可愛いは、正義☆(作者 ゆうきつかさ
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#獣神王朝エジプト  #排斥のオベリスク 

●排斥のオベリスクの完成
 多くの奴隷達を使って全長20mの巨大なオベリスクが建立された。
 そのオベリスクに、人々の祈りが捧げられ、ヒエログリフが刻まれた。
「うおおおおおおおおおおお!」
 それを目の当たりにした奴隷達が、興奮した様子で喜びの雄叫びを響かせた。
「工事、ご苦労だポン!」
「みんなに、御褒美があるピョン♪」
 モフィンクス達がゴキゲンな様子で、奴隷達のまわりを囲んだ。
 みんな、ニコニコ、イイ笑顔。
「だから、御褒美をあげるミュン☆」
 そう言ってモフィンクス達が鋭い牙をキラリと輝かせ、奴隷達に襲いかかるのであった。

●アヤメからの依頼
「かつて獣神王朝エジプトには、人々の信仰を利用して神像を造り出しているクロノヴェーダがいた。その目論見は、ディアボロスの活躍で阻止する事が出来たものの、邪魔をしたディアボロスを排斥するため、巨大建造物『排斥のオベリスク』を建立しようと画策しているらしい。しかも、奴隷達に巨大なオベリスクを建立させた上で生贄に捧げ、その力でディアボロスが獣神王朝エジプトに介入しにくくしようとしているようだ。このまま放っておくと、色々な意味で面倒な事になってしまう。しかも、オベリスクを破壊するチャンスは、オベリスクが建立されてから、生贄が捧げられるまでの短い時間だけ。そこで、みんなにはオベリスクを建立する奴隷達に紛れて潜入し、オベリスクを破壊してほしい。ディアボロスが儀式に参加する事で、クロノオブジェクトである排斥のオベリスクを破壊する弱点を作り出す事が出来るから、そうすれば怖いモノはないだろ?」
 鬼姫・アヤメ(鬼人の鬼狩人・g03328)が教室ほどの広さがある部屋にディアボロス達を集め、今回の依頼を説明した。

●奴隷について
「オベリスクの建立を行っている奴隷達は、各地から急いで集められたため、紛れ込む事は難しくない。ただし、明らかに怪しい動きをすれば、工事を監督するモフィンクスの注意を引いてしまい、正体が露見するかも知れない。特に、パラドクスの効果などを使用すれば一気に発見される危険が高まるので、自分の力のみで土木作業を行う必要があるだろう。この土木工事自体が『儀式魔術』を構成しているので、ディアボロスが工事に加わる事で、オベリスクに弱点を造り出す事が出来るはずだ。その上で、オベリスクが建立された後に、この弱点を探し出し、オベリスクの破壊を行う事になる。ディアボロスがオベリスクを攻撃しようとすれば、警護をしているモフィンクス達が邪魔をしてくるため、撃破しておく必要がある。そのまま放っておくと、騒ぎを聞きつけて、アルナヴェトも現れちまうからな!」
 アヤメの話では、必ずアルナヴェトを撃破する前に、オベリスクを破壊して欲しいという事だった。

●アヤメからの言葉
「古代エジプトの一般人の多くは奴隷であるので、奴隷だからと言って特別に虐げられているという事は無いようだ。日本で言えば江戸時代の農民くらいの位置づけだな。まあ、せっせと頑張って作業をして、みんなの信頼を勝ち取ってくれ!」
 そう言ってアヤメがディアボロス達を見つめ、ニカッと笑うのであった。

●土木工事する奴隷達
「モフィンクス、かわいいよな~」
「見ているだけで、心が言えるよな」
「ねー!」「ねー!」「ねー!」
 奴隷達はモフィンクスを眺めながら、幸せそうにせっせと作業をしていた。
 オベリスクの上には、べらんめぇ口調の工事監督が座っており、酒を飲みながら、枕木を運んで敷く奴隷や、力仕事の奴隷、水を運ぶ女性の奴隷に、あれこれと指示を出していた。
 どうやら、オベリスクの建立には、全員のタイミングを合わせる必要があるらしく、モフィンクス達がフワフワな尻尾を揺らして、奴隷達の息を合わせていた。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【腐食】
1
周囲が腐食の霧に包まれる。霧はディアボロスが指定した「効果LV×10kg」の物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)だけを急激に腐食させていく。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【使い魔使役】
1
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV2 / 【反撃アップ】LV2 / 【ラストリベンジ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV3

●マスターより

ゆうきつかさ
 今回の目的は、オベリスクの破壊です。
 モフィンクスは集団で行動しているため、全滅させる事は難しいものの、身の危険を感じると逃げていくようです。
 また、オープニングに書かれていない事は、都合よく解釈してかまいません。
74

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


プターハ・カデューシアス
アドリブ歓迎
フード付マントで種族特徴を隠し
力仕事の奴隷に混じる
(が扮しながらも滲み出る育ち良い感)

作業中黙々と仕事をしながら
奴隷達の出身地の会話に聞き耳を立てます

「首都や王朝の動向」に興味があり
そこからの奴隷に目を付け
休憩中にビールを奢る等して情勢を聞きます
「今、首都はどんな感じですか?
地方出身なので都会の話を聞きたいのです」
酒の勢いと適当な煽てで上手く聞き出せると良いですが

後は弱点の作成ですね
奴隷達はモフィンクスに執心の様子
「あの毛だ…いえ、モフィンクス可愛らしいですね
一家に一匹欲しいとか祈ってみたらどうですか?」
と促しておきます

敵なので、只の毛玉にしか見えませんが
私は…「偽神は滅べ」とでも



「みんな、せっせと頑張るポン!」
「フレー、フレー、みゅっ、みゅっ、みゅっ!」
「がんばれ、がんばれ、にゅっ、にゅっ、にゅっ♪」
 モフィンクス達が楽しそうにダンスを踊りながら、オベリスクを建立している奴隷達を応援した。
「おうっ!」
 その期待に応えるようにして、奴隷達がノリノリな様子で、石材を運んでいた。
「……」
 そんな中、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)はフード付きマントで種族特徴を隠し、他の奴隷達と一緒に石材を運んでいた。
 だが、育ちの良さが滲み出ているため、他の奴隷と比べて、かなり浮いていた。
「おい、お前! 何処から来た!」
 その事に違和感を覚えた髭面の奴隷が、プターハをジロリと睨みつけ、ぶっきらぼうに問いかけた。
「わ、私ですか? 私は地方都市から来ました」
 その視線に気づいたプターハが、フードで自分の顔を隠しつつ、質問に答えを返した。
「なんだ、そうだったのか。随分と育ちが良さそうに見えたから、首都から来たんだと思っていたんだが……。まあ、いいや。色々と事情があって、ここに来たんだろうしな」
 髭面の奴隷が納得した様子で、ガハハッと笑い声を響かせた。
「そう言えば、首都について、何か噂を聞いていませんか?」
 プターハが石材を運びながら、髭面の奴隷に問いかけた。
「……ん? 首都って、テーベの事だろ? うーん、俺が知る限り、特に変わった事はねえな。それよりも、モフィさんのために、早く仕事を終わらせようぜ!」
 髭面の奴隷が少女の如く瞳をキラキラさせ、モフィンクス達に視線を送った。
 この様子では、頭の中はモフィンクス一色になっているのだろう。
 他の事には興味がないほど、モフィンクス達をガン見していた。
「あの毛だ……いえ、モフィンクス達、可愛らしいですね。一家に一匹欲しいとか祈ってみたら、どうですか?」
 そんな空気を察したプターハが、髭面の奴隷に声を掛けた。
「いやいやいや、それは駄目だ。モフィンクス様は、愛でるモノであって、触れてイイモノじゃねえ。だって、モフィンクス様は、俺達にとってのアイドルだからな!」
 そう言って髭面の奴隷が、瞳をキラキラと輝かせるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!

プターハ・カデューシアス
連携・アドリブ歓迎

…此処の奴隷もう駄目だ
モフィさんへの熱狂ぶりを冷たく眺めつつ
オベリスク建立の妨害を

髭面奴隷を探し更に会話
「私、この仕事終わったら次こそ都会に行きたいのですが
現王様、どなたでしたっけ?知らなかったら恥をかきますよね」
「メンフィス辺りも都会、大きな仕事無いですかね」
等情勢を探る

そして
「モフィ様達がいれば、仕事が捗りますよね
『この仕事終わったらお別れ』は辛い
もっと各地に来てくれたら良のに
…ああ、オベリスクに祈ってしまおうかな?
『私一人』位いいですよね」
人混みでわざと大きめな声で言い
奴隷達の祈りをそちらの方向へ誘導します

私は敵の偽神に対し(絶対人様に見せられぬ程の)罵詈雑言を祈ります


エトワール・ローデット
見た目だけは普通に可愛いのになぁ

ボロボロの布を被って田舎から来た風を装って奴隷に紛れ込む
大きな仕事があるって聞いて来たの。
私、頑張る。

怪しまれないように真面目に水を運び
時間があるときに優しそうな奴隷に話しかけて敵の弱点を探ります。

モフィンクス…さま、がどうしてあんなに可愛いのか知ってる?何を食べたらあんなに可愛くなれるのかなぁ……
可愛さの秘訣聞きに行ってもいいと思う?でも、畏れ多いよね…何かモフィンクス様の可愛いエピソードあったりする?

あと弱点は邪念を抱きながら作業をすればいいんだよね?だとしたら私は……邪念扱いされるのはなんだか複雑な気持ちだけど、一口食べてみたい、かな。



「モフィ、ラァァァァァァァァァァァァァァァァブ!」
 奴隷達のテンションは、最高潮に達していた。
 その瞳に映るのは、ステージで踊るモフィンクスのみ。
 だからと言って、作業を怠っている訳では無い。
 むしろ、モフィンクスの歌声に合わせ、限界突破で作業を続けていた。
 既に身も心も、モフィンクスの虜となっているためか、疲れもストレスも吹き飛んでいるようだった。
「……此処の奴隷、もう駄目だ」
 それを目の当たりにしたプターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)が、奴隷達に対して冷たい視線を送った。
 その間も、奴隷達はモフィンクスのダンスに合わせ、ノリノリな様子で石材を運んでいた。
「私、この仕事が終わったら、次こそ都会に行きたいのですが、現王様ってどなたでしたっけ? 知らなかったら恥をかくと思うので……。何か大きな仕事があるといいのですが……」
 そんな中、プターハが石材を運び終え、一緒に仕事をしていた髭面の奴隷に語り掛けた。
「ん? 何か悩んでいるようだな? 祈れ! 祈れば、大抵の悩みは吹き飛ぶからなっ!
 髭面の奴隷がプターハを見つめ、ガハハと笑い声を響かせた。
 ちなみに、現王はクフ王のようである。
「確かに、モフィ様達がいれば、悩みなんて吹き飛んでしまいますね。……ですが、『この仕事が終わったら、お別れ』は辛い。もっと各地に来てくれたら良いのに……。ああ、オベリスクに祈ってしまおうかな? 『私一人』位いいですよね」
 プターハが、わざと大声を上げながら、奴隷達の注意を引いた。
「た、確かに……別れは辛い」
「こ、これも仕事だ! が、我慢しなければ……」
「それでも、やっぱり……モフィーが好きだァァァァァ!」
 その途端、まわりにいた奴隷達もプターハの考えに賛同した様子で、悩み始めるのであった。


(……見た目だけは普通に可愛いのになぁ)
 一方、エトワール・ローデット(契約者・g02251)はボロボロの布を被って、田舎から来た風を装いつつ、女性奴隷達の中に紛れ込み、一緒になって水を運んでいた。
「アンタ、新人かい? まあ、最初の頃は、足腰が痛くなると思うけど、頑張ってね!」
 そんな中、赤髪の女性奴隷がニカッと笑い、エトワールの背中をパァンと叩いた。
 赤髪の女性奴隷は、他の女性奴隷と比べて筋肉質で、人より多くの水を運んでいた。
「ところで、モフィンクス……さま、がどうしてあんなに可愛いのか知ってる? 何を食べたら、あんなに可愛くなれるのかなぁ……」
 エトワールが所定の場所に水を運び終え、赤髪の女性奴隷に問いかけた。
「そりゃあ、アレだ。夢と希望を食べているんだろう、きっと。もしくは、ピンクの雲とか。とにかく、メルヘンチックな何かだろうな」
 赤髪の女性奴隷が夢見る少女の如く、瞳をキラキラと輝かせた。
 この様子では、モフィンクス達が、奴隷達を食べるとは、夢にも思っていないのだろう。
 実際に、モフィンクスを見ただけでは、無害なホンワカ生命体と言う印象しかないため、危険視する方が無理なのかも知れない。
「ひょっとして、それが可愛さの秘訣なのかな? なんだかメルヘンチックな存在なんだね、モフィンクス様って。でも、ちょっと……食べてみたいかな?」
 エトワールがモフィンクスを見つめ、ゴクンと唾を飲み込んだ。
 もちろん、本気で食べるつもりはないのだが、赤髪の女性奴隷が驚いた様子で、エトワールを二度見した。
「ま、まあ、気持ちは分かるぞ! だが、食べるは駄目だ! せめて、甘噛みくらいに留めておかないと……」
 そう言って赤髪の女性奴隷が心の中に芽生えた邪に気持ちに戸惑いながら、モフィンクス達を眺めるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

九条・雅
うん、ふわふわしてて愛らしいね。でもその外見で人を惑わせてるなら容赦はしない。これ以上人々が堕落する前に消えて貰うよ。

敵による攻撃を【オーラ操作】【残像】で被害を軽減し、【ダッシュ】で一気に軽減、【斬撃】【連撃】を併せた煉獄の一撃で【薙ぎ払い】。さあ、外見を武器にする卑怯者はとっとと煉獄に落としてやろうかね!1更に【強打】【グラップル】で蹴っ飛ばしてやるか。ああ、奴隷達の反応は気にしない。容赦なくぶっ倒す。

まあ、出る場所が違えば、マスコットになれただろうね。アンタらも不幸だったねえ。


エトワール・ローデット
なるほど甘噛みしたいんだ。
でもあのモフモフ生物は肉食で危ないし、可愛いを被っただけのモンスターだって、教えてあげないと。

オベリスクに近づいたらきっとモフィンクスが警戒か警告かしてくるだろうから、無視して一撃もらおうかな。痛いの嫌だから血は出るけど掠める程度で、神秘的だから近付きたかったとか、神々しすぎてとか言い訳してたらなんか汚い言葉とか人間を罵しるようなこととか言ってボロ出してくれないかな。
まぁ、あってもなくても最終的には頭を掴んでからボロ布の下から刃をグサーっとやる。だって痛かったんだもん。それにもう奴隷の振りをする必要ないしね。

夢の時間は終わりだよ。倒させてもらうね。



「みんな、目を覚まして! あんなに可愛いけど、あのモフモフ生物は肉食で危ないし、本当は可愛く見えるだけのモンスターだから!」
 そんな中、エトワール・ローデット(契約者・g02251)が真剣な表情を浮かべ、まわりにいた奴隷達に訴えた。
「う、嘘だ……!」
「……そんな訳がねぇ」
「モフィちゃんに限って、そんな訳が……」
 だが、奴隷達は、半信半疑。
 可愛らしいモフィンクスしか知らないため、エトワールの言葉を信じる事が出来ないようだ。
「……きゅ?」
 そこに追い打ちをかけるようにして、モフィンクス達が一斉に首を傾げ、頭の上にハテナマークを浮かべた。
 それだけで、奴隷達の心は、鷲掴み!
「やっぱり、駄目だああああああああああ! モフィちゃんを殺させる訳にはいかねぇ!」
 髭面の奴隷に至っては、涙目になりながら、モフィンクスに飛びついた。
「そんな事をしても無駄だよ! 全てお見通しなんだから……! その外見で人を惑わせてるなら容赦はしない。これ以上人々が堕落する前に消えて貰うよ」
 それでも躊躇う事なく、九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)がモフィンクスの前に陣取った。
「ボ、ボクらは、無害なマスコットだポン!」
 モフィンクスが瞳を潤ませ、ガタブルと身体を震わせた。
「……それなら!」
 すぐさま、エトワールがオベリスクを睨みつけ、モフィンクス達を無視して突っ走った。
「それは駄目できゅー!」
 その事に気づいたモフィンクスが、フワフワな尻尾を振って、エトワールに衝撃波をブチ当てた。
「見たでしょ、今の……! これがモフィンクスの正体よ!」
 その攻撃を、わざと喰らったフリをして、エトワールが大袈裟に吹っ飛んだ後、奴隷達に対して言い放った。
「うう……、そうは言われても……」
 髭面の奴隷が複雑な気持ちになりつつ、モフィンクスをチラっと見た。
「……きゅ?」
 だが、モフィンクスは、無害そのもの。
 円らな瞳をきゅるるんとさせ、まったく曇りがなかった。
「やっぱり、駄目だあああああああああああああ!」
 そのため、髭面の奴隷がモフィンクスをギュッと抱き締め、わんわんと泣き始めた。
「本当に何も分かっていないんだな、アンタらは……。だったら、アタシも容赦はしない。恨むんだったら、アタシを恨みな!」
 次の瞬間、雅がオーラ操作と残像を駆使しながら一気に間合いを詰め、斬撃と連撃を併せた【煉獄の一撃(レンゴクノイチゲキ)】の一撃で、モフィンクスを薙ぎ払った。
「う……うわあああああああああああ……!」
 それを目の当たりにした髭面の奴隷が、激しいショックを受け、グルグルと目を回して意識を失った。
「非常事態、発生! 非常事態、発生みゅ!」
 その事に危機感を覚えたモフィンクスが、みゅーみゅーと鳴き声を響かせ、仲間達を呼び集めるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

プターハ・カデューシアス
さて
あれでどれ程弱体化が出来たか分かりませんが
モフィ自らが弱体化の切っ掛けになってくれれば此方としては万々歳です

自らと仲間にも【飛翔】を促し

【トラップ生成】モフィと奴隷の間にトリモチ付きのワイヤートラップ展開
時間稼ぎですが、毛玉には良く絡むでしょう?

オベリスクに自身の仕込んだ「筆舌し難い罵詈雑言」を見つけ
青龍乱舞で攻撃を
「ああ…見るに堪えない汚い言葉ですね。消去しなくては!」
反撃ないのをいいことに何度でも派手に水龍ぶつけ、今回一番のイイ笑顔を

降り注ぐ水流に
モフさを失ったモフィ達がどんな姿か気になります
「濡れ鼠は、存外に醜い物なのですよ」

これで奴隷達の目が覚めると良いですが
速急に避難を促します



(……さて、あれでどれ程弱体化が出来たか分かりませんが……。モフィ自ら、弱体化の切っ掛けになってくれれば、此方としては万々歳ですが……)
 そのドサクサに紛れて、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)が飛翔し、トリモチ付きのワイヤートラップを展開した。
 幸いモフィンクス達は、他のディアボロス達と戦っているため、プターハの存在には気づいていない。
 奴隷達もモフィンクスを守るのに必死のため、誰もオベリスクの方を見ていなかった。
「ああ……、見るに堪えない汚い言葉ですね。消去しなくては!」
 そんな中、プターハがオベリスクに仕込んだ『筆舌し難い罵詈雑言』を見つけ、【青龍乱舞(セイリュウランブ)】を発動させた
 それと同時に、聖なる清流が呼び出され、青い龍を象りながら、オベリスクに食らいついた。
 その途端、モフィンクスがみゅーみゅーと鳴き始めたため、他の場所にいる仲間達を呼び始めた。
 そのため、増援がやってくる前に、オベリスクを破壊しなければならなくなった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【水源】LV1が発生!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!

プターハ・カデューシアス
…えぇ…(奴隷達の様子を見て引)
もうこの際
オベリスク、壊せばれいいですね(大きなため息)

一度奴隷達の元に戻り
気絶した髭面奴隷(この人には世話になりました)を
安全圏に避難させつつ
周りに注意喚起を

「最早。貴方達がモフィを愛でようが正直、どうでも良い。
しかし、私は、今から、このオベリスクを破壊します!
落石の巻き添えを食いたくなければ…自分の身は、自分で守るのですね」
(悪役顔)

言い捨てて、再びオベリスクに攻撃を
纏わり付くモフィがいたら容赦なく攻撃
水の次は、フリージングミサイルの氷で
濡れて出来た亀裂が、もっと広がれば良い

…この調子だと、かなりの人数がアテン神でなく
モフィ関連で祈ってそうなのですが。


エトワール・ローデット
うわぁ。なんだこれ。信仰心の暴走って感じ…?なんか黒歴史を抉られてる気分でやだなぁ。

とりあえずオベリスクを壊してから何とかしよう……
いや別に、増援前に壊したいだけだから……あの状況の収集が付けられなさそうだから目を逸らしたいとかそんなんじゃないし……

【飛翔】で飛んでオベリスクの弱点を探す。
モフィンクスさま食べたいとか甘噛みしたいとか、もふもふしたいとかそういうところを探して双翼魔弾で撃ち抜くよ

これってもしかして……私たちが祈らなくても弱点一杯のオベリスクが出来上がったんじゃ…。


九条・雅
・・・・気絶しちゃったね。悪い事した。これ以上の(ある意味)犠牲者を減らす為にオベリスクの方を何とかしようか。

仲間の狙う亀裂や弱点に向かって【怪力】【強打】【破壊】で最後の衝撃を与えてオベリスクをぶっ壊す。邪魔する奴がいたら・・・【吹き飛ばし】【薙ぎ払い】でどいて貰おうか。

この熱狂ぶりだと例の悪神よりモフィンクスを拝んでいるように見えるが・・・気のせいか?



「……気絶しちゃったね。悪い事にした。……とは言え、これ以上の犠牲者を増やさないためにも、オベリスクの方を何とかしないと……」
 そんな中、九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)が髭面の奴隷をチラリと見た後、オベリスクを見上げた。
 オベリスクの表面にはヒエログリフが刻まれており、違和感のある言葉が幾つも並んでいた。
 それがオベリスクの弱点であり、最優先で攻撃を仕掛ける場所であった。
「ひょっとして、お前等……悪い奴か。モフィちゃんをイジメるのなら、容赦しねぇぞ!」
 その途端、奴隷達が拳を振り上げ、雅達のまわりに集まってきた。
 奴隷達にとって、モフィンクスは、心のアイドル。
 故に、モフィンクスを守るためであれば、戦うつもりでいるようだ。
 ただし、気持ちが昂っているだけなので、攻撃を仕掛けてくる事はなく、ディアボロス達を威嚇するだけだった。
「うわぁ……、なんだこれ。信仰心の暴走って感じ……? なんか黒歴史を抉られてる気分で、やだなぁ」
 エトワール・ローデット(契約者・g02251)がドン引きした様子で、奴隷達に生暖かい視線を送った。
 奴隷達の心は、モフィンクス一色。
 身も心もモフィンクスに毒されているため、善悪の区別が行方不明になっていた。
「……ま、まあ……オベリスクさえ、壊す事が出来ればいい訳ですし……」
 プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)が気まずい様子で、乾いた笑いを響かせた。
 何やらツッコミどころが満載ではあるものの、オベリスクさえ破壊してしまえばいいのだから、難しく考える必要はない。
 ある意味、奴隷達にとっては、最悪の日になってしまったが、必要な犠牲であった。
 それでも、罪悪感から先ほど世話になった髭面の奴隷を安全圏まで避難させたものの、他の奴隷達が怒り狂っているため、気まずいままだった。
「とりあえず、オベリスクを壊してから、何とかしよう……。何だか、あの状況を収集させるのは骨が折れそうだし……。だからと言って、現実から目を背けるつもりはないけど……」
 そう言いつつも、エトワールが現実逃避をしつつ、悪魔の翼で飛翔しながら、オベリスクに刻まれたヒエログリフを眺め、『モフィンクスを食べたい』、『甘噛みしたい』、『モフモフしたい』等の言葉を見つけ、【双翼魔弾】で魔力の弾丸を撃ち込んだ。
「だ、駄目みゅ~!」
「悪い子には、御仕置ィ~!」
「みんな成敗してやるにゅ~!」
 その間に、モフィンクスがワラワラと現れ、ディアボロス達の邪魔をしてきた。
「邪魔をするなら、容赦はしない」
 すぐさま、雅がモフィンクスを薙ぎ払うにして吹き飛ばし、仲間達がオベリスクを攻撃する時間を稼いだ。
「最早、貴方達がモフィを愛でようが正直、どうでも良い。しかし、私は、今から、このオベリスクを破壊します! 落石の巻き添えを食いたくなければ……自分の身は、自分で守るのですね」
 その流れに乗るようにして、プターハが奴隷達を見つめ、悪役面でニヤリと笑った。
「「「「「「「「「「このド外道がァァァァァァァ!」」」」」」」」」」
 その事で、奴隷達の気持ちが、ひとつになった。
 既に、奴隷達の中で、プターハ達は、悪ッ!
 可愛さの塊であるモフィンクス達を狙う大罪人と言う位置づけになった。
「……この様子だと、かなりの人数がアテン神でなく、モフィ関連で祈っているような気がするのですが……。まあ……深く考えたらダメですね」
 プターハが気持ちを切り替えるようにして、オベリスクに視線を移し、【フリージングミサイル】を発動させた。
 それと同時に、カデューシアス(家伝の杖を模した武器)に取りつけた凍結弾精製装置から、冷気を封じたミサイルを発射された。
 それがオベリスクに直撃し、弾け飛ぶようにして、その部分が瞬時に凍りつかせた。
「確かに、この熱狂ぶりだと、例の悪神よりモフィンクスを拝んでいるように見えるが……」
 そんな中、雅が【鬼神変】で己の腕を一時的に異形巨大化させ、怪力を駆使してオベリスクを強打し、木っ端微塵に破壊した。
「もしかして……私達が祈らなくても、弱点一杯のオベリスクが出来上がったんじゃ……」
 そう言ってエトワールが複雑な気持ちになりつつ、砕け散ったオベリスクを見下ろした。
「みゅー! よくも、よくも、よくもー! 絶対に、許さないみゅ! 皆殺しみゅ!」
 そんな中、モフィンクス達が完全にブチ切れた様子で、ディアボロス達に襲いかかってきた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!

九条・雅
ほっとけば害は無いと思ってたが、群衆のテンションを考慮するとこいつら全部潰しておいた方がいいか。全く外見で多くの人を狂わせるとはタチが悪い奴らだよ。

モフィンクスが民衆の目に入るだけで危険だ。【飛翔】【エアライド】で空中を自在に動き周り、破軍衝に【連撃】【薙ぎ払い】を併せて一気に殲滅。これ以上の人の堕落は見てらんないからねえ・・・人の尊厳の為にもさっさと消えな!!敵の攻撃は【残像】と残留効果で凌ぐよ。

まあ、あれだけ入れ込んでいたからこれからの民衆が心配だが・・・自力で立ち直って貰うしかないか。


テスラ・クルイーロ
「・・・お腹空いた・・・はやく倒さないと・・・」
お腹が空くと力が出ないから、ここに来るまでに持ってきたお昼ご飯を全部食べた挙句、おやつを持ってき忘れたから焦っているよ。
「モフィンクス・・・もふもふ・・・。ゆきみだいふく・・・」
急に、目の前の敵への食欲が力に変わり、持っている一番強力なパラドクスで戦う決意がみなぎるよ。
敵を倒した後に食べるご飯のレシピを頭に思い浮かべながら、ときどき現実に引き戻されながらなんとか戦うよ。
妄想気味だけど、味方に迷惑をかけないように協力して戦うよ。



「もう許さんみゅ!」
「皆殺しにゅ……!」
 モフィンクス達は、怒っていた。
 怒っている姿も可愛らしかったが、腹の底から怒っているようだった。
「殺せ! 殺せ!」
 一方、奴隷達は『モフィちゃん、マジ正義!』と言わんばかりに、興奮状態ッ!
 奴隷達は自分達の事を棚に置き、ディアボロス達が完全にヤバイ奴だと言う認識で、吠えるように叫んでいた。
「ほっとけば害は無いと思ってたが、群衆のテンションを考慮すると、こいつら全部潰しておいた方がいいか。全く外見で多くの人を狂わせるとは、タチが悪い奴らだよ」
 その事に危機感を覚えた九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)が、モフィンクスをジロリと睨みつけた。
 このまま放っておくと、モフィンクス達が奴隷達を扇動し、暴動にまで発展してしまう可能性があった。
「……お腹、空いた……はやく倒さないと……」
 そんな中、テスラ・クルイーロ(ブラックホール少女・g04486)が、グウッと腹を鳴らしながら、モフィンクスを見上げていた。
 ここまで来た以上、モフィンクスを倒す必要があるものの、空腹状態で力が出ない。
 その上、ここに来るまでの間に、弁当を平らげてしまったため、ポケットを叩いても、ビスケットのカケラすら出てこない状態であった。
「モフィンクス……もふもふ……おいしそう……」
 その途端、テスラが瞳をキピィーンと輝かせ、滝のように涎を流した。
 既に、モフィンクスは、御馳走。
 つまり……食べ放題ッ!
 奴隷達は単なる踏み台でしかないため、後はモフィンクスを頭から丸齧りするだけであった。
「ア、アイツ、ヤバイみゅ!」
「マジで怖いにゅ、激ヤバみゅ!」
 モフィンクス達が色々な意味で恐怖を感じ、一斉に円らな瞳をウルウルさせた。
「モフィちゃんを守れェェェェェェェェェェ!」
 それに合わせて、奴隷達がモフィンクスを守るようにして陣取り、壁のように立ち塞がった。
「無駄だよ、そんな事をしても……」
 次の瞬間、テスラが自らの食欲を力に変え、【飯テロ催眠ガスの舞い(キリングフィールド)】を発動させ、強烈に腹が空く香りの空気に変化した。
 その影響で、奴隷達の腹もグウグウと鳴り始め、色々な意味で危険な状態になった。
「……って、余計にヤバイみゅ!」
「コ、コイツら、ボクらを食べ物だと思っているにゅ!」
「と、とにかく、倒すりゅ。手当たり次第に意識を奪って、逃げ道を確保するりゅ……!」
 これにはモフィンクス達も身の危険を感じたのか、素早く空を飛び上がり、急降下して突進し、手加減しながら奴隷達の意識を奪っていった。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 だが、奴隷達にとっては、御褒美そのもの。
 奴隷達の脳内で、マジカルメルヘンな攻撃に変換されているらしく、みんな幸せそうだった。
「……ごは~ん!」
 そのドサクサに紛れて、テスラが飛び掛かってきたため、モフィンクスの悲鳴が辺りに響いた。
「こ、怖いでみゅ~」
 モフィンクスが涙目になりつつ、目から怪光線を放ったものの、テスラは気にせず噛みつき、モフついた。
「そもそも、モフィンクスが民衆の目に入るだけで危険だ。これ以上、人の堕落は見てらんないからねえ。……人の尊厳の為にも、さっさと消えな!!」
 その間に、雅が飛翔とエアライドを駆使して、空を自由自在に飛び回り、【破軍衝】で拳の一撃と共に強大な衝撃波を連撃で打ち出し、モフィンクス達を薙ぎ払った。
「に、逃げるみゅ!」
 その途端、モフィンクス達が涙目になって捨て台詞を吐きながら、蜘蛛の子を散らすようにして逃げていった。
「……って、ちょっと! 何をやっているのよ、あなた達!」
 その騒ぎを聞きつけたアルナヴェトが、ムッとした様子でディアボロス達の前に現れた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!

ラズロル・ロンド
アドリブ歓迎

え、何この状況
クソ真面目強面竜人が本物の悪人みたいになってる…あ、だいーぶお疲れだね。察し。
気絶してる奴隷はズルズル安全な所へ運び
奴隷達には共感し、でもこの人達危険だし今は逃げようと言って避難を促す
けど避難後は兎と敵対する変わり身の速さ

あ、そこに居るのはアルナヴェトさん
陰が薄すぎて見落とす所だった
モフィの可愛さはもぅ驚異だねぇ…

ウザく喋りながらも
アルナヴェトを挑発しつつサンドストームで攻撃を仕掛けていく
プターハ君とは阿吽の連携を
連撃になるようタイミングを合わせる

反撃の光線は身を屈めて躱し
親衛隊はいなしてお帰り願おう

ほら、僕の尻尾も尊くない?
茶化すようにフルフルと尻尾を振って見せる


プターハ・カデューシアス
…もう悪だろうが、仇だろうが。いいですよ、それで。
複雑ですが
この事件が終わって我々が「場」を去れば全て無かったことになりますから
(それでも民の「不幸」は見過ごせない、難儀な性分)

なんだか今回、精神的にごっそり「何か」を持って行かれました
さっさと片付けて、早く新宿島に戻りましょう、ラズロル様。

【光学迷彩】の残存効果利用
モフィ戦の騒ぎに紛れ、駆けつけてきたボス兎の死角に忍び寄ります
兎の意識がラズロル様との会話に引きつけられているところを
昇龍乱舞で「不意打ち」し、奴隷達を巻き込まぬ位置まで「吹き飛ばし」
を試みます。少しは戦い易くなるず。

あとは、ラズロル様との連携重視で全力攻撃を

アドリブ・連携歓迎です


エトワール・ローデット
今回の任務はドッとつかれたなぁ
帰ったら美味しいもの食べに行こう
あ、まだ親玉が残ってたんだった
モフィンクスの存在感が凄すぎて忘れてた。

よく考えるとこれは部下の可愛さを制御できなかった監督不行届じゃない?
ちょっと反省して頭冷やした方がいいと思う。
吹雪で涼しくしてあげるね。
アイスエイジブリザードを使いながら【冷気の支配者】で気温を10度下げてついでに運ばされていた水をぶっかける。

ここ暑い気候だし。これでちょうどよく冷えたよね。冷静になったところで今回の悪巧みの件について戦おうか。私は信者の暴走を見に来たんじゃない。世界を取り戻す任務に来たんだから。


テスラ・クルイーロ
「モフィンクス……逃げられちゃった……お腹空いた……」
もふもふに逃げられたショックと空腹のダブルパンチで倒れているよ。
お腹の音も聞こえなくなるくらい気が遠くなっていたけど・・・視界にウサギさんが見えて力が戻ってくるよ。
「ウサギさん・・・スゴイモフモフ・・・」
目がパアァってなってるよ。涎が止まらないよ。

「ウサギさん……お鍋の準備するから待っててね……」
サーヴァントのミニドラゴン「みにぶたさん」に、常備してるお鍋で煮炊きしてもらうよ。
わたしはその間、パラドクス【きらきらサンシャイン(ツギハオマエダ)】でウサギさんに塩胡椒をサラサラまぶすよ。
鍋の準備が待ちきれずにお耳を齧ろうと飛び掛かろうとするよ。



「……何、この状況……。クソ真面目強面竜人が本物の悪人みたいになってる……!?」
 そんな中、ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)が気まずい様子で、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)に視線を送った。
 プターハは奴隷達の中で、悪の大魔王クラスまで格上げされているらしく、辛うじて意識を保っている奴隷達が、恨めしそうな表情を浮かべていた。
 もちろん、それは単なる誤解であるのだが、アイドル戦士の如く登場したアルナヴェトに声援が送られていた。
「……もう悪だろうが、仇だろうが、いいですよ、それで……。それに、この事件が終わって、我々が『場』を去れば、全て無かった事になりますから……」
 プターハが半ば投げやりになりつつ、キッパリと言い放った。
 いっその事、悪のオーラ全開で、大魔王の如く高笑いを響かせながら、マントを翻した方が流れを作りやすい気もするのだが、そのままヒーローショーのようなノリになりそうな雰囲気が漂っていた。
「とりあえず、帰ったら美味しいものでも食べに行こう。……って、まだ親玉が残っていたんだっけ? モフィンクスの存在感が凄すぎて、忘れてた」
 その途端、エトワール・ローデット(契約者・g02251)がアルナヴェトの存在に気づき、ハッとした表情を浮かべた。
「ええ、いるわよ、ここに……!」
 その視線に気づいたのか、アルナヴェトが恥ずかしさと怒りを堪えながら、小刻みに拳を震わせた。
「モフィンクス……逃げられちゃった……お腹、空いた……」
 その間、テスラ・クルイーロ(ブラックホール少女・g04486)は白い毛玉をハムハムしながら、グウッと腹を鳴らした。
 モフィンクス達が逃げたショックと、空腹のダブルパンチを喰らっているため、状況的には最悪、そのまま天に召されそうなほど勢いでフラつくほど弱り切っていた。
「きっと、お疲れなんだね、ここの人達……」
 一方、ラズロルが何やら察した様子で気絶している奴隷達を引きずり、安全な場所まで移動させた。
 おそらく、奴隷達にとって、モフィンクスはアイドル的な存在。
 そのため、プターハ達を敵視しているようだが、例え真実を知ったところで、奴隷達の誤解が解ける可能性は低かった。
 それだけモフィンクス達が魅力的だったのかも知れないが、あまりにも盲目的になっているため、色々な意味で不安な気持ちになった。
「ウサギさん……スゴイ、モフモフ……」
 そんな中、テスラが瞳をランランと輝かせ、アルナヴェトをガン見しつつ、涎を滝のようにしてダラダラと流した。
「ちょっ! ちょっと、この子は違う意味で、アタシを注目してない? ……と言うか、アタシ、アイドルなんだけど!」
 その視線に気づいたアルナヴェトがドン引きした様子で、大きく頬を膨らませた。
「……あっ! そう言えば、いたんだっけ、まだ敵が……。あまりにも影が薄すぎて、見落とすところだった。やっぱり、モフィの可愛さは、脅威だね」
 ラズロルが全く悪びれた様子もなく、アルナヴェトに視線を送った。
 実際にモフィンクスの前では、モブキャラの如く、アルナヴェトの存在感が薄れていた。
「う、うるさいわね! ここのアイドルは、アタシなの! それなのに、みんな……あんな毛玉ばっかり夢中になって! ムキィィィィィィィィィ!」
 その事を本人も自覚しているのか、アルナヴェトがアイドルにあるまじき表情を浮かべ、怒り狂った様子で吠えまくっていた。
 だが、その瞳には涙が溢れており、色々な意味で敗北感に包まれていた。
「なんだか今回、精神的にごっそり『何か』を持って行かれました。さっさと片付けて、早く新宿島に戻りましょう、ラズロル様」
 プターハが乾いた笑いを響かせながら、ラズロルをチラリと見た。
 おそらく、これは悪い夢。
 きっと、家に帰ったら、すべてが元通りになっているはず。
 そんな輝かしい未来を、鷲掴みにするため、プターハに迷いはなかった。
「よく考えると、これは部下の可愛さを制御できなかった監督不行届じゃない? ちょっと反省して頭を冷やした方がいいと思うけど……」
 エトワールがアルナヴェトに容赦なくダメ出しをしながら、【アイスエイジブリザード】を発動させ、凍てつく吹雪で覆い尽くし、さらに追い打ちをかけるようにして、【冷気の支配者】で気温を10度下げ、先程まで運んでいた水をぶっかけた。
「……って、冷たっ! 寒っ! ちょっ! ちょっと! 風邪を引いたら、どうするのよ!」
 アルナヴェトが涙目になりながら、ガタブルと身体を震わせた。
「これでちょうどよく冷えたね。そもそも、私は信者の暴走を見に来た訳じゃないし……。世界を取り戻す任務に来たんだから!」
 エトワールがアルナヴェトの逃げ道を塞ぎ、キッパリと言い放った。
「待っててね、ウサギさん。いまから……お鍋の準備をするから……」
 テスラがノリノリな様子で、ミニドラゴンの『みにぶたさん』に指示を出し、常備している鍋で煮炊きさせた。
 その間に、テスラが【きらきらサンシャイン(ツギハオマエダ)】を発動させ、『おいしくな~れ……おいしくな~れ……』と呟きながら、アルナヴェトの身体に塩や胡椒を振りかけた。
「だから、アタシは食べ物じゃないから! 怖い、怖い、凄く、怖いっ!」
 アルナヴェトが全身に鳥肌を立たせながら、必要以上に距離を取った。
「……ここは行き止まりですよ」
 その隙をつくようにして、プターハが光学迷彩を利用し、アルナヴェトの死角に忍び寄り、【昇龍舞(ショウリュウブ)】で不意打ちを仕掛け、龍の姿で舞うように飛び上がり、急降下突撃をして吹き飛ばした。
「だ、だから、アタシはアイドルなんだってぇ~!」
 アルナヴェトが反撃する機会を奪われ、辺りに悲鳴を響かせた。
「この様子じゃ、親衛隊を呼ぶ暇もなさそうだね」
 それに合わせて、ラズロルが【サンドストーム】を発動させ、砂嵐でアルナヴェトを包み込み、容赦なく肉を削り取った。
「ごはん、ごはん~♪ 食べ放題♪」
 そんな中、テスラがゴキゲンな様子で、肉を鍋に放り込むのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
【使い魔使役】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV3になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【反撃アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2021年11月08日

排斥のオベリスク

【!期限延長により状況が困難になっています!】
 アヴァタールの小神殿では、エンネアド達が神像を利用して一般人の信仰を力に変えていました。
 ディアボロスにより、神像が砕かれエンネアドの撃破にも成功しましたが、獣神王朝エジプトでは、より大規模な神像として『オベリスク』の建立が盛んに行われているようです。

 新たに建立されるオベリスクは『世界の守護』が願われた太陽神アテンのオベリスクです。
 このオベリスクの効果は『獣神王朝エジプトの排斥力』の強化です。
 つまり、このオベリスクの建立を見過ごせば、獣神王朝エジプトのディヴィジョンへの介入が困難になってしまうでしょう。阻止せねばなりません。

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#獣神王朝エジプト
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選択肢『排斥のオベリスクの破壊』のルール

 獣神王朝エジプトのエンネアドが、ディアボロスを排斥する為に建立した『排斥のオベリスク』を破壊します。
 排斥のオベリスクは強大な力を持つクロノオブジェクトである為、通常のパラドクスでは破壊することは出来ません。
 破壊する為には、オベリスクの弱点となる箇所を狙ってパラドクスで攻撃しなければならないでしょう。
 👿を撃破するまでに、排斥のオベリスクを破壊する事で、エンネアドの企みを打ち砕くことが出来ます。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『🔵が👑に達すると、敵の大規模な作戦に影響を及ぼす。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『オベリスク建立奴隷に紛れ込む』のルール

 獣神王朝エジプトのエンネアドが、ディアボロスの影響を排除する『排斥のオベリスク』を建立しようとしています。
 このオベリスクが多数建立されてしまえば、ディアボロスが獣神王朝エジプトに関わる事が難しくなるでしょう。
 それを阻止する為、オベリスクを建立する一般人に紛れ込み、オベリスクの建立を邪魔してください。
 オベリスクは、人々の信仰の思いによって偉大な力を発揮する物なので、ディアボロスが建立の儀式に紛れて、別の思いを紛れ込ませる事で、オベリスクを破壊する弱点を造り出すことが出来ます。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『モフィンクス』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『アルナヴェト』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「カルン・ティミド」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。