リプレイ
ラキア・ムーン
事前に協定を結んでおくことで、ハワイの施設と戦力をそのままコーサノストラへ譲渡したか
……あの王は、本当に冥海機達に生きる事を望んでいたのだな
だが、このままハワイを放置する訳にはいかん
早急に向かう必要があるな
『あらかわ』『えどがわ』の下へ転移したら水中適応を使用して敵の哨戒部隊を探しに行こう
なるべく目立たないように、暗めの上着を羽織り海中より敵を探る
海中より海面を確認し、敵影を探る
敵影だけではなく、航行跡などの痕跡も探ろう
海中からだけでは見つからなければ海上に顔だけ出して、双眼鏡で周囲を捜索
レンズの反射には気を付け、敵影を探っていこう
海中と海面
両方より捜索しながらハワイ方面へと移動を行っていく
なるべく『あらかわ』『えどがわ』の両艦船からは距離を取り、戦闘に巻き込まないように気を付けよう
純粋に残存戦力を半分に分けたなら、ハワイは相当の余力を残したままコーサノストラと合流した事になる
放置は出来んな、ヤ・ウマト奪還のやり残しだ
残敵を倒し、ハワイを制圧する
アドリブ連携等歓迎
一里塚・燐寧
まさかディヴィジョンとして勝つための総力戦より、手下の命を優先する断片の王がいたなんてねぇ
ハワイにどんな奥の手を隠してるんだろ~!?って戦々恐々としてたのに、肩透かしされた気分だよぉ
ま、ヤ・ウマトの復活は無理でも、ジェネラル6体はかなりの脅威ではあるねぇ
さっさと片付けられるよーにしなきゃっと
【水中適応】を借りて【パラドクス通信】を共有
ある程度離れたところで手分けしての偵察を行っても、すぐに情報を共有できるようにしよう
まっすぐ進む人と迂回ルートを通る人、もしくは東西それぞれの迂回ルートを進みつつ中間地点は目測、みたいな分担ができるといいかなぁ?
今回の敵は海上型っぽいけど、海中にいる可能性にも備えて潜水用のゴーグルも用意しておくよぉ
道中は海底側に敵影がないか注意しながら海の中を進み、ある程度進む度に浮上して望遠鏡で周囲の様子を見て、敵の姿や兆候を探るねぇ
敵を発見したら潜水して身を隠しつつ通信
救援機動力で合流して先手を打てるよーにしよっか
カニさんだねぇ~。んふふ、バラバラにしてあげる
「事前に協定を結んでおくことで、ハワイの施設と戦力をそのままコーサノストラへ譲渡したか。……あの王は、本当に冥海機達に生きる事を望んでいたのだな」
時先案内人からの話を聞いてそう呟くのは銀髪を纏めたスタイリッシュなデーモンのディアボロス、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「まさかディヴィジョンとして勝つための総力戦より、手下の命を優先する断片の王がいたなんてねぇ」
その呟きに軽薄な顔でそう笑うのはピンクの髪をサイドテールにまとめたリターナーのディアボロス、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)だ。
「ハワイにどんな奥の手を隠してるんだろ~!? って戦々恐々としてたのに、肩透かしされた気分だよぉ」
「だが、このままハワイを放置する訳にはいかん」
「ま、ヤ・ウマトの復活は無理でも、ジェネラル6体はかなりの脅威ではあるねぇ。さっさと片付けられるよーにしなきゃっと」
「あぁ。早急に向かう必要があるな」
パラドクストレインが『あらかわ』『えどがわ』の元へ到達する。
2人は【水中適応】と【パラドクス通信】を準備し、索敵を開始する。
目立たないようにするための暗めの上着を羽織り、2人は海中へと潜っていく。
二人はまずこちらが万一先に発見されるとしても、『あらかわ』『えどがわ』までもが巻き添えをくって発見されてしまわないよう、まっすぐハワイの方角へ進んで、両艦と距離を取る。
その後は、燐寧の提案に則り、東西に迂回するルートを取りつつ、その中間地点を目測で索敵するような分担をすることにする。
哨戒というのは常に気を張り続ける大変な作業である。
とはいえ、常に気を張り続けているのも難しく、東側を担当していたラキアは一瞬物思いに耽っていた。
(「先ほど、燐寧も言っていたが。純粋に残存戦力を半分に分けたなら、ハワイは相当の余力を残したままコーサノストラと合流した事になる」)
選択肢としてはハワイは放置しアメリカ本国の攻略を優先するという手もあるはずだ。最終的に『空想科学コーサノストラ』を奪還してしまえば、ハワイも奪還可能なはずなのだから。
だが、ラキアはそれはまずい、と考えた。その理由がハワイにいると思われる敵戦力の数だ。
ミッドウェー海戦に差し向けられた戦力が『冥海機ヤ・ウマト』の戦力の半分でないとしたら、ハワイには相当数の戦力がいるはずだ。
(「放置は出来んな、ヤ・ウマト奪還のやり残しだ。残敵を倒し、ハワイを制圧する」)
ラキアはそこまで考えて、この作戦の意義を再確認し、再び哨戒任務に戻った。
2人は海中から航跡を探しながら、たまに浮上して望遠鏡で周囲を確認する。
「見つけたぁ!」
最初に敵冥海機を発見したのは燐寧だ。
だが。
何か閃光が光ったかと思えば、燐寧に向けてプラズマビームが飛んできた。
「向こうもこっちを見つけたみたいだねぇ」
燐寧は敵を発見したらそのまま潜水して身を隠し、味方との合流を待ち、先手を取る予定だったが、その作戦は実行出来ずに終わる。
【パラドクス通信】で連絡を受けて、ラキアが救援機動力で合流してくる。
「カニさんだねぇ~。んふふ、バラバラにしてあげる」
先手は取れなかったが、逆に先手を取られることもなかった。
まず痛み分けの状況から、戦いが始まる。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
一里塚・燐寧
ダジャレみたいな名前だけど中身は真面目だし、動く壁はけっこー面倒なんだよねぇ
さーて、どーやって切り崩してあげよっかな
【水中適応】状態を継続
海の中は立体的な空間。背後や上下からの攻撃には注意しなきゃねぇ
逆に、水面付近や深い所で戦う仲間と敵を挟み撃ちに出来れば有利になるかも?
【パラドクス通信】で連絡して敵味方がどの位置にいるかを把握し、適宜位置取りして戦おっか
攻撃のチャンスを見つけたら『呪式:異苦同怨』を発動
チェーンソー大剣≪テンペスト・レイザー≫で豪快に薙ぎ払い、甲羅型装甲を砕いたり吹き飛ばしたりしながら、敵本体に斬りつけよう
回転鋸刃が柔らかな身を残酷に引き裂けば、その傷がパラドクスで周囲の別個体にも壁をすり抜けて転写される
一息に4体を纏めて断ち切り、【ダメージアップ】の力込みでガンガン数を減らしていくよぉ
プラズマビームが来たら得物を寝かせて構え、分厚い刀身を盾代わりに防御
うひゃー、アツアツだねぇ?
だけどあたしの魂はその程度じゃ壊せないよぉ
リターナーとして蘇るだけの衝動ってもんがあるからさ
ラキア・ムーン
さて、状況は五分か
だが、哨戒部隊くらい突破出来なければハワイを落とす事なぞ夢物語だ
ここは多少強引になろうとも、押し切る
ミッドウェーを思えば、大した事はない
水面走行に切り替えて、敵の注意を此方に引き付ける
水面下の味方への意識を散らし、敵の足並みを乱す
《RE》Incarnationを構え、水面を蹴り敵の念動力により操作された甲羅装甲の内側を目指す
【Call:Flame_Edge】起動
槍先に炎の刃を展開し、槍の間合いを更に伸ばす
薙刀のように構えて大きく振り、炎の刃で水面を撫でるように『薙ぎ払い』
サイキックラブの連携を乱すように敵の間を縫うように駆け、攻撃を重ねていこう
敵砲撃に合わせてEmu【E.S】展開
魔術障壁を展開して砲撃の射線軸をズラすように当て、水面へと落とすように誘導
砲弾の直撃は避け、余波によるダメージを武装制服越しに受けてダメージを最小限に抑えよう
所詮は悪足掻き……とは笑わんさ
超大和が最後まで生き延びる事を望んだ貴様等だ、全力で滅ぼしに行かせて貰う!
アドリブ連携等歓迎
「さて、状況は五分か。だが、哨戒部隊くらい突破出来なければハワイを落とす事なぞ夢物語だ」
そう言って、敵を睨むのはラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「ダジャレみたいな名前だけど中身は真面目だし、動く壁はけっこー面倒なんだよねぇ。さーて、どーやって切り崩してあげよっかな」
チェーンソー大剣『テンペスト・レイザー』を構えながら、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)が軽薄な顔で笑う。
「ここは多少強引になろうとも、押し切る。ミッドウェーを思えば、大した事はない」
そう言って、ラキアも突撃槍『《RE》Incarnation』を構え、【水面走行】を有効化して海面に立つ。
海面を蹴り、一気にトループス級冥海機『サイキックラブ』に向けて肉薄する。
「焔の刃よ、我が敵を焼き尽くせ」
そして、パラドクス『Call:Flame_Edge』を発動する。
『《RE》Incarnation』に長大な炎の刃が形成される。ラキアはそれを薙刀のように構え、海面を撫でるように薙ぎ払う。
「『超大和』様の仇だ! 覚悟せよ!」
『サイキックラブ』はイチョウガニ型海戦装から甲羅装甲を分離させ、念動力で操ってその薙ぎ払いを防御しつつ、左右に展開した3連装砲主砲を発射し、ラキアに反撃する。
2つのパラドクスがぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
ラキアは砲撃を魔力によって擬似再現されたエルダーサインによる防壁で軽減し、水面に落とす。
「所詮は悪足掻き……とは笑わんさ。超大和が最後まで生き延びる事を望んだ貴様等だ、全力で滅ぼしに行かせて貰う!」
ラキアは接近したその状態のまま、次なる攻撃の準備に移る。
ところで。
士気が高く戦意旺盛な『サイキックラブ』はまんまと突出したラキアに意識を集中させ、3連装砲主砲をラキアに向けて集中させてしまっている。
もし、『サイキックラブ』がもう少し冷静であれば、気付けただろう。
「一人だけ苦しいのは辛いでしょ? じゃ、みんなを苦しくしたげるよぉ」
最初に発見したディアボロスである、燐寧の姿が海面に見えなくなっていることに。
海中から的確に『サイキックラブ』の元へ浮上した燐寧はパラドクスを発動する。
呪詛と怨念を纏わせた『テンペスト・レイザー』が攻撃姿勢に入り無防備な『サイキックラブ』を切り裂く。
そのダメージは呪いとなって周囲にいる『サイキックラブ』をも巻き込んでダメージを与えていく。
最初の敵を五寸釘を打ち込まれる藁人形に見立てた丑の刻参りを模したパラドクス『呪式:異苦同怨』である。
本来、海中から海上、海上から海中への攻撃は海上同士、海中同士と比べると有効打を与えにくい。防御側の視認性が落ちるのと同じくらい、攻撃側の視認性も落ちるためだ。
だが、今回、ラキアは意識を自身に集中させるだけに止まらず、敵の砲弾を海中に落とすことで、燐寧に敵の位置を目立つ形で示してみせた。
燐寧はそれを利用して的確な位置に浮上し、不意打ちを成功させることに成功したのだった。
結果、あまりにクリーンヒットしたその一撃で、ラキアを狙っていた『サイキックラブ』は攻撃行動をキャンセルさせられてしまう。
「貴様、よくも!!」
攻撃の対象にならなかった『サイキックラブ』が3連装砲主砲からプラズマビームを放つ。
「うひゃー、アツアツだねぇ?」
燐寧は『テンペスト・レイザー』を寝かせて分厚い刀身を盾代わりにして防御する。
「だけどあたしの魂はその程度じゃ壊せないよぉ。リターナーとして蘇るだけの衝動ってもんがあるからさ」
『テンペスト・レイザー』が唸りをあげ、呪詛と怨念を纏った反撃が『サイキックラブ』達に振るわれる。
咄嗟の攻撃に対し、準備万端だった燐寧による反撃は反撃側優勢。一気に『サイキックラブ』の数が削れる。
不意打ちが成立するのは一度だけ。ここからは正面をきっての戦闘となる。だが、数が一気に落ち込んだ『サイキックラブ』の士気は大きく低下しており、その劣勢を覆せることなく、全滅させられることとなったのであった。
🎖️🎖️🎖️🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
全滅したトループス級冥海機『サイキックラブ』の背後で、凛として立つ女性の姿がある。
「流石は『超大和』様を倒したディアボロス。トループス級程度では倒せませんか……」
アヴァタール級冥海機『ヨークタウン』である。
「ですが、私の戦意は折れていません。『超大和』様の仇を取るため、冥海機全体の未来のため、ここで一人でも……いえ、少しでも多くのダメージを与え、次に繋げます」
ラキア・ムーン
まあ……少しは雑談でも挟んでみるか
実際にハワイに行けば分かる事だが、少しはハワイの状況でも掴めれば良しとしよう
煽るように言葉を選び、敵を挑発するように語りかけよう
ふむ、戦意が高いのは結構
むしろ当然か、此処で結果を出さなければハワイは完全にコーサノストラになる
超大和が交渉を纏めてくれたお陰で、劇的な再改竄も無くヤ・ウマト時代の施設も使えているのだろう?
此処で成果を出せなければ、貴様等の世界はどんどん無くなっていくだろう
コーサノストラから指揮官でもくれば、ハワイはもうあちらの世界にどんどん上書きされていくだろうな
あそこは拝金主義の世界だ、さぞ居心地が悪いだろうな
お前達を信じてハワイに残った一般人も気の毒に
文化侵略まで受けるのだからな
さぞ、屈辱的だろう
今のハワイの状況でも聞き取りを出来れば十分か
もとより行けば分かる事だが、推測の手掛かりは多い方がよい
それに、敵の心情を乱せれば多少なりとも戦いに役立つだろうしな
アドリブ連携等歓迎
お互いに攻撃の隙を伺い続けるアヴァタール級冥海機『ヨークタウン』とディアボロス達。
(「まあ……少しは雑談でも挟んでみるか」)
そこで、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)はそう考える。
時先案内人から、今回の冥海機とは会話可能である可能性が示唆されていた。得られる情報は多くないかもしれないが、それでも何も情報がないよりはあるに越したことはない。
(「実際にハワイに行けば分かる事だが、少しはハワイの状況でも掴めれば良しとしよう」)
そうして、ラキアは睨み合いの姿勢を維持したまま、『ヨークタウン』に向けて声をかける。
「ふむ、戦意が高いのは結構。むしろ当然か、此処で結果を出さなければハワイは完全にコーサノストラになる」
口を開いたラキアに対し、『ヨークタウン』が周囲を警戒し始める。
先ほどのトループス級冥海機『サイキックラブ』との戦いでは、ラキアが囮を務め、他のディアボロスからの急襲という戦術を取った。
今回もそうである可能性を警戒したのだ。
「超大和が交渉を纏めてくれたお陰で、劇的な再改竄も無くヤ・ウマト時代の施設も使えているのだろう?」
「何が、言いたいのです?」
警戒しつつ、ラキアの言葉に問い返す。
「いやなに、此処で成果を出せなければ、貴様等の世界はどんどん無くなっていくだろう、という話だ。コーサノストラから指揮官でもくれば、ハワイはもうあちらの世界にどんどん上書きされていくだろうな。あそこは拝金主義の世界だ、さぞ居心地が悪いだろうな」
そう言ってラキアは煽るような言葉選びと口調で話を続ける。
「お前達を信じてハワイに残った一般人も気の毒に。文化侵略まで受けるのだからな。さぞ、屈辱的だろう」
ラキアはそこまで言い切ると、ニヤリと挑発的な笑みを『ヨークタウン』に向ける。
「そこまで判っているのであれば、結構。では、私達のために死んでいただきましょう」
『ヨークタウン』が冷静さを装いながら、イルカ型空母級海戦装を操り、攻撃姿勢に入る。
「あなた達が『冥海機ヤ・ウマト』を奪った。それを守るためには、もはや戦う他ないのですから!」
パラドクス発動姿勢を取る『ヨークタウン』。
(どうやら、正しい指摘だったらしいな)
その様子にラキアは冷静に分析する。
ハワイの現状は概ね今ラキアが指摘した通りだと考えて良さそうだ。
そして、冷静さを装う『ヨークタウン』がその実、冷静さを失っているらしいのも間違いなさそうだ。
睨み合いを演じ隙を伺っていた状況から一変、『ヨークタウン』は今すぐにでも攻撃を仕掛けてきそうだ。
うまく対処すれば、有効な初撃を決められることだろう。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
一里塚・燐寧
きみ達にハワイを任せてたら、常夏のリゾートから辛気臭い昭和の軍港になっちゃいそーだねぇ
透き通った海で目一杯楽しむバカンスが待ってるんだ。冥海機には消えてもらうよぉ!
流石にそろそろ海上と海中での連携はバレてるから、あたしも【水面走行】で戦うよぉ
空母型ってのは近づくまでが面倒なんだよねぇ
もし敵があたしの低いPOWを狙って星型のエネルギー弾を飛ばしてきたら、《テンペスト・レイザー》を振るって斬り払うことで身体に当たるのを防ごう
極力、仲間と敵を前後や左右で挟み、注目が散らばって隙ができやすくなるように戦うよぉ
狙いやすい間合いに敵を捉えたら『呪式:業鬼火断』をキメちゃおう!
得物の回転鋸刃を深々と突き込み、さらに剣に纏わせた鬼火を爆破
体内を爆発で破壊し大きなダメージを狙うよぉ
へぇ、不思議な歌……何だか、自分のやってることは間違ってる気がしてきたかも
だけどあたしは、別に正しさのために戦ってる訳じゃない
何が何でも復讐をしたいから戦ってるんだよぉ
間違ってようがやりたいことはやっちゃうよねぇ、あはははぁ!!
ラキア・ムーン
全く、少しは小粋なジョークの1つでも返して欲しい所だな
あまりカリカリしていると、視野が狭くなるぞ
限定解除、形状変換
再誕の槍よ更なる先へ……《RE》Incarnation:Extend、顕現
水面走行を維持
槍を構え、敵の攻撃を待ち受ける
初撃を此方に向かわせ、仲間が攻撃しやすいように攻撃後の隙を作ろう
敵が星型のエネルギー弾を展開してきたら、此方もEmu【E.S】展開
魔術障壁をぶつけ攻撃の数を減らし、それを抜けてきたエネルギー弾は槍で受ける
体への直撃は回避しつつ、ダメージコントロールをしていこう
【Call:Breaker_Lance】起動
魔力を練り、穂先を拡張
展開した魔力の槍の切っ先をヨークタウンへと向け突撃態勢
水面を蹴って、一気に接近
本体を目掛け渾身の力で槍を突き出し、切っ先を突き立てる
そのまま前進を続け、行けるところまで槍をねじ込みダメージを与えていこう
ハワイにはまだかなり戦力が居るのだろう……だがそこに断片の王は居ない
それだけで、先の戦いよりはマシだ
アドリブ連携等歓迎
「全く、少しは小粋なジョークの1つでも返して欲しい所だな。あまりカリカリしていると、視野が狭くなるぞ」
と、アヴァタール級冥海機『ヨークタウン』の言葉に対してそう呟くのはラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「大きなお世話です! ディアボロスに割くユーモアセンスなどありません!」
対する『ヨークタウン』は素早くパラドクスを発動、イルカ型空母級海戦装から小さな航空機のような物を解き放ち、暗い星型のエネルギー弾になってラキアに迫る。
「限定解除、形状変換。再誕の槍よ更なる先へ……」
ラキアは突撃槍『《RE》Incarnation:Extend』を構え、魔力によって擬似的に再現されたエルダーサイン『Emu【E.S】』を展開する。
「廻り紡ぐは破壊者の槍……」
防壁がエネルギー弾で防がれるが、完全には防げず、抜けてくる。
ラキアは、二重螺旋状に回転する炎と風の魔力を『《RE》Incarnation:Extend』に宿らせ、巨大な槍を形成、エネルギー弾を真正面から受け止める。
エネルギー弾と風邪と炎で出来た巨大な槍。二つのパラドクスがぶつかり合い、時空が軋みをあげる。
だが、ラキアはそのまま静止して止まっていたりはしなかった。
エネルギー弾を受け止めながら、水面を蹴って、一気に『ヨークタウン』に突撃、エネルギー弾を受け止めた状態のまま、ラキアは能動的に再びパラドクスを発動。『ヨークタウン』の身体に向けて槍を捩じ込む。
「ハワイにはまだかなり戦力が居るのだろう……だがそこに断片の王は居ない。それだけで、先の戦いよりはマシだ」
「私達を侮らないで! 『超大和』様がいなくたって……私達は!」
『ヨークタウン』は反撃として再び航空機を放って、星型のエネルギー弾をラキアに向ける。
「あははぁ、隙だらけだぁ。思いっきりブッタ斬って、バラバラにブッ壊したげるよぉ!」
その直後、『ヨークタウン』の背中に向けてチェーンソー大剣『テンペスト・レイザー』が深々と突き刺さる。
「しまっ」
「言っただろう? カリカリしていると視野が狭くなるぞ、と」
ラキアが笑う。
「この……」
「空母型ってのは近づくまでが面倒なんだよねぇ。注意を曳いてくれて助かったよぉ」
そう、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)である。
「くっ……、これは……!」
突き刺さった『テンペスト・レイザー』は呪詛と怨念が具現化した紫色の鬼火が武器にまとわりついており、体内で爆発し、『ヨークタウン』に破滅的なダメージを与える。
爆発の勢いを利用して、距離を取った『ヨークタウン』はそのままイルカ型空母級海戦装と共にワルツを踊り始める。
ワルチング・マチルダ。珊瑚海の哨戒任務において、101日間正規の補給無しで活動を続けたことからつけられた愛称にちなんだパラドクスである。
「へぇ、不思議な踊り……何だか、自分のやってることは間違ってる気がしてきたかも」
そのパラドクスの効果で、燐寧は思わずそう呟く。魅了され、同士討ちを狙うのがこのパラドクスの効果なのである。
「だけどあたしは、別に正しさのために戦ってる訳じゃない。何が何でも復讐をしたいから戦ってるんだよぉ。間違ってようがやりたいことはやっちゃうよねぇ、あはははぁ!!」
けれど、その程度で燐寧は止まらなかった。
復讐は正しさではないのである。
『ヨークタウン』は一連の攻撃の末に冷静さを多少取り戻したようである。
まだ戦いは続く。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防空体制】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【命中アップ】LV1が発生!
一里塚・燐寧
まったくもー、最終決戦で留守番してた奴にしちゃ頑丈だねぇ
超大和もこーゆー連中をもっとミッドウェーに連れてきて、総力戦をすればよかったのに
だけど、へっちゃらって訳じゃあないでしょ?
こっちも急いでるんでねぇ。そろそろ決着をつけたげるよぉ!
【水面走行】を継続
《テンペスト・レイザー》を手に離れていくヨークタウンを追いかけるよぉ
また引き剥がされて狙いづらい位置についちゃう前に決着をつけるっ!
駆け寄る勢いそのままに剣を大きく振り抜き、『屠竜技:大回転爆砕斬り』を発動!
爆発を目眩ましと斬撃の加速に用いて、【ダメージアップ】を重ね威力を高めた回転斬りを素早く叩き込むよぉ
チェーンソーの鋸刃がびっしりついた分厚い刀身で、敵の身体をイルカごと真っ二つに断ち切りに行こう
だーかーら、戦うことが間違ってるかどうかはあたしにとってはどーでもいいんだよぉ
自分の気持ちを確かめて反撃に動じず、手を緩めず、確実に決着をつけたいところだねぇ
ふぃー、終わった終わったぁ~
ハワイまで後どれぐらいだろ、そろそろアロハシャツ買おっかな?
「まったくもー、最終決戦で留守番してた奴にしちゃ頑丈だねぇ。超大和もこーゆー連中をもっとミッドウェーに連れてきて、総力戦をすればよかったのに」
後方に飛び下がって踊るアヴァタール級冥海機『ヨークタウン』へ追撃をかけようと、【水面走行】で海面を駆けながら呟く一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)。
「『超大和』様は間違えてはいらっしゃらない。『超大和』様は私達に生きて欲しかった。こうして復讐の機会を伺うために!」
『ヨークタウン』が燐寧の言葉に反論する。
「ふぅん。だけど、へっちゃらって訳じゃあないでしょ? こっちも急いでるんでねぇ。そろそろ決着をつけたげるよぉ!」
「やれるものならやってみなさい。一太刀でも多く浴びせて、次に繋げて見せます」
『ヨークタウン』がイルカ型空母級海戦装と共にワルツを踊る。
それは燐寧に『ヨークタウン』と戦うのが間違っているかもしれないという想いをよぎらせる。
「だーかーら、戦うことが間違ってるかどうかはあたしにとってはどーでもいいんだよぉ」
けれど、相手もまた復讐心を強く持つディアボロス。
正しい、間違っているなどといった気持ちはもはや燐寧にとって意味のないものだ。
「どかーんと行ってブッタ斬っちゃうよぉ!」
手に持つはお馴染みの得物『テンペスト・レイザー』。
全身を大きく捻って、超高威力の回転切りを放つ。大剣を扱う撃竜騎士の奥義であったとされる狩猟技術だ。
ただ、燐寧が放つのはただの回転斬りではない。
みるみるうちに『テンペスト・レイザー』に呪詛と怨念から形作られた鬼火が纏わりついていく。
鬼火が爆発し、それ自体が『ヨークタウン』にダメージを与えるのみならず、爆発が回転斬りの剣速を加速させ、ただでさえ早い回転斬りがより高速のものへと変化していく。
「くっ……避けられない……」
『ヨークタウン』は回避を試みるが、鬼火の爆風と熱に怯んだところに突っ込んでくるその高速の回転斬りに対処することは許されなかった。
時間にして一瞬。『ヨークタウン』はイルカ型空母級海戦装と共に真っ二つに切断されてしまう。
「申し訳ありません、『超大和』様。そちらに参ります……」
口から血を吐きながらそう呟き、『ヨークタウン』は海面に倒れ、沈み始める。
「ふぃー、終わった終わったぁ~。ハワイまで後どれぐらいだろ、そろそろアロハシャツ買おっかな?」
周辺海域に敵影なしを確認し、燐寧はそういって、額を拭うのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!