闇夜よりもなお深く(作者 秋月きり
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#融合世界戦アルタン・ウルク  #朝鮮半島解放作戦(釜山~蔚山)  #朝鮮半島  #ゴルディアスの結び目 

 最終人類史新宿島新宿駅ターミナル。到着したパラドクスレインは、一つの行く先を示していた。
 改竄世界史融合世界戦アルタン・ウルク。異形の歴史侵略者アルタン・ウルク達が跳梁跋扈する改竄世界史の名であった。
「第二次朝鮮半島橋頭保確保作戦の成功により、朝鮮半島の釜山に、クロノ・オブジェクト『ゴルディアスの結び目』を利用した拠点の設営が行われました」
 時先案内人、シルシュ・エヌマエリシュ(ドラゴニアンのガジェッティア・g03182)は静かに現情報を報告する。
 言葉の端々に喜色が見て取れたが、まあ、それは置いておくことにしよう。
 ともあれ、と彼女は説明を続けた。
「クロノ・オブジェクト『ゴルディアスの結び目』の効果の一つ、謎を解けない限り先に進めなくすると言う『謎かけの霧』は、アルタン・ウルク達にとって、非常に有効的に働いているようです。よって、釜山の拠点防衛については、何の心配もなさそうですね」
 毎月、円卓エネルギーを500使用するとのコストの問題もあるが、ともあれ、アルタン・ウルクの侵攻を阻止出来るのは大きな話だった。
「そして、攻略旅団からは、釜山を拠点として、朝鮮半島を北上する作戦が提案されています」
 釜山拠点は安全であっても、周囲をアルタン・ウルク達に埋め尽くされてしまえば、戦略的な意味は失われてしまう。
 よって、現状、積極的な作戦行動が重要になる、と言う訳だ。
「まずは釜山から海岸線を北上し、蔚山を目指して下さい」
 ウルサン。正史では工業都市として名を馳せた場所だ。
「蔚山を制圧すれば、更に北上し、浦項を目指す事も可能でしょう」
 ここからどう動くかは復讐者達の心積もり次第、攻略旅団の提案次第だが、防衛の為に、そして、侵攻の足掛かりを作る上で、戦線を押し上げることは大切であった。

「釜山の拠点までは、パラドクストレインで移動出来ますので、其処から皆様に出撃、その後、蔚山へ向かって頂きます」
 また、攻略旅団からは【通信障害】の残留効果を利用し、アルタン・ウルクの集結を防ぐと言う提案が行われている。
 よって、可能ならば【通信障害】の残留効果を高いレベルで維持しながら戦闘を行って欲しいと、彼女は続ける。
「まあ、現状、【通信障害】の効果が何処まで有用なのかは不明なのですけどね」
 もしも有効であれば、蔚山制圧後の作戦行動に良い影響を与える可能性があるのでは、とのことであった。
「此度、皆様が戦う敵は、トループス級アルタン・ウルク蟲将形態、そして海を征くトループス級アルタン・ウルク冥海機形態の二群となります」
 冥海機形態の方は復讐者達を積極果敢に狙うため、此方を優先し、倒すべきだろうか。
「これらの群体を倒した後、皆様は蔚山制圧に乗り出す訳ですが」
 繰り返しになるが、釜山拠点は『ゴルディアスの結び目』がある為、防衛戦の必要は無い。裏を返せば、それ以外の拠点、此度で言うならば蔚山制圧後は、拠点防衛をしながらの作戦となるだろう。
「制圧地域が増えれば、防衛の難易度も上がってしまいます。今後の侵攻ルートに工夫が必要やもしれませんね」
 侵攻ルートについての作戦がある場合、攻略旅団で提案すると良いだろう、と彼女は言葉を締め括った。

「朝鮮半島南部に、中枢と呼べるアルタン・ウルクの存在は確認されていません。よって、しばらくはトループス級アルタン・ウルクとの戦いが続く物と考えられています」
 だが、と彼女は首を振る。トループス級だからと言って、侮る理由は何処にもないのだ、と。
「アルタン・ウルクは個体にしても強敵です。油断は禁物でしょう」
 ゴルディアスの結び目を用いて釜山の拠点を確保している以上、融合世界戦アルタン・ウルクの攻略は何時でも可能。とは言え、夏に控える《戴冠の戦》を思えば、一定の成果を上げたい、と考えるのも致し方ない事かと、時先案内人は独白した。
「ともあれ、朝鮮半島の海岸線を制圧すれば、対馬や佐世保の安全にも寄与できる筈です」
 皆様の御武運、お祈りしています。
 時先案内人は復讐者達にそう告げ、彼らをパラドクストレインへと送り出すのであった。

 ……シュゴォォォォ……シュゴォォォォ……。

 朝鮮半島海岸部。
 呻くような囁くような蠢くような。
 そんな鳴き声とも呼吸音とも付かない声と共に、それらは哨戒している。
 地を征き、空を飛ぶアルタン・ウルク蟲将形態は、周囲を見渡し、彼らの視線が届かない海面海中は、ガチガチと牙を鳴らし、同じ声を発するアルタン・ウルク冥海機形態達が突き進んでいる。

 ……シュゴォォォォ……シュゴォォォォ……。

 ただ、その声と、規律的に蠢くアルタン・ウルクの異様な姿だけが、そこに在った……。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【モブオーラ】
1
ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させる。注目されたり話しかけられる確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【断末魔動画】
1
原型の残った死体の周囲に、死ぬ直前の「効果LV×1分」に死者が見た情景が動画として表示される世界になる。この映像はディアボロスだけに見える。
【水面走行】
1
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1

●マスターより

秋月きり
 お世話になります。秋月きりです。第二次朝鮮半島橋頭保確保作戦の成功、並びに釜山の拠点確保、おめでとうございます。
 その勢いのまま、北上し、次は蔚山を目指しましょう! と言う感じのシナリオをお届けします。

 以下、補足です。
 ご確認下さい。

●選択肢について
①大群のトループス級『アルタン・ウルク蟲将形態』
②ディアボロスを狙うトループス『アルタン・ウルク冥海機形態』
 双方ともアルタン・ウルク達と戦う選択肢です。どちらから攻略するか、その際に使用するパラドクス・残留効果・作戦がどの様なものであるかによって、難易度が変わってきます。ご注意下さい。
 攻略優先順位はありません。双方クリアすれば、此度のシナリオ攻略は完了いたします。

●その他
・「そうですね。冥海機形態は皆様を積極的に狙ってきますので、こちらを優先して排除した方が良いと思いますが、海の中にいることが問題ですね。相応の残留効果を用いて、撃破する必要があると思います」
・「立春は過ぎたとは言え、まだ、海は冷たく、しかも、場所は融合世界戦アルタン・ウルクと言う別のディヴィジョンです。寒さ対策は……あって困るものでもありませんし、してた方がいいでしょうね」
・「それと、此度の影響は薄いと思いますが、今後を鑑み、【通信障害】も可能な限りお願いします」
 以上、時先案内人からの助言です。
 参考になれば幸いです。

 それでは、アルタン・ウルク達の黒き群れを斬り裂く、皆様の閃光のようなプレイングをお待ちしております。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎

黒龍偃月刀を携えて釜山でパラドクストレインを降りる
深呼吸して見据えるは、大地にひしめく黒と赤

我らの目標は蔚山。そこに辿り着くために道を切り拓く
まずは地上の掃討からだ

目標をしっかりを見定め、『アルタン・ウルク蟲将形態』の一団へ走り迫る
その勢いを乗せて<ジャンプ>すれば、戦意に呼応した朱殷の闘気が偃月刀の刃を研ぎ澄まし、自重を加えた一閃は【ダメージアップ】を伴うバラドクスとなって、得体のしれない巨体を<両断>する

一体を確実に斃すことで反撃の機会をなくし、アルタン・ウルクらからの攻撃に集中する
触手の動きをよく見極め、うねりに捕らわれることなく矛先の行方に<精神集中>
右腕の大籠手と戦花護紋で急所を防御することでダメージを軽減
すぐさま反撃に出て、怒りで研ぎ澄まされた刃で叩き切っていく

敵は膨大、こちらは寡兵という事を忘れず、囲まれそうになれば無理をせずに後退し【エアライド】で立ち直りを
仲間も駆けつけてくれると信じて、焦らず、己が出来ることを着実にこなす


 改竄世界史融合世界戦アルタン・ウルク、釜山。
 クロノ・オブジェクト『ゴルディアスの結び目』に護られた拠点に降り立った夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は、ほうと嘆息を零す。
 その手に構えるのは、彼の象徴とも言うべき得物、黒龍偃月刀だ。
 一頻りの深呼吸の後、彼は走り出す。
 目指すは工業都市蔚山。より正確に言えば、最終人類史では蔚山と呼ばれた場所だ。融合世界戦アルタン・ウルクがどの様な世界なのかが判明していない今、蔚山もどの様な街なのか、それとも建屋一つ無い荒野なのかは判らない。
 だからこそ進む。だからこそ、巣くうアルタン・ウルク達を撃破し、掃討するのだ。
 走り行く彼の視界が、それを捉えた。
 視界に映るは、大地をひしめく赤と黒。同時に、呼吸音にも呻き声にも似たあの声と、ギチギチと響く蟲の鳴き声じみた怪音が耳朶を打つ。
「待たせた、とは言わんが」
 だが、錬晏の独白に応えるよう、それらは「シュゴォォォ」とあの音を立て、彼へと殺到してくる。
 アルタン・ウルク蟲将形態。イレギュラー1と呼ばれる歴史侵略者アルタン・ウルクから派生進化した群体は、手にした矛状の得物と熱線携える視線を武器に、錬晏を強襲するのであった――。

「この勢い、止めてみせろ」
 黒き群れの中に、更なる黒き斬撃が奔る。
 武人の怒りは黒色の気と化し、アルタン・ウルク蟲将形態達の群れを切り刻んでいった。
 千切れ飛ぶ手足は赫眼と共に。故に、あれが真っ当な生物で或る筈がないと、錬晏は確信を以て首を振った。
 もっとも、彼奴らも歴史侵略者であるならば、真っ当な筈もない。蟲と人との合いの子の様な体型も、其処から映えた2対4本の腕も、そして対の足も、難ならば背を彩る蟲の羽根や、得物として振るう長柄武器すらも、蟲将達の模倣に過ぎないと、錬晏は断じる。
 だが、強さだけは本物であった。
 アルタン・ウルクの膂力そのままの殴打は連撃として、錬晏へと降り注いでくる。それらを偃月刀で捌き、或いは大籠手と戦花護紋で受け流しながら、錬晏は荒く息を吐いた。
 返す刀は再び、銀光を纏う。その刹那に黒き触手が飛び、其処に宿る赫眼が恨めしげな視線を錬晏へと向き、そして。
「――っ?!」
 大量の触手塊が、錬晏へと飛来してきた。
(「ちっ。冥海機形態共か!」)
 寡兵であった事が徒となった。そして、逆説連鎖戦に距離や時間、世界法則の概念は通じない。錬晏とアルタン・ウルク蟲将形態達との戦場は地上だが、しかし、海中・海上に潜むアルタン・ウルク冥海機形態達は積極的に復讐者を襲うだろうとの忠告があった。
 その砲撃が錬晏へと牙を剥いたのだった。
 無論、その隙を蟲将形態達が見過ごす筈もない。シュゴォォォと呼吸音じみた声を上げると、そのまま錬晏へと肉薄。怒濤の連打を叩き込んでくる。
(「群れを為す、と言う一点においてはアルタン・ウルクの方が上。それは理解している」)
 融合世界戦の名は伊達では無い。彼奴らは昆虫の如く群れを為し、そして、全てを蹂躙するのだ。
(「だが、俺達もまた、同じ事だ」)
 彼奴らが役割分担に徹し、侵攻を行うならば、復讐者もまた、それを成せる存在だ。
 残留効果【エアライド】で宙に逃げ、その後の跳躍で彼我の距離を稼いだ錬晏は、蠢く蟲将形態達を一瞥し、そして、呟いた。
「俺は俺の為すべき事を為す。お前達同様に、な」
 仲間の到来を信じ、彼は再び跳躍。旋回する黒龍偃月刀は蟲将形態達を裂き、白刃の輝きを戦場へと叩き付けていった。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

ラウム・マルファス
ソラ(g00968)をディフェンス
錬晏を手伝いに来たヨ。ボクは微力だけど、1人より2人の方がきっと強いサ。ソラも居るしネ。
でもまずは、邪魔な冥界機形態を倒してしまいタイ。

ソラに水面走行を借りて、なるべく陸から離れた海上で戦おウ。蟲将形態は飛べるらしいから、油断禁物だけど、来るとしても多少の時間稼ぎにはなるはずダ。

太極扇を開いて、黒い鳳凰を飛ばすヨ。焦らずなるべく縁のほうから、確実に敵を減らしていこウ。ソラの撃ち漏らしがあれば優先して狙うヨ。大切なのは囲まれないことと、沢山の敵に一度に身を晒さないコト。蟲将形態に比べればココでの数は少なそうだけど、海中にもいるだろうからネ。油断せず、周囲の観察に努めよウ。

砲門は触手を縒り合わせている内になるべく軌道を予測して身を躱すヨ。全部は避けきれないと思うケド、致命傷じゃなきゃオッケー。回避した先を狙う連携攻撃も来るかもしれないから、避ける地点は慎重に選ぶし避けた後も油断はしナイ。

焦りはしないケド、早く倒して錬晏に加勢しないとネ。


ソラス・マルファス
兄貴(g00862)をディフェンス

ここの冥界機形態と蟲将形態は、積極的に連携してくるんだな。作戦の違いか指揮官の差か……考えるのは俺には向かねぇな。目の前の敵を叩き切るとしよう。

水面走行を使い、海上で戦う。先走る気はねぇが、兄貴には1歩引いた場所から全体を観察してもらいたいからな。すこし先んじた場所で戦おう。互いにフォローに入れるよう、離れすぎないよう気をつけるぜ。

敵に囲まれないよう気をつけながら、最低限の動きで敵を切り払う。大剣も振り方次第じゃ小回りは効くんだぜ。近づきすぎた敵は柄を打ち付け、大剣を回転させて斬り捨てる。触手の掴みかかりは可能なら斬り捨て、難しいなら大剣を盾にして時間を稼ぎつつ、兄貴の鳳凰が凍らせてくれると信じよう。


「さて、錬晏を手伝いに来たヨ」
 ソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)の施した【水面走行】を用いて海面に降り立ったラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は、目前に蠢くアルタン・ウルク冥海機形態達を一瞥しながら、「ふム」と頷く。
「そうか。ここの冥界機形態と蟲将形態は、積極的に連携してくるんだな」
 兄と同じく海面に降り立ったソラスは、その兄に倣ってか、成る程、と同じ表情で首肯していた。
 とは言え、そもそもアルタン・ウルクが昆虫の如く、群体で行動するのは概知のこと。その中で積極的に復讐者を狙う隊があれば、幾らか連携と称する物と化すのは、当然と言えば当然との認識を得てしまう。
 連携とは即ち役割分担。だが、彼奴らに役割分担の意識はない。少なくとも、ソラスにはそう感じた。
 冥海機形態に在るのは復讐者を狙うという意思のみだ。それが結果、連携紛いの行動となったのであれば、その連携を崩すのは容易い事だった。
「叩き切るとしよう」
「ああ、そうだネ。冥海機形態を討てば、陸の戦闘も楽になるヨ」
 弟の言葉に同意と呟いたラウムは太極扇を開くと、其処から己がパラドクスたる黒い鳳凰を呼び出した――。

 ……シュゴォォォォ……シュゴォォォォ……。
 呻き声にも、呼吸音にも、或いは蟲の鳴き声にも似た音が響いていた。
 アルタン・ウルク達が発するその音は、冥海機形態であろうと変わらない。波音に掻き消されず、水中と水上の差異があっても聞こえるのは、彼奴らが常識に囚われない歴史侵略者であるが故か。
(「まあ、【水中適応】があれば、ボク達も同じ事が出来るしネ」)
 水上を駆けるラウムは、ともあれと、黒い鳳凰の放つ凍気を海に奔らせながら、冥海機形態達を凍て付かせていく。
 因みに、先程ラウムが思い浮かべた【水中適応】の残留効果だが、現在、付与されていない。よって、冬海の寒さが二人を襲っていた。
 アルタン・ウルクは寒さに弱いと言うが、それは冬将軍のパラドクスだったり、強化された【冷気の支配者】の影響下だったり、のこと。自然な冷気は彼奴らの行動に影響を及ぼす事は無く、故に真紅の光線や触手腕の殴打に翳りはなかった。それらを躱し、或いは太極扇で受け止めながら、ラウムは弟へと声援を送った。
「ソラ! 焦らずなるべく縁のほうから、確実に敵を減らしていこウ」
「応ともよ!」
 己が撃ち漏らしは兄が。兄の撃ち漏らしは自分がフォローすると、ソラスは海上を駆け巡り、大剣を、その細やかな旋回が織り成すパラドクスを振るう。
 必要最小限の動きは複数のアルタン・ウルク冥海機形態達を斬り裂くと、海の藻屑へと変えていった。
 そんな彼を捕らえるべく、アルタン・ウルクの触手腕が海中、海上問わず伸びてくる。流れるような動きでそれらを切り飛ばしながら、ソラスは海面を跳躍。着地と同時に更なる斬撃を見舞い、アルタン・ウルク冥海機形態達を真っ二つに両断した。
「はん! 少しばかり近付き過ぎじゃねーかな!」
 逆説連鎖戦に距離の概念はない。
 だが、それでも、近付けば全て両断するというソラスの気迫は、アルタン・ウルク達を呑み込み、戦場を覆い尽くしていく。
 まして、この戦場には彼だけではなく、彼の敬愛する兄こと、ラウムの存在があるのだ。
「押し留め、切り開ク」
 黒き鳳凰が舞い飛べば、其処から吹き出す凍気はアルタン・ウルク達を凍て付かせ、氷像と為さんばかりの冷気を帯びさせる。パラドクスで動きを止めたアルタン・ウルクを討つのに、然程、労力は不要であった。斬り裂き、打ち砕く。それだけでアルタン・ウルク冥海機形態達は屠られ、呻き声一つ立てない骸へと転じていく。
 二人のパラドクスの煌めきに、アルタン・ウルク達の黒い群れは呑まれ、数を梳られ、そして――。
「こんなところだな」
 己を狙う蝕腕が消失したことを認識したソラスは、熱い吐息を零した。
 復讐者を積極的に狙う攻撃がなくなったということは、即ち、この海域の冥海機形態達は全て滅したと言う事だ。快勝とも呼ぶべき結果に、彼は満足げな表情を浮かべた。
「さあ、錬晏に加勢しないとネ。……もう終わっているかも知れないけド」
 随分沖まで来てしまったから、大変だけれどネと、兄の笑いに、ソラスもまた、微苦笑で応えていた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

ラズロル・ロンド
救援機動力で釜山より駆けつけ
冥海機形態を仲間が引き付けてくれてる間に蟲将形態を倒しに加勢しよう
錬晏君、無事かい!加勢する!

東南の風を使い、操る風と共に火矢を蟲将形態達に降り注ぎ範囲攻撃
ダメージが大きそうな奴から優先的に狙い数を減らし行く
特に飛んでるヤツは狙いやすいってね
反撃の熱線は魔力障壁で遮りダメージ軽減を図る

アルタンの形態が増えて、戦略の幅が広がってそうだねぇ…
シベリアに蟲将形態が居たのは吸血貴族の索敵要員かとも思ったけど
こっちでは海上戦でも動きやすいから動員されてるのか?
冥海機形態と蟲将形態の連携は厄介だ
どちらも抑えながら攻撃するのがより敵を減らせる事に繋がりそう
冥海機形態からの横槍にも注意し
必要なら魔力障壁での防御や着弾地点から飛退く行動も交え
蟲将形態撃破に力を注ぐよ

【通信障害】を使い
今は効果は解らないけど
アルタンに新たな動きがあるとしたら
僕等の情報が中枢に伝わった後かなと思うと…
その情報は少い方がいい
役に立つといいな

囲まれないよう必要なら後退しつつ
北上の為にも敵を屠るよ


夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎

聞こえる友の声に自然と笑みが浮かぶ

「ラズロル殿、来てくれたか」

『冥海機形態』はラウムたちが抑えてくれたお陰で随分と戦いやすくなったが、流石にひとりではキツいと感じてきた頃合いだった

無論戦意も上がる
黒の靄が身体から滲み出し、籠手、佩楯、胸当てを形成
ネメシス形態となれば、今までのダメージなど忘れたかのような、更に苛烈な攻勢を仕掛ける

朱殷の闘気は黒龍偃月刀に溶け込み、刃を巨大な龍頭の形へ<武器改造>
上段からの袈裟懸けの一閃と共にパラドクスを発動し、ネメシス化で底上げされた能力値と【ダメージアップ】を乗せた龍の牙を穿てば
その一体を確実に噛み砕いて屠りつつ【グロリアス】で少しずつ回復を

【通信障害】もありがたく、己も発しながら戦うことで、遠方との連携を断っていき、目の前の集団に集中
反撃も目が慣れてきたとばかりに、触手を弾き、叩き切っていくことでダメージを軽減
返す刃は龍が大口を開けるが如く、こちらが喰ってやる勢いで<蹂躙>していく

ラズロル殿と離れ過ぎず、退路を確保しながら戦おう


 目に映るパラドクスの輝きは、戦友の物か。
 幾多にもアルタン・ウルク蟲将形態達を切り倒した夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は、海に映る煌めきに、「ほぅ……」と感嘆じみた溜め息を零した。
 先程まで、己の動きを阻害していた砲撃は、今は無い。仲間達のパラドクスが、アルタン・ウルク冥海機形態達を押さえ込んでくれているのだろう。
 ならば、この現状こそが、起死回生の勝機だ。
「錬晏君、無事かい! 加勢する!」
 そして、声が響いた。
 声の主は荒涼とした改竄世界史融合世界戦アルタン・ウルクの大地に風を吹かせると、その風に乗せ、無数の火矢を放つ。雨霰と己を貫く火矢の攻撃に、アルタン・ウルク蟲将形態達はシュゴォォと悲鳴じみた呻き声を放っていた。
 その声を、主の正体を錬晏は知っていた。
 故に、彼は叫んだのだ。
「ラズロル殿、来てくれたか」
 歓喜の言葉に、茶目っ気のある砂狐の微笑が返ってくる。
 おそらく、自身の危険を以て、《救援機動力》を発揮してくれたのだろう。アルタン・ウルク達へ火矢と共に銃弾を叩き込むラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)は、刹那、器具の表情を形成し、しかし、錬晏の無事を認めたのか、即座に安堵の微笑に転じさせていた。
(「ならば、俺も応えねばならんな」)
 気合いの元、龍の牙を以て蟲将形態達を両断しながら、錬晏は力強い呼気を零した。
 友がいる。戦友がいる。仲間がいる。
 寡兵を己に課した自身だが、しかし、仲間がいればその力は数倍にも跳ね上がる。
 それを体現すべく、錬晏はネメシス形態に身を転じ、己が象徴たる黒龍偃月刀を振るった。
「我が刃は牙の如く――」
 闘気は龍気へ。龍の気は得物と化し、アルタン・ウルク達を貫く。其処に降り注ぐラズロルの火矢は、錬晏が斬り裂いたアルタン・ウルクを貫き、その命を奪っていった。
 阿吽の呼吸とは、正にこのこと。
 まるで舞踏を演じるかの如く、二人の身体は戦場の大地へと駆け抜けていった。

(「アルタンの形態が増えて、戦略の幅が広がってそうだねぇ……」)
 蟲将形態達を火矢と銃弾で牽制、或いは穿ち倒しながら、ラズロルは思考を重ねた。
(「シベリアに蟲将形態が居たのは吸血貴族の索敵要員かとも思ったけど、こっちでは海上戦でも動きやすいから動員されてるのか?」)
 吸血貴族は何れもが飛行能力を有している。その追撃に空飛ぶ蟲将形態が充てられるのは自然なことだろう。
 ならば、どの様な戦場であれ、飛行能力を有する彼奴らは引っ張りだこなのかもしれない。
(「ま! 倒しちゃえば関係ないけども!」)
 とは言え、全てを楽天的に捉えるつもりはない。
 彼の敷く残留効果【通信障害】もまた、その思考の一端だ。
 この戦場ではどの様な役に立つかは未明。むしろ、戦場のみに視線を向ければ、無意味となるかもしれないと、時先案内人も言っていた。
 だが、戦いとは刹那のみを見れば良い物では無い。二手先、三手先――遙か未来を見据えて行動するのもまた、彼らに課せられた使命であり、策でもあった。
(「もしかしたら、この戦いの情報がアルタン・ウルク達の中枢に伝わるかもしれないしね」)
 それを阻害するだけでも意味はあるのだろうと、ラズロルは内心で呑み、頷く。
「是、だな」
 ラズロルの意図を汲み取ったのか。
 パラドクスの旋回で、アルタン・ウルク達を切り先ながら、錬晏が大仰に首肯する。
「冥海機形態達の様な遠方からの連携があるやもしれん。そうでなくとも……情報は渡さない方が良い。――まずは目の前の蟲将形態達からだが」
「そうだね!」
 離れた戦場で戦う仲間がいる。
 情報と言う戦いで、自身等を援護する補佐役がいる。
 何より、共に肩を並べ、背を預ける戦友がいる。
 それが、錬晏、そしてラズロルの攻勢をより苛烈に、より強固な物へと転じさせていく。
 黒龍偃月刀の一撃が、龍の牙による破砕が振るわれれば、同時に風が舞い、火矢がアルタン・ウルク達を打ち据えて行く。返す刀と飛ぶ怒濤の連撃も、赫眼による熱線と炎も、二人の勢いを止めるに能わない。ただ、彼らを梳り、しかし、その触手も眼光も切り飛ばされ、或いは火矢によって潰されていく。
 シュゴォォォォと、蟲将形態達の呻きが戦場へと響き渡った。
「もう一押し! 北上のため、キミ達を屠るよ!」
「人の世を取り戻す。我らはそう決めた。ならば、――お前達を討つ。それもまた、俺達の覚悟だ!」
 裂帛の気合いと共に、龍の闘気が、暴風と火計の炎が、戦場に拡がり、そして敵を呑み込んでいった――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

ソラス・マルファス
残るは蟲将形態か。まだ大量にいるようだし、少しでも加勢といこう。
敵の群れン中に居るようなら、救援機動力で駆けつけるぜ。連携が得意な相手だからな、分断された状態で戦うのは得策じゃねぇだろうからな。

大剣に風を纏い、弱った敵から一刀両断に斬り伏せよう。錬晏やラズロルと連携し、死角を補うよう立ち回るぜ。
触手の連打は動きが読み難くて厄介だ。打撃は大剣の腹を盾にして耐え、死角や背後からの攻撃があれば絡めとられんよう即座に距離を取ろう。飛ぶ個体もいるって話だからな、上空からの奇襲にも気をつけるぜ。

通信障害も使っておこう。個人的には数を減らしたい気持ちもあるが、現状は焼け石に水だろうからな。敵の思惑を妨害する方が優先だ。なにより、遠方から集まってきてこちらの進みが鈍れば厄介だからな。


「残るのはお前達だけだな」
 アルタン・ウルク蟲将形態達を前に、ソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)は己が得物たる大剣を構える。
「――連携には連携を、だな」
 故に冥海機形態達を討った。
 故に仲間と合流し、パラドクスを振るう。
 敵は個としても強大。それが、昆の如き群体として襲ってくるのだ。
「風纏い、旋風!」
 大剣を軸に疾風を巻き起こし、アルタン・ウルク蟲将形態達へと叩き付ける。迸るシュゴォォォとの声と共に、降り注ぐのは雷を思わせる怒濤の連打であった。
「――ちっ!」
 自身の頬を、そして、防具に包まれた全身に至るまで斬り裂かれ、ソラスは大きく舌打ちをした。
(「やはり、厄介な相手だな!」)
 動きの読めない触手の乱撃を、ソラスはそう評した。
 蟲将形態と言えど、やはり彼奴らはアルタン・ウルクなのだ。蟲将を模した外躯を執っているだけで、蟲将そのものではない。ともすれば、得物と見る矛ですら彼奴らの触手と牙の産物。それが生み出す軌道は、ソラスの知る限りの竿状武器とは一線を画していた。
 血肉が弾け、虚空を朱に染める。そして、ソラスもまた、己が血で身体を汚していく。
 だが、それを甘んじて受けるのみの彼ではない。返す刀と振るう旋風は触手を切り飛ばし、ぎろりとした赫眼を片っ端から潰していった。
「へっ。ざまーみろ」
 荒い息を付きながら、幾多の猛攻を見舞う。
 仲間達が此処まで斬り裂き、切り拓いた。ならば、それを終えるのが自身の役目だと、彼は蟲将形態達を斬り裂き、乾いた大地へと散華していく。
(「駄目押しに【通信障害】を重ねて於ければ良かったが」)
 残念ながら、此度の戦場では、今の1レベルを保持したままとなるだろう。ならばせめても、とアルタン・ウルク達の排除に力を振るう。何れだけ存在するか判らない歴史侵略者を数体滅ぼした所で、焼け石に水かもしれないが、しかし、何もしないよりマシだと、彼は割り切ることにした。
(「何より、集まって俺達の進みが鈍った方が厄介になるからな」)
 まずは場を切り拓く。
 その為に、ソラスは大剣を、パラドクスを振るうのだった。

 黒い波が割れ、何時しか、あの呼吸音じみた呻き声も消え失せていく。
 跳躍し、矛を振るう蟲将形態を滅ぼしたソラスは、そこで始めて、戦いの終焉を知った。
「……ま、こんなもんだろうな」
 どかりと大剣を地に刺し、己が身体を支える。その支えが無ければ、そのまま地に伏しそうであった。
「さてと。これで道が拓けると良いが」
 戦う者を全て滅ぼした戦場で、北に視線を送りながら呟く。その先に、目的地である蔚山が或る筈だと零れた吐息は熱く、しかし、冬の空気の中、白色を纏ってゆるりと消えていった。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2025年03月05日

朝鮮半島解放作戦(釜山~蔚山)

 第二次朝鮮半島橋頭保確保作戦の結果、『ゴルディアスの結び目』の効果の一つ『謎かけの霧』を利用し、安全圏となる『釜山(プサン)拠点』を設営する事に成功しました。
 ですが拠点の周囲は全てアルタン・ウルクの勢力圏です。
 吸血ロマノフ王朝奪還戦でシベリア方面に向かったアルタン・ウルクが戻って来ておらず、現在は周辺の敵が少ないですが、いずれ拠点の周囲を完全に封鎖されてしまう事態も懸念されます。

 釜山拠点を有効に活用し、さらに北上するには、周囲のアルタン・ウルクと戦って数を減らし続ける必要があるでしょう。
 拠点から出撃し、釜山周辺のアルタン・ウルクを撃破して下さい。

!特殊ルール!
 現在の拠点は『釜山拠点』『舞鶴海上拠点』の2箇所です。
『ゴルディアスの結び目』の効果が生きている間、『釜山拠点』を防衛する必要はありません(ただし、毎月『円卓の間』のエネルギー『500』を消費し続けます)。

 必要成功数を満たせば、釜山の北、蔚山(ウルサン)までの海岸地域を制圧可能です。
 蔚山制圧後は、次の目的地に向けて作戦を継続する事が可能ですが、蔚山(ウルサン)を防衛する為の戦力が必要となります。
 有効な対策がなければ、防衛拠点が多くなればなるほど、防衛の為の必要戦力(必要成功数)は増加していくでしょう。
 現在は攻略旅団の提案に基づき、釜山→蔚山→浦項(ポハン)と、海岸線を北上する作戦を実行中ですが、制圧地域を工夫すれば、防衛に必要な戦力の削減も可能かもしれません。別の侵攻ルートについては、攻略旅団で提案してください。


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#融合世界戦アルタン・ウルク
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#朝鮮半島解放作戦(釜山~蔚山)
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#朝鮮半島
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#ゴルディアスの結び目


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選択肢👾大群のトループス級『アルタン・ウルク蟲将形態』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾ディアボロスを狙うトループス『アルタン・ウルク冥海機形態』のルール

 ディアボロスを発見した途端に、ディアボロスを狙って攻撃して来るトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 ディアボロスに攻撃を仕掛けてくれるので、敵の捜索を行ったり、周囲の被害を減らす為の行動などは必要ありませんが、戦意が高い傾向にある為、油断は禁物でしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。