暴強の矜持(作者 凪未宇
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#大戦乱群蟲三国志  #関羽軍の魏領侵攻  #蜀  #攻略期限延長  #関羽 

 以前よりも酒の味は格段と旨くなった。
「曹仁の腑抜けのせいで、興醒めであったが面白い者がおったな」
 両の上腕に酒瓶を持ち、関羽は上機嫌でそのまま口に酒を流し込んだ。
「もっともっとだ……まだ足らぬ。まだ暴れたらぬわ!」
 空になった酒瓶を、張任に投げつける。
「か、関羽様、落ち着いてくださいませ。こうして樊城も制圧できたではございませんか」
「何か言ったか?」
 関羽は眼光を鋭くさせ、張任を震え上がらせた。
 自慢の髭をゆっくりと撫でながら、次の酒瓶を手に取り、今度は手酌でのみ始める。
「良いか、我は退屈しておる。分かっているな」
「はっ、直ちに周辺の魏の町へと兵を差し向け、住民達を徴兵してまいります」
「逆らうものは?」
「も、勿論全て虐殺いたします」
「そう、全てだ。派手にやって、また我を愉しませるような戦いを、争いを招くのだ!」
「はっ……」
 床に額を付ける程、頭を下げた張任は恐ろしさに、関羽の笑い声が静まるまで顔を上げることができなかった。

「樊城を守っていた魏の曹仁が、宛に撤退して空になった樊城に、蜀の関羽が入城して制圧したようなのです」
 スケッチブックに描くのは、蟲将関羽と赤兎馬の姿。
「関羽は、魏の首都『許昌』を攻略しようとしてるようなのですが、兵力不足で魏の町から住民を集め無理矢理兵士にしようとしているのです」
 荊州で行うはずの兵士補充は滞っており、大戦乱を起こすだけの戦力は集まっていない。
 樊城周辺の魏領の町からは、クロノヴェーダ達が撤退しており、無防備な状態におかれている。その町の人達を救うのが今回の作戦となる。
「今回は、この町に向かって、住民の皆さんを説得して許昌方面に避難させて欲しいのです」
 途中の護衛であれば、義勇軍が街に居るので彼らに協力を要請すればいいだろう。
 その後、関羽軍の略奪部隊を撃退すれば、作戦は成功となる。

「町の人達は、関羽の恐ろしさに震えています。魏軍武将のふりをしたり、近隣に居る義勇軍に協力を要請するなどして、安心させてあげながら脱出するよう誘導してあげて欲しいのです」
 略奪部隊は、部隊長となる張任が下級指揮官の蜀軍剣蟻兵と一般人の兵士達を引き連れ現れます。
 張任を倒せば、敵軍は撤退して作戦は成功となりますが、蜀軍剣蟻兵が生き残っていると一般兵を使い撤退する町の人々を襲う為、大きな被害が出るかもしれません。
 一般人の蜀軍兵士だけならば、町の人々を義勇軍だけでも何とか守り撤退することが可能です。略奪が困難だと分かれば蜀軍の一般兵は諦めて逃げ帰るでしょう。
 関羽は、戦いを欲しています。状況によっては、樊城にいる関羽が赤兎馬に乗って戦場に現れる可能性があります。
 ですが関羽は戦う事だけを目的とし現れる為、町の住民達の避難や部下の窮地には興味がなさそうです。
「関羽を倒すのは厳しいのです。だから遭遇したとしても、関羽と戦い抑えながら、作戦成功を優先して欲しいのです」

 現在は蜀が優勢ではあるが、魏や呉が、このまま黙っているとは思えない。情勢が、今後どうなるか、予断は許さないだろう。
「関羽は、三国志でも最強といわれる武将なのです。もし、出会う事があっても、無茶な戦いはしないで欲しいのです」
 そう珠萌は、スケッチブックを閉じた。

 魏軍の軍勢が撤退し、樊城は蜀の関羽が入城して制圧した。
 見捨てられた人々は、いつ殺されるか日々怯えていた。
 逃げられる者は、既に先んじて町を離れてしまった。残ったのは、まだ幼い子供や女性などと、その家族のみ。
 彼らが自らの力だけで逃げ出すのは到底不可能だ。
 どうすることもできない苛立ちに、彼らは静かに願った。
 せめて関羽軍が来ないように。魏軍が戻ってきてくれるようにと。


→クリア済み選択肢の詳細を見る



 関羽は、蜀軍最強と目される、ジェネラル級の蟲将です。
 彼は、大戦乱群蟲三国志のディヴィジョンでも有数のクロノ・オブジェクトである『赤兎馬』を有しています。
 赤兎馬に乗った関羽は『一定範囲の、自軍(蜀軍)が戦闘中の戦場に瞬時に駆け付ける』事が出来ます。
 また、赤兎馬に乗っている関羽は、万が一戦闘で敗北したとしても、死亡する事無く撤退に成功してしまいます。
 そのため、現時点で、関羽を滅ぼす手段はありません。

 関羽も、自軍の一部隊が全滅する程度で、戦場に駆け付けるような事はしません。
 しかし、自分が相手をするべき敵が居ると感じると、ためらいなく戦場に切り込んでくる事があるので、注意が必要です。
 万が一、関羽と相対してしまった場合は、まともに戦わず、作戦目的を達成する事を優先しましょう。
 ディアボロスが、目的を達すると、戦いの気を削がれた関羽は赤兎馬で撤退していきます。

 戦場に現れた際に、関羽が使用するパラドクスは以下の通りです。これ以上の情報は分かっていません。
================================
・関将百烈撃(POW)
 裂帛の気合と共に無数の突きを繰り出し、敵群を貫きます。
・赤兎馬天駆(SPD)
 赤兎馬ごと空中を駆け抜け、着地と共に敵を断ち斬ります。
・青龍天昇波(WIZ)
 振り上げた青龍偃月刀から、無数の龍の如きオーラを放ち、敵群を薙ぎ払います。
================================


特殊ルール 【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵が撤退し、シナリオは成功で完結する。
👑66

→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【友達催眠】
2
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【壁歩き】
1
周囲が、ディアボロスが平らな壁や天井を地上と変わらない速度で歩行できる世界に変わる。手をつないだ「効果LV×1人」までの対象にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV3 / 【ガードアップ】LV2 / 【反撃アップ】LV2 / 【アクティベイト】LV2 / 【ドレイン】LV1

●マスターより

凪未宇
皆様こんにちは、凪です。
大戦乱群蟲三国志で、関羽軍の侵攻より魏の町の人を助けてあげてください。

・住民が避難していない、トループス級が残っていた場合は、住民に被害が出る場合がございます。
 
・ジェネラル級蟲将『関羽』は、戦いを求め現れます。ディアボロスが敵と相応しいと認めた場合のみ出現します。
 倒すことは出来ない相手となりますので、戦ってみたいという方は、覚悟の上ご参加くださいませ。

・戦闘時は、どんな思いや言葉を口にして戦うのか、記載があると嬉しいです。

それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
80

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


レイ・アイレンベルク
●口調
普段:淡々と喋る(俺、お前、だ、だな、だろう、なのか?)
敵に対して:憎悪しかない(二人称が貴様)

●方針
行動:目的のため淡々と行動(私情<目的)、戦闘時は敵への憎悪でほんの少し感情的
大事:本来の世界と歴史
改竄世界とそこに生きる者達、特に機械化ドイツ帝国には複雑な思いがあり一般人を守る際も助けたいというより敵に有利な状況をつくられたくない為
事情があっても歴史侵略者側、または彼らを肯定する者は憎悪の対象で彼らへの態度はとても冷たい

●戦闘方針
銃による遠距離戦闘が主。場合によってはナイフによる接近戦も
パラドクスは指定した物をどれでも使用

●その他
地雷により右の腕脚を失っており、実は爆発物は好きでない


近衛・悠
あいかわらず関羽の脅威は続いているんだな。巻き込まれる人たちは堪ったもんじゃない。今まで色々なクロノヴェーダの将に会ったが、死んでもまた集めればいい考えがほとんどだ。犠牲は減らしたい。

まず【友達催眠】を使ってから義勇軍に接触する。武器を腰につけて戦を知っているようにしてこの軍の将はこの場にいる人たちははじめっから頭数に入ってない、使い捨てにするのが確実だ。実際役立たずと判断して叩き潰そうとしているようだ、と率直に伝える。


漆黒の羽扇を取り出して自身が軍師である事を示し、安全な所へ行く道は構築済みであることを告げる。ここにいて死ぬよりは生き延びた方がいいと誘導に従ってくれることを要請する。


塞河・みやび
ただ住民を逃がしても後がこわいのじゃ~。
義勇軍に避難誘導からお願いした方がよさげなのじゃ。
人手があった方がいいのじゃ!

ただ逃げるというのは渋るかもしれないので、前向きな理由を用意してあげると逃げやすいと思うのじゃ。
というわけで【計略】の知識を使うのじゃ~。

えー、これから「空城の計」を使うのじゃ!
あえて陣地をカラにする事で敵を誘い込み、秘密の計略で酷い目に合わせてやるのじゃ~。
つまり迅速な避難を頼みたいのじゃ!

まあ避難の方便なのじゃ。
この計略は蜀軍が使った話もあるし、通用しないとは思うのじゃ。
その可能性を指摘する声があれば「わかっておる、今回はそれを逆手に取ればよい」と自信たっぷりに返すのじゃ。


●逃げの計略
 魏軍が撤退したことで、義勇軍は役目を失っていた。
 戦う心づもりは残っていても、控える関羽の姿に恐怖を感じ動けずにいた。
 近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は、義勇軍の陣地に踏み入った。
「あいかわらず関羽の脅威は続いているんだな。巻き込まれる人たちは、堪ったもんじゃない」
「義勇軍に避難誘導からお願いした方がよさげなのじゃ。ただ住民を逃がしても後がこわいのじゃ~。人手があった方がいいのじゃ!」
 いい計略があると、塞河・みやび(さいかわみやびちゃん・g04329)は、ほんの少し狐っぽく笑った。
「俺達は、魏軍の者だ」
 友達催眠のエフェクト効果を使いながら悠が話しかけると、義勇軍の者達は疑うことなく友好的に出迎えてくれた。
 取り出したる軍師を思わせる漆黒の羽扇も、後方に静かに控えるレイ・アイレンベルク(怨気衝天・g02775)の佇まいに兵士特有の気配があったのも、彼らに説得力があったのだろう。
(「今まで色々な将に会ったが、死んでもまた集めればいい考えがほとんどだ。犠牲は減らしたい」)
 このまま留まっていれば、町の住民は勿論のこと、ここに居る義勇軍だって蹂躙され徴兵されていくかもしれない。
「関羽軍の脅威は理解しているだろう。曹仁様が軍を引いたのにも考えあってのことだ」
 レイの言葉に義勇軍は、複雑そうな反応をみせる。中には町を見捨てたと、強く感じている者もいることだろう。
「蜀軍は、使い捨ての駒として人を集めているようだ。実際、力の無い役立たずの民は、全て叩き潰そうとしているようだ」
 魏軍は逃げ遅れた者達の避難と警護を、義勇軍にお願いし許昌の方に合流して欲しいのだと伝えた。
「そこでじゃ、ただ逃げるのでは悔しいじゃろう。軍司殿からの提案で、おぬし達には……えー、これから『空城の計』を使ってもらうのじゃ!」
 みやびの言葉に、半信半疑ながら義勇軍達は聞き入った。
 それは町の住民達も同じであった。同じように魏軍の者であると説明を頭からし、避難を勧める。
「これはのう、あえて陣地をカラにする事で敵を誘い込み、秘密の計略で酷い目に合わせてやる計略なのじゃ~」
「そんな方法が上手くいくのか?」
「途中で関羽が追って来たら……」
 住民達は不安を露わにした。
「その為に俺達が来ているんだ。関羽も他の蟲将も、この町に引き付け抑え込む」
 悠は、嘘は言っていない。計略云々はさておき、向かってくる蟲将はディアボロス側で引き受ける予定だ。
「お前達の安全の為、義勇軍が護衛に着く。安心して向かうといいだろう」
 淡々としたレイの言葉が、今の住民達を冷静にさせる。
「安全な所へ行く道は構築済みだ。ここにいて死ぬよりは、生き延びた方がいい」
「つまり迅速な避難を頼みたいのじゃ!」
 義勇軍が到着次第直ぐに出発して欲しいと、悠が念押しすると住民達は生きる為動く決断をした。
「まぁ、この計略は蜀軍が使ったものじゃが、敢えて逆手に取ってぶつけるのも一興じゃろう」
 ほんの少し企むよう楽し気に、みやびがクスリと笑った。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【建造物分解】LV1が発生!
【友達催眠】LV2が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV2が発生!

シル・ウィンディア
避難は無事に行けたのなら、あとは、守るだけ…
さぁ、やりましょうかっ!!

騎士様っぽいけど、二刀に2つの盾…。近接型なら、こっちは遠距離でっ!
世界樹の翼をtype.Cに変形させて
誘導弾を連射して吹き飛ばしを試みるね

完全に吹き飛ばせなくても、体勢を崩せるだけでもいい
その隙に、高速詠唱を行って、精霊乱舞連弾を撃つよっ!
今度の魔力弾は、一味違うからっ!

敵の攻撃は、残像を生みつつダッシュ・ジャンプしてからの飛翔で攪乱しつつ回避を試みるね
近接型なら、空飛べばっ!
敵の攻撃が届くのなら、結界術で強化した精霊結界で防御していくよ

さて、まだやるかな?
やるなら、お相手するよ?


近衛・悠
さて、避難の手筈はつけたが、こいつらを排除しないと犠牲者が出るな。何としても犠牲者は出したくない。何とかしないと。

こいつら、工兵か何かか?攻撃がそれっぽいな。その得物は凄く危険だ。まあ、拠点をいくら築こうとも青龍水計で押し流してしまえばいい。所詮インスタントの張りぼてだからな。拠点を押し流しつつ【光使い】で目くらましした上で【呪詛】を込めた【風使い】で攻撃する。飛んでくる岩は【観察】で飛んでくる軌道を読んだ上で【残像】で回避。

蟲将も事情があるんだろうが、一般人を使い捨てにする策には同意できない。徹底的に潰させてもらうぜ。


御森・白露
連携、アレンジ大歓迎じゃ。

避難は上手くゆきそうじゃな。重畳重畳。
こちらもトループス共の掃討に心置きなく動けそうじゃ。

独自の呼吸法、確かにそれなりの脅威ではあるな。だが……
こちらも呼吸を読めば起こりを容易く見極められる。太刀筋も両断一辺倒、てんで工夫が見当たらぬ。当たらなければ如何な斬撃もそよ風同然じゃな?
(【呼吸法】【両断】による技能修正相殺)

『舞踊』の返礼といこうか。幾ら盾を構えても良いぞ?それらを纏めて穿つのみよ。
【月玲燐殿・四ノ刻 望尽】

……我が剣、未だ関羽の域には届かず、か。まだまだ修練が足らぬな。
幸い、的には事足りぬ。どれ、次の虫はどこじゃ?


塞河・みやび
伏兵は、居ないとわかるまで警戒の必要があるのじゃ!
つまり、可能性を匂わせるだけで足止めになるのじゃ。
有効性は時と場合にもよるけど。

今回は略奪部隊ということで、略奪中に奇襲されたくはないだろうし、効果的だと思うのじゃ!

案は複数あるけど流れは大体同じなのじゃ。
伏兵なんか叩き潰す!と敵が町に入った所を狙うか。
町に入る前、町の様子に注目している所を狙うか。
戦闘中の横槍でもまあ効果はあるじゃろ。
【臨機応変】に決めるのじゃ!

敵陣にみやびちゃんファイアで狐火を放つのじゃ!
【火炎使い】な【オーラ操作】による火計なのじゃ。
消えない炎で混乱させたり、注目を集めるのじゃ。
そしたら皆も戦いやすくなると思うのじゃ~。


●蟲の歩み
 蟲の肢音が迫る。町も人も全てを略奪するために。
 住民達は義勇軍に護衛されながら、既に町を脱した。
 ここは空の町だ。
「さて、避難の手筈はつけたが、こいつらを排除しないと犠牲者が出るな」
「あとは、守るだけ……さぁ、やりましょうかっ!!」
 近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は慎重に、近付く軍を見据え。シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は、世界樹の翼をtype.Cの魔力銃モードに変形させ、迎え撃つ心づもりだ。
「避難は上手くゆきそうじゃな。重畳重畳。こちらもトループス共の掃討に心置きなく動けそうじゃ」
「伏兵は、居ないとわかるまで警戒の必要があるのじゃ! つまり、可能性を匂わせるだけで足止めになるのじゃ」
 白き妖狐の御森・白露(放浪する転寝狐・g05193)と、琥珀の妖狐である塞河・みやび(さいかわみやびちゃん・g04329)は、両の口の端を持ち上げ、獲物を見る眼を向けるのだった。
 蜀軍剣蟻兵は、正面に盾を構え剣を振り上げ向かってくる。
「騎士様っぽいけど、二刀に二つの盾……。近接型なら、こっちは遠距離でっ!」
 まずは隊列を崩すよう、誘導弾の先制でシルは連射する。
 大半は盾に防がれるが、敵の目を町に引き付け隊列を乱すには十分。
「正面からだけが伏兵とは、限らないのじゃ」
 周囲にオーラによる狐火が灯る。
 揺らめく狐火は幻像。パラドクスの、さいもえ☆みやびちゃんファイアである。
「例えば、上からの火計なのじゃ♪」
 弾んだ狐火が剣蟻兵の隊に飛び込み、火柱を上げる。
 いや上げたかのように敵の精神には感じられた。惑わす炎とはいえ、炎だと信じてしまえば火傷を負う。
 両脇に分断されたところを、油断なく白露が荒魂・忌椿を鞘より抜き放ち、一刀を振るう。
 さすがに手数が多い分、不意を狙っても簡単に頭をとらせてはくれないようだ。右手を斬り落としても、残った右中肢の盾が防ぐ。
 二振りの剣が、大岩を断ち切るよう振り下ろされる。
「独自の呼吸法、確かにそれなりの脅威ではあるな。だが……」
 蟻の呼吸などは知らないが、その節の動きからある程度太刀筋の予測はつく。
「太刀筋も両断一辺倒、てんで工夫が見当たらぬ。当たらなければ如何な斬撃もそよ風同然じゃな?」
 二つの刃をかわし白露は、涼し気に笑みを浮かべた。
 立て続く攻撃を受け、剣蟻兵は体勢を整えようと盾を地面に突き立て、足元より岩塊を隆起させる。
 蟻巣岩窟陣で拠点を作り上げ、岩を投擲してきた。
(「こいつら、工兵か何かか? 攻撃がそれっぽいな」)
 そんな事を考えながら、悠は残像で狙いを逸らしつつ、青龍水計を放った。
「まあ、拠点をいくら築こうとも、押し流してしまえばいいだろう」
 剣蟻兵は再び拠点を築こうとするも、みやびの狐火が場を混乱させる。
「水にばかり気を取られてる暇はないのじゃ~」
 今度は狐火の炎は、チカチカと敵の周囲を飛び回り集中を乱す。
 複数の剣を用いたとしても、飛ぶ羽が無ければ無意味。
 上空へと飛翔し、攻撃を逃れたシルは高速詠唱する。
「炎よ、水よ、風よ、大地よ……。我が前に集いて力となれ!」
 背中に魔力翼を発現させ、放つのは精霊乱舞連弾。
「今度の魔力弾は、一味違うからっ! ……さぁ、乱れ撃つよっ!!」
 魔方陣より放たれる無数の魔力連弾に、剣蟻兵は盾をかざすも足らず、いくつかが腹を穿つ。
「さて、まだやるかな? やるなら、お相手するよ?」
 まだまだ放てると、上空よりシルは余裕を見せた。
「何としても犠牲者は、出させない。徹底的に潰させてもらうぜ」
 膨大な流水を出現させ、悠は剣蟻兵を押し流す。
 蟲だけあって、腹でも呼吸していたのだろう。まともに飲まれた数体は、既に虫の息。
 辛うじて逃れた剣蟻兵を待つのは、呪詛を纏わせた刀身。
「舞踊の返礼といこうか。幾ら盾を構えても良いぞ? それらを纏めて穿つのみよ」
 その言葉の通り、白露は忌椿を鋭く突き出した。
 穿つた刃と呪詛が、蟻の身体に望月の穴を開き蝕む。月玲燐殿・四ノ刻・望尽。
「……我が剣、未だ関羽の域には届かず、か。まだまだ修練が足らぬな」
 引き抜いた刀を振るい、体液を払うと白露は残る剣蟻兵を振り返った。
「幸い、的には事足りぬ。どれ、次の虫はどこじゃ?」
 ディアボロス達の攻撃で包囲された剣蟻兵は、逃れられない。
 進ませた一般兵の応援指揮を取ることも、部隊長に思わぬ伏兵の存在を報告することも。
 蟻の進軍はここでついえたのであった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【反撃アップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

シル・ウィンディア
関羽は気になるけど、今は集中して…
さぁ、一気に行かせてもらうからっ!

敵の攻撃は、残像でフェイントを行って飛翔での攪乱機動っ!
三次元機動の空中戦で回避を行っていくよ
糸が付いたら、火炎使いの炎で焼き切ることを試すね


飛翔で飛んで、一気に接近してから左手の創世の小剣で斬撃っ!
そして、吹き飛ばしを試みるね
攻撃失敗・成功問わずに、そのまますり抜けて後ろに回るよ

しばらく、上記行動を続けて攪乱を行っていくよ
通常攻撃が効かないのは承知の上

本命は…
飛翔中に精霊収束砲の詠唱を行って、敵がこっちの攻撃に興味がなくなったタイミングで、全力魔法の精霊収束砲っ!

さぁ、一気に吹き飛べーーっ!!


近衛・悠
関羽は確かに脅威だが、まずは手の届く脅威に対処しないとな。確実に潰しておかないと動きだした時に困る。

敵の蜘蛛糸を利用した攻撃が厄介だな。【飛翔】で空から攻撃するぜ。空から【光使い】による目くらましと【罠使い】による煙幕、【呪詛】と【毒使い】を込めた【誘導弾】で攻撃。


勿論、空から攻撃を続けるとパターンを見切られるだろうから上空から急降下して奇襲、【気絶攻撃】を併せた【斬撃】【両断】で攻撃して【一撃離脱】してまた空に戻り、【風使い】での攻撃に切り替えるなどの戦法も駆使。

身体が重いな。思うように動けない状況だから取れる手段は尽くさせて貰う。


プニ・プティフルニエ
■外見
笑顔(糸目)のシスター
一人称は「プニ」

■性格
大人を舐めたような生意気な態度の子ども

■心情
おっきなクモさんだねー!
プニも負けないよー!

■行動
パラドクス【罪と罰】で呼び出した巨大な鎚で、襲い掛かります。
「敵さんはもう貴方しか残ってないんだねー?」
「いっぱい叩いても壊れないんだねー!叩くの楽しくなってきた!まだ壊れないでね♪」

■その他
アドリブや連携歓迎です。


●忠義の蟲
 連絡の途絶えた部下らを確認するかのように、張任は町へと近付いて来た。
 赤い無数の目に、頭から伸びる無数の肢を揺らし、消えた部下を探すようにゆっくりと。
 歩みが遅いのは、関羽へどう報告すべきか怯えているため。
「いや、あの方は良くぞ争いを呼んでくれたと喜んでくれるか……」
 そう呟きながら、消えた部下の痕跡を眺めた。
 上空より、煙幕が広がり光が煌めく。
 姿を捕えられるより早く、近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)が光輪の誘導弾を放つ。
「まずは、手の届く脅威に対処しないとな。確実に潰しておかないと……」
 不安の芽は、少しでも減らしておきたいと思うのは不思議ではない。
「今は集中して……さぁ、一気に行かせてもらうからっ!」
 光輪を腕で防ぐ張任に暇を与えず、シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は、急降下接近し、左手に持つ創世の小剣で斬り付ける。
 衝撃に押されながらも耐えた張任は、無数の糸を口から吐き絡みつけてくる。
「うわーっ、すっごい糸。おっきなクモさんだねー!」
 吐き出された糸をしゃがんでかわしながら、プニ・プティフルニエ(クジャク蜘蛛・g06025)は驚いたように目を更に細めた。
 粘着力のある糸を周囲に絡めながら、張任は飛翔する悠とシルを狙い、両の手に持った刃で次々と斬りかかる。
 確かに張任は空を飛ぶことは出来ないが、糸を張り跳ぶ事は出来る。
 その図体の割には、かなり身軽なようだ。
 周囲に張り巡らされた糸に、自由に飛翔できる範囲を狭められながらも、糸に拘束されないよう何とかかわしつつシルは小さく詠唱を始めた。
「思うように動けないな。だが、攻撃出来ないわけじゃない」
 腕についた糸を光輪で断ち切りながら、そのまま悠はリングスラッシャーを張任に向けて放ち斬り付ける。
「プニも負けないよー!」
 パラドクス罪と罰を発動し、プニは巨大な十字架状の鎚を振り上げた。
 大きな鎚の勢いに、引っ張られるよう蜘蛛の糸を千切りながら叩き込む。
「いっぱい叩いても壊れないんだねー! 叩くの楽しくなってきた! まだ壊れないでね♪」
「ぐっ、子供なのに何と重い……だが、我が忠義はこのくらいでは揺らがぬ」
 短い三尖刀を巨大化させ、張任は忠義一掃刃を放ち、プニを薙ぎ払った。
 勢いよく小さな身体は吹っ飛んだが、すかさず悠が受け止め助ける。
「行くよっ!」
 上空でシルが構えた世界樹の翼の先端に、四属性の力が収束していく。
 一対の青白い魔力翼が展開し、一直線に精霊収束砲の魔力が放たれる。
「さぁ、一気に吹き飛べーーっ!!」
 ほとばしる魔力の光が、闇夜を貫き張任の肩と肢を吹っ飛ばした。
 ギリギリのところで、張任は糸で己の身体を引っ張り直撃を避けたようだ。
「……関羽様、見ておられますか? この張任、最後まで戦い、この命をとして、少しでも愉しませて見せましょうぞ」
 気力と忠義のみで、張任は武器を構えた。

 その魔力の光を樊城より眺めながら、関羽は嗤う。
「どうやら、来ているようだな。さて、愉しむか赤兎馬よ。それとも……」
 愉快そうに、傍らの赤兎馬に声を掛け、関羽は伝わる戦いの気配を肴に、酒瓶から直接酒を煽った。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!

塞河・みやび
戦の趨勢は既にほぼ決したのじゃ~。
民を避難させ、戦力増強を阻止できたのじゃ!
いっそ逃げ帰って全て失敗したと報告したら……?

いやあ、関羽は激怒するか、あるいは失望か。
いずれにせよオシマイって感じなのじゃ~。

などと【精神攻撃】で敵の不安を煽れば、撤退や増援要請はしたがらないと思うのじゃ!
強い札はなるべく使わせない方がいいのじゃー。
そして情報もなるべく持ち帰らせないのじゃ。

みやびちゃんスターで【飛翔】するのじゃ!
天翔ける【ダンス】の如き軽やかな動きで、敵を【撹乱】してやるのじゃ!

【光使い】なオーラの【斬撃】なら、きっと蜘蛛糸を切断できるのじゃ。
飛んでくる糸や設置された糸にも対応できると思うのじゃ!


逢坂・蝉丸
なんや厄介な敵さんが近づいてきとるみたいやな?
はよ片付けてしまわんと、、、

弱視でよく見えていないのか
呼び出した稚児の式神に手を引かれ戦場に着けば
案内した式神にありがとうと笑顔を向け礼を述べると
腰を下ろし琵琶を奏で朗々と世界を渡る武士たちの歌を歌い始めます

琵琶の音とともに張任を結界に閉じ込め
蜘蛛の糸を焼き払う
全身に激しい炎を纏う百体の兵士の式神で取り囲み一斉に攻撃を仕掛けます

ふぅ、お粗末様でした
即興やったけどええ曲やろ?
(ΦωΦ)フフフ…
ほな次行きましょか


城野・丈一 (サポート)
・少し不良っぽい言動をしますが、根は純真で正義感の強い少年です。口調などはステシを参照してください。

・ボス戦や集団戦が好みですが、交渉や情報収集は人任せになるので参加しません。

・基本的には人形の「ゴルドフィスタ」を操って【ダンスマカプル】で戦います。また、手持ち武器での自衛やゴルドフィスタと連携しての奇襲や自身を囮として使うような思い切った戦術も使います。

・連撃に次ぐ連撃で相手を固めてそのまま押し切れれば押し切り、残像を用いて反撃をいなして逆カウンターを取るような柔軟さもあります。

・その他はルールを守ります。宜しくお願いします。


 頭部の脚の半分、そして右の肩を失いながら張任は、目の前の相手に向き合った。
 全ては主君への忠義。戦と争いを求める、あのお方に尽くす為。
「なんや厄介な敵さんが近づいてきとるみたいやな? はよ片付けてしまわんと……」
 弱視であまりよく見えていない逢坂・蝉丸(知るも知らぬも・g06053)は、呼び出した稚児の式神に手を引かれながら、遠く空気を伝わってくる嫌な気配に、顔をあげた。
「いっそ逃げ帰って全て失敗したと報告したら……? いやあ、関羽は激怒するか、あるいは失望か。いずれにせよオシマイって感じなのじゃ~」
 塞河・みやび(さいかわみやびちゃん・g04329)の言葉に、張任は傷ついた身体で笑う。
「そうであろうな。だが、そこらの民など、もうどうでも良いのだ」
「そっちが良くても、きっちり倒させて貰うぜ」
 城野・丈一(マリオラネッター・g04966)は、繰り糸を手繰り人形のゴルドフィスタと、張任を睨みつける。
「戦の趨勢は既にほぼ決したのじゃ~。民を避難させ、戦力増強を阻止できたのじゃ!」
「その通り、戦は敗けた。しかし、この殻の一片が動くまで、主が求めるまま戦うのが我が使命」
「それがおぬしの戦う理由じゃろうか? じゃが、強い札も、持ち帰る情報も与えないのじゃ」
 宙でクルリと身を翻し、両脚に輝くオーラを纏いながら、パラドクスさいこう☆みやびちゃんスターで宙を駆けながら軽やかにダンスを披露する。
 キックから放つ光の波動が辺りに張り巡らされた張任の糸を断ち切る。
 琵琶の弦を強く弾いた音が響く。
「さぁ行こうか。四方山話に花が咲く」
 腰を下ろした蝉丸は、琵琶を奏でながら朗々と世界を渡る武士たちの歌を歌い始める。
 かきならす琵琶の音の一つ一つが和となり、張任を強固な結界の中に捕えた。
 結界を壊そうと攻撃の手が止まっている隙に、丈一は張任の糸を壁歩きの効果を使い、駆け昇っていく。
 琵琶の音色は更に高く激しく燃えあがり、蝉丸の百鬼一首で呼び出した兵士の式神に炎を纏わせた。
 張任は剣を己の忠義を示すよう掲げ、巨大化させると力任せに結界を打ち破り琵琶を奏で続ける蝉丸目掛けて突進していく。
 その行く手を阻むのは百の式神。
 張り巡らした糸は断たれ、燃え千切れ。滑るように駆け抜けたみやびの放つ光線に、片腕を断ち切られ。
 糸を張り、伸ばしながら上空へと燃える式神の攻撃を掻い潜るも、張任を待ち受けていたのは丈一とゴルドフィスタ。
 糸の上を走れるのは張任だけではない。粘糸に触れない様選べば、造作も無い事。
「これで終わりだぜ!」
 ダンスマカブルによるゴルドフィスタの踊るような連続攻撃が、容赦なく繰り出される。
 琵琶の音色は最高潮に高まり、激しく鳴り響き、最後の音を弾いた。
 ……ベ、ベン!
「ふぅ、お粗末様でした」
 ゆっくりと蝉丸が腰をあげ、その両脇にみやびと丈一が着地し、一同は振り返った。
 全ての張られた糸が燃え千切れ、張任の身体が勢いよく地に落ちる。
「即興やったけどええ曲やろ?」
 問いかけに答える蟲の声は、もう無い。代わりに遠くどこかで、馬の嘶く声が聞こえたような気がした。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】がLV3になった!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2021年12月11日

関羽軍の魏領侵攻

【!期限延長により状況が困難になっています!】
『樊城の戦い:蜀』でのディアボロスの活躍により、蜀の関羽は、大戦乱を引き起こすだけの大規模な軍勢を組織することが出来ませんでした。
 しかし、魏の曹仁が、樊城を捨てて宛に撤退したため、関羽軍は図らずも重要拠点である樊城の制圧に成功したのです。
 樊城は、魏の首都である『許昌』に近く、関羽は魏の喉元に刃を突き付けた形となりました。
 これに気を良くした関羽は、魏の領土であった町を襲撃して破壊、生き残った人間を兵士として連れ帰り戦力を増強、魏の首都『許昌』を攻める大戦乱を引き起こそうとしています。

 関羽配下の蜀軍による、魏の町の襲撃から人々を救出し、大戦乱の発生を阻止してください。
 戦闘中、赤兎馬に騎乗した関羽が現れる事がありますが、現時点では撃破は不可能なので、できるだけ戦闘を控えつつ、作戦目的を達成してください。


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#大戦乱群蟲三国志
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#関羽軍の魏領侵攻
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#蜀
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#攻略期限延長
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#関羽


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選択肢『住民の避難と義勇軍』のルール

 戦闘が発生する前に町の住民を避難させたり、クロノヴェーダ以外の敵から身を守るように、現地の義勇軍などに要請を行います。
 要請を出すだけで良いのか、作戦を指導する必要があるのか、或いは、訓練を行うなどの行動が必要かなどは、オープニング及びリプレイの描写を読んで判断してください。
 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『赤兎馬に騎乗した関羽』のルール

 関羽は、蜀軍最強と目される、ジェネラル級の蟲将です。
 彼は、大戦乱群蟲三国志のディヴィジョンでも有数のクロノ・オブジェクトである『赤兎馬』を有しています。
 赤兎馬に乗った関羽は『一定範囲の、自軍(蜀軍)が戦闘中の戦場に瞬時に駆け付ける』事が出来ます。
 また、赤兎馬に乗っている関羽は、万が一戦闘で敗北したとしても、死亡する事無く撤退に成功してしまいます。
 そのため、現時点で、関羽を滅ぼす手段はありません。

 関羽も、自軍の一部隊が全滅する程度で、戦場に駆け付けるような事はしません。
 しかし、自分が相手をするべき敵が居ると感じると、ためらいなく戦場に切り込んでくる事があるので、注意が必要です。
 万が一、関羽と相対してしまった場合は、まともに戦わず、作戦目的を達成する事を優先しましょう。
 ディアボロスが、目的を達すると、戦いの気を削がれた関羽は赤兎馬で撤退していきます。

 戦場に現れた際に、関羽が使用するパラドクスは以下の通りです。これ以上の情報は分かっていません。
================================
・関将百烈撃(POW)
 裂帛の気合と共に無数の突きを繰り出し、敵群を貫きます。
・赤兎馬天駆(SPD)
 赤兎馬ごと空中を駆け抜け、着地と共に敵を断ち斬ります。
・青龍天昇波(WIZ)
 振り上げた青龍偃月刀から、無数の龍の如きオーラを放ち、敵群を薙ぎ払います。
================================

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵が撤退し、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾一般人を襲うトループス級『蜀軍剣蟻兵』のルール

 周囲の一般人を襲撃するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 放置すると村や町を破壊したり一般人を虐殺してしまうので、被害が拡大する恐れがあるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『張任』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「シメオン・グランツ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。