シベリア縦断、バイカル湖を目指せ

 攻略旅団の方針により、シベリア地域のアルタン・ウルクへの遊撃作戦を、バイカル湖に向けた移動作戦に変更します。
 バイカル湖までは千キロを大きく超える距離があり、到達は至難ですが、一歩一歩前進し、バイカル湖を目指してください。
 目的地を変更、或いは、別のアプローチを思いついた場合などは、攻略旅団で提案を行ってください。
 また、作戦が長期化した場合、情勢の変化により作戦の継続が不可能となる場合があるので、その点も注意が必要でしょう。

!特殊ルール!
 『アルタン・ウルクの荒野移動向上作戦』の結果により、最終人類史で開発した『荒野移動に適した使い捨ての車両』をパラドクストレインで運び込み、利用する事が可能になりました。
 この効果により、必要シナリオ数が『32』から『24』に減少しています。

!特殊ルール!
 8月の攻略旅団提案により、バイカル湖方面最前線にゴルディアスの結び目を運び、前線の支援を行う事になりました。
 後方の安全が確保された事で、必要シナリオ数が『24』から『18』に減少しています。

シベリアから南下(作者 大丁
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#融合世界戦アルタン・ウルク  #シベリア縦断、バイカル湖を目指せ  #シベリア  #バイカル湖 


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「シベリア方面で行われていたアルタン・ウルクに対する遊撃戦は、レナ川沿いに南下しバイカル湖を目指す作戦に移行しています」
 ファビエヌ・ラボー(サキュバスの人形遣い・g03369)は、車内に地図を掲出する。
「バイカル湖の先には『本来のアルタン・ウルクのディヴィジョン領域』と想定される、モンゴル地域があります。敵の中枢に向かう作戦になった、と言えるでしょう」
 しかし、かなりの距離だ。
 融合世界戦の勢力圏を、2000km近く踏破しなければならない。

 ぬいぐるみたちの手も借りて、敵の資料も並べられた。
「シベリアで収集した情報から、アルタン・ウルクは寒い地域を嫌う性質があるとわかっています。朝鮮半島のような密度はありません。そのかわり、司令塔となる大型のアルタン・ウルクが道中にいるはずですわ」
 この大型のアルタン・ウルクを撃破していく事が、バイカル湖に向かう為に必須となる。
「今回の作戦で遭遇する敵の構成は、蟲将形態の一体に、通常型の護衛がつくかたちになっています」
 図で示されたのは、大型を中央におき、八方に通常型が並んだ陣形だ。
「このアスタリスク(*)のような形のままで、荒れ地を素早く動けるようです。指揮の正確さに驚かされますが、多数の触手で地面を叩く移動は隠密に適しません。音に気をつけた哨戒活動を行なえば、一方的に攻撃を仕掛けられるはずですわ。参考になさってください」

 見送りに、プラットホームへと出てくるファビエヌ。
「たいへんな距離をいく作戦にもかかわらず、このたび攻略旅団の重点目標に指定されました。目的地の変更は当面ないとして、トレインの出現も増えるかもしれませんね。わたくしもイイコトしていきましょう」


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【傀儡】
2
周囲に、ディアボロスのみが操作できる傀儡の糸を出現させる。この糸を操作する事で「効果LV×1体」の通常の生物の体を操ることが出来る。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わり、「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げて運搬可能になる(ただし移動を伴う残留効果は特記なき限り併用できない)。
【モブオーラ】
2
ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させる。注目されたり話しかけられる確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【平穏結界】
1
ディアボロスから「効果LV×30m半径内」の空間が、外から把握されにくい空間に変化する。空間外から中の異常に気付く確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【通信障害】
2
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【寒冷適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が、摂氏マイナス80度までの寒さならば快適に過ごせる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV1 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【リザレクション】LV1

●マスターより

大丁
 オープニングをお読みいただきありがとうございます。
 マスターの大丁です。

 今回は、融合世界戦アルタン・ウルクのシベリアにて、敵と戦うシナリオとなっております。

 敵部隊哨戒任務を行なえます。
 戦闘では、さきに護衛の通常型を撃破しておかないと、大型への成功数が減少します。
 大型アルタン・ウルク『蟲将形態』の撃破により、シナリオは成功で完結します。

 戦いに、冒険に。そして、ドキドキを。
 みなさまの素晴らしいプレイングをお待ちしております。
60

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


相原・相真
…2000㎞か。いやあ、改めて考えても長い道のりですね
けどまあ行くと決まったからには進むとしましょう
まさしく千里の道も一歩から、です

シベリアへ着いたらまずは【寒冷適応】を使用
その後は注意されていた通り周りの音に注意しながら進んでいきましょう
先に発見しやすいと言っても油断は禁物
身を隠せる場所などしっかり把握しながら進んでいきたいところです

あと敵の索敵とは直接関係ないんですが、
ここのディヴィジョンに人以外の動物がいるかを確認しながら進んでみます
動物がいるかどうかで動物系の残留効果が有効かどうかも変わってくるので、できれば改めて確認しておきたいところだなと
言った通り、先は長い
ならそれを何とかする手段も色々考えないといけませんし、そのための確認もしておかないとなりませんからね


「思ったほど寒くありませんでしたね……」
 相原・相真(銀腕・g01549)は念のため、『寒冷適応』を活性化させたが、下車したときの印象どおり、活動には支障のない気温だ。シベリアの地名から、雪原や永久凍土を想像した者も多かったと聞く。
 もっとも、一般人なら相応の装備が必要だろう。ディアボロスの身体ならでは。
 加えて、黒っぽい荒野の広がりを見れば、まともな人類が歩いていい場所ではない。
「……2000㎞か。いやあ、改めて考えても長い道のりですね。けどまあ行くと決まったからには進むとしましょう。まさしく千里の道も一歩から、です」
 相真のモットーとも重なるところだ。
 ディアボロスは方角と地形、なによりレナ川の位置を確認して南下を始める。
「敵の索敵とは直接関係ないんですが……」
 提案をひとつ、出している。
 動物の姿を見られるかどうか。
 『融合世界戦』が他ディヴィジョンとの交流をもたないならば、変身系の残留効果の使い道がまだあるかもしれない。できれば改めて確認しておきたかった。
「言った通り、先は長い。ならそれを何とかする手段も色々考えないといけませんし、そのための確認もしておかないとなりませんからね」
 とりあえず、進んできた過程では、なんの遭遇も起こらない。
 代わり映えしない景色を眺めてきただけだ。やがて、予知で示された地域に達した。
 注意されていた項目に従って、周りの音に気を配る。
「先に発見しやすいと言っても油断は禁物。身を隠せる場所などしっかり把握しながら進んでいきたいところです」
 大まかには平原だが、ゴツゴツした地質で起伏もある。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

ラウム・マルファス
2000kmかァ。距離は長いけど、道作らないで良い分マダガスカル探検隊より楽かも、アハ。

念のため黒い防寒具羽織っておこウ。どこまで視界に頼ってるか良くわからないケド、まぁ無駄じゃないハズサ。

汎用ドローンのパッシブソナーをONにして、手にもって索敵しながら進むヨ。音の大きさである程度の距離を把握しつつ、暗視カメラでアルタンを探そウ。これもパッシブだヨ。電波で気づかれたら困るからネ。

そういえば、融合世界戦の地面って普通の土なのカナ。アルタン重いから押し固められてそうだとは思うケド、削れそうならちょっと削ってみて、安全そうなら小瓶に入れて持って帰ってみよウ。

空もずっと暗いし、目印無いとそのうち方向が分からなくなりそうだよネ。方位磁針は動くのカナ?

って感じで試しながら進むヨ。敵の反応が近づいてきたら、索敵に集中。音や振動から敵の移動方向と速度を計算して、バレずに奇襲が仕掛けれる位置に移動するヨ。


「距離は長いけど、道作らないで良い分マダガスカル探検隊より楽かも、アハ」
 ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は、励ましの言葉をもらした。
 念のために羽織っているのは、黒い防寒具。
「アルタン・ウルクが、どこまで視界に頼ってるか良くわからないケド、まぁ無駄じゃないハズサ」
 あの、赤い輝きを思い返す。
 確かに、『眼球』はたくさんついていた。
「汎用ドローンのパッシブソナーをONにしてっト。飛ばしちゃまずいかナ? じゃ、手にもって索敵しながら進モウ」
 音の大きさである程度の距離を把握しようとする。
 黒い怪物は、『口』もたくさんだ。
「暗視カメラもパッシブだヨ。電波で気づかれたら困るからネ。空もずっと暗いし、目印無いとそのうち方向が分からなくなりそうだよネ。方位磁針は動くのカナ?」
 いまのところ、ディアボロスたちが南下しているのは間違いなさそうだ。
 暗い大地を歩き続けた。
 仲間が指摘したように、局所的には起伏がある。
「そういえば、融合世界戦の地面って普通の土なのカナ。アルタン重いから押し固められてそうだとは思うケド、削れそうならちょっと削ってみて、安全そうなら小瓶に入れて持って帰ってみよウ」
 デーモンの魔創機士にしてガジェッティアは、さまざまな道具や機器を試す。
 結局のところ、耳をすませておけば良かった。
 たぶん、ひとつずつなら乾いて甲高い。鞭で地面を叩くような、鋭利な音なのだろう。
 量と回数の問題で、低い振動となって響きわたる。
 アルタン・ウルクの集団がたてる、移動音だ。
「バレずに奇襲が仕掛けれる位置に移動するヨ」
 ラウムが指差したのは、振動から計算した敵の移動方向と速度。そして、隠れやすそうな地形。
 えぐれたような表面をもつ、大きな岩石だ。
 その陰に到達すると、黒い群れを見渡せた。
「なんだか、床用のロボット掃除機みたいな動きだネ」
 家電で例えるラウム。
 中心には一体の大型蟲将アルタン。護衛の配置はアスタリスク(*)のようで、八方に伸びた腕、というか六方向だ。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!

ソラス・マルファス
兄貴(g00862)と
陣形みたいなもの組んでやがるんだな。蟲将の知識かねぇ、だんだん厄介になっていくな。

兄貴の作戦通り、挟み撃ちからの各個撃破を狙うぜ。
戦闘開始と同時に、まずは通信障害を使う。近距離個体同士の通信は妨害できねぇような話も聞いたから、混乱はすれば儲けものってくらいに考えておくぜ。

大剣に風を纏って敵に放ち、砂や石礫を巻き上げてデカい身体を削り取ってやろう。反撃は大剣の腹で受け止め受け流すことで、被害をなるべく抑えるぜ。トドメを差したらすぐ次だ。左隣、右隣の順だな。状況に応じた作戦変更は兄貴に任せて、俺は敵を倒すことに注力するぜ。戦っている最中に後ろから攻撃されんようにだけ、注意を払っておこう。


ラウム・マルファス
ソラ(g00968)と
まずは周囲のお邪魔からだネ。ソラと挟み撃ちするヨ。
順番としては*の上と下を各々狙って、そこから時計回り(左隣)の1体、その次は反時計回りの1体の3体をそれぞれで倒す作戦サ。
強くて連携得意なアルタン相手に1対多は悪手だけど、今回は散らばってる上に奇襲だからネ。1体ずつ全力で倒して即次の相手へ向かえば、1対1を三連戦で終わらせられるハズ。
もし作戦が上手くいかず、先にアルタンに合流されたり、連戦が難しいようなダメージを受けそうなら、当初予定とは逆回りにしてそのままソラと合流し、連携して戦おウ。

太極扇を開いて黒い鳳凰を呼び出すヨ。最初の1体は気づかれる前に先制攻撃できると良いナ。仕留めれたら即次へ。反撃が来たら氷龍の盾で可能な限り受け流して、確実にとどめを刺してから次の相手へ行くヨ。

戦いながらそれ以外の個体の様子も観察。特に中央のアルタンが乱入してくると面倒だからネ。挟み撃ちだから片方へ向かう判断をするのも難しいと思うケド、油断しないよう立ち回ろウ。


 ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が分析している横から、弟のソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)が顔を出した。
「陣形みたいなもの組んでやがるんだな。蟲将の知識かねぇ、だんだん厄介になっていくな。どうする、兄貴?」
「まずは周囲のお邪魔からだネ。挟み撃ちするヨ。ここから見て、アスタリスクの上から仕掛けるかラ、ソラは下をお願いダ。そこから時計回りに左隣を撃破していこウ」
 兄の指がつくる交差に頷いて、ソラスは『呪詛の大剣』を引き抜いた。
「俺も『通信障害』を持ち込んだんだが、そっちは?」
「戦闘開始と同時に張ってみよウ。ものは試しサ」
 実験の提案に、ラウムが反対するはずもない。
 兄弟は隠れ場所から秘かに抜け出し、別れた。配置につくと、兄は鉄扇『太極扇・瑞鳥示現』を開く。
「押し留め、切り開ク。『吉兆:鳳凰の舞(キッチョウ・ホウオウノマイ)』」
 凍気で出来た黒い鳳凰が現れ、羽ばたいた。
 敵を挟んだ反対側からその翼を見て、弟は大剣に風を纏って前へと放つ。
「巻き上げろ! 『砂塵嵐(サジンアラシ)』!」
 黒っぽい大地から、砂や石礫を削り取り、それがアルタン・ウルクにぶつかって、触手の肉塊を蹴散らした。
 通信障害の効果は、目で見て観察できる範囲にはあらわれない。
 報告通り、近接戦闘では敵の連携を崩せないのか、蟲将型は指揮能力が高いのか。あるいは大型種ゆえの強化かもしれないし、この部隊の連携特性とも考えられる。
 どれもが在り得るので、ソラスはとりあえず試行を諦めた。
 そうするうち、砂塵嵐が一体、というか塊のひとつを撃破する。 
 すぐに、対象位置の逆側の一群も、ラウムの鳳凰からの凍気に撃破される。
 全体がもつ、大地を滑るような動きは維持されているが、両端からラウムとソラスが抑えているので、どこかに逃がしてしまうことはない。ふたりは時計まわりにとなりの『腕群』へと目標をうつし、攻撃する。
「強くて連携得意なアルタン相手に1対多は悪手だけド、今回は散らばってる上に奇襲だからネ。1体ずつ全力で倒して即次の相手へ向かえば、1対1を三連戦で終わらせられるハズ」
「トドメを差したらすぐ次だ。左隣、また左隣の順だな」
 さすがに、次の相手は応戦してくる。
 眼球からの『赫眼閃光』を、『氷龍の盾』で受け流す、ラウム。
 透明な防壁に差し込んだ赤い光は、内部の龍の紋様を浮かび上がらせる。光線はそこで止まり、ラウムの身体を守った。
 巨大な蹄を生み出し、猛進してくる腕群へと、ソラスは大剣を構えて応じた。
 ふと、子供の運動会でみた、マスゲームを思い出す。
 動きの先端になっている子は、みんなより速くなければならない。蹄の勢いもなかなかだ。けれども、ソラスはその場で待った。
「状況に応じた作戦変更は兄貴に任せよう。俺は敵を倒すことに注力するぜ」
 ただし、後ろから攻撃されない程度には気をつける。
 大きく大剣を振りぬけば、石礫の巻き上げが、奴らの蹄部位も引きちぎっていった。
 ラウムは、戦いながらそれ以外の個体の様子も観察している。
「特に中央のアルタンが乱入してくると面倒だからネ。挟み撃ちだから片方へ向かう判断をするのも難しいと思うケド、油断しないよう立ち回ろウ」
 立てた作戦の通りに実行していたら、黒い鳳凰が最後の眼球まで凍らせてしまった。
 やや手応えがなかったものの、護衛を伴った指揮官役がいれば、まずトループス級から撃破していくのはセオリーである。
 もし、初手から中央へと攻撃を仕掛けていたら、蟲将型には何か変わった策があったかもしれない。好奇心はかき立てられるが、結果として残る敵は大型指揮官だけとなったのだ。
 ディアボロスたちは、間髪をいれずにアルタン・ウルクの殲滅を狙う。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】がLV2になった!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

花宮・小乃香 (トレインチケット)



「コノカも全力でいざ、がんばるの!」
 花宮・小乃香(ヒルコの修験覚者・g08451)は、手指によって印を結ぶ。
 大型アルタン・ウルクの眼球が放つ熱線は、護衛のものより数段強力だった。引火しそうな草木もない荒野なのに、照射地点からみるみる火の手があがる。
 『赫眼火計』、軍師の策のようだ。
 消滅したディヴィジョン、『大戦乱群蟲三国志』のクロノヴェーダを取りこんだだけはある。
「コノカだって、戦国の世の出身ですから、戦はお手の物なの!」
 火炎の経路を察知すると、そのあいだをすり抜けた。熱に揺らぐ空気のあいだで、小さな身体が見え隠れする。駆けまわって回避しているようだ。
 時折、完全に姿が見えなくなってしまい、仲間たちはヒヤリとするが、それさえも敵を欺く手段だと知ると、ヒルコの修験覚者が作ってくれた機会を活かすよう、それぞれにパラドクスの詠唱に入る。
「今なの、『不動降魔印』~!」
 ぴかっ!
 輝きが、火さえも透過して広がった。
「邪悪なる者を調伏します!」
 コノカが放つ神気は、大型蟲将形態の眼を直撃し、熱線の力を抑制している。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

逢海・凪都 (トレインチケット)



廿楽・歌舞伎 (トレインチケット)



「あれを止めるなんて……! それにしてもコノカさん、炎にまかれたのかと思って、驚きました」
 廿楽・歌舞伎(舞えぬ楽師・g04895)は、まだドキドキしているようだ。
 胸を押えるしぐさに、クダギツネの『レン』が付き添う。
 彼女のとなりにはもうひとりのカースブレイドがいて、逢海・凪都(黒焔・g03331)はこれもまた、クダギツネの主人なのだった。
「戦闘能力ではマルファス兄弟もすごいよ。俺たちも負けてられない。……いくよ、ラク!」
 『雅樂』を連れて、『大型アルタン・ウルク蟲将形態』めがけて駆けだそうとする。
「かくのごとく、慎み給ふべきかと存ずるに、いかが!」
「??」
 聞きなれない言葉に足を止め、振り返れば歌舞伎がおどおどしながら、なにか言いたそうにしている。
 凪都は先を促した。
「ええと……待てって、こと?」
「あ、あのっ。いまから突進すると、大型アルタンに上から串刺しになっちゃいます」
 確かに、敵は背中の羽を震わせているところだ。
 飛び上がられれば歌舞伎の指摘どおりに、触手から変形してできた長柄武器を振り下ろされるだろう。
「ラク、さん? と、うちのレンが協力すれば、あの大型を地上に留めておけるのではないでしょうか」
「なるほど。『管狐影縛法(くだぎつねかげしばりほう)』、だね。維持するあいだに、火力の強い仲間にトドメを刺してもらおう」
 凪都は察しがよく、歌舞伎もこくりと頷く。
 黒っぽい大地だが、影のような蟲将型にもそこに長く伸びる本物の影がある。背が高いし、光源も周囲に十分だ。
 『雅樂』と『レン』は、そうした敵の影に牙を突き立てた。
 大型アルタンの動きは鈍くなる。
 虫の翅も振動をやめた。当然、飛ぶのは取り止めだ。
「エライ! やったね、ラク!」
 労いの言葉を送っても、クダギツネは牙を立てつづけているから返事はなかった。
 ともあれ、ディアボロスたちは攻勢にでる機会を得る。
 すでに大型アルタン・ウルク蟲将形態の。眼と翅を封じたのだ。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【傀儡】LV2が発生!
効果2【反撃アップ】LV2が発生!

ソラス・マルファス
兄貴(g00862)と
でかいってことはそれだけ強敵だ、改めて気を引き締めるぜ。

大剣に風を纏い、正面から斬り結ぶ。攻撃は怪力無双を使って力負けしねぇようにしつつ、可能な限り受け流すぜ。流石に生物としての能力が違いすぎる、連撃全部を耐えるのは無理だろう。だが、少し動きを止めてやれば兄貴の鳳凰が来るはずだ。

兄貴の攻撃に間髪入れず、追撃を仕掛けよう。大剣の風を強め、唐竹割に斬り捨てる。攻撃をしたらすぐに距離を取るぜ。触手生物なら、真っ二つにしても即回復どころか断面から触手が飛んできそうだからな。

簡単に仕留められねぇことはわかってる。焦らず、確実に弱らせるよう攻撃を続けよう。


ラウム・マルファス
ソラ(g00968)と
わぁ、でっかイ。呂布と戦ったこと思い出すネ。
こっちは弱点らしい弱点もないけど……まぁ呂布も心臓消し飛ばしても倒れなかったし、似たようなものカナ。

再び太極扇を開いて黒い鳳凰を呼び出すヨ。さっきも使った攻撃だけど、アルタンは見て学習して対応する、っていう感じはあんまりしないからネ。対応されやすくはなってるだろうけど、2度と効かないってレベルじゃないハズサ。

ソラが連撃に耐えてる間に、鳳凰で攻撃を仕掛けるヨ。ソラを回り込む形でアルタンの横から攻撃。死角とかは無いだろうけど、この位置からの攻撃がソラにとっては追撃しやすいだろうからネ。

熱線は可能な限り氷龍の盾で受け流し、炎に囲まれたらすぐ一番手薄なところから脱出するヨ。多少の火傷は覚悟しよウ、時間が経つほど火勢は強まるだろうからネ。手持ちの消火剤(薬品)投げて引火を防ぎつつ、動ける程度の怪我なら攻撃続行。

まだまだ敵は元気だろうからネ、敵の動きを観察し、無理しない程度に立ち回るヨ。


「わぁ、でっかイ。呂布と戦ったこと思い出すネ」
 ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は、なかば棒立ちになった大型アルタンを見上げる。
「こっちは弱点らしい弱点もないけど……まぁ呂布も心臓消し飛ばしても倒れなかったし、似たようなものカナ」
「でかいってことはそれだけ強敵だ、改めて気を引き締めるぜ」
 大剣に纏う風力をあげる、ソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)。
「みんなの頑張りに応えるためにもな!」
 正面から斬り結びにいった。
 いっぽう蟲将形態は、飛翔と槍攻撃をあきらめ、触手で直接連打を放ってくる。
 ソラスは力を込めて、大剣で連打を受け流すようにした。
「影を縫い止められているからか、さっきから同じ場所に居座ってやがる。あとは、触手を抑えておくだけでいい。兄貴の鳳凰が来るはずだ」
 流石に生物としての能力が違いすぎるし、連撃全部を耐えるのは無理だろう。強敵だ。
 個対個ならそうかもしれないが、ディアボロスが少しずつ連携を重ねていけば、勝機は見えてくる。
「さっきも使った攻撃だけど、アルタンは見て学習して対応する、っていう感じはあんまりしないからネ。対応されやすくはなってるだろうけど、2度と効かないってレベルじゃないハズサ」
 ラウムは再び太極扇を開いて、黒い鳳凰を呼び出す。
 連撃に耐えているソラスを回り込む形でアルタンの横から凍気を浴びせる攻撃だ。
「死角とかは無いだろうけど、この位置からの攻撃がソラにとっては追撃しやすいだろうからネ。押し留め、切り開ク、『吉兆:鳳凰の舞(キッチョウ・ホウオウノマイ)』」
 アルタンの指揮官役は、大きな身体の全体に霜がおりるほどである。
 眼球のひとつを作りだし、熱線を撃とうとした。
 『赫眼火計』のとおり、周囲に炎が燃え移れば、霜も解かせたかもしれない。先刻のとおり、仲間の印からの光が、アルタンの眼球を閉じさせた。
「おヤ? 本当に学習していないんだネ」
 凍結が進んだところで、ソラスは大剣を上段に構えた。
「風纏い、旋風(センプウ)!」
 いわゆる、唐竹割に斬る。正中線からまっぷたつに割れた大型蟲将は、中身も触手が蠢いているような様子だった。
 ソラスは念のため、数歩下がる。
 滅ぼしたと思った敵が、内部の触手を武器として、攻撃してこないとも限らない。
「さきに燃え広がってたぶんに囲まれそうダ。いったん、一番手薄なところから脱出しておくヨ」
 ラウムは距離をとった。
 新しい熱線はもう来ないが、時間が経つほど火勢が強まるのも当然のこと。アルタンの表面にはった霜は落ちてしまったかもしれない。だが、ソラスを残してきたのは、もう決着がついたように思えたからだ。
「動きは……なし、と。兄貴、俺は逆側から行くぜ!」
「じゃア、皆も脱出しヨウ」
 向かう先は判っている。
 兄弟たちはルートが別々になったまま、行けるところまで南下を続けた。それほどまでに、蟲将形態のつけた火は広範囲に及んでいたのだ。
「2000kmのうち、少しは削れたカナ?」
 ラウムがそういうころ、帰りのトレインと、なによりソラスと合流が叶った。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【モブオーラ】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2025年04月12日