リプレイ
蒼・勝峰
(トレインチケット)
時任・夕弥
(トレインチケット)
吸血形態の大型は、大群の中心あたりの真上を飛ぶ。
そのため、基本型の前面が突出した形になっている。蒼・勝峰(インセクティアの無双武人・g03511)は無双馬に騎乗した状態で、高台から敵の様子を眺めていた。
「奇襲のチャンスと言われたか。確かに指揮官を狙えはするが……」
「リスクもあるな?」
時任・夕弥(人間のガジェッティア・g03228)が、大型狙撃銃のスコープから顔をあげて言う。
偵察のつもりで陣取った場所が、案外いい。
「どうだろう。俺とアンタで、あの基本型アルタン・ウルクの突出した部分だけでも削っておくというのは」
「うむ。吸血形態に一太刀だけ浴びせて終わるより、有益だろう。我が先鋒で良いか?」
馬上の勝峰を振り仰ぎ、夕弥は頷く。
「サポートは任せてくれ。俺は元々ガンナーだしな」
また伏せて、スコープを覗いた。
打ち合わせは必要最小限。
たちまち無双馬が、高台の傾斜を下っていった。
「我が名は勝峰! 我の槍術、刮目してしかと見届けよ!」
『戦騎疾駆(せんきしっく)』、疾走と共に大群を蹂躙する。
情報どおりに、アルタン・ウルクの反応は鈍かった。夕弥は引き金をひく。
「凍れ……。『フリージングショット』!」
発射されたのは、凍結光線。
槍から逃れた敵を、つぎつぎと射抜いていく。『冷気の支配者』が残留されるのも利点だ。
勝峰は引き際をわきまえていて、敵の前面にある程度分け入ったところで、頃合いを見計らって離脱してきた。
その背を狙われないよう、夕弥の狙撃がカバーに入る。
「奇襲はもう無理だが、吸血形態と配下の連携は、いまいちかもな」
大型種はときどき、通常サイズを自身の延長のように扱うことがある。触手のかわりにしたり、質量を増やしたり。
安全圏まで無双馬が離れたのを確認して、夕弥は上を見た。吸血形態が飛翔しているのは、自分だけ楽をしているのではなかろうか。
などと、想像しつつ、武器を手早く収納する。いいポジションだったが、この高台は大群に呑み込まれるだろう。こちらも撤退だ。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
先行した二人に続き、『アルタン・ウルク』の大群へ挑む
それに、大型に奇襲を仕掛けようと画策している者もいるようだ
ここは派手に暴れて、大型の注意もこちらに向けよう
朱殷の闘気が巨大な怒龍を形作り、己の<殺意>を天へ放つ
雷雲が唸り声をあげ、怒りの矛を次々とウルクの大群に突き刺さり、広がる電磁波が己の存在を示す
ディアボロスは、ここにいるぞ――…
同時に【通信障害】を展開して、ここを独立した戦場に塗り替える
間髪入れずに黒龍偃月刀を左手に携えて、ウルクの群れへ斬りこもう
反撃の突進を、他の仲間と交錯するように立ち回ることで戦場をかき乱し、伸びてくる触手は戦花護紋で弾き、偃月刀で叩き斬ることで、損傷を軽減
返す刃に雷が取り巻き、【反撃アップ】を付与したパラドクスの一閃で、次々と討ち取っていく
攻勢を緩めず、出来る限り大型に向かって斬りこみ、懐に入り込んで戦おう
囲まれても慌てず、ウルクの巨体を足場に突撃を躱す立ち回りを
気付いた時には、ほら、お前を穿つ牙はすぐそこだ
先行した二人は安全圏に逃れた。
入れ替わりに、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)が、地上を駆けて『アルタン・ウルク』の大群へ挑んだ。
「上空の大型に奇襲を仕掛けようと画策している者もいるようだ。ここは派手に暴れて、大型の注意もこちらに向けよう」
左手に『黒龍偃月刀』を携え、黒い群れへと切り込む。
敵も巨大な蹄で猛進してきた。先頭のアルタンから順番に、雷を帯びた刀で一閃していく。ほとんどが、錬晏を素通りしたままだ。おそらく上空から見た景色では、大群にクサビがうたれて、ふたつに割れているような様ではなかろうか。
そのクサビ、錬晏自身が大型吸血形態の真下のそばまで、入ってくる。
大群に囲まれても動じない。己の殺意を上方へと放った。
「呼び興す。『震波襲雷(シンパシュウライ)』!」
朱殷の闘気が巨大な怒龍を形作る。武人の怒りを抱いた龍が天に昇れば、あとには雷の矛が降る。
錬晏の傍から外にむかって矛の着弾範囲は広がっていき、疾駆する基本形態たちを突き刺していった。その反撃として触手を繰り出してくる個体もあるが、錬晏は魔力障壁『戦花護紋』で弾き、偃月刀で叩き斬る。
「気付いた時には、ほら、お前を穿つ牙はすぐそこだ」
大型種の影がせまるなか、錬晏の周囲だけがぽっかりと穴があいたようになった。
倒れた敵に刺さった矛と矛のあいだに電磁波が伝わる。誰のしわざか、その存在を示すかのように。
龍と合わせて、大型種への挑発とした。
「ディアボロスは、ここにいるぞ――……」
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
ラズロル・ロンド
アドリブ連携歓迎
シャム兄(g04075)と行動
奇襲のタイミングは逃したけど、飛翔できる僕らにとってはまだ好機
【飛翔】を借りて、シャム兄とタイミングを合わせて、挟み込む形で吸血形態の更に上から接近
空を飛んでるからこそ、地上との連携にラグがあるならそこを突く!
飛翔中、風に乗って戦場の様子を視界に収めておく
大群と吸血形態の間に指示や意思疎通があるのか…観察する価値はある
東南の風を使い【通信障害】はおまじない
アルタン同士の連携や遠方との通信を阻害した上で
荒野の風を操り火矢を無数に呼び寄せる
風に乗った火矢が、空から吸血形態へと雨のように降り注ぐよ
高空からでも逃がさない。狙い撃つ!
反撃の魔法陣が見えた瞬間に、魔力障壁で呪詛を受け止めて凌ぐ
空に居る吸血形態は、まるで全体を見下ろしてる指揮官みたいだけど…
たんにラクしてるだけならそれもまた戦いの隙
シャム兄と合わせ着実にダメージを与えていくよ
吸血形態の指揮で地上からの攻撃がありそうなら
東南の風の範囲を通常形態にも納め
抑えつつ吸血形態へ攻撃していこう
シャムス・ライラ
ラズ(g01587)と行動
下では仲間達が突出した部分を崩してくれている
地上は上空よりそちらの攻撃に気を取られるだろうし
上空の吸血形態も同様だろう
そこが狙い目
まだまだ奇襲可能と見た
ラズとタイミングを合わせ攻撃
ラズと挟み込むように吸血形態の上から静かに《飛翔》で接敵
火矢の炎で削られる吸血形態を
【日狂星落乱舞】で思い切り打ち、抉り、蹴る
《通信障害》で万が一の連絡を阻害
これは混乱を引き起こすためのものだから
蹴った反動で一撃離脱で気を引いて
その機に乗じて仲間が地上の敵を掃討してしまえば良い
こちらはラズと連携し
左右から敵を翻弄しながらダメージを重ねていく
敵の攻撃は《飛翔》で素早く動き
間合いを取って可能な限り損害を減らす
地上からの援護射撃は
巨大な吸血形態を盾にするような位置取り
さらに素早い動きで引きずりまわし
狙いが定まらないようにする
その間にラズの火矢が狙ってくれるだろう
司令塔と大軍の通信は傍目から見てわかるものだろうか
興味深いが
しかし、今は戦闘が優先か
油断なく立ち回る
アドリブ等歓迎
空からの画策をする者たち。
ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)はタイミングをはかっている。
「奇襲のタイミングは逃したけど、飛翔できる僕らにとってはまだ好機」
「下では仲間達が突出した部分を崩してくれている。地上は上空よりそちらの攻撃に気を取られるだろうし、上空の吸血形態も同様だろう。大きな陽動までしてくれたし、そこが狙い目。まだまだ奇襲可能と見た」
シャムス・ライラ(極夜・g04075)が合図をだして、二人は飛び立った。
高度をとり、吸血形態のさらに上から接近。
「シャム兄!」
「ラズ、前は頼んだよ!」
平壌に対して、前後で挟み込む形をとるために、シャムスは体を傾かせてゆっくりと旋回する。敵の後ろにまわりこむのだ。
直進するラズロルは、風に乗るあいだに、戦場の様子を視界に納めておく。
「大群と吸血形態の間に指示や意思疎通があるのか……観察する価値はある。指揮官が空を飛んでるからこそ、地上との連携にラグがあるならそこを突く!」
やがて眼下に、不格好なコウモリといったシルエットを認めた。おまじないに『通信障害』を重ねておいてから、『東南の風』を巻き起こす。
無数の火矢が出現し、風に押されたそれらが、吸血形態の翼へと、雨のように降り注いだ。
「高空からでも逃がさない。狙い撃つ!」
黒い被膜には多くの穴があき、一部は引火して燃え上がった。
大型アルタン・ウルクは、すぐに別の翼をつくりだし、また魔力を帯びた触手で頭上に魔法陣を描く。
敵が反撃してくるあたり、奇襲とまではいかなかった。それでもディアボロスが有利をとっていることは間違いない。ラズロルは魔法陣が見えた瞬間には魔力障壁をはっており、放出された呪詛を受け止めている。
「まるで全体を見下ろしてる指揮官みたいだけど……たんにラクしてるだけならそれもまた戦いの隙」
いままで見た大型種ならば、翼の再生には配下の身体を使うなり、連動のために呼び寄せるなりしたはずだ。
「よし、ラズの攻撃が効いてる。火矢の炎で削られてるな」
シャムスは、吸血形態の背後上空から迫る。
「どこにも逃がさない。『日狂星落乱舞(ニッキョウセイラクランブ)』!」
急降下とともに、黒い触手根にむけて蹴りを叩き込んだ。
反動を利用して宙返りをきめると、そこからは思い切り打ち、抉り、さらに蹴るの乱舞技を瞬時に見舞う。
吸血形態は、3度目に蹴られたときに牙を模した影を出現させたが、シャムスは呑まれる前に素早く動いて宙へと逃れた。視界に地上の大群が映ったが、援護射撃をしてくる気配はない。
そのあいだに、ラズロルがまた火矢を仕掛けた。
ふたりの空中連携が、大型種を削っていく。
同時にふたりともが、アルタン・ウルクのあいだにあるべきものを見極めようとしていた。だが、観察対象のこれは例外的なケースかもしれない。
推測でしかないが、指揮官と配下の連携が悪いのはやはり、平壌拠点破壊による不具合なのだろう。次に地上の大群に見えたのは、ディアボロスの仲間が本格的な攻撃を仕掛けるさまだった。
「興味深いがしかし、今は戦闘が優先か」
シャムスは飛翔を維持し、油断なく立ち回る。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】がLV2になった!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
瀧夜盛・五月姫
当たり前だけど、あまり空、警戒してないってことは、すなわち、地上ばかり見てるってこと
つまり、地上から攻撃すれば、さらに、空からの攻撃は、ノーマーク、なるんじゃないかな?
さあ、視線を地面に釘付け、しちゃうよ
【冷気の支配者】でアルタン・ウルクの動きを鈍らせる
そして【牽引砲身】をセット
砲弾は派手に爆発するやつに、しよう。うん、装填、よーし
狙いは集団のなかでも、なんかいっぱい、あつまってそうなところ
巣穴をつつけばなんとやら、だね
はなてー、どーん。ばこーん
前に立つ、ディアボロスがいれば、それを援護するように放つ
味方が噛みつかれないように、斬りこめるだけ斬りこめるように、邪魔するアルタン・ウルクから、やっつけていくよ
アルタン・ウルクの噛みつきには、【大薙刀無銘瀧夜叉一振・改】をつっかえにして、たえる
作戦を成功させる、ためにも、ながく、戦場に立たないと、ね
姫はそんなに、おいしくないよ。かわりに砲弾でもどうぞ
弾けるような、おいしさ、だよ
巨大な牙をもつ顎が、閉じようとしている。
瀧夜盛・五月姫(失つし世《うつしよ》の滝夜叉姫・g00544)を噛み砕くため。だが、上下の顎が合わさることはない。
「姫はそんなに、おいしくないよ」
近代化された長柄の武器、『大薙刀無銘瀧夜叉一振・改』をつっかえにして、耐えていた。
「作戦を成功させる、ためにも、ながく、戦場に立たないと、ね」
これには、『冷気の支配者』でアルタン・ウルクの動きを鈍らせていたことも関係ある。
大薙刀に掴まっているあいだに、五月姫は『ケッテンクラート』を呼び出していた。機械化ドイツ帝国でゾルダートから奪った部品を元に再構成した半装軌車が、傍らに横づけされる。
大群の基本形態は、その多くが撃破され、黒い大地と触手の残骸が区別なく、起伏をつくっている。
そんな中を、口径88mmの高射砲を牽引しながら、乗り越えてきたのだ。
「姫のかわりに、砲弾でもどうぞ。弾けるような、おいしさ、だよ」
牽引砲身がセットされた。
『姫の鹵獲品:高射砲(ヒトカラ・モラッタ・アハト・アハト)』が発射され、『四狗虚牙』を仕掛けてきた個体をふっとばした。
命中精度の低い武器だが、ゼロ距離からの水平射ちで外すこともない。
柄を仕舞うと、五月姫は高射砲にとりつく。
「次の砲弾は派手に爆発するやつに、しよう。うん、装填、よーし」
牽引車が走破したように、敵の数はもう多くない。平壌に向かう指令だけが生きていて、同じ方角に進むアルタンたちは、自然と固まりになりつつあった。
「狙いは、あれ。なんかいっぱい、あつまってそうなところ」
本来はこうして、人の手で照準を合わせる。
「はなてー」
どーん。
ばこーん。
3秒ごとに発射される砲弾がつぎつぎと爆発して、地上のアルタン・ウルクを一掃したのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
大型への強襲はうまくいったか
俺も畳み掛けよう
『アルタン・ウルク吸血形態』の真下から【飛翔】で距離を縮め、【エアライド】で一気に迫ると、黒龍偃月刀に【ダメージアップ】を付与したパラドクスをのせ、地面に向かって叩きつける
反撃の触手の牙は、右腕の大籠手で受け止めつつ、革靴に仕込んだ踢腿飛針で切り落とし、食い千切られるのを阻止
生命を奪い取られたとて、戦意の昂りの前には効果も希薄
地面への落下に随従し、追撃を仕掛ける
朱殷の闘気で偃月刀の刃を研ぎ、【ダメージアップ】の一閃で斬りこめば、再び食らいつかんとする口ごと叩き斬り、確実にダメージを与えていく
【冷気の支配者】も活用しつつ、冷静な立ち回りで相手の攻撃をいなし
返す刃に【反撃アップ】の威力を乗せて討ち取ろう
「大型への強襲はうまくいったか。俺も畳み掛けよう」
天に怒龍を登らせて注意をひいたあと、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は、頭上を通過した吸血形態を追った。
相手の羽は穴だらけだが、方角は平壌から外れていなかった。
まずはその速度を、『冷気の支配者』を発して鈍らせる。自身も『飛翔』し距離を縮めると、最後は『エアライド』で黒い羽根よりも上に出た。
復讐者の怒りが、全身にみなぎる。
「『氛氳勦轢(フンウンソウレキ)』!!」
『黒龍偃月刀』に破壊力がのった。斬るというより叩きつけ、『大型アルタン・ウルク吸血形態』を下方に打ち出す。
おさまらぬ憤怒は、錬晏に逆立つ龍鱗を与え、空気をとらえて敵の落下に追従させた。
地面につくまでのあいだ、追撃を繰り返す。アルタン・ウルクも果敢に抵抗する。牙つきの触手で錬晏に噛みつき、生命力を奪う。それを糧にふたたび指令を果たさんがために。
「取られたとて多少のこと! 戦意の昂りの前には効果も希薄!」
右腕の大籠手が牙を受け止めた。
革靴に仕込んだ『踢腿飛針』で触手を貫き、偃月刀が自由になる。再び食らいつかんとする口ごと叩き斬り、吸血形態に舞い上がる隙を与えない。両者ともに真っ逆さまのまま、大地に激突した。
ぼろぼろになった触手の屑から、立ちあがってくる錬晏。
彼を案じて駆け寄り、あるいは降下してくる仲間たちに、軽く手をふる。吸血形態は墜としたが、融合世界戦の空は黒いままだ。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!