甲相駿三国同盟~小田原城潜入、兵器工廠を破壊せよ
小田原城は、大阪城に匹敵する、天正大戦国で一二を争う巨大な城塞です。ですが、その広大な城を完璧に防衛するには、相応の戦力が必要となっています。
ディアボロスが援軍を阻止し、戦力が著しく低下した事で、少数部隊が小田原城に潜入する隙が生じています。
攻略旅団の作戦に従い、小田原城に潜入、大量破壊兵器の工廠を破壊してください。
大量破壊兵器工廠は、小田原城北側の城壁近くに用意されているので、北側から小田原城に潜入、兵器工廠及び、備蓄された兵器の破壊を行ってください。
備蓄された破壊兵器の全てを誘爆させる事が出来れば、小田原城の北側の城壁に大きな被害を出す事が出来るでしょう。
城壁に大被害を与えられれば、そこを突入口として小田原城に攻め込み、北条氏政との決戦に繋げる事が出来るかもしれません。
小田原城内、破壊工作大作戦!(作者 天野ハザマ)
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●小田原の現状
「皆、よく集まってくれた。小田原の現状については聞いていると思う」
時任・夕弥(人間のガジェッティア・g03228)は集まった面々にそう切り出した。
「駿河から小田原への援軍を阻止した事で、小田原の北条の軍勢は、かなり追い詰められているようだ。玉縄城の戦いで多くの軍勢を失った北条の軍勢は、小田原城の警備も万全には行えてないらしい」
この警備の隙を突く事で、少数精鋭による小田原城への潜入を試みる事が可能となったようだ。
「具体的にだが……少数部隊で小田原城に潜入、兵器工廠を破壊し、完成している兵器の破壊などを行って欲しい」
兵器工廠及び兵器の保管場所は、北側の城壁の近くにあるので、小田原城の北の城壁を乗り越えて潜入すれば、そのまま兵器工廠に突入する事が出来るだろう。
「この兵器工廠の兵器は毒ガスや高性能の爆弾などとなっているので、うまく誘爆させる事が出来れば城壁にも大きな被害を出す事が出来ると思われる」
●作戦は月のない夜に
「この作戦は月の無い深夜に実行することになる。潜入作戦だからな」
敵の警備の死角となっているといっても派手な突入作戦を行えば、すぐに警戒され発見されてしまうので、隠密を徹底して潜入する必要は当然ある。あるが……此処でもう1つ気をつけなければならない大事なことがある。
「それはパラドクスや、それのもたらす効果についてだ」
パラドクスやパラドクス効果を使用した場合、なんらかの方法で敵に発見される危険が出るようだ。そうなってしまえば潜入作戦自体に支障が出てしまうだろう。
「だから潜入時にはパラドクスやパラドクス効果を使用しないように心がけて欲しい」
とても大事なことだ。深く心に刻んでおくべきだろう。
「城壁を突破した後だが、兵器工廠を警備する敵と戦いながら工廠の破壊を行う事になるだろう。ここまでくれば隠密の意味は無いので、派手に暴れて、短時間で効率よく爆発を起こさせて欲しい」
当然敵の増援も駆けつけて来るが、戦闘で指揮を執るアヴァタール級を速攻で撃破した上で、敵の混乱をついて脱出すると良いだろう。
●夕弥より
「攻略旅団の提案では『敵の増援に扮して小田原城へ潜入』という作戦だったが、警戒していればクロノヴェーダは、ディアボロスとクロノヴェーダを見分ける事が出来るため、この作戦は採用できなかったようだ。とはいえ破壊兵器についての調査は別途行っていたので、それが功を奏した形だな」
小田原城の城壁はクロノ・オブジェクトではあるが、巨大な城の全てを覆う関係上、局所的に大爆発が発生すれば、城壁に大きな損傷を出す事が出来るだろう。
「通常兵器での城壁破壊を行おうとすれば、逆説連鎖戦では、攻撃しようとした瞬間に巻き込まれる敵からの反撃で破壊されて成立しない。だが、今回は、敵が準備した兵器の誘爆によるものなので、逆説連鎖戦でも防げないようだ」
これは今後の最終人類史での防衛でも気をつけるべき点かもしれない。
●破壊兵器工廠にて
「異常はあるか?」
「いや、ないな」
上泉信綱たちは周囲を警戒しながら情報を交換していく。緊張感……そういったものが伝わってくる。
この場所、破壊兵器工廠をしっかりと警備をしていることがよく分かる。
分かるのだが、どうにも彼等は不満もあるようだった。
「そもそも、城壁のすぐ近くに秘密工場を作るのは間違いだったのでは?」
「言うな。破壊兵器は、未知の技術であり危険があるので、本丸には置けない……との判断だ」
「まあ、それは確かにな」
「当時は、小田原城に敵が攻めて来るとは夢にも思わなかったからな」
「ままならんものだ」
なんだか昭和の下町の工場を思わせる乱雑さを感じる破壊兵器工廠では、この深夜では作業は行われていない。
「とにかく、連中の侵入は阻止せねば」
「土蔵のほうは大丈夫なのか?」
完成した兵器は半地下の土蔵に運び込まれている。当然警備はしているし、半地下である以上は侵入ルートも限られるはずだ。
「爆弾だらけだからな、あそこは」
「ああ、気をつけねばならん」
この場所に気付くことが出来れば、破壊活動は容易になるはずだ……!
リプレイ
エレオノーラ・アーベントロート
魏の白馬潜入でも同じ状況がありましたわ。そうなると【光学迷彩】や【平穏結界】も駄目そうですわね。
構いませんわ。どの道「見つかる確率を半分にする」程度のもの。
それだけを頼みにできるものではありませんもの。
うふふ、愉しんで参りましょうか。
堀を泳いで越えることを想定し、まずは真っ黒なスイムスーツを着てトレインを降りましょう。
水音を立てないようにそっと水に入り、ゆっくりと泳いで事前に割り出された警備の死角になる潜入ルートとなる北の城壁へと接近。
この高さの城壁を上るのは難しいですわねぇ。
少し音がしますけれど、警備の死角になっているここなら――。
鉤縄を投げ、ゆっくりと登って城壁を越えましょう。
城壁を越えたら水音がしないようスイムスーツは脱いでその辺りに隠しましょう。
わたくしたちが暴れるまで隠せればいいので、そう隠し場所には拘りませんわ。
さ、あとは工廠を破壊するだけですわ。
この戦況を覆す大事な破壊兵器なら、さぞ警備もたくさんいるでしょうね。
警備がたくさんいる場所を見定め、突入準備を整えましょう。
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
愈々小田原城内への潜入だね
しかしこの破壊兵器
裏で復讐者の誘き寄せを兼ねていたとはいえ
兵器工廠ごと城内に設置するとか大胆だよね
試作品が誤爆とかしたら
壊れた壁も都度修復とかしてたのかな
だとしても、勿論遠慮なく壊させて貰おう
作戦内容としては、不破の関の攻略戦を思い出すよ
ここはやはり忍者の出番では?
今回も残留効果は使えないけれど
最終人類史の忍者にはね
文明の利器という強い味方があるのだよ、ニンニン♪
夜闇に溶け込む忍装束を着用
素材は光沢が無く、水濡れにも安心の速乾素材を使用
足には音が出難く、壁登りにも適した地下足袋を着用
軍用の暗視眼鏡で視界を確保して
仲間との連絡用にイヤホンマイク式の無線機も用意しておこう
壁登り用の鉤縄も勿論装備
忍者スタイルで準備を整えたなら
潜入ルートも確り頭に入れておく
敵の警備に見つからない様に
仲間と連携フォローし合って
ひっそりこっそり潜入するよ
敵の見張りが無いのを確認しつつ
堀は水音を立てない様に注意しながら泳いで渡り
壁もまた音の響かぬ様に鉤縄をかけて素早く登ろう
●深く、静かに潜入せよ
「愈々小田原城内への潜入だね」
「魏の白馬潜入でも同じ状況がありましたわ。そうなると光学迷彩や平穏結界も駄目そうですわね」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)とエレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)がそう言い合うが、実際この潜入にパラドクスも残留効果も使えはしない。しかし、それでいいとエレオノーラたちは考えていた。
「構いませんわ。どの道「見つかる確率を半分にする」程度のもの。それだけを頼みにできるものではありませんもの。うふふ、愉しんで参りましょうか」
「しかしこの破壊兵器。裏で復讐者の誘き寄せを兼ねていたとはいえ兵器工廠ごと城内に設置するとか大胆だよね。試作品が誤爆とかしたら壊れた壁も都度修復とかしてたのかな」
「誤爆したとして何処がマシかという話かもしれませんわね」
「だとしても、勿論遠慮なく壊させて貰おう」
雪人はそう言いながら、薄く笑ってみせる。
「作戦内容としては、不破の関の攻略戦を思い出すよ。ここはやはり忍者の出番では? 今回も残留効果は使えないけれど最終人類史の忍者にはね、文明の利器という強い味方があるのだよ、ニンニン♪」
そんな雪人は夜闇に溶け込む忍装束を着用していたが、これにも強いこだわりがあった。
素材は光沢が無く、水濡れにも安心の速乾素材を使用し、足には音が出難く、壁登りにも適した地下足袋を着用。軍用の暗視眼鏡で視界を確保して仲間との連絡用にイヤホンマイク式の無線機も用意していたし、壁登り用の鉤縄も勿論装備している。
そんな忍者スタイルで準備を整えているだけでなく、潜入ルートも確り頭に入れてあるつもりだし、エレオノーラとも共有している。敵の警備に見つからない様に連携フォローし合って、ひっそりこっそり潜入するためには必要なことだ。
「敵の見張りは……ない、ね」
「ええ、参りましょうか」
ちなみにエレオノーラは堀を泳いで越えることを想定し、真っ黒なスイムスーツを着ていた。
水音を立てないようにそっと水に入り、ゆっくりと泳いで事前に割り出された警備の死角になる潜入ルートとなる北の城壁へと接近していくと、2人は城壁を見上げて頷きあう。
「この高さの城壁を上るのは難しいですわねぇ。少し音がしますけれど、警備の死角になっているここなら――」
ヒュンッと音を立てて鉤縄を投げれば、見事に城壁へと引っかかる。
「よし、出来た」
「強度も……充分ですわね」
登っている途中に落ちるといったことはなさそうだ。ぐっと腕と足に力を籠め登って行けば、小田原城が近く見えるような気がするが、今の目標は違う場所だ。
ザッ、ザッと僅かに音がするが、幸いにも気付かれていない。
エレオノーラは水音がしないようスイムスーツは脱いでその辺りに隠していく。
「わたくしたちが暴れるまで隠せればいいので、そう隠し場所には拘りませんわ」
「よし、行こう」
兵器工廠はすぐそこだ。そこまで行けば、この作戦の本当の目的の開始である……!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
エレオノーラ・アーベントロート
さぁて、それでは――派手に参りましょうか!
カチコミですわ!
電磁レールガン「フェアレーター」を手に「第五十二の魔弾【炎槍】」を投射。
炎の槍で上泉信綱を貫き、焼き、ついでとばかりに施設やら何やらも炎の槍で貫きましょう。
うふふ、やっぱり誘爆させるにはこれですわね!派手に炎をまき散らすパラドクスで直接爆薬を爆発させたり、火災を発生させ間接的に爆発を引き起こしたりと、火を利用した破壊工作を行いましょう。
【防衛ライン】は脱出にも使えるでしょうし、まだ温存しておきますわ。
上泉信綱の接近からの斬撃は【反撃アップ】で動きを見切り、フェアレーターを盾に使って受け止め、至近距離から【炎槍】での反撃。
せっかくの剣聖も、こうもわらわらいたのではありがたみも薄れますわね。
名前負けしていると言われませんこと?
もっと退屈な時であれば遊んであげてもいいのですけれど――今日は時間がありませんの。城壁ごと、さっさと吹き飛ばして差し上げますわ。
文月・雪人
※アドリブ連携歓迎
さてさて、お待ちかねのショータイムだね♪
火力は十分、派手に爆破してやろうじゃないか
兵器工廠の状況を素早く確認し
仲間と連携して兵器を誘爆させていこう
兵器は半地下の土蔵にあるのだったね
恐らくこれは爆発の被害に備えた構造なのだろう
今回の作戦を行う上で考慮しておきたい事がある
先ずは毒ガス兵器について
一般的には大気より重いガスの方が威力が高く、用いられている事が多い
仮に地下で爆発させた場合、充満したガスが周囲の酸素を押し出す形になるだろう
そして十分な酸素が得られない場合、爆薬への点火が難しくなる可能性がある
故に、思い通りに大爆発を起こさせるには、酸素の供給が重要な鍵となりそうだ
『東南の風』のパラドクスを使用
戦場に風を巻き起こして、十分な濃度の酸素を供給し続けると共に
どこからともなく無数の火矢を兵器へと降り注がせて爆弾に点火
爆発も火災も煽りに煽って大爆発を誘発する
地下から建物上部や城壁へと、一気に被害を拡大させていこう!
敵は鎮火を試みるかもしれないが
爆発に巻き込みながら倒していくよ
西堂・千衛蔵
アドリブ・連携歓迎
「自分と赤煙も助太刀するぜ!」
潜入はともかく破壊は得意だ
ここから割り込ませてもらう
無闇に一般人を巻き込むような兵器は、二度と作る気になれねえくらい徹底的にぶっ壊してやろうぜ!
「工廠のでかさの割に、置いてある破壊兵器が少ないな……赤煙、どこにいったんだろうな?」
……自分で探せってか? まあいいか
襲撃を受けたとわかれば、重要な所ほど守りを固めようとするだろう
そこに破壊兵器もあるはずだ
地下に繋がる通路やら重要そうな扉なんかを守って動かない敵がいたら、そこへ赤煙を投げる!
ある程度工廠の施設を破壊しても見当がつかなかったら、工廠の屋根に登って、敵が固まっている場所を探して同じようにする
炎のブレスでどんどん破壊してやれ
敵は相当に機動力があるようだ
敵の反撃は下手に避けたり防いだりするより、正面からぶつかりに行く
自分自身と「燈篭」の重さを載せた体当たりだ
研ぎ澄まされた一刀が全てを決すると言うなら、鈍らせればいい
体当たりで崩れた体勢から振られた刀など、なまくらと同じだ
●粉砕せよ、破壊兵器工廠!
「さぁて、それでは――派手に参りましょうか! カチコミですわ!」
「ああ、自分と赤煙も助太刀するぜ!」
「さてさて、お待ちかねのショータイムだね♪ 火力は十分、派手に爆破してやろうじゃないか」
エレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)に西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)と文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)もそう頷く。
破壊兵器工廠はすぐそこにある。ならば、隠密する理由もないに等しい。だからこそ潜入はともかく破壊は得意であると自負する千衛蔵も此処から参加すると決めていたわけである。
「無闇に一般人を巻き込むような兵器は、二度と作る気になれねえくらい徹底的にぶっ壊してやろうぜ!」
ミニドラゴン『赤煙』と共に半地下の工廠を確認するが……なるほど、確かに警備しているのが見える。
「工廠のでかさの割に、置いてある破壊兵器が少なそうだな……赤煙、どこにいったんだろうな? ……自分で探せってか? まあいいか」
半地下であるからこそ、見た目よりも多いということもありそうだ。
襲撃を受けたとわかれば、重要な所ほど守りを固めようとするだろうから、そこに破壊兵器もあるはずだが……平時でも警備しているとなれば、更に怪しい。
「兵器はあの半地下の土蔵にあるのだったね。恐らくこれは爆発の被害に備えた構造なのだろう」
雪人は言いながら、仲間たちへと呼びかけていく。
「今回の作戦を行う上で考慮しておきたい事がある。先ずは毒ガス兵器についてだ。一般的には大気より重いガスの方が威力が高く、用いられている事が多い。仮に地下で爆発させた場合、充満したガスが周囲の酸素を押し出す形になるだろう……そして十分な酸素が得られない場合、爆薬への点火が難しくなる可能性がある。故に、思い通りに大爆発を起こさせるには、酸素の供給が重要な鍵となりそうだ。だから、それについては任せてほしい」
「では、始めましょうか」
エレオノーラは宣言と同時に電磁レールガン「フェアレーター」を手に第五十二の魔弾【炎槍】を投射する。
炎の槍で上泉信綱を貫き、焼き、ついでとばかりに施設やら何やらも炎の槍で貫こうというのだ。
「て、敵襲だー!」
「うふふ、やっぱり誘爆させるにはこれですわね!」
派手に炎をまき散らすパラドクスで直接爆薬を爆発させたり、火災を発生させ間接的に爆発を引き起こしたりと、火を利用した破壊工作を行うにはこれが一番だろうとエレオノーラは確信している。
そんな中、千衛蔵も地下工廠へ向けて赤煙を投げる。そう、手竜弾である。
ある程度工廠の施設を破壊しても見当がつかなかったら、工廠の屋根に登って、敵が固まっている場所を探して同じようにするつもりなのだ。
「炎のブレスでどんどん破壊してやれ」
「皆派手だね。なら、俺も始めようか」
雪人も『東南の風』のパラドクスを使用すると戦場に風を巻き起こして、十分な濃度の酸素を供給し続けると共にどこからともなく無数の火矢が降り注いでいく。
「くそっ、こいつら火を使うぞ!」
「なんてことしやがる! ぶっ殺してやれ!」
あまりの事態に上泉信綱たちが迫ってくるが、雪人はこの程度で済ませるつもりはない。
爆発も火災も煽りに煽って大爆発を誘発し、地下から建物上部や城壁へと、一気に被害を拡大させていくつもりなのだから。
「鎮火などさせないよ。徹底的に爆破するつもりだからね」
「おのれー!」
「させるか!」
と、そこに千衛蔵が体当たりを仕掛け自分に集中させようとする。
「研ぎ澄まされた一刀が全てを決すると言うなら、鈍らせればいい。体当たりで崩れた体勢から振られた刀など、なまくらと同じだ」
「ふん、ふざけたことを……うおおお!?」
そこにエレオノーラの第五十二の魔弾【炎槍】が炸裂し、上泉信綱の新陰流・絶がエレオノーラへと叩き込まれ……しかし、それでもエレオノーラは健在。
「せっかくの剣聖も、こうもわらわらいたのではありがたみも薄れますわね。名前負けしていると言われませんこと? もっと退屈な時であれば遊んであげてもいいのですけれど――今日は時間がありませんの。城壁ごと、さっさと吹き飛ばして差し上げますわ」
その言葉の通り、工廠への攻撃が進むごとに上泉信綱たちも吹っ飛んでいく。
やがて上泉信綱たちが全滅するその頃に激しい音を立ててやってきたのは、どうやら事態を察知した責任者のようだ……!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!
エレオノーラ・アーベントロート
あら、今頃何をしに来ましたの?
今更やってきた三刀屋久扶へと声をかけましょう。
今更やってきたところで破壊兵器も城壁も見ての通りですけれど――頑張って炎の中から救い出してみます?修理を始めるなら面白そうですし、見て居て差し上げますわよ。
侵入者をブチ殺して失態を挽回したいというなら仕方ありませんわ。
「あっけなく討ち死にした」なんて失態をもう一つ増やして差し上げますわ!
電磁レールガン「フェアレーター」を手に戦闘。
不可視の魔弾「第五十一の魔弾【止水】」で三刀屋久扶を狙いますわ。
【飛翔】で少しだけ地面に浮いて大地を砕く一撃から逃れ、不可視の魔弾で腕や脚から狙っていきましょう。
刀を1本に統合したら逆に反撃の好機。疎かになった防御を見えない魔弾で貫き、刀を咥えていた頭を吹きとばしましょう。
さて、これで破壊活動は終わり、周りに敵もなし。
わらわらと駆けつけて来られる前に――逃げましょうか!
文月・雪人
責任者の到着か、お勤めご苦労さん。
とはいえこの惨状は、氏政に知られたら大目玉かな?
尤も、報告に行かせる気なんてこれっぽっちもないけどね。
雪月花の刀を手に、笑顔と共に迎え撃つ。
ここまでの流れは予定通りだ、ならばやる事は勿論決まっている。
油断なく仲間と連携して、進むべき退路を切り開こう。
三刀屋久扶か、その名の通り三刀使いであるのだね。
視線の届くあらゆる場所から刃を出現させるとは、これまた厄介なパラドクスだけど、
その刃はあくまでも第三の刃で、第四第五とは続かないのなら、
そこに狙い目もありそうだ。
【反撃アップ】で敵の動きを読みながら、
『七影斬』のパラドクスを使用する。
7体の残像で敵を攪乱し、視線の行方を惑わせて、刃の狙いを狂わせる。
残像に向けて繰り出された刃を刀で弾き、
空かさず連続攻撃を仕掛けて行こう。
【防衛ライン】は効果を重ねつつ、先のエレオノーラと同じく、まだ使わずに温存しておきたい。
この後の撤退時にこそ効果的に使える様に。
西堂・千衛蔵
このアヴァタール級を倒して、逃げるまでが今回の仕事だったな
こいつはさっきまでのトループスより剣の腕もたちそうだし、いっそ聞きやすい話だぜ
「その三刀で、俺達三人を殺しきれると思うなら、やってみるがいい
貴様をこの工廠『跡地』に咲く、最後の花火にしてやるぜ!」
大地を砕いて動きを封じられるなら、封じられるに任せる
下手にその場を動こうとせず、あえて真っ向から応じよう
三刀を一つに融合してくれるなら、こちらも防御を一点に絞る
燈篭にバトルオーラ二種を纏わせ、一刀両断に切り下す一撃を受ける
そうして刀の勢いを殺し、異形巨大化した両掌で真剣白刃取りのごとく刀を挟んで受け止める
そして、身体ごと捻って凄まじい膂力で投げ飛ばす
「人呼んで、鬼神合掌捻り!」
相撲の合掌ひねりとは体勢がだいぶ違うが、細かいことは気にするな!
●倒せ、三刀屋久扶!
「ええい、おのれおのれ! よくもまあ、こんなことをしでかしてくれたな!
起こり始めた爆発の中、三刀屋久扶は明らかにキレていると思わしき感情が全身から溢れ出ていた。
まあ、当然だろう。こんな時間に侵入者、そしてこんな状況である。キレないほうがおかしい。
「責任者の到着か、お勤めご苦労さん。とはいえこの惨状は、氏政に知られたら大目玉かな? 尤も、報告に行かせる気なんてこれっぽっちもないけどね」
「貴様あ……!」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)が挑発すれば状況も状況のせいか、至極あっさりと怒りを増幅させる。
「あら、今頃何をしに来ましたの? 今更やってきたところで破壊兵器も城壁も見ての通りですけれど――頑張って炎の中から救い出してみます? 修理を始めるなら面白そうですし、見て居て差し上げますわよ。それとも……侵入者をブチ殺して失態を挽回したいというなら仕方ありませんわ。「あっけなく討ち死にした」なんて失態をもう一つ増やして差し上げますわ!」
「おお、そうか。このアヴァタール級を倒して、逃げるまでが今回の仕事だったな。こいつはさっきまでのトループスより剣の腕もたちそうだし、いっそ聞きやすい話だぜ。その三刀で、俺達三人を殺しきれると思うなら、やってみるがいい。貴様をこの工廠『跡地』に咲く、最後の花火にしてやるぜ!」
エレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)と西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)もそう挑発すれば、三刀屋久扶からは「殺す」としか反応が返ってこなくなる。
「さあ、いきますわよ!」
エレオノーラは電磁レールガン「フェアレーター」を構えると
不可視の魔弾である「第五十一の魔弾【止水】」で三刀屋久扶を狙っていく。
飛翔することで少しだけ地面に浮いて地王封殺による大地を砕く一撃から逃れ、不可視の魔弾で腕や脚から狙っていこうというのだ。
(刀を1本に統合したら逆に反撃の好機。疎かになった防御を見えない魔弾で貫き、刀を咥えていた頭を吹きとばしましょう……!)
一方で千衛蔵は、少しばかり違う方法で挑んでいた。
具体的には大地を砕いて動きを封じられるなら、封じられるに任せようという、そんなやり方だった。
下手にその場を動こうとせず、あえて真っ向から応じようと決めていたのだ。
しかし「三刀を一つに融合してくれるなら、こちらも防御を一点に絞る」と考えていた点では同じと言えるだろう。
「ぬうううううん!」
燈篭にバトルオーラ二種を纏わせ、一刀両断に切り下す一撃を受けることで刀の勢いを殺し、異形巨大化した両掌で真剣白刃取りのごとく刀を挟んで受け止めたのだ!そして、身体ごと捻って凄まじい膂力で投げ飛ばしていく。
「人呼んで、鬼神合掌捻り! 相撲の合掌ひねりとは体勢がだいぶ違うが、細かいことは気にするな!」
パラドクス「鬼神変」の力あってこそだが、実に美味くいったといえるだろう。だからこそ幸人も薄く微笑んでいた。
「ここまでの流れは予定通りだ、ならばやる事は勿論決まっている」
油断なく仲間と連携して、進むべき退路を切り開く。すでにあちこちで爆発は始まっていて、三刀屋久扶を倒してしまえば大きな隙が出来るのは間違いない。
「三刀屋久扶か、その名の通り三刀使いであるのだね。視線の届くあらゆる場所から刃を出現させるとは、これまた厄介なパラドクスだけど、その刃はあくまでも第三の刃で、第四第五とは続かないのなら、そこに狙い目もありそうだ」
実際仲間たちもそれぞれの対処を捨ている。ならばと雪人も三刀屋久扶の動きを読もうとしながら、『七影斬』のパラドクスを使用する。
現れた7体の残像で敵を攪乱し、視線の行方を惑わせて、刃の狙いを狂わせる。言ってみれば、それだけの単純なからくりではある。だからこそ、それは最大限の効果を発揮していく。
残像に向けて繰り出された刃を刀で弾き、すかさず連続攻撃を仕掛けて行く。
「ぐ、お……っ」
その一撃は見事に三刀屋久扶にとどめを刺し、ズンとその巨体が地面に倒れる。
「よし、これで……」
「あそこだ! あそこにいるぞ!」
「ふざけおって! 全員とっ捕まえてやる!」
罵声をあげながら遠くから走ってくるのは、大量の増援部隊。
「あら、これはいけないわね」
「さっさとずらかるか……!」
流石にこの戦力差は如何ともしがたい。やるべきことはやったのだから、ここは逃げの一手である……!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【防衛ライン】がLV2になった!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
エレオノーラ・アーベントロート
行きはよいよい、帰りは――なんてことはなさそうですわね。
うふふ、これだけ城壁が壊れていては、逃げるのも攻めるのもやり放題ですわ。
まずは【泥濘の地】を発動、こちらへと向かって来る増援部隊の「前方にいる者のみ」足を遅らせましょう。
全力で走ってくる部隊の前の方だけ動きが鈍ったらどうなるか――じっくり見られないのが残念ですわ。
ぶつかったり倒れたり、面白そうなことになりそうなのをしり目に破壊された城壁を越えて脱出しましょう。
崩れて通れるようになった城壁と城壁の間を通りつつ【防衛ライン】を敷きますわ。
これでわたくしたちが逃げてもここからは追ってこれない。城壁を上るか、別の場所から回り込むかしてもらいましょう。
隠れる必要ももうありませんし、堀は【水面走行】で水面を駆けて逃げましょう。
うふふ、ごきげんよう!
安心してくださいませ。またすぐに戻って来ますわ。
――その城壁が修復される前には。
文月・雪人
後は逃げの一手だね。
増援部隊との間にはまだ距離がある、追いつかれる前にさっさと逃げようか。
ここまで地道に用意してきた効果も、今こそ使い所だね♪
【泥濘の地】で敵増援の足を鈍らせる。
具体的なかけ方についてはエレオノーラに策があるみたいだね。
敵の体勢を崩す効果も狙っていく気なら、
【トラップ生成】も合わせて、転びやすい罠地帯にしておこう。
そしてトラップは、見えない位置から奇襲を狙う敵を炙り出す罠にもなるだろう。
敵地だしね、最後まで油断は禁物だ。
【防衛ライン】の位置に関しては、俺もエレオノーラに大賛成だ。
城壁の穴はどれ位の大きさまで開いただろうね。
穴の通り道を塞ぐ位置にラインを引いて、城壁内に追手を閉じ込めつつ、
此方はさっさと外に出て逃げるとしよう。
2分あればかなりの距離を引き離せる筈だ。
だが駆けつけて来る敵は城内だけとも限らない
堀を【水面走行】で走って逃げながら
地上の敵には【泥濘の地】で足を鈍らせつつ
水中にも【トラップ生成】で追手を阻む網を仕掛けておこう
今日の所はお暇させて貰うよ、じゃあまたね!
●小田原城からの脱出
響いている大小の爆発は城壁にダメージを与え続け、もういつでも崩れそうな……そんな状態になっている。
あと1つ大きい爆発が起これば完全に小田原城の城壁は崩れ去るだろう。ならば、こんな場所に留まっている理由など1つもありはしない。
「後は逃げの一手だね。増援部隊との間にはまだ距離がある、追いつかれる前にさっさと逃げようか。ここまで地道に用意してきた効果も、今こそ使い所だね♪」
「行きはよいよい、帰りは――なんてことはなさそうですわね。うふふ、これだけ城壁が壊れていては、逃げるのも攻めるのもやり放題ですわ」
文月・雪人(着ぐるみ探偵は陰陽師・g02850)とエレオノーラ・アーベントロート(Straßen Fräulein・g05259)は頷きあうと【泥濘の地】を発動させる。
こちらへと向かって来る増援部隊の「前方にいる者のみ」足を遅らせようというエレオノーラの狙いに雪人ものった形だ。
そこに更に雪人が【トラップ生成】も合わせて、転びやすい罠地帯にしておこうとする。このトラップは、見えない位置から奇襲を狙う敵を炙り出す罠にもなるだろう。
「全力で走ってくる部隊の前の方だけ動きが鈍ったらどうなるか――じっくり見られないのが残念ですわ」
「敵地だしね、最後まで油断は禁物だ」
「ええ、いきましょう……っと!」
ひときわ強い爆発音がドゴン、と響いて城壁の一部が大きく崩れたのをエレオノーラたちは見た。
「どわあああああ!?」
増援部隊が驚いたように声をあげるが、それはまさにエレオノーラたちが望んでいた瞬間であった。
「ふふっ」
「成功、だね」
ここまで仕掛けてきたことが完全に報われるかのような、その戦果が目の前にあれば、自然と笑みも漏れるというものだ。
狙い通りの……この作戦の最終目標が達成されたことを雪人たちはその目で確認すると「よし」と頷く。
「み、見ろ! 城壁が……!」
「あいつら……! くそ、逃がすな!」
その一瞬の動揺と【泥濘の地】は、逃げる時間を稼ぐには充分すぎた。
「行きますわよ!」
「ああ、脱出だ!」
そう叫ぶとエレオノーラと雪人は城壁へ向かい走っていく。
「あ、逃げるぞ!」
「八つ裂きにしてやれ!」
ますます声をあらげる敵増援部隊をそのままに崩れた城壁を走り抜けると、エレオノーラと雪人は頷きあう。
そう、そこに【防衛ライン】を敷いて簡単に追ってこれないようにしたのだ。
「これでわたくしたちが逃げてもここからは追ってこれない。城壁を上るか、別の場所から回り込むかしてもらいましょう」
「ああ、こちらは此方はさっさと外に出て逃げるとしよう。2分あればかなりの距離を引き離せる筈だ」
それなりに大きな穴が城壁に開いた。これならば、次の作戦にも活かせることだろう。
「隠れる必要ももうありませんし、このまま掘も【水面走行】で水面を駆けて逃げましょうか」
「ああ、行こう。もう小細工も何もいらない」
「うふふ、ごきげんよう! 安心してくださいませ。またすぐに戻って来ますわ――その城壁が修復される前には」
そう、またすぐに戻ってくるだろう。そのためにこの作戦を実行し……そして、見事に成功させたのだから。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【命中アップ】LV1が発生!