん達、私と遊びたいの? たくさん遊んで笑顔になってちょうだいね!」
 宝心・ライラ(ミス・ハッピーエンド・g01071)が【照明】効果で戦場を明るく照らしながら、ハイファイブ(剣)で斬りかかっていった。
「お、俺はワンちゃんなんかじゃねぇ!」
「俺達は誇り高き狼だ! 犬なんかと一緒にするな!」
「それが分からねぇようなら、テメエらに生きる価値なんてねぇ!」
 マルコス達が殺気立った様子で、感情的に吠え始めた。
 それだけ、犬と同じ扱いをされる事が嫌なのか、敵意が剥き出しになっていた。
「どうやら、敵さんも気合十分のようッスね! それじゃ、百鬼さんにゼットさん、撮影はお任せするッス!」
 その間に、黒城・廉也(後輩サキュバス・g02175)が物陰に隠れたまま、高速詠唱で【泥濘の地】を作り出し、マルコス達の動きを封じ込めた。
「さてと、なるべくいい画が撮れる戦闘を心掛けたい所だな」
 その期待に応えるようにして、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)が次々とドローンを飛ばして仲間達の戦いを撮影し始めた。
「おい、こら! 見せモンじゃねえぞ!」
「ち、畜生……! 全然、届かねぇぞ!」
「こうなったら、お前達をブチのめす!」
 その事に気づいたマルコス達が、苛立ちを隠せない様子で暴れ始めた。
「愛を胸に希望を腕に、闇を晴らす力振るう少女よ、さあ踊りませ🎵」
 次の瞬間、アオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)が、【ヒロイックシンフォニー】を発動させ、雄々しき楽曲によって、魔法少女の英霊を創造し、マルコス達と戦わせた。
「さすが現役男性アイドルにコスプレイヤーと道化師、いい画が撮れそうだ」
 一方、百鬼は周囲に注意を払いつつ、イイ画が撮れるように、ゼットと連携を取りつつ、戦場を駆け回った。
「もう我慢出来ねぇ!」
「お前達だけは、俺がやる!」
「覚悟しやがれ、こん畜生っ!」
 その事に腹を立てたマルコス達が、鋭い爪を振り回し、ディアボロス達に襲いかかってきた。
「だったら、こっちも負けていられないな。せいぜい無双させてもらおうか?」
 すぐさま、運命が【斬界(ザンカイ)】で無数の斬撃を発生させ、マルコス達を一瞬にして肉の塊に変えていった。
「みんな頑張っているな。敵役も、よく吠えてくれるし、イイ宣伝になりそうだ」
 その間、ゼットは仲間達の後方に陣取り、記憶補助グラスで戦いの様子を保存した。
「もうドタマに来たァ!」
「……バカにしやがって!」
「もう許さねぇ! 絶対に許さねぇ!」
 マルコスが牙を剥き出しにしながら、高い持久力を活かし、執拗に纏わりついてきた。
「それじゃ、ド派手に決めるッスよ!」
 廉也がマルコス達の攻撃を早業で回避しつつ、【氷王の献花(グレイシア・ブルーム)】を発動させた。
 それと同時に、マルコス達の周囲に出現した水が一瞬にして凍りつき、巨大な氷の柱となって砕け散った。
「フィードゥルディディー! スポットライトの中心に立つのは私……そう、私こそがトッッップスター!」
 続いて、ライラが【Fiddle-de-dee(フィードゥルディディー)】を発動させ、カメラ目線で勝利のポーズを決めた。
 次の瞬間、音と色彩の爆発で、ライラの背後でマルコス達が吹き飛んだ。
「私たちは、クロノヴェーダに後れを取ることはありません! これまでも……そしてこれからもです!」
 それに合わせて、アオイがマルコス達の背後に回り込み、アサルトボイス・薙(刃の峰にマイクが付いた薙刀)で斬りつけ、優雅に舞い踊るようにしながら、カメラ目線でキラッと可愛くポーズを決めた。
「さて、そろそろ撤退するか」
 そう言って、ゼットが二連ミサイルアームを爆発させ、煙に紛れて仲間達と共に撤退するのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【泥濘の地】LV2が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV3が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2021年12月13日