ニューヨーク侵攻、ロング・アイランド湾水中戦

 マサチューセッツ州アーカムで、人々を狂気に陥れていたジェネラル級ワイズガイ『宇宙的恐怖』H・P・ラヴクラフトを撃破した事で、マサチューセッツ州をディアボロスの勢力圏とする事に成功しました。
 攻略旅団からは、勢力圏としたマサチューセッツ州の東海岸から、空想科学コーサノストラの中枢である、ニューヨークに海路で侵攻する作戦が提案されています。
 マサチューセッツ州とニューヨークとを繋ぐ『ロング・アイランド湾』は、防衛司令官であった『ダグラス・マッカーサー』が撃破された事で、ディアボロスの侵入への対策が機能していません。
 この隙を、うまく利用して、水中からニューヨークへと向かってください。

!特殊ルール!
 『逃走するトループス』級の選択肢で『🔴』を獲得した場合、ディアボロスの作戦状況が地上部隊に報告されてしまいます。
 報告により、地上に展開していた部隊がロング・アイランド湾の海中の防衛に動き出す為、攻略期限が『獲得した🔴×3日間』減少してしまいます。

推し活阻止してニューヨーク(作者 ライ麦
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#空想科学コーサノストラ  #ニューヨーク侵攻、ロング・アイランド湾水中戦  #トーマス・エジソン  #ニューヨーク 


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「遂に、『宇宙的恐怖』H・P・ラヴクラフト の撃破に成功したわね!」
 新宿駅グランドターミナルで、アナベル・アイヴォリー(人間の私立探偵・g11681)が生き生きと告げる。
「おかげで、マサチューセッツ州をディアボロスの勢力圏にする事が出来たわ。狂気に陥っていた一般人も、一部は快方に向かっているし、そうでなくても、症状は緩和したから一安心ね」
 ここまで笑顔で話していたアナベルが、さて、と表情を引き締めた。
「それで、攻略旅団からは、マサチューセッツから海路でニューヨークに向かう侵攻作戦が提案されているわ。ペンシルベニア州からニューヨークに向かう作戦も実行中だけど……この作戦が成功すれば、想定よりも早く、ニューヨークを攻略することが可能になると思うの。だから、皆には、マサチューセッツ州側から、ロング・アイランド湾の水中を移動して、ニューヨークに向かって欲しいのよ」
 よろしくね、とアナベルは軽く頭を下げた。

 続いて、詳しい説明に映る。
「ロング・アイランド湾の両側……コネチカット州の海岸と、ロング・アイランド島ね、はディアボロスの侵攻に備えたワイズガイの軍勢が集結しているから、水上に出てしまうと、敵に発見されてしまうわ。だから、水中での移動を厳格に行って頂戴」
 尤も、水中にだって敵の拠点が用意されているし、水中の警戒も行われている、いるのだが。
「地上に比べたら、警戒は大分緩いようね。推し活とかしちゃうぐらいに」
 ……推し活?? クロノヴェーダとの戦いにはあまり似つかわしくない単語に、ディアボロス達は首を傾げた。アナベルがああ、とつけ加える。
「敵の指揮官……冥海機『鳳翔』は日本人離れした容貌を持つ美女で、面倒見のいいお姉さん、って感じなんだけど、そこに惚れ込んだアークデーモン、『限界推し活メデューサフィッシュ』が、拠点で彼女の推し活をしているのよ。鳳翔のグッズで飾った祭壇作ったり、彼女を讃えながらペンライト振ったり」
 ……聞いていて頭が痛くなってきた。他にやることがあるだろうとツッコミたくなる。そんなディアボロス達の心の声を察知したのか、アナベルは先んじて次の説明に移った。
「勿論、拠点にいる全員が推し活してるわけじゃないわ。同じトループス級の冥海機、『エリトリア』は推し活には興味なくて、比較的真面目に警備しているの。……尤も、それは単に自分達が戦闘不得意だから、もしディアボロスが来たらすぐに逃げられるように、って理由だけなんだけど」
 こっちはこっちでアレな奴だった。マトモな奴はいないのかよ……いや鳳翔はマトモなのかもしれないが。
 呆れた顔になっているディアボロス達に、アナベルは真剣な面持ちで言う。
「でも油断は禁物よ。『エリトリア』は戦闘は不得手な代わり、逃げ足は早いの。そして、戦闘になれば彼女達は自分達の命を守るのと、地上への連絡のために速攻で撤退していくわ。そうしたら侵入作戦が難しくなってしまう……だから、必ず撃破して頂戴」
 その言葉に、ディアボロス達も真面目な表情に戻って頷いた。撃破に失敗すれば、この作戦は露見して失敗となるだろう。
「撃破に成功したとしても、状況によっては敵の警戒を強めてしまうでしょうから……確実な対処が必要ね。それに、敵に先に発見されてしまえば、更に状況が悪化するわ。まずは、隠密での移動と、先に敵を発見する工夫が重要になりそうね」
 アナベルは顎に手を当てて、考え込みながら言葉を重ねる。
「彼女達の水中拠点は、不法投棄された粗大ごみを上手く組み合わせて、アヴァタール級1体と、トループス級10体程度が隠れて過ごせる程度の大きさのこじんまりとしたドーム状の形状になっているわ。主としてエリトリアが、だけど……定期的に周囲の警戒を行っているから、隠密行動しつつ、周囲を真面目に探索していれば、先に発見するのは難しく無いはずよ」

 ここまで説明したアナベルが、ちなみに、と人差し指を立てる。
「もともと、この方面の防衛司令官は、ダグラス・マッカーサーだったようね。ディアボロスがボストンの戦いで、マッカーサーを撃破した事で、急遽代理の指揮官が防衛網を組みなおしたことで、水中の監視体制が弱くなったみたい」
 マッカーサーは、【電波障害】や【平穏結界】などの効果を踏まえて、ディアボロスの侵入を許さない警戒網を構築していたようなので、彼を撃破していなければ、この作戦は実行できなかったかもしれない。倒しておいて正解だったわね、と軽く微笑んだ後、彼女は口元を引き締めた。
「ただ、敵も馬鹿じゃないわ。いや推し活とかしてるアレな相手ではあるけど……作戦に時間を掛けすぎれば、水中からのニューヨーク侵攻は防がれてしまうから、短期決戦を行う必要があるわね」
 幸い、エリトリアはともかく、メデューサフィッシュの方は『鳳翔様のためなら死ねる!』と覚悟ガンギマリしているので、逃げ出すことはなさそうだ。鳳翔も面倒見のいい性格ゆえ、部下を見捨てて逃げることは考えづらい。
「だからエリトリアはもとより、他の敵も襲撃撃破して、ニューヨークに向かう障害を取り除いていって頂戴。お願いね!」
 そう言って、アナベルはディアボロス達を送り出した。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【エイティーン】
1
周囲が、ディアボロスが18歳から「効果LV×6+18」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV4 / 【ガードアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【リザレクション】LV1

●マスターより

ライ麦
 ライ麦です。アナベルちゃんを推しています。

 今回は推し活を絡めた、ちょっとコミカル寄りのシナリオになっています。
 軽く流れを説明すると、水中を隠密移動しながら、不法投棄された粗大ごみを上手く組み合わせて作られた、こじんまりとしたドーム状の敵拠点を見つけ出し、周囲の警戒を行なっているエリトリアを先に撃破、拠点に突入して『限界推し活メデューサフィッシュ』と『鳳翔』を倒します。
 特にエリトリアは戦わずに逃げ出そうとしますし、彼女らを逃がしてしまうとディアボロスの作戦状況が地上部隊に報告されてしまいますのでご注意を。具体的にはこの選択肢で『🔴』を獲得した場合、攻略期限が『獲得した🔴×3日間』減少してしまいます。
 『限界推し活メデューサフィッシュ』と『鳳翔』は逃げることはありませんが、今後のため確実な撃破をお願いします。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております!
7

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


一里塚・燐寧
いやー、こちとらイデアロゴスのご登場が思ったより近くてヒーヒー言ってるのに、あっちは推し活なんてやって暢気なもんだねぇ
いっそ全員趣味に走ってくれてたら楽だったんだけどぉ……動機はともかく、警備自体はちゃんとしてる奴もいるから油断はできないねぇ
うまいこと敵を見つけていこっかぁ

【水中適応】状態で潜水して隠密偵察に向かうよぉ
ロングアイランド湾の深さは20〜70mぐらいと浅いけど、海底の岩には海藻も茂ってるらしくて、身を隠しながら潜航するには悪くない条件が揃ってる
海藻の中に紛れるように泳いだり、岩を遮蔽物にして隠れながら周囲の様子を見たりしながら進んでいくよぉ

今回の敵の拠点は粗大ごみのドームってことで、それらしい人工物の輪郭には要注意
後は中で推し活してる奴のペンライトの光が、隙間から漏れてる可能性もあるかなぁ?

拠点らしきものが見つかれば、その周りでエリトリアも警戒をしてるはず
発見されないように海藻や岩や沈没した残骸、漂流物なんかに隠れ、襲撃の機を伺うよぉ
真面目にやってるとこ悪いけど仕事なんでねぇ


「いやー、こちとらイデアロゴスのご登場が思ったより近くてヒーヒー言ってるのに、あっちは推し活なんてやって暢気なもんだねぇ」
 【水中適応】状態で潜水し、偵察に向かいつつ一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)はぼやく。
「いっそ全員趣味に走ってくれてたら楽だったんだけどぉ……動機はともかく、警備自体はちゃんとしてる奴もいるから油断はできないねぇ。うまいこと敵を見つけていこっかぁ」
 そう言いながら、燐寧は茂る海藻の中へ、分け入るように入っていった。ロングアイランド湾の深さは20〜70mぐらいと浅いが、流入する多数の河川が栄養分を運ぶ生態系豊かな場所。特に潮間帯の岩礁地帯には、海藻類が豊富に生息しており、身を隠しながら潜航するには悪くない条件が揃っている。燐寧は海藻の中に紛れるように、身を低くして泳ぎ、岩を遮蔽物にして隠れながら、周囲の様子を窺った。海面からは緑がかった光が差し込み、ゆらゆら揺れる海藻の間を、小魚やカニが行き交う。水はやや緑色で少し濁っており、遠くはぼんやりとしか見えない。それでも、今回の敵の拠点は粗大ごみを組み合わせて作った、ドーム状のもの。それらしい人工物の輪郭に注意していれば、見つけるのはそう難しくないはずだ。燐寧は注意深く海藻の中を進み、より深い位置まで潜っていく。やがて。
(「あれかな?」)
 岩とは明らかに違うシルエットを見つけて、燐寧は立ち止まった。なるほど最終人類史にあるドームに比べたら形は大分歪だが、ドームと言われればそう見える形状の人工物が海底に建っている。海中に不法投棄されたごみをどうにか組み合わせて、なんとかそれらしい形に整えたらしい。その涙ぐましい努力を思うと、ちょっと不憫にも思えてくる。何しろ有り合わせのごみを組み合わせて作ったドームだ、隙間からは、ペンライトの光や「キャー! 鳳翔様ー!!」「こっち向いてー!」といった、黄色い声が漏れていた。アイドルのライブかよ。燐寧は呆れ顔になったが、すぐさま表情を引き締めた。拠点が見つかった、ということはつまり、エリトリアがすぐ傍で警戒しているということだ。燐寧は沈没した船の残骸の陰に隠れ、油断なく周囲を見回す。するとはたして。
「推し活とかさー、マージ分かんねぇわ」
「それなー、推しより自分の命の方が大事だっての」
 などとくっちゃくっちゃガム噛みながら駄弁っているエリトリア達の姿を発見した。やはりというか、彼女達はドームの中には入らず、その外で警備をしているらしい。中の方は推し活に夢中で、今ここで襲撃しても気付かない可能性もある。だが、エリトリア達に逃げられてはこれまでの努力が水の泡だ。燐寧は獲物を手に、機を窺った。
(「一応ちゃんと警備やってるとこ悪いけど、仕事なんでねぇ」)
 と、心の中で呟きながら。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

「もしかしてだけどー、ディアボロスが攻めてくる可能性だってあるわけじゃん? 呑気に推し活とかやってて大丈夫なのかねぇ」
 ペンライトの光や、キャーキャー叫ぶ声が漏れ聞こえてくるドーム状の拠点を見やり、エリトリアが呟く。
「ほんとそれなー、なんであんなのに熱中できるのか、マジ分かんねぇわ」
 頷く別のエリトリアが両手を挙げて肩をすくめ、やれやれというように頭を振った。
「もしディアボロスが来たら、うちらはさっさと逃げようねー、いのちだいじに」
「そうそう、いのちだいじ」
 目を合わせて頷き合うエリトリア達の姿を、ディアボロスは注意深く見つめていた。エリトリアの数は3体。多くはないが、くっちゃべりながらも時折周辺に目を光らせている。一応警備の仕事はちゃんとやっているようだ。真正面から突っ込んでいけば、すぐさま気付かれて逃げられてしまうだろう。どうするか。ディアボロスは考えを巡らせるのだった。
 
※トミーウォーカーからのお知らせ
 担当マスターが体調不良のため、ここからはトミーウォーカーの「相原きさ」が代筆します。ご了承ください。
 
三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

【水中適応】をお借りしつつ救援機動力で合流
水中で物陰に隠れ、【光学迷彩】も用いて奇襲の間際まで隠密を

『ダグラス・マッカーサー』との決戦には僕や一里塚さんも参加しましたが、かなりの強敵でしたね
今も存命であったら、作戦に相当の制限がかかっていたというのも、頷ける話です
他の戦場も先を急ぐものばかり。少しでも負担を減らせるように、着実に作戦を進めてまいりましょう

予め担当する範囲や敵を追い詰めるルートを想定しつつ、可能であれば味方と連携出来るように
3体の『エリトリア』を目標に全体とタイミングを合わせて攻撃を仕掛けます
「対艦光刀『新月』」を武器に、パラドクスの力で具現化した光の刃を飛ばします
誘導弾のように、それぞれの刃の軌道を操作して、標的が分散するのを最大限阻止しましょう

反撃の機雷に対して「氷盾」を構えて爆風によるダメージを和らげつつ
攻撃の合間にも移動を繰り返し、敵を追い詰める適切な位置取りを目指して速やかな撃破に繋げます
これ以上、クロノヴェーダに海で好きなようにはさせませんよ


一里塚・燐寧
まだ気付かれてない……もーちょっと動く余地はありそうだねぇ
このまま真正面から一斉攻撃!ってやるよりは、一人は退路を塞ぐように位置取った挟み撃ちにしたほうがいいかなぁ

【光学迷彩】を借りて岩場や海藻に身を隠す際の隠密性を更に高めながら、エリトリア達の退路に回り込むように泳ぎ進むよぉ
【未来予測】で敵の動きを先読みすることで、「遮蔽物を使えないタイミングで不意に振り向かれたことで気付かれた」なんてことがないように

逃げ道に立ち塞がれる位置についたら攻撃開始!
岩陰や海藻の草むらの中で《DCブラスター》を構え、敵の背後から『闇雷収束咆・殲尽破』をぶっぱなすよぉ!
派手に光線を撒き散らすのを合図に、仲間にもすぐ攻撃を重ねて貰おう
初手をばっちりブチ当てつつ、相手が移動を始めてからはホーミングレーザーの誘導性を活かして逃がさない
斜めに泳いで軸をずらすことで、敵の砲弾の直撃をかわしながら浮上する敵を追いかけ、パラドクスを撃ち続けるよぉ

今回の作戦は完璧で最速な仕事を求められてるんでねぇ
一人たりとも逃がさないよぉ?


「お待たせしました」
 そういって、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)の元に三間・勲(漁火・g10186)が、駆けつけた。
「『ダグラス・マッカーサー』との決戦には、僕や一里塚さんも参加しましたが、かなりの強敵でしたね。今も存命であったら、作戦に相当の制限がかかっていたというのも、頷ける話です」
 そう小言で勲が話しかけつつ、続けた。
「他の戦場も先を急ぐものばかり。少しでも負担を減らせるように、着実に作戦を進めてまいりましょう」
 勲の言葉に、燐寧もこくりと頷き、笑みを浮かべる。
「幸いなことに、まだ気付かれてない……もーちょっと動く余地はありそうだねぇ。このまま真正面から一斉攻撃!ってやるよりは、一人は退路を塞ぐように位置取った挟み撃ちにしたほうがいいかなぁ」
 どうしようかと声をかける燐寧に思わず、勲は唸るものの。
「じゃあ、僕は前からいきますので、退路は一里塚さんに任せます」
「うん、了解ー! 位置に付いたら、さっそくやろう」
 二人は隠れながら、その位置に進んでいく。

「まーだ、推し活してるよ」
「ホント、飽きないよねー。まあうちらは、いのちだいじにして、守ったよーって雰囲気? それ見せればいいよねー?」
 涙ぐましいドーム状の拠点を見やり、3体のエリトリアがそんなことを口々にしている。
 そんな彼らの様子を後方から見ているのは、燐寧。海藻の草むらの中でDCブラスターを構え。
「それじゃあ……ぶっぱなすよぉ!」
 と、燐寧が放ったのは、闇雷収束咆・殲尽破(プラズマ・ダーク・ハウリング・カタストロフ)。
 犠牲者たちの怨念を、燐寧の体に大量に吸い込み、彼らが成仏する際に放出されるエネルギーでもって、視界を覆うような無数のホーミングレーザーとして放ってみせた。
「きゃあああああっ!!!!」
「ま、まさか、ディアボロスっ!?」
 色めき立つエリトリアに、更なる一撃が放たれる。
「逃がしはしませんよ……はあああああああっ!!」
 対艦光刀『新月』を手に、勲も前から光王刃でもって、具現化した数多の光の刃を、目にも留まらぬ速度で一斉に飛ばしていく。
「ななな、何コレ!!」
「ヤバい……早く逃げなきゃっ!!」
 数少ないエリトリア達が大型魚類型機雷をばら撒き、周囲を爆破したり、逃げ回るように高速で動き回りながら、砲撃を行い逃げようとする。
 が、しかし。
「今回の作戦は完璧で最速な仕事を求められてるんでねぇ? 一人たりとも逃がさないよぉ?」
 斜めに泳いで軸をずらすことで、敵の砲弾の直撃をかわしながら浮上するエリトリア達を追いかけ、闇雷収束咆・殲尽破をぶっ放す。
「これ以上、クロノヴェーダに海で好きなようにはさせませんよ」
 勲もまた、氷盾を構えて爆風によるダメージを和らげつつ、エリトリアを追い詰める適切な位置取りでもって、三体を追い詰めていく。
「や、ヤバい……」
「うちら、もう……」
「無理ぃ……!!!」
 執拗な二人の攻撃を受けて、とうとうエリトリアは、そこから逃げ出すことも出来ずに絶命していったのだった。
「まずは、ひとーつっ!」
「あとは……あのドームにいる連中を、ですね」
 燐寧と勲は、そういって、キャーキャーと歓声が響くドームを、ちょっと引いた目で見つめているのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

なんとか撤退は阻止出来ましたね。この調子で頑張ります
お楽しみの所を邪魔するのは少々気が咎めますが、北米の奪還の為…!

メデューサフィッシュ達は逃げる事は無さそうですね
素直にドーム状の拠点内部に侵入して戦闘に挑みます
彼女達が推し活に夢中になっていれば、召喚した小型駆逐艦でパラドクスの砲雷撃戦を仕掛けて注意を引いてみましょう

不規則な動きに対して小型駆逐艦を細やかに指揮しつつ、敵群を包囲しながらダメージを与えていきます
彼女達にも強い信念があるのでしょう
相手に見返りを求めずただ幸せを願う気持ちは、例えクロノヴェーダであっても否定できません
しかし、僕も最終人類史の方々や友人達の幸せを願っていますので
理解した上で、負けるわけには行かないのです

メデューサフィッシュ達の表情の変化や言葉の抑揚にも気を付けつつ
突撃のタイミングと軌道の予測に努め、「氷盾」で防御しましょう
指揮官且つ彼女達の推しである『鳳翔』による士気向上にも警戒ですね
色んな意味で手強い相手でした…!


一里塚・燐寧
このまま永遠に部屋に篭っててくれるなら無視してもいいんだけど、推されてるボスの方はまともだからねぇ
残しといたらそのうち伝令がやられたのに気付いて、何かしら手を打ってくるでしょ
そーゆーワケで、大興奮の現場に失礼しちゃおっかぁ

敵は外の様子にも気付かずわいきゃいやってるのかなぁ?
可能なら静かにドームの中に潜り込んだり、ドームの開口部から《DCブラスター》の銃口を潜り込ませることで不意打ちできるといいねぇ

どーゆー展開になるにせよ、攻撃できる状況まで持ち込んだら『呪式:異苦同怨』を仕掛けるっ!
ブラスターから放つ砲弾を敵の一体にブチ当てると共に、そのダメージを呪詛で周りの奴らにも転写するよぉ
あはは、そんな怖い顔で睨まないでちょーだい
すぐに推しもあの世に送ってあげるからさぁ
あたしとあの人じゃ生きる世界が違う!なんて心配は無用だよぉ?

敵の突撃に対しては、その猛烈さを自分の恋人への情熱に重ねてうまく動きを見切ってこう
わかるよぉその熱い気持ち!
だけどやっぱり愛ってのは双方向じゃないと報われないよねぇ、んふふ


「なんとか撤退は阻止出来ましたし、この調子で行きましょうか。お楽しみの所を邪魔するのは少々気が咎めますが」
 そういう三間・勲(漁火・g10186)の言葉に、くすっと笑うのは、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)だ。
「このまま永遠に部屋に篭っててくれるなら無視してもいいんだけど、推されてるボスの方はまともだからねぇ。残しといたら、そのうち伝令がやられたのに気付いて、何かしら手を打ってくるでしょ?」
 そこで言葉を区切り、燐寧はDCブラスターを手に、慎重にドームへと近づいていく。
「そーゆーワケで、大興奮の現場に失礼しちゃおっかぁ?」
「北米の奪還の為……行きましょう!」
 二人はドーム内できゃいきゃいしているメデューサフィッシュ達に気づかれないよう、近づいていったのだった。

 はっきり言おう。メデューサフィッシュ達は危機が迫っていることに、全く気付いていなかった。
「メデューサフィッシュ達は逃げる事は無さそうですね」
「そうだねぇ……気付かず、わいきゃいやってるみたいだねぇ?」
 思わず二人は苦笑を浮かべていた。燐寧が、ドームの開口部から、DCブラスターの銃口を潜り込ませると。
「一人だけ苦しいのは辛いでしょ? じゃ、みんなを苦しくしたげるよぉ」
 呪式:異苦同怨(ヘクスアーツ・ウーンドリフレクション)。呪詛と怨念を纏わせた武器で敵に攻撃することで、周囲にいる他の敵をも呪い、全く同じ傷を与えていく。
「いったーいっ!! なになに、なんなの!?」
「外に見張り役のエリトリア達がいたよね?」
「ま、まさか……」
「ディアボロスぅーーーー!!!!」
 とメデューサフィッシュ達が狼狽えているところに、今度は、控えていた勲が。
「今だ、撃てーー!!!」
 スピリットフリートだ。戦死者達の魂を1/350スケールの駆逐艦群の形で召喚し、敵に砲雷撃戦を仕掛けたのだ。
「ちょっと、今、推し活中ーー!!!」
「ディアボロスって、情緒の欠片もないのね!」
「いいわ、相手してあげる……推しの為、鳳翔様のために……って、マジむり尊いカワイィィヒヒッィイ↑↑」
 ちらっと後方にいる鳳翔を見てから、早口で信仰対象を礼讃する呪文を詠唱し、気味の悪い絶叫と共にメデューサフィッシュ達が一斉に突撃してきた。
「彼女達にも強い信念があるのでしょう。相手に見返りを求めずただ幸せを願う気持ちは、例えクロノヴェーダであっても否定できません。しかし、僕も最終人類史の方々や友人達の幸せを願っていますので……負けるわけには行かないのです」
 と勲は、相手の突撃のタイミングと軌道を見極め、その上で氷盾で防御し、何とかやり過ごす。
「わかるよぉ、その熱い気持ち! だけど、やっぱり愛ってのは双方向じゃないと報われないよねぇ、んふふ」
 燐寧もまた、メデューサフィッシュ達の猛烈さを自分の恋人への情熱に重ねてうまく動きを見切ってみせた。
「うるさーーいっ!! あんたらに推し活の何が分かるっていうの!!」
「推し活は尊いのよ!! 一声頂くだけで、その日はハッピーなのよ!!」
「そんな素敵な気持ち、復讐心に囚われたあんた達には、わからないでしょうね、ディアボロスっ!!」
 なんか酷い言いようだが。
「あはは、そんな怖い顔で睨まないでちょーだい。すぐに推しもあの世に送ってあげるからさぁ。あたしとあの人じゃ生きる世界が違う! ……なんて心配は無用だよぉ?」
 と、燐寧も負けじと呪式:異苦同怨を再度、ぶっ放して見せた。
「こちらにも注意を向けます!!」
 勲もまた、スピリットフリートで攻撃を重ねていく。
 特にメデューサフィッシュ達の不意を撃ち、被害を最小にしながら、攻撃を連携良く当てられたお陰で、戦いも優位に進んでいる。
 気が付けば、メデューサフィッシュ達は、全員ちょっぴりだけ幸せそうに全滅していた。
 鳳翔の盾になれたのが、そんなによかったのだろうか?
「色んな意味で手強い相手でした……!」
 そう呟く勲の前に現れたのは。
「後は、鳳翔だけ、だね……」
 燐寧は、DCブラスターを構え直しながら、残る鳳翔を見据えるのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!

※トミーウォーカーからのお知らせ
 担当マスターが復帰しましたので、ここからは「ライ麦」マスターが執筆します。ご了承ください。
 
一里塚・燐寧
ふーん、熱心に推されるだけのことはある清楚系冥海機じゃん
後ろに控えてるイカくんの顔はちょっと怖いけどぉ……

さーて。すぐに推しも送ったげるって言った手前、嘘には出来ないんでねぇ
きみはここで沈めていくよぉ

≪DCブラスター≫の銃口から噴射する紫の鬼火、その爆発の勢いを利用して――『屠竜技:大回転爆砕斬り』!
ぐるりと大きく身を翻しながら二枚の回転鋸刃を敵にブチあて、身体や防御に動いた海戦装をガリガリと削り取るよぉ
仲間より先に動く場合は、鋭いソーチェーンが刻み込んだ傷に攻撃を集中してもらって、深手を与えられるように
自分が後詰に回る時は、仲間の技で怯んだり逃げ道を奪われた敵に対して、何回も回転しながら斬り付けまくって一気に滅多切りにしちゃうよぉ!
もう逃がさないからねぇ、イカそうめんになるまで斬り刻んだげるっ!

敵が作り出すイカスミの煙は【完全視界】で見通すよぉ
航空機部隊をブラスターから放つ榴弾の爆風で吹き飛ばし、ダメージを抑えとこう

ふぃー、手強い相手だったよぉ
推された分の応援パワーが効いてたかなぁ?


三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

冥海機『鳳翔』とはサンディエゴ海軍基地の制圧作戦で別個体と顔を合わせた事があります
ヤ・ウマトでの遭遇例はありませんが、あの立派な海戦装を見ると、ヤ・ウマトでの戦いを思い出しますね…
史実の同名の空母も、戦争後も残り続けていたのでしたっけ

パラドクスで小さな魚の姿を模した魚雷の群れを呼び出し、敵を包囲します
味方の攻撃で負傷した箇所、或いは僕の攻撃の後に味方が狙いやすい箇所へ狙いを定め
【命中アップ】の残留効果と一点集中の攻撃で着実に痛打を与えましょう
海戦の歴史はクロノヴェーダの繁栄と侵略の為の道具ではなく、人々が未来をより良く生きる為の教訓であるべきです
幻影ごと打ち破ってみせます!

敵の幻影から放たれる攻撃は改めて生成した「氷盾」で受け、致命傷となり得るダメージから身を守るように努めます
これでまた一つ、海からクロノヴェーダの脅威を退ける事が出来るでしょうか
マッカーサーの代理の指揮官とやらが次の手を打つ前に、先に進めると良いのですが


ソレイユ・クラーヴィア
連携アドリブ歓迎

水中適応をお借りして救援機動力でかけつけます
ここからは私も皆さんの援護をさせて頂きますね

宙に展開した鍵盤で「福音」を演奏
聖なる光を束ねて剣と成し、敵を貫けと指揮します
おそらく人型の方が本体でしょうけれど背後のイカ型の装甲が不気味ですね
的としても大きいですし、イカの方へ攻撃を集中して仲間が攻撃を通しやすいように陽動と牽制を主に動きましょう

海中も海上も鉄壁の布陣なのですね
そんなに守りたいニューヨークには一体何を隠しているのでしょう
まあ、貴方にそんな重要なことを知らされているとも思えませんし、直接行って見るしかありませんか

反撃には守護の青薔薇とガードアップを展開して直撃を避けるように凌ぎます
幻影で攻撃してくるとは、中々やりますね
貴方の墨幻影と、私の音の幻想どちらが勝っているのか勝負といきましょうか

ゆっくり遊んでいる時間もありませんので、先を急がせてもらいますね
イデアロゴスが来る前に出来ることはやっておきたいですから


「私の大切な部下を殺すなんて……許せないわ」
 涙ぐましい努力で作られたドームのステージから、凛とした声が響く。そこに立っているのは、市松模様の着物に緋袴と、大正の女学生を思わせる出で立ちに白銀の髪を靡かせた、日本人離れした容貌の美女。ただ、その背に負った巨大なイカ型の海戦装が、彼女が人間でないことを物語っていた。
「ふーん、熱心に推されるだけのことはある清楚系冥海機じゃん。後ろに控えてるイカくんの顔はちょっと怖いけどぉ……」
 金色の瞳でディアボロス達を睨みつける彼女……冥海機『鳳翔』の姿を見た一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)が呟く。三間・勲(漁火・g10186)も頷いて、どこか懐かしげに言った。
「冥海機『鳳翔』とはサンディエゴ海軍基地の制圧作戦で別個体と顔を合わせた事があります。ヤ・ウマトでの遭遇例はありませんが、あの立派な海戦装を見ると、ヤ・ウマトでの戦いを思い出しますね……史実の同名の空母も、戦争後も残り続けていたのでしたっけ」
「こっちは残すわけにはいかないからねぇ。すぐに推しも送ったげるって言った手前、嘘には出来ないし。きみはここで沈めていくよぉ!」
 燐寧がDCブラスターの銃口を鳳翔に向ける。噴射する紫の鬼火。その爆発の勢いを利用し、ぐるりと大きく身を翻した彼女は、鳳翔に肉薄し、その体に二枚の回転鋸刃をブチあてる。防御しようと動いた腕、それにイカ型海戦装の触手が、ガリガリ削られていく。
「……っつ! でも……私を推してくれた皆のためにも、負けるわけにはいかないわ!」
 鳳翔が美しい顔をしかめた裏で、イカ型海戦装がイカ墨の煙を吐き出した。その煙は空母の幻影を形作り、その幻影から航空機部隊が、一斉に燐寧を狙って飛び出す。しかし【完全視界】で煙を見通していた燐寧は、ブラスターから放つ榴弾の爆風でさっさと航空機部隊を吹き飛ばしていた。その間に、勲はベイト・ボールで小さな魚の姿を模した魚雷の群れを呼び出し、敵を包囲する。
『行っておいで』
 勲の指示通り突撃する魚雷が狙うのは、燐寧が鋭いチェーンソーで刻み込んだ傷だ。勲だけに見える光に導かれた魚雷の群れが、さらにその傷を深く抉っていく。
「忌々しい……!」
 柳眉を顰め、鳳翔はまたイカ型海戦装から煙を吐き出した。幻影の空母から放たれる、航空機部隊の攻撃を、勲は改めて生成した「氷盾」で受け止める。
「海戦の歴史はクロノヴェーダの繁栄と侵略の為の道具ではなく、人々が未来をより良く生きる為の教訓であるべきです。幻影ごと打ち破ってみせます!」
 そう啖呵を切る彼に、
「人の部下を、私を推してくれた皆を殺しておいて、よくそんなことが言えるわね……!」
 鳳翔は目をつり上げる。 許せない、というように固く口を結び、スッと掌を勲に向けたその時、美しい鐘の音が響いた。
『光あれ、恵みあれ、幸いあれ』
 聖なる光を束ねた剣が、イカ型海戦装ごと鳳翔を貫く。大きく身を反らした彼女が、剣が飛んできた方向に目をやった。そこには、鍵盤を宙に展開したソレイユ・クラーヴィア(幻想ピアノ協奏曲第XX番・g06482)が立っている。
「ここからは私も皆さんの援護をさせて頂きますね」
 仲間に向かって微笑むソレイユとは対照的に、鳳翔はギリッと歯噛みした。
「ディアボロスばかり、仲間が増えるなんて……こっちはさっき部下を失ったばかりなのに!」
 彼女の怒りに呼応するように、背中の海戦装が、イカ墨を思わせる煙を大きく吐き出す。その煙が生み出す、幻影の空母を見上げるソレイユの口元は、僅かに弧を描いていた。
「幻影で攻撃してくるとは、中々やりますね。貴方の墨幻影と、私の音の幻想どちらが勝っているのか勝負といきましょうか」
 守護の青薔薇と、ガードアップの効果で航空機部隊の攻撃から身を守りつつ挑発する彼に、
「望むところよ!」
 鳳翔はいきり立つ。再び幻影の墨を吐き出すイカ型海戦装。しかし、それにまたもソレイユの指揮によって放たれる聖なる光の剣が突き刺さり、大きな穴を開けていく。
「とはいえ、ゆっくり遊んでいる時間もありませんので、先を急がせてもらいますね。イデアロゴスが来る前に出来ることはやっておきたいですから」
 冷徹に言い放つソレイユ。燐寧もまた、
「もう逃がさないからねぇ、イカそうめんになるまで斬り刻んだげるっ!」
 チェーンソーの刃で、何回も回転しながら斬り付けまくり、一気に滅多切りにする。そこにさらに勲の魚雷が突撃してくるのだからたまらない。ステージの後ろの壁に叩きつけられた鳳翔は、口の端から血を流しながら、虚ろな目で天井を見上げる。
「皆、ごめんね……せっかく推してくれたのに……応援、してくれたのに……」
 メデューサフィッシュ達の幻影でも見えているのか。空に向かって手を伸ばした鳳翔の頭がガクッと垂れ、そのまま動かなくなる。燐寧は手の甲で額を拭った。
「ふぃー、手強い相手だったよぉ。推された分の応援パワーが効いてたかなぁ?」
 チラと事切れた鳳翔に目を向ける。その顔はどこか安らかに、微笑んでいるようにも見えた。クロノヴェーダで、敵とはいえ。推して推されて、なんだかんだ良い関係を築けていたのかもしれない。
「これでまた一つ、海からクロノヴェーダの脅威を退ける事が出来るでしょうか。マッカーサーの代理の指揮官とやらが次の手を打つ前に、先に進めると良いのですが」
 僅かに憂いの表情を浮かべる勲に、ソレイユも頷く。
「海中も海上も鉄壁の布陣なのですね。そんなに守りたいニューヨークには一体何を隠しているのでしょう……まあ、鳳翔にそんな重要なことを知らされていたとも思えませんし。直接行って見るしかありませんか」
 まだ見ぬニューヨークに想いを馳せ、ソレイユはドームの天井を見上げた。少なくともこれで、ニューヨークへの障害の一つは取り除けたはずだ。イデアロゴスとの戦いも迫る中、どこまで真相に近づけるか。考えながら、ディアボロス達はその場を後にしたのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エイティーン】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【命中アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2026年07月20日