現地調達(作者 柊透胡)
#大戦乱群蟲三国志
#呉の合肥攻略戦
#呉
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蜀の関羽が関羽が樊城に進駐し、魏の首都である『許昌』の喉元に刃を突き付けたと知るや、呉軍は再び動き出す。
狙うは、樊城より遥か東に位置する合肥――史実の三国志に於いて、何度も激戦地となった要衝の城だ。
「くく、そろそろ潮時か」
呉軍が攻め、魏軍が護る――互いに多くの蟲将を動員した、精鋭による潰し合いは日々一進一退。そんな戦況の中、呉軍の陣幕にてほくそ笑んだのは、蝉のような蟲将『段煨』。軍師の装いで、顎髭をしごいている。
「今や戦場には、満身創痍の人間が選り取り見取り。これを活かさぬ手はあるまいて」
「御意にございます、段煨様」
段煨の前には、一見して人間のような女性が何人も。だが、その面は一応に似たり寄ったりで表情に乏しい。裳裾から覗く脚は、宝石から切り出したような、艶やかながら硬質の光沢を帯びている。
「よしよし。ならば行くが良い、宝石蜂よ。此れより産卵の刻ぞ」
女達は淑やかに領巾を翻し、次々と陣幕を後にする。その両手に握る峨嵋刺は、濡れたように禍々しく煌いていた。
「ディアボロスの介入の結果、『大戦乱群蟲三国志』に於ける『樊城の戦い』は大戦乱に至りませんでした。樊城からより魏の曹仁が撤退すると、すかさず蜀の関羽が制圧。許昌攻略の動きを見せた事で、魏は周辺の軍勢を許昌に集めて防衛の準備を始めたようです」
新宿駅グランドターミナル――今日もプラットホームに出現したパラドクストレイン1号車の傍らで、篁・弧珀(陽炎う陰陽射手・g03309)はその行き先を案内する。
「魏と蜀の戦に横槍を入れる事に失敗した呉軍ですが……関羽の動向を察知するや、魏と呉の国境最大の要衝『合肥』を攻略すべく軍を起こします」
合肥を護る魏の軍勢は、主力のアヴァタール級が許昌の防衛に引き抜かれて戦力が低下している。だが、難攻不落の合肥の城を盾に徹底抗戦の構えであり、日々激戦が繰り広げられている。
「ですから、双方の軍が疲弊した所で、ディアボロスが戦いに介入。クロノヴェータの戦力を撃ち減らしていくのが、合肥での大凡の作戦でした」
魏と呉の両軍を敵として戦う事になるが、蟲将全体の戦力を低下させる事で今後の戦いを有利に進めるのが、ディアボロス側の目的である。
「ですが……本案件攻略の期限延長が攻略旅団で採択された事により、合肥周辺の排斥力が強化されてしまっています」
一にディアボロスの能力が抑制され、二に現地の一般人の信用が得られ難くなっている。
「更に、ディアボロスの介入の人数が制限されています」
となれば、最低限、合肥の戦に介入して、蟲将の戦力を減らす事を主眼に置くべきだろう。
「……皆さんは、蟲将の殖え方をご存知でしょうか?」
浮かぬ表情のまま、唐突に話題を変える弧珀。
蟲将は、傷つき死に瀕した人間に卵を産み付ける事で数を増やしていく。その成長速度も驚異的だ。
「今回、呉軍に『産卵』を主眼とした小隊を発見しました」
『宝石蜂』と呼称される女性型蟲将の一団だ。満身創痍の人間の意識を毒針で奪い、一撃の蹴りで昏倒させ、体内に卵を打ち込む。
「宝石蜂独自の手順を踏まなければならないようですが、 産卵された人間は『誕生』の際に腹を食い破られて絶命するようです」
現状、激戦地である合肥は、各所で小競り合いが繰り返され、一般人の兵士も使い潰されている。
「一般人の兵は蟲将にとって使い捨てであり、喩え怪我で動けなくなってもその場に放置されます。宝石蜂は敵味方関係なく、そんな人間の兵士達に卵を植え付けていくのです」
幸い、宝石蜂の一群が現れるだろう戦場は、既に明らかとなっている。無辜の民が無残に死なぬよう、或いは、折角これまで減らしてきた蟲将の戦力が増えぬよう、彼女らを一掃せねばならない。
「又、宝石蜂が出現する戦場は、合肥の城からも見える位置に在り、魏軍からの遠距離攻撃が届きます」
魏の防衛軍は『丹陽水爬兵』――タガメ型の蟲将であり、水刃も扱う射手だ。チクチクと流れ矢も面倒なので、ついでに幾らか黙らせてしまうのも良いだろう。
「排斥力の強化により、産卵阻止以上に一般人と関わるのは推奨出来ません。宝石蜂の産卵を阻止した後は、呉軍の産卵小隊を率いるアヴァタール級蟲将を撃破し、速やかに帰還して下さい」
尚、産卵小隊を率いるアヴァタール級蟲将『段煨』は、陰湿な性質で逃げ足が速い。蟲将を増やす好機とばかりに宝石蜂を残らず戦場に出して、陣幕に単身でいるが、退路はしっかりと断っておくべきだろう。
「魏と呉の蟲将を全て撃破すれば最大の戦果となりますが……護り手不在となってしまえば、合肥が呉に制圧されるのは必至。逆に、魏の蟲将を一定以上残して戦いを終えれば、合肥を魏が守り抜く可能性が残ります」
どちらが正しい戦略かは、現状では判断がつかないが、作戦を考える際に念頭に置いておくと良いだろう。
又、例に漏れず、パラドクストレインが敵のディヴィジョンに到着するまで、車内で仲間と作戦を練る事も可能だ。パラドクストレインは車両が複数あるので、チーム毎に別々に相談しても構わない。
「――時は来たれり。仇讐の輩に一矢報いん。……皆さんの武運を祈ります」
「おい、交代の時間だ」
「ああ」
合肥の城壁の上に歩哨に立っていた『丹陽水爬兵』――タガメ型の蟲将は、同族の声に首肯する。
「小競り合いが終わったばかりだ。暫くは静かだろうが……警戒は怠るなよ」
「わかってるって」
ほんの数刻前、見張り場からも良く見える湿原で、魏と呉の小競り合いがあった。主に人間の兵同士の乱戦であり、結果は痛み分け。負傷して動けぬ人間兵はそのまま放置されているだろうが、蟲将らは歯牙にも掛けていない。人間など、どうせ使い捨ての駒に過ぎないのだ。
「奇襲だけは気を付けろよ。この城は、呉軍を何度も退けてきたんだ。城さえ持ち堪えれば、その内、援軍も来てくれる筈だ」
「だから、わかってるって!」
口うるさい同僚を面倒そうに追い払い、見張りを交代した蟲将は不機嫌そうに湿原を見やる。
「……ふん。俺達だけでどうなるってんだ。どうせ、皆呉軍に殺されるんだよ」
リプレイ
ラシュレイ・ローレン
通常より体が重い気がしますね。これが排斥力ですか。
たとえ力を削がれようと、信用を得る事が出来なくとも、傷付いた人々を助けない訳にはいきません。
【フェアリーコンボ】による【エアライド】で宙を駆け、迅速に戦場に飛び込みます。
「来い、雑兵共!私が相手だ!」と声を上げつつ、「召喚」した妖精達を「統率」し、敵の眼前を飛び回らせる事で注意を引き攪乱。兵士達への産卵を食い止めつつ、隙を作り「早業」の「斬撃」で切り払っていきましょう。
一つ所に居着かず、攻撃と共に「ダッシュ」で離脱する「一撃離脱」の戦法で反撃、及び狙撃に対抗します。
●排斥力強化
(「通常より体が重い気がしますね……これが排斥力ですか」)
これまで、幾度もディヴィジョンに訪れ事件を解決してきたラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)だが、何とも言えない違和感に眉を顰める。
既に合肥周辺の排斥力は、強化されてしまっている。第一にディアボロスの能力が抑制され、第二に現地の一般人の信用が得られ難くなっている。決して侮れぬ影響だ。
(「ですが……たとえ力を削がれようと、信用を得る事が出来なくとも、傷付いた人々を助けない訳にはいきません」)
物語のような英雄を志す若き騎士にとって、無辜の民の犠牲は何より看過出来ぬのだ。
「……よし」
確と妖精剣を握り、深呼吸。湿原にひらひらと動く人影を見るや、身をたわめて地を蹴る。
「来い、雑兵共! 私が相手だ!」
声を張るラシュレイの傍らに、妖精が顕れる。軽やかに跳躍して、更にもう1度。宙を蹴った勢いのまま、峨嵋刺を構える宝石蜂に斬り掛った。
――――!
寸前、妖精達の乱舞が蟲将の視界を遮る。峨嵋刺で妖精を薙ぐ暇こそあれ、ラシュレイが振るう剣戟の音が響き渡る。
「……っ」
着地と同時にバックステップ。一撃離脱を図るも、強力に空間を歪めて閃く毒針が四方から襲い来る!
ギィンッ!
剣で弾き、受け流し、躱し――最後の一針がナイトアーマーの継ぎ目を貫く。ゾクリと走る悪寒に歯を食い縛り、強引に離脱した。
(「兵士への産卵は……」)
産卵を邪魔したラシュレイに、宝石蜂の殺意が集まる。蟲将に限らず、クロノヴェーダは基本、ディアボロスとの戦闘を優先する。何をしようにも、邪魔者を排除してからゆっくり遂げれば良いのだから。
――――!
ならば、あくまでも邪魔者として対峙し続けるのみ。剣を構え直したラシュレイは再度、妖精との連携攻撃を仕掛けた。
成功🔵🔵🔴
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
ミシェル・ラークリーズ
一般人の皆さんの信用が得にくくなってるか・・・きつい状況だけど身をもって示すことで意思を示すしかないね。頑張ろう。
まず【飛翔】することで敵の攻撃範囲から逃れる。上空から敵の群れの動きを【観察】しながら【風使い】で吹き飛ばししながら【光使い】で目くらましして【誘導弾】で仕留めていく。上空から戦場の様子はよく見えるだろうから危ない仲間がいたら【号令】で知らせるね。
もちろん、【飛翔】したままでいる気はない。敵の陣の隙を【看破】したら上空から奇襲して【斬撃】した後、【一撃離脱】でその場を離れる戦法も駆使して敵を攪乱することも試してみるね。
先陣を切った妖精騎士は、勇ましく宝石蜂を戦い続ける。
だが、湿原に負傷したまま蹲っていた一般兵達は、ディアボロスの勇猛にも明らかに怯えている。
(「一般人の皆さんの信用が得にくくなってる、か……」)
必死に這いずって、ディアボロスからも逃げようとする兵士達の様子を空から見渡し、ミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)は表情を曇らせる。先に排斥力強化の弊害は聞いていたが、目の当たりにすると胸が痛む。
(「きつい状況だけど、身を以て意思を示すしかないね。頑張ろう」)
宝石蜂の数はまだ多い。今は妖精騎士の奮戦に気を取られているが、邪魔者を排除すれば、魏であろうと呉であろうと構わず一般兵への産卵を再開するだろう。
「そんなこと……させない!」
黎明のソードハープを握り締め、少年は意を決する。
風を操り、光を操る――『不思議な力を持つ』家系に生まれたミシェルだが、所謂『技能』は世界の常識に内に在る。一般法則破壊が可能なクロノヴェーダは、パラドクスでしか斃せない。
「危ない!」
妖精騎士の死角から奇襲せんとした一群を見て取り、声を張って警告するミシェル。同時、銀色に輝く翼を広げ、光の輪を放った。彩光の輪は踊るように敵群を駆け抜け、次々と切り裂いていく。
「……っ……あ……」
パラドクスの威力は、予測より確かに減じている。空中の敵を認めた宝石蜂の領巾が翻るや、ミシェルの内に激痛が走る。
パラドクスにはパラドクスを。空間を歪めて打ち込まれた卵が瞬時に孵化したのだろう。だが、心配そうなオラトリオのリーリエに、ミシェルは微笑を浮かべて見せる。
「僕だって、出来る限りの事をやりたいんだ!!」
奔る光の輪は、使い主の心の現れ。全ては大切な人と世界の為に――ミシェルは、光の輪を伴い一撃離脱を繰り返す。あらゆる技を戦う術に替え、湿地を翔け抜けた。
成功🔵🔵🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
他の部隊が宝石蜂を倒している間
俺は水爬兵の注意を引こう
城壁からの見通しは良いから
湿原の騒動はすぐに気付くはず
気が反れた隙を狙って【トラップ生成】で足元に落とし穴を無造作に作って
いくらかの兵には一度退場してもらう
残った兵に対しては偃月刀を構え大立ち回りを演じる
「夏候・錬晏推参!恐れぬ者からかかってこい!」
激流突撃に対しては無理に追いかけ回さず
攻撃や着地のタイミングを見極めて〈両断〉や〈吹き飛ば〉す
士気が低いのが気になるが
末兵ながら援軍の望みはない空気を感じているからか…?
今回は殲滅が目的ではない
魏兵の注意を引き付けて
湿原の仲間が動きやすくなるよう援護の立ち回りを重視する
一角・實生
命は奪わずに負傷者を増やすことも戦力を減らす効果的な方法だと思ってる
敵は奇襲に対して常に警戒している訳ではなさそうだ、城壁付近に身を隠し[観察・偵察]しながら敵が気を緩めた瞬間を狙おう
敵の持つ弓を狙撃し戦意を奪う戦い方をメインにしつつ
仲間を援護する狙撃も行い『奇襲相手は複数いる』と更に士気を下げられたら
水の刃にはパラドクスを発動し周囲の敵含め感電状態にしてしまおう
無傷且つ敵意を向ける者から優先して武器破壊、やむを得ない場合は手足を狙撃
彼らは互いに無関心という訳でもなさそうだし、負傷した仲間に意識が向き戦意を失う者もいるだろう
【パラドクス通信】で状況を報告し合って戦闘を長引かせないようにしたい
●魏軍牽制
命は奪わず負傷者を増やす事は、即ち戦力を減らす効果的な方法だと、一角・實生(あざよいの鷲・g00995)は考える。
(「魏の連中は、呉の奇襲を常に警戒している訳ではなさそうだ」)
遠目に合肥の見張りを窺う實生。流石に劣勢で油断は無さそうだが……気を緩めた瞬間が狙い目だ。
――――!
「始まったか……」
一方、湿地方面の様子に、夏候・錬晏(目覚めたばかりの隻腕武人・g05657)は琥珀の双眸を細める。
呉の宝石蜂が狙う一般兵がいる湿原は、合肥の城からも見える位置に在る。
(「城壁からの見通しは良い。魏軍の見張りも、湿原の騒動はすぐに気付く筈」)
錬晏の見立て通り、果たして城壁の上が慌ただしくなる。
距離を推し量るに、城壁の上に残留効果のトラップ生成は可能だろう。だが、錬晏が逡巡する。
周囲が罠地帯と化せば、敵も否応なく気付く。更に、罠単体では、喩えトループス級であろうとクロノヴェーダを一方的にどうこうは出来ないのだ。
(「精々、罠地帯という『地形効果』を活かして戦えば、多少有利になる程度だな」)
ちなみに、タガメは『田圃の狩人』と呼ばれる水生昆虫だが、飛行も可能だ。その蟲将であれば、落とし穴で退場も難しかろう。
――なるほど。ならば、俺から仕掛けよう。
ふと、錬晏が腰に触れたのは通信機――實生が齎した残留効果だ。
パラドクス通信で状況を確認し合えば、實生から提案があった。
――構わないのか?
――湿原の騒ぎで、連中も緩みようがないからな。
確かに、城壁の上には報せを受けた丹陽水爬兵らが、弓矢を手に続々と現れている。
「……」
静かに大型の狙撃銃『パニッシャー』を構える實生。狙いは――今しも矢を放たんとする丹陽水爬兵の弓。
――――!
鋭い銃声。狙い過たず弓を弾かれ、矢の軌道は明後日の方向に。
「何っ!?」
敵の狼狽を見逃さず、錬晏が吶喊。飛翔の残留効果を利用して城壁を翔け上るや、ピラミッドの力を纏って黒龍偃月刀を大いに振う。
「夏候・錬晏推参! 恐れぬ者からかかってこい!」
ガキィッ!
反撃のタイミングに合わせ、丹陽水爬兵の鎌と錬晏の黒刃が咬み合う。押し合えば、存外早々に蟲将は後退した。
(「粘らないな」)
同様に一旦離脱しながら、錬晏は眉根を寄せる。魏兵の士気の低さが気になる所だ。或いは、末兵ながらに援軍の望み薄を感じ取っているのかもしれない。
ともあれ、今回は殲滅が目的ではない。魏兵の注意を引き付け、湿原のディアボロスが動き易くなるよう、援護の立ち回りに重点を置いている。
それは、實生も同じく。
強い想いは留まり、伝播し――時に他者へ牙を剥く。
白き雷にも似た裁きの光を放つ實生。妖刀模る『哭戒』を媒介に、残留思念の呪詛を増幅した『標厳つ霊』は、多を巻き込み感電させる。
武器を破壊した所で城には替えもあろうし、連中はパラドクスで水の刃も使える。だから、「奇襲の敵は複数いる」と更に士気を下げられれば重畳だ。仲間が負傷すれば、それで戦意を喪う者もいるだろうし。
――――!!
飛翔する錬晏の大立ち回りを援護しながら、實生は引き際を誤らぬよう、戦況に目を凝らしている。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!
エルフリーデ・ツファール
※アドリブ&連携歓迎
※常に煙草を吸っています。
さて、魏だの呉だので揉めてるとこ悪いが復讐者達のエントリーってな。
ちゃんとどっちも潰してやるから安心して逝ってくれ。
【高速詠唱】でパラドクスを発動させて身構える暇も与えず、炎の渦へと御招待だ。
反撃で矢を打ってくるようだが、こちとら接近する気は更々ねぇし、大半は炎の竜巻に飲まれて燃え尽きるだろ。
何本か気合入ったのが届くこともあるだろうがそれは仕方ねぇさ。
「排斥力のせいで微妙に綺麗に燃えねぇんだよなァ。悪いな、お前らをあの世に送るのがこんな半端な炎でさァ」
合肥の城の護り手が不在となってしまっては、何れ呉に制圧されるの必至。逆に、防戦側の蟲将が一定以上残れば、魏が守り抜く可能性が残る。
魏と呉の蟲将を全て撃破すれば最大の戦果とはなるものの、介入するディアボロスも判断が難しい所だ。
「さて、魏だの呉だので揉めてるとこ悪いが、復讐者のエントリーってな」
尤も、エルフリーデ・ツファール(紫煙の魔術師・g00713)の結論は、実にシンプルだ。
「ちゃんとどっちも潰してやるから、安心して逝ってくれ」
紫煙を燻らせ、エルフリーデが編むのは劫火の魔術。
「猛れ劫火よ、捩じれ狂いて虚空を焦がせ――さァ、炎の渦へ御招待だ」
高速詠唱を以て術式を迅速に調え、放つ。幾つもの炎の柱が捩れ、燃え上がる様は正に『【炎の螺旋】Flammenspirale』。丹陽水爬兵を多く巻き込み爆発する。
――――!
そも接近する気は更々ないが、パラドクスによる反撃は、周辺の時空をより強力に歪める。反撃の反撃は叶わず、応酬の防塞の矢雨がエルフリーデに降り注ぐ。
「ま、仕方ねぇさ」
いっそ投げやりに肩を竦めるエルフリーデ。だが、蟲将を見やるその眼光は鋭い。
「排斥力のせいで、微妙に綺麗に燃えねぇんだよなァ」
力の減衰は、確かに感じている。それでも、彼女は燃やすのを止めない。大きく紫煙を吸い込み、鮮やかな術式で再び炎の螺旋を放つ。
「悪いな、お前らをあの世に送るのがこんな半端な炎でさァ」
成功🔵🔵🔴
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
エアハルト・ヴィオレ
知り合いが大変な戦に出向いていると聞いて、加勢に来ました。
身体が思うように動きませんね・・・これが排斥力ですか。慎重に動きませんとね。
残留効果はすべて使わせて貰います。
【飛翔】【エアライド】で上空を駆け回りながら敵の動きを【戦闘知識】【観察】【情報収集】で見て、敵の一撃が届かない距離から【制圧射撃】【連射】【弾幕】で攻撃。その距離を保ったままで【光使い】で目くらましした上で【風使い】で吹き飛ばす。最後は常闇の砂風で最後のダメ押しをしましょうか。
もし戦っている戦友がいたら危なくなったら【号令】で知らせます。
一般人を怯えさせてるのが心苦しいですが、犠牲は減らしたい。今は前に進のみ。
●魏呉併滅
「これは……身体が思うように動きませんね」
知己の加勢に駆け付けたエアハルト・ヴィオレ(宵闇のエヴァンジル・g03594)は、排斥力の強化を身を以て実感する。
(「慎重に動きませんとね」)
そう思うものの、我が子と面影が被る戦友の奮闘を目の当たりにすれば、気は逸る。
もう何も失わせない――エアハルトが信念の証を手に地を蹴れば、残留効果は人の身にも翼を齎す。
――――!!
宝石蜂らの気を引くように、愛用の銃を構えるや、立て続けにトリガーを引く。空中より弾幕を張る勢いで連射する。同時に光と風を操る様は、或いは、知己の少年と戦い方が似ているやもしれぬが。
(「……歯牙にも掛けぬ、ですか」)
クロノヴェータを損なうのはパラドクスのみ。技能のみで戦おうにも、あくまでも世界の常識の内に在る技は、自動的に阻止・無効化されてしまう。『一般法則破壊』は、逆説連鎖戦に於いて重要な法則の1つだ。
「……!? 前へ飛び込め!」
咄嗟の事で、口調が砕けた。パラドクス通信のお陰で、離れた位置にも声が届く。戦友が宝石蜂の攻撃を躱して、一息つく暇があればこそ。
「風よ走れ!! 道を切り拓け!!」
戦友の反撃に追随し、エアハルトは常闇色の砂嵐を巻き起こす。狙い澄ました常闇の砂風に吞まれ、今しも卵を打ち込まんとした宝石蜂は崩れ落ちる。
「ひぃっ!」
風に乗って、一般兵の悲鳴が聞こえた。彼らを救けにきた身で、却って怯えさせているのは心苦しい。だが、無辜の民が苗床となるのは看過出来ない。
(「今は……前に進むのみ」)
意も新たに、エアハルトはパラドクスを繰る。呉の蟲将を平らげるべく。
成功🔵🔵🔴
効果1【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
玉梓・はこべ
蟲将の増え方がこんな風だとすると、私のこの体を形作るのも……なんだかぞっとしない話です……
……いえいえ、蟲将とインセクティアが同じ生き物とも限りませんよね!
なにはともあれ今この場においては新たに犠牲となる方を増やさぬこと、亡くなった方のご遺体に無体を働かせないことを第一に考えましょう
宝石蜂に一人の見落としもないように、かつ一般の兵員を巻き込まないように
働き蜂の目を最大限に働かせますよ
手榴弾の誤配送なんてもってのほかですから!
毒針が自由意志を奪おうとも、「侵略者の好きにさせてはいけない」と、この一念が奪われることはありませんよ!
「蟲将は……人間に卵を産み付けて増える、ですか……」
蟲将の増殖の術は、既にディアボロスの知る所。だが、産卵を狙う宝石蜂を目の当たりにするに、玉梓・はこべ(いくさばのたより・g01107)の背に悪寒が走るよう。
(「蟲将の増え方がこんな風だとすると、私のこの体を形作るのも……いえいえ」)
すぐに大きく頭を振った。蟲将はクロノヴェータ、インセクティアはディアボロスだ。全く違う。
何はともあれ、此処は戦場だ。最優先すべきは新たに犠牲を増やさぬ事。
「さてお届け先は……」
宝石蜂を1人も見落とさないように、一般兵を逆説連鎖戦に巻き込まないように……手榴弾の誤配送なんて以ての外だ。自らの五感を研ぎ澄まし、蜜蜂型のドローンを駆使して戦闘領域の把握に努めるはこべ。
「そちらですね、見つけました!」
相次いで、爆発音が響き渡る。ディアボロスが優位な位置取りへと敵群を追い込んでいく。
「……っ」
喩え、宝石蜂の毒針がこの身を貫こうとも。「侵略者の好きにさせてはいけない」という、この一念だけは奪われはしない。
インセクティアは蟲将とは違う――はこべは、ディアボロスなのだから。
成功🔵🔵🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
※残留効果使用
いつもなら容易いはずの立ち回りがキツく感じる
これが排斥力の影響か…
湿原ではまだ仲間が奮闘している事を目の端に捉える
もうひと踏ん張りだ
「もう少し俺に付き合ってもらうぞ」
闘気が取り巻き篭手と佩楯を形成する
生前の戦装束に徐々に近づくのが俺のメネシスモード
偃月刀が纏った毒も排斥力が強化された状況下ではしびれ薬程度だろうか?
水の刃は〈両断〉や〈薙ぎ払い〉で相殺する
城壁に被害が出ないように立ち回りたい
それにしても何故国境の要所の守りを捨て許昌に力を集めているのか
「上司はどうした?この城の防御力を過信してる訳ではないだろうに…お前たちだけで守りきれるのか?」
解は得られるかな?
(「これが排斥力の影響か……」)
いつもなら容易い筈の立ち回りが、キツく感じる――奥歯を噛み締め、夏候・錬晏(目覚めたばかりの隻腕武人・g05657)は湿原の方を見やる。
先刻に比べれば、飛び交うパラドクスの頻度も落ち着いてきたか……宝石蜂の掃討が完了するまで、もうひと踏ん張り。
「もう少し、俺に付き合ってもらうぞ」
此方も大分数を減らしてきた丹陽水爬兵を睨み据える錬晏。青年を取り巻く闘気が、篭手と佩楯を模る。リターナーたる錬晏の戦装束が、徐々に生前のそれに還っていく――復讐を誓う若武者に。
――――!!
黒龍偃月刀に滴る猛毒。鈍る腕を強引に動かす。排斥力の悪影響で、ネメシスと化して尚、思うように一撃を繰り出せぬのがもどかしい。
それでも、丹陽水爬兵の止水の刃と交錯して、錬晏のスコルピオンスティングはタガメに似た体躯を確実に穿っていく。
「上司はどうした? この城の防御力を過信してる訳ではないだろうに……お前たちだけで守りきれるのか?」
それにしても、何故国境の要所の守りを捨て、許昌に力を集めているのか――だが、錬晏の疑問に応える蟲将はいない。
懸命と諦念がない交ぜとなりながら、丹陽水爬兵は最期までパラドクスを撃ち続け……その一角は、遂には壊滅する。
「……」
湿原を見やれば、時同じくして、呉軍の宝石蜂も討ち果たした模様。
後は、呉軍のアヴァタール級を斃し、合肥攻略から兵を退かせるのみ。
成功🔵🔵🔴
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
ラシュレイ・ローレン
他はともかく、段煨を逃がす訳にはいかない。戦略的にも、非道の報いを受けさせる為にも、だ。
【パラドクス通信】で仲間と連携、【飛翔】で迅速に移動し包囲。逃走を阻止する。
排斥力の効果は重いが、そもそも戦場において、万全の状態で戦える方が稀。その時の己の力全てを振るうのみ。
疲労をはね除け、【英雄王の槍】を発動。「召喚」した槍に正義の魂を込め「光使い」「貫通撃」で光の槍に変え「投擲」する。正義の裁きを受けるがいい!
伝説の英雄ならばこの一撃で終わらせるだろうが、今の私は一介の騎士。残心を怠らず反撃に備える。
【エアライド】で全力で上空に跳躍、飛翔して土石流を回避する。
不惑・明日法
(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴の元ニートです。
基本的にはやる気なく、(ディアボロスになって身体能力が上がったにも関わらず)自分みたいなのにこんな事できねー的な事をぼやきます。でも一応状況を前進させる意思はあるので文句言いながらもちゃんと動きます。
基本方針は「リア充は死ね!」
クロノヴェーダは全員リア充です。そう見えなくても無理やり理屈をつけてリア充ってことにします。
女性には手を挙げないがモットーですが、クロノヴェーダに男女の区別なしなのでちゃんと攻撃はします。
戦闘では基本不惑明日砲か魔挫破緊死屠を使用。憎き敵に向け高らかに技名を叫ぼう。
公共良俗に反すると判断するなら技名叫ばないか他のパラドクスでも可。
●段煨
その陣幕は、呉軍の本陣からも少し離れた位置に在った。
蟲将『段煨』が狙うのは、戦果に非ず。魏呉関係なく一般兵を苗床にする『産卵』による戦力強化だ。暗躍する部隊故に、大っぴらに陣を構えるのを良しとしなかったのだろう。
(「他はともかく、段煨を逃がす訳には……戦略的にも、非道の報いを受けさせる為にも」)
ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)は、陣幕へ切り込む機を窺う。
息を整えるように深呼吸。それでも、身体の芯に残るだるさは拭えない。排斥力の悪影響は、決して軽くない。
(「だが、そもそも戦場において、万全の状態で戦える方が稀なんだ」)
その時の己の力全てを、振るうのみ――決意の面持ちで、ラシュレイが陣幕へ飛び出そうとした時。背後の気配に振り返れば。
「よぉ、状況はどんなもんだ?」
黒髪の男が、眉根を寄せて現状を問うて来た。
「あれが、アヴァタール級がいる陣幕だ。今から仕掛ける」
「……げ、まだ始まってもなかったんだな」
嫌そうに顔を顰める不惑・明日法(放送禁止・g02378)。彼とてディアボロスだし、前進の意志あってパラドクストレインに乗車したのだろうが……やる気の薄い様相は、排斥力の強さの所為でもなさそうだ。
(「自分みたいなのに、アヴァタール級と戦うとか、できねーっての」)
「『宝石蜂』を率いていた産卵部隊の指揮官だ。此処で逃がす訳にはいかない」
「……え? 宝石蜂って、綺麗どころの蟲将だよな?」
「あ、ああ」
「よし、リア充死すべし」
明日法、段煨をロックオン――『リア充』への恨みを剣、と呼ぶには余りにも大雑把な得物に込めて。
「マザハッキンシット!」
声高らかに叫び、突撃する。尚、技の名の由来は「魔を挫き、破り、緊め、死を与うべく屠る」だそうだが……リア充粉砕の呪詛とだけ解れば事足りそうだ。
――――!!
「な、な……」
脆くも陣幕が消し飛び、ギョッと身を仰け反らせる蝉の蟲将。
「妖精よ、槍を!」
ラシュレイも遅れまいと、光輝なる槍を召喚する。構えたに正義の魂を込め投擲すれば、眩き光と化して一帯を癒し、蟲将を真っ向から貫かんと。
「正義の裁きを受けるがいい!」
伝説の英雄ならばこの一撃で終わらせるだろう。だが、ラシュレイはまだ一介の騎士と自覚する。残心を怠らず反撃に備える暇こそあれ。
「おのれ、貴様ら……」
ギチリと顎を鳴らし、段煨が両腕を広げた瞬間。地響きと共に土石流がディアボロスへ押し寄せる。
「……!?」
忽ち、明日法は腰まで埋まったが、ラシュレイは全力で跳躍。刹那、足を取られるも再度空を蹴って、生き埋めから辛うじて逃れる。飛翔しながら攻撃せんと、体勢を立て直した。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV3になった!
ミシェル・ラークリーズ
一般の兵の皆さんが怯えてる。早くこの戦闘を終わらせなきゃ。体が重いけど、頑張って、犠牲を減らす為に。
残留効果は全て使用。引き続き【飛翔】【エアライド】で空中を移動しながら【情報収集】【観察】で敵将の動きを観察。穴掘りも空中からは丸見えだよ。【看破】で逃走の移動のルートを見切り、上空から音の妖精さんと共に奇襲。【斬撃】【両断】で攻撃して【風使い】【吹き飛ばし】で吹っ飛ばして逃走を阻止。攻撃は【残像】で凌ぐ。
僕だけでは抑えきれないだろうから、情報収集で得た敵の情報を【パラドクス通信】で知らせる。僕でダメでも、後続の仲間に少しでも貢献出来れば。
白水・蛍
連携、アドリブ歓迎
遅れまして申し訳ございません。加勢いたします!
味方との連携を密に動きましょう。
戦闘開始時にパラドクスを使用。この身に英雄の一撃を降ろして、敵に斬りかかりましょう。
その後は接近戦を挑みます。「ブレイドハープ」で斬りかかりつつ、片手は<演奏>で、音の魔力を敵にぶつけて攻撃します。
また、<演奏>で動かせるようにしている「刀琴弦」で<不意打ち・捕縛>を試みます。捕縛できればその隙に味方に攻撃を促す事も出来るでしょうから。
卑怯な手をお使いなさるのね。しかし、我々は負けません。
連携をとり、味方の隙を埋め、確実にダメージを与えていきましょう!
故に多少のダメージは気にせず攻撃を行いますわ。
「……あ」
少し、空気が軽くなった気がした――小首を傾げるミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)。
残留効果『活性治癒』の生命力は、ディアボロスに効果はない。だが、通常の生物であれば、負傷の回復が大いに早まるのだ。
(「一般の兵の皆さん、怯えていたけど」)
ディアボロスが帰還すればそれまでだが、少しでも回復すれば、湿原からの撤退も可能だろう。
「早くこの戦闘を終わらせなきゃ」
生命力溢れる世界となっても、体は相変わらず重い。だからこそ、頑張ろう。犠牲を減らす為にも。
「あれが、段煨!」
パラドクスに吹き飛ばされた陣幕から現れた蝉頭の蟲将は、土石流の計略を以て応戦する。その光景を空中から確認したミシェルは、土石の向こうから駆け付ける影も認める。
「遅れまして申し訳ございません。加勢いたします!」
凛と声を張る白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)。ブレイドハープ―詠唱―を構え、伝承詩を朗々と歌い上げるその身で、英雄の一撃を準え斬り掛る。
――――!
交錯するパラドクス。接近戦を挑むべく、地を蹴り、土石流に吞まれる前に更に跳躍。構えた愛刀の弦を弾けば、刀琴弦が段煨を捕えるべく奔る。
クロノヴェータは、パラドクス無くして損なえぬ。それでも、蛍の不意打ちに対応する刹那に、ミシェルも又、パラドクスを捻じ込む。
「妖精さん、突撃だ!!」
音の妖精は、ミシェルの昔馴染みだ。少年の大声に即応して、突撃を敢行する。
「ぐ、う……」
撃ち抜かれた蟲将の体躯がぐらりと傾ぐも、倒れ様に土中へ潜る。
「何処に……!」
藍の双眸を見開き、段煨の行方を捜すミシェルだが……土石流に覆われた大地は軟く、深く掘るのも容易いか。穴掘りの痕跡も簡単には窺えない。
「卑怯な手をお使いなさるのね。しかし、我々は負けません」
気炎を吐く蛍も、更に刀琴弦を奔らせる。捕縛さえ出来れば、パラドクスの集中砲火で一気にケリをつけられよう。
(「やっぱり、僕だけじゃ……」)
それは弱気ではなく客観視だ。喩え敵を抑えきれなくとも、後続の仲間に少しでも貢献出来れば……巻き起こした風が吹き飛ばしたのは、蟲将を隠す土石の表層。
「……いた!」
濛々と立つ土煙は、上空からの視界を遮る。だが、先に齎された完全視界は、土煙越しにも全てを見通す。
――――!
逸早く飛び掛かった蛍のレジェンダリースマイトは手応えがあり、更なる土石流に紛れて走る段煨を、ミシェルは空から追い縋る。
「逃がさないよ!」
再度、音の妖精を突撃させながら、ミシェルの手が腰に下げたパラドクス通信機を探った。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【通信障害】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
エルフリーデ・ツファール
※アドリブ&連携歓迎
※常に煙草を吸っています。
※効果2全使用。
さぁて大詰めだ。後はお前一匹を片付ければこの場は一先ず決着ってわけだ。ほんじゃまいっちょ派手に行きますか。
【オーラ操作】で燃え上がる炎の尻尾の操作精度を向上し、【ダンス】の如き足捌きで肉薄して現在の全力を叩き込む!
反撃の土石流は束ねた尻尾の【貫通撃】で左右へと断ち割る。
これこそ【火炎使い】の本領発揮ってな。最大火力をもって相対する!
「そんな顔してるところ見るとどうせ短い命なんだろ? ひと夏と言わず一瞬で燃やして綺麗に散りな!」
一角・實生
いのちを使い捨て、いざ自分が追い詰められれば逃げの姿勢なんだな
悪いけど見逃すわけにはいかないよ
パニッシャーで狙撃メインの戦い方をする
【パラドクス通信】で仲間からの情報に耳を傾けながら戦闘しよう
戦闘しつつも主な思考は奴の退路方向について
押され始めたらそちらへ向けて移動し始めるだろうか
地中からの奇襲にはパラドクスで回避、且つ[光使い]の力を込めた銃弾で反撃したい
仲間の交戦中に【トラップ生成】で仕掛けるのは[電撃使い]の力を溶け込ませた[結界術]による地中版簡易電気柵
事前に仲間には言っておくよ
逃亡時に罠にかかったのを感知したら奴が怯む間に埋まっている銃弾から光を放たせ位置を特定
集中攻撃を浴びせたい
――段煨がそちらに逃げるよ!
「了解」
パラドクス通信による報せに頷き、一角・實生(あざよいの鷲・g00995)は不敵に緑金の双眸を細める。
「いのちを使い捨て、いざ自分が追い詰められれば逃げの姿勢なんだな」
だが、見逃す訳にはいかない――大型の狙撃銃『パニッシャー』を構える實生。
バチィッ!
果たして、電気爆ぜる物音が響く。地中に、電気柵トラップを生成していたのだ。
残留効果『トラップ生成』には、敵が引っ掛かった際に使用者が感知できるような魔法的効果はない。今回は、電気爆ぜる物音で気付けたが、位置が遠ければ實生の耳に届かなかったかもしれない。
特に、敵の逃走経路を誘導する策も講じていなかったから、今回は相当に幸運であったと言えよう。
それでも、敵の逃亡を阻めたのは、事実だ。
「うわぁぁっ!?」
思わず悲鳴を上げ、土中から飛び出した段煨に、粛々と照準を合わせる實生。
「残念、どんな体勢でも狙えるんだよ」
猛禽に似た大翼を広げ、空より立て続けにスナイプ。土煙を切り裂く光弾が、段煨の居場所を報せる。
ゴオォォォッ!
再び、敵が土に潜らんとするのを許さず、炎尾が奔る。
「さぁて、大詰めだ。後はお前一匹を片付ければ、この場は一先ず決着ってわけだ」
紫煙を燻らせてほくそ笑むエルフリーデ・ツファール(紫煙の魔術師・g00713)。
「ほんじゃ、ま……いっちょ派手に行きますか」
獣の野生と赤き炎をこの身に宿せ――炎で象った狐の耳と九つの尻尾が、燃え盛るように揺れる。急激な体温上昇を自覚し、忙しない足取りは、あたかもダンスのステップを踏むが如く。
「そんな顔してるところ見ると、どうせ短い命なんだろ? ひと夏と言わず、一瞬で燃やして綺麗に散りな!」
「こんな所で!」
――――!!
「ハハッ! おせぇんだよ!」
間合いを詰める。迸る土石流を、真っ向から断ち割り、先の牽制より更に燃え上がった炎尾が、うねり、のたくり、段煨に迫る!
「これこそ、火炎使いの本領発揮ってな!」
最大火力を叩き込めば、蟲将が燃え崩れる照り返しで、エルフリーデの色白の頬が紅潮する。満足げに深呼吸すると、ギザ歯に咥えた煙草の大半が一気に灰と化した。
斯くて――排斥力の悪影響にも負けず、合肥で戦い抜いたディアボロス達は、新宿島に帰還する。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【狐変身】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!