【ラ・ピュセル奪還戦】⑨童話の魔女グリム
このシナリオは【火刑戦旗ラ・ピュセル奪還戦】に関連する特別シナリオです。
最終人類史の戦場は、奪還戦が開始するまで攻撃する事は出来ない為、火刑戦旗ラ・ピュセルのフランス全域に散らばるジェネラル級キマイラウィッチに対して、戦闘を仕掛けます。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
また、火刑戦旗ラ・ピュセルの周囲は全て最終人類史の領域である為、今回の奪還戦では他ディヴィジョンからの横やりが入る事はありません。
このシナリオの攻撃対象は【⑨童話の魔女グリム】の軍勢です。
魔女グリムは、ジル・ド・レを筆頭とするジャンヌ・ダルク配下の武将達とは別の派閥となるキマイラウィッチ達を率いる、有力なジェネラル級でした。
ブールジュを中心とした地域を支配していましたが、オルレアン奪還に伴い、最前線のオルレアンを配下に任せて、支配地域の中心に位置する『シャトールー』に根拠地を置いて、ディアボロスに対抗しようとしているようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑨童話の魔女グリム」の敵残存率を低下させます。
【ラ・ピュセル奪還戦】寓話は憤怨に序するか(作者 海鶴)
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●シャトールー
見据えねばならないのは、なにか。
一つの戦いを経た後のことである。しかし、ジェネラル級キマイラウィッチ『童話の魔女グリム』は一つの戦いから二つの可能性を導き出していた。
「まさか、サンジェルマンが敗れるとは想定外であった」
有力なジェネラル級キマイラウィッチの敗北。
それを受けての此度の戦いである。仮に、と彼女は可能性を模索した。
「ディアボロスのディヴィジョンへの侵攻が成功したとしても、有力なジェネラル級が尽く撃破されては、火刑戦旗ラ・ピュセルを守り切るのは難しかろう」
加えて、この状況下でジェネラル級の三割以上を敵地に送るという断片の王『ジャンヌ・ダルク』の判断。
であれば、狙いは必然。
「ふ、ならばジャンヌ様の期待に応えねばならぬな、この『童話の魔女グリム』の名に懸けて。この戦い、なんとしても生き延びねばならぬ」
彼女は二つの可能性から導き出した答えを持って此度の奪還戦の方針を固めるのだった。
●パラドクストレイン
レーネマクダ・デルトダウ(テト・カフ・g08563)は集まってきたディアボロスたちに一礼する。
「お集まり頂きありがとうございます。火刑戦旗ラ・ピュセル奪還戦の発生を示す断層碑文の出現の報、すでにお聞き及びのことと存じ上げます」
彼女の言葉にディアボロスたちは頷く。
断片の王『ジャンヌ・ダルク』は不完全ながらも、復讐祭の卵を使用した大儀式を行い、最終人類史への逆侵攻を実行したのだ。
「此度の奪還戦、『ジャンヌ・ダルク』の撃破と共に最終人類史の防衛も行わねばなりません。加えて、キマイラウィッチはディアボロスとの戦いで本来以上の戦闘力を発揮致します。この戦いが熾烈極まるものであることは、最早疑う余地もございません」
そう、この戦いはまさしく激戦なのだ。
「今回ファーストアタックを仕掛ける軍勢はジェネラル級キマイラウィッチ『童話の魔女グリム』の軍勢でございます。『ジル・ド・レ』と双璧を為すとも言われた戦力であることは言うまでもございません」
そのため、この戦いもまた熾烈なものとなるだろう。
この軍勢は、守りを固めるように布陣しているようだ。
消極的とも捉えられる動きであるが、この守りを突き崩しておくにこしたことはないだろう。
「これまで以上の激戦……皆様のご活躍に掛かっております。どうかご武運を」
レーネマクダはそう告げ、パラドクストレインに乗り込むディアボロス達を見送るのだった。
リプレイ
エイレーネ・エピケフィシア
おお、刃音様!それに御伽様もいらっしゃるのですね!
魔女の名を穢す怪物どもを討ち滅ぼす戦いにおいて、お二人の力を貸して頂けるとは有り難い限りです
共に力を合わせ、人々を脅かす邪悪なる者達に裁きを下しましょう!
≪神護の長槍≫と≪神護の輝盾≫を手に参戦
刃音様と御伽様が奇襲に成功した場合は、その後に続いて敵の戦線を打ち崩す役割を担いましょう
奇襲が困難な状況であれば、最前衛を担い敵の注目を惹き付けることで仲間が攻撃しやすい状況を作ります
『駆け抜ける不退の志』を発動し、盾を構え槍を前に向けながら突撃
並んだ2体の敵を纏めて刺し貫き、更に後方の敵を狙える空隙を敵群の中に穿ちましょう
自分一人であれば、不吉な幻視に心を揺さぶられたのかもしれませんが……
わたしを信じて下さる刃音様の前で、そのような幻惑に戸惑うことなどありません!
仲間への信頼で動揺を殺し、迫る攻撃を冷静に盾で受け流します
撤退の頃合いが来たら「戦場の外に向けて走り抜ける」形でパラドクスを使用
最後に倒す敵を貫きながら離脱します
続きは決戦の日に、ですね
鴻・刃音
【御伽と行動】
※アドリブ、連携可
※推し=エイレーネさん
シャトールーの戦場も4か所目……これで終わりって訳じゃないから気合いを入れていこう、姉さん。
これが終わればまた次の戦場に行かないといけないからね。迅速かつ最大の戦果を挙げよう。
……ちょっと待って。推しを感じる。俄然気合が入ってきた……!!
推しの為に、頑張るよ!!
勿論本来の目的は忘れない。素早く、そしてなるべく多くの敵を削らないと。
けれど無策に近づくわけにもいかない。冷静に……音を消して限界ぎりぎりまで接近を行おう。
可能であれば背後を取って……一気に奇襲を掛けよう。今回は姉さんと同時に、挟撃と行こうかな。
此方は一体一体を確実に斬り伏せていく。全体的な削りは姉さんにお願いする。
より素早く、より派手に。圧倒的な恐怖を植え付けさせるべく、確実に首を刎ねて回る。
当然反撃もあるだろうけれど、痛みを感じさせずに迫れば恐れおののいてくれるだろうから。
死ななければ止まらない。撤退の限界ぎりぎりまで。
鴻・御伽
【刃音と行動】
※アドリブ、連携可
結構な戦場を渡ってきているわね。まだまだ続くでしょうから……気合を入れて頑張りましょう。
グリムを思い通りにはさせたくない、徹底的に彼女の策略を潰して回りましょう。
え……刃音?ここは戦場よ?冷静にね?
ここは防衛に重きを置いているのね。積極的に傷つけられはしにくいでしょうけれど……ある意味で厄介ね。
でもある意味で好都合でもある。やる気がないのなら、恐怖は伝播する。
ほら、突然挟まれる様に攻撃を受けたら……当然驚くわよねぇ?
静かに動いて刃音と対面、つまり敵を挟む位置を陣取る。
戦いの狼煙は刃音の電撃にしようかしらね。ほんの少しだけタイミングをずらしてこちらも攻勢に出るわ。
パラドクスにより三体の「白のポーン」を呼び出し一斉に背後を襲わせるわ。
戦意を削ぐのもだけれど、戦場では流れを掴めなかった方が負けよ。
詰まり、これが成功していれば貴女達は削られるだけ。諦めなさい。
自身は後衛に立ち、撤退のタイミングを見計らう。
十分に削れたのなら、直ちに撤退をする様に呼びかけ退こう。
大和・恭弥
仲間と密に連携、アドリブ歓迎
最終人類史への逆侵攻とは、赦してはおけない策だ。
不完全とはいえ、少しの油断もならないな。俺はあえて敵陣での「攻め」に貢献しよう。こちらも例に違わず、より一層気合を入れて挑むよ。
戦場に到着次第、妖刀「藍雪花染」を抜刀し、呪詛を解放。
その場に溢れる呪詛をも喰らい、糧にすることで強い気力を込めて刀を的確かつ迅速に振るっていく。速度重視で斬りかかっていこう。
俺は仲間が攻撃をしやすくなるよう、遊撃の役割を担う。
仲間との戦闘配置も考慮しながら、臨機応変に移動しつつ、敵の側面などから集中突破でより多くの敵を撃破できるよう斬りはらう
パラドクス「剣技・天神ノ瞋怒雨「風神」」を発動し、大風を起こし広範囲の炎狼に対処する。
多少のダメージは厭わない。積極的に踏み込んで行動しよう
守りは最大の攻めとも言うからな。鉄壁は崩しておくに限る。
少なくとも敵の策が十分に崩せるほど成果をあげられたとわかったら、仲間と連携を取って戦略的撤退を行おう
必要があれば、前方の殿は俺が努める。本戦に備えないとな
火刑戦旗ラ・ピュセル奪還戦。
最終人類史への逆侵攻。
それがディアボロスに課せられた使命である。奪還を目指し、また護る。相反する二つの事柄を同時に行わなければならないのは、この奪還戦が好機であるのと同時に窮地でもあったことだろう。
だからこそ、赦してはおけないのだと大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、その意志を漲らせてシャトールーの地へと踏み出す。
「復讐祭の卵……不完全とは言え、少しの油断もならないな」
抜刀された妖刀『藍雪花染』の呪詛が彼の意志と共に溢れる。
「でも、ここで終わりじゃないからね」
並び立つ鴻・刃音(夢現・g06022)は、双子の姉である鴻・御伽(ナサリーティル・g11725)と共に数々の戦場を渡り歩いてきた。
そう、まだ続く。
これはまだ奪還戦の前哨戦にすぎないのだ。
目にする軍容は『寓話の魔女グリム』の手勢である。
「守りを固めているようだけれど……『寓話の魔女グリム』の思い通りにはさせたくない。徹底的に彼女の策略を潰して回りましょう」
冷静な御伽の言葉に刃音も頷く……が、彼女が目を見開き、手で姉を制した。
何を、と御伽は思っただろう。
「……ちょっと待って」
「どうした?」
恭弥もまた訝しむ。
「推しを感じる」
「え……刃音?」
「おお、刃音様、それに御伽様も!」
刃音の言葉に共にパラドクストレインから降り立ったエイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は驚きよりも心強さを感じたようだった。
「魔女の名を穢す怪物共を討ち滅ぼす戦いにおいて、お二人の力を貸していただけるとはありがたい限りです。それにそちらの御仁も。共に力を合わせ、人々を脅かす邪悪なる者達に裁きを下しましょう!」
その言葉に三人は頷く。
が、刃音はぶるぶると震えていた。
「俄然気合が入ってきた……!! 推しの為に頑張るよ!!」
刃音の推しとはエイレーネのことを示すのだろう。
彼女の気合の入り方は尋常ではなかった。
「刃音、ここは戦場よ? 冷静にね?
「もっちろん、任せておいてよ! 本来の目的は忘れてないよ。素早く、そしてなるべく多くの敵を削らないとね!」
「敵陣は守りを固めているという。ならば、敵陣を引き出し、その目を惹きつける役目、俺が請け負おう」
恭弥は危険な役目を駆って出た。
開放された妖刀の呪詛。
漲るのは、悲しみや苦しみ。
そして、敵が身に宿した呪詛である。復讐心すら喰らう妖刀の刀身が怪しく煌き、守り固めるトループス級『星狼の魔女』たちへと剣技・天神ノ瞋怒雨「風神」(ケンギ・テンジンノシンドウ・フウジン)によって妖気を蓄えたかのような大風が吹きすさび、軍勢へと叩きつけられるのだ。
「この世を歪ませるものに慈雨は必要ない――世の全てを憎み、俺達をも恨む、その心根、鎌風の如く斬り刻んでみせよう。かかってくるがいい」
恭弥の挑発に『星狼の魔女』たちは、その身に滾る復讐心を抑えられなかった。
「言わせておけば、ディアボロスが……! 私達が、どれだけ無惨に殺されたかを知らぬくせに、お前たちに殺された私達の苦しみを知らぬくせに! 許すことはできない! たとえ、命にそむくことになろうとも!!」
生み出された青き炎の狼たちが戦場を埋め尽くし、疾駆する。
その突撃は周囲を炎の海に変え、恭弥を通り囲む。
だが、彼は踏み出す。
多少の傷は覚悟の上だった。
なぜなら、己が負った役目は敵の釣り出しであったからだ。
大風を操り、荒ぶ炎を吹き散らしながら『星狼の魔女』へと妖刀の一撃を叩き込み、鋭い爪と鍔迫り合い、その憎しみの視線を彼は受け止める。
「その憎しみが仕組まれたものだとしても、それでも止まらないか」
「お前たちディアボロスが我らが同胞を殺したことに代わりはないだろう! それを――……ッ!?」
釣り出された敵戦力の側面にパラドクスの光が輝く。
さらに恭弥の背後からも強烈な輝きが飛び込んでくる。
それはエイレーネの構えた盾であった。
数多の戦いを駆け抜け、相対する強敵の苛烈なる攻撃を幾度となく退けてきた盾。
その盾を構えたエイレーネが駆け抜ける不退の志(アダマスティ・ヴォーリシー)と共に大地を削りながら、その槍の一撃を全体重を載せて『星狼の魔女』へと叩き込むのだ。
「ぐ、あああっ!! こ、の……!」
「仕組まれた復讐、それは悪。であれば、この身によって、その悪を砕きましょう!」
「黙れッ! ディアボロス、貴様らはッ!!」
星が輝き、エイレーネの瞳に不吉な未来が映し出される。
炎と死。
血と死。
痛みと苦しみ。
それはあり得たかもしれない未来であったかもしれない。もしかしたのならば、何かを喪う未来であったかもしれない。
パラドクスの輝きが見せる幻視にエイレーネはたじろぐ……ことはなく、踏み出していた。
大地を踏み抜いた一歩は、幻影を砕く。
「そのような幻視に心を揺さぶられることはございません……何故ならば!」
彼女の声と共に釣り出された敵の軍勢の側面に輝いていたパラドクスの煌きが膨れ上がる。
「わたしを信じてくださる仲間の前で、そのような幻惑に戸惑うことなどありません!」
信頼が、ディアボロスを強くする。
仕組まれた復讐心も、憎悪も、他者との絆がりがあるのならば、些細案ことだ。
故にエイレーネと恭弥は踏み出す。
「その悪意に変わる復讐心を、ここで切り捨てる」
槍が穿ち、刀の一撃が道を切り開く。
そして、敵を挟み込む輝きを灯す二人の瞳が輝いていた。
「電光石火、見てからでは遅いんですよ」
雷神の纏い(ライジンノマトイ)。
それは踏み出した刃音の足から発せられる雷。
迸るパラドクスの輝きと共に彼女は神速の領域に踏み出していた。恐るべき速さ。その速度を持って刃音は『星狼の魔女』たちへと切り込む。
放たれる斬撃は強襲の一撃となって『星狼の魔女』の首を寸断するだろう。
鮮血が舞うまでもなく、放たれた雷に蒸発して消える。
「なっ……側面からっ!?」
「眼の前の敵に目がくらんでいるから、そうなるんだよ。推しの眩さにっていうのならわからないでもないけれどね!」
振り抜いた一撃が『星狼の魔女』の首を両断し、刎ねる。
死ななければ止まらない。
その加速した一撃と雷を標に、御伽の瞳がパラドクスに輝く。
「さぁ、行きなさい!貴方達は勇敢なる白の兵士。阻むものは斬りなさい!」
彼女の羽ペンが描くのは三体の白のポーン。
それは敵の側面から飛び込み、『星狼の魔女』たちを引っ掻き回すように攻撃を叩き込む。
敵の戦意は苛烈だ。
削ぎ落とすことはできないだろう。けれど、戦場の流れを描き作ることはできる。
恭弥が敵を釣り出し、エイレーネがこれを押し留めた。
そして、刃音と御伽が側面から敵の戦力を叩く。
連携によって、敵の戦力は徒に削られることになる。
「ディアボロスッ、許しがたいッ! ここでも私達を殺して、苦しめるッ!」
「必ず、私達の復讐がお前たちを、お前たちの首を噛み殺すッ! その時までッ!!」
呪詛の咆哮が響く。
「諦めなさい」
すでに戦いの流れは造られていた。
「御三方! 頃合いです。道をお作り致します!」
エイレーネの言葉と共に彼女は戦場の外へと飛び出すようにパラドクスの輝きを放ちながら走る。
敵をなぎ倒しながら、パラドクストレインまでの退路を作り上げたのだ。
「続きは決戦の日に」
「ですよね! 姉さん!」
「分かっているわ。十分に敵は削れたわ。今は退きましょう」
「心得た。殿は俺が務める。本戦に備えねばな」
それに続くように刃音、御伽が走り、殿を恭弥が努めて一体となって四人は敵の軍勢の追撃を振り切ってパラドクストレインへと戦果を持って撤収するのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!