【天正大戦国奪還戦】㉕武田信玄
このシナリオは【天正大戦国奪還戦】に関連する特別シナリオです。
天正大戦国の断片の王『戦国覇王徳川家康』は、日光東照宮に戦力を集結、難攻不落の拠点化した上で、TOKYOエゼキエル戦争の技術で強化した『安土城』の力も加えて、絶対不落を達成し、《戴冠の戦》での敗北を避ける事を企図していたようです。
敗北しなければ、いつか勝利の機会が来る……という、史実の徳川家康らしい作戦ではありますが、その目論見を座して待つ必要はありません。
天正大戦国の過半を制し、暗黒世界蝦夷共和国や空想科学コーサノストラの横槍も防いだ、ディアボロスの力でもって、徳川家康を撃破し、日本全土の奪還を成し遂げましょう。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は【㉕武田信玄】の軍勢です。
史実の武田信玄は、甲斐の虎の異名を取り、越後の龍上杉謙信と並び、戦国最強とされる大名でした。
天正大戦国でも、妖怪や鬼の軍勢を配下に組み入れるなど、戦略眼にも優れ、貧しい甲斐国の民を圧政で統治する事で、莫大なエネルギーを生み出してもいたようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「㉕武田信玄」の敵残存率を低下させます。
【天正大戦国奪還戦】武田を富士山に向かわせるな!(作者 メリーさんのアモル)
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●富士山に向かう武田信玄
富士山に向かう三つの軍勢。そのうち一つが大将を武田信玄とするものである。
「大噴火砲を制する為に全力を尽くす……か」
信玄は自分が織田信忠と今川義元に告げた言葉を思い出しながら笑う。
「お呼びでしょうか」
人払いした陣幕に、忍者の天魔武者が姿を表す。
「ディアボロスは、この軍勢に対しても攻撃を仕掛けて来るだろう。それなりの将が来るようであれば、伝令を寄越すのだ」
「はっ」
頷き、忍者の天魔武者が姿を消した。
「ディアボロス、この儂直々に、話をしてやろうでは無いか」
「山陰山陽の尼子勢力、九州の龍造寺勢力を一掃した事で、遂に、天正大戦国奪還戦を挑む事が可能になりました。流石はディアボロスの皆さんです」
そう言って微笑むのは時先案内人の仲村・裕介(人間のワールドハッカー・g08579)だ。
「この奪還戦に勝利すれば、北海道以外の日本全土を最終人類史に奪還する事が可能となります。徳川家康は、残る天正大戦国の戦力を日光東照宮に集結させ、防御を固めているようですが、攻略旅団の戦略により、暗黒世界蝦夷共和国や空想科学コーサノストラの介入を断っている為、優位に戦いを進める事が可能となっています」
こちらも、流石皆さんですね、と裕介は微笑む。
「当然、天魔武者も、富士山の大噴火砲によって新宿島を直接攻撃する、といった反撃の秘策も持っているようなので、富士山に攻め込んでくる軍勢の対処なども必要となるでしょう」
このファーストアタックで、敵戦力を漸減させ、奪還戦の優位を確実な物として欲しい。と、裕介は告げる。
「天正大戦国の攻略は、『令制国の境界』という障害により、長期にわたっていましたが、遂に、奪還戦を挑むまで追い詰める事が出来ました。奪還戦の戦略の幅を広げる為にも、ファーストアタックの先制攻撃で、可能な限り敵戦力を削っておくべきでしょうね」
そう言って、裕介は話を締め括った。
リプレイ
エレオノーラ・アーベントロート
阿蘇の戦いもこの前終わらせたばかりだといいますのに。
この国は火山が豊富で、天正大戦国としては愉しそうですわねぇ。
戴冠戦線はアルタン・ウルクの攻勢をどうにかしのぎながらの一進一退でしたけれど――本気で潰すつもりになったわたくしたちを、これまでと同じつもりで押し留められるとは思わないことですわね。
電磁レールガン「フェアレーター」を手に富士山の武田信玄軍の元へ攻め入りますわ。
あちらもわたくしたちが攻め込んで来ることは理解しているでしょうし、それなりの防衛陣地を敷いていそうですわね。
つまり――それだけ多くの敵を潰せるということですわね。
柳生門下生らに対して「第四十二の魔弾【榴散】」を投射。待ち構える敵陣の中に弾丸を撃ち込みますわ。敵陣内部で炸裂し、ばらまかれる散弾で多数の敵を一度に吹き飛ばしていきましょう。
あちらの「飛ぶ突き」に対して積極的に遠距離から攻撃を仕掛けていき、こちらの傷が重なる前に、可能な限り多くの敵を倒していきましょう。
力づくもまた戦略としては王道ですわ。
瀧夜盛・五月姫
日本は火山大国、だから、ねぇ。
そういえばドイツは活火山、ないってきいた。だから珍しかったりする、のかな?
クロノヴェーダたちのその、どこでも火山を兵器に、する方法。姫はとても気になるけど、まずはその、武器を手放させること、からだね
ここまで頑張ってくれた仲間のため、姫も頑張る、よ
【雀の人形 “えんちゃん”】に乗り、クロノヴェーダの陣営に突っ込む
戦場を駆け回り、クロノヴェーダたちの行動、荒らす、よ
だけど、仲間たちの動きとは、連動
仲間を邪魔しようと、する、クロノヴェーダがいれば、先に蹴り、とばしちゃえ。“えんちゃん”っ
姫に攻撃、来るようなら、“えんちゃん”に盾、なってもらうけど、今回の目標は、あくまで数を減らす、こと
無理をしすぎず、ある程度減らせたり、状況が悪化しそうなら撤退を考えよう
西堂・千衛蔵
武田信玄とようやく戦える(かも知れない)のか!
無人斎道有や酒呑童子といった奴の配下と戦ったが、いずれも武田に心酔し、その役に立とうと必死だった
そして間違いなく強者だった
鬼妖を従える器のでかい武将に、是非一度会ってみたい、そして戦ってみたいぜ
「それには、目の前の敵を倒さなくっちゃなあ! 行くぜ、相棒!」
「『竜燈鬼』西堂千衛蔵だ! この燈篭の光を恐れないならかかってくるがいい!」
飛ぶ突きに対する備えはしてきた
燈篭を光らせて正面で見栄を切り、敵の攻撃を引き付けよう
一度に複数を攻撃する味方から注意を逸らすんだ
単体のパラドクスでの反撃を中心に戦う
視界の外からの攻撃には、ドラゴンオーラの「鬼火」と「真砂」を体の左右に展開し、威力を減衰させて受け流そう
自分の攻撃では、味方と声を掛け合い、敵の中で特に弱った者を狙う
確実に数を減らしていこう
運良く武田信玄と遭遇するか、消耗が限界に近づくかしたら、撤退の前に宣戦布告だ
「新宿島を大噴火砲で狙う貴様らの作戦は、正しい! だからその策が成る前に、必ず倒してやる!」
「阿蘇の戦いもこの前終わらせたばかりだといいますのに。この国は火山が豊富で、天正大戦国としては愉しそうですわねぇ」
そう過去の戦いを振り返りながら呟くのは自身に溢れた表情が魅力的な鬼人のディアボロス、エレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)だ。
「日本は火山大国、だから、ねぇ。そういえばドイツは活火山、ないってきいた。だから珍しかったりする、のかな?」
そんなエレオノーラの言葉にマイペースな人間のディアボロス、瀧夜盛・五月姫(失つし世《うつしよ》の滝夜叉姫・g00544)が問いかける。
「確かにそうですわね。私の出身ディヴィジョンでは考えられない戦略ですわ。ま、兵器としての物騒さではどっちも負けてはいませんけど」
「兵器、うん。クロノヴェーダたちのその、どこでも火山を兵器に、する方法。姫はとても気になるけど、まずはその、武器を手放させること、からだね」
エレオノーラの言葉に五月姫が頷く。
「ここまで頑張ってくれた仲間のため、姫も頑張る、よ」
「えぇ。戴冠戦線はアルタン・ウルクの攻勢をどうにかしのぎながらの一進一退でしたけれど――本気で潰すつもりになったわたくしたちを、これまでと同じつもりで押し留められるとは思わないことですわね」
そう言いながら、エレオノーラが電磁レールガン「フェアレーター」を構える。
(「武田信玄とようやく戦える(かも知れない)のか!」)
その会話の横で、密かにこの戦いへの戦意を燃やすのは謎の燈篭を頭に乗せているスタイルが口調的な鬼人のディアボロス、西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)だ。
(「無人斎道有や酒呑童子といった奴の配下と戦ったが、いずれも武田に心酔し、その役に立とうと必死だった。そして間違いなく強者だった」)
それは即ち、武田信玄という天魔武者にそれだけの器がある、ということに他ならない。
(「鬼妖を従える器のでかい武将に、是非一度会ってみたい、そして戦ってみたいぜ」)
だから。
「それには、目の前の敵を倒さなくっちゃなあ! 行くぜ、相棒!」
千衛蔵が一気に前進する。
「『竜燈鬼』西堂千衛蔵だ! この燈篭の光を恐れないならかかってくるがいい!」
燈篭を光らせ、敵の正面で見栄を切って、一気に注目を集める。
「現れたか、ディアボロス!」
トループス級天魔武者『柳生門下生』が応じる。
「新陰流・燕飛!」
柳生門下生は右腕を大きく後ろに引いてから、収納された刃を展開すると同時に鋭い突きを放った。鍛え抜かれたその一撃は「飛ぶ突き」と化し、一斉に千衛蔵に迫る。
対して、千衛蔵の腕が、パラドクス『鬼神変』によって異形巨大化していく。
鋭い飛ぶ突きと千衛蔵の異形巨大化した腕がぶつかり合い、時空が軋みをあげる。
反撃主体の戦い方は本来、【反撃アップ】があってなお分が悪い。何せ敵がアサルト以上を出してくれば、こちらの攻撃威力は大幅に低減してしまうのだ。
それでも、千衛蔵はこの戦い方を選んだ。そこには一つの狙いがあった。
それは、敵の攻撃を自分に惹きつけてしまえば、他の味方がフリーになる、というものだ。
「やはり、あちらもわたくしたちが攻め込んで来ることは理解して、それなりの防衛陣地を敷いていましたわね。つまり――それだけ多くの敵を潰せるということですわね」
そう言って、エレオノーラが多数の柳生門下生が千衛蔵に殺到する様子を見ながら、フェアレーターの狙いを定める。
「【榴散】解放――」
「フェアレーター」に装填された【榴散】の魔弾が投射される。
【榴散】の魔弾は敵群に突入すると同時に破裂し、小さな無数の弾丸となってばら撒かれ、柳生門下生を蹴散らしていく。パラドクス『第四十二の魔弾【榴散】』だ。
「こちらにもディアボロス!」
対して、柳生門下生も飛ぶ突きで反撃を敢行するが、元々千衛蔵に意識が集中している状況、反撃は散発的で、エレオノーラに大きな損傷を与えるには至らない。
「力づくもまた戦略としては王道ですわ」
「敵の攻撃は拡散弾丸だ。広がるぞ」
柳生門下生はエレオノーラからのパラドクスのダメージを最小限に抑えるため、周囲に散らばる。
「今だ、突撃」
しかし、そのタイミングで友達に譲ってもらった精霊の宿った雀のとても大きな人形、〝えんちゃん〟に乗って、五月姫が柳生門下生に向かって突撃する。
「何!?」
このタイミングで騎兵突撃が来ると思っていなかった柳生門下生はその低い声で“ぢゅん”と鳴きながら突進してきた攻撃に対処できなかった。
柳生門下生は咄嗟に反撃するが、本来なら咄嗟に切りやすい部分を見極めて高速で放たれるはずの斬撃は、あまりに遅く、五月姫を傷つけるには至らない。
3人の見事な連携は柳生門下生の連携を断ち切るには十分すぎた。
再び彼らが陣容を元の通りに取り戻すまでの間に、3人のディアボロスは柳生門下生の戦力を確実に削って、安全に撤退したのであった。
「新宿島を大噴火砲で狙う貴様らの作戦は、正しい! だからその策が成る前に、必ず倒してやる!」
という千衛蔵の宣戦布告を残して。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV2が発生!
【乗物改造】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!