モンゴル国境安定化作戦

 ハマル=ダバン戦線の勝利により、融合世界戦アルタン・ウルクの中枢と想定される、モンゴルに向かう準備が整いました。
 早速ハマル=ダバンに設置されていた、クロノ・オブジェクト『ゴルディアスの結び目』をモンゴル国境へ運び込み、カラコルム攻略の拠点とする作戦が行われようとしています。
『ゴルディアスの結び目』があれば、拠点の安全確保は容易になります。
 とはいえ、拠点の周囲を敵に包囲されれば、簡単に孤立化してしまうでしょう。
 これを避ける為、拠点後方の安全を確保すべく、ハマル=ダバンから新たなモンゴル国境前線拠点にかけての地域の、アルタン・ウルク残党を掃討する作戦も立案されています。
『ゴルディアスの結び目』の設置に加え、後方の安全を確保できれば、少数精鋭の偵察作戦だけでなく、モンゴル地域に対する大規模な攻略作戦も実行可能になるでしょう。

!特殊ルール!
・この事件には、タイトルに【チケット優先】がつくシナリオがあります。
 それらのシナリオは、トレインチケットによる参加者を優先的に採用するシナリオとなります(通常参加者を採用する場合もあります)。

【チケット優先】ハマル=ダバン撤退追撃戦(作者 柊透胡
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#融合世界戦アルタン・ウルク  #モンゴル国境安定化作戦  #モンゴル  #ハマル=ダバン戦線 


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「【戴冠戦線】ハマル=ダバン戦線に勝利の結果、『融合世界戦アルタン・ウルク』の中枢と目される、モンゴル方面への進出が可能となった」
 新宿駅グランドターミナル――プラットホームに出現したパラドクストレインの傍らに佇むのは、扶桑・深汐(竜操提督・g09817)。凛然とした面持ちで、集まったディアボロス達を見回す。
「攻略旅団の方針としては、モンゴル国境を越えて『カラコルム』を目指す事になっている。だが、敵中に孤立した状況では、大規模な戦いに耐えられない可能性が高い」
 『ゴルディアスの結び目』を活用すれば、拠点が陥落する事は無い。それでも、完全に包囲されては、敵中に孤立する事態に陥ってしまう。
「この問題を打開するべく、ハマル=ダバンからモンゴル国境周辺に掛けて、残存するアルタン・ウルク戦力を駆逐、国境地域の安定化を図る提案がされた」
 本作戦を完遂出来れば、後顧の憂いなく、カラコルムを目指す大規模作戦の実行が可能となるだろう。
「是非、成功させて欲しい」

 今回の作戦では、『ハマル=ダバン戦線から撤退する敵の大群のアルタン・ウルクや大型のアルタン・ウルク』、或いは『遅れてハマル=ダバンに移動して来たアルタン・ウルクの群れ』を殲滅する戦いとなる。
「ハマル=ダバンを制圧した事で、高所から敵の動きを確認出来るようになった。発見次第、撃破して欲しい」
 尚、本件の敵は前者に当たり、大型の『アルタン・ウルク復讐形態』1体に率いられた『アルタン・ウルク』の大群を追撃する事になるだろう。

「過去の時代のアルタン・ウルクの情報によれば、『カラコルム』に断片の王がいた……らしい」
 ならば、『現代』のアルタン・ウルクに断片の王がいるか否か、いるとすれば何処にいるのか? 更なる疑問が生じるが、今の所は不明である。
「モンゴル地域がアルタン・ウルクの中枢であるのは、まず間違いないだろうな」
 疑問の解消、引いては来るべき奪還戦に向けて、今は足場固めが最優先だろう――ディアボロスの健闘を祈る。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【腐食】
1
周囲が腐食の霧に包まれる。霧はディアボロスが指定した「効果LV×10kg」の物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)だけを急激に腐食させていく。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【落下耐性】
1
周囲のディアボロスと、「効果LV×300m半径内」の通常の生物に、どんな高所から落下しても、落下時の衝撃を2mの高さから落下した程度に軽減する能力を与える。
【通信障害】
2
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【猫変身】
1
周囲が、ディアボロスが猫に変身できる世界に変わる。変身した猫は最大「効果LV×10m」の高さまで跳躍できるが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV2 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ダブル】LV1

●マスターより

柊透胡
 こんにちは、柊透胡です。
 今回は、モンゴル国境安定化作戦のパラドクストレインに、時先案内人扶桑・深汐がご案内致します。
 戦場は、ハマル=ダバン-モンゴル国境間の荒野。大型の『アルタン・ウルク復讐形態』1体に率いられた『アルタン・ウルク』の大群が、ハマル=ダバン戦線から撤退しようとしています。
 『アルタン・ウルク復讐形態』は『復讐』の感情により人型をとった形態です。翼を具えますが、率いているのが通常形態ですので、何れも地上戦となります。
 後方の安全を確保すれば、少数精鋭の偵察作戦だけでなく、モンゴル地域に対する大規模な攻略作戦も実行可能になるでしょう。頑張って下さいね!

 !特殊ルール!
 この事件は、【チケット優先】シナリオです。
 トレインチケットによる参加者を優先的に採用するシナリオとなりますが、通常参加者のプレイングを採用する場合もあります。

 それでは、皆さんの熱いプレイングをお待ちしております。
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


ラズロル・ロンド
アドリブ歓迎
パル君(g10813)と連携

ここにいるアルタン達はハマル=ダバンから撤退命令を受けた者か、遅れて向かう者達なんだろうね
まだディアボロスの動きには対応しきれていない様子に見える
この状態がいつまでも続くとは思わないけど…
後方の憂いは断っておきたい
出来る限り数を減らしておこう

融合世界戦の地形色に合わせた迷彩服を着て潜伏
双眼鏡で高所からアルタン達の動きを観察し、狙う個体に目星を付けよう
こちらの動きを伝達されないよう【通信障害】を使う

地形を利用して回り込み
射程に入った所で奇襲を仕掛ける

東南の風を使い
吹き荒れる風に火矢を混ぜ込み降り注がせる
反撃の光線は横跳びで回避するか
魔力障壁で致命傷を抑え耐え忍ぶ

パル君の足止めに合わせ風を操り
倒せそうな敵から着実に数を減らしていこう
囲まれないよう位置を変えながら、連携で息を合わせ効率よく倒していく事を意識

断片の王が居るとすれば…やっぱり大きさなのかな…
大型が群れを束ねる可能性もある
その動きにも警戒しつつ
手足となる大群アルタンを削って行こう


パルトロメウ・ローレン
アドリブ歓迎
ラズお兄ちゃん(g01587)と連携

ラズお兄ちゃんの言葉を聞き、アルタン達の動きを改めて観察するのです。
確かに、まだディアボロスへの対応が追いついていない様子なのです。
ならば今のうちに、少しでも数を減らしておきたいのです。

融合世界戦の地形色に馴染む迷彩マントを羽織り、アストロシューターを覗き込むのです。
敵の隊列と動線を観測し、ラズお兄ちゃんが奇襲を仕掛けやすい位置を探すのです。

ラズお兄ちゃんが攻撃に入る瞬間に合わせ、【冬将軍結界】を展開するのです。
冷気の結界でアルタンを一瞬でも内部に収め、踏み込みと動きを鈍らせるのです。
完全に止められなくても、流れを崩せれば十分なのです。

放たれる光線は転がるように回避するか、魔力障壁で受け流しつつ位置を変えるのです。
同じ場所には留まらず、ラズお兄ちゃんの攻撃が通る形へ押しやるのです。

怖いですが……。
仲間と連携して、群れの数を確実に減らしていくのです。
地道な作戦ですが、必ず実を結ぶ時が来るはずなのです。
その為にもがんばるのです。


 ハマル=ダバン-モンゴル国境間の荒野――あたかも、黒々と荒れ果てた大地自体がうねるかのように、或いは、波立つかのように。
 シュゴォォ、シュゴォォ――。
 アルタン・ウルクの大群が、移動している。
「ここにいるアルタン達は、ハマル=ダバンから撤退命令を受けた群れなんだろうね」
 遠目から双眼鏡越しに監視しながら、ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)が呟けば、パルトロメウ・ローレン(星巡り・g10813)はエピメリス・ダイレクターを手に、翠眼を眇める。
 セイレーンの少年の占星盤式コンパスは、方角と運命を指し示す。確かに、アルタン・ウルクの大群は、ハマル=ダバンを背にモンゴル国境を目指している。
「まだ、こっちの動きには対応しきれていないように見えるな」
「そうですね……今のうちに、少しでも数を減らしておきたいのです」
「うん。この状態がいつまでも続くとは思わないけど……後方の憂いは、断っておきたい」
 決断すれば、急ぎ行動を起こすべく、2人はより仔細に大群を動きを観察する。敵の隊列と動線を観測し、奇襲を仕掛け易い箇所を探すのだ。
「先頭の大型アルタン・ウルクは、復讐形態か……両方相手にするのは、御免被りたいね」
「でしたら……パルは、後方の側面から仕掛けるのです?」
 パルトロメウの提案に、ラズロルも否やは無い。アルタン・ウルクの背後を突く形で攻め上り、すり潰しながら先頭に迫れば、一石二鳥となるだろう。
 見渡す限り、他の群れの影は認められなかったが、念の為、残留効果【通信障害】を展開するラズロル。アルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達を阻害した上で、地形を利用して回り込む。
 奇襲のチャンスは初撃のみ――狙い澄まし、風を巻き起こすや、何処からともなく無数の火矢がアルタン・ウルクへ降り注ぐとほぼ同時。
 ――――!!
 別の方向から、極寒のシベリアを思わせる雪嵐が吹き荒ぶ。ラズロルの東風の風から間髪入れず、パルトロメウが冬将軍結界を巡らせたのだ。
 シュゴォォォッ!
(「う、こ、怖いのです……」)
 パラドクスを浴びせられ、怒れるアルタン・ウルクの咆哮に、少年が身を竦めるのも束の間。
「パル達で、群れの数を確実に減らしていくのです!」
 ラズロルが操る風に合わせて、パルトロメウも更に雪嵐の結界を展開する。冷気の結界にアルタン・ウルクを閉じ込め、その踏み込みと動きを鈍らせさえすれば、ラズロルの火矢が斃してくれる筈!!
(「地道な作戦ですが……必ず実を結ぶ時が来るはずなのです。がんばるのです」)
 シュゴォォォッ!
アルタン・ウルクの赫眼閃光が、それぞれに放たれるも、2人は一箇所に留まる事なく動き続けて凌いでいく。
(「この先に断片の王が居るとすれば……やっぱり大きいのかな……」)
 ディアボロスの襲撃は、既に先頭の復讐形態も認知する所であろうが、数という厚い壁に阻まれて、まだこちらに来られずにいるのは幸いだろう。
 それでも、大型の復讐形態が群れを束ね直す可能性はある。
 その動きに警戒しつつも、そもそも手足となるアルタン・ウルクの大群を削り切ってしまえば、根本的な脅威も失せるのだ。
 圧倒的な物量に対して包囲されないよう注意しながら、ラズロルとパルトロメウは、互いの挙動を確認し合い、息を合わせてパラドクスを畳み掛けていった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!

トライガン・ラヴクラフテラ (トレインチケット)



白臼・早苗 (トレインチケット)



 シュゴォォ、シュゴォォ――!!
 アルタン・ウルクの咆哮は幾重にも重なり合い、荒野に響き渡る。
「うわぁ、怒ってる怒ってる」
 茶化すように笑みを浮かべ、トライガン・ラヴクラフテラ(愛奏でる星迷いの音楽家・g01719)が肩を竦める一方で、白臼・早苗(深潭のアムネジェ・g00188)はいっそ落ち着き払っている。
「大丈夫、既に罠にかかってるよ」
 其れは、蝕む毒蝶の鱗の如く――戦場に駆け付けてから、早苗は意図的に薄めたサキュバスミストを展開していた。
 シュ、シュゴォォ――。
 魅了の魔力を宿したパラドクスは、アルタン・ウルクの精神すらも侵蝕する。果たして、じわじわと影響を強める早苗のサキュバスミストは、確かにアルタン・ウルクの動きを鈍らせている。
 ――――!!
 反撃の閃光が奔るも、目に見えてきた成果に、早苗は薄笑みすら浮かべている。
 そして、陥れられた敵を座視する程、トライガンもお人よしではない。
「星辰粒子体展開、疑似γ線、仮想大恒星……創成収縮融合装填(全部フュージョン)! 炎産霊、我が手に星炉火を焚くがいい」
 青年が全身から放出した、緑に輝く光粒子と魔力を炎に変換。周囲に広がる魔炎を術式が描かれた掌に圧縮、煌々と輝く超高温の火球を生成する。
「いざ仰げ、遍く闇を焼く殲滅光解放(ガンマレイバースト)を!」
 アルタン・ウルクに流星の如く急接近し、勢いのまま火球を飛ばす。
「行くぞ、忌々しきアルタン・ウルク。地獄の三丁目まで……討滅タイムだァ!」
 トライガンの火球は、急速な膨張後、超高圧の放射性プラズマを伴う大爆発を発生する。
 ――――!!
「おおっと!?」
 虚空より出現した巨大な牙の群れを、おどけた仕草で躱すトライガン。ちょっと齧られたが、敵の2体は灰燼に帰した。
「戦う以上は……、容赦しないよ!」
 後は、ルーチンワーク。早苗の『罠』に掛ったアルタン・ウルクの片っ端から、トライガンの「超小仮想放射性崩壊式:極超新星滅却」で燃やし尽くしていけば良い。
 フクシュウゥゥ!
 その独特な叫びが聞こえる頃には、荒野を埋め尽くさんばかりであったアルタン・ウルクの大群を、寡兵のディアボロスの手で残らず斃し尽くしていた。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【落下耐性】LV1が発生!
【通信障害】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【リザレクション】LV1が発生!

ラズロル・ロンド
アドリブ連携歓迎
パル君(g10813)と連携

よし、残るは大型の復讐形態
1体といえど、その分大きく力も強い
ここを倒して後方の憂いは断っておこう

パル君と左右に別れ、挟む形で攻撃を開始
フクシュゥゥと響く声に怯むことなく、攻撃を重ねていけば必ず倒せる相手だ
大丈夫、行くよ!
鼓舞するようにパル君の背を軽く叩き、互いに散開

アスファヤヌカトゥを使い
風を読み、流れを読み、導かれるように収束する風の道筋を辿る
極限まで圧縮した風の力を一点へと狙い定め、敵の弱点へ穿つ一撃を放とう

反撃の疑似爆炎魔法は
触手魔法陣が構築される間に横跳びに避けるか、魔力障壁を構え爆炎魔法を出来るだけ遮ろう

大型の巨体は動きも大きい
だからこそ踏み込みと離脱を繰り返し、攻撃の軌道を読みながら攪乱
無理に押し切る必要はない。体勢を崩し、確実に削る事を目的に攻防を続けよう

さぁ、パル君
この隙、任せたよ!


パルトロメウ・ローレン
アドリブ連携歓迎。
ラズお兄ちゃん(g01587)と連携なのです。

敵は大型の復讐形態。
他のアルタンとは違う、独特な声なのです……。
思わず身体が震えてしまいますが。
それでも。

はい、パルは負けないのです。

ラズお兄ちゃんが動きを崩してくれるなら。
パルはその隙を逃さないのです。
《スターダストミサイル》を展開するのです。
星屑の如き輝きを放つ魔力弾を、雨霰と敵へ降り注がせるのです。

ラズお兄ちゃんが作った隙へ狙いを定め。
確実に攻撃を叩き込むのです。
大型の攻撃はとても強力なのです。
だから正面から受けるのではなく、動きをよく見て回避を優先するのです。
触手が魔法陣に変わっていくなら、直ぐにでも横に転がりこみ、爆炎を避けるのです。
避け切れない場合は、身を低くし魔力障壁で遮るのですぅ。

ラズお兄ちゃん。
次の一撃パルに任せるのです。


 残るは、大群を率いていた大型のアルタン・ウルク復讐形態。
 数こそ1体ながら、その分、強そうだ。
 フクシュウゥゥ!
(「他のアルタンとは違う、ど、独特な声なのです……」)
 怨みがましい咆哮に、パルトロメウ・ローレン(星巡り・g10813)は思わず身を震わせる。
「よし、ここで倒して、後方の憂いは断っておこう」
 一方、復讐形態は勿論、大型のアルタン・ウルクとの戦闘経験も豊富なラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)が即断すれば、パルトロメウもこっくり頷く。
「はい、パルは負けないのです」
「攻撃を重ねていけば、必ず倒せる相手だ……大丈夫、行くよ!」
 鼓舞するようにパルトロメウの背中を軽く叩き、身を翻すラズロル。少年も青年に背を向けて――2人のディアボロスは、左右から挟撃する態勢で散開する。
 風は収束し鋭く穿つ刃となる――アスファ ヤヌカトゥ
 風塵魔術師の面目躍如、風を読み流れを読むラズロル。導かれるように収束する風の流れは、敵の弱点へと収束される。狙い澄まし、極限まで圧縮した風の力を放てば、どんな物も穿ち切り裂く一刃となる。
「パル君!」
「ラズお兄ちゃん!」
 すかさず、パルトロメウはスターダストミサイルを展開。星屑の如き美しい輝きが、魔力弾が雨霰と降り注ぐ。
 フクシュウゥゥ!
 憤激の咆哮が轟くや、アルタン・ウルクの全身が捻じれ、或いは解けた触手が魔方陣を構築。
 ――――!!
 爆ぜるように迸る爆炎魔法とてパラドクス。逆説連鎖戦の反撃は、避けようとしてそう簡単に躱せるものではない。魔力障壁越しにも容赦ない灼熱の業火を、身を屈めて耐える2人。
「次の一撃、パルに任せるのです!」
 それでも、声を張る少年の勇姿が頼もしい。微かに唇を緩め、青年は敵の動向を探る。
(「無理に押し切る必要はない。兎に角、体勢を崩させて、確実に削る……!」)
「次の隙、任せたよ!」
 ラズロルのタイミングと精確に合わせ、パルトロメウは渾身のパラドクスを、復讐叫ぶ大型アルタン・ウルクへ叩き込む。
 フクシュウゥゥ!
 咆哮を聞くより速く、横跳びするラズロル。横転するパルトロメウのスレスレを業火の朱線が斬り裂いていく。
「やったっ!」
 大型アルタン・ウルクの火力は、最初に身を以て味わった。だから、正面から受けるのではなく、動きをよく見て爆炎の直撃を回避出来た事に、パルトロメウは思わず快哉の声を上げる。
「まだまだ! 次が来る!」
 鋭い注意喚起にハッと構え直す小柄を遠目に、ラズロルは紫の双眸を細める。
 アルタン・ウルクの巨体は、その動きも大きい。
 反撃の終を見切り、或いは攻撃の軌道を読み、ラズロルは退かれれば踏み込み、迫られれば離脱を繰り返す。
 互いのパラドクスを合図に、一気呵成に攻めれば、アルタン・ウルクの触手を風の刃が切り飛ばし、その間隙を魔法弾がより深きを穿つ。
 時に爆炎に炙られながらも、着実に、その黒き巨躯を削り続けていった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【完全視界】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!

陳・桂菓 (トレインチケット)



 フクシュウゥゥ!
 吼える大型アルタン・ウルクの真正面に、威風凜然と佇む影が1つ。その手に握るのは、冠頭に槍の穂を具えた蚩尤旗矛――風に煽られ、真紅が大いに翻る。
「この私を恐れるか!? さにあらずんば、掛かってこい!」
 大音声で呼び掛ける陳・桂菓(如蚩尤・g02534)。正々堂々たる一騎打ちを挑まんと。
 フクシュウゥゥ!
 アルタン・ウルクが応じたのは、パラドクスの成せる業か。腕を構成する触手がグニリと伸びるや、禍々しき爪が桂菓を貫かんと唸りを上げる。
 ガキィッ!
 しなる軌道を下から絡め捕るように、蚩尤旗矛を振り上げ、振り下ろす。矛の一閃が巨躯を斬る。
「……っ」
 直撃の軌道を逸らしこそすれ、掠めたアルタン・ウルクの爪が、桂菓の肩を裂く。だが、武人たる彼女の表情は沈着を崩さない。
 大敵と見て恐れず、小敵と見て侮らず――その信条を旨に、桂菓はアルタン・ウルク復讐形態と大立ち回りを繰り広げる。
 常は、最短最速の技を以て斬り捨てる戦法を主としているが、大型アルタン・ウルク相手に、単身でそれが叶うとは考えていない。
 なればこその、一騎打ちだ。戦旗を翻す得物で戦うのも、敵の注意を引き、味方を鼓舞する為。
「残念だったな。この戦場に私がいる以上、勝手はさせん!」
 多を以て強敵を討ち果たす。それこそがディアボロスの真骨頂であれば、桂菓が大型アルタン・ウルクの矢面に立ち続ける間に――引導渡すべし。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【託されし願い】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!

セレスティン・ウィンディア (トレインチケット)



二宮・緋々 (トレインチケット)



「へぇ……あいつを殺せば幾らになんだろ」
 不敵に、赤い瞳を眇める二宮・緋々(Force・g10327)。赤い猫尻尾がゆうらり動く。
「私は、解体できればそれでいいんだけど……えーっと」
「普通に『ビビ』って呼んで。おっけ?」
「お、おっけー」
 初見で読める人に会った事のない本名に触れて欲しくないのは小さな秘密。先回りした緋々の言葉に、セレスティン・ウィンディア(蒼穹のステラ・g06011)は、小首を傾げながらも頷き返す。
 フクシュウゥゥ!
 大型アルタン・ウルクの咆哮が轟く。今も、歴戦のディアボロス達が戦っているが、単身で大群を率いる大型アルタン・ウルクの強さは、相当なもの。
「前方と左右……だったら、オレ達は、空いてる所から攻めればいいよね」
 つまりは、敵の背後を突く。
「綺麗事だけじゃ回らないだろ?」
 クールな言葉に肩を竦めて応じたセレスティンにも、否やは無い。
 無言で身構える2人。戦闘に介入するタイミングを慎重に計る。
 フクシュウゥゥ!
 三方からの攻撃で、大型アルタン・ウルクが仰け反った瞬間。先んじて飛び出したのは、セレスティン。
「この衝撃、私の毒、思いっきり浴びせてあげるわ!」
 取り込んだアークデーモンの力で膂力を増した両腕が振り被るのは、魔晶のトリカブト――アークデーモンの骨を組み込んだ大型の剣だ。
 ――――!!
 得物を叩きつけると同時、刃に仕込まれた神経毒が毒ガスとなってばら撒かれる。
 フクシュウゥゥ!
 痛みを覚えたか、憤激の声を上げたアルタン・ウルクより、迸る反撃の疑似爆炎魔法がセレスティンの肌を炙る。
「この程度、平気なんだから!」
 火傷の痛みをおくびにも出さず、強がりを叫んだセレスティンが再び大きく剣を振り上げた瞬間。
「ビビさん、今よ!」
「はいはい……猫は爪を立てる、てね」
 セレスティンと入れ違い、身を屈めた低い体勢で緋々が飛び掛る。その両手の指先には、鋭利な鉤爪状のオーラ。
 ――――!!
 赤き光刃と交錯して、緋々のソニッククローが禍々しき触手を切り刻む。
 フ、フクシュウゥゥ……。
 更なる四方からのパラドクスの集中砲火に、とうとう大型アルタン・ウルクは、その呈を崩す。
 忽ち、グジュグジュと溶け崩れ、荒地に吸い込まれるように消えていった。

 ――モンゴル国境が安定するまで、もう一息。後方の安全確保が叶えば、モンゴル地域の大規模な攻略作戦も可能となるだろう。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【腐食】LV1が発生!
【猫変身】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ダブル】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2026年03月29日