【天正大戦国奪還戦】③本多忠勝
このシナリオは【天正大戦国奪還戦】に関連する特別シナリオです。
天正大戦国の断片の王『戦国覇王徳川家康』は、日光東照宮に戦力を集結、難攻不落の拠点化した上で、TOKYOエゼキエル戦争の技術で強化した『安土城』の力も加えて、絶対不落を達成し、《戴冠の戦》での敗北を避ける事を企図していたようです。
敗北しなければ、いつか勝利の機会が来る……という、史実の徳川家康らしい作戦ではありますが、その目論見を座して待つ必要はありません。
天正大戦国の過半を制し、暗黒世界蝦夷共和国や空想科学コーサノストラの横槍も防いだ、ディアボロスの力でもって、徳川家康を撃破し、日本全土の奪還を成し遂げましょう。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は【③本多忠勝】の軍勢です。
本多忠勝は、戦国最強とも称される武将で、徳川家康直属のジェネラル級で最強の戦闘力を誇っています。
家康への忠誠心も高く、配下の軍勢も精強であり、最後の一兵まで戦い続けるでしょう。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「③本多忠勝」の敵残存率を低下させます。
【天正大戦国奪還戦】本多の姓を名乗る者(作者 北瀬沙希)
#天正大戦国
#【天正大戦国奪還戦】③本多忠勝
#天正大戦国奪還戦
#ファーストアタック
⊕
タグの編集
現在は作者のみ編集可能です。
🔒公式タグは編集できません。
|
|
🔒
#天正大戦国
|
|
🔒
#【天正大戦国奪還戦】③本多忠勝
|
|
🔒
#天正大戦国奪還戦
|
|
🔒
#ファーストアタック
|
●天正大戦国:下野国――日光東照宮
「時は来た。愚かなディアボロスが、日光東照宮に攻め寄せて来るだろう」
陽明門突破の一報を聞き集結した、精強な配下のトループス級に向け、ジェネラル級天魔武者『本多忠勝』は檄を飛ばす。
「だが、それは全て、家康様の策略によるものだ。敵を、この日光東照宮に誘き寄せて、壊滅させる。それこそが、家康様の策であるのだ」
断片の王『戦国覇王徳川家康』から受けた説明をそのまま配下たちに伝えた後、本多忠勝はあえて得物ではなく拳を突き上げ、配下たちを鼓舞した。
「ディアボロスは、自分達が有利であると信じて攻め入って来るだろうが、恐れる事は無い。この本多忠勝と断片の王『戦国覇王徳川家康』様を信じて、戦うのだ!」
「おおおおおっ!!」
本多忠勝に鼓舞された配下たちが、同じ様に声をあげながら拳を突き上げる。
その中に、断片の王の説明を本当だと信じる本多忠勝の言葉を疑う者は、誰ひとりとして存在しなかった――。
●新宿駅グランドターミナル
「山陰山陽の尼子勢力、九州の龍造寺勢力を一掃した事で、遂に【天正大戦国奪還戦】を挑む事が可能になりました」
集まったディアボロス達を前に、時先案内人潮矢・鋼四郎(零式英霊機のボトムマリナー・g09813)は静かに説明を始める。
「徳川家康は、残る天正大戦国の戦力を日光東照宮に集結させ、防御を固めているようですが、攻略旅団の戦略により、暗黒世界蝦夷共和国や空想科学コーサノストラの介入を断っている為、優位に戦いを進める事が可能となっています」
もちろん、天魔武者も、富士山の大噴火砲によって新宿島を直接攻撃するなど、反撃の秘策を持っているため、富士山に攻め込んでくる軍勢の対処も必要となるが、まずは日光東照宮の護りも確りと打ち崩さねばならないだろう。
「この奪還戦に勝利すれば、北海道以外の日本全土を最終人類史に奪還する事が可能になります。まずはファーストアタックで敵戦力を漸減させ、奪還戦の優位を確実な物としてください」
そう告げる鋼四郎に、ディアボロス達は其々の想いを胸に頷いた。
「天正大戦国の攻略は、『令制国の境界』という障害により、長期にわたっておりましたが、遂に奪還戦を挑むまで追い詰める事ができました」
TOKYOエゼキエル戦争残党の拠点となっている『安土城』については、攻略旅団から破壊せずに奪取するという作戦が提案されているが、『安土城』を徳川家康に利用されてしまうと奪還戦に完勝する事が出来なくなるため、奪取するか否かも含めて戦略的に考える必要があるだろう。
さらに今回は、ディアボロスに同盟を申し込んで来ている、近江国の『明智光秀』勢力をどう扱うかなども考えねばならない。
「いろいろ検討する事項が多い奪還戦となりますが、今後の戦略の幅を広げる為にも、ファーストアタックの先制攻撃で、可能な限り敵戦力を削っておきたいところです」
それでは、よろしくお願いしますと頭を下げる鋼四郎に見送られながら。
ディアボロス達はパラドクストレインに乗り、天正大戦国の日光東照宮に向かった。
リプレイ
イシュア・アルミゴス
順調に削れて行ってるね。この調子でいけばさっさと突破できそうだ。
戦争は戦う前から始まってる、ってね。敵の手足は容赦なくもいで行っちゃおう
セルケトアイで孤立している部隊を確認。さっさと片づけちゃおうか。
パラドクス発動しセルケトテイルを大きく振るい、複数の雷球を出現させる。
雷球を槍で突いてビリヤードのように弾き、孤立した部隊に向けて連続で叩き込む。
地形を利用して雷球を反射させ、あらゆる角度から敵を攻撃する。
電撃で痺れさせ、複数の敵をまとめて一気に殲滅させよう。
反撃で霧をスクリーンにして幻影を映し出してきても、セルケトアイで本体を見抜いて
幻影に惑わされず、確実に槍でガードしつつアヌビスの守護で被害を軽減しながら、
適度に反撃しつつ後退していこう。
おいおいもしかして戦国最強なのは本多忠勝だけかい?
軍隊はそこまでじゃないか。次はもっと本気でこないと、最強の名も廃るよ?
三間・勲
(連携アドリブ歓迎)
皆さんの日頃の努力の積み重ねから、陽明門をはじめ各地の決戦を乗り越えて掴んだ奪還戦の好機です
こちらの戦場は奪還戦当日の序盤の動きに関わるでしょうから、しっかりと戦力を減らしておきたい所ですね
序盤から有名な武将の名を冠する敵の部隊と当たると思うと一層身が引き締まる思いです
引き際も意識しつつ周囲の味方と足並みを揃えて行動して目的の達成を目指します
相手が忍者なら、忍ばれる前に先手を打ってしまいましょうっ
味方と狙う敵の範囲を合わせ、僕はパラドクスでクラゲ型爆雷を飛ばして外周からの包囲を試みます
複数の爆雷を連鎖的に〈爆破〉させて敵の移動を制限
味方の攻撃がより効果的に当たるように、敵の逃げ場を奪います
煙幕に対しては戦闘用ゴーグルで目を守りつつ姿勢は低く「氷盾」を構え
加えて【ガードアップ】で斬り付け攻撃の威力を少しでも和らげます
再度行動する際はクラゲさんの群れを並べた〈結界術〉で守りの陣形をとり態勢を立て直します
適宜対応しつつ後退しながら戦場を離れましょう
八雲・譲二
※アドリブ連携歓迎
いよいよ天正大戦国との奪還戦か。ついに日本の大地が戻ってくると思うと感慨深い
確実な日本奪還のためにも、今のうちに倒せる相手は倒し尽くす!
同じ現場を選んだ仲間達と連携し、敵陣に突撃
引き撃ち気味にて光輪を投擲。少しでも多くの敵を削る事をこの場では優先していこう
仲間の邪魔にならないよう立ち回りつつ、孤立しないようにも注意する
敵の反撃技で霧が出てきたら落ち着いて対処だ
こういう時はな、どこから攻め込まれてもいいように仲間がいる以外の全方向に光輪ブン投げるんだよ(脳筋
万一斬り付けられたら【ガードアップ】も活用しつつ、ボディアーマーを貫通する前に大包丁で受け流そう。ここで大怪我するわけにはいかない
あ、【完全視界】ある?今気付いたわ。ありがとな
さて、ファーストアタックではジェネラル級の出現にも注意しないとな
マジで来ちまった場合は仲間を連れて即撤退できるよう常に気は張っておく
ジェネラル級が出なくても、ある程度減らして潮時を感じたら仲間達に合図して撤退開始だ
まだまだ本番はこれからだからな!
霧宮・悠希
──狩りの時間だ。
天正大戦国奪還戦。これに勝てれば、北海道以外の日本を奪い返せる。
きっと、“すべて”を奪い返せる。
邪魔するやつらは、少しずつでも狩っておこう。
本多忠勝配下、伊賀忍者の部隊へと攻撃をかける。
忍術とか搦手とか、そういうのの相手は得意じゃないが……
周囲を「観察」、「情報収集」しながら進むことで不意打ちを受けるのを防ぎつつ。
いざ接敵して敵が目くらましを仕掛けてきたのなら、対抗して『オーバーライト』。
意識を集中。衝動と異能、祈りと脅威を込めて──「上書き(Overwrite)」する。
戦場を包む霧。やつらの異能、武器、絡繰りの躯体。否定する。すべて否定する。──僕は、お前達を認めない。
霧を掻き消す。異能を打ち消す。武器を、躯体を朽ちさせる。抵抗の弱い個体なんかは、そのまま自壊か消滅にまで追い込んでやる。
ガタついてガラクタ同然となった連中に対して長剣を振るう、特殊金属のサブアームで制御する重火器から砲弾やロケット弾を撃ち込む。
「破壊」し尽くしたら、さっさと退く。決着は戦争の本番に、だ。
●
――天正大戦国:下野国、日光東照宮付近にて。
「いよいよ天正大戦国との奪還戦か。ついに日本の大地が戻ってくると思うと感慨深い」
山岳要塞と化した日光東照宮を前に八雲・譲二(武闘派カフェマスター・g08603)がしみじみと呟くと、三間・勲(漁火・g10186)が笑顔でそうですね、と応じる。
「皆さんの日頃の努力の積み重ねから、陽明門をはじめ各地の決戦を乗り越えて掴んだ奪還戦の好機です」
「しかも順調に削れて行ってるね。この調子でいけばさっさと突破できそうだ」
イシュア・アルミゴス(守護星蟲・g00954)もまた、嬉しそうに対物貫通生体槍尾『セルケトテイル』を構える。
多数のディアボロス達がファーストアタックを敢行したからか、日光東照宮の入口に配されていたトループス級は大幅にその数を減らしているが、全くいなくなったわけでもない。
事実、イシュアの目は、周囲を哨戒している数名程のトループス級天魔武者『伊賀忍者』の集団を捉えていた。
その小集団には、霧宮・悠希(小さき復讐者・g02383)も昏い瞳を向けている。
(「天正大戦国奪還戦。これに勝てれば、北海道以外の日本を奪い返せる」)
「……きっと、“すべて”を奪い返せる」
憎悪を色濃く乗せながら呟く悠希に、勲が一瞬だけ心配そうな視線を向けるが、すぐに伊賀忍者の集団に視線を移す。
「此処は奪還戦当日の序盤の動きに関わるでしょうから、しっかりと戦力を減らしておきたい所ですね」
「戦争は戦う前から始まってる、ってね。敵の手足は容赦なくもいで行っちゃおう」
たとえ小集団でも容赦しないよ、とイシュアが槍をブンと振るのに合わせ、譲二も背の翼を羽ばたかせる。
「確実な日本奪還のためにも、今のうちに倒せる相手は倒し尽くす!」
「邪魔するやつらは、少しずつでも狩っておこう」
──狩りの時間だ。
そう、悠希が告げると同時に。
ディアボロス達は己がパラドクスを行使し、一斉に攻撃し始めた。
●
「これでも食らいな!!」
譲二は背の天使の翼を羽ばたかせながら、周囲に光輪を出現させる。
伊賀忍者たちも脚部から大量の霧を放出し、譲二の目をくらまそうとするが、譲二は構わず引き撃ち気味に光輪をブン投げ、伊賀忍者を吹き飛ばした。
「こういう時はな、どこから攻め込まれてもいいように仲間がいる以外の全方向に光輪ブン投げるんだよ」
脳筋思考かつ正論を口にしながら、譲二は霧に紛れて突き出された刀を大包丁で受け流す。
逸れた刃はボディアーマーを掠めるが、【ガードアップ】の恩恵も合わさりかすり傷ひとつつかない。
「相手が忍者なら、忍ばれる前に先手を打ってしまいましょうっ!」
勲もパラドクスでクラゲ型爆雷を出現させると、譲二の光輪で傷ついた伊賀忍者を囲むように移動させる。
突然出現した、ふわふわ浮かぶクラゲを見て、伊賀忍者たちも再度脚部から霧を放出するが、勲は戦闘用ゴーグルで目を守りつつ姿勢を低くし氷盾を構え、霧中からの不意討ちに備えた。
霧に紛れるようにクラゲ型爆雷が徐々に包囲を狭め――連鎖的に爆発する。
連鎖爆破に逃げ場を奪われた伊賀忍者達に向けて、イシュアがセルケトテイルを大きく振るい、複数の雷球を出現させた。
『突かれ弾かれ狙い撃ち、ってね』
さも嬉しそうに呟きながら、イシュアは出現した雷球をビリヤードよろしく槍で弾き飛ばす。
雷球は三度放出された霧をものともせず、周囲の地形に次々と反射し、あらゆる角度から伊賀忍者達を襲った。
「あががががっ!?」
雷球からの電撃を浴びた伊賀忍者達は、脚部から霧を噴き出したままの体勢で麻痺しつつもイシュアに向け刀を突きだすが、イシュアもセルケトアイで本体を見抜き、本命の一撃を確実に槍でガードしていた。
「忍術とか搦手とか、そういうのの相手は得意じゃないが……」
悠希も周囲を観察し、他の部隊が離れていることを確認しつつ不意討ちを警戒しながら、意識を集中する。
『こんなもの、――』
悠希が零した昏い声音に応えるかのように、周囲の霧が消え、伊賀忍者の躯体が朽ち始めた。
戦場を包む霧も、クロノヴェーダの異能も。
手にした武器も、そして……絡繰りの躯体も。
「否定する。すべて否定する。──僕は、お前達を認めない」
衝動と異能、祈りと脅威を込め、目前の全てを強い意志で否定しながら、悠希は世界を『上書き(Overwrite)』してゆく。
やがて、悠希の昏い情念に存在を否定された伊賀忍者たちは、反撃の糸口すら掴めないまま――世界に存在を上書きされ消滅した。
「ひ、ひぃぃぃっ……!!」
「狼狽えるな! この数如き――!!」
目前で仲間が存在を『上書き』され消滅するのを見て、残った伊賀忍者達が一斉に脚部から霧を噴き出し、撹乱しつつ刀でディアボロス達を斬り裂こうとする。
「おいおいもしかして戦国最強なのは本多忠勝だけかい? 軍隊はそこまでじゃないか」
次はもっと本気でこないと、最強の名も廃るよ? と煽りながら、イシュアは再度槍で雷球を突き、地形と敵同士で反射させつつ伊賀忍者達を麻痺させる。
「逃がしませんよ!」
伊賀忍者たちが雷に絡め取られ動けぬうちに、勲が霧全体をクラゲ型爆雷で取り囲み、じわじわと包囲を狭め連鎖爆破。
「その霧の絡繰りはもうわかっているんだよなあ」
「ああ。ガラクタはひとつ残らず否定する」
逃げ場を失った伊賀忍者たちに向け、譲二が光輪を引き撃ちし、悠希も長剣を振るい壊しながら重火器から砲弾やロケット弾を撃ち込んだ。
光輪が霧ごと伊賀忍者の胴を裂き、砲弾やロケット弾が後を追うように炸裂する。
霧と爆煙が晴れる頃には――伊賀忍者は全て消滅していた。
●
忍者の姿が見えなくなった戦場を眺め、譲二と勲が安堵の息をつく。
「ジェネラル級が登場しなかったのは僥倖だな」
「序盤から有名な武将の名を冠する敵の部隊と当たると思うと、一層身が引き締まりますが……今は遭いたくなかったですね」
(「まあ、見た目寡黙そうだったから、見逃してはもらえただろうけど」)
既に1度邂逅しているイシュアが、そっと胸の裡に己が印象を留めている間に、譲二が皆を促す。
「続きは奪還戦当日にだな。今は撤退だ!」
「ああ。決着は戦争の本番に、だ」
『破壊』は終わったと告げる悠希に同意するかのように、ディアボロス達はパラドクストレインに向け撤退を開始する。
――改めて、日本列島の殆どを奪い返すとの誓いを新たにして。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!