ゆけ、攻城兵器!(作者 聖山葵)
#大戦乱群蟲三国志
#ディアボロス、攻城兵器を築く
#虎牢関
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「漢の首都であった『洛陽・長安』を守護する虎牢関のことはご存じかしら?」
大戦乱群蟲三国志のディヴィジョンの話だが、その難攻不落と言われた虎牢関の前に集った大軍勢がディアボロスたちの襲撃によって今大きく数を減らしているのよとクリスティーヌ・シュヴァリエ(サキュバスの陸戦砲兵・g03188)は明かした。
「今なら虎牢関を突破する為の作戦が行えそうなのよ」
とは言うものの、虎牢関の内部は蟻の巣のような複雑な迷宮と化しており、その内部には雲霞の如く多数のクロノヴェーダが控えている。
「正門を開けての正面突破は至難ということね」
もっともこれは正面突破が難しいというだけであり虎牢関の突破が現実的ではないという訳ではない。
「正面から中を抜けるのがダメなら外から突破すればいいのよ、攻城兵器を用いてね」
高さ100mの虎牢関の城壁を抜く攻城兵器の建造は難しいだろうが、ディアボロスの力があれば不可能とは言い切れず。
「幸い周辺には山も森もあるわ」
材料になりそうな木材や石材を入手するのは容易だ。
「パラドクスの力を駆使して強力な攻城兵器を多数完成させられれば、それを用いて虎牢関を抜くこともきっとできる筈よ」
故に今回の作戦では、攻城兵器を建造して巡回警備するクロノヴェーダから守る事が目的となる。
「それで実際の虎牢関攻めなのだけれど、必要な攻城兵器が全て完成した後で一斉に行う事になるわ」
つまり、今回は攻城兵器を完成させて守り切るところまでの作戦となる訳だ。
「パラドクストレインで現地に赴いた後なのだけれど、みんなにはまず話し合いでどんな攻城兵器を建造するかを決めてもらいたいの」
決めないことには攻城兵器も作りようがない。
「どんなものを作るか決めたら、必要な資材と建造場所を確保して建造準備。そのあと実際に建造してゆく訳だけれど」
攻城兵器は三国志時代に実在する攻城兵器が基本となる。これは兵器がオーバーテクノロジーになり過ぎると、ディヴィジョンの排斥力が働き十全に効果を発揮できなくなるためであり。
「はぁ……わたくしが直接作るわけではないのだけれど、排斥力が恨めしいわ」
砲撃が大好きなサキュバスは憂鬱そうに嘆息すると個人的な趣好を理由にぐんにょりとし。
「そういう訳だから三国志時代に実在する攻城兵器をベースにみんなならではの工夫を加えて、虎牢関に通用する攻城兵器を作って頂戴」
建造時に行った工夫の一つ一つが、虎牢関攻略の役に立つ事だろう。
「ちなみに兵器の建造だけれど、虎牢関前のクロノヴェーダがみんなの兵器建造を邪魔しに来ることはないと思うわ」
これは先の戦いで討たれ、クロノヴェーダたちが数を減らしていることに起因する。
「とは言っても、数は少ないものの虎牢関から巡回警備部隊が出撃しているようだから注意は必要ね」
建造中の邪魔はないと言っても兵器が完成してしまえば、それはおそらく巨大なモノとなる。巡回警備部隊に発見される可能性が高く。
「攻城兵器に害が及ばないようにこちら側も警戒して、発見される前に撃退しておいた方がいいでしょうね」
攻城兵器からすれば完成してからが本番であるのだから。
「この時代の攻城兵器と言うと、梯子や階段を内包し、城壁と接触して侵入経路になる移動可能な雲梯車。城壁の上の敵を攻撃するため弓兵とかが乗る車輪がついたやぐらである井闌車とかかしら」
三国志演義になると投石機である霹靂車なんてものも存在はするが、投石であって砲撃ではなく。
「この時代にそぐわない改良を行うと排斥力によって使う前に自壊してしまいかねないようだし、そこは割り切るしかなさそうね」
一番引きずっているのはこの時先案内人のような気もするが、それはそれ。
「攻城兵器を使う際にはパラドクスの残留効果を併用すると思うから、そこを想定して改良してみると良いかもしれないわね」
一応時先案内人らしくアドバイスも添え。
「並みの攻城兵器では無理でもみんなが力を合わせて作り上げた兵器なら不可能はない筈よ」
宜しくお願いするわねとクリスティーヌは君たちに元軍人らしく敬礼をして見せたのだった。
「お前達、準備はいいな?」
黒い甲冑に身を包んだ蟲将は配下である水爬虫系の蟲将たちの顔を見回すと大刀を肩に担いだ。
「この華雄、そこらの有象無象に後れを取る気はない。だが、だからこそだ。先の襲撃でこちらの軍勢に被害を出した敵があのまま引き下がるとも思えん」
探し出してこの大刀の錆にしてくれんと華雄を名乗った蟲将は豪語し、出撃だと巡回警備部隊へ号令を発したのだった。
リプレイ
穂村・夏輝
100メートルの高さの城壁に侵入するとなると、雲梯車とかかなりのサイズになりそうかな?もしくは城壁に穴を開けて途中の高さから侵入することを考えるか。それとも霹靂車で復讐車ごと飛ばした方がいいのかな?
何はともあれ、資材は必要になりそうだし木材の切り出しかな
【植物知識】で健在に適した材木をリングスラッシャーで切り出し、【怪力無双】で運んでゆく。【飛翔】を併用した方が早く運べるのであれば、併用する。
「井闌車か。復讐者の力があれば、どれだけのものが作れるかな?」
あとは、建設作業場所の整地かな?雑草や小石を払って作業しやすい場所を作るのを、こっちが資材運搬中にサーヴァントのアンジェローザにやってもらおう
穏春・優季
この時代に合った攻城兵器を作るのであれば、何にしても大きい木や岩が必要ですね。
重たい物を運ぶなら【怪力無双】と陸戦砲兵の膂力を持った僕の出番です。
小さく見えるかもしれませんが力仕事も得意です!
榴弾砲で岩を粉砕したり木を根元から折り倒して持ち運べるようにして、
それを建造場所へ運んでいきます。
資材を運びながら何を作ろうか考えてみましたが…井闌車はどうでしょうか?
近距離攻撃が得意な方々は投石機で直接飛んで行けば良いのですが、
遠距離攻撃が得意な方々のために高い足場もあった方が良い気がします。
城壁上の敵を撃つだけなら飛翔でもできますが、
足を付ける場所があった方が狙いも定めやすいですし踏ん張りもききます!
「100メートルの高さの城壁に侵入するとなると、雲梯車とかかなりのサイズになりそうかな?」
パラドクストレインを降りた穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)は、顎の下に手を当てて呟くと短く唸り。
「もしくは城壁に穴を開けて途中の高さから侵入することを考えるか。それとも霹靂車で復讐者ごと飛ばした方がいいのかな?」
アイデアを列挙しつつ数歩進んで足を止める。完成した兵器で攻める目標でもある虎牢関の一部が視界に入ったのだ。
「見るのもこれが初めてではないけどね」
付け加えるなら攻城兵器の建造も夏輝にとっては初めてではなく。
「この時代に合った攻城兵器を作るのであれば、何にしても大きい木や岩が必要ですね」
「そうだね。何はともあれ、資材は必要になりそうだし木材の切り出しかな」
だからこそ、穏春・優季(お人好しで照れ屋な砲撃手・g03015)の言へ即座に同意して見せる。
「では資材の調達に行こうか」
「はい」
見解が一致していたからこそ優季もまた異論はなく、促されて近くの山へと向かう。
「この木は良さそうだな」
一本の木を前に立ち止まった夏輝が幹へと触れた。山林に生える木々の種類も一つではなく、育成状況も違う。植物への知識を頼りに木材にふさわしい木を見極め、一本一本選定しているのだ。
「よし」
一端お眼鏡にかなった木から離れた夏輝は、背にある天使の翼を羽ばたかせる。出現するのは、回転する無数の光の輪。
「倒れるよ」
木材に相応しい太さと強さを兼ね備えた木も光輪の前には無力で、幹を断たれた木はぐらり傾ぐと夏輝の言葉の通りそのまま倒れてゆく。
「上手くいきましたね。運搬なら僕にお任せください!」
倒れた木の枝を払い少しすれば同行していたが木の選定の前あたりから夏輝の側を離れていた優季が姿を見せる。かなりの重量がある榴弾砲を軽々用いる膂力を活かして、石材調達の合間に資材の運搬を先ほどから担っていたのだ。夏輝のオラトリオであるアンジェローザは建造場所の整地を割り振り、着々と準備は進んでゆく。
「資材を運びながら何を作ろうか考えてみましたが……井闌車はどうでしょうか?」
「井闌車か。復讐者の力があれば、どれだけのものが作れるかな?」
幾度目の往復だったか、夏輝が同行しての資材運搬の中、不意に優季が提案すれば、これを反芻した夏輝はいつの間にか山と積まれた資材の方へ目をやる。
「この後他にどんな人が来るかわからないからそちらは何とも言えませんが、遠距離攻撃が得意な方々のために高い足場もあった方が良い気がしますから」
「ふーむ」
「城壁上の敵を撃つだけなら飛翔でもできますが、足を付ける場所があった方が狙いも定めやすいですし踏ん張りもききます!」
唸る夏輝へ更に優季は売り込んで、夏輝自身いくつか案を出したものの、強くこれだと押すモノがなかったこともあり。とりあえずは井闌車を作ることに決まったのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
穏春・優季
100mもの高い壁に匹敵する大きな攻城兵器を作るには、まずはしっかりとした土台を作らないといけませんね。
まずは巨木を崩れ難いように組み合わせて頑丈にしつつ、縄や木杭などで何重にも固定していきます。
高いものを造る時には倒れないようするための工夫も必要ですね。
重心が下に行くよう、適度に砕いた岩も詰めていきます。
詰め過ぎると今度は重過ぎて動かすのが大変なのでバランスが大事ですね。
車輪なども細かい作業はお任せください!
武器などのオーダーメイドなどで培ってきた細かい作業の経験を生かす時です!
【怪力無双】があれば楽々作業ができますし、高い所は【飛翔】で作業ができるので、思いの外順調に進んでいる気がします!
穂村・夏輝
とりあえず井闌車を作る方向でいいかな?
とにかく【怪力無双】の腕力に任せて大きく丈夫なのを作ろう
「中に住めるくらいのやつを作りたいよね」
動く櫓みたいな感じの攻城兵器だし、【建物復元】のパラドクスの対象にならないかな?
可能であれば、すぐ部品を入れ替えられそうな部分とかを軽く壊してみて、【建物復元】が有効かどうか検証してみるよ
あとは、敵と撃ち合いになることが想定されるから、ある程度壊れること前提に【建物復元】が無効だったり、そのパラドクス使いがいない時に備え、【修復加速】で即座に壊された足場や防壁を直せるように修理用の木材や修理道具とかも積んでおきたいかな。
「100mもの高い壁に匹敵する大きな攻城兵器を作るには、まずはしっかりとした土台を作らないといけませんね」
最初に動き始めたのは、作成する攻城兵器が自身の提案と言うこともあってか穏春・優季(お人好しで照れ屋な砲撃手・g03015)の方だった。
「とりあえず井闌車を作る方向でいいかな?」
現時点では土台の下準備、支柱となる木材に縄を巻き付けたり木の杭を打ち込んだりしているだけで完成後の兵器の形はまだなく、それでも先のやり取りと優季が作業を始めていることで作るモノを察した穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)も作業に移る。
「んっ」
残留効果を用いて手をかけた木材に力を籠めれば怪力が発揮され、常人では引きずることも不可能な大きさの木材が持ち上がって地面を離れ。
「ここに置いておくよ」
「はい」
二本目の支柱の元が既に加工の終わった一本目の横に並べられる。
「あと二本、四本の柱でやぐらを支える訳だけど」
「高いものを造る時には倒れないようするための工夫も必要ですね」
ちらりと優季が見たのは重心調整用に用意された砕かれた岩だ。もっとも、重りを積むには攻城兵器自体の建造がもっと進む必要があり、二人は支柱の加工を進め。
「車輪なども細かい作業はお任せください!」
やがて土台の作成に取り掛かれば、優季は申し出て。
「そう、それじゃよろしくね」
「はい。武器などのオーダーメイドなどで培ってきた細かい作業の経験を生かす時です!」
腕まくりし嬉々として材料に取りついた優季へ作業の一つを任せると、やぐら部分の底板など優季の担当外の作業を夏輝も進めてゆく。
「さて、次はいよいよ組み立てかな」
そうして材料が出そろえば、井闌車が形になる時が来た。
「中に住めるくらいのやつを作りたいよね」
土台とやぐらを支柱でつなぎながら夏輝は井闌車の全体をやぐら側から視線で撫でる。人が住むに問題ない大きさは確保されてはいた。
「動く櫓みたいな感じの攻城兵器だし、建物復元のパラドクスの対象にならないかな?」
だからこそ、思いついた夏輝が部品の一部を破損させてみるも修復は起こらず。
「建造物の定義にこれが入っていないのか、それとも」
もっともこれは夏輝の想定内でもあった。だからこそ、次の手を打つと決断して余った木材を修理用として修理道具と一緒に積み込んでゆく。
「これぐらいかな? 詰め過ぎると今度は重過ぎて動かすのが大変なのでバランスが大事ですね」
ちょうど土台部分に重しとして砕いた岩を優季が詰めていたように。
「こんな所かな」
「ですね」
最後の仕上げが終わり、こうして井闌車は完成に至る。だが、安心はしていられなかった。この地にはまだ虎牢関から出撃した警備部隊が巡回している筈なのだから。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV2になった!
【建物復元】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
魔破・克也
うーっし、作る方は何とかなりそうだし、俺はリハビリも兼ねて警備の排除といくか
見つかると面倒臭そうだし、先手を打って襲撃かけよ
先ずは偵察、情報を収集して警備隊の巡回路を予想
そこから此方が作った兵器が相手側から発見されそうな箇所を推測
案内的にそこへ必ず来る筈なので、そこへ襲撃をかける
闇夜に潜んだ忍び足、暗殺、不意打ち、一撃離脱で相手の数を減らした上での混乱を誘いつつ、敵を倒しきるまでの時間稼ぎも兼ねる
あまり騒ぎを起こさせない為に、鞭で口を塞いだり、ナイフで喉を潰させたり
人数を誤解させる為に投石系の罠を使ったり
気付かれた後は戦い方を変更、サプレッサーを付けた小型拳銃での射撃戦へ
地形を活用して立ち回り
「うーっし、作る方は何とかなりそうだし、俺はリハビリも兼ねて警備の排除といくか」
それは井闌車のが完成するより前に遡る。作業の進み具合を確認した魔破・克也(金欠守護者・g00588)は一人、攻城兵器の建造場所を離れ歩き始めていた。
「兵器が見つかると面倒臭そうだし、先手を打って襲撃かけよ」
理由は概ねそんなところか。
「とりあえず、あそこだね」
兵器が目にされる可能性を考えれば警戒すべき地点は自然と絞られ、克也が目を付けたのは建造地点からも見えた丘だった。
「警備隊の排除まで言及されているということは、逆説的に警備隊は放置すればどこかで兵器を目撃することになるよね」
案内を元に敵の行動を予測したわけであり、予想は実際的中した。
「この丘なら周辺が見回せ――」
蟲将で構成された巡回警備部隊とて索敵の為に出撃したのだ。周辺の警戒はしていたはずであった。だが、常に警戒をし続けるというのは厳しく。
「っ゛」
最初に犠牲となったのは、部隊の外周、最後尾を歩いていた蟲将たち。目にもとまらぬ一撃で喉を貫かれた一体はそのまま崩れ落ち。
「てっ、敵襲」
「なっ」
「敵襲だと?!」
狙われた三体の内比較的傷の浅かった蟲将が声をあげたが、これが混乱を招いた。前方が急に足を止めたため仲間にぶつかる者が出て。
「思ったより察知されるのが早いね」
などとは克也は言わず、反撃に放たれた水の刃に追われ最初に襲撃した場所から移動しており。
「おい、大丈夫か?」
「おのれ、どこに消えた?!」
視界に入るのは右往左往する蟲将たち。傷ついた仲間を気遣う者が居れば、憤りつつ周囲を見回す者も居て。こつんと一体の身体に飛来した石が当たったのは、その直後。
「そこか!」
パラドクスでもない投石は容易に阻止無効化されてしまうのでダメージには至らない。にもかかわらず石の当たった丹陽水爬兵が反撃に出たのは冷静さを欠いていたのだろう。
「効果のあるなしにかかわらず、攻撃は反撃を招く、と」
人数を誤解させるために自身が仕掛けた罠も今の一撃で粉砕されたと見つつ、克也は異空間に繋がる穴から取り出したサプレッサー付きの小型拳銃を敵へと向ける。
「ごはっ」
「がっ」
巡回警備部隊にとっての最初の不幸である襲撃はまだ終わらない。克也の銃撃によって丹陽水爬兵たちは更に犠牲者と負傷者を出すこととなるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
穂村・夏輝
攻城兵器の完成はした。あとは、攻略戦までバレないようにするだけだね
周囲を探っているであろう蟲将を探し、襲撃を仕掛ける。一匹たりとも帰すつもりはないよ
自分は地上から敵に攻撃を仕掛けようとし、攻撃を受けるようであれば、剣や手甲で攻撃を受け止めて捌く感じで。そうやって攻撃を惹きつけている間にサーヴァントのアンジェローザを敵よりも高い位置に飛ばし、不意打ちを仕掛ける
「アンジェ、今だ」
【聖花降臨】でオラトリオフラワーを降らせ、仕留める
「悪いね。ここにいるのは俺だけじゃなかったんだよね」
あとはもう、アンジェの攻撃範囲から敵を逃さないように立ち回りつつ追い詰めるよ
「攻城兵器の完成はした。あとは、攻略戦までバレないようにするだけだね」
出来上がったばかりの井闌車を残し歩き始めると穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)はあがる怒号や悲鳴を頼りに戦場に赴く。
「どこだ、どこに居る!」
戦っている味方の武器はサプレッサー付きだからこそ銃声が轟くことはなく、それでいて喚き散らす蟲将は探すまでもなくご丁寧に自身の位置を知らせてくれる、だから。
「始めようか、一匹たりとも帰すつもりはないよ」
先に相手だけに位置を把握されたことで、丹陽水爬兵からは奇襲以外のなにものでもない襲撃は始まった。
「なっ」
「新手、だと?!」
唐突に現れた襲撃者に驚きつつも蟲将たちは身構える。
「「は?」」
味方が銃撃を受けたこともあり当然の反応ではあったが、姿を見せた夏輝の一撃はパラドクスでも何でもないクロノヴェーダであれば指一本動かすよりたやすく無効化あるいは阻止出来てしまう類のモノだ。
「どういう――」
先の石ならともかく、反撃されるリスクまで冒して行う理由などなく。奇襲されていなければ、夏輝の狙いを察す余裕もあったかもしれない。
「アンジェ、今だ」
「しま」
「なん」
夏輝の合図で弾かれた様に周囲を見回そうとした丹陽水爬兵たちの頭上から光の花が降る。オラトリオのアンジェローザが降らす浄化の花が。
「ぎゃあああっ」
「がああっ」
花の齎す浄化の力は、クロノヴェーダを赦さず浄化し。身体から煙を立ち上らせて膝をついた蟲将たちは崩れ落ち。
「悪いね。ここにいるのは俺だけじゃなかったんだよね」
「おの、れ……これでもくらえっ! 皆っ」
膝をつきつつも踏みとどまった一体は夏輝を睨むと号令をかけ、生き残った丹陽水爬兵たちが一斉に矢を射る。
「おっと」
飛来する矢を夏輝は剣で打ち払い、手甲で弾き。
「ええい、往生際の……あ」
矢を防がれたことに歯噛みする丹陽水爬兵の目に映ったのは、空からまた降りてくる浄化の花。
「ぐわぁぁぁっ」
再び悲鳴が上がって、蟲将は更にその数を減らした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【植物活性】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
峰上・悠凪
攻城兵器を守るためにまずは警備のトループスを倒せば良いんだね。斬るだけなら私にもできるかな。
戦闘はもう始まっているみたい……なら戦闘音のする方に進んで行けば敵と接触はできそうかな?
戦っている敵を見つけたら光学迷彩を使用し隠れながら接近、十分に近づいた所で攻撃を仕掛けるね。
パラドクスでの攻撃時は身を低くかがめながらダッシュで一気に接近して敵を両断するような勢いの強打を放つよ。
敵の攻撃に対しては剣から放つ衝撃波で妨害したり、突撃してくる動きを観察し戦闘知識から敵の攻撃してくる箇所を予測して茜丸や籠手を使って防御してみるね。
蟲将……外殻は硬そうだけど斬ったらどう言う手応えか気になる……うん、がんばろ
魔破・克也
先手は取れた。相手を混乱にも陥れた
戦闘音も鳴ってる事だし、他の奴らにも敵が居る事が分かるだろう
他に増援が居たとしても駆けつけてくるだろうし、その処分も兼ねれて一石二鳥だ
此方の位置はまだバレていない、なら落ち着かれる前に畳み掛けるのが吉か
ん、おう……接近戦を挑む奴が居るなら、そいつに注意が向く
その時は俺の不意打ちチャンス、力の見せ所って事だ
先程の戦闘で相手の動きを偵察、情報収集
部隊において落ち着かせたり、指揮する有能な個体を見極めて優先的に処理、混乱させたまま足並みを整えさせずに部隊を壊滅させる事を狙う
あん?飛んで逃れる?…その空中戦に使う羽、弾丸ぶちこんで撃ち落としてやるよ
地這って、倒されとけ
(「……攻城兵器を守るためにまずは警備のトループスを倒せば良いんだね」)
巡回警備部隊のクロノヴェーダが討ち取られて数を減らす戦場、ただでさえ追い込まれているというのにさらに敵の数が増えるというのは蟲将側からすれば泣きっ面に蜂だろうか。時先案内人の説明を思い出しつつ、斬るだけなら私にもできるかなと口には出さずに判断した峰上・悠凪(無口な剣術少女・g00211)が戦場の端に足を踏み入れえば、どこかで悲鳴が上がった。
(「戦闘はもう始まっているみたい……なら戦闘音のする方に進んで行けば敵と接触はできそうかな? あ」)
無言のまま悲鳴や弓弦のなる音を頼りに歩けば、音の主を見つけるのにそう時間はかからず。悠凪はすぐさま環境に合った迷彩模様で覆い自身の姿を隠すが、些少遅くなっても発見された丹陽水爬兵が悠凪の姿を捉えることはなかったと思われる。
「くそっ、よくも仲間を」
当の蟲将は仲間へ銃撃の撃ち込んで来た方角を見ていたのだから。仲間が空から降る花に浄化され息絶えたかと思えば、思い出したように先の銃撃が再開され再び仲間が倒れ、丹陽水爬兵たちの意識は完全に銃撃手の方を向いていた。
(「先手は取れた。相手を混乱にも陥れた。戦闘音も鳴ってる事だし、他の奴らにも敵が居る事が分かるだろう」)
その銃撃手こと魔破・克也(金欠守護者・g00588)も戦い自体を止めるつもりはなく。仮に増援があっても駆けつけてきた増援の処分も兼ねられると敵が増えることを忌避する様子はない。
(「此方の位置はまだバレていない、なら落ち着かれる前に畳み掛けるのが吉か」)
ただ方針を変更すべきかとは思っていたようであるが、数が減っているにもかかわらず敵巡回警備部隊の混乱は完全に収拾するに至っていないのだ。
「ん、おう……」
仕掛ける機を見計らい、飛び出す前にそれは起こった。
「な」
突如視界に悠凪が現れたように見えた丹陽水爬兵が出来たのは、一音漏らすだけ。倒れ込むかのように身を低くかがめた悠凪は蟲将が二音目を発するより早く肉薄し、敵を間合いに入れていた。
「下から斬る。それだけ」
「か、はっ」
「があっ」
だが、悠凪の言うそれだけで三つに別たれた丹陽水爬兵が二体、崩れ落ち物言わぬ骸と化す。
「ふぅん」
高速の二連斬の手応えを、外殻は硬そうだけど斬ったらどうなのかと言う疑問の答えを刀越しに感じながら悠凪は手にした一振りを閃かせ、付着した蟲将の体液を飛ばし。
「……うん、がんばろ」
十分通用することを把握すれば、後は残敵掃討に回るだけだった。掃討される方はたまったものではないだろうが。
「これ以上の被害は許さん! 皆、数で押せ!」
「あいつか」
圧倒的に不利な戦況、逆境にもくじけずに立て直そうと仲間に声をかける丹陽水爬兵を認め克也が呟いたのは、悠凪に敵の注意が逸れた今、つぶさに観察し、探っていたからだ。優先して討つべき有能な個体を。
「落ち着け、まだか、ぶっ」
尚も混乱する味方を鎮静化させようと声を張り上げた蟲将の顔面に異空間に繋がる穴から取り出された短剣が突き立つ。
「うげっ」
「ぎゃあ、このぉ!」
引き抜いた短剣で行きがけの駄賃とばかりに二体丹陽水爬兵を刻みながら戦場を駆ければ、崩れ落ちなかった方の丹陽水爬兵が両の鎌より水の刃を生み出して次々放ち。
「当たれ! せめて一矢報、い?」
鎌になった腕をがむしゃらに振り回し水の刃を飛ばし続けていた丹陽水爬兵は、急に水の刃が途切れ訝しんで動きを止めて己の腕を見る。
「俺の鎌?」
そこには関節から先のない腕だけがあり。
「あ゛」
次いで腰から上が斜めにずり落ちて濡れた音を立てた。
「地上はダメだ、斬られる! 飛ん――」
悠凪に斬殺された味方を見て慌てた丹陽水爬兵が水流を吹き出し空へ飛び立とうとするも。
「あん? 飛んで逃れる?」
短剣を異空間に繋がる穴から取り出した拳銃に持ち替えた克也の銃口がその羽根に向けられており。
「地這って、倒されとけ」
「がっ」
銃撃は蟲将の高速移動を赦さず、身体に銃創を作った死体が言葉の通り倒れ伏した時には未だ立っている丹陽水爬兵は一体もなく。
「ちっ、遅かったか」
黒い甲冑に身を包んだ蟲将が現れたのは、その直後だった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【先行率アップ】がLV2になった!
峰上・悠凪
後は指揮官だけ。さっきとは違って剣も鎧も凄いね。
華雄かぁ……三国志はよく知らないけどクロノヴェーダが名乗っているなら強い武将だったんだろうね。強敵だろうから気を引き締めて斬るよ。
敵は力が凄そうだしダッシュで動き回りながら戦うよ。わざわざ正面から相手の得意分野で戦う必要もないしね。
攻撃で衝撃波を発生させるみたいだから回避も普通に攻撃を避ける時より大きく避けたほうが良いかな?そういう所にも注意していくね。
防御する時はガードアップを活用して刀で防ぐよ。
戦いつつ十分に精神を集中させたらパラドクス発動。一撃で鎧ごと両断するような斬撃を放つよ。
一刀で鎧武者をも断ち切る技……うん、こういう敵にはぴったりだね
穏春・優季
折角頑張って作ったものを、使う前から破壊される訳にはいきません。
後の決戦のためにも、攻城兵器に近づけさせないようここで敵を討ちます!
敵が硬い殻に身を任せて突撃してくるなら、こちらはその殻の上からでも衝撃を与える事が出来るくらいの高威力攻撃で迎え撃ちます!
迫りくる敵に『オーダーメイド:W』によって威力を高めた榴弾砲を撃ち込んで味方を援護します。
威力強化による反動は自身が吹き飛ばされるくらい辛いですが、その分だけ敵に伝わる衝撃も大きくなるはずです!
硬い殻を壊す事が出来るかどうかは分かりませんが、衝撃で怯んだり突撃を逸らせる事が出来れば十分です。
敵に隙ができれば、後は頼れる仲間が何とかしてくれます!
魔破・克也
力押しでくる奴、得意じゃないんだよな……Pow馬鹿のお嬢を思い出す
って、考えてるのバレたら怒られるし、今は真面目にやろ
情報収集、偵察、観察で敵と味方の動きと癖を把握。ついでに弱点の看破
おー、若いのは元気だな。あっちこぅち動き回ったり、砲撃ぶちかましたり
反動で吹っ飛ぶのはいただけねえぞって感じで追撃を受けない程度まで飛んだ所で回収するか
トラップ生成で生み出した片足がハマる程度の落とし穴、それで動きが止まった所で装甲が無い部分に負荷がかかるように鞭と包帯で縛り上げ
「それ、力づくで引きちぎろうとするなり、振り払って良いぞ。お前なら出来る力加減だしなー?」
ま、やると食い込んで思う壺って感じなんだけど
穂村・夏輝
あの敵を倒せば、ここは安泰かな
戦術としては自分が前に出て味方に攻撃が行かないように立ち回り、攻撃自体はアンジェのジャッジメントレイに任せる
「俺は俺のできることをやらせてもらうさ」
味方が罠生成しているみたいなんで少し飛んで目線を上側に向けさせるような動きで、罠から注意を逸らす
敵の攻撃は剣の【強打】で威力を相殺するか緑甲で受け止める感じで
「俺じゃまだまだ関羽程とは言えないけど、あんたのお相手はできてるかな?」
敵を仕留めるのはアンジェや味方がやってくれるだろう
戦いが終わったら、井闌車を見上げる
「キミの勇姿を見せる時は近いよ」
「あの敵を倒せば、ここは安泰かな」
ポツリと漏れた穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)の呟きに無言のまま頷くことで峰上・悠凪(無口な剣術少女・g00211)が同意する。
(「さっきとは違って剣も鎧も凄いね」)
悠凪は三国志についてはよく知らなかったが、クロノヴェーダが名乗るなら強い武将を元にした蟲将だと見て気を引き締め。
「はぁ」
敵将の様を見て魔破・克也(金欠守護者・g00588)は嘆息する。両手に持つ大刀と言い纏う黒の甲冑と言い明らかなパワータイプと見て取ったからか。
(「力押しでくる奴、得意じゃないんだよな……」)
誰かを思い起こしながらも、考えてるのバレたら怒られるしと頭を振って考えを飛ばすと真面目な顔を作り。
(「折角頑張って作ったものを、使う前から破壊される訳にはいきません」)
自ら提案し仲間とともに建造した井闌車のことを思い浮かべた穏春・優季(お人好しで照れ屋な砲撃手・g03015)はぐっと拳を握り締める。
「遭遇した以上、見過ごすわけにもいきません。ここで討ちます!」
まだ敵には見られるどころか兵器の存在に気づかれても居ないのだ、優季も兵器への言及は避けて宣言すれば。
「有象無象が大きく出たな。部下どもを倒してくれたんだ、雑魚と言うことはないだろうが」
ダンっと蟲将は足で地を踏みしめ、大刀を優季へと向ける。
「この華雄を相手にその大言壮語、すぐにでも後悔させてやろう」
「大言壮語かどうか――」
だが、蟲将華雄の恫喝に優季は怯まなかった。むしろ反動の大きな榴弾砲を覚悟すら決めて砲口を華雄へ向け。
「……お先に」
ただ優季の榴弾砲が火を噴くよりも先に悠凪は走り出していた。
「むッ」
優季が砲撃でもしてくるなら即座に反撃してやろうという腹積もりだったのか、意識外の相手に仕掛けられたことで振り向く華雄を視界に入れながら、悠凪は尚も駆ける。
「おのれ、ちょこまかとッ!」
(「わざわざ正面から相手の得意分野で戦う必要もないし」)
一か所に留まらず常に動き続ける悠凪へ蟲将は苛立ちを隠そうともしないが、悠凪は一切気にせず。
「威力を上げた分だけ反動が強くなるのも覚悟の上です!」
先程から優季が構えていた特注品の榴弾砲から砲弾が撃ち出されたのは、この時だった。
「っ、舐めるなァ!」
予期せぬタイミングだったが故の一瞬の間、目を剥きつつも華雄は即座に身体を丸め転がり出す。
「……させない」
「フンッ!」
阻止せんと悠凪が斬りかかるもパラドクスでないただの斬撃は容易に無効化され。
「ごあっ」
だが、優季の砲撃は無効化できず直撃を受けて転がる軌道はぶれ、砕けた甲冑の破片が地に散らばる。
「おおおおッ!」
それでも転がる蟲将が止まることはなかった。転がりながらも器用に大刀を振って衝撃波を悠凪に飛ばしながらも。
「おー、若いのは元気だな。あっちこぅち動き回ったり、砲撃ぶちかましたり」
一方で、戦況をつぶさに観察していた克也は砲撃の反動でバランスを崩した優季をとっさに支え。
「あ、ありがと」
「それより、来るぞ」
礼の言葉を制して示した先には転がりくる華雄の姿があった。もっとも、この場にはもう一人ディアボロスが存在したのだが。
「俺は俺のできることをやらせてもらうさ」
そう宣言した夏輝は、空を飛び華雄の行く手を阻むが如く舞い降りる。
「今更出てきたところで、この華雄を止め」
「いや、そうでもなくてね」
味方に攻撃が向かわないよう立ち回るつもりだった夏輝からすると、自身の言はおかしく聞こえたかもしれない、ただ。
「な゛」
空から舞い降りた夏輝によって上方に一瞬注意の向いた華雄は、自身の進行方向にある地面に克也が作り出した片足がハマる程度の小さな穴を見落としていたのだ。無論それだけなら丸めた身体は段差に乗り上げた程度に跳ねるぐらいで済んだであろう。だが、これはパラドクスによる攻撃の起点となる落とし穴であり。
「ぬ゛ぉぉぉ?!」
鞭と包帯に絡みつかれれば華雄もブレた軌道を修正し直進するどころではなかった。
「それ、力づくで引きちぎろうとするなり、振り払って良いぞ。お前なら出来る力加減だしなー?」
さらにそんな蟲将を克也が煽る。
「敵に隙ができれば、後は頼れる仲間が何とかしてくれます!」
と援護砲撃を敢行した優季の推測の通り、現在進行形で華雄はディアボロスたちに翻弄され。
「ぐぐぐッ」
「俺じゃまだまだ関羽程とは言えないけど、あんたのお相手はできてるかな?」
縛めから抜け出そうとする蟲将へ夏輝は問いを投げた。ちなみに関羽は演技の方で華雄を討った将でもある。史実の方だと破ったのは孫堅の軍勢なのだが。
「おのれぇっ」
いずれにしてもディアボロスたちに反撃を阻止されたのは事実であり、激昂した華雄が克也の包帯を引きちぎろうと暴れれば、甲冑の隙間に包帯は食い込んでゆく。
「うおおオオッ!」
半ば自由にならない身、それでも大刀を振るうのは将としての意地か。
「ぐっ」
放たれた衝撃波は相殺しようと叩きつけた剣の一撃でも押さえきれず、ジェネラル級蟲将の血肉を取り込んだ装甲で受け止めながら夏輝はたたらを踏み。
「……強かった」
とは同じ衝撃波を放たれた悠凪の言。
「何を――」
ただ過去形であることに訝しむ華雄は聞く。
「アンジェ、頼んだよ」
オラトリオのアンジェローザへと夏輝がかけた声と。
「キミの罪を贖えとは言わない。けど、その重さをその身に受けてもらうよ!」
視線を自身に戻した夏輝の向けた宣言を。
「ぐおおおおおッ」
そしてアンジェローザが翼から放つ罪を断罪する浄化の光に灼かれながら、ようやく察す。過去形となった意味を。
「斬撃、一閃。……行くね」
「ま゛っ」
理解して、口にしようとした否定は、精神を集中させた悠凪の放つ袈裟斬りに身体ごと両断され。とさっと大刀が地面に突き立った直後に二つになった蟲将の身体はどさりと地面に倒れたのだった。
「うん」
打刀を一振りして、悠凪は一つ頷く。一刀で鎧武者をも断ち切る技だけに相応しい技だったと思ったのかもしれない。
「キミの勇姿を見せる時は近いよ」
戦いが終わり引き返す一行の中、井闌車が見え始めたところで夏輝は足を止め、無言で佇むソレへと話しかけた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!