【刻逆決戦】⑩アル・カポネRED

 このシナリオは【刻逆決戦】に関連する特別シナリオです。
 500年後の未来から、人類改竄術式「刻逆」を使い、断片の王アル・カポネの歴史を奪った、『アル・カポネ』に対して決戦を挑みます。
 アル・カポネは、イデアロゴスとはなっていませんが、イデアロゴスから提供された膨大なエネルギーと、高度な技術により『進化』して協力になっています。
 ファーストアタック時点で、アル・カポネを撃破できるかどうかは、【刻逆決戦】の帰趨に大きな影響を与えるかもしれません。

「シナリオを成功させる」事が出来れば、「⑩アル・カポネRED」を攻略済状態にすることが出来ます。

【刻逆決戦】アル・カポネRED決戦(作者 一本三三七
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●500年後より帰還せし復讐者、アル・カポネRED
「俺自身の名を奪うのも、これが2度目だな。
 何度やっても、気味悪い感触だぜ。
 だが、待たせたな、最終人類史のディアボロス。
 この、アル・カポネREDが、お前達に復讐する為に、500年の未来より、来てやったぜ。
 さぁ、再現せよ、我が同胞たる『断片の王』達よ。
『因子』と『エネルギー』と『復讐心』を捧げ、最終人類史のディアボロスに強奪された大地を取り戻すのだ!
 もはや、俺に残っているのは、この復讐心のみだ。
 復讐心を失えば、俺と言う存在は消えるだろうさ。
 つまり、俺は、イデアロゴスになる事はできねぇって事さ。
 ならば、この復讐心に最後まで殉じさせてもらう。
 この、アル・カポネRED、逃げも隠れもしねーぜ!」

●新宿駅グランドターミナル、アルカトラズ行き特別列
 新宿駅グランドターミナル。その宇宙に向けて伸びる線路にて、特別に出現した蒸気機関車型パラドクストレインを前に、綿抜・カスミ(サイボーグのサウンドソルジャー・g01177)は、集まったディアボロスに呼びかけた。

「皆さん、状況は判っていますね。  500年の未来から、刻逆の儀式を行ったイデアロゴスが、アル・カポネ、アイザック・アシモフを伴い、この2026年に攻め寄せて来たのです。
 500年の猶予期間は、私達にとっては、たったの数時間に過ぎなかったわけです。
 ですが、この戦いに勝利すれば、未来において、最終人類史のディアボロスと、そして、共に手を携える他の星のディアボロスたちが、イデアロゴスを滅ぼし、イデアロゴスの支配から、全ての宇宙の歴史を解放する事ができるでしょう。
 しかし、残念ながら今のディアボロスでは、すぐにイデアロゴスに対抗する事は出来ません。
 私達がイデアロゴスと戦う為には、《戴冠の戦》の勝者になる必要があるのです。
 皆さんの活躍により、アルカトラズのアル・カポネの元に、直接乗り込むパラドクストレインが出現しています。
 500年後から帰還した、アル・カポネは、イデアロゴスに準じる時間干渉能力を持っているようですが、このパラドクストレインには、その効果を打ち消す事が出来る『100万$紙幣』の束を運び込んでいます。
 この『100万$紙幣』が全て燃え尽きる前に、断片の王アル・カポネの撃破を行ってください!」

 そう言って、集まったディアボロスを、パラドクストレインに誘ったカスミは、最後に、ディアボロス達に注意と激励を与えて、彼らの出撃を見送ったのだった。

「アルカトラズにいる、アル・カポネは、コーサノストラの断片の王の歴史と名を奪った、500年後の未来から来たアル・カポネREDですが、名を奪った影響からか、ディアボロスが成功させた『アルカトラズ』の制圧作戦』の因果を引き継いでいる為、今回の作戦が可能になっています。
 アル・カポネREDは、最終人類史のディアボロスへの強い復讐心により、その力は格段にあがっています。
 つけ入る隙は、6体もの断片の王を再現させたことによるエネルギーの枯渇なのですが、それがあったとしても、勝利は難しいかもしれません。
 ですが、最終人類史のディアボロスならば、どんな困難も克服できる筈です。
 皆さんの勝利の報告を待ってます!」

 


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。【怪力無双】3LVまで併用可能。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【無鍵空間】
1
周囲が、ディアボロスが鍵やパスワードなどを「60÷効果LV」分をかければ自由に解除できる世界に変わる。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【落下耐性】
1
周囲のディアボロスと、「効果LV×300m半径内」の通常の生物に、どんな高所から落下しても、落下時の衝撃を2mの高さから落下した程度に軽減する能力を与える。
【防空体制】
1
周囲が、飛行する存在を察知しやすい世界に変わる。ディアボロスが屋外を飛行中の敵を発見するまでに必要な時間が、「効果LVごとに半減」する。
【宇宙適応】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が宇宙空間の物理的・環境的制約や肉体的・精神的負荷を受けず、地球の重力下と同様に活動を行える世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV4 / 【命中アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV2 / 【反撃アップ】LV1 / 【ラストリベンジ】LV1

●マスターより

一本三三七
 皆様、こんにちは。最近、働き者の一本です。
『イデアロゴスとの対話』のリプレイは、この組み合わせが成立すると……。まさか、そんな……!!
 とビックリする展開になったので、リプレイを書くのも楽しかったです。
 その影響を受けての、『アル・カポネRED』との決戦1章シナリオとなっています。
 完全な戦闘プレイング勝負で採用を確定しますので、力のこもったプレイングを、期待していますねっ!

 アル・カポネREDは、500年熟成させた復讐の思いがありますので、幾らでも会話のネタがありますが……。
 会話に気を取られて、戦闘プレイングが疎かになると、当然、採用しづらくなります。バランス大事に、プレイングを工夫して頂けると嬉しいです♪
105

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


八栄・玄才
正直、イデアロゴスに降ろうとしていたヤツが、よくもまあオレ等に文句言えるもんだと思うが……
まっ、人の『復讐』の形は千差万別か
受けて立つ、オレ達だって逃げも隠れもしやしねぇよ、アル・カポネ!!

雷撃、剣閃、砲弾、爆炎、鮮血、大海──、断片の王を模した攻撃を扱う上、どれが来るかも分からねぇ
なら小手先の対策ではなく、耐えて、突っ切るを指針とする
行くなら"正面"からだ
拳士が身体張らねぇでどうするよ、そうすりゃサイドから攻める仲間も動きやすいだろ

前傾姿勢で身を小さくし、雷の籠手『ワールド・ブレイカー』で覆った腕でブロッキングの構えを取りながら突撃
圧倒的なエネルギーも、耐える、耐えられるだろ、そうじゃなけりゃ未来に手は届かねぇ!!

懐に入ったら、オレの至った『界砕き』を全霊で叩き込む
《反撃アップ》も乗ってくれたら嬉しいな

イデアロゴスとその力を得た者達、コイツ等はきっと今までの人類の武では勝てない相手
だからなんだよ! ならオレがここで最新の1年を築きあげてやらぁっ!!
実戦拳術最前線、ここにありっ!!


括毘・漸
はっ、復讐ですか!
それは、こちらの台詞ですよ!
500年も待ってた結果がまた刻逆を起こしやがって。
ここまで来たら、赦す赦さないの話ではありません。
隕石も落とさせない、人々を殺させない、刻逆も終わりにさせる!
…さっ、覚悟を決めてやりましょうや。

銀のサーベルを口に咥え、自由になった両手を床へと着き、クラウチングスタートの姿勢を取る。

よーい、ドン!です。

足で床を蹴り抜き身体を前へと押し出し、更に床へと着いた両手で身体を前へと送り出す。
身体が床へと倒れ込む前に踏み出し加速させ、また一歩、また一歩と距離を詰めていく。
己の身をサーベルの銀の輝きと一体にさせて【猟犬壱頭・冥界猛犬】を発動し、銀の輝きを一閃へと変えて、加速した速さをサーベルへと乗せて銀の光とともに一閃を刻み込む。

敵の攻撃の時空の亀裂に対抗し駆け抜けた勢いを乗せて銀のサーベルでぶった斬る。

これで、終わりだぁ!観念しろ!


レイラ・イグラーナ
【月道】
エトヴァ様をディフェンス

【宇宙適応】使用
絶滅人類史の復讐者であった貴方にお伺いしたいことがございます。
私たちの知るニコライ2世は苛烈ながらも保身より王の責務を優先する、確かに王の威を感じる方でした。
しかし貴方の記憶から作り出されたニコライ2世からはセンチメンタルさを強く感じます……絶滅人類史での彼は、そのような雰囲気でしたか?

お答え感謝いたします。私たちよりも貴方の方がかの王との付き合いは遥かに長い。私たちの知らぬ縁も絆も伴う復讐心もあるのでしょう。
ですが……最終人類史を守るため。その復讐、踏み越えます。

銀の針を手に戦闘を行います
エトヴァ様の盾と青炎纏う武器でのアル・カポネを抑え込むような攻撃に呼応する形で【手製奉仕・縫】
作り出した痛打を与える隙を。それがわずかなものであっても縫うようにして通し、静かに、確実に。アル・カポネの体に針を突き立てます

反撃の時空の亀裂は襲い来るのに合わせ瞬時に飛び退き致命傷を防ぎます

貴方が他の方の想いを背負うように……
私たちも、一人ではございません。


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【月道】
宇宙適応で立ち回りをスムーズに
100万$紙幣は、俺達の、未来への投資だ

マフィアの王者よ
仲間想いなのだな。その一点は俺にも響く
これまで、多くの断片の王や南極の復讐者に会ったよ
あなた方が刻逆に投じた覚悟は凄まじい
王の意志を染めてまで成す復讐へ、俺達も立ちはだかる
刻逆の理不尽に抗う、復讐者として!

レイラさんの気配を感じ、合図し行動
PDで攻撃
タワーシールドを構えて守りを固めつつ前進、至近距離で銃撃を放つ
命中を高め、装甲に穴を穿てるようダメージを研ぎ澄ます
攻防一体に盾の守りを保ち
狙いは、俺に注意を惹きつけ、隙をこじ開けること
その隙を友が穿ってくれる

レイラさんと相互ディフェンス
俺が盾で受ければ反撃に転じ、彼女が防げばその隙を逃さず撃ち抜く

敵の攻撃には構えた盾やSegenの魔力盾を急所を守るように展開、強化コートでも弾丸の雨を防ぐ
身を捻り弾丸の直撃を軽減

どんな思いなのだろう。500年の時、復讐を抱き続けるのは
アル・カポネ
それでも、俺達は、この戦いを終わらせなきゃならない
滅びなき未来を掴み取る為


ラズロル・ロンド
時間が惜しい
言う言葉は単刀直入に

僕は絶滅人類史の行いを否定しようとは思わない
間違っていると思って戦ってきたけど…
絶滅人類史の立場だったら血の涙を飲んで同じ選択をしたかもしれない
だから、無駄だったなんて思えない…必要だから選んだはずだ

【宇宙適応】を借り
風塵魔術を全開にカポネへ肉薄
ザウバア・イクティハームを使い
渦巻く風砂を纏い、視界と狙いを乱して間合いへ踏み込み掌底を叩き込む
仲間と異なる角度から攻め、回避方向を絞って攻撃を繋ぐ

反撃、攻撃も出来る限り抗う
銃撃は躱せぬものと割り切り
急所を魔力障壁と纏う風砂で重点的に守る
被弾は身体を捻り致命傷だけは避ける
君の500年を軽んじはしない
僕も生き残るために全力を尽くす

チンギス・ハーンは自らの失敗を認め
それでも断片の王として最後まで戦った
僕達だって正しいかなんて分からない
迷い、ぶつかり、それでも選んだ結果を引き受けてきた
これからも自分達で選びながら進む

カポネの復讐心は、その想いごと受けて立つ
この一撃を、仲間へ、そして未来へ繋げる為に叩き込む!


●アルカトラズの決戦~開戦、アル・カポネRED
 新宿島グランドターミナルから宇宙へとあがった、蒸気機関車型パラドクストレイン。
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、パラドクストレイン内に用意された、100万$紙幣の束を確認すると、パラドクストレインに同乗する仲間のディアボロス達に向けて、作戦の最終確認を行った。

「この100万$紙幣は、俺達の、未来への投資だ。
 この投資に見合うだけの成果を、俺達は掴まなければならない。
 間もなく、このパラドクストレインは、巨大UFO『アルカトラズ』の中心、アル・カポネREDの元に、直通するだろう。
 俺が先頭に立って出撃し【宇宙適応】を展開しよう。
 その後は、各自、散会しながら、アル・カポネREDに攻撃を仕掛けて欲しい。
 俺達の役目は、アル・カポネREDに打撃を与える事だ。
 俺達だけでは殺しきれないだろうが、後続の仲間の為にも、有効な打撃を積み重ねていって欲しい」

 エトヴァが喋り終わると同時に、パラドクストレインが『アルカトラズ』内に出現、円盤の内部を破壊しつつ、強行着陸を実行する。
 クロノ・オブジェクト同士の衝突と破壊の影響で、パラドクストレインは大きく揺れるが、エトヴァはそれに構わずに、開け放たれた列車の扉から外に出ると【宇宙適応】を展開してみせた。

「はっ、随分派手なご登場だな、ディアボロス!」
 破壊された円盤中枢で、アル・カポネREDが、パラドクストレインと、そこから飛び出してくるディアボロスを、背後の銃口を網の目のように展開して狙い撃った。
 イデアロゴスに迫る時空干渉力を誇るアル・カポネREDのアンチ・ディアボロス・レイドは、本来ならば狙われたディアボロス全員を一撃で鏖殺する威力があった。

 だが、
「エトヴァ様は、やらせませんよ」
 レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)は、アル・カポネREDの攻撃を観察・予測する事で、攻撃の隙間を縫うような動きで、エトヴァを狙った攻撃をガードしてみせた。
 このレイラのフォローに感謝を示すと、エトヴァは、アル・カポネREDに対して、戦いの開始を宣言する……。

「マフィアの王者よ。仲間想いなのだな。その一点は俺にも響く。
 これまで、多くの断片の王や南極の復讐者に会ったよ。
 あなた方が刻逆に投じた覚悟は凄まじい。
 王の意志を染めてまで成す復讐へ、俺達も立ちはだかる。
 刻逆の理不尽に抗う、復讐者として!」

 そのエトヴァの開戦の言葉に、アル・カポネREDは、頭部ユニットを歪ませて糾弾した。
「糞ったれが。こいつぁ、俺達の『金』の力に違いない。
 お前らは、モルガン達を殺して、俺達の100万$紙幣を奪いとりやがったな!」

 アル・カポネREDの批難は、ある意味正当だったが、
「負けた奴は全てを奪われる。それが、マフィアの世界だろう?」
 と、エトヴァは意にも介さず、タワーシールドで守りを固めると、レイラと背中合わせに死角を消して、アル・カポネREDに相対した。

「糞ったれ、俺達がイデアロゴスに対抗するために編み出した戦術を、お前らが、この俺に対して使いやがる。
 どこまでも、忌々しい奴らだ。
 てめぇらのような奴が、俺は一番嫌いなんだよ」

 そう吐き捨てたアル・カポネが、苛立たし気に指を鳴らすと周囲の空間が歪み、時空の亀裂が、レイラ達ディアボロスを襲う。

 まともに受ければ致命の一撃となるだろう空間ごと穿つ攻撃は、だが、100万$紙幣を消費する事で、回避可能なレベルにまで、その力が抑えられていた。

「滲む一滴、擦れる凩。銀の野薔薇が狭間を透かす……見切りましたわ!」
 レイラは、エトヴァの盾をも利用して、その攻撃を回避、アル・カポネREDに肉薄すると、関節の継ぎ目に針を突き立ててみせる。
 このレイラの攻撃で、アル・カポネREDの攻撃が途切れ、双方が仕切り直しとばかりに距離を取った。

 そして、暫しの睨み合いの中、レイラが、アル・カポネに問いを発した。
「貴方は、地上に断片の王を再現させましたね。
 ですが、アレは誰なのでしょう?
 私たちの知るニコライ2世は苛烈ながらも保身より王の責務を優先する、確かに王の威を感じる方でした。
 しかし貴方の記憶から作り出されたニコライ2世からはセンチメンタルさを強く感じます……。それは何故です?」
 このレイラの問いに、アル・カポネREDは、嫌な事でも思い出したように、言葉を吐き捨てた。

「吸血ロマノフ王朝のディヴィジョンでお前達が会ったニコライが偽物なんだよ。
 排斥力の影響で記憶を無くした奴が、本物の筈無いだろうが。
 お前らディアボロスは、やはり、TOKYOエゼキエル戦争の影響が大きいようだな。
 お前も、そこの青髪も、言葉を飾って奇麗ごとを抜かすのが、智天使教団の奴らにそっくりだぜっ」
 この言葉と共にアル・カポネREDの周囲が暗黒街の処刑室へと変わり、その処刑室に拘束されたエトヴァとレイラを、『人類絶滅の歴史の記憶を凝縮した弾丸』で貫いてみせた。

「くっ、何という威力……! だが、智天使教団? 最終人類史のヘルヴィムグループの呼び名か?」
「エトヴァ様、しっかりっ!」
 弾丸に貫かれ血まみれに倒れ伏しつつも思考を纏めるエトヴァに、レイラが駆け寄ると、自分達は、これ以上戦えないと、後方に退避していく……。

 後退する2人を見て、アル・カポネREDがとどめを刺すべく追撃に入ろうとする。
 だが、その行動は、括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)が、銀の閃光となって戦場に割り込むことで妨害してみせた。
 アル・カポネREDとエトヴァ達の間に割り込み飛び込むように駆け抜けた漸は、着地と同時に方向を転換すると、アル・カポネREDを視線に捉える。

 そのまま、まるで、四つ足獣のような態勢となった漸は、軸足で床を蹴り抜くと、その勢いで身体全体を弾丸のように撃ち放ちつつ、更に床へと着いた両手で更に加速させる。
 更に更に、身体が床へと倒れ込む前に踏み出し加速させる事で、速度の限界を超えた速度に至ってみせたのだ。
 そして、口に咥えた銀のサーベルが閃き、アル・カポネREDに襲い掛かる。

「おっと、あぶねぇ、あぶねぇ。
 油断も隙もねぇなぁ、ディアボロス。
 だが、その程度の牙じゃ、俺の復讐は止められねぇぜ、犬っころが」

 漸の攻撃で鎧装に一文字に傷を入れられた、アル・カポネREDは、だが、余裕の表情で漸を見下しつつ揶揄してみせる。

「はっ、復讐ですか!
 それは、こちらの台詞ですよ!」

 その言い様に憤慨した漸が、アル・カポネREDに食って掛かる。

「復讐の念で500年を耐えたっていうが、それでやる事が、また刻逆ですか。
 貴方は、自分で何かを生み出すのでは無く、皆が築いた歴史を台無しにする事でしか、目的を達せないのですか?
 ここまで来たら、赦す赦さないの話ではありませんね。
 隕石も落とさせない、人々を殺させない、刻逆も終わりにさせる!
 …さっ、覚悟を決めてやりましょうや」

「覚悟なんざ、絶滅人類史の歴史で何度も決めて来たんだよ。
 本当の絶望も知らずに、ままごとみたいな復讐心で、力だけ手に入れやがったお前達に、本当の復讐ってものを教えてやるぜ。
 死ね、ディアボロス!」

 アル・カポネREDは、自分を中心に時空の亀裂を放射状に展開して、攻防一体の姿勢を取る。
 漸は、その時空の亀裂の流れを読むと、その流れに逆らう事無く、渦を巻くような軌道で、低い姿勢で地を駆け抜けた……。

「猟犬の壱―――斬り裂け」

 そして、漸の銀のサーベルが、先ほどの攻撃で造った一文字の傷を上書きするように閃く。
「これで、終わりだぁ! 観念しろ!」

 言葉通り、漸の一撃は断片の王であったとしても耐えられない、致命の一撃となりえただろう。
 だがアル・カポネREDは、その攻撃に耐えきって見せる。

「ちっ、双歴絶滅断絶陣を破りやがったか。
 俺が『RED』化してなけりゃ、今の一撃でやられていたかもな。
 だが、俺は、500年前の『アル・カポネ』じゃねぇ。
 500年の間、お前達への復讐の念を高ぶらせた『アル・カポネRED』だ。
 この程度の攻撃で、殺れると思うなっ!」

 そう叫ぶと、アル・カポネREDは、背後に銃を展開すると、断片の王の力を宿した弾丸が、漸を貫いたのだった。

 更に漸への追撃を目論む、アル・カポネRED。
 だが、今度はラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)が、弾丸に貫かれた漸を背後に庇うように立つと、アル・カポネに相対した。

「アル・カポネRED、君の強さは本物だね。
 パラドクストレインで中枢に直接乗り入れて強襲したってのに、勝てるビジョンがまだ見えてこないよ。
 この強さの根源は、きっと、君の復讐心の強さにあるのだろう」

 ラズロルは、そう語りつつも、風塵魔術を全開にして、その身に纏いながら、アル・カポネREDとの距離を測る。
 アル・カポネREDは、逆に、無警戒なまでに無造作に、ラズロルへと近づきつつ、口を開いた。

「お前達、最終人類史のディアボロスは、絶滅人類史のディアボロスから変じた断片の王を殺しまくって来やがった。
 まぁ、《戴冠の戦》を始めたのは、俺達だ。
 戦争で殺されるのなんて、端から覚悟してたぜ。
 だが、俺達を殺して、殺して、殺し尽くした奴らが、無傷で生き延びるってのは許せねぇんだよ。
 お前ら最終人類史のディアボロスが、仲間の殆どを殺され、守るべき一般人を絶滅させられ、全ての歴史を失った上で、その復讐の念をもって、俺達を殺すって言うのなら、俺らも、お前達の勝利を受け入れられただろう。
 だが、違うだろう?
 お前らは、殆ど何も失っちゃぁいねぇじゃねぇか。
 そんなお前らが、どの面下げて、復讐だとほざきやがる!」

 そうして放たれたアル・カポネの復讐心と、人類絶滅の歴史の記憶を凝縮した弾丸が、ラズロルを穿った。
 だが、ラズロルは、その記憶と歴史に抗うように、声をあげる。

「確かに、僕も絶滅人類史の行いを否定しようとは思わないよ。
 ずっと、間違っていると思って戦ってきたけど……絶滅人類史の立場だったら血の涙を飲んで同じ選択をしたかもしれない。
 だけど、君の復讐心は間違っている!
 君と同じ絶滅人類史のディアボロスであった、チンギス・ハーンは自らの失敗を認め、それでも断片の王として最後まで戦い抜いた。
 つまらぬ嫉妬心から、真の敵であったイデアロゴスに迎合して、僕達最終人類史のディアボロスを殺そうというのが正しいわけがないだろう!」

 言葉と共に、圧縮した旋風を籠めた渾身の一撃を繰り出したラズロル。
 だが、その一撃はアル・カポネREDの赤い装甲にヒビを入れるも、痛打とはなりえなかった。ラズロルの言葉を受け入れぬというかのように、アル・カポネREDは赤い装甲を不気味に輝かせ、怒りに満ちた声を響かせる。

「テメェがあのハーレム大王を代弁してんじゃねぇよ。あいつが失敗を認めたから、なんだってんだ?
 頭までアルタン・ウルクになった野郎に、マトモな判断力なぞ残ってるわけねぇだろうが。
 失敗したらその復讐心は間違ってるのか?
 嫉妬から抱いた復讐心は間違いか?
 俺様に言わせりゃ、そんな評価こそ、全て間違ってる!」

 銃声が轟音となって響き、至近距離からの銃撃がラズロルを貫いていく。

「やるやつにとって正しけりゃ、他からの評価なんてどうでもいい。それこそが復讐だろ。
 結局、お前達は余裕があるんだろうよ。復讐のなんたるかを、何もわかっちゃいねぇ。
 嫉妬したくもなる。……だから、さよならだ」

 ギラギラと目を光らせたアル・カポネは、崩れ落ちるラズロルにとどめを刺さんとする。
 だが、仲間の殺害を許す事など出来ないとばかりに、八栄・玄才(実戦拳術最前線・g00563)が、アル・カポネREDとラズロルの間に割り込むと、雷の籠手『ワールド・ブレイカー』で覆った腕でブロッキングの構えを取りながらアル・カポネの懐に入ると、掌底を衝き入れた。

「どうだ、イデアロゴスに近い時間干渉力を持っていようと、俺の『界砕き』の威力は防げまいさ。
 これこそ、概念領域を貫通する、八栄流の奥義だっ!」

 玄才の掌底によって、漸の攻撃で弱っていたアル・カポネREDの鎧装の一部がはじけ飛ぶ。
 すかさず、展開した銃を玄才に向けて反撃するアル・カポネREDであったが、その攻撃も、玄才は、雷の籠手『ワールド・ブレイカー』で覆った腕によりブロックする……。

「正直、イデアロゴスに降ろうとしていたヤツが、よくもまあオレ等に文句言えるもんだと思うが……。
 イデアロゴスの善意と違って、『復讐』の形は千差万別。
 お前が、どんな『復讐』を振りかざしても、受けて立ってやるぜ」

 そう言い放った玄才は、続けざまに放たれたアル・カポネREDの猛攻に耐え抜いて見せる。
 彼我の戦力差は大きかったが、玄才はボロボロになりながらも、決して倒れない。

「今度は肉弾戦か。レックスの野郎を思い出させやがる……。
 まったく、お前ら最終人類史のディアボロスは、この俺を苛立たせる天才だよ。
 だが、そろそろ仕舞いにしてやるよ。
 死にやがれ、小僧がっ」

 誰かを思い出すかのように、アル・カポネREDは苛立たしげな仕草を見せる。彼の怒りと共に、再び空間が歪み、時空の亀裂が、玄才を取り囲むように現れる。

「今度は、逃がしゃしねぇよ、ディアボロス。
 本物のレックスの野郎なら、耐えきっただろうが、お前じゃ無理だ」

 時空の亀裂は、玄才を完全に取り囲み、逃げる隙などどこにもありはしなかった。
 四方八方から押し寄せた時空の亀裂が、玄才を包み込むと、その体を容赦なく穿ち抜き、アルカトラズのタイルに血が散らばる。

「逃げるつもりなんてあるかよ。
 オレは、この攻撃に耐えきって、証明してやるんだからな。
 これが、八栄流と、オレの強さだっ!」

 もとより逃げる選択肢の無かった玄才にとっては、攻撃範囲を広げて取り囲んだアル・カポネREDの攻撃は、「ぬるい」と言わざるを得なかったのだろう。
 体中に穿たれた穴から鮮血を吹き出しながらも、玄才は倒れる事無く仁王立ちになり、一瞬のうちに距離を詰めると掌底を叩きつける。

「攻撃ってのはな、一点に絞って、全身全霊で叩きこむもんだ。
 薄く広く広げてしまえば、その力は拡散されて弱まるんだよ。
 さぁ、これが、あらゆる世界を粉砕するこの一撃だッ!!」

 全ての力を一点に集めた玄才の『界砕き』が、アル・カポネREDに向かう。アル・カポネREDの時空干渉力があれば、回避する事は可能だったかもしれない。
 だが、アル・カポネREDは、その攻撃を敢えて受け止めた。
 一気通貫の打撃が、アル・カポネを殴り飛ばすと、全身全霊を振り絞り切った、玄才は気を失って倒れ伏すが、アル・カポネも相応以上の打撃を受けていた。

「いい、一撃だったぜ。
 どうやら、お前達を舐めてたようだ。
 いいだろう、ここからが本番だ。
 このゴミを、とっとと片付けて、戦いを続けるぜ」

 アル・カポネREDは、重傷を受けて倒れた玄才を後退させようとするディアボロスを攻撃する事無く見逃すと、残るディアボロスへと銃口を向ける。

 決戦の第二ラウンドが始まろうとしていた。

『八栄・玄才(実戦拳術最前線・g00563)は重傷を負った』
『ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)は重傷を負った』
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
【宇宙適応】LV1が発生!
【防空体制】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!

レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎
【宇宙適応】『100万$紙幣』を使用します。

もう復讐心しか残っていませんか、
ボクは何と名を付けて良いのかわからない
ありとあらゆる感情がごった煮状態です。

復讐心も怒りもたっくさんある、だけど決してそれだけじゃない。
【託されし願い】を発動して人々の姿を宙域に映します。
皆がディアボロスの勝利を願っている。
心が漲ってくる。力が湧いてくる。
感情を滾らせ全力で行きます!

≪ - 人機接続:Lynx of Boeotia - ≫

起動コードを宣言、パラドクス【ホライゾンディバイド】を発動
飛行ユニットの出力を全開にしてアル・カポネとの間合いを詰めます。
すれ違い様宇宙空間ごと真っ二つにする気概で輝剣『シュトライフリヒト』を振るいます。
煌めく蒼き剣閃は生と死の境界線、その命脈を断つ!
攻撃後速度を落とさず距離を取り、覚悟を決めて反撃に備えます。
2重の結界術で威力を緩和、輝剣で打ち払い、ダメージに耐えます。
理解不能の攻撃にも対応し、再び攻撃を
この戦いは負けられない!光ある未来の為、何度でも行くぞ!


マティアス・シュトローマー
ディヴィジョン出身のディアボロスとして、認めたくは無いけれど
君達絶滅人類史のディアボロスが起こした刻逆は無駄ではなかったよ
だからこうして君の目の前に俺達がいる

それを証明する為に――いや
俺は俺の復讐の為、望む未来を掴み取る為に戦うよ
もう会えない親友達、家族――新宿島で出会った大切な人達の分も、この一撃に全てを込めて

さあ、スポットライトを浴びる準備はオーケー?
パラドクスを発動。具現化した拘束具で敵を締め上げ、その隙を突いて背後や足元といった死角から急接近。【ダメージアップ】の効果をのせた蹴撃をお見舞いする

相手は断片の王。この一撃で沈むとはハナから思ってはいない
派手な陽動で同時に攻める仲間から注意を逸らす事が出来れば儲け物
大掛かりなショーほど協力者がいるものなんだ

反撃として放たれる弾丸は体を捻って可能な限り回避を試みる
躱し切れないものは構えたライオットシールドで受け、致命傷にならないように

君はここで全てを終えるつもりなんだろうけど、俺達は違う
復讐の先にある未来も見据えているんだ
だから必ず勝つよ


青沢・屏
アドリブ連携大歓迎。
仲間の【宇宙適応】や残留効果を借り、『100万$紙幣』の力も受け入れる。

「アル・カポネ!貴様、逃げも隠れもしねーぜ——と言ったな?」
「500年分の復讐心、見せてもらうぜ。だが、その矛先は間違ってる!」

愛用のリボルバー『信念』と『運命』を抜き、一歩踏み出す。
片方の銃口にPDで魔法刃を展開し、もう片方はいつでも魔力弾を撃てる状態を維持する。

攻撃時は魔法弾をばらまくを【演技】とし、その隙に魔力刃の一閃【斬撃】を叩き込む!
狙うは、仲間たちが刻んだ装甲の傷跡――そこを貫く。

敵の反撃は苛烈を極めるだろう。
【結界術】を全力展開し、【弾幕】や【制圧射撃】への理解を活かして、敵の攻撃を極限までいなす。
急所と握る手を守り抜き、そのまま突撃を続ける。

チェインとは、仲間たちの目標に自分の力を乗せること。
そして、パラドクスの一撃は最後の要として未来をつなぐ。

「ならば、その言葉通り、『最終人類史の復讐者』の答えを受け取れ!」
「貴様の『刻逆』を超え、『未来』へと進むのは――私たち、最終人類史だ!」


音羽・華楠
【宇宙適応】、ありがたくお借りします。
100万$紙幣も惜しみなく使用。
この時の為に、私たちはこれを奪ったんですから!

……アル・カポネRED。
500年間研いだ牙は伊達じゃないですね。
先に戦った皆さんがそうであったように、私自身、そう何発も攻撃は打ち込めないと思います。
だからこそ、限られた攻撃の機会に着実な一撃を。

――《雷幻想・蹴聖》!

狙うは、先に戦った皆さんが付けた傷。
そこに命中させれば、体内のより深くまで威力が浸透するでしょうし、ただでさえ損壊してる装甲も、より破損が広がるはずです。
アル・カポネREDが傷を庇おうとするなら、その分体勢が崩れるはずですし。
それならそれで後に動く味方の援護になりますから。

向こうの攻撃や反撃は可能な限り防具で受け止め、急所を避けるように身を捻ります。
また、攻撃や移動に使う脚も出来る限り庇う形で。
その分、腕の負傷は看過します。

……あなたとアシモフが創った空想科学コーサノストラ。
勿論、許せない部分も沢山ありましたが――私は、嫌いじゃありませんでしたよ。


一ノ瀬・綾音
そうだよ、綾音ちゃん達復讐者を舐めてもらっては困る。
その強さはきっと、君がよく知ってるんじゃない?
ねえ――絶滅人類史の先輩!

100万$紙幣の力を羽ペンから出した自身の魔力に混ぜ、魔法陣まみれの弓矢のようなものを作り出す
これは君を貫く色彩の矢 八色の力が描く希望の矢
遮蔽物とかに隠れ相手の死角に入れそうな時を狙い飛び出し、宇宙適応を発動しながら八色星弩を放とう

君は、絶滅人類史の観測者ちゃん達とかの為に……戦っているの?
彼女たちのしたことを間違いと思いたくないから

絶滅人類史のみんなのやってきたことを否定されたくないって思いは痛いほどわかる
綾音ちゃんも絶滅人類史の観測者ちゃん達に今を見てもらいたいから

だから、これは。
どっちの思いの方が強いかの、ぶつけ合いだ。

反撃がきても落ち着いて
弓を剣のように振るいつつ破竜剣も使い、肩など利き手以外の全てで攻撃を防ぎ、武器を放てるようにはしつつ
万が一の為に致命傷を防げるようにはしておく
言ったでしょ、ぶつけ合いだって。
だから綾音ちゃんも――傷を恐れて戦えるものか!


●アルカトラズの決戦~激戦、ディアボロスが掴み取る未来
 重傷を負った者達を後退させたディアボロス達は、改めて、アル・カポネREDと相対して、戦闘を続ける。
 だが、戦闘は、徐々にアル・カポネREDの優位に進み始めていた。

「どうやら、俺達から奪った100万$紙幣が燃え尽きて来たようだな。
 借り物の力で粋がるから、そういう無様を晒すのさ。
 さぁ、そろそろ決着といこうか。
 俺は500年、復讐の機会を待ち続けて来たんだ。
 もう、待てねぇぜ。
 500年目のバレンタインデーの虐殺と洒落こもうじゃないか」

 アル・カポネREDがそう言うと、アルカトラズ内部が暗黒街の処刑室へと姿を変え、戦場のディアボロス達を、処刑室へと拘束していく……。

「これで、終わりだ! 死ね、最終人類史のディアボロス!!」
 アル・カポネREDが、絶滅人類史の歴史を凝縮した弾丸で最終人類史のディアボロスを穿たんとする。
 ディアボロスは通常の意味で死ぬ事は無い。
 命を失うような打撃を受けても、新宿島に漂着するだけなのだから。

 だが、今、この時だけは、違った。

「オリジンの野郎が使いやがった生死改竄術式『刻逆・終』は、効果は強力だが維持できる時間が短けぇ。
 お前らが、ここで死ねば、お前らが拠点に漂着する前に、術式が終わる。
 つまり、『お前らが死んでいる』という状況が『確定』し、やり直しは効かねぇ。
 さぁ、真実の死の時間だ」

 饒舌に喋るアル・カポネRED。
 パラドクストレインに積み込まれていた多数の100万$紙幣は、このアル・カポネREDの時空干渉能力に対抗すべく、燃え上がり灰となって消えていく。
 だが、その残金は残り僅かであり、とても、この状況を打開する事は出来なかった。

 だが、それでも、この状況でも心の折れるディアボロスなど、いはしない。拘束を逃れるべく、手足を動かし、アル・カポネREDを睨みつける。

「いいぜ、その根性だけは認めてやるよ。さぁ、さよならだ」

 アル・カポネREDが銃弾の引き金を引こうとする。
 まさにその時、新たなパラドクストレインが、追加の100万$紙幣を満載した蒸気機関車が、アルカトラズ中枢に突入して来た。

「仲間の危機に颯爽と駆けつける、これこそがロマンです。
 さぁ、今こそ、封印を解きましょう。
 この私の『信念(ベリーフ)』と『運命(デスティニー)』が、アル・カポネRED、貴様を貫かん!」
 パラドクストレインから飛び降りた、青沢・屏(静かなる炎・g00202)は、その【結界術】を全力展開して、いままさに危機に陥っている仲間達を銃弾から守って見せると、右手に構えたリボルバー銃に魔法刃を展開しながら、アル・カポネREDに躍りかかる。
 アル・カポネREDは、その魔法刃の軌跡を見てから避けて、反撃を喰らわせようとするが、左手のリボルバー銃から放たれた牽制射撃によって、その試みは阻止される。

「アル・カポネ! 貴様、逃げも隠れもしねーぜ——と言ったな?
 なら、私との勝負、逃げないでくれよ!」
「洒落臭ぇ、そこまで言うなら受けてやるぜ、来い、色男」

 アル・カポネREDが挑戦を受けたのを見て取った屏は、左手の銃の攻撃を囮として、その隙をつくように、アル・カポネREDの懐に入った。

「なんだとっ! お前、なにしやがったっ」
 暗黒街のボスであったアル・カポネならば、この程度のフェイントを見抜いて対応するなど、造作も無い事の筈だった。
 だが、どのような詐術か、今のアル・カポネは、屏の術中にはまってしまっている。
 そもそもが、たかが『結界術』で、アル・カポネの銃弾を防ぐなど、あってはならないだろう。

「ふっ、これが『最終人類史のディアボロスの力の一つ』!
 貴様の『刻逆』を超え、『未来』へと進むのは――私たち、最終人類史だ!」

 アル・カポネREDの懐に入り込んだ屏は、左手のリボルバー銃にも魔法刃を形成すると、力を貯め込むように両手を交差すると、一気にアル・カポネを切り裂いた。
 狙うは、仲間達が刻んだであろう装甲の傷跡……。

「開け! 運命! 貫け! 信念!
 この力、みんなの未来になれ! クロス=デスティニー!!」
 全ての力を出し尽くした屏の一撃は、アル・カポネの装甲の一部を跳ね飛ばし、その内部を露出させてみせる。

 その傷を庇おうとするアル・カポネに、そうはさせじと、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)が連携する。

『春楊花、夏安林、秋園――精、精!!』
 その祝詞と共に、華楠は、蹴鞠の神・精大明神の加護を凝縮した球状の雷を生成すると、スラリとした足を振りかぶると、全身の力をバネとするように蹴り抜いた。
 華楠の御御足から放たれた雷球は、アル・カポネREDの予測すら凌駕する魔球となり、複雑怪奇な軌道と共に、アル・カポネの弾けた装甲の内部を穿ち、炸裂した。

「100万$紙幣を惜しみなく使わせてもらった、必殺の蹴撃の味はいかがですか?
 気に入ってもらえたなら、嬉しいです」

 会心の一撃を喰らわせてみせた華楠を、今度は、アル・カポネREDの反撃が襲う。
 処刑室だった風景が元のUFOの内部に戻り、更にコーサノストラの裏町に変化するように、時空が歪んでいく……。
 そして、その時空の歪みから放たれた時空の亀裂が、華楠に向けて放たれる。

 華楠の身を護る陰陽巫女装束・雷狐が、穿たれ破れ、そして、破壊されていく……。
 だが、それは華楠の計算の内。
 アル・カポネREDの攻撃を防具で受け止める事で、本当に大事な所だけは守る。
 無傷の勝利など望めない格上の敵に対しては、肉を切らせて骨を断つ戦術こそが必要なのだ。

 アル・カポネREDの攻撃が、巫女装束を体にまとわりつく布切れへと変え、華楠の肩を、腕を穿っていくが、それでも、華楠は耐え続ける。
 そして、アル・カポネREDの攻撃が、リボン状の護符へと至った時、華楠は、一気に反撃に転じた。
 傷だらけの腕部に比して、未だ健在の足で、アル・カポネに向けて再度、雷の球を蹴り飛ばす。

「このリボンは、不埒者には解けぬ、乙女の最後の絶対防御! そして、この雷球は、100万$紙幣でドーピングした、ワールドカップ級のシュートですっ!
 コーサノストラは、金の力が全てみたいなところもありましたが、暮らしている人達は、生き生きしていて、嫌いになりきれませんでした。
 だから、そんな貴方には、この一撃が、お似合いです」

 華楠の攻撃を受けた、アル・カポネREDは、思わぬ苦戦に舌打ちをしつつ、ディアボロスと距離を取り、防御重視の構えを取る。

「やってくれるな最終人類史のディアボロス。
 まだ、隠し玉を持ってやがったか。だが……」

 距離を取ったアル・カポネREDは、自らの優勢が崩れた事を察知しつつも、折れぬ復讐心でディアボロスを睥睨し、次の一手を探らんとする。
 そのアル・カポネREDを、魔法陣まみれの弓矢で牽制しつつ、一ノ瀬・綾音(色彩に溢れし少女・g00868)が口を開いた。

「隠し玉を持ってる……そうだね。
 数多のディヴィジョンを滅ぼしてきた、綾音ちゃん達、最終人類史の復讐者の力は、この程度じゃないんだよ。
 その強さはきっと、君もよく知ってるんじゃない?
 ねえ――絶滅人類史の先輩!」

 綾音の弓矢に集う六属性の魔力を警戒するアル・カポネRED。
 それを見て、綾音は更に心の底からの言葉を紡いでいく。

「絶滅人類史のみんなのやってきたことを否定されたくないって思いは痛いほどわかるよ。
 綾音ちゃんも絶滅人類史の観測者ちゃん達に今を見てもらいたいから。
 もしかして、君は、絶滅人類史の観測者ちゃん達とかの為に……戦っているの?
 彼女たちのしたことを間違いと思いたくないから……」

 だが、この綾音の言葉を聞いたアル・カポネは嘲るように毒づいた。

「観測者……? あの、南極の屑どものことか」
「く、屑? 絶滅人類史のディアボロスの仲間じゃなかったの?」
「イデアロゴスと戦って命を落とした大多数のディアボロスや、生き残りのうちで俺と同様に『刻逆』に参加した連中は勿論仲間だ。認めてるぜ。
 だが、絶滅人類史で生き残り、一定以上の力を持つディアボロスは、ネメシス形態を経て断片の王やその側近になったんだぜ?
 南極に残った連中が、どうして常人と大差ない外見で、観測なんてほとんど無意味な作業に従事していると思う?」
「え……?」
 思わぬ問いかけに戸惑う綾音に、アル・カポネREDは銃を振って告げる。
「前線に出ず、戦闘経験を積まず、クロノヴェーダになるのに充分な力を得られなかった。
 あいつらはそういう、ごく一握りの、口先だけの根性無しの屑なんだよ」

 綾音は思わぬ情報に絶句する。クロニクル・イデアロゴスによれば、アイザック・アシモフのようなネメシス形態による異形の姿こそが、イデアロゴスの知る『絶滅人類史のディアボロス』の一般的な姿であったという。
 さらに、繰り返される戦いで、絶滅人類史のディアボロス達は本来の姿に戻れなくなり、『刻逆』でクロノヴェーダとなったことでむしろ人間の姿に近付いたのだとも。
 それに対し、南極にいる絶滅人類史のディアボロス達は、防護服の中で常人に近い姿を保っていた。
 つまり、前線で何度もネメシス形態になるような経験をしていなかったということだ。

「それどころか、イデアロゴスとの戦いの中で俺達の影に隠れて生き延びた癖に、俺達がネメシス形態のやり過ぎで異形化して元に戻れなくなれば、『その異形の姿は、イデアロゴスとどこが違う』と、罵倒されたことすらあるぜ。
 体を張ることもしねぇ、『刻逆』に反対することもしねぇ、それで今は観測者とか名乗ってお前らに取り入ったわけか? すげぇな、南極に隠れている間に、さらに濃縮された屑になったらしい。
 しかし、なるほど、あの屑どもが、お前達に力を貸していたってわけか。
 絶滅人類史の為に全てを捨てて戦い続けた俺達じゃなく、見た目が人間のままのお前らを支援するのかよ! 全く、ひでぇ裏切りだ! ハハハハハ!」

 もはや笑うしかないといった様子で、南極の絶滅人類史のディアボロス達を嘲るアル・カポネRED。

「裏切ったというのなら、君もそうだよね? 観測者ちゃん達の事、悪く言わないで!」
 その罵詈雑言に、綾音は反論してみせる。南極にいた絶滅人類史のディアボロス達が見せた悔恨、そして『刻逆』を選ばざるを得なかった悲しみは、決して偽りではなかっただろう。
 だが、それもアル・カポネREDの心には響かない。
「……ああ、そうだとも。俺は、裏切者だ。結果的にはそうだろうよ。
 だが、断片の王となるだけの力のある者の中で、曲がりなりにも復讐心を制御できていたのが、俺だけだったってだけだ。
 アーサーでもナポレオンでもアレキサンダーでも、奴らが《戴冠の戦》の勝利者となって、イデアロゴスに一矢報いることができるっていうなら、俺は奴らの為に戦ってやっても、将として命を捨ててやっても良かったぜ?
 だが、奴らは負け方を知らねぇ。
 復讐心が極限まで高まれば、最後まで戦って全滅するしかできねぇんだよ。
 だから、その為に、俺が必要だった。
 勝利が絶対に不可能となった時、生き残りを連れてイデアロゴスに降伏できる王がな……。
 あぁ、そうだ、俺は、イデアロゴスに降伏した地球の裏切り者だ。
 好きなだけ罵ればいいぜ」

 アル・カポネの目が邪悪に輝き、周囲に浮かぶマシンガンがディアボロス達へと向けられる。

「だが、それもお前達が絶滅人類史の同朋を殺し尽くした結果だ。俺を裏切りに追いやったお前達を、俺は絶対に許さねぇ」

「今の状況は、君の中では、そうなってるんだね。
 綾音ちゃんは、それは間違っているという事は出来るよ。
 でも、それは、君の中の真実には決してならない……。
 君は、同朋である断片の王達の多くを滅ぼしたディアボロスを許せない。
 そして、それ以上に、綾音ちゃん達、最終人類史のディアボロスが、絶滅人類史のディアボロスが出来なかった『未来』を掴み取るのが許せない。
 復讐心は、肉体を傷つけられた時だけ、仲間を殺された時だけに発生するわけじゃない。
 自分が大切にする『思い』を踏みにじられた時に感じる、復讐心は、時に何よりも強い……。
 500年思い続けた復讐心は、きっと、もうどうにもならないんだよね。
 だから、これで、終わりにしよう」

 綾音は、悲し気にそう言うと、六属性に加えて氷と雷の魔力を纏った『八色星弩』をアル・カポネREDに放つ。この綾音の一撃が、アル・カポネREDと、ディアボロスの戦いを、最終局面へと導いていく。


 アル・カポネREDとディアボロスとの最終決戦は、互いの死力を尽くす激戦となっていく。
 ディアボロス達は攻撃を通すために必要な感情エネルギー媒体『100万$紙幣』を燃やし尽くすような勢いで攻撃を繰り出し、500年の復讐心を高ぶらせたアル・カポネの反撃は、ギリギリの際で拮抗し、互いに打撃だけを積み上げていく。
 アル・カポネREDの装甲は大きく破損し、露出した体内にも深い傷跡が刻まれている。
 だが、それでも、アル・カポネは止まらない。
 目の前に復讐対象がいる。
 戦う理由など、それ以上、何が必要であろうか……。

「もう復讐心しか残っていないのですか……?」
 そのアル・カポネREDの様子は、レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は心に鋭い痛みを生じさせる。
 アル・カポネREDの姿は、もしかしたら、本来の自分達の未来では無かったのか?
 もし、絶滅人類史のディアボロスが『刻逆』の儀式を行わなかったのなら……。
 自分達は、クロノヴェーダとの戦いを経験しないまま、イデアロゴスの襲撃を受け、なすすべもなく、敗北し、そして……。
 復讐心に駆られて、『刻逆』を使わなかったと言えるだろうか?

 レイの心は、その未来を幻視しつつも、しかし、それを否定したい思いによって、千々に乱れていた。
 それでも、あらゆる感情が混じり合い混沌の様相を呈したとしても、それでも理解できることがあった。

「復讐心も怒りも沢山ある。だけど決してそれだけじゃない筈……。
 私達は、復讐心だけで戦ってきたわけじゃないのですから。
 私達には、私達を応援してくれる世界中の人々、そして、私達に、心を託してくれた友がいるのだから……。
 今こそ、その思いの全てを、ここに。
 ディアボロスの勝利を願っている全ての思いを、ここに!」

 レイの願いを受け、アルカトラズの戦場に、地球で勝利を願っている人々の姿が映し出される。
 その姿は、ディアボロス達に、戦う意味を再確認させ、その戦意を高ぶらせていった。
 しかし、レイの【託されし願い】がもたらした影響は、それだけに留まらなかった。

「あれは、アーサー王!」
「チンギス・ハーンもいるぞっ」
「超大和!」
「あの姿は、シヴァか!」

 地球の人々だけでなく、既に、この世に存在しない、ディアボロスに願いを託して滅びた断片の王達の姿が現れたのだ。

『お前達は、余の予想を超えて見せた。お前達こそ、戴冠に相応しき存在である。
 我等ドラゴンの大義を、お前達に託そう』
『お前達は、正しき道を進み、そして、世界の守護を……。いままさに、その時が来たのだ』
『最終人類史のディアボロスよ。
 矛盾し、模索し、辿りついた強さは本物だ。その心のまま、進み続けるのだ』
『今ならば、我も、お前達を信じ切る事が出来る。
 お前達は知らねばならない事を知り、そして、それを受け入れ、乗り越えたのだ。
 我らの思いの全て、受け取り、未来へ進むのだ』

 断片の王達が、ディアボロスに願いを託し、その思いがディアボロスの力に変わっていく……。

『≪ - 接続開始 - ≫これより攻勢に出ます。』
 託された願いを力に変えた、レイが超加速で飛翔してアル・カポネREDを一閃のもとに切り裂くと、同じく思いの力を得たディアボロス達が、レイに続き、アル・カポネに向けて、パラドクスを放つ。
「アーサー、お前達まで、俺が間違っていると言いやがるのか?」
 アル・カポネREDは、自らの復讐心の根幹の一つを揺さぶられ、動揺したような声をあげる。
 ディアボロスが願いを託されたという事は、裏を返せば、アル・カポネREDに願いが託される事は無かったという事……。
「……いいや、違う!!
 そいつらは、排斥力で記憶を失った断片の王だ! 俺の知るあいつらじゃねぇ!」
 自分に言い聞かせるように叫ぶアル・カポネに、マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)が応えてみせる。

「排斥力で失うのは記憶だけだ。
 なら、同じ情報を得れば、断片の王だって絶滅人類史のディアボロスだって、下す判断は同じになるだろうよ。
 俺の出身は、機械化ドイツ帝国出身だ。
 クロノヴェーダに大地と歴史を奪われてディアボロスになった……ディアボロスとしての出自は、アル・カポネRED、君と一緒だ。
 そんな俺が、敢えて言おう。
『君達絶滅人類史のディアボロスが起こした刻逆は無駄ではなかった』
 と。
 断片の王は、イデアロゴスじゃない。
 感情があり、心があり、思いがあった。
 だから、俺達は、その心を託される事が出来、そして、今、君の目の前に俺達がいる」

 マティアスはそう告げると、アル・カポネREDの周囲を取り囲むように、拘束具を具現化させ、徐々にその包囲を縮めていく……。

「君は、500年の時の中で『復讐心』以外を切り捨てたんだ。
『復讐心』しか残っていない君には、誰も思いを託す事などできはしない。
 だが、俺達は違う。
 復讐の先にある未来も見据えているんだ。
 だから……。
 無為の死か、それとも、俺達に思いを託しての死か――選ぶといい。フルフト・オア・トッド!」

 マティアスは、もう会えない親友達、家族――新宿島で出会った大切な人達の思いの全てを乗せ、イリュージョンから必殺の蹴撃を放つ。
 マティアスの爪先が、動揺するアル・カポネREDの命脈を断ち切らんとする……。
 だが、アル・カポネは、もはやマティアスに反撃すらせず、その一撃を受け入れる。

「俺には『復讐心』しか残ってねぇ、か。
 もう、それしかねぇんだ。
 空っぽなんだよ、俺は……」

 500年の妄執を抱えた断片の王、アル・カポネREDはそう言い残して倒れる。
 イデアロゴスに近づいたことで得られたはずの赤い装甲は、500年の経過を示すように朽ち果て、崩壊していった。

「『復讐心』しか残っていない、か。
 なら、その『復讐心』も俺達が託されよう。
 俺達は、君の『復讐心』も背負って、イデアロゴスと戦う……。
 そして、必ず勝つよ」

 マティアスがかけた最後の言葉が、崩壊するアル・カポネREDに届いたか。
 それを知る者はいなかった。

●王の継承
 空想科学コーサノストラの断片の王、500年の復讐者『アルカポネRED』は、アルカトラズ最終決戦でマティアス・シュトローマーによって撃破された。

 この死により、コーサノストラの断片の王は、アル・カポネの盟友、アイザック・アシモフへと引き継がれる。
 アル・カポネの死を受け、アイザック・アシモフは、大型円盤『フレンドシップ』で戦域からの撤退を急ぐだろう。
 彼が撤退する前に、捕捉して撃滅する事が出来れば、ディアボロスは、《戴冠の戦》の勝者となる。
 そうすれば、絶滅人類史が用意した『刻逆』は完全にその力を発揮するのだ。

 アル・カポネREDの撃破成功により、『刻逆』決戦は一気に加速しようとしていた。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【宇宙適応】がLV2になった!
【友達催眠】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV4が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2026年08月29日
宿敵 『アル・カポネRED』を撃破!