小田原城への援軍を阻め!(作者 秋津透
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#天正大戦国  #甲相駿三国同盟~駿河からの小田原援軍阻止  #相模国  #今川義元 

「現在の天正大戦国は、麻のように乱れ、統制が全く取れていない…で、おじゃる」
 天正大戦国ディヴィジョン、駿河国駿府城天守閣。
 碁盤を前にしたジェネラル級天魔武者『今川義元』が威厳に満ちた重々しい声で唸る…が、翻訳機の偏見(?)なのか、語尾に「おじゃる」がついているので台無しである。
「東西の連携が絶たれ、関東の松平も西を纏める豊臣殿も、本領をディアボロスに攻められて機能不全…で、おじゃる。東北は伊達殿がまとめてはいるが野心が強すぎる…で、おじゃる。九州は島津次第とはいえ、今のところディアボロスが優勢……で、おじゃる」
 義元は、碁盤を前にして暫し考え込む。
「この状況を覆すには、この一手しか無い…でおじゃる。蹴鞠ーっ!」
 叫んで義元は、碁盤を強烈な一蹴りで蹴倒す。
「だいたい囲碁じゃあるまいし、誰も彼もがディアボロスと一対一で白黒つけようとするのが間違っている、でおじゃる。なんとしても、駿甲相三国同盟を成さねばならぬ、でおじゃる。今川武田北条の三家がまとまればディアボロスにだって負けるはずがない、でおじゃる。一本の矢より三本の矢が強い、でおじゃる。特に赤備えは通常の三倍の強さ、でおじゃる」
 何だかどこかで聞いたような言葉を呟きながら、義元は駿府城天守閣を後にした。

「腹が減っては戦はできぬ。食いながら話を聞いてくれ」
 時先案内人の陳・修賢(人間の特級厨師・g03221)が、いつものように手製の饅頭を配りながら告げる。
「天正大戦国ディヴィジョンの相模国でジェネラル級天満武者『北条氏直』を撃破し、東部の要衝「玉縄城」を占拠した。これで相模国の主城「小田原城」を攻撃することが可能になったが、天魔武者の方も黙ってこちらの攻撃を待っていてはくれない。駿河国の支配者『今川義元』が「小田原城」に向けて援軍を派遣したようだ」
 そう言って、修賢は難しい表情で唸る。
「もしも今川の援軍が無傷で「小田原城」に入ってしまったら、攻城戦は非常に難しくなる。まずは援軍を途中で叩くことが必須だが、同時に『今川義元』は甲斐国の支配者『武田信玄』と同盟して、二国の力で北条を援護しようとしている。いわゆる甲相駿三国同盟って奴だ。これが成立してしまったら手強いことこの上ない」
 今はまだその段階までは行っていないようだが、将来的には対策を考えておかないとな、と、修賢は告げる。

 そして修賢は、メモを見ながら言葉を続ける。
「『今川義元』は平安鬼妖地獄変ディヴィジョンの奪還戦が行われた時には高野山にいたらしく、そこで配下として抱え込んだ鬼や妖怪を「小田原城」への増援として使うつもりのようだ。今回のパラドクストレインの行く先で遭遇可能な援軍の主力はトループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』の大群で、指揮引率するのはアヴァタール級天魔武者『山本勘助』のようだ。アヴァタール級の護衛と指揮引率の補助にはトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』がついている。援軍として派遣される鬼や妖怪の練度は決して高くは無いが、籠城戦は数が物を言うので「小田原城」に入られれば厄介な敵となるだろう。その前に、敵軍を壊滅させるようにして欲しい」
 トループス級妖怪を全滅させる前にアヴァタール級を倒してしまうと、こちらは排斥力で強制帰還させられて、生き残ったトループス級は「小田原城」に入ってしまう。それは避けてくれ、と、修賢は念を押す。
「それから、アヴァタール級の『山本勘助』は本来の歴史では武田信玄の軍師として知られている人物だ。まあ、史料で確認できる実体はないに等しいし、このディヴィジョンではアヴァタール級としてあっちこっちに仕えているようだから、必ずしも今川と武田の同盟に関わっているとは限らないが、話せば何か情報が得られるかもしれない。もっとも、虚々実々の怪しい軍師として知られる人物の名を奪った天魔武者が素直に情報を漏らしてくれるとも思えないが、まあ、試みて損はないだろう」
 たぶんアヴァタール級と話すことができる機会は、護衛まで含めたトループス級が壊滅した後だろうからな、と、修賢は小さく肩を竦める。

 そして修賢は一同を見回して告げる。
「今まで、ディアボロスは基本的に一度に一人の大名を相手にしてきた。いくつもの国を支配している徳川家康にせよ豊臣秀吉にせよ、命令系統は一つ。配下の国主が勝手な真似をすることはなかったから思惑は読みやすかった。しかし、北条を攻める際に今川と武田が介入してくるとなると、これは難しい。どちらも自国の利益を最優先…というか自国の被害を最小限にした上で、ディアボロスに勝とうとするわけだからな」
 まあ逆に、そこに付け入る隙があるかもしれないが、と修賢は難しい表情で唸る。
「とりあえず、今のところは「小田原城」への援軍を確実に潰してくれ。大きな戦略を組むのはその後だ。攻略旅団で討議することになるだろう。よろしく頼むぜ」

「失われた京洛から流れ着いてきた妖怪変化か。確かに鍛えればそれなりには使えそうだな」
 アヴァタール級天魔武者『山本勘助』は、トループス級天魔武者『今川弓足軽隊』に小突かれながら行軍するトループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』の大群を眺めて呟く。
「天魔武者は計算できる戦力だが、計算以上の力を発揮するのは難しい。ディアボロスが強いのは、おそらく状況に応じて通常以上の力を出すからだ。力が変化する相手がいると軍略が立てにくい…敵であれ、味方であれ」
 かといって、軍略が立てやすい戦力だけを扱っていてはディアボロスには勝てん、と『山本勘助』は声には出さずに続ける。妖怪変化がどの程度の力を出すかは未知数だが、天魔武者よりは幅がありそうだ。
「…良きにつけ、悪しきにつけ、だな」
 呟いて『山本勘助』は、首を軽く左右に振った。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【神速反応】
2
周囲が、ディアボロスの反応速度が上昇する世界に変わる。他の行動を行わず集中している間、反応に必要な時間が「効果LVごとに半減」する。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【クリーニング】
3
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【命中アップ】LV3 / 【ガードアップ】LV1 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV3 / 【ドレイン】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【グロリアス】LV2

●マスターより

秋津透
 どうも、秋津透です。
 天正大戦国相模国「小田原城」に向けて、隣国の駿河国の支配者『今川義元』が送ってきた援軍を入城前に襲撃して殲滅するシナリオです。自分が記載している以外の他プレイヤーとの共闘や、MSの勝手なアドリブは許容できないという方、行動を改変されるよりは不採用の方がいいという方は、その旨明記してください。

 選択肢1:クロノヴェーダとの対話
 戦闘をせずにクロノヴェーダとの対話を試みる選択肢です。今回のシナリオでは、まともに話ができる可能性があるクロノヴェーダは指揮官のアヴァタール級天魔武者『山本勘助』のみで、選択肢2解決後、選択肢4開始までが選択可能なタイミングとなります。有益な情報が得られたかどうかには関わりなく、会話が成立したと判定されれば採用されます。また、この選択肢を解決しない、あるいはまったく選択しなくてもシナリオそのものの解決には支障はありません。

 選択肢2:護衛するトループス級『今川弓足軽隊』
 指揮官の護衛、補助をするトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』と交戦して殲滅する選択肢です。指揮官の護衛よりもトループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』の統率(脱走や不服従の阻止)が主任務となっており、ディアボロスとの直接戦闘は避けるので、選択肢3が解決(トループス級妖怪の全滅)するまで基本的には選択ができません。なお、戦闘進行上不適切な行為があると判定されたプレイングは採用されません。

 選択肢3:大群のトループス級『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』
 駿河国から「小田原城」援軍の主力として移動しているトループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』の大群と交戦、殲滅する選択肢です。かなり強力な妖怪ですが、天魔武者に命令されるまま強制的に移動させられており、移動中に襲われるとは思ってもいないので、攻撃方法を工夫すれば一方的に奇襲できる可能性があります。なお、戦闘進行上不適切な行為があると判定されたプレイングは採用されません。

 選択肢4:アヴァタール級との決戦『山本勘助』
 援軍の指揮官、アヴァタール級天魔武者『山本勘助』と決戦して撃滅する選択肢です。選択肢2が解決して配下部隊が全滅するまで選択することができません。また、戦闘進行上不適切な行為があると判定されたプレイングは採用されません。撃破できればシナリオは解決で、同時に排斥力が発動し、作戦参加者は全員パラドクストレインへ強制移送されます。
90

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


嵐柴・暁翔
未怨龍達は連行されているような雰囲気だな
アヴァタール級の命令には逆らえないけど天魔武者では扱いきれていない、という所か…?

流石にあんな大群に無策で突入するのは無謀ですし双眼鏡を持ち込み、距離を取って暫く様子を窺います

今川弓足軽隊が未怨龍を力づくで従わせようとしていれば、その攻撃の瞬間に合わせて《殺戮者の慈悲》を撃ち込み、今川弓足軽隊の仕業に見せかけて未怨龍を仕留めます
或いは都合よく未怨龍の一部が脱走(或いは落伍)でもしてくれればそこを刈り取ります


(「…未怨龍達は連行されているような雰囲気だな。アヴァタール級の命令には逆らえないけど天魔武者では扱いきれていない、という所か…?」)
 常緑樹の大木の高い位置に身を潜め、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は双眼鏡で敵…トループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』の大群と、それを引率というか連行というか、要所要所で監視しながら随行しているトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』を観察しながら声には出さずに呟く。今のところ、指揮官のアヴァタール級天魔武者『山本勘助』の姿は見当たらない。
(「…力づくで従えている、という感じではないな。せいぜい隊列を崩すような動きをした『未怨龍』に叱責の声をかけて、手の届く範囲なら小突く程度か。強引に逃げようとする妖怪を天魔武者が矢で射て足止めする、とかいう物騒な状況になったらしめたものなんだが……」)
 しかし互いにクロノヴェーダなわけだから、パラドクスを使わないと牽制にすらならないし、使ったら使ったで逆接連鎖戦で反撃とか、あるいは牽制攻撃にパラドクスで反撃とか、目一杯ややこしいことになりそうだな、と、暁翔は首を傾げる。たぶん、そういう厄介な事態になるのを避けるため天魔武者は実力行使を手控えているのだろし、もしかすると妖怪の方も、本気で反抗などしないのかもしれない。個体差、種別差はあるにせよ、概して亜人よりは妖怪の方がまだしも扱いやすいような気がする。
(「…まあ、それはそれとして、だ」)
 好機を掴めないにしても、このままうかうかと通過されてしまっては話にならないわけだし、と、暁翔はパラドクス「殺戮者の慈悲(ヒュポクリシス)」を発動。隊列の端にいて何度か『今川弓足軽隊』に制止矯正されている『未怨龍』のグループを狙い、対象に一切の苦痛を感じさせずにダメージのみを与える。
「???」
 おそらく、攻撃されたという感覚もなく、反撃のパラドクスも発動させず、数体の『未怨龍』ががくりと前のめりに倒れて絶命する。もともと『未怨龍』は死亡した生物の怨みや未練が寄せ集まり固まって形となった妖怪(を模したクロノヴェーダ)だと言われており、苦痛のない絶命は怨みや未練が消えてめでたく成仏(?)したと言えないこともない。
 そういうわけで、暁翔のパラドクスを受けた『未怨龍』は安らかに倒れてそのまま消失するが、残された他の『未怨龍』とその場に居合わせた『今川弓足軽隊』は、何が起きたかわからず混乱して進軍の足を止める。
「……消エタ?」
「何ガ起キタ? 人間ナラ頓死スルコトモアルダロウガ……妖怪ニモアルノカ?」
「ワカラン……攻撃サレタトモ思エナイガ…トニカク、軍師ニオ知ラセセネバ」
「全隊止マレ! 異常発生ダ!」
 短くごしょごしょと相談すると『今川弓足軽隊』は全軍の進行を止め、どこにいるのかよくわからない軍師…アヴァタール級天魔武者『山本勘助』に報告するのだろう。一体が慌ただしく走り出す。どうやら、少なくともこの部隊の『今川弓足軽隊』は遠隔通信機能を備えてはいないようだ。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【クリーニング】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!

嵐柴・暁翔
何かあればまずは上役へ報告、か…
報連相の重要性というものをよく分かっているな
それが山本勘助かそれとも今川義元からの訓練の賜物なのかは知らないけど、随分と合理的な考え方をしているじゃないか

伝令役が向かった方向は覚えておきますが、伝令役が戻ってくるよりも前に移動します
隊列の別方向の端、未怨龍が消失したのは直接目撃できなかったグループで今川弓足軽隊からは目の届き難そうな場所にいる未怨龍の顔面に向かって石や泥団子を投げつけて素早く身を潜めます
通常なら嫌がらせ程度の悪手ですし何度か試みて反応がなければ諦めますが、実害はなかろうと怨みや未練の塊の妖怪(という設定のクロノヴェーダ)なら怒るなりするかもしれない
もし突っ込んでくるなら隊列を離れた所を《殺戮者の慈悲》で仕留めます
そこまでいかなくても未怨龍が騒げば今川弓足軽隊が来るだろうから、速やかに移動して今川弓足軽隊の監視が緩んだあたりにいる未怨龍を攻撃します

これでもし未怨龍が冷静に状況を報告したり何もしなければ諦めて隊列の端にいる未怨龍を狙い攻撃します


(「何かあればまずは上役へ報告、か…報連相の重要性というものをよく分かっているな。それが山本勘助か、それとも今川義元からの訓練の賜物なのかは知らないけど、随分と合理的な考え方をしているじゃないか」)
 慌ただしく伝令に走るトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』を隠れ場所の巨樹の梢から見やって嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は声には出さずに呟く。
(「…しかし、伝令が戻ってくるまで待つわけにはいかない。移動して…む?」)
 暁翔は移動して別の場所からトループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』の隊列を狙うつもりだったが、直観的に、ヘタな動きをしたら『今川弓足軽隊』に発見されそうな予感を覚えて動きを止める。
 何しろ『今川弓足軽隊』は遠距離弓術を得意とし、更には飛行攻撃能力も備えている。その索敵能力は鋭敏に決まっているし、何事もなく行軍している最中ならともかく、異常事態が起きているのだから、目一杯鋭く周囲を警戒していて当然だ。
 そして次の瞬間、周囲に立ち込める異様な気配を察したのか、別の巨樹から数羽の鳥が飛び立つ。すると、数体の『今川弓足軽隊』がすかさず矢を放ち、飛び立った鳥を射抜く…というか粉砕する。
「何ダ?」
「……タダノ鳥ノヨウダ」
(「……やれやれ。これは迂闊に動けないぞ」)
 思惑では場所を移動して『今川弓足軽隊』の監視から外れた『未怨龍』を投石などで挑発し、仕留めるつもりだったが、移動すらできないのでは話にならない。指揮官の指示なしにこれだけ的確に行動、厳重に警戒するとは今川の兵侮るべからずだな、と、暁翔は声には出さずに唸る。
(「……普通に動くのは危ない…と、なると、超常の技に頼るしかないか」)
 呟いて、暁翔はパラドクス「殺戮者の慈悲(ヒュポクリシス)」を発動。急に行軍を止められて当惑している『未怨龍』の一群を一切の苦痛を感じさせずにダメージのみを与えて絶命させ、倒れた『未怨龍』は反撃もしないまま安らかに消失する。
「??????」
「マ、マタ消エタ!? 頓死シタ!?」
 完全に合理で動いているからこそ、理を外れた現象には対応し難いのだろう。『未怨龍』の絶命に気づいた『今川弓足軽隊』が天魔武者らしからぬ狼狽の叫びをあげる。一方『未怨龍』たちはひたすら当惑しきっているのか、仲間の消失にも特に反応せず、きょろきょろと落ち着かない様子で周囲を見回す。
 そして伝令はまだ戻ってこない。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【クリーニング】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!

バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。

こういう同盟って、縁組とか人質とか色々面倒だった気がします。クロノヴェーダってそういうの出来なそうなんですが、保つんでしょうか。

一介の兵士が考える事ではないでありますね。
命令に従って戦うのみであります。

身を隠して敵の様子を伺います。
【光学迷彩】を使って見つかりにくくしておきます。
さっきから敵が攻撃されてるみたいなのは仲間のパラドクスでしょうか。暗殺系って便利でありますね。
大分削られてるみたいですし、時間をかけてもいられません。一気に残敵を攻めるであります。
【盾弓陣】で盾と弩弓を具現化して、盾の遮蔽で身を隠しながら、弓の連射で矢の雨を降り注がせます。
反撃の光線を盾で受けてダメージに耐えながら、被害は覚悟の上で攻撃を続けます。
増援が来る前に、未怨龍だけでも全滅させておくであります。


(「こういう同盟って、縁組とか人質とか色々面倒だった気がします。クロノヴェーダってそういうの出来なそうなんですが、保つんでしょうか……一介の兵士が考える事ではないでありますね。命令に従って戦うのみであります」)
 戦場到達前から疑問に思っていたことを内心呟きながら、バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)は敵…「小田原城」への援軍に向かうトループス級妖怪『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』と引率のトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』を観察する。もともとは『未怨龍』は大群だったと聞いているが、先行したディアボロスが相当に打撃を与えたらしく数が少ない。にもかかわらず交戦状態にはなっておらず『今川弓足軽隊』は見るからにぴりぴりと警戒しているものの『未怨龍』は単にぼーっと突っ立っているように思える。
(「……暗殺系って便利でありますね」)
 声には出さずに呟くと、バトラはパラドクス「盾弓陣(サジタリィ)」を発動。連射式の弩弓と地面に突き立てる杭付の方形盾を具現化し、盾に開けられた狭間を支えに構えた弩弓から矢を放つ。
(「……撃ちます!」)
「ウワッ、敵襲!」
 さすがに警戒していただけあって『今川弓足軽隊』は先んじて攻撃に気付いたようだが、なぜか反撃の態勢を取るのではなく、素早く空中に飛び上がって攻撃を回避する。そのためバトラが放った矢は、まともに『未怨龍』たちを直撃する。
「グオオオオオオオーン!」
 憤激とも無念ともつかない獣じみた咆哮をあげて、矢を受けた『未怨龍』はばたばたと斃れて消えるが、消えざまに反撃のパラドクス「超高出力共振砲」を発動。虚空から放たれた高出力のレーザービームは盾の鏡効果で大半弾かれるが、それでも弾ききれない熱エネルギーが盾を焼き溶かしバトラに跳ね返りのダメージを与える。
「………!」
 小さからぬダメージにバトラは顔を顰めたが、そのまま攻撃を続行。立っている『未怨龍』がいなくなるまで弩弓の連射を続ける。『未怨龍』は矢を避けようともせず次々に斃れ、やがて全滅したが、しっかり反撃は放っていく。表面が溶け濁って鏡反射ができなくなった盾はほぼ完全に溶かされ、跳ね返りのダメージも相応に深刻だったが、どうにか戦闘不能や重傷という事態には陥らずに済み、バトラは深く吐息をつく。空中に飛んで無傷の『今川弓足軽隊』が攻撃してきたら本気で危なかったと思うが、なぜかそれはなかった。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!

神山・刹那
空中戦か
厄介だな。しかも遠距離からの狙撃に特化してやがる
俺にとっちゃやりにくい相手だな。が、そんなこと関係ねぇ
たとえ空中だろうが、真上一直線に並べちまえば届かない道理はない
距離を取ったくらいで勝てると思うなよ

空戦布陣「疾風」で空中の遠距離から炸薬式の矢を狙撃してくるのなら、肉体改造で瞬発力と体の強度、回復力を限界まで引き上げ、相手の狙撃位置を確認しながら、残像を残す速さで駆け抜け、手近な木を斬り倒して倒れる前にその上を駆け上がり、一直線になった所を全力で飛び上がり、斬り捨てる
「制空圏と距離のアドバンテージは確かにでかい。が、それだけじゃ戦いは決まらないのさ」


(「空中戦か、厄介だな。しかも遠距離からの狙撃に特化してやがる。俺にとっちゃやりにくい相手だな。が、そんなこと関係ねぇ。たとえ空中だろうが、真上一直線に並べちまえば届かない道理はない。距離を取ったくらいで勝てると思うなよ」)
 地上から空中に飛び上がってきたトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』を目ざとく見つけ、神山・刹那(梟雄・g00162)が声には出さずに呟きながら猛然と殺到する。
 実のところ『今川弓足軽隊』は攻撃のためではなく、地上での弩弓連射を避けるために空中退避したのだが、そんな事情は刹那の知ったことではない。
「奥義、朱雀」
 パラドクス「朱雀(スザク)」を発動した刹那は、瞬発力と体の強度、回復力を限界まで引き上げ、残像を残す速さで駆け抜け、手近な木を斬り倒して倒れる前にその上を駆け上がり、全力で飛び上がり、一体の敵を斬り捨て、更にもう一体を返し刀で両断する。
「テ、テ、敵襲!」
 事態が流動的だから、たとえ攻撃を受けてもできるかぎり避けよ、引率している妖怪がやられても気にするな、こちらから射つのは自身が直接攻撃を受けた時だけだ、という軍師…アヴァタール級天魔武者『山本勘助』の指示、というか無茶振りを忠実に守っていた『今川弓足軽隊』だが、自身が直接攻撃を受けて潰されてしまってはどうもならない。反撃のパラドクス「空戦布陣「疾風」」を自動発動させ、炸薬を籠めた金属矢を射つというより爆発的にばら撒く感じで刹那に叩きつける。
「……くっ」
 遠距離から狙撃してくるなら避ける手もあるが、斬った相手、それも二体が爆発的に四方八方へと爆薬矢をばら撒くのは避けきれない。刹那は小さからぬダメージを受けつつも地上へと降り立ち疾走を続ける。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【神速反応】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!

嵐柴・暁翔
【光学迷彩】も使用して潜伏したままで、今川弓足軽隊が空中戦を始めて周囲への警戒が僅かにでも緩んだタイミングを見計らって《殺戮者の慈悲》を撃ち込みます
幾ら逆接連鎖戦でも攻撃されたと認識するのが遅れればその分反撃するのも遅れる筈
とはいえ自動追尾する矢ならでたらめに撃っても此方に飛んできそうなので速やかに退避します

……融通のきかない今川弓足軽隊と獣じみた未怨龍を足して半分に割った位になればもう少し厄介だったかもな…
今回は結果としてお互いの悪い部分ばかりが出てしまったけど、そういう意味では天魔武者ではなく妖怪の部下を抱え込んだ指揮官は先を見据えていたんだろうな…


(「……融通のきかない今川弓足軽隊と獣じみた未怨龍を足して半分に割った位になれば、もう少し厄介だったかもな…今回は結果としてお互いの悪い部分ばかりが出てしまったけど、そういう意味では天魔武者ではなく妖怪の部下を抱え込んだ指揮官は先を見据えていたんだろうな…」)
 声には出さずに呟きながら、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は巨樹の梢近くに身を潜めたまま、戦場の状況を窺う。
 すると、山の麓の方というか駿河側の方から一体の『今川弓足軽隊』が飛んでくる。どうやら、先刻指揮官に異常事態を報告に行った伝令が戻ってきたらしい。
「コレハ、ドウシタコトダ!? 敵襲ナノカ!? 妖怪ハ、ヤラレタノカ!?」
「ソウダ、敵ガ何者カハ分カラナイガ、大量ノ直射ノ矢デ妖怪ガヤラレ、我ラハ宙ニ飛ンダガ斬リ込ミヲ受ケタ……ソレデ、軍師ノ指示ハ?」
 一体の『今川弓足軽隊』が応じ、伝令は口早に応じる。
「撤収ダ。残ル妖怪ヲ取リマトメ駿府ニ戻ル、ト。シカシ、コレデハ……ウ!?」
「…ア!?」
 その瞬間、伝令機と伝令に応じていた一体、更に近くにいた『今川弓足軽隊』の計三体が、不意に機能を失って墜落する。状況を窺っていた暁翔が、仕掛け時と見てパラドクス「殺戮者の慈悲」を発動。機械生命体に近いトループス級天魔武者に「苦痛」という感覚があるのかどうかはわからないが、とにかくダメージのみを与えて全機能を停止させたのだ。
 しかし『今川弓足軽隊』は異常な機能停止に対して自動反撃パラドクス「海戦布陣「白波」」を発動。自動追尾の矢を四方八方に放つ。とはいえ追尾のシステムは本体からのコントロールらしく、既に本体が機能停止しているため放たれた矢はでたらめに飛んでいく。
(「…こういう時は、迂闊に動かないに限る」)
 いくつも放たれた矢の一つが偶然近くを掠め、暁翔は小ダメージを受けたが、そのまま梢に身を潜め続ける。
(「…撤収か。思い切りのいいことだ。残ってるトループス級には指令は伝わってないと思うが、あまりもたもたしてると指揮官を取り逃す恐れがあるな」)
 それにしても天魔武者…少なくともこの『今川弓足軽隊』は、高速飛行機動能力を備えていても情報伝達は直接音声でするしかないのか、と暁翔は小さく肩を竦める。天魔武者の擁するテクノロジーは高度なのか原始的なのか、現代人の感覚ではどうにもバランスが取れておらず、理解に苦しむ。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【クリーニング】がLV3になった!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!

バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。

便利ですねぇあのパラドクス。今度あたしも覚えよう。

今無いものは仕方ありません。手持ちで何とかするのです。
残る敵は少し。多数相手の技で反撃の集中攻撃を受けるより、少数相手のパラドクスで確実に仕留めていきます。
【ベディヴィアスノウ】で輝く淡雪を敵に吹き付けて凍りつかせていきます。
【グロリアス】の効果で、受けたダメージを少しでも回復させていくであります。
吹き付ける雪のブレスで、反撃の矢の威力を抑えて魔力盾スクトゥムで受け流して耐えます。
伝令が戻ってきたという事は、あまり時間がありません。迅速に仕留めて指揮官の到着に備えるであります。


(「便利ですねぇあのパラドクス。今度あたしも覚えよう」)
 先行しているディアボロスが駆使する「一切の苦痛を与えず、どこから何をやったかも悟らせず、ただダメージだけを与えて相手を斃すパラドクス」を眺めて、バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)が言葉には出さずに呟く。実際のところ、そのディアボロスと何度となく行動をともにしているバトラだから「あのパラドクス」を使ったな、と判断できるのであり、そうと知らなければ敵味方を問わず何が起きているのか見当をつけることすら難しいだろう。
(「…とはいえ、今無いものは仕方ありません。手持ちで何とかするのです。残る敵は少し。多数相手の技で反撃の集中攻撃を受けるより、少数相手のパラドクスで確実に仕留めていきます」)
 声には出さずに続けながら、バトラは空中で回避機動を行っているトループス級天魔武者『今川弓足軽隊』の残存機に向け、パラドクス「ベディヴィアスノウ」を発動。思考や精神、生命活動を徐々に停止させる輝く淡雪を、天魔武者に吹き付ける。
「ヌオッ!? コ、コレハ、雪カ!?」
「タダノ雪デハナイ! 危険ダ! 躱セ! イヤ、着地シテ防御ダ!!」
 淡雪を吹き付けられた『今川弓足軽隊』は変調を起こして空中機動が困難になり、着地して反撃のパラドクス「海戦布陣「白波」」を発動。頑丈な海戦ユニットを盾にして攻撃を防ごうとする。しかし、パラドクスを帯びた淡雪を防ぐには盾の物理的な「頑丈さ」はあまり役に立たず、やがてトループス級は盾を構えたまま凍りつき、一体残らず機能停止へと追い込まれる。そして機能停止寸前に、自動反撃として自動追尾の矢を全力射撃するが、どこから誰がどうやって危険な淡雪を飛ばしているのか論理的物理的に解明できなかったらしく、放たれた矢は四方八方へと乱れ飛ぶ。その中の一つがたぶん偶然バトラを掠め小ダメージを与えたが、総体としては【グロリアス】の回復効果の方が大きかった。
(「…さて、残るは指揮官のアヴァタール級ですが…」)
 伝令を追ってこの場へやってくるのでしょうか。それとも危険を察知して自分一人でいち早く撤収…逃げるのでしょうか、と、バトラは身を起こしながら眉を寄せて呟いた。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!

嵐柴・暁翔
伝令が向かったのと戻ってきた方向が一致しているようなら、そちらに山本勘助がいるという前提で特に隠れたりせずに向かいます

足跡でも残っていれば辿りますが、無理そうなら取り合えず伝令は常時同じ移動速度で往復していたものとして凡その移動距離を計算してその該当範囲を重点的に捜索します
相手が潜伏していたりすると面倒だけど、此方が姿を晒していれば向こうから接触してくる可能性もあるしな

山本勘助の人物像がどうにも分かり難い
合理的で現状に危機感はあっても極端な真似までは出来ない保守派、という所か…?
出会えたならまずは妖怪達は全滅させたと伝えてみて相手の出方を窺います

話が出来そうなら甲相駿三国同盟についてどう思っているか聞いてみます
無難な話しかしないようなら武田は本当に増援を出すのかと揺さぶってみます
今川にだけ戦力を出させて復讐者との戦いで弱体化したところで駿河国の領土を切り取ろうとでも考えているんじゃないか?
そうなると実は徳川と武田も結託していたりするのかもな…?
……と史実を混ぜてみたりして反応を確認します


バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。

アヴァタール級の山本勘助は未だ見えませんか。
伝令は伝わっている筈ですから、こちらが身を隠す必要は薄そうであります。
無双馬に騎乗して、伝令の向かった方向へ進み指揮官を探します。
【パラドクス通信】で仲間と連絡を取って合流、連携します。
軍師相手に裏の読み合いなどしたくはありません。進行は騎馬の歩みに任せて、自分は【神速反応】で奇襲への警戒に集中します。
襲ってくるならまだ良いのですが、逃げられるのは困りますね。発見出来なければ【飛翔】して高所から探します。「部下は全て倒しました!残るは大将だけ!決着をつけましょう!それとも逃げ帰って、自身の失態と無様を上司に報告するのでありますか!」などと大声で挑発してみましょうか?
単純な挑発にこちらを与し易いと見て、ディアボロスの情報を得る為に接触してくるかもしれません。
会話は嵐柴さんにお任せするのです。自分では手玉に取られてしまいます。


「伝令は、向こうへ走り向こうから飛んで戻ってきた。普通に考えれば、アヴァタール級は向こうにいるということだ」
 声に出して言うと、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は戦場から駿河国側に向かって歩き出す。バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)は無双馬『青縞(プレリゲ)』を召喚。騎乗して暁翔と同方向へと向かう。
 二人は、アヴァタール級天魔武者『山本勘助』は機敏に高速撤収しているだろうか、あるいは身を隠して奇襲の機を窺っているだろうか、などと予測してそれぞれ対応を考えていたが、意外にもというか、むしろ拍子抜けなことにもと言うべきか、移動を始めて間もなく本当に難なく『山本勘助』を発見することができた。
 何しろ『山本勘助』は(暁翔の記憶に基づけば)一昔前の暴走族のごとく騒々しく轟音をたててホバージェットを吹かしながら、その割には大したことのない速度で懸命に山道を下っていたのである。どうも、ちょっとした茂みや段差もあまり巧く越えられないらしく、ちょっとあっちへ行ったら方向転換してこっちへ行き、その右往左往ぶりは見ていて気の毒になってくるぐらいで、暁翔は声には出さずに呟いた。
(「伝説の山本勘助は、戦傷のため足をひきずっていたというけど、わざわざアヴァタール級天魔武者が、そんなところを再現しなくてもよかろうに」)
 そして『山本勘助』は騎馬で追ってくるバトラに気がついたらしく、あろうことかあまり切迫感の声で呼びかけてきたのである。
「おおい、そこの一般人のおなご。その乗ってる馬は、普通の馬ではなさそうだが、もしかして機械馬か? 礼は充分にするから、ちょっと貸してくれんか?」
「……悪いけど『青縞』は他人には貸せないのであります」
 まさかこんな呼びかけをされるとは夢にも思っていなかったバトラは、ごく生真面目に応答する。そして暁翔が、淡々とした口調で告げる。
「相手が上官だろうが君主だろうが敗走の時に他人に馬を譲る武将は、三国志の世界ならともかく、少なくとも日本では聞いたことがないな。ましてやこっちは、あんたを追走している側なんだ。逃げる敵将に大っぴらに馬を譲って逃がす話は、たとえ内通者でも聞かないぞ」
「わしを追走…ということは、お主らは噂のディアボロスか。妖怪がばたばた頓死したという急報があり、すぐ撤収しろと命じたが、やはりそれは駿府から小田原への援軍を察知して阻もうとするディアボロスの攻撃だったのだな」
 こちらも淡々と言うか、トループス級の『今川弓足軽隊』以上に機械生命体らしい平板な口調になって『山本勘助』が応じる。
「やはり、わしが率いていた援軍は、妖怪も天魔武者も含め、お主らに全滅させられた、ということかな?」
「いかにも、その通りであります」
 なんだか少し調子が狂う、相手は油断がならないのだから口を開くのはここまでにしよう、と思いながらバトラが応じる。そして暁翔がずばりと告げる。
「今川義元は駿甲相三国同盟を意図していて、そのために小田原に援軍を出したそうだな。しかし、甲斐の武田はその話に乗っているのか?」
「少なくとも、武田家が小田原に援軍を出したという話は聞かんな。まあ、武田の殿は今川の殿以上に腹のわからん御仁だ。今川の殿ですら、どこまで本気で三国同盟などと言っておられるのかわからんものを、武田の殿の腹など知れるわけがない。もしもわしが武田の家臣でも、本心を明かされることなどなかろうよ」
 あっさり応じると『山本勘助』はモノアイをぎらりと光らせて暁翔を見やる。
「それはそうと、なぜお主らディアボロスが三国同盟の話やら、そもそも今川家が小田原へ援軍を出したことなどを知っておるのかな? まあ、聞いても素直に答えてはくれぬであろうが」
「その通り。企業秘密だ」
 暁翔が応じると『山本勘助』は意外にもというべきか、機械生命体らしからぬ声を出して哄笑する。
「ハッハッハ。企業秘密とは面白い。しかし、そう言われるとますます聞きたくなるな。ここはひとつ、力づくで聞けるかどうか試してみるか」
「望むところだ」
 応じて、暁翔はバトラともども身構えた。 

 

 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【神速反応】がLV2になった!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

有馬・福栄 (トレインチケット)



 アヴァタール級天魔武者『山本勘助』と先行しているディアボロス三人が、互いに隙を窺うように見合って身構える。瞬時、両者の動きが止まった、と見えた瞬間。
「にしし、見えないところから、酸素魚雷発射!」
 心底嬉しそうな声とともに、戦場に飛び込んできた有馬・福栄(零式英霊機のボトムマリナー・g09820)がパラドクス「サイレント・オキシジェン・トーピード」を発動。宙を飛ぶ酸素魚雷(それはミサイルというのではないかというツッコミはなし。宙を飛んでも魚雷は魚雷、それが英霊機のロマンなんだよ!)を『山本勘助』へと連射する。
「ぬわっ!」
 酸素魚雷到達より先に福栄の声で攻撃に気づいたアヴァタール級は、半身になって振り返り反撃のパラドクス「一斉射せよ!」を発動。弓や火縄銃を装備した半ば幻のような亡霊天魔武者(?)を呼び出し、福栄に向かって一斉射を浴びせる。
「うわっ!」
 存在や武器は幻っぽくても与えるダメージは本物のパラドクス攻撃をまともに受け、福栄は戦闘不能、あるいは重傷という事態には至らなかったものの、大ダメージを受けてもんどり打つ。しかし同時に、酸素魚雷も全弾命中。大爆発が生じ、福栄は声を張って叫ぶ。
「今だ! みんな、やっちゃって!」
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【グロリアス】がLV2になった!

バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。

どうも掴み所の無い相手でありますね。腕のいい外交官がこんな感じだった気がします。
油断して会話していると、余計な事まで喋ってしまいそうです。ここは倒す事だけに専念するであります。

部下を召喚して戦わせる能力と聞きました。でしたら普段の戦術で攻めましょう。
無双馬に騎乗して、長槍サリッサと魔力盾スクトゥムを構えて真正面から騎馬突撃です。
【金床陣】で槍と盾の複製を無数に具現化して、前方に並べ立ててファランクス陣形を形成。突撃に連動させた盾の壁で押し込みます。
盾を叩き付けて体勢を崩しながら、盾の隙間から繰り出す槍衾で刺し貫きます。戦術家に対抗するには、戦術で覆せない程の数で攻める事であります。

反撃の突撃軍勢をファランクスで押し返しながら、騎馬の勢いを殺さず駆け抜けましょう。


神山・刹那
ネメシスモード・いしはま絵師のDC参照

山本勘助、甲斐の虎武田家のお抱え軍師の名をとった奴か
まぁ、頭が切れるのは認めるが、それだけじゃ勝てないんだよ
お前らの足は止まった。なら後は、斬獲するだけよ

啄木鳥戦術を実行せよ!で一撃離脱戦法で集中攻撃してくるのなら、離脱を考えると言うことは一撃の威力は対してないと判断し、肉体改造で体の強度と瞬発力を最大まで強化し、残像を残す速さで最短距離を勇気で被弾をを恐れず一気に駆け抜け、相手の攻撃でダメージを貰おうが、手数の攻撃を一発でひっくり返す様な雲を裂き、大地よ砕けよと言わんばかりの渾身の一太刀で斬り捨てる
「浅いんだよ。俺の命が欲しいなら、もっと腰の入った一撃を用意するんだな」


嵐柴・暁翔
山本勘助が今川義元に仕えているというのは突っ込みたいけど、ジェネラル級には逆らえないし何人もいるアヴァタール級相手に史実がどうこうというのは何の意味もないか…

『長剣』を手にして《悪魔合体》を発動
大天使姉妹の剣の技を借りて切り込みます
これからやろうとすることには力業や技巧よりも速さが欲しいからな
天魔武者相手にあまり意味はないかもしれませんが、攻撃の直前にフェイントを兼ねて山本勘助から見て左側、目の無い死角になる方に回り込んで斬り付けます
……もっとも、山本勘助も左右どちらの目が不自由だったのかははっきりしないんだし、あのモノアイがスライドしたりしても驚く程ではないけどな

射撃攻撃は動き回って回避しつつ避けられないものは致命傷になりそうな弾を優先して剣で防ぎます
まあ指が不自由だろうと軍勢の指揮には関係ないわな


(「…戦機を他からもらうのはちょいとどうかと思うが、まあ、これを逃がす手はねぇよな」)
 ネメシスモードを発動し、左手に雷電、右手と刀に劫火を纏わせた神山・刹那(梟雄・g00162)が声には出さずに呟くと、そのまま颶風のような勢いでアヴァタール級天魔武者『山本勘助』に襲いかかる。
 そして、パラドクス「雲耀の太刀・天晴(ウンヨウノタチ・テンセイ)」を発動。右手の劫火と左手の雷を日本刀に集約し、八相の構えから跳躍。大上段から大地ごと真っ二つにする勢いで相手を斬ると同時に焼き、はぜ散らす。
「雷火の顎よ、我が敵を討て!」
「ぐわああああああっ!」
 飛び込んできたディアボロスの攻撃で崩れた体勢を立て直せないまま『山本勘助』は刹那の雷火斬撃をまともに受け、ものの見事に袈裟懸けに両断される。しかし、斜めに断たれた上半身が地面に転がり切断面から盛大に火花を散らしながらも機能停止せず、反撃のパラドクス「啄木鳥戦術を実行せよ!」を発動。半ば幻のような亡霊機械馬(?)に乗った亡霊天魔武者(?)を多数呼び出し、四方八方から刹那へ突撃させる。
「けっ! しぶといのだけは認めるが、こんなふわふわな連中の浅い攻撃で俺の命が取れると思うか?」
 亡霊騎馬武者(?)の突撃で小さからぬダメージを受けながらも、刹那は傲然と言い放つ。すると上半身のみの『山本勘助』は意外なほどしっかりした声で応じる。
「さてな。お主らディアボロスの攻撃がどれほど強く、耐久がどれほどあるのか、わしはまったく知らんのでな。まあ、こちらの機能が止まるまでは、付き合ってもらおうか」
「……その有り様で尚もディアボロスの戦闘力を測ろうとは天晴な軍師根性だが、もしかして、戦闘データをどこかへ送っているのか?」
 嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が眉を寄せて訊ねると『山本勘助』は平然と応じる。
「それこそ企業秘密という奴だな。まあ、わしにとっては誰かの役に立とうが立つまいが、勝ち戦だろうが負け戦だろうが、戦闘データを詳細に分析演算すること自体が存在意義であり喜びだと言っておこうか」
「…なるほど」
 どちらにしても、とっととケリをつけた方が良さそうだ、と、暁翔はパラドクス「悪魔合体(フュージョン)」を発動。契約した大天使の姉妹、セレスティアとアリスティアの二人と一時的に合体し、彼女たちが使う神速の剣技を借りる。
(「…この天魔武者がどこかへデータを送っているのかいないのかはわからないが、いずれにしても、ここで見せた神速の剣技は俺の技として記録分析されるのかな……それはちょっとセレスティアたちに申し訳ない気もするが…」)
 言葉には出さずに呟きながら、暁翔は目にも止まらぬ超高速で愛刀「風牙」を振るい『山本勘助』の頭部を割り、上半身を寸断する。ところが、いったいどういう構造になっているのか、それとも一般物理を超越無視したパラドクス的執念なのか、アヴァタール級『山本勘助』の機能は停止していないらしく、反撃のパラドクス「一斉射せよ!」が発動。弓や火縄銃を装備した半ば幻のような亡霊天魔武者(?)が出現し、暁翔へと一斉射撃を浴びせる。
(「…やれやれ」)
 反撃があるかもしれないとは思っていたが、ここまでしぶといとは予想外だったな、と声には出さずにぼやきつつ、暁翔は全力で攻撃を回避する。非物理的な半幻影存在によるパラドクス攻撃なので、完全には回避できず小さからぬダメージは受けたが、戦闘不能とか重傷とかいうほどではない。
(「……いったい何なんですか、あれは? バラバラになるまで斬られても死なないとか、天魔武者のふりをした妖怪変化か何かですか? あ、だから妖怪の指揮を任されたんでしょうか……?」)
 もう、あれこれ考えるのは止めましょう、バラバラに斬っても死なないなら形がなくなるところまで完全に潰してやるであります、と開き直り気味に唸り、バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)がパラドクス「鉄床陣(ファランクス)」を発動する。
「エクェス ファランクス!」
 自身の槍と盾の複製を空中に無数に具現化し、バトラは残骸状の『山本勘助』の上半身、及び刹那に両断された後、切断面から火花を散らしながらもまだ形を留めて立っている下半身の両方を包囲。無双馬『青縞(プレリゲ)』に騎乗して突撃を仕掛け、槍で突き盾で潰して部品の残骸も残らないほど徹底的に蹂躙する。「これで、どうです?」
 これでもまだ反撃が来ますか、それとも、と、バトラが少々目を据えて唸った時。
 非常識なまでにしぶといアヴァタール級天魔武者『山本勘助』も、この徹底した蹂躙にはさすがに存在を失ったらしく、次の瞬間強大な排斥力が発動し、作戦に参加したディアボロス全員を新宿島へ帰還するパラドクストレインへと強制移送した。


 
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】がLV2になった!
【一刀両断】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ドレイン】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2024年12月03日

甲相駿三国同盟~駿河からの小田原援軍阻止

 玉縄城の北条氏直を撃破し、相模の過半を制圧した事で、相模国の城である『小田原城』に攻め込む準備が整いました。
 しかし、断片の王『徳川家康』は、相模国を攻めるディアボロスに対して、切り札の一つを切ってきました。
《七曜の戦》でも最終人類史に侵攻して来たジェネラル級天魔武者『今川義元』です。
 かつて高野山に追放されていた時期があり、家康の後押しで駿河国の大名となった今川義元は、甲斐国・相模国・駿府国による史実の『甲相駿三国同盟』を再現。その一手として相模国への援軍を派遣したようです。

 戦国時代屈指の難攻不落の堅城である小田原城に、充分な兵力が集まってしまえば、通常の方法での攻略は不可能となるでしょう。
 小田原城攻略前に、駿河国からの援軍を撃退し、小田原城への増援を阻止してください。

今川義元

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選択肢『クロノヴェーダとの対話』のルール

 事件の首魁であるアヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と会話を行います(状況によっては、トループス級(👾)との会話も可能です)。
 戦闘を行わず会話に専念する事になりますが、必要な情報が得られるなど、後の行動が有利になる場合があります。
 問答無用で戦闘を行う場合は、この選択肢を無視しても問題ありません。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『👿または👾で出現する敵との会話に専念する。戦闘行動は行わない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『今川弓足軽隊』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾大群のトループス級『禍ツ災禍ノ眷族『未怨龍』』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『山本勘助』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「無堂・理央」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。