リプレイ
アリス・セラフィハート
アドリブ連携歓迎です
『いよいよ戦争…ここで少しでも、敵さんの戦力を削いでおかなきゃです…!』
味方と連携
敵に
囲まれない様
【飛翔】で【空中戦】も行い
【臨機応変】に行動
自身の剣
『ヴォーパルソード』を使い
【光使い】で
剣から光焔の【衝撃波】を放ち
近接時は
剣で【斬撃】【両断】
【薙ぎ払い】の剣戟で
牽制等しつつ
『リングスラッシャー』で
攻撃し
空中などに離脱する
ヒット&アウェイで戦闘
また
オラトリオの
ロリーナちゃんにも
『オラトリオクレセント』
からの光の矢を
【連射】しての
味方の援護をお願い
敵の攻撃は
【結界術】【残像】で
回避・防御
戦いつつ状況を【観察】
引き際をみて撤退
(味方とも合わせ)
万が一
ヴァサゴさんが
現れた時も撤退
牧島・星奈
押し寄せる大軍勢を前に、高所に立って高らかに言い放つ!
港区はこの星光閃姫☆キラメスターが必ず取り戻しちゃうんだからねー!
キラッ☆と、やっつけちゃうよー!
で、高い所から名乗ってて思ったけど
多すぎない?敵の数!
だから無理しないでやれる限りの事をやる!
敵にまとわりつかれないように高い所から【アイスエイジブリザード】で仲間を援護してたくさんの敵にダメージを与えて倒しやすくする
出来る限り敵の数を減らしておけば後の戦いが楽になるからね!
引き上げる時は【アイスエイジブリザード】と【氷雪使い】で追手の視界を遮ってその隙にさっさと逃げる
※連携絡み大歓迎!
「そこまでだよ、アークデーモン!」
「むぅ、何者だ!?」
意気軒昂と燃え上がるマルコスに向けて、高らかに放たれる凛とした声。数階建てのビルの屋上から、牧島・星奈(星光閃姫☆キラメスター・g05403)がポーズを決める。
「港区はこの星光閃姫☆キラメスターが必ず取り戻しちゃうんだからねー! キラッ☆と、やっつけちゃうよー!」
「むぅぅ……貴様、ディアボロスか!」
その名乗りに対して向けられる、マルコスの敵意。まさしく無数とも言える視線が、現れた邪魔者へと突き刺さる。
「……多すぎない? 敵の数」
「ヴァサゴ様の為に!」
そうしてアークデーモンの軍勢が、翼を広げ、一斉に星奈へと襲いかかってくる。長い爪に牙、それらを剥き出しにして飛びかかってきた。
「わわっ……と、とにかくっ、倒さないとっ。出来る限り敵の数を減らしておけば後の戦いが楽になるからね!」
それを迎え撃つべく両手を前に出すと、そこから迸るのは冷気の嵐。氷結の大魔法が、マルコスを迎え撃つ。冷気に動きを鈍らせるマルコス……なれどその数は多く、全てを凍らせるのは到底不可能と言うもので。
「私も、いきますっ……!」
だがもちろん、こちらも一人ではない。天使の翼をはためかせて【飛翔】したアリス・セラフィハート(不思議の国の天司姫アリス・g00270)が、無数の光輪を伴ってマルコスへと飛びかかる。
「いよいよ戦争……ここで少しでも、敵さんの戦力を削いでおかなきゃです……!」
「ぬぅっ……!!」
光焔を輝かせた白銀の剣とマルコスの爪が激しくぶつかり合い、火花を散らした。パラドクスならざる斬撃は悪魔を断つには至らないが、鋭い爪からその身を守り、その隙をついて光輪で敵の身体をズタズタに斬り裂いた。
オラトリオのロリーナも精一杯に、魔法弓から矢を放ち、マルコスの気を引いていく。
「削がれるのは貴様らの方だ、ディアボロス!」
「っ……そうはいきませんっ!!」
一方のマルコスも、執拗にこちらを囲み、爪を繰り出して来る。なんとか囲まれないように飛び回り、必死に攻撃を回避していくアリス。剣を振り回し、敵を遠ざける。
戦力の差を精一杯に覆そうと、全力で飛び回っては光輪を放ち、一人でも多くの敵を、ここで仕留めていこうとする。
「はぁっ、はぁっ……!!」
とはいえいくら倒しても、やはり敵の数は膨大。ジリジリと押され、息も上がってくる。敵の数も多く、ただ飛び回るだけでは徐々に囲まれていき――。
「やらせないよ、とりゃーっ!!」
その包囲を崩すべく、星奈が全力で吹雪を放つ。一体が凍りついて墜落し、周囲のマルコスも巻き込まれる事を嫌って大きく間合いを取った。
「ありがとうございますっ……」
「いやいや、こっちも助かってるし……でもやっぱりキリがないー!」
その隙に包囲から脱しつつ、星奈の近くにいるマルコスを光輪で裂くアリス。もちろん星奈の方も、数多くの敵に狙われており、およそ余裕のある状況とは言い難い。
「そろそろ撤退のし時でしょうか……」
「他のみんなも敵を削ってくれてる筈だしね……それじゃ、さっさと逃げるよー!」
言って敵陣めがけて吹雪を浴びせ、その視界を眩ませる星奈。一部のマルコスが追ってくるのを、全力で引き離すべく撤退を図っていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
甲斐田・レイコ
「戦争かー。ぶっそーだけどやるからにはあーしも派手に行くぜ〜」
【行動】
さーて、今回もキャラクターを実体化させて攻撃だー!【早業】【アート】【情熱】の技能を使って、キャラクターを描いていこー。
今回実体化させるのは……雷でできた獣!雷獣ってやつ?そんな感じ!
電気で出来た体に迂闊に近付いて攻撃してきたら、ビリッとシビれちゃうぜ!
相手が大勢集まってる所に突っ込んで、ビリビリドカーンと放電して一網打尽作戦でいくよ。
一通り放電したらさっさと撤退!逃げること雷の如く!なんつって〜
「雷と動物……キャラクターとしてはいい相性だけど、ネズミをモチーフにするのは危ないからやめような!ギャルとの約束!」
アドリブ歓迎
橘樹・六華
ここで頑張って幸先よくこの戦争を初めよう。
記憶も何も指針がない私だけど、でもこの戦いに勝利すべきだってのはわかるもん。
先んじて(早業)攻性式神結界をはなち、攻撃しつつ閉じ込めることで敵の攻撃行動に制限をかけるよ。
いくら持久力があったってそれはまともに動くのが前提でしょ?
だからなお一層結界に力(結界術・呪詛)を込めて閉じ込め続けるよ。
うんきっと大丈夫。私はこの力をきっとかつて使っていたんだからやり切れるはず。
撤退は機を見て。力をつくしていても動けなくなる前に。
「ここで頑張って、幸先よくこの戦争を初めるよ」
マルコスの軍勢をまっすぐに見据え、決意を口にする橘樹・六華(常葉雪片・g03430)。生まれも育ちも覚えておらず、本当の名前すら知らぬ彼女だが。
「でもこの戦いに勝利すべきだってのはわかるもん……だから、これで!」
チョーカーにそっと触れると、その手を前に突き出し、マルコスの一部を攻性結界に閉じ込める。その内側を激しく、式神が荒れ狂うように暴れまわった。
「いくら持久力があったってそれはまともに動くのが前提でしょ? それならっ……!」
「ぐぬぅ……この程度の結果で、我らを阻めるものか!」
マルコスは執念深く結界を爪で、牙で砕かんとする。元より長く閉じ込めておく為のものではないにせよ、反撃の間抑えておくだけでも、容易ではない。
「大丈夫。私はこの力をきっとかつて使っていたんだからやり切れるはず……!」
全力で結界に力を注ぎ、その維持に務める六華。己を懸命に鼓舞する事で、反撃の爪を封じ込めようとする。そうして維持している間に、絵筆を取り出すのは甲斐田・レイコ(ドリームスケッチ・g02127)。
「戦争かー。ぶっそーだけどやるからには、あーしも派手に行くぜ~!」
それを宙に走らせれば、描き出されるのは新たな物語の主人公。雷を纏う獣の絵は実体化し、大地へと降り立った。
「よっしゃ、じゃあビリビリドカーンで一網打尽作戦! よろしくっ!」
「……っ、わかったっ!」
意図を察し、結界の維持を解く六華。結界に封鎖されていたマルコスは当然、一塊になっており、そこへレイコが雷獣を解き放った。
「むぅ、何だ……ぐあっ!?」
「迂闊に近づいて攻撃したら、ビリッとシビれちゃうぜ~?」
それを爪で迎え撃つマルコス……だが、それはあくまでパラドクスの雷。実体ある獣ではない以上、斬り裂かれ倒されるものではない。
むしろ迂闊に触れた事を咎めるように、音を立てて稲光が飛び散る。式神の斬撃で弱っていたマルコスは、その雷撃に耐えられず、崩れ落ちた。
「よーし、いい感じじゃね? この調子でバリバリいけるっしょ!」
「そうだね、この調子なら……っ!」
だが当然、マルコスはこれだけではない。次々と襲いかかってくる敵を、慌てて結界で迎え撃つ六華。そのまま同じ連携で仕留めていくが、悪魔達は仲間の屍を乗り越えて迫ってくる。
「執念深いって言うのは、本当に……!」
「いい加減、しつっこい、もうっ!」
まさに執拗、と言う形容がよく似合う、マルコスの爪。あらゆる方面から襲いかかってくる敵を迎え撃つのは、心身ともに疲労する。じわじわと消耗が広がり、息が弾み。
「そろそろ引き時かな……?」
「んじゃ、逃げること雷の如く! なんつって~!」
これ以上消耗して逃げられなくなる前にと、身を翻す2人。当然マルコスは、執念深くこちらを追撃して来て。
「雷と動物……いい相性だけど、ネズミをモチーフにするのは危ないからやめような! ギャルとの約束!」
「ギャルと……誰との……?」
その追撃を結界と雷獣で阻み、式神が喉を斬り裂いた。そのまま追撃を振り切り、敵の勢力圏外まで逃れていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
内方・はじめ
深追いし過ぎると呑み込まれる
かといって、慎重過ぎると効果が薄い
まあ、誰かが突出し過ぎるとよくないし、【パラドクス通信】で交信し、突出しそうな者に警告したり、戦力が薄い場所へ応援を頼んで戦線を維持しましょ
こういう戦いは、相手が気付く前に殴って、相手が立て直す前に削って逃げるのが理想的ね
塹壕掘り、拠点構築を活かし、敵進路上の瓦礫や廃墟に身を隠す塹壕を掘って待ち伏せ
敵が来たら、敵軍の横っ腹狙って、一気に攻撃といきたいわ
敵軍を撹乱しつつ、砲撃、誘導弾、弾幕を活かし迅雷の魔弾で敵軍に打撃を
可能なら【飛翔】で、廃墟のビル等を盾にしつつ、空中戦、一撃離脱も活かし更に撹乱して、引き際をみつつ敵戦力削減を図って
テレジア・ローゼンタール
全てを見通す者、か
であれば、貴様らの主とやらは残酷だな
我ら復讐者によって、貴様らが悉く殺し尽くされると知って嗾けたのだから!
舌戦による挑発で、精神集中を乱せれば僥倖
赫怒の魔剣を構え、迎え撃つ
魔剣を盾代わりに身を護り、敵の動きをよく観察して見極め(情報収集・看破)、効率的に【命中率アップ】
【斬殺の一閃】、すれ違いざまに【両断】する
悪魔らしく魔術のひとつでも使えば梃子摺りもしただろうが……少々強い獣と変わらん!
皆殺しにしたいところではあるが、物量の差は埋めがたい
味方が退き始めたら自身もまた撤退
魔剣を地面に叩き付け、魔力放出(オーラ操作)で爆発を起こして粉塵を撒き散らし敵の視界を遮っておく
「深追いし過ぎると呑み込まれる。かといって、慎重過ぎると効果が薄い……面倒ね」
なんとも厄介なものだと、眉を寄せつつ零す内方・はじめ(望郷の反逆者・g00276)。柱の影からアームキャノンを構え、敵陣の横っ面から魔弾でマルコスを狙い撃つ。
「Grrrrrrrrr――!!」
「……っとにもう、鬱陶しい……!」
だがその一撃を契機にして、マルコスは一斉にこちらに殺気を向けて来た。迅雷にその身を焼かれても、痛みを感じる理性すら捨てて、四足歩行で飛びかかって来る。
その爪から逃れるべく柱の影に隠れれば、敵は爪と剛力でその柱を打ち砕いて来て。
「ほら、そこっ……!」
そうして、砕けた柱の向こうで構えていたはじめは、そのまま相手の頭部を吹き飛ばす。だが一息つく間すらなく、次のマルコスが飛びかかって来た。
「Grrrrrr――!」
「まさに獣だな……そこだっ!」
それを迎え撃つ、と言うよりこちらから攻め込むように、駆け寄り間合いを詰めるのはテレジア・ローゼンタール(魔剣の騎士・g01612)。手にした大剣に憤怒を篭めて、マルコスへと叩きつけた。
「Gaaaa――!?」
「ふん、悪魔らしく魔術のひとつでも使えば梃子摺りもしただろうが……それでは、少々強い獣と変わらん!」
獣性を解放したマルコス達は、ギラギラとした視線を向けて来る。無数の殺意をその身に受けて、だがテレジアは恐れる事なく堂々と構えを取り。
「……しかし、全てを見通す者、か。であれば、貴様らの主とやらは残酷だな」
「Grr――?」
そこで言い放った言葉に、怪訝そうな表情を浮かべる。およそ狩猟本能以外の理性を失っても、こちらの言葉は理解出来るのか……あるいは主の事だけは、本能に刻みつけられているか。
「我ら復讐者によって、貴様らが悉く殺し尽くされると知って嗾けたのだから!」
「GYAOOON――!!」
故に、その挑発には逆上するように、咆哮を迸らせて来る。四方八方から一斉に、その爪を、牙を向けて来るマルコス達。それを大剣で防ぎ、切り捨てていくが、ならばと相手は一斉に全方位から飛びかかって来て。
「獣も群れれば面倒だな、しかし……ふんっ!」
「Grr!?」
その全てに反撃すべく、ぐるり、とその身体を回すテレジア。大剣の重みを遠心力に変え、強引な斬撃で両断にかかる。質量と膂力に任せた豪快な一閃が、集まるマルコスの身体を断ち切った。
「ふぅぅ……どうだっ!」
「あら、やるじゃない。けど、そろそろここも危ないみたいよ!」
そんなテレジアの剛力に口笛一つ吹きながら、上空から大声で呼びかけるはじめ。一つ所に留まる余裕もなく、【飛翔】で引き撃ちながら、周囲の戦況に視線を送る。
「囲まれないうちに、引いた方が良さそうね!」
「皆殺しにしたいが……仕方ない。ここは退くっ!」
舌打ちせんばかりにマルコスを睨みつけると、大剣を振り上げるテレジア。豪快にそれを振り下ろて瓦礫を撒き散らすと、それに紛れて撤退する。
「Grrrrr――!!」
「まったく、しつこいわね。今日は店じまいなんだけど!」
それでも追ってくるマルコスには、はじめが魔弾を撃ち付けて。相手の咆哮が、その背に響く。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
陣・頼人
敵の武器はどんな硬い物でも切り裂く鋭い爪と牙。
でも、「柔らかい物」ならどうかな?
【地形の利用】と【ジャンプ】でパルクールみたいな動きで敵を翻弄しながら【トラップ生成】と【罠使い】で周囲に粘着系のトラップを仕掛け、動きを鈍らせ他の仲間達が攻撃するチャンスを作る。
ネバネバする粘着液なら、鋭い爪も牙も役に立たないからね。
もちろん、僕もそれだけで終わらせるつもりはないよ。
奴が抜け出す前に【突撃】し、【インベイデッド・ユア・テリトリー】を叩き込んで仕留める。
ある程度仕留めて敵の数を削ったら、アームドフォートの【誘導弾】の爆煙を目晦ましにそのまま撤退する。
※連携・アドリブOKです
ファーティマ・クレピトゥス
六本木ヒルズ、平和な時代はかなり賑わってたみたいね
一度行ってみたかったなぁ…
でも、そのためには目の前の戦いに勝利しなくちゃね
まだレベルが低いから私は仲間のサポートに回るわ
【魔術知識】と【風使い】でウインドオーブの力を借りて突風を起こして仲間の生成したトラップへと追いやりながら、【ピンクパヒューム】で同士討ちを誘う
退却する時は【魔術知識】と【風使い】で味方側に追い風を起こしてそれに乗じて逃げるわよ!
(アドリブ・絡み歓迎)
「さあ、こっちだよっ!」
「逃さんっ……ヴァサゴ様のため、ここで朽ち果てよっ!」
ヒルズの建物をパルクールのように駆け抜け、跳び移り、マルコスを引き連れて逃走する陣・頼人(武装騎士ヴィクトレオン・g00838)。マルコスは翼を広げてそれを追いかけ、その爪を剥き出しにしていく。
「斬り捨ててくれるっ!」
「うわっと……!!」
そうして振るわれる爪を慌てて跳び超えて回避すれば、背後にあったコンクリートの柱が容易く断ち切られる。中の鉄筋すらも容易く斬り飛ばすそれは、人の骨も易々と断つ事だろう。
「この爪を防ぐ事はできん!」
「確かに、どんな硬い物でも斬り裂くようだけど……! でも、『柔らかい物』ならどうかな?」
だが、そうして振るわれる爪に対し、頼人は咄嗟に、パラドクスの罠を起動する。粘着液が周囲にばらまかれ、マルコスの足を止めた。
立ちはだかる物なら全て斬り裂く爪と言えど、まさか足ごと斬る訳にもいかない。ネバネバとした感触に手を焼き、足を止めて。
「ちっ、このような物……」
「今だっ!!」
そこへ突撃し、その竜骸剣を叩きつける。豪快な一撃が、マルコスの身体を吹き飛ばす。粘着液を引き剥がしながら、呻きを漏らし下がるマルコス。
「ちぃ、このような罠……むぅ?」
するとそこに、甘やかな芳香が漂ってくる。芳香の主を探し視線を巡らせれば、嫣然と舞い踊るファーティマ・クレピトゥス(ディバインディスチャージャー・g04908)。
「六本木ヒルズ、平和な時代はかなり賑わってたみたいね。一度行ってみたかったなぁ……」
豊満な肢体を優美に見せつけながら、激しく、情熱的に踊るファーティマ。その視線は周囲に向けられ、在りし日の東京に思いを馳せる。
奪われた歴史を憂い、表情を曇らせ……だがすぐに、思い直すと、視線をマルコスへと向けていく。
「いつか行くためにも、まずは、目の前の戦いに勝利しなくちゃね……!」
「ふん、いずれヴァサゴ様が断片の王となられれば、東京に平和も訪れよう!」
無論、戦場で踊る怪しい女を排除すべく、マルコスが迫る。美女の踊りと色香にも、狼の悪魔が心動かされる事はない。その豊かな肢体を切り裂かんと、爪を振り上げて――。
「がぁっ!? な、何をする!」
「む、これは……」
だがその爪はファーティマを捉える事なく、仲間のマルコスへと振り下ろされた。その甘き風は魂を蕩かす、魔性の香り。相手の扇情を引き立てるべく、嫣然として舞い踊るファーティマ。
「さあ、溺れなさい……?」
「ぐぅぅ……ちぃっ、こんなもので……ぐっ!」
舌打ち一つ、彼女への警戒を強めるマルコスは、翼をはためかせて間合いを取る。だがその先には、頼人が張り巡らせた粘着の罠。翼を取られ動きを止めて。
「喰らえっ!」
「ぐぅぅぅぅぅっ!」
そこへ力強い斬撃が、マルコスの身体を両断した。心身を捉える2つの罠で、連携し敵を削っていく2人。
「そろそろか……撤退するぞ!」
「ええ、そうね。ほら、追ってこないでね!」
そうして、そろそろ敵が集まってくれば、アームドフォートの砲撃で爆煙を起こす頼人。それをファーティマの桃色の風が広げて、それに紛れて撤退していく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
ロイド(g00322)と共に
★アドリブ、連携、絡み歓迎
「では、大きな戦いに向けて頑張りましょう」
リヒテンに【騎乗】して挑みます
パラドクス使用し、大きな鷹の姿で呼び出します
「少々、お力をお貸し下さい。ラー様」
ラーに力を借りつつ、魔導書や魔法触媒で【光使い】と【結界術】で身を守る
敵を【戦闘知識】で動きをラーへ伝えます
「太陽の光なので、触れると火傷しますよ!」
翼から斬激を放ってくれたり、掴んで高所から落とす等をしてもらいます
空を飛んでもらい、意識を一時的にでも良いので向かせる様に動いてもらいます
「流石ですね。ええ、私達はこの辺で撤退しましょう」
目の前の敵を減らせたら撤退します
他のディアボロスにお任せ
ロイド・テスタメント
主(g00112)と共に
★アドリブ、連携、絡み歓迎
「はい、主の為に頑張りましょう」
空は逃げる時のみ、【忍び足】で歩き、【暗殺】の要領で息を殺して大群の中へ
鋼糸を【罠使い】の要領で足元に張り巡らせる
「あれが……主の新なパラドクス。流石ですね」
光の鷹に気を取られている間にパラドクス使用し、マルコスの死角から【呪詛】を込めた魔力の弾丸を放つ
刀で【フェイント】攻撃しつつ回避し、魔力の弾丸を放つ
刀を落とされても、服や靴に仕込んだナイフで斬る
「多い、全ては2人では、無理でしょうね」
主を守りながら後退する
「お怪我がないようで何よりでございます」
あとは他のディアボロスに任せましょう
無理はしない、主の為に
「では、大きな戦いに向けて頑張りましょう」
無双馬・リヒテンを呼び出すと、太陽の光を集め、大きな鷹の姿を取らせていくヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)。
「少々、お力をお貸し下さい。ラー様」
「ふん、そのように図体ばかりデカい鳥など、良い的だ!」
太陽神ラーの加護を願いつつ、その背に飛び乗ると【飛翔】させて宙へと舞い上がる。当然マルコスはそれを追って飛び、その爪をもって斬り裂こうとして来る。
「太陽の光なので、触れると火傷しますよ!」
「ぬぅぅっ!?」
だが、あくまでその鷹は光、爪で切り裂く事など出来よう筈もない。その腕を焼かれ、苦悶の声を上げるマルコス。
さらに追い打ちをかけるように、鷹が翼を振るえば、光の斬撃が相手を裂く。
(「あれが……主の新なパラドクス。流石ですね」)
そんな上空の戦いを、静かに見上げるロイド・テスタメント(元無へ帰す暗殺者・g00322)。ヴァイスハイトに仕える暗殺者である彼は、主の戦いに感嘆の表情を浮かべる。
だがそれを声に漏らす事はない。周囲に注目が集まっている隙に、息を殺して密やかに敵陣へ接近する。
「……ぬぐぅぅっ!?」
そうして放った先制の一発は、ヴァイスハイトを見上げるマルコスの背に突き刺さった。すでに陽光に身を焼かれていたそのマルコスは、呻きと共に墜落していく。
「ちぃぃ、いつの間にっ!」
「気づかれぬよう主の敵を屠る。それが私の役目ですので」
当然一発撃てばすぐに気づかれ、こちらにもマルコスが迫り来る。それを、月を思わせる刀で捌いていくロイド。こちらも反撃の刃を繰り出すが、パラドクスでない攻撃は容易く防がれる。
「そのような鈍らなど、この爪で斬り落としてくれるっ!」
「なるほど鋭い爪ですが……持つ者が鈍らのようですね」
されどあくまでそれは牽制。袖に仕込んだナイフも使い、敵の気を散らしていく。そうして本命はパラドクスの魔弾で、相手の頭部を打ち砕いた。
「流石ですね、ロイド」
「恐縮です、我が主。お怪我がないようで何よりでございます」
断末魔もなく崩れ落ちたマルコスには興味を示さず、空から降りてきたヴァイスハイトへ恭しく頭を下げるロイド。無論そうしているうちにも、さらなる新たなマルコスが、爪と牙を剥き出しに集まってくる。
「……多い、全ては2人では、無理でしょうね」
「ええ、私達はこの辺で撤退しましょう。もうしばらくお力をお貸しください、ラー様」
ロイドの言葉に頷くと、鷹が翼を広げて戦場を離脱する。それを追ってマルコスも飛び、その爪を振り上げて。
「主の背を撃たせるとでも?」
「がっ……」
だがもちろん、そんな主を守るのがロイドの役目。共に【飛翔】しながら、魔弾で撃ち落としていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【温熱適応】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
奉利・聖
ようやく大掃除のチャンスが巡って参りましたねぇ
一度に全部掃除してやりたいところですが、焦らずこつこつと…消していけば自ずと我々が勝ちます
人の世に、クロノヴェーダというゴミは不要です
今宵携えたのは、漆黒の棒切れのみ
其れで十分──『掃除に必要なのは身一つのみ』ですから
まずは<ダッシュ>し、機先を制して横薙ぎと蹴りの連撃
絶え間なく動き続けて、尻尾を思い切り踏みつけ、怯んだ隙に急所へ棒を突き刺す
そのまま別の個体へ、徒手空拳を仕掛けましょう
<早業>で回避しつつ<連撃>を差し込んでいき、爪と牙の攻撃を避け…倒した死体に向けさせましょう
腕が切断されたら上場、素早く回収して爪で刺し貫き、仕留めにいきます
露木・ささら
先制攻撃は大事だよね。
戦争前に敵戦力を削れるのはいいよね。
戦争前のウォーミングアップにいい感じなの。
うん、ウォーミングアップってことを忘れちゃダメ。
いっぱい狩りたいところなんだけどね。
本番までに怪我が治らないとかなると困るのです。
なのでひどい怪我をする前に撤退するですよ。
疲れるとパフォーマンスが落ちるからそのタイミングでかな。
敵集団に突っ込むのはヤバい。
確実に殺れる程度の数しかいないはぐれが狙い目っぽい!
後は継戦能力を考慮して<流血死闘>でやるのです。
ダメージを受けても回復すればへーきへーき。
狩って、狩って…狩りまくるっぽい!
撤退するときは隠れてコソコソと。
下水道とか使えると安全かもね。
「ようやく大掃除のチャンスが巡って参りましたねぇ」
「そうそう、先制攻撃は大事だよね。戦争前に敵戦力を削れるのはいいよね」
腕が鳴る、とぐるぐる肩を回し、笑みを浮かべる奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)。露木・ささら(流血の狩人・g02257)もそれに同意して、獲物であるノコギリ鉈を構える。
「まあいっぱい狩りたいところなんだけどね。本番までに怪我が治らないとかなると困るのです」
「ええ。焦らずこつこつと……一度に全部掃除せずとも、消していけば自ずと我々が勝ちます」
掃除人と狩人。どちらも本来、戦場には似つかわしくない仕事だ。だが2人に、そんな気負いはなく。
「人の世に、クロノヴェーダというゴミは不要です」
「クロノヴェーダは狩るっぽーい!」
ゴミを消すべく、獲物を狩るべく。一気に間合いを詰め、マルコスへと向かう。その狙いは、戦闘の混乱で本陣から離れた少数のマルコスだ。
「敵集団に突っ込むのはヤバい。群れからはぐれた獲物が狙い目っぽい!」
「ちぃっ、ディアボロスめ……がぁっ!?」
一気に間合いを詰めて鉈を叩きつけ、ノコギリの刃で肉を裂く。溢れる鮮血をその身に浴びる事で【ドレイン】しながら、無邪気に笑みを浮かべるささら。
「この血でいい感じに回復していけば、長く戦える。狩って、狩って……狩りまくるっぽい!」
「くっ、貴様らっ、ぐぅぅっ!」
もちろんその間に、聖もマルコスと対峙している。その手に握った漆黒の棒きれを相手に叩きつけ、揺らいだその身体へは蹴りの連撃を叩き込む。
「このような所にまでっ……がはっ!」
「ええ。ゴミのある所どこにでも赴く、それが掃除人の仕事ですので」
相手の反撃の爪は身を沈めて回避すると、尻尾を強く踏みつけ、怯んだその後頭部を棒で打ち砕く。ただの棒切れとその身一つで、マルコスを仕留めていく聖。
クロノヴェーダに、パラドクス以外の攻撃はおよそ通じない。ならばこれもパラドクス――彼のその身一つが、技として昇華されているのだ。
「ゴミ掃除など、この棒きれ一つあれば十分。どんどん片付けていきますよ」
「我らを、ゴミと宣うか、ディアボロスめっ……ぐがっ!」
さらに仕留めた相手の死体を盾にして、別の相手の爪を防ぐ。そうして斬り落とされた腕すらも、彼は武器へと変える。大立ち回りを見せながら、次々とマルコスを仕留めていって。
「せいっ。……と、この辺りはこれで十分っぽいっ! ……うーん、でもウォーミングアップにしても、まだやれるっぽい」
「ええ、片付きましたね……次のゴミを探しにいきましょうか」
ここにいるのははぐれのマルコス、2人が立ち回れば程なくして、全てを打ち倒す。とはいえもちろん、このヒルズ周辺にはまだ多くのマルコスが残っている筈で。
「下水道とか通ったら見つかり難くなるっぽい?」
「徹底的に掃除したくなりそうですね……」
そうして2人は、新たなはぐれのマルコスを探し、次の戦場へと駆けていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
アンゼリカ・レンブラント
取り戻すための戦い。いよいよ大一番迫るだね
戦争前にしっかりと暴れてやろう!
【勇気】を胸に仲間と足並みを合わせ突撃
パラドクスの光剣を叩き込んで敵の陣形に風穴を開けてやろう
叩き込んだ後は反撃を【オーラ操作】も駆使し凌いで
囲まれないような位置に動き、前衛で戦うよ
倒せそうな個体を1体1体確実に倒すけど、
すぐに倒せる敵がいない時は、集まっているところに
パラドクスを叩き込み誘い出して仲間と囲むよう動こう
こっちこっち!
仲間と情報は共有し、臨機応変、効率的に動くのを心がける
沢山倒すのを狙うけど無理はしないし、
もしヴァサゴが出てきたら撤退しよう
【光使い】を思い切り発動させて目くらましの
【フェイント】を行い退くよ
白戸・もがり
一気に沢山お相手するのは嫌なんだけども
有利を取る為にやるっきゃないのだー。って事で、程々に頑張ろうかな
大軍の内側に入らず、可能なら全体の様子をある程度観察できる位置で立ち回る
撹乱も兼ねて突撃する人が居るだろうから、それで怯んだり傷を負った敵を狙い、一体ずつ確実に倒していこう
反撃には焦らず精神集中で狙ってくる箇所を看破、無理なく受けられる範囲で防御しダメージを抑える
狙う対象がいなくなった、或いは敵軍の体勢が立て直される兆候を感じたら退き時かな
突っ込んだ人の撤退時に邪魔になりそうな敵を攻撃して注意を惹きつけつつ
風を使って砂を巻き上げて敵の視界を遮り、ちょっとでも追われ難いよう時間を稼いで撤退するよ
「取り戻すための戦い。いよいよ大一番迫るだね」
大きな戦いを前に、その闘志を昂らせるアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)。その身に光の輝きを纏い、気合を入れる。
「戦争前にしっかりと暴れてやろう! さあ、いくよっ!」
「むぅぅっ! 現れたな、ディアボロスめ!」
その闘志をパラドクスの光に変えれば、大きく一歩を踏み込み、剣として振り下ろす。マルコス達は一斉にこちらを睨み、飛びかかって来た。
「我が爪で引き裂いてくれる!」
「ぐぅっ……そうはいかないよっ!!」
そんなマルコスの鋭い爪を、鍛えられた強靱な肉体と、全身に張り巡らせたオーラの輝きで受け止めるアンゼリカ。コンクリートをも容易く裂く爪は受け止めるのも容易ではなく、その身体に血が薄らと滲む。
「まだまだー! こっちこっち!」
「ひゃー、気合入ってるねー」
そんな前衛で大立ち回りを見せるアンゼリカを、やや気の抜けた様子で見やる白戸・もがり(葬送の虎落笛・g02018)。面倒くさがりでやる気がないとも言えるが、緊張とは無縁とも言えようか。
「一気に沢山お相手するのは嫌なんだけども、有利を取る為にやるっきゃないのだー」
敵の注意を引きつけたアンゼリカは、そのまま彼らを引き連れて逃げて来る。そうして集まっているマルコスに向けて、のんびりと杖を振るうもがり。
振るえばその風は杖の中を通り、詠唱となって解き放たれる。
「って事で、程々に頑張ろうかな。いくよー」
「むぅぅっっ!?」
そうして詠唱は砂となり、嵐となって巻き起こる。近づいてくるマルコス達を一気に呑み込み、その身体を削り殺す。相手も執念で爪を振るってくるが、杖を使って受け流して。
「うん、こんな感じー。いけるいける」
「この調子でどんどんいこうっ!」
追ってきたマルコスが全て倒れれば、すぐさまもう1度敵陣へと突っ込んでいくアンゼリカ。彼女が切り込み、敵を光剣で薙ぎ払い、そして戻ってきて。
そこをもがりが砂の嵐で呑み込む、そんな即席の連携を何度も繰り返し、敵を削っていく。
「よーし、もう1度っ……」
「っと、待った待った。んー、やる気があるのはいいけど、そろそろ退き時かなー」
そうして何度目かの突撃の後、アンゼリカを制止するもがり。敵は攻撃を受けた混乱から、立ち直りつつある。それにアンゼリカの身体にも、大分爪による傷跡が蓄積していて。
「っ……そうだね、無理はしないっ! 戦争はまだこれからだからね!」
「そーいう事。んじゃちょいと時間稼ぎといきましょうかねー」
退くと決まれば迅速に、その杖を振るい、砂嵐を巻き起こす。今度はマルコスを仕留める為でなく、敵の視界を塞ぐため。
「っ、ちぃっ、逃がすか!」
「そう言われたって逃げるよ! また後で相手をしてあげるからっ!」
さらにアンゼリカも、光剣を目眩ましのように輝かせる。そうして砂嵐の中から響く声に背を向け、撤退していく2人。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV2になった!
ルミ・アージェント
【公園】
港区を取り戻せたなら、初めてあたしたちが取り戻したそれはものすごく大きな一歩になると思うんだ!
出来る限りの手を尽くしていこう!
【公園丸・万射ち】で周囲に公園丸の複製を作り出して戦うよ!
最初のうちは温存気味に牽制程度にとどめておくね!
まだまだ我慢の時間だよ!
合図で撤退が始まったらあたしの本当の戦場はここから!
みんなが立て直して撤退するまでの時間を稼ぐんだ!
飛翔して下がりながら引き付けて、突出した相手から順に攻撃していくよ!
残りの公園丸をバンバン射ち込んでやる!
あと、負傷した仲間がいたら協力して運んだり手を貸してあげないとだね!
御森・白露
【公園】で連携。アドリブも歓迎。
我は前線でマルコスを狩ろう。
ネリリ殿のパラドクスを待って行動。
後衛からの援護で突出した敵をパラドクスで仕留めにかかるぞ。
地上にいるならそのまま、空中なら【飛翔】で標的に近いビル壁に飛び、【呼吸法】で踏込みを強化し突撃、すれ違いざまに【両断】してやろう。
更に基経殿の起こした風を【風使い】で推進力に変えて速度を上乗せじゃ。
手傷が多くなってきたら撤退じゃな。
後衛が足止めしてくれているうちに【飛翔】で退避しよう。
背中を預けられる仲間がいるとは心強い。皆の働きに恥じぬ戦果を上げねばならぬのう。
雅諒院・基経
【公園】と協力する。
ふむ、狼男という存在なのか?…違う?まぁひとまずやろうか。
【飛翔】をしている人を支援するために風を起こす。
もちろん敵に命中させるのも含めて、こちらに執拗に近づいてくる敵を風で押し返して傷を与えながら味方を支援する。
アドリブ大歓迎・ですが、カタカナ、外来語は使わない。もし使うならばひらがなでお願いいたします。
ユエト・ミナヅキ
アドリブ/連携◎
【公園】のみんなと徒党を組んで乗り込みマス
しっかり作戦も立てましたしクロノヴェーダの波を押し返しますヨ
前衛役として仲間の前に出て戦いマス
六六式強襲魔導刀にはカートリッジ[水氷]を装填
氷と冷気を纏わせた【白兎星連舞】の【連撃】を敵にお見舞いしますヨ
寒さで体の動きを鈍く出来るハズ
自慢のスピードが発揮できなければ他のディアボロスの餌食ですネ
相手が飛ぶようなら【飛翔】で宙を舞い、ビルや建物を蹴ることで立体軌道で攻め立てまス
後衛が危ないようなら[ディフェンス]しますヨ
矢木・真輝
【公園】で、行くよ。
僕は、今回は、サポートに、まわるよ。
みんな、離れすぎない、ように、ね。
『風魔宝珠』『砂塵宝珠』『きれいな石』は装備していれば技能効果発揮。
様子を見ながら後方から『風刃擂塵』で風と砂を操り、追い回されてる仲間を守ったり、敵の妨害をするのがメイン。
「戦うの、得意じゃ、ないけど、守るぐらいは、できるはず……!」
<撤退>
【公園】全体で3名が戦闘不能になったら撤退。
合図に笛(魔笛【夢幻】)を吹く。
ルミが敵を牽制。動ける人が、それぞれ近くの戦闘不能者を1名ずつ回収。空いてる人は退路を確保。
回収と撤退は〈ダッシュ〉で。〈呼吸法〉を利用して息を乱れにくくする。
可能なら【飛翔】も使っていく。
瀧夜盛・五月姫
【公園】だよ。
アドリブ、連携、歓迎、だよ。
姫は後衛。前衛、特に空中戦する、仲間たち、援護する、よ。
――愚かなる衆生の一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)なる余殃を、高龗神に祓い浄め給へと祈願奉り、大願を成就なさしめ給へと恐み恐みも白す(かしこみかしこみももうす)。
さあさあ、雲よ、大気よ。嵐を起こす、よ。
仲間には追い風を、敵には向かい風を。
空を動くには、難しい乱気流、起こして、翻弄する、よ。(【風使い】)
姫たち後衛、近づく敵は、風で【薙ぎ払い】、援護できる体制、極力維持。
撤退の時は、【飛翔】を利用して、地表を走るように、街を縫うように、逃げる、よ。
ネリリ・ラヴラン
【公園】の皆と一緒。
(見下ろす光景に感じる、懐かしさ。
その意味を知るために、ひとつづつ取り返して行くよ)
行くよ、みんな。ネリリちゃんについて来て!
周りのビル・建物の上から【飛翔】で近づいて【高速詠唱】で放つ”爛れた輪舞”。射程と詠唱の速さを活かして先手を狙い、皆の接敵前にPDの残留効果を残して戦いやすくするわ。
【連続詠唱】で次の蝙蝠を手早く作り直し、ルミちゃんと合流して遠距離から、空を飛ぶ敵さんを狙い撃っていくね。守る装備に乏しいから【空中戦】で近寄られないように飛び回るのも忘れずにするよ。
撤退する時は皆とタイミングを合わせて、前の子達が引いた直後に最後に一度魔法を撃ち込んで足止めをするわ。
姫乃・葵
【公園】で参加
僕は戦うの苦手だから、お歌で敵をさくらんぼ?
さ…錯乱! させようと思うよ!
こんな時だからこそ、リラックスして笑顔で楽しむんだ
みんなが戦いやすいように歌いながら戦場を走り回って
敵の注意を僕に向けさせながら自然に皆のところに誘導したり
戦況を見て離れたり
遊ぶの大好きだからじきゅーりょくも負けないよ!
おいでおいで、狼さん
僕といっぱい遊んでね
痛いのはキライだけど、ちょっとくらいならガマンできるもん
皆が一緒なら大丈夫
それに、妹に約束したから
逃げる時は歌うのやめて
皆のお手伝いしながら頑張って走る
けど引きつけしてたし、もし追いかけてきたら…えっと…
大声で泣いたらびっくりする? その隙に逃げるね!
「港区を取り戻せたなら、それはものすごく大きな一歩になると思うんだ!」
普段は名もなき公園に集う、8人のディアボロス達。近くのビルの屋上からから敵陣を見下ろし、ルミ・アージェント(全力乙女・g01968)は仲間に向けて、大声で呼びかける。
「だから、出来る限りの手を尽くしていこう!」
「……うん、そうだね」
それに頷きながらネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)は眼下の光景を見据える。改変以前の記憶は曖昧なれど、その胸に過るは、懐かしさ。
「行くよ、みんな。ネリリちゃんについて来て!」
その意味を知る為にも、この一歩は、必ず踏み出さねばならない。叫ぶと【飛翔】し、一気にマルコスの群れへと突き進んだ。さらに周囲に魔力で生み出すのは、小型の蝙蝠群……ネリリにさらに先んじて、敵陣に着弾する。
「さあ、みんなっ。港区を取り戻すよっ!」
「ぐぅっ、敵襲かっ!」
勢いよく爆ぜ飛ぶ蝙蝠。その爆発に、呻きを漏らすマルコス。接近に気づいた彼らは、翼を広げてこちらに向かって来る。
「撃ち落としてくれるわっ!」
「おっと……そうはいかないわっ!」
次の蝙蝠を装填しながら、すぐさま反転上昇、マルコスを引き離しにかかるネリリ。代わってルミが、思い出の詰まった自身の短刀を、周囲に複製していく。
「いけ、公園丸!」
「ぬぅっ!!」
それをそのまま撃ち出せば、貫かれたマルコスは苦悶と共に血を噴き上げる。それでもなお執念深くこちらに迫るマルコスを、じっと見つめる御森・白露(放浪する転寝狐・g05193)。
「うむ、良き技じゃ。なれば、我も行くとしようかのう」
鞘に収めたその刀。柄を握れば篭められた呪詛が伝わってくる。腰を落とし、居合の構え――敵はまだ遠かれど。
「おぬしの最期じゃ。その眼に刻め」
「……っ!?」
一歩を強く踏み込みビルの屋上から【飛翔】すれば、先頭のマルコスとすれ違う。月のような軌道を描くその一閃が、マルコスの身体を胴から両断にした。
「さあ、クロノヴェーダの波を押し返しますヨ!」
ユエト・ミナヅキ(weißer Hase・g05751)もまた、それを追うように【飛翔】する。手にした魔導刀のカートリッジを装填すると、その刃から冷気を放ち。
「さあ、凍りつくがいいですヨ!」
「む、ぐぅっ!?」
舞うように鋭い、連続の斬撃。雨霰と降り注がせるそれが、マルコスの身体を斬り裂く。そうして出来た無数の傷に、霜が降り、広がって。
「いかがですカ。自慢のスピードが発揮できなければ、他のディアボロスの餌食ですネ」
「そうはいくか……Grrrrrrrr!!」
するとマルコスは唸りを上げ、瞳をギラつかせる。獣性を解放し、理性を飛ばして、一気に加速し始めた。凍りつくより速いスピードで、こちらに反撃の爪を繰り出してくる。
「おっと、これは危なイ!」
「むぅ、なかなかやるものよな」
その反撃を、各々の獲物で受け止め、受け流す2人。だが1対1ならともかく、数が多い。全てを防ぎ、かわすのは不可能だ。
ゆえに2人を援護すべく、紅葉を思わせる羽団扇を手に敵を見下ろす雅諒院・基経(はぐれ者の元天狗・g00191)。
「ふむ、狼男という存在なのか?」
「……違うと、思う」
その横には瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)も並び立ちながら、静かにツッコミを入れる。その言葉に不思議そうに、首をかしげる基経。
とはいえ、そこの所を突き詰めている状況ではない。
「……? まぁ、ひとまずやろうか」
「うん。――愚かなる衆生の一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)なる余殃を――」
基経がその羽団扇を振るえば、巻き起こる天狗の烈風。ビルの合間を吹き抜けて、戦場を荒々しく呑み込む。それを見ながら五月姫も、大薙刀を手に舞い始めた。
「さて、僕も、サポートしないと、ね」
矢木・真輝(風を奏でる放浪者・g04665)もまた、左右の手に宝珠を握る。篭められた風と砂の力がパラドクスとして解放されれば、天狗の風と重なって。
「さあ。いくよ。みんなを、助けて、あげよう」
「――高龗神に祓い浄め給へと祈願奉り、大願を成就なさしめ給へと恐み恐みも白す(かしこみかしこみももうす)」
そして五月姫が祝詞と共にタンッ、と地面を踏みしめれば、今度は雨までも。風のパラドクスが3つ重なれば、もはや戦場は暴風域。マルコス達は風に呑み込まれ、まともに飛んでいられない。
天狗の風でビルに叩きつけられ、荒れ狂う砂に削られ、淤加美神の雨に撃たれて。その度に墜落していくマルコス。
「ぐ、おぉぉっっ……ちぃ、この程度……がっ!?」
「おっと。もちろん、この程度ではないですヨ?」
だがその風の中を、ユエトと白露は自在に飛び回る。むしろその風を背に浴び、加速すらして……ビルに勢いよく突っ込むと、判定してその窓を蹴り、力強い踏み込みと共にマルコスへと迫る。
「背中を預けられる仲間がいるとは心強い」
「ええ、全ク。その通りですネ」
幾度となくマルコスとすれ違い、その度に刃を振るう2人。鋭い一閃と共に、次々と敵を斬り裂いていく。白露の忌椿が鋭い一閃で相手を両断すれば、ユエトの魔導刀はすれ違う度、冷気と共に無数の斬撃を刻みつけて。
「じゃがその分、皆の働きに恥じぬ戦果を上げねばならぬのう」
「ええ、それもその通りデス。まあそのプレッシャーも、心地よいとは言えましょうカ」
もちろん、いくら優位な状況と言えど、敵の数が違いすぎる。傷はじわじわと蓄積し、その身体から流れる血が風に流れていく。だが、その痛みに屈するつもりもない。
「よーし、それじゃあ、お歌で敵をさくらんぼ? させようと思うよ!」
「……錯乱、か?」
そんな状況を見ながら、姫乃・葵(青の純真・g01627)は元気いっぱい、マイクを手にして歩み出る。ちょっぴり言葉が間違っていて、基経に言われ顔を赤くするが。
「そ、そう、それ! 錯乱! させるよ!」
だがまあ、こんな戦いだからこそ、リラックスして、笑顔で。暴風の中に身を躍らせると、歌声を響かせる。舌足らずで少したどたどしく、だが無邪気で、それゆえに愛らしい歌声。
「おいでおいで、狼さん。僕といっぱい遊んでね~♪」
「くっ、歌……なんだ、この歌は……!」
それは仲間達を勇気づける一方で、マルコスをさくらんご――錯乱させていく。頭を抑え、何度も首を振るマルコス。
そしてその殺意は当然、歌を謳う葵に向ける。
「その歌を止めろ……!!」
「わわっ……っ。やめないよ~、もっともっと遊ぼう~♪」
慌てて後退し爪から逃れながらも、葵がその歌を止める事はない。精一杯に注意を引きながら、歌い続け、敵の精神を攻撃し続ける。全ての爪からは逃げ切れず、じわじわとその身体に傷を刻まれれるが。
(「皆が一緒なら大丈夫……それに、妹に約束したから……!」)
胸に抱いたその思いを支えに、嫌いな痛みにも耐えて、涙が溢れるのを堪える。そうして耐える姿をサポートすべく、真輝はさらに風の力を強めていく。
「戦うの、得意じゃ、ないけど、守るぐらいは、できるはず……!」
葵のような小さな子ですら、精一杯に戦っているのだ。だったら自分が、なおさら退く訳にはいかない。風は刃のようにマルコスを切り裂き、砂塵がその身体を削り取る。
もちろんそうしていれば、マルコス達は前衛のみならず、こちらにも敵意を向けてくるが。
「おっと、こちらに近づかせるつもりはないぞ?」
迫り来るマルコスを、基経の巻き起こす烈風が押し返す。とびきりに苛にして烈なるその風はまるで牙の如く、迫るマルコスを噛み裂いた。
「さあさあ、雲よ、大気よ。荒れ狂え。翻弄しろ。仲間には追い風を、敵には向かい風を」
五月姫の舞いもさらに速く、鋭さを増していく。合わせて暴風雨はさらに勢いを増し、降りしきる雨粒ですら、敵の身体を穿たん程に。あるいはその暴風雨にも負けぬ程、より激しく舞うとも言うべきか。かくも荒々しき舞いに、長い髪が乱れ、雨に濡れる。
舞いが先か、嵐が先か……さてもどちらであるにせよ、迫るマルコスを遠ざけ、ビルの壁に叩きつけていく。三種の風が入り乱れれば、いかにマルコスの執念とて、突破するのは至難の業。
「ここはネリリちゃんが通さないよっ!」
「ぐぬぅぅっっ、おのれぇっ!」
加えて遊兵として、ネリリも飛び回っては蝙蝠を投げつけていく。風を越えて登ってこようとするマルコスの、頭を押さえつけるように爆発を起こす。
ただ、そうしてどれほど戦いを優位に進めようと、敵には絶対的な『数』の利が有る。倒しても倒してもキリがないと、息を弾ませるディアボロス達。
さて、そろそろ退き時……ではあろうが。
「もう少し、削っていけるかのう」
「出来る限りここで、敵を倒しておきたい所ですネ」
そこでなお危地に有り続け、マルコスを斬り続ける白露にユエト。撤退の合図を行う真輝の定めた条件は、戦闘不能者が出てからだ。単身での戦闘や即席連携とは違い、もしここで倒れても仲間のフォローがあると信頼出来ての事。
その信頼に身を委ね、限界まで敵戦力を削りにかかる。風の中を幾度となく飛び回り、腕がちぎれるまでと刃を振るい。
「ヴァサゴ様のためにぃぃぃぃっ!」
「っ、ちっ……近づけさせるかっ!」
そうして全員の疲労の僅かな気の緩みの隙をつき、マルコスが屋上へと飛翔する。すぐさま基経が突風を叩きつけ、何体かを吹き散らし。
「いかせません、ヨ!!」
「ぐぅぉぉっっ!」
その風をも突き抜けた相手は、ユエトが全力で割り込み、身を挺してその身で庇う。その身に爪を喰い込まされながら、反撃の魔導刀を相手に突き立て、その全身を氷像に変えて墜として。
「っ、ふ、ぅっ……大丈夫、ですカ?」
「うん、僕達は、平気。ユエトは、大丈夫?」
そのままふらふらと屋上に降りたユエトを、慌てて気遣う真輝。身を挺して後衛を守ったユエトだが、その代償に、もう戦えそうにない。
「流石にそろそろ、厳しそうですネ」
「うん……そろそろ、キツい、かな」
撤退条件に定めたのは戦闘不能3人だが、流石にそろそろ限界が近い。これ以上戦い続けるのはジリ貧だろう。下手に戦闘を継続して、何か不測の事態が起きれば――。
「――やはり、ここにも来ていましたか」
「「!?」」
そうしてその『事態』が、戦場へと響き渡った。特に大きな声でも無いが、良く通る……それ以上に、存在感に満ちた、無視出来ないような声。駱駝に跨った、青肌に黒翼少女。一見幼く見えるが、その身に湛えた存在感は、規格外。
この場のディアボロスの中に、その存在を知らぬ者はいまい。全てを見通す者ヴァサゴ。渋谷区を支配する、アークデーモンである。
「なかなかに暴れまわったようですが、それもここまで――」
すでに他の場所のディアボロスと、戦った後なのだろうか。交えて来たのだろうか。戦いの気配をその身に纏い、ディアボロスを見回すヴァサゴ。
真輝は慌てて撤退の合図を送るべく、手にした魔笛を口につける。それを勢いよく吹き鳴らす……よりも、早く。
「――さぁ、ディアボロス。蹂躙の時間です」
ヴァサゴの言葉と共に、手にした駱駝が駆け出した。無論、ただの駱駝ではあるまい。大地を蹴立て、全てを蹴散らす程の勢いをもって、突進して来るヴァサゴ。
その手に握られた斧槍が、振り上げられる。容易くこちらの命を刈り取る、破壊の一撃。
「やらせないよっ!!」
「……む」
それを振り下ろさせまいと、ルミは咄嗟に、温存していた複製の刀を、一斉にヴァサゴへと撃ち出した。撤退時に備えてこれまで抑えていた分を、一気に解放する。全力を篭めたその刃の雨が、ヴァサゴに迫り。
「無駄な事です」
「っ……がっ!!」
その万の刀ごと、ルミの身体が吹き飛ばされた。轟音と共にビルに叩きつけられる。温存していた分疲労もなく、その全力を叩きつけた筈の攻撃は、いとも容易く、塵でも払うように吹き散らされた。
「ルミ!」
「……ダメ……!」
慌てて助けようと宝珠を握る真輝だが、それを崩れた壁の中からルミが制する。今の一撃だけで確信出来る。この相手とこの場で戦って、万に一つの勝ち目もない。
これが1つの区を統括せし、ジェネラル級の力。
「みんなは、逃げて……!」
「なかなか頑丈なものですね。ですが、あなた程度の力で、私は止められませんよ」
それでもルミは立ち上がり、ヴァサゴの前に立ちはだかる。撤退するにせよ、誰かが殿を務めねば。ここで誰かが足止めしなければ、この場のディアボロスだけではない――他の場所のディアボロスも、攻撃を受ける事になるだろう。
そしてそれが出来るのは、ここまで力を温存していた彼女しかいない。
「倒せなくても、ここで足止めさせて貰うよっ!」
「そうですか……ならば、あなたから叩き潰しましょう」
ヴァサゴの殺気を一身に浴び、息を呑むルミ。一方で他のディアボロス達にも、統括者の登場で士気を回復したマルコスが迫りつつある。
「仕方、ない……退く、よ……!」
「ちっ、やむをえんか……!」
これ以上は、この場に留まれない。そう判断すると五月姫と基経は、風をマルコスに叩きつけて足止めする。直後、撤退を始めるディアボロス達。怪我の深いユエトは、真輝が抱えて飛ぶ。
「逃すか……!」
「やだー、追って来ないでー! わーんっ!」
そんな逃げながらの足止めの合間を縫い、マルコスも追撃をかけてくる。それに葵は大声で泣き叫びながら、頑張って逃げ出して。まあ悪魔は泣いた所で手は緩めてくれないが、気づいたネリリがフォローし、蝙蝠を投じていく。
「大丈夫、葵ちゃん!?」
「だ、だいじょーぶっ……!」
ともかくマルコスを引き剥がすと、ビルの合間を縫い、追跡の手を振り払いながら【飛翔】するディアボロス達。最後に白露が、大声で叫ぶ。
「ルミ殿、新宿島でまた会おうぞ!」
「うんっ……また、新宿島でっ!」
それに振り向かず、大声で返すルミ……ディアボロスは致命傷を負えば一時的に消滅し、新宿島の海岸に漂着すると言う。
それを、思い出しながら。
「さて、終わりにしましょう」
「っ――!!」
そうしてヴァサゴの一撃に無数の刀ごと、その身を打ち砕かれ――仲間達の撤退を成功させた事に笑みを浮かべながら、ルミの身体はその場から消滅した。
激戦の末、六本木ヒルズへのファーストアタックを成功させたディアボロス達。この成果は戦争に向けて、大きな一歩となるだろう。
ディアボロスにとって初めての大規模戦争――【第一次東京奪還戦】。その時は、間近に迫っている。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV4になった!
【一刀両断】がLV2になった!
【クリーニング】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【土壌改良】がLV2になった!
【水源】LV1が発生!
【現の夢】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV2になった!