リプレイ
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
忍野八海浅間神社。
相模国からの破壊兵器運搬こそ阻止したけれど、
兵器の整備施設は既に整えられている様子がある。
最終人類史へ攻め込むべく準備が進められているのなら、
酒呑童子の残虐性の強さを見ても、放置するのは危険だろう。
一方で、富士山の調査を急ぎたくもあり、
なるべく速く攻略出来るよう俺としても尽力したい。
先ずは防衛ラインの戦いだ。
しかしなるほど、柵で身を守っての防衛態勢か。
先手は取れるけど、反撃に特化して守りを固められている状況な訳だ。
【反撃アップ】に近い状態と考えれば、
【命中アップ】で可能な限り相殺して、確実にダメージを重ねて行きたい所だね。
そして拠点への道を開くには、仲間との連携も重要な要素となっていくに違いない。
スムーズに連携出来るように【パラドクス通信】も用意しておきたい。
有明月の竜笛を吹き鳴らし、『幽玄の霧』のパラドクスを使用する。
幽玄の霧の幻で敵を包み、反撃の目測を誤らせて、地面への直撃を避けつつ、
パラドクスの力を込めた雷撃の呪符で攻撃、ダメージを重ねて行こう。
常香・クロウエア
レディース、エーン、ジェントルメーン!
常香・クロウエアのマジックショーへようこそ!
富士山を望拝するこの神聖な淺間神社で開くことができるなんて恐悦至極、大感謝でーす!
…なーんて今まででしたら言っていたところですが、やはりそれどころではありませんよね。
あたしが弱いのはわかっています。ですが進まなければあたしも、戦況も、何も変わりません。
これっぽっち、マウスほどの微力ですが参戦しますね!
あまり無理はできませんが、残留効果「パラドクス通信」をお借りしてできる限りを尽くし協力しましょう。
パラドクス「World for Joker」を使って、シルクハットの中から大量のハトを呼び出します。ワン、ツー、スリーッ!
さぁ鳩たちよ。観客席に隠れた皆々様に、その姿をご覧に入れなさい!
鳩たちで翻弄することができれば御の字、ですが望みすぎもいけません。
私の力は微々たるものですが、残留効果「ダメージアップ」があります。
これで仲間の力を少し強めることは可能ではないでしょうか。
●浅間神社への道
「忍野八海浅間神社……相模国からの破壊兵器運搬こそ阻止したけれど、兵器の整備施設は既に整えられている様子がある」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)は周囲を見渡し、今まで得た情報から何かしらを企んでいるのを感じる。
「最終人類史へ攻め込むべく準備が進められているのなら、酒呑童子の残虐性と強さを見ても、放置するのは危険だろう」
もしもの事を考えれば、先手を取って酒呑童子まで叩いておきたいと思う。
「一方で、富士山の調査を急ぎたくもあり、なるべく速く攻略出来るよう俺としても尽力したい」
だが浅間神社の攻略をしている間は調査が出来ない。調査に取り掛かる為にも早急に攻略しようと神社に続く道を見た。
そこには簡易ではあるが丸太を使った柵が作られ、トループス級鬼『僧兵鬼』が先に進ませぬように防衛していた。
「先ずは防衛ラインの戦いだ。しかしなるほど、柵で身を守っての防衛態勢か。先手は取れるけど、反撃に特化して守りを固められている状況な訳だ」
必ず足止めしようという確固とした意志が感じられる。
「確実にダメージを重ねて突破したい所だね」
仲間と連携できるように【パラドクス通信】を用意すると、雪人は取り出した竜笛〈有明月〉を吹き鳴らし、パラドクス『幽玄の霧』を発動して当たりの視界を塞ぐような幽玄の霧を生み出す。
「これはっ! ディアボロスの襲撃か!」
「反撃せよ!!」
僧兵鬼が飛び出して一気に間合いを詰めると、雪人の胴を掴み跳躍する!
「このまま地面に叩きつけて――むぅ?」
腰を掴んだと思った手は、霧の幻によって目測を怠り左腕を掴んでいた。
「残念だけど、地面に衝突する気はないよ」
雪人は右手に持った雷撃の呪符を敵の顔に貼り付け、パラドクスの力を込めた電撃を叩き込んだ!
「がぁっ!!!」
感電した僧兵鬼がガクガクと震え、手の力が抜けたところで雪人が離れる。そして大地に着地すると、体勢を崩した僧兵鬼は背中から落下して叩きつけられた!
「符術を使うとは、陰陽師か!!」
「気を付けろ! 陰陽師は厄介だ!」
仲間が返り討ちに遭うと僧兵鬼は警戒して守りを固める。
「レディース、エーン、ジェントルメーン! 常香・クロウエアのマジックショーへようこそ!」
常香・クロウエア(忘憂と嘱望のジョーカー・g11778)がそんな敵の前に堂々と姿を晒す。
「富士山を望拝するこの神聖な淺間神社で開くことができるなんて恐悦至極、大感謝でーす! ……なーんて今まででしたら言っていたところですが、やはりそれどころではありませんよね」
マジシャンとして口上を途中で打ち切り、笑顔を消して真剣な顔となる。
「あたしが弱いのはわかっています。ですが進まなければあたしも、戦況も、何も変わりません。これっぽっち、マウスほどの微力ですが参戦しますね!」
加勢しようパラドクス『World for Joker(セカイハ・ジョウカノ・タメニ)』を発動し、指をパチンと鳴らしてマジックショーを始める。
「何をしている?」
「なにやら音が流れてきたぞ」
「引き籠もってくれているなら好都合です。しっかりあたしのマジックショーを鑑賞してもらいますね!」
困惑する僧兵鬼の前で軽快なユーロビートのリズムに乗り、クロウエアはくるっとステッキを回して〈不思議なシルクハット〉をノックする。
「ワン、ツー、スリーッ!」
すると光の鳩の群れを飛び出させた!
「鳩だとっ!?」
驚きながらも僧兵鬼は柵を利用して身を守る。
「さぁ鳩たちよ。観客席に隠れた皆々様に、その姿をご覧に入れなさい!
光の鳩の群れが飛び回り、その動きで攪乱する。
「柵のこちら側まで飛んで来ているぞ!!」
「落ち着け! 威力自体は大したことがない。コケ脅しだ!」
鳩が当たってもダメージが低いことに気付き、僧兵鬼は冷静に対処しようと動く。
(「鳩たちで翻弄することができれば御の字、ですが望みすぎもいけません」)
元より長く気を引けるとは思っていなかった。僧兵鬼達が真言を唱え印を結び始める――。
(「私の力は微々たるものですが、残留効果「ダメージアップ」があります」)
本命は自分の攻撃ではなく仲間の援護。
「こちらに注意が向いている今がチャンスのはずです」
【パラドクス通信】を通して雪人に伝えた。
「連携して突破口を開こう」
敵がクロウエアに向かって反撃しようとしているところへ、雪人が漂う幽玄の霧に紛れて雷撃の呪符を放つ!
「ぬぐがあああっ!!!」
「しまった! こちらが本命か!?」
威力を高めた電撃を食らった僧兵鬼達がショックに痙攣し、焼け焦げて倒れていく。
「上手くいきました! 引き続き少しでも注意を逸らして援護します!」
クロウエアが光の鳩を敵の周囲に飛ばし、その動きで視線を誘導させる。
「ええいっ! 鬱陶しい!」
僧兵鬼は光の鳩を薙刀で払い除ける。だがその隙に身体に呪符が貼り付いていた。
「ぐがげぁっ!!!!」
電撃が迸り僧兵鬼が直立すると、そのままゆっくりと倒れた。
「馬鹿な! 時間も稼げずに突破されるというのか!!」
雷光が迸るたびにバタバタと仲間が倒れ、必死になって僧兵鬼が妖気の炎を放つが、それが届く前に電撃が体を貫く!
「がぐあぁっ!!!」
「悪いけど、急ぎなんだ。押し通らせてもらう」
最後の僧兵鬼が倒れ込むと柵もまた崩れ落ちた……。
「道が開けましたね!」
クロウエアが柵で作った防衛ラインを突破できたと笑みを浮かべる。
「だがまだ敵は残っているようだ」
雪人の視線の先には、この先には行かせないと待ち構えるアヴァタール級妖怪『鵺』の姿が見えた――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
●第二の防衛陣
「こうもあっさりと守りを抜けてくるか!!」
指揮官のアヴァタール級妖怪『鵺』が柵と僧兵鬼の防衛を破られ声を荒げる。
「しかし少しでも時間を稼がねば! まともに戦うのは危険か……よし、オレが注意を引き付ける! お前たちは不意を突いて足止めしろ!」
「お任せあれ!!」
鵺が作戦を考えて指示を出すと、トループス級『闇尾咬』達が地中に潜って姿を隠した。
「酒呑童子様に防衛を任されたのだ。容易く突破されるわけにはいかぬ!! ここを通りたくばオレを倒していくのだな! ゴォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
鵺が獰猛な獣の如く雄叫びを上げ、ディアボロスに殺気を浴びせて注意を引いた。
そしてその間に地中から闇尾咬が不意打ちしようとゆっくりと近づいていく……。
常香・クロウエア
いけませんよ、ショーの最中のマジシャンに不意打ちをしようだなんて。
マジックを台無しにするお客様はもってのほかです。
騙し、騙される。そういった茶番あってこそ成り立つショーですからね。
純粋なココロを持って楽しんでほしいものですね!
残留効果「トラップ生成」を使い鳴子をあたりに張り巡らせます。
これ自体は火力になるどころか、クロノヴェーダの足止めにもならないでしょう。
しかし、不意打ちに対していち早く気がつけるための予防策となればと期待します。
パラドクス「Evil sleeps, Joker wakes」を発動するために、私はふたたびシルクハットの中を漁ります。
さぁさぁ、お次のマジックは――クロノヴェーダの切断マジック!
取り出しましたるこのチェーンソーで、すっぱりさっぱり解体してご覧に入れましょう!
もちろん、タネも仕掛けもありませんよ?
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
上手く連携出来て有り難い、常香の援護に感謝だよ。
次は此方が援護する番だね。
引き続き【パラドクス通信】で連携しつつ、
もし仲間への攻撃が激しい場合は、WIZでの庇いも担う構えだ。
マジックのショータイムを盛り上げて、この勢いのまま護衛も薙ぎ払って行こう!
敵が地中に潜っても、不意打ちなんてさせないさ。
敵が容易に背後を取れない様に、
背後に【防衛ライン】を引いて、敵が攻撃に使える移動範囲を制限し、
常香の用意してくれた【トラップ生成】の鳴子の罠に、
【反撃アップ】の効果も合わせて迎え撃つ。
『ディバインゲイザー』のパラドクスを使用、
雪月花の刀を地面に突き立てて守護の信念を具現化する。
龍のような姿の闇尾咬に対して、虎の様な姿のエネルギーの奔流を喰らいつかせて、
【命中アップ】【ダメージアップ】な攻撃を重ねていこう。
マジシャンがマジックを披露するのは当然だね。
一方で俺は陰陽師、悪い妖怪共が暴れているならば、調伏に動くのもまた当然の事さ。
八岐大蛇の神楽の演目のように、大蛇の首を討ち取っていこう!
●地中に潜む妖怪
「さあどうした! 来ないのならば俺から行くぞ!!」
『鵺』が挑発的に声を上げ、ディアボロスの注意を引く。その間に配下の闇尾咬が地中から奇襲を仕掛けようとしていた。
「いけませんよ、ショーの最中のマジシャンに不意打ちをしようだなんて」
常香・クロウエア(忘憂と嘱望のジョーカー・g11778)は挑発に乗らず地中に潜っている敵を警戒する。
「マジックを台無しにするお客様はもってのほかです」
そして【トラップ生成】を使い、鳴子を辺りに張り巡らせた。
「騙し、騙される。そういった茶番あってこそ成り立つショーですからね。純粋なココロを持って楽しんでほしいものですね!」
そう声を上げてトラップに気付かせず、自らに注意を引き付ける。
(「これ自体は火力になるどころか、クロノヴェーダの足止めにもならないでしょう。しかし、不意打ちに対していち早く気がつけるための予防策にはなるはずです――」)
音を聴き逃さぬように耳を澄ませて敵の動きを待つ。
「上手く連携出来て有り難い、常香の援護に感謝だよ。次は此方が援護する番だね」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)は感謝しながら次の敵に備える。
「地中から地表に出てくれば必ず振動するはず。出て来る場所が分かれば恐れる必要はないね」
さらに挟撃を避ける為に、【防衛ライン】を背後に引いて敵が自由に動ける場所を制限して待ち構えた――。
(「この上だな、一撃で仕留めてやる!!!」)
闇尾咬が動き大地が振動を始めると、カランカランと仕掛けておいた鳴子が音を鳴らす!
「来ましたね!」
すぐにクロウエアは警戒度を高め、音のした方へと身体を向けた。
「死ねぇええええ!!!」
地面に大穴が開き、闇尾咬の巨体が飛び出してくる!
「来たね、不意打ちなんてさせないさ。その一撃は俺が防いでみせるよ」
その前に割り込んだ雪人が、突き出される鋭い槍のような大きな角を白銀の刀〈雪月花〉で受け、逸らして直撃を避ける。
「なにっ!? 不意打ちを防がれただと!!」
地上に出た闇尾咬が苛立ちの声を上げる。
「ならばもう一度だ!」
そして再び穴を掘って地中に潜ろうと角を地面に向けるが、それを雪人は前に立って妨害する。
「せっかく顔を出したんだ、マジックのショータイムを見ていくといい」
「邪魔だ!!」
突っ込んで体当たりして来るのを刀で受け流し地中へ潜らせない。
「さぁさぁ、お次のマジックは――クロノヴェーダの切断マジック!」
そこでクロウエアは指をパチンと鳴らしパラドクス『Evil sleeps, Joker wakes(テキハ・ネムレド・ジョウカハ・ネムラズ)』を発動する。
「取り出しましたるこのチェーンソーで、すっぱりさっぱり解体してご覧に入れましょう!」
そして再びシルクハットの中を漁ると、明らかに入らないサイズのチェーンソーを取り出す。
「もちろん、タネも仕掛けもありませんよ?」
唸りを上げるチェーンソーを振り抜くと、闇尾咬の身体をぶった切って真っ二つにしてしまった!
「ギャアアアアアアア」
悲鳴を上げて両断された闇尾咬の身体が地面に叩きつけられた。
「貫き殺してくれる!!」
新たな闇尾咬が地面から顔を出し、巨大な角で刺そうと槍のように突き出す!
「まだまだマジックショーは終わっていませんよ! どんなに硬いものでも、ほら、こんなに簡単に切断できてしまいます!」
対してクロウエアがチェーンソーを合わせ、ガリガリと角を削って断ち切り、そのまま闇尾咬の頭部も切断してしまった。
「グギャッ!! こんなことが……」
自慢の角を断たれて驚愕したまま闇尾咬は息絶えた。
「一斉に襲うぞ!!」
「おう!!」
「む、こちらからは進めん?」
仲間をやられ怒りに燃える闇尾咬達が、次々と地中からぼこりと土を盛り上げて現れ角を突き上げる! だがその動きも反応して鳴子が激しく音を立て、【防衛ライン】に引っ掛かった者は遅れてタイミングがずれていた。
「訳の分からぬ芝居をしおって! ここで殺してくれる!!」
「マジシャンがマジックを披露するのは当然だね。一方で俺は陰陽師、悪い妖怪共が暴れているならば、調伏に動くのもまた当然の事さ」
待ち構えていた雪人が先んじてパラドクス『ディバインゲイザー』を発動し、刀を地面に突き立てて守護の信念を具現化する――。
「なんだっ!!」
「虎だと!?」
龍のような姿の闇尾咬に対して、虎の如き姿をしたエネルギーの奔流が喰らいついて胴体を千切った!
「グギャアアアアアアアアアアアッ!!!!」
「おのれぇえええ!!!」
負けじと闇尾咬が虎に角を突っ込んで消し飛ばそうとするが、角が折れて顔が抉り取られる。
「グゲェエエエエエエ!!!!」
荒ぶる奔流が獣の如く暴れ、闇尾咬達を噛み千切るように肉体をバラバラにしていった!
「八岐大蛇の神楽の演目のように、大蛇の首を討ち取っていこう!」
雪人は派手な攻撃で劇のように闇尾咬を次々と仕留めた。
「馬鹿な! 地中から攻める我らが返り討ちに遭うだと!!」
遅れて顔を出した最後の闇尾咬が仲間を既にやられているのを見て唖然とする。
「遅れて来ても大丈夫です。解体ショーを御覧に入れましょう!」
クロウエアがチェーンソーでその身体を開くように裂いていく!
「グギガアアアッ!!!」
悲鳴を上げた闇尾咬が暴れて再び元来た穴から地中に潜ろうとする。
「まだ舞台は終わっていないよ。ここから降りるのは死ぬときだけさ」
そこへ雪人が穴からエネルギーを噴出させ、虎が首を噛み切る!
「ゲブァッ………」
闇尾咬の頭部が大地に転がって動かなくなった。
「さあ、残すはアヴァタール級のみです。最後のマジックショーを披露しましょう!」
「そうだね、大将首もこの調子で討ち取るとしようか」
クロウエアと雪人は残った鵺と向かい合った――。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
●変幻自在の鵺
「地中からの奇襲すらも通じぬとは!!」
配下が全滅するのを目の当たりにした鵺が驚愕する。
「……こうなっては俺自らが時間を稼ぐしかない!」
気を取り直し、闘志を燃やして自らの身体をさまざまな動物や妖怪のものに変化させていく。
「簡単に俺を倒せると思うな! 貴様らの力に合わせて自在に変化し、手玉に取ってやるわ!!! ゴォォォオオオオオオオオオオオオオ!!!」
全力でディアボロスの進軍を止めようと、鵺は猛々しく咆えて威嚇しその前に立ち塞がった!
風見・茜
いっけな~い突入突入!いそげいそげ~ッ
あっもう柵壊れてる……さすがディアボロス、仕事が早い!
柵の残骸を見繕って使えそうな丸太があったら何本か借りていこう。よいしょ。
最近は戦国も大忙しだね~。こういう時は敵さんを殴る手は何本あっても良いからね。
なんて独り言ちながらい~い感じでロープを結わえ~
担げばさながらバタリングラム、またの名を破城槌。
これが今日の私の「アメイジングウエポン」!
準備オッケー!
鋭利な方を前に向けて、ダメージアップ増し増しのフルパワーで貫くは敵さんの土手ッ腹!
ちょっとそこ通りますよ~!
どんな姿をしていようが実態があれば全部当たり判定ッ!
傾けて攻撃を受ければ盾にもなるし、突くだけじゃなく横に向けて殴打も出来る!
とまあパワー押ししてる間に味方が上手い事意表をついたりトドメを刺してくれたらしめたものだ
ワハハ、翻弄されたのは君の方だったようだなッ!
常香・クロウエア
手玉に取ったつもりでも、いつの間にかハマってしまってるのがマジックショーです!
きっとあなたも、この摩訶不思議な世界に魅了されてしまいますよ。
いよいよ常香・クロウエアのマジックショーもおしまいの時間が近づいてまいりました!
ここまでお付き合いいただいた沢山の観客の皆々様、そしてアシスタントをしていただいた文月さんに大々感謝です!
最後は大イリュージョン、ファンタスマゴリー!
幻影の騎士たちを呼び出すマジックで、幕引きと致しましょう!
見逃さないでくださいね。
残留効果「命中アップ」、そして「ダメージアップ」を使い、パラドクス「the Phantoms told Joker」を発動することで暗転とともに幻影の騎士たちを呼び出し、クロノヴェーダを囲います。
さぁ幻影たちよ、クロノヴェーダを串刺しにしてください!
戦闘中は残留効果「パラドクス通信」で仲間の方々に協力します。
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
茜も来てくれて、役者も揃った感じだね♪
大蛇退治を終えて、残す敵は大将の『鵺』一体、
マジックショーもいよいよクライマックスだ。
派手に華麗にフィナーレを飾ろう!
引き続き【パラドクス通信】で、常香達仲間と連携して戦いたい。
助手として戦場にクダ吉を走らせて、鵺の意識を攪乱しつつ、
仲間の攻撃に合わせて、『式神吹雪』のパラドクスを使用する。
常香に倣ってマジシャンのように、
虚空に翳した掌から現れるのは、蝶のように舞う色取り取りの紙吹雪。
いつもは白い和紙を使うけど、今日は特別にカラフルに♪
軽やかに舞う紙吹雪で、戦場を華やかに彩ろう!
勿論これはパラドクス、ただの紙吹雪ではないよ。
一枚一枚が式神としての力を持ち、自由自在に空を舞う。
此方を分析して反撃しようとする鵺に纏わりついて、視界を奪いつつ、
【命中アップ】の効果も使って、変化を続ける鵺の核となる部分を見極めて、
容赦なく切り裂いていこう。
仲間の作ってくれた隙を活かしつつ、
此方で作った隙も活かして貰いつつ、
最後の一斉攻撃も狙って行けたらと!
●鵺退治
「いっけな~い突入突入! いそげいそげ~ッ」
ちょっぴり遅刻したと、風見・茜(廃品回収承ります・g10800)が自転車〈鉄塊号〉で山の坂道をヒルクライムのように駆け上がっていた。
「あっもう柵壊れてる……さすがディアボロス、仕事が早い!」
そして破壊された丸太の柵を見て、既にこちらの有利で戦況が進んでいる事を理解した。
「これ使えそうだから借りていこう。よいしょ」
茜は自転車を降りると、形を保っている丸太を回収する。
「最近は戦国も大忙しだね~。こういう時は敵さんを殴る手は何本あっても良いからね」
茜は独り言を呟きながらい~い感じでロープで何本もの丸太を一纏めにして担ぐ。その姿はバタリングラム、またの名を破城槌――。
「これが今日の私の「アメイジングウエポン」!」
パラドクス『アメイジングウェポン』を発動してただの木材を武器に変える。
「準備オッケー!」
鋭利な方を前に向けて、威力を効果で増し増しにして仲間の加勢に向かった……。
「手玉に取ったつもりでも、いつの間にかハマってしまってるのがマジックショーです!」
常香・クロウエア(忘憂と嘱望のジョーカー・g11778)が堂々と敵の正面に立つ。
「きっとあなたも、この摩訶不思議な世界に魅了されてしまいますよ」
そしてマジックショーを続けて披露する。
「いよいよ常香・クロウエアのマジックショーもおしまいの時間が近づいてまいりました! ここまでお付き合いいただいた沢山の観客の皆々様、そしてアシスタントをしていただいた文月さんに大々感謝です!」
優雅な立ち居振る舞いでシルクハットを手に一礼し、ステッキをくるりと回すとポーズを決めた。
「最後は大イリュージョン、ファンタスマゴリー! 幻影の騎士たちを呼び出すマジックで、幕引きと致しましょう!」
指をパチンと鳴らしてパラドクス『the Phantoms told Joker(ゲンエイハ・ジョウカニ・カク・ツゲシ)』を発動する。
「見逃さないでくださいね」
笑顔でそう告げると、一瞬の暗転の後に、剣を携えた幻影の騎士達が鵺を囲んでいた!
「見世物の類か!」
鵺はすぐに包囲を抜けようと駆け出す。
「見世物かどうか、すぐにその身で確かめられますよ――さぁ幻影たちよ、クロノヴェーダを串刺しにしてください!」
しかし逃しはしないと幻影の騎士達が一斉に動き出し、また舞台は暗転する――。
「ぐがはっ!! な、なにがっ!?」
騎士達は消え、そこには本物の剣で身体中を串刺しにされた鵺だけが残されていた。
「だがこのくらいでは我は死なん! 次はこちらの番だ!」
鵺が全身を鬼の如く筋肉を膨張して血を止め、強化した肉体で剣を引き抜き妖気を溜めていく――。
「ヒョーーー」
不気味な鳴き声を上げ、鵺は地を蹴ってクロウエアに向かって跳び掛かる!
「ちょっとそこ通りますよ~!」
「グゲェァアアア!!!!」
しかしそこへ茜が横から突撃して、束ねた丸太の先端を鵺の土手ッ腹に突き刺し、大量の血を撒き散らしながら吹っ飛ばした!
「こ、殺す殺す殺す!! 我が変幻自在の乱舞で翻弄し殺してやるぞ!!」
血を流し怒りに燃える鵺が自らの身体をさらに変化させ、虎の脚で駆けよると顔を鮫に変えて牙を剥く!
「どんな姿をしていようが実態があれば全部当たり判定ッ!」
噛み千切ろうとする牙を丸太で受け止める。凶暴な鮫の口が丸太を噛み千切ろうとするが、パラドクス化で強化されていて噛み砕けない。
「な、ひ? かへはい?」
想定外ではあるが、すぐに鵺は尻尾を蛇に変えて噛み付く。しかしその前に茜は丸太を振り回して、鮫の歯を折りながら鵺を地面に叩きつけた!
「茜も来てくれて、役者も揃った感じだね♪」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)は加勢に来てくれた茜に笑顔を向ける。
「大蛇退治を終えて、残す敵は大将の『鵺』一体、マジックショーもいよいよクライマックスだ。派手に華麗にフィナーレを飾ろう!」
そして表情を引き締めると、仲間に続いてパラドクス『式神吹雪』を発動し、常香に倣ってマジシャンのように、虚空に翳した掌から現れるは蝶のように舞う色とりどりの紙吹雪――。
「いつもは白い和紙を使うけど、今日は特別にカラフルに♪ 軽やかに舞う紙吹雪で、戦場を華やかに彩ろう!」
舞う色鮮やかな紙吹雪が倒れている鵺を覆い囲む。
「なんだ? 紙切れ?」
鵺はそんなもの気にせず立ち上がろうとするが、紙吹雪が触れると体を切り裂いた!
「がっ、これは……まさか式神なのか!」
「その通り、枚一枚が式神としての力を持ち、自由自在に空を舞って襲い掛かる。この攻撃を凌げるかな?」
驚く鵺に間を与えず、視界を奪い紙吹雪が連続して全身を切り裂いていく!
「ぐ、があぁああああああああああっ!!」
全身を血に染めた鵺が咆え、暴れ回るが執拗に紙吹雪は纏わりつく。
「ワハハ、翻弄されたのは君の方だったようだなッ!」
茜は丸太を地面に立てると、逃げ惑う鵺を笑った。
「ぐぅううううっ! 強い! だがまだ負けてはおらぬ! 一体でも倒し時間を稼ぐ!!」
少しでも時間を稼ごうと鵺は肉体を亀のように変化させ甲羅によって身を守る。
「厄介な式神を使うディアボロスから仕留める!」
そして足は獣のようにして雪人へと突撃を開始した。
「少し気を逸らそうか」
雪人はクダギツネの『クダ吉』を走らせ敵の眼前を横切らせる。
「なんだ? 狐? 先に喰らうてやろうか!」
鵺の意識がクダ吉に向かって腕を伸ばす――。
「よそ見してると危ないですよ~!」
茜が正面に割り込み、丸太の尖った切っ先を向けて突っ込んで来る鵺にぶち込んだ!
「ぐ、ギャアアアアア!!!」
甲高い悲鳴を上げて甲羅を穿たれ、胴体に風穴を開けられた鵺の脚が止まる。
「これで終幕としましょう!」
クロウエアが指を鳴らすと、暗転して幻影の騎士達が再び鵺の周囲に姿を見せる。
「今度はやられるものかぁああ!!」
鵺が妖気を纏った腕を蛇に変えて振り抜き、騎士達を薙ぎ払う!
「お客様が参加して楽しんでもらうのもマジックショーの醍醐味です!」
さらなる暗転で、薙ぎ払った腕に何本もの剣が食い込み、切断されて地面に落ちた。
「ぎ、ギガァアアアアア!!!!」
右腕を失った鵺が苦しそうに顔を歪めて後退する。
「これでフィナーレといこう!」
そこへ雪人が紙吹雪を舞わせ、逃げ場を塞ぐ。
「ま、拙い!」
鵺が必死に紙吹雪から逃れようとする。しかし動けば動くほど、ひらひらと舞う紙吹雪がその身を切りつけて全身が赤く染まった。
「ぐ、があっ! こんな、時間も稼げずに負けるなど……あってはならぬ!」
最後の力を振り絞って鵺は地を蹴る! しかし紙吹雪が逃げ場を塞ぎ、その身をズダズダに切り裂いて血塗れの鵺は大地を転がった。
「これにてクロウエアのマジックショーは閉幕です!」
クロウエアが指を鳴らして暗転させ、深々と一礼すると、そこには剣で串刺しになった鵺が横たり、紙吹雪が幕を下ろすように降り注いでいた……。
「ふ~、終わりましたね。最後のお手伝いができてよかったですよ~」
敵が動かぬのを確認した茜が汗を拭うポーズを取る。
「ありがとうございます。お二人の協力で楽しいマジックショーを披露できました」
クロウエアは二人に頭を下げて感謝の言葉を伝える。
「こちらこそ、マジックショーのお手伝いができて楽しかったよ」
雪人が楽しいショーだったと微笑む。
「それなら良かったです。これで浅間神社に近づきましたね」
「そうだね。この調子で速やかに酒呑童子の元まで辿り着きたいものだ」
ディアボロス達は鬼や妖怪による防衛ラインを突破し、浅間神社への道を一歩進める事に成功した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建物復元】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!