ニューヨーク侵攻、ロング・アイランド湾水中戦

 マサチューセッツ州アーカムで、人々を狂気に陥れていたジェネラル級ワイズガイ『宇宙的恐怖』H・P・ラヴクラフトを撃破した事で、マサチューセッツ州をディアボロスの勢力圏とする事に成功しました。
 攻略旅団からは、勢力圏としたマサチューセッツ州の東海岸から、空想科学コーサノストラの中枢である、ニューヨークに海路で侵攻する作戦が提案されています。
 マサチューセッツ州とニューヨークとを繋ぐ『ロング・アイランド湾』は、防衛司令官であった『ダグラス・マッカーサー』が撃破された事で、ディアボロスの侵入への対策が機能していません。
 この隙を、うまく利用して、水中からニューヨークへと向かってください。

!特殊ルール!
 『逃走するトループス』級の選択肢で『🔴』を獲得した場合、ディアボロスの作戦状況が地上部隊に報告されてしまいます。
 報告により、地上に展開していた部隊がロング・アイランド湾の海中の防衛に動き出す為、攻略期限が『獲得した🔴×3日間』減少してしまいます。

ニューヨーク水中隠密作戦(作者 大丁)
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#空想科学コーサノストラ  #ニューヨーク侵攻、ロング・アイランド湾水中戦  #トーマス・エジソン  #ニューヨーク  ⊕


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「遂に、『宇宙的恐怖』H・P・ラヴクラフトの撃破に成功したピィ♪」
 パルピィ・フィクソン(人間の発明家・g11684)は、ホワイトボードの前で飛び跳ねた。
 新宿駅グランドターミナルの会議室でのことだ。
「マサチューセッツ州をディアボロスの勢力圏にできマシタ。狂気に陥っていた一般人も、一部は快方に向かっており、そうでなくても、症状は緩和したので、一安心デス。攻略旅団からは、マサチューセッツから海路でニューヨークに向かう侵攻作戦が提案されてイマス。ペンシルベニア州からニューヨークに向かう作戦も実行中デスガ、この作戦が成功すれば、想定よりも早く、ニューヨークの攻略が可能になるデショウ」

「ユーたちには、マサチューセッツ州側から、ロング・アイランド湾の水中を移動して、ニューヨークに向かってもらいマス」
 ボードに貼られた地図を示すパルピィ。
「ロング・アイランド湾の両側――コネチカット州の海岸と、ロング・アイランド島は、ディアボロスの侵攻に備えたワイズガイの軍勢が集結しているので、水上に出てしまうと、敵に発見されてしまいマス。水中での移動を厳格に行って欲しいピィ」
 もちろん、残留効果の話だ。
「水中にも敵の拠点が用意されており、水中の警戒も行われているが、地上よりもだいぶ緩いようデス。敵に発見されないように隠密で水中を移動し、先に、敵の水中拠点を発見した上で、襲撃撃破して、ニューヨークに向かう障害を取り除いていってクダサイ」
 海底の岩のかたちに偽装した鉄扉のイラストが貼ってある。
 予知された敵拠点の姿だ。
「戦闘になれば、一部のトループス級は、地上への連絡の為に撤退していくので、必ず撃破してクダサイ。撃破に失敗すると、この作戦は露見して、失敗となってシマイマス。撃破に成功した場合でも、状況によっては敵の警戒を強めてしまう事になるので、確実な対処が求められマス。敵に先に発見されてしまった場合は、更に状況が悪化するので、まずは、隠密での移動と、先に敵を発見する工夫が重要になりそうデス」

 内線で、トレインの準備連絡を受け取ると、パルピィは皆を送り出した。
「作戦に時間を掛けすぎれば、水中からのニューヨーク侵攻は防がれてしまいマス。短期決戦デスネ。さぁ、ユーたち、急いで急いで♪」


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【迷宮化】
1
洞窟や家屋、砦などの内部を迷宮に変化させる。迷宮化により、敵は探索や突破に必要な時間が「効果LV倍」される。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【スーパーGPS】
1
周囲のディアボロスが見るあらゆる「地図」に、現在位置を表示する機能が追加される。効果LVが高ければ高い程、より詳細な位置を特定できる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【使い魔使役】
1
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV4 / 【ガードアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1

●マスターより

大丁
 オープニングをお読みいただきありがとうございます。
 マスターの大丁です。

 今回は、空想科学コーサノストラのロング・アイランド湾にて、冥海機と水中戦をするシナリオとなっております。

 最初の選択肢は、『ロング・アイランド湾・水中隠密移動』です。
 水中拠点発見後は、『逃走するトループス『シーキャットタマ』』の最初の攻撃で扉破壊を行えば、奇襲となります。

 特殊ルールがあります。
 『逃走するトループス』級の選択肢で『🔴』を獲得した場合、ディアボロスの作戦状況が地上部隊に報告されてしまいます。
 報告により、地上に展開していた部隊がロング・アイランド湾の海中の防衛に動き出す為、攻略期限が『獲得した🔴×3日間』減少してしまいます。

 その後は、護衛のトループス級『サイキックラブ』を連れたアヴァタール級『シェードレディ』との戦闘となります。
 アヴァタール級の撃破により、シナリオは成功で完結します。

 戦いに、冒険に。そして、ドキドキを。
 みなさまの素晴らしいトレインチケットをお待ちしております。
61

このシナリオは完結しました。

❓

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


一里塚・燐寧
戴冠の戦の副賞で貰えるらしい歴史への干渉力がないと、イデアロゴスが出た時点で大体負けるんだよねぇ
刻逆を起こした奴らの考えに従うのはシャクだけど、今の所他に手立てもないしさ
で、勝つためにはコーサノストラをあと一カ月ちょいで追い詰めなきゃってなると……首都強襲ぐらいは朝飯前でキメなきゃねぇ

【水中適応】で潜水できる状態を整えるよぉ
【光学迷彩】を活かせるように、ロング・アイランド湾の海底地形や海藻類に紛れて進もう

勲くんが敵の巡回をメインで対策してるから、その補完としてあたしは拠点の有無の確認を重視するよぉ
ここら辺の海は浅めで、海底に小規模な基地を設営したり、元々ある船の残骸とかを利用して身を隠すことも難しくはなさそう
後はあたし達と同じように、自然環境を利用して姿を隠すってことも考えられるかなぁ?
周囲の様子や生物の駆除状況(丁寧に殲滅されてると敵の拠点が近いと考えられる)をつぶさに観察して、敵がどこに集まってるかを推測するよぉ

場所さえわかればこっちのもん……だけど、まずは陸に行く奴を殺らなきゃねぇ


三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

失敗を重ねる程に作戦の期限が短くなるとは、責任重大ですね
いずれにしても迅速に進めるに越した事は無いですけれど…
水中作戦や冥海機との戦いに多少の心得はあるつもりです
慢心はせず、きっと成功させましょう

【水中適応】をお借りして水中を移動します
黒紺色の雨衣を纏い、【光学迷彩】と合わせて隠密を徹底
途中、身を隠せそうな岩や地形があれば利用しつつ進みます
味方の作戦や方針にも合わせ臨機応変に

この範囲を受け持つと予知されているのは冥海機
水上ほど警戒が厳重ではないとしても、基本的に任務に忠実に動く事が多かった彼女達であれば、規則正しく行動しているかもしれません
海底や岩の表面を見て轍のような巡回の形跡や目印が無いか注意を払います

動く影や音にも警戒し、僅かにでも異変があれば目立ちにくい場所へ留まり観察を
奇襲に向けて巡回経路や行動パターンを探り、有利な位置取りを目指します
探索範囲が広ければ味方と手分けしつつ慎重に取り組みます

…敵ながら懐かしい顔ぶれです
感傷に浸るのも程々に。次に備えましょう


 最終人類史に新宿島しかなかったころから、ヤ・ウマト、エルドラードといった海洋ディヴィジョンまで、潜水が必要な依頼はおなじみだった。
 慣れたディアボロスは『水中適応』、ならびに『光学迷彩』を分担して依頼に備える。
「今回は敵地への上陸ではなく、海底拠点の捜索という違いはありますけどね」
 三間・勲(漁火・g10186)は油断なく、表情を引き締める。
 水中作戦や冥海機との戦いに多少の心得はあっても。念入りに、黒紺色の雨衣を纏っていた。
「失敗を重ねる程に作戦の期限が短くなるとは、責任重大ですね。いずれにしても迅速に進めるに越した事は無いですけれど……慢心はせず、きっと成功させましょう」
「そうそう。勝つためにはコーサノストラをあと一カ月ちょいで追い詰めなきゃってなると……首都強襲ぐらいは朝飯前でキメなきゃねぇ」
 自信ありげな物言いは、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)の平常運航。
「戴冠の戦の副賞で貰えるらしい歴史への干渉力がないと、イデアロゴスが出た時点で大体負けるんだよねぇ。刻逆を起こした奴らの考えに従うのはシャクだけど、今の所他に手立てもないしさ」
 勝利とは、すべてに対してだ。
 ディアボロスたちは、ロング・アイランド湾へと潜っていった。途中、身を隠せそうな岩や地形があれば利用しつつ進む。海藻類に紛れることもあった。
 敵拠点の目星に近づくと役割も分担する。
 敵の巡回への対策として勲が動く。
「この範囲を受け持つと予知されているのは冥海機。水上ほど警戒が厳重ではないとしても、基本的に任務に忠実に動く事が多かった彼女達であれば、規則正しく行動しているかもしれません」
 遠方を見通すとともに、海底や岩の表面に轍のような巡回の形跡や目印が無いか注意を払っている。
 燐寧はおもに、拠点の有無の確認を重視した。
「ここら辺の海は浅めで、海底に小規模な基地を設営したり、元々ある船の残骸とかを利用したりして身を隠すことも難しくはなさそう。後はあたし達と同じように、自然環境を利用して姿を隠すってことも考えられるかなぁ?」
 いわゆる、ディアボロスの変身除けのような駆除状況は判別できない。
 大洋とは異なるからだろう。それに、海底に化けて潜伏する敵ならば、海の生物を根こそぎにするとそれこそバレ易くなってしまう。
 自身も身を隠しながら、海底の起伏をつぶさに観察した。
 いったん分かれたディアボロスだったが、ほぼ同時に痕跡を発見し、合流することとなる。勲は、魚の尾びれのような影と動きを見た気がして追跡した。燐寧は人工的な切れ目が入っている隆起に気が付いて、身を伏せた。
 尾びれはやはり冥海機で、水着のような恰好のトループス級『シーキャットタマ』だった。
 偵察の帰りだ。
 隆起に入った切れ目から、観音開きの要領で岩が持ち上がり、内部が造船ドックを埋めたような構造になっているのが判った。偵察の冥海機が入っていく。
 拠点の中央には、巨大な海戦装に腰かけたアヴァタール級『シェードレディ』がおり、周囲には軍服姿の護衛、『サイキックラブ』の姿もある。
「……敵ながら懐かしい顔ぶれです。感傷に浸るのも程々に。次に備えましょう」
 勲は言いつつ、偽装岩石の扉が開いているうちに、すばやく仕掛けることを提案する。
「場所さえわかればこっちのもん……だけど、まずは陸に行く奴を殺らなきゃねぇ」
 燐寧は合図して、奇襲に有利な位置取りをとった。
 おそらく、どこを攻撃しても、一番外側にいるシーキャットタマは離脱するだろう。燐寧の言う通り、発見済みの拠点にアヴァタール級たちはこだわらず、そこから出て戦闘を挑んでくるに違いない。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水中適応】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

引き続き【水中適応】で移動しつつ【光学迷彩】で可能な限り隠密行動を
包囲や挟み撃ちが出来ると良いのですが…
シーキャットタマ達の離脱の阻止に適した立ち回りを意識しつつ
【パラドクス通信】も使用して仲間との連携に努めます

戦闘では【先行率アップ】の効果で少しでも有利を取れる状況を作れるように
パラドクスで呼び出した人形歩兵さんは、敵を包囲するか退路を断ちやすいポイントに配置し、銃弾と砲弾で狙いを定めた敵へ攻撃を行います
全ての土地の奪還を目指す以上、貴方達も見逃す事はできないのです

敵の反撃時は海震の影響が最も大きい範囲に巻き込まれないように、振動の影響を受けた砂や海中の物体の状態の変化に注意しましょう
その上で対象の撤退の阻止を最優先として、多少の傷は厭わずに戦闘を続行します
相手が移動するのであればこちらも一か所に留まらず攻撃と移動を繰り返し
可能なら味方と通信を交わしながら協力して追い詰めます
敵の撤退経路を先回りするように人形歩兵さんを配置して都度動きを押し止めながら戦いましょう


一里塚・燐寧
待ちすぎると入り口が閉じたり気付かれたりしちゃうよぉ
早めに仕掛けた上で、相手の逃げ道を先読みして塞いでくのがいい気がするねぇ

チャンスを逃す前に、仲間とタイミングを合わせて仕掛けよっかぁ
《DCブラスター》の狙いをつけて、シーキャットタマの群れに『闇雷収束咆・殲尽破』をブッ放すよぉ!
ぐいっと軌道の曲がるホーミングレーザーを秘密基地の入り口の中に殺到させて、動き出す前の敵にきっちり命中させちゃおう
大事なのは兎に角逃がさず仕留めきることってワケで、【ダメージアップ】で威力も底上げしちゃおう

反撃で海震が起きたら、海流の変化に押し流されないように素早くその場を離れる
こっからは逃げる相手を追撃してくフェーズだねぇ
【未来予測】で相手の進行方向を予め把握して、見失わずに追跡
急激な方向転換や浮遊物の盾を利用して振り切ろうとしてきても、その動きを先読みしてれば対処しやすいよねぇ?
全滅させるまでバンバン撃ちまくるよぉ!

お魚くわえた……や、お魚と融合したドラネコはみんな片付いたかなぁ?
じゃ、お財布を取りに戻ろっか


 呼吸に不自由はない。『水中適応』だ。
 しかし人の慣習として、三間・勲(漁火・g10186)は息をひそめる。
 ロング・アイランド湾の海底にへばりつき、開け放たれた隠し扉、敵の拠点の偽装地形を見張った。
 寝床にはいる『シーキャットタマ』の泳ぎに変化はなく、こちらが発見された様子はない。『光学迷彩』が効いているのだろう。
「上手く、包囲や挟み撃ちが出来ると良いのですが……」
 同行のディアボロス、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は反対側に回っている。
 すると、彼女からパラドクス通信にコールがあった。
「待ちすぎると入り口が閉じたり気付かれたりしちゃうよぉ。早めに仕掛けた上で、相手の逃げ道を先読みして塞いでくのがいい気がするねぇ」
「同感です」
 ふたりとも、段取りが必要だったから、次のコールで準備完了の合図、ふたつ揃ったら一斉に攻撃することとした。
 勲は、『マーシレスタクティクス』で人形歩兵部隊を召喚する。
 ゆっくりと海底を歩かせて等間隔に並ばせ、敵拠点を包囲していく。
 燐寧は『DCブラスター』の狙いを偽装岩石につけたまま、小声で詠唱していた。
「『怨み募りし魂よ、群がり集いて荒れ狂え。汝ら、只滅びる定めにはあらず……』」
 そうしながら、魂が宿る器として適した『死体』である自身の体に、クロノヴェーダに命や存在を奪われた犠牲者たちの怨念を、大量に吸い込む。
 エネルギーの溜まった彼女の両サイドにまで、人形歩兵が配置され、通信機が鳴った。
「仇を滅し冥府へ下らん……な~んてね、デデーンっていくよぉ!」
 詠唱も完了する。二度目のコールとともに、パラドクスの銃弾と砲撃、レーザーが包囲の中心へと撃ち込まれた。
 人形たちの射撃は的確で、偽装岩石の蝶番と海底ドックの一部を破壊した。
 レーザーは、燐寧の『闇雷収束咆・殲尽破(プラズマ・ダーク・ハウリング・カタストロフ)』により、ぐいっと軌道の曲がるホーミング性を持つ。
 シーキャットタマの群れの背中側から、幾筋もの攻撃が殺到し、きっちり命中させた。
「大事なのは兎に角逃がさず仕留めきることってワケでぇ」
 ダメージアップで威力も底上げされている。
 奇襲がなったことで、直後に有効な反撃はとんでこなかった。ディアボロスたちは先行率を上げるエフェクトをかけて、すぐさま第二撃を行う。
「『死にたくない』」
「『ディアボロスから逃げきる』」
 水を通して、祈りのようなものを聞いた気がした。直後にその水が大きな唸りをもって、人形たちの包囲よりも外にむかって広がってくる。
『シーキャットタマ』が持つ、海震攻撃だ。
 必死さが、威力を高めていた。勲はまた、海底にへばりつく。放射は均等で、どこにいても影響を受けそうだ。人形歩兵のいくつかが流されてしまう。
「対象の撤退の阻止を最優先として、多少の損害は厭わずに戦闘を続行します!」
 歯抜けのようにはなったが、歩兵の斉射を三度食らわせた。通信に、逃れたトループス級の情報が入ってくる。
「追撃してくフェーズだねぇ。数は少ないから、任せてよぉ」
 『未来予測』で相手の進行方向を把握できたと、燐寧。
 さきのシークエイクに染みていたように、『シーキャットタマ』は意地でも生き延びる気でいる。
「こっちだってねぇ、成仏できなかった恨みは溜まってるんよ。全滅させるまでバンバン撃ちまくるよぉ!」
 尾びれの振りに後方から、燐寧のホーミングレーザーが次々と命中した。
 ディアボロスの作戦状況が、敵地上部隊に報告されることはない。
「お魚くわえた……や、お魚と融合したドラネコはみんな片付いたかなぁ? じゃ、お財布を取りに戻ろっか」
「全ての土地の奪還を目指す以上、貴方達も見逃す事はできないのです」
 水中だが、声を張る。
 勲の眼前には、護衛を連れたアヴァタール級が海底ドックから脱出してきていた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

一里塚・燐寧
いやー、惜しいねぇ
あと何十秒か出てくるのが早かったら、まだドラネコちゃん達生きてたんだけどなぁ
ま、今回は偵察をばっちり成功させたあたし達の作戦勝ちってことで、一つよろしく~

当然きみ達もここで沈めたげるよぉ
一日でも早く、煌めくニューヨーク・シティを堪能しに行きたいんでねぇ

≪DCブラスター≫の銃口とチェーンソーを敵に突きつけ、『呪式:爛離骨廃』を仕掛けるよぉ
銃口から飛び出す紫色の火焔のような呪詛で、敵の装甲を侵し脆弱化
脆くなった所にソーチェーンを突き立ててガリガリと削りとり、守りを突き破ってボディにまで鋸刃を食い込ませてこう
何百回も何千回も切り刻んで、最後は真っ二つ!
んふふ、あたしのチェーンソーはカニさんの解体にだって使えるんだよぉ

あは。トループス級のわりに派手な武器持ってんじゃん?
海底の地形なり敵が抜け出した基地なりを壁代わりにして、ビームのダメージをできるだけ抑えるよぉ

椅子にふんぞりかえって今の戦いを観察してたアヴァタール級のきみ!
折角だから、感想を聞かせてもらってもいいかなぁ?


三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

僅かでも隙を見付けたら、抜かりなく攻め込むのがディアボロスです!
北米は広いので、奪還に向けて一つでも多くの地点を制圧しておきたい所です

『サイキックラブ』は海戦装の動きが変則的なので個人的に手強く感じます
こちらもパラドクスで魚雷艇型ドローンを召喚して、『サイキックラブ』を追尾させます
海戦装の合間を縫うように小型魚雷を撃ち込み、着実にダメージを与えましょう
歴史を取り戻す戦いは一般人の皆さんの未来もかかっていますので、全力で行かせてもらいます!

或いは味方の攻撃によって装甲が脆くなった部分を共に狙いましょう
立ち位置の異なる味方とは必要に応じて【パラドクス通信】も活用し、タイミングを合わせたり危険を知らせるなど適宜連携を試みます

僕自身は出来る限り敵群と一定の距離を取り、敵の反撃の軌道を確認しやすい状態を保てるように
最も攻撃が集中しやすい範囲を「氷盾」で受け、【ガードアップ】の残留効果と合わせて少しでも負傷を抑えるよう努めます
この後も手強そうな冥海機が待ち構えていますね…


 敵の慌てかたを見るに、偵察のトループス級がつけられているとは、まったく予期していなかったらしい。
 アヴァタール級の海戦装はずんぐりとしていて、拠点内で不用意に動いたことで、壁面から飛び出した艀や支柱らしき設備にあちこちぶつかってしまい、隠し扉の片側を破壊しながら、ようやく全体を外へと引き出してきたのだった。
 当然、護衛の『サイキックラブ』はその指揮官を守らねばならず、突撃も逃亡もできずにいる。
 一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は挑発した。
「いやー、惜しいねぇ。あと何十秒か出てくるのが早かったら、まだドラネコちゃん達生きてたんだけどなぁ。ま、今回は偵察をばっちり成功させたあたし達の作戦勝ちってことで、ひとつよろしく~」
「僅かでも隙を見付けたら、抜かりなく攻め込むのがディアボロスです! ――北米は広いので、奪還に向けて可能なかぎり多くの地点を制圧しておきたい所ですからね……」
 調子を合わせる三間・勲(漁火・g10186)。
 けれども、護衛たちには油断なく注意を向けている。この軍服姿のトループス級は、海戦装の動きが変則的なので、個人的に手強く感じているからだ。
「グラッジフリートよ、応えてください」
 海戦の死者の魂を約1/90スケールの魚雷艇型ドローンとして召喚する。
 敵のそれぞれを捕捉、狙いをつけさせた。
「当然きみ達もここで沈めたげるよぉ。ちょっとでも早く、煌めくニューヨーク・シティを堪能しに行きたいんでねぇ」
 挑発を続けながら、燐寧は『DCブラスター』の銃口とチェーンソーを一部の敵に突きつけ、深度を下げていく。
 先述の理由で動きがとれない『サイキックラブ』は、指揮官を背にしてぐるっと囲む陣形をとった。例のイチョウカニ型海戦装から、四方八方にむけて攻撃を繰り出してくる。
 カニ脚とハサミの対艦ミサイル。これは念動力で目標を自在に追える。
 3連装砲主砲からプラズマ化した霊力のエネルギービーム。
 ディアボロスのふたりは、パラドクス通信で軽く合図しただけで、前後衛に分かれていた。
「あは。トループス級のわりに派手な武器持ってんじゃん?」
 チェーンソー刃が、海底にむかって突き立てられた。
 さっき、アヴァタール級が壊した偽装扉の破片だ。燐寧はそれを傘のように持ち上げて、ビーム砲への盾がわりにする。
 ハサミミサイルは、その防御をよけて水中を進むが、これまた勲のグラッジフリートが追尾していて、合わせて発射された魚雷が、相手を目標未達のまま破裂させた。
 そのあいだに、作り物の岩石をかざした燐寧が、下から突き上げるようにして、敵護衛に接近している。後衛の勲とグラッジフリートも、包囲の輪を縮めた。
 プラズマビームは、ニセ岩石を砕ききる。
 出てくるのは、銃口だ。
「どんなにかったーい装甲も、ドロドロのバラバラにしちゃうよぉ!」
 『呪式:爛離骨廃(ヘクスアーツ・ティアーアサンダー)』により、銃口から飛び出してきたのは、紫色の火焔のような呪詛だ。
 浴びた『サイキックラブ』は、装甲に『存在否定』を受けて、脆弱化する。
「んふふ、あたしのチェーンソーはカニさんの解体にだって使えるんだよぉ」
 秒間に何百回も何千回も切り刻む、鋸刃。
 脆くなった部位に突き立ち、ガリガリと削りとり、守りを突き破ってボディにまでを食い込ませる。
 同じく、呪詛を浴びた個体へと、勲はとどめの魚雷攻撃を仕掛けていく。
「最後は真っ二つ!」
 燐寧の『DCブラスター』は、『サイキックラブ』を両断し、それですべての護衛は粉々になった。
「椅子にふんぞりかえって今の戦いを観察してたアヴァタール級のきみ! 折角だから、感想を聞かせてもらってもいいかなぁ?」
「この後も手強そうな冥海機が待ち構えていますね……」
 勲は、注意を向ける。
 アヴァタール級『シェードレディ』は、忌々し気にディアボロスたちを見回しているが、どうもまだ生き残るつもりでいるようだ。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!

三間・勲
(連携アドリブ歓迎)

先ほどはずいぶんと動き辛そうにしていましたが、それほど襲撃が予想外だったのでしょうか…?
レディが寛いでいる所をお邪魔したと思うと少々罪悪感も湧きつつ…
ジェネラル級冥海機やマッカーサーのような指揮官を失って隙が出来たとは言え、目の前の相手はアヴァタール級
海から冥海機の脅威を遠ざけ、作戦を成功させる為にも、気を引き締め直して挑みます

【水中適応】で海中での戦闘を続行
あれだけ大きな海戦装で動き回られると厄介そうですね!
パラドクス「わだつみの錨鎖」の鎖を用いて〈捕縛〉を試みながら戦います
『シェードレディ』の海戦装の動きを制限し、ダメージを与えながら味方の行動を援護するように
更に【ダメージアップ】の効果を重ねてより強力な一撃に繋げます

砲身の向きや反撃の予備動作に警戒しつつ「氷盾」で砲撃から身を守ります
海底が近ければ身を伏せるようにして攻撃に備え
砲撃によって巻き上がる砂や破壊された残骸などに紛れて照準を狂わせてみましょう


一里塚・燐寧
あは。手下を薙ぎ払う程度じゃ特にコメントもないかなぁ?
そんじゃー今度は、きみ自身にあたし達の暴れっぷりを堪能してもらおっか

敵の技で発生する霧とか、砲撃で巻き上がる砂に視界を邪魔されると面倒だねぇ
【完全視界】を共有することで、何にも遮られずに敵の姿を捉えられるように
状況によっては視界の悪さを攻撃を隠すために利用できるかもねぇ?

≪DCブラスター≫先端部のダブルチェーンソーを前方に突き出しながら敵に迫り、『屠竜技:屠竜技徹し斬り』をぶちかますよぉ!
鋭い鋸刃を鯨型海戦装備の装甲の継ぎ目に差し込み、ソーチェーンの回転でガリガリと削り取って切り開く
装甲板を外されて露出した内部構造に更にチェーンソーを突き立て、完膚なきまでにブッ壊してこう
どんなデカブツだって、バラバラのズタズタにしちゃうからねぇ!

霧の向こうから砲撃が来たら、泳いで逃れたり手近な浮遊物を盾に使って凌いで、その後また斬りかかる
十分なダメージを与えて海戦装が沈黙したら、玉座の上の本体を叩き斬るよぉ
マッコウクジラの解体ショー、一丁あがりっ!


クリシュナ・ヴォルフィード (トレインチケット)



八雲・譲二 (トレインチケット)



陽月・空 (トレインチケット)



樫谷・都黒 (トレインチケット)



 全長もそこそこあると思えた。
 周囲の護衛や残骸が沈んで全体の形がみえてくると、マッコウクジラ型だとはっきりわかる。
「あは。手下を薙ぎ払う程度じゃ特にコメントもないかなぁ?」
 一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、そのクジラ型海戦装の上部に設えられた椅子に座る本体に話かけた。
 しかし、アヴァタール級『シェードレディ』は押し黙ったまま。
 スッと右手を掲げる。
 不機嫌さに対し、三間・勲(漁火・g10186)はなぜか、申し訳なさそうに眉を下げた。
「以前に遭遇した個体はおしゃべりで、堂々としていました。それほど僕たちの襲撃が予想外だったのでしょうか。先ほどはずいぶんと動き辛そうにしていましたが……?」
 少々罪悪感が湧いているらしい。レディが寛いでいる所をお邪魔した、と。
「いえいえ、勲さん。計略の成功を喜びましょうよ」
 左手で敵を指さす、樫谷・都黒(臥し者は独り路に・g00233)。
「ほら、淑女もなにか面白そうなものを準備しているようですから」
 指摘のとおり、巨大海戦装の腹部から、もっと小型のクジラがいくつも分離して、護衛役を補いはじめる。クリシュナ・ヴォルフィード(ふんわりがんらんさー・g03989)は両手を握りしめた。
「ちいさい子が、がんばってるね。……私もお手伝い、がんばるの」
 ドラゴニアンの翼を広げる。
 水中だが、残留効果を借りることで飛ぶように泳げた。
 八雲・譲二(武闘派カフェマスター・g08603)が、厨房でやるように匂いを嗅ぎ、唇を舐める。
「おい、なんか海が濁ってきてないか……?」
「譲二さん、美味しくないものが広がってるね。白く溶かしてるんだ」
 口を尖らせるジェスチャーをしながら、陽月・空(陽はまた昇る・g00855)も指摘する。先程まで呼び掛けたり、動きをはかったりしていた対象、シェードレディの姿も、巨大な海戦装も、そして小型クジラ型の陣形までもが、ぼんやりしてきた。
 勲には心当たりがある。
「燐寧さん、僕は海上でしか見たことがありませんが、霧の発生能力を水中で使われたんじゃないですか?」
「うん。霧だねぇこれは」
「何か聞こえるよ!」
 クリシュナがはっきりとした口調で言った。
「ソナーかなにかの探知音かな?」
「なるほど、霧を溶かして水を白く濁らせ、相手の視界を塞いでおいてから自分はソナーで位置を察知する、よくできてますね」
 感心する都黒と、水の不味さが我慢ならない空。
 譲二は落ち着いていて、掌で周囲をかるくかき混ぜる。
「燐寧か、勲。対策はあるんだろ」
「いちおうねぇ。『完全視界』を活性化するから、みんな使ってぇ」
「僕もそうさせてもらいます。ジェネラル級冥海機やマッカーサーのような指揮官を失って隙が出来たとは言え、目の前の相手はアヴァタール級。都黒さんの言うとおり、敵に詫びている場合ではありませんでした。海から冥海機の脅威を遠ざけ、作戦を成功させましょう」
 気を引き締め直し、勲は海の濁りを見通す。
 敵の顔のある方向へと、燐寧は挑発した。
「そんじゃー今度は、きみ自身にあたし達の暴れっぷりを堪能してもらおっか」
「私から、行くよ!」
 翼をヒレのように使い、クリシュナが突撃する。
「――天に轟け、白銀の軌跡、光と共に―竜を裂け! 『白銀の竜翼(バハムート・ティア)』!」
 さらに、翼端に練り上げた気を纏わせ、輝く双刃と成した。
 マッコウクジラ型海戦装からは、出力をあげた音波攻撃が発せられる。クリシュナの泳ぎは閃光のようで、音を置き去りにした。
 金剛竜の鱗さえも斬断する刃が、クジラの腹に命中する。
 たちどころに沈没するほどではないが、大きな裂け目ができて、泡がもれだす。そこは、小型クジラ海戦装を懸架していた部位だった。
「わたしも、興味深いものをお披露目します」
 都黒は謡うように詠唱する。
「『五本杉ぐるりと回って 四辻を抜けて 三本橋を渡った先の 二重鳥居の向こう側 独り座するは金色眼の『御前様』』」
 従神となった古道具の群れが召喚されてきた。
 小型クジラの一斉砲撃を、『塵塚拾遺集《御前様参拝謡》(チリヅカシュウイシュウ・ゴゼンサマサンパイウタイ)』が防御する。
 古道具は、個別に海中を進み、小型海戦装を破壊してまわった。
 残った機体も惑わされ、指揮官の命令どおりの陣が組めないようだ。
「この隙に通らせてもらいます!」
 『氷盾』で砲撃を防ぎながら、勲は小型クジラの群れを突破した。
「あれだけ大きな海戦装で動き回られると厄介そうですね!」
 パラドクス『わだつみの錨鎖』で鎖を具現化し、『シェードレディ』本体が乗る海戦装へと捕縛を試みた。
 鎖は複数を用意できる。いっぽうを海戦装に掛け、もういっぽうを海底に打ち込んだ。
 霧の意味は弱まっているが、ここに敵を固定できれば、なお味方の集中攻撃が当たりやすくなる。勲は錨のひとつに取り付いて、マッコウクジラ型の腹を見上げた。
 さきに、クリシュナがつけた傷が見え隠れしている。
 譲二からも、戦況はよくわかった。
「悪いな、お前のために淹れてやるコーヒーはねぇわ」
 拘束に苦しみ、周囲を見回しているシェードレディへと、一方的に通告する。
「『光輪ラテアート(エンジェル・ラテライト)』!」
 琥珀色の瞳が輝く。
 状況を看破したうえで、ラテアートのリーフ型の魔法陣を、マッコウクジラの周囲に配した。そこからティースプーン型の光弾を撃ちだす。
 もっと後方から、空の援護のパラドクスが届いた。
 霧を透かしみる戦法は有効だ。
「……行ってきて」
 氷でできた白と黒の猫型式神をいっぱい召喚する。
 『猫猫厄廻(ネコネコヤクマワリ)』により、白猫は氷結、黒猫は毒爪を使い、海戦装の底面を破壊した。鎖で逃げられず、スプーン光弾も穴のあいた部分からさらに内部を抉る。
「あたしのチェーンソーは、どんなに硬い壁だってぶち抜くよぉ!」
 『DCブラスター』先端部のダブルチェーンソーを前方に突き出しながら、燐寧が迫る。
 砲撃をかいくぐり、クジラ型の上部に出た。
「『屠竜技:裂傷徹し斬り(スレイヤーアーツ・グリーバスウーンド)』!」
 鋭い鋸刃を海戦装の装甲の継ぎ目に差し込む。
 ソーチェーンの回転でガリガリと削り取って切り開く。
 装甲板を外されて露出した内部構造に更にチェーンソーを突き立て、完膚なきまでにブッ壊した。
「どんなデカブツだって、バラバラのズタズタにしちゃうからねぇ!」
 椅子は元の位置にあるが、アヴァタール級『シェードレディ』は、ひじ掛けにしがみついているだけだった。
 燐寧は横斬りで、椅子ごとトドメをさす。
「マッコウクジラの解体ショー、一丁あがりっ!」
「美味しい?」
 空が聞くので、譲二は肩をすくめた。
「へんなもの口に入れずに帰ろう。今夜の飯はきっと美味い」
 濁った海水は、もともとの透明度にもどってくる。クリシュナは周囲を見渡す。
「お手伝い……役に立った……?」
「はい。ありがとうございました」
 勲は最初の突撃の礼を言い、都黒が小型クジラ型の残骸を拾っているところを目にとめた。
「何か異常がありましたか?」
「いえいえ、ただの趣味。さ、次の攻略に移りましょう」
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【迷宮化】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【命中アップ】LV3が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2026年07月25日