リプレイ
御守・樹
うーん、この何でもあり感がするアルタンウルクの初期形態が一番苦手感がする。
形ってのはある程度その動きの傾向とか把握するためだから(ホラゲやってると生物として機能的でないって意味で意味不明なのはあるがそれは置いといて)。
多分個であり群であるっていう一番意味わからない生態が俺は苦手なんだろうなぁ。クダクラゲみたいにそういう生き物が現実にもいるのは分かってはいてもだ。
通信障害でアルタンウルクの情報伝達を止めるようにして。
とりあえず破軍衝・天をぶっ放す。
こいつら相手を多数相手にってのは自殺行為でしかない気がするが、折角当てやすいファランクス陣形組んでるんだしやってみる。
正直どっから来るわからない反撃だから持ってる技能を駆使して(殺気の感知とか、観察しての反撃モーション・タイミングの看破とか)で何とか避ける。
何より後退するように動き囲まれないようにする。うまく釣る事が出来れば陣形を崩せるかもしれない。
「うーん、この何でもあり感がするアルタン・ウルクの初期形態が……」
御守・樹(もゆる石蒜・g05753)はすでに、拠点から出撃していた。
「一番苦手感がする。形ってのはある程度その動きの傾向とか把握するためだから」
地上から見た大群は、列が揃っているぶん、生きた壁みたいだ。
その中央に向かう。
「ホラゲやってると生物として機能的でないって意味で意味不明なのはあるがそれは置いといて。多分、個であり群であるっていう一番意味わからない生態が俺は苦手なんだろうなぁ。クダクラゲみたいにそういう生き物が現実にもいるのは分かってはいてもだ」
戦闘距離に入るまでに対応策を考えつきたかったが、結論はでない。
やれることのひとつとして、『通信障害』ははっておく。アルタン・ウルクの情報伝達を止めると、指揮系統に影響が出るらしいことは、複数の報告がなされていた。
「じゃあ、とりあえず……はぁっ!」
樹は拳を突きだした。
雷を纏った衝撃波が打ち出され、さっきまでなんの評価も受けつけなかった生物の壁へとぶつかる。
『破軍衝・天(ハグンショウ・テン)』は、確かに大穴をあけたのだった。
「おお~。やってみるもんだ。多数相手にってのは自殺行為でしかない気がしてたが、折角当てやすいファランクス陣形組んできてるんだしな。効き目があって良かった……って、オイオイ!」
最前列の一部分が撃破されても、そのすぐ後ろにいる兵がすぐさま補充にはいる。
密集と、正面への真っ直ぐな突撃を維持していた。
蹂躙戦記イスカンダルで見たことある。
「これだからアルタンは……」
むしろ、個であり群れであるぶん、亜人よりも適した戦術のようで、樹をますますウンザリさせる。あんなところへ突っ込んでしまえば、包囲されるどころか触手に埋まる。
反撃の『四狗虚牙』、牙が長槍のように飛び出してくるから、それらを避ける意味でもいったん後退した。
フェイントを織り交ぜ、できれば敵を釣り出して陣形を乱せないか試みたが、大穴を塞いだあとのアルタン・ウルクは、統率された動きに戻っている。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ハニエル・フェニックス
うーわ、またアルタン・ウルクだ!
整列されるとなんかこう、威圧感がすごい!
隊列を活かした攻撃とかされるとすごい辛いんだけど……ファランクス、かぁ。
大きいのが指揮してるなら先にそっちを倒したいけど、まぁそれは無理そうだね。
初めて見る戦い方だし、とりあえずまずは切り込んでみよう!
一応通信障害は使っておこう。
戦場の規模によってはもしかしたら大きいのから一番遠いアルタンまでの命令伝達くらいは阻害出来るかもだし。
後は冷気の支配者で移動力も落としちゃえ!
さて、そしたら打って出るよ!
拠点からはなるべく離れて戦えたら安全かな。
でもあんまり近寄りたくはないね!
向こうに一斉にビーム撃たれたらめっちゃ痛いけど、ファランクスは確かそんなに柔軟には動けないはず。
こっちは数の少さを活かして、小回りを利かせて挟まれたり囲まれたりしないように戦おう。
なるべく側面から攻撃して、ちょっとずつでも数を減らしていくよ!
吹雪の結界に閉じ込めちゃえば少し隊列が乱れたりしないかな?
後は私のオーラとタフさでどのくらい耐えられるか、だね!
「うーわ、またアルタン・ウルクだ! 整列されるとなんかこう、威圧感がすごい!」
ハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)は、仲間の戦いも見つつ、拠点からは早めに出た。他のケースとは違い、防御設備を利用しようと待ち構えていては、かえって危険らしいからだ。
「ファランクス、かぁ。隊列を活かした攻撃をされて、すごい辛そう……」
正面突破の第一陣は効かなかった。
とはいえ、補充されてくるアルタンのぶんを削ったのだから、負けではない。ある意味、釜山防衛戦という大作戦そのものと同じ思想だ。
「大きいのが指揮してるなら先にそっちを倒したいけど、まぁそれは無理そうだね」
通信障害も借りたが、いまのところは影響なし。
亜人型から一番遠いアルタンまでの命令伝達くらいは阻害出来るかもと期待して、ハニエルは敵左翼側へとまわった。
「あ、コレはいいかも」
良く知らない戦術に対して、とりあえずの仕掛けがいくつかの利点を生んだ。
まず、敵のファランクスは突進力とひきかえに、柔軟には動けない。そして、隊列がきれる端っこを、こちらは機動力で攻めればいいのだ。
分からないなりに、騎馬部隊のような役割を果たしていた。
「こっちは数の少なさを活かして、小回りを利かせて戦おう。ちょっとずつでも数を減らしていくよ!」
敵側面へと、『冬将軍結界』を放つ。
雪嵐にさらされた二列目、三列目のアルタンは、『赫眼閃光』の光線で反撃してくるものの、正面への突進には威力が及ばない。
「私のオーラとタフさでどのくらい耐えられるか、だね!」
光線を撃つなら、撃たせとけ、って気概だ。
そして、第三の利点が現れる。
「後は冷気の支配者で移動力も落としちゃえ!」
ハニエルのエフェクトで、左翼側だけ遅れたアルタンファランクスは、徐々に戦列を乱していく。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
エルゼ・シュヴァイツァー
※連携・アドリブ歓迎
長きに渡った釜山防衛戦もそろそろ終わりでしょうか。
とは言え、まだまだ気は抜けませんね。
いつもより並びがきれいですが、相変わらず数に任せて前進してくるようです。やることは変わらないようですね。
ならば止めねばなりません。
【冷気の支配者】を使い、動きを鈍らせます。
そして錫杖を鳴らしつつ詠唱をはじめます。
「予期もせぬ 冬の嵐が里隠し 朝を待つより 他に術なし」
強力な吹雪を敵群に向けて吹きつけ、惑わせながら凍てつかせます。
光線などを飛ばしてくるようなので偏向式結界でなんとかして耐えます。
融合世界戦ディヴィジョンは、いつだって曇天だ。
空じたいが暗いといっていい。
時折、アルタン・ウルクが飛ばしてくる光線が赤く照らすばかり。果たして、星々や月はそのさきに存在しているのか。エルゼ・シュヴァイツァー(渡鴉・g11192)は疑問さえ抱く。
また、『四狗虚牙』は虚空より出現し、牙の群れの鋭さに『偏向式結界』でなんとか耐えていると、あの空に思える天蓋がもっと巨大な怪物の口腔に感じる。
自分たちは、とっくに喰われているのかもしれない。
「ならば、もっと厳しい自然を味わっていただきましょうか」
防御術式が牙を弾き、うっすらと輪郭を表した。
錫杖を鳴らし、エルゼは鴉の民の詠唱をはじめる。
「『予期もせぬ 冬の嵐が里隠し 朝を待つより 他に術なし』……」
魔性の吹雪がまきあがる。
アルタン・ウルクが星の光を奪うなら、暗く冷たい『冬の嵐』を吹かせて惑わせる。
「いつもより並びがきれいですが、相変わらず数に任せて前進してくるようです。やることは変わらないようですね。止めねばなりません」
『冷気の支配者』も重なり、敵の足は鈍った。
やがて、密集隊形を維持できないほどに戦力を削ってやると、あの大型亜人形態は敵右翼のアルタンだけで陣形を組み直すよう指示をだしたようだ。
しかし、生き残りのすべてを再集結できたわけではない。
『通信障害』が効いてきたかもしれない。
エルゼは、はぐれものたちを凍てつかせ、撃破した。
「長きに渡った釜山防衛戦もそろそろ終わりでしょうか。とは言え、まだまだ気は抜けませんね」
この場では、大型亜人アルタン・ウルクを片付けねば。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
ハニエル・フェニックス
とりあえず小さいのは何とか出来たかな。
数が減っただけでも大分マシではあるけど……やっぱりあのでっかいのを目の前にすると、なんて言うか圧がすごい!
でも一体は一体、何とか削りきらなきゃね。
……でもあれほんとに一体なの?
分裂とかしないと良いなぁ。
嫌な考えはすればするほど止まらないけど、とにかく一発ずつでも攻撃を加えて行こう。
まずは引き続き冷気の支配者で移動力を落として行くよ。
倒し切る前に拠点に行かれると困っちゃうからね!
そしたら飛翔で頭上を取って、上から一気に斬り下げる!
相手は一体、今更目立ってもきっと問題無しだからね!
相手の大きさからすると、ロッドを使う方がどこかを斬り落とすにしてもやりやすそうかも。
さぁ、後は槍の毒にどのくらい耐えられるか。
食べられちゃうのは一番ヤだから、それはもう頑張って避けちゃいたい所なんだけど……牙のある顎っぽい所から優先的に斬って斬ってして、噛めないようにしていこうかな!
エルゼ・シュヴァイツァー
さて、残すは大型のみ。ですが油断ならぬ相手です。
最後まで気を抜かずに掛かりましょう。いざ参ります。
上空から攻めるようですので私は足下に入り込んで攻めましょう。
上下へ同時に気を配るのは難しきものです。
【冷気の支配者】で動きを鈍らせて接近しつつ、儀式短剣を構えて詠唱をはじめます。
「気嵐の 浅き瀬に張る 薄氷の 破魔の剣の 白む太刀筋」
いざ舞わん。儀式短剣から氷属性の刀身を発生させ、一気に肉薄して斬りつけます。
そのまま足元に纏わりつきながら、繰り出してくる槍を舞の動きで躱しつつ再び切りつけます。
大きいということはやはりそれだけでも強いです。
されど大きければ大きいなりの隙が生じるものです。逃しはしません。
「とりあえず小さいのは何とか出来たかな」
敵左翼側だった位置から、ハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)は大地を横断し、元の右翼側を目指す。
その途中でアルタンの切れ端にも注意を払った。
触手だけでうねうね動いていたものもあるが、戦闘能力はすでにない。
「数が減っただけでも大分マシではあるけど……やっぱりあのでっかいのを目の前にすると、なんて言うか圧がすごい!」
いよいよ、亜人形態と邂逅する。
四脚のひとつずつが、まるで動く柱のようで、その上に人型の上半身がのっかっている。
「残すは大型のみ」
エルゼ・シュヴァイツァー(渡鴉・g11192)が合流してきた。各個でファランクスに対抗していたディアボロスが、集結しつつある。
「うん。一体は一体、何とか削りきらなきゃね。……でもあれほんとに一体なの? 分裂とかしないと良いなぁ」
ハニエルの悪い予感に、エルゼの口元もきゅっと引き締まる。
「それは……。油断ならぬ相手にはかわりません。いざ参ります」
たとえば、亜人型の上半身部分が武装として携えている槍と盾も、近くから見上げればアルタンの肉体がより合わさってできたものと判る。
さっきの地面でもがく触手の姿をハニエルは思い描く。あの、しぶとさを。
「とにかく一発ずつでも攻撃を加えて行こう。まずは引き続きアルタンの移動力を落として行くよ。倒し切る前に拠点に行かれると困っちゃうからね!」
嫌な考えはすればするほど止まらないから、断ち切った。エルゼも、儀式短剣を構える。
「はい。『冷気の支配者』で動きを鈍らせてから、接近します」
寒さの効果は、今回の戦いでも立証されている。
ここで二人は別れた。
大型アルタン・ウルク亜人形態の身長よりも高く、ハニエルは飛翔する。いまさら目立っても問題はないという判断だ。頭上を取って、上からいっきに攻撃したい。
それを気配で察したエルゼは敵の低いところ、四脚のあいだに入り込んで攻める。
「上下へ同時に気を配るのは難しきものです。……『気嵐の 浅き瀬に張る 薄氷の 破魔の剣の 白む太刀筋』」
詠唱により、儀式短剣から氷の刀身が伸ばされた。
「いざ舞わん」
柱のような脚の一本に肉薄し、鋭く斬りつける。
やはりというか、大型アルタン・ウルクの槍はいったん触手にほどけ、組み合わせをかえて変形しながら、エルゼのいる下方へと突き立てられた。
空中のハニエルは、注意をそらしてくれたエルゼに感謝しつつ、冷静に敵を見た。
「相手の大きさからすると……ロッドを使う方がどこかを斬り落とすにしてもやりやすそうかも」
月をあしらったファンシーな錫杖を取りだした。
大型亜人の足元に纏わりついたままエルゼは、繰り出してくる槍を舞の動きで躱しつつ、『薄氷詩剣祓(ウスライシケンバラエ)』をひらめかせる。
太い脚から、削り取られるアルタンの触手。
「大きいということはやはりそれだけでも強いです。されど大きければ大きいなりの隙が生じるものです。逃しはしません」
「光は闇の中に輝く……そして斬り裂く! 『第捌回心「恒星天」(ダイハチカイシン「コウセイテン」)』!」
ムーンロッドは、立派な刃物だ。
落下速度に、翼による推進力を加える事で一刀のもとに斬り伏せる。ハニエルが狙ったのは亜人の右肩口。
「どうせまた生えてくるんだろうけども!」
槍ごと分解していく、巨大な右腕。
ロッドを構え直すハニエル。
「さぁ、後は槍の毒にどのくらい耐えられるか。……って、ああそういう仕掛け!」
大型亜人形態が復元や分裂するのではなく、密集陣形に組ませたあった基本型の残敵が、亜人を模した姿にかわっていた。
「まぁ、やられることは一緒か。食べられちゃうのは一番ヤだから、それはもう頑張って避けちゃいたい」
伸びてくる配下の槍、むしろ牙っぽいが、ハニエルはロッドを振ってそれらを払う。
「斬って斬ってして、噛めないようにしていこうかな!」
配下の数にも限りがある。
大型亜人もかなり消耗しているはずだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV2が発生!
御守・樹
さっきよりはやりやすいかな。…でもでかいからどうかなぁ。
他種族を取り込んで能力を得るって事はある程度その形態の縛りというか理に即すると思うから、多少は動きが読める…といいなぁ。
冷気の支配者、通信障害で引き続きアルタンウルクの動きと情報伝達の阻害を。
敵の左側、左腕側から水影掌で攻撃を仕掛ける。接近してる状態だし多少少しでも反撃のタイムラグあるといいなぁって奴なんだが。
でもでかいからなぁ。予備動作もそれなりに威力があると思っておこう。
攻撃が右腕固定なら左側、左腕側へ動いて回避。伸びてくるというのならどこまでも逃げて…このまま自分の腕でがんじがらめにならねぇかな。
エルゼ・シュヴァイツァー
なるほど、先ほど討ち漏らした小型の個体を吸収して再生しているようですね。
確か群体と言いましたか。それこそアルタン・ウルクの骨頂なのでしょうか。
なんとも不可思議な存在です。
とは言え追い詰めてはいるようです。このまま一気に攻めたいところ。
引き続き【冷気の支配者】で動きを封じ、錫杖を鳴らしながら詠唱をはじめます。
「雪化粧 陽に染む郷を 見下ろして」
切ったところで生えてくるならば枯らすまで。
上空に寒気を喚び、毒を含んだ極寒の下降気流を大型個体へ吹き下ろします。
盾を飛ばしてくるようです。偏向式結界で身を守りながら避けます。
「なるほど、先ほど討ち漏らした小型の個体を吸収して再生しているようですね」
エルゼ・シュヴァイツァー(渡鴉・g11192)は、大型亜人の足元から這い出す。
釜山拠点へと突撃してきた脚部を削った。
アルタン・ウルクの進攻速度はかなり落ちている。追い詰めているいま、一気に攻めたいところ。
「確か群体と言いましたか。それこそアルタン・ウルクの骨頂なのでしょうか。なんとも不可思議な存在です」
「ほら、クダクラゲみたいなもんだった……」
合流するなり、口を尖らせる御守・樹(もゆる石蒜・g05753)。
「さっきよりはやりやすいかな。……でもでかいからどうかなぁ。引き続き、『通信障害』と……」
「『冷気の支配者』で動きを封じますね。樹さん、盾も武器として飛ばしてくるようですよ」
警告をきいて、エルゼとは別方向へと避ける。
「他種族を取り込んで能力を得るって事はある程度その形態の縛りというか理に即すると思うから、多少は動きが読める……といいなぁ」
飛んできた丸盾は、巨大とはいえ形状について言えば、オークやゴブリンが持っていた装備に似ていた。
エルゼは偏向式結界で身を守り、錫杖を鳴らして対抗する。彼女の援護のため、樹は敵を幻惑するような動きをとった。
左手の盾を使うなら、右側面へ。
右手の槍を再生するなら、左側面へ。
「でかいからなぁ。予備動作もそれなりに威力があると思っておこう。伸びてくるというのならどこまでも逃げて……このまま自分の腕でがんじがらめにならねぇかな」
そう都合よくはいかなくとも、エルゼの詠唱時間をかせぐくらいはできる。
何度もかわすうちに、大型亜人の動きにムラがあることもわかった。
「ああ、なんか飽きっぽいっての? 上役がそばにいないとだらしなかったな、蹂躙戦記のヤツらは」
「『雪化粧 陽に染む郷を 見下ろして』……。『山颪(ヤマオロシ)』!」
暗い空に一時、自然が戻る。
上空に寒気を召喚し、吹き降ろす極低温の下降気流。エルゼの魔術だ。
「切ったところで生えてくるならば枯らすまで」
冷たい風には、伝承由来の毒が混じる。
盾の再生が止まった。そして、伸びきった右手の槍、『変幻牙鉾』もしなびていく。
「シュゴォォォォ!」
感情を表現しないはずのアルタン・ウルクが、苦しみに苛立ち、吠えているかのようだ。沼トロルの断末魔を彷彿とさせる。
「『水影掌』!」
樹は、隙をのがさず急接近した。
触手のからむ、亜人型の胸部へと、鋭い打撃を繰り出した。
衝撃に弾かれて、分裂四散する大型アルタン・ウルク。
「ふぅ~。なんか、なんとかなった……」
勢いあまって、黒い大地にまで拳がつきたつ。
振り返ればエルゼたち、いっしょに戦ったディアボロスの仲間たちが、樹を案じて駆け寄ってくる。
「俺のことなら気にするな。さぁ、釜山死守もあと少しだ。拠点に引き返して備えをしたほうがいいだろう」
少々、クールな物言いになったのは、人見知りの照れからである。
次のアルタン勢が攻めてくるのも確実ではあるが。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!