リプレイ
嵐柴・暁翔
援護射撃がある状態で戦うのは厄介だし、狙撃手から先に潰しておくに越した事はない
シャルルからの援護射撃もパラドクスでの攻撃なら少なくとも射線の通る目視可能な場所にいるとは思うけど、流石に範囲が広すぎるし反撃を狙うしかないか…
……もっとも、シャルルから攻撃されれば防衛部隊からも此方を捕捉されそうだから奇襲の好機と引換にするようなものだし、それが吉と出るか凶と出るか…
シャルルの居場所が分からないなら逆効果になる可能性もあるけど、せめてドンレミの防衛部隊からは見付からない場所を選んで、シャルルからの攻撃を待ちます
狙撃手を警戒し過ぎて気が付けば防衛部隊から攻撃されていました、なんて間抜けな事態は避けたいからな
《贋作者》謹製PGM ヘカートⅡを構えて待機します
(「…援護射撃がある状態で戦うのは厄介だし、狙撃手から先に潰しておくに越した事はない。シャルルからの援護射撃もパラドクスでの攻撃なら少なくとも射線の通る目視可能な場所にいるとは思うけど、流石に範囲が広すぎるし反撃を狙うしかないか………もっとも、シャルルから攻撃されれば防衛部隊からも此方を捕捉されそうだから奇襲の好機と引換にするようなものだし、それが吉と出るか凶と出るか…」)
パラドクストレインからドンレミの地に降り立った嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は、声には出さずに呟きながら、ジェネラル級の援護射撃に対して反撃するのに相応しい場所を探す。
(「……狙撃手を警戒し過ぎて気が付けば防衛部隊から攻撃されていました、なんて間抜けな事態は避けたいからな」)
物陰に身を隠して暁翔は耳を澄ませる。幸いというか何と言うか、今回の防衛部隊の主力(?)トループス級亜人『ケンタウルス亜種』はそもそも哨戒とか警戒とかいう概念を知らないので敵を探すことはせず、混乱しているので他からの指示も受け付けず、ひたすら無駄に騒々しいので音に気をつけていれば偶然ばったり遭遇してしまうこともない。
(「トループス級の騒音は聞こえるが遠い…たぶん、このあたりがいいだろう」)
あくまで声には出さずに呟き、暁翔はパラドクス「贋作者(フェイカー)」を発動。マテリアルライフルPGM ヘカートⅡを作成して構える。
すると、ジェネラル級がパラドクスの発動を察知したのか、異様な気配が暁翔を襲い、次の瞬間、天から無数の矢が降ってくる。
(「これが、ジェネラル級の「援護射撃」か!」)
暁翔は素早く移動するが矢が降ってくる範囲は広く、更に空中で軌道を修正しているようだ。急所を射抜かれないように防御姿勢を取りながら、暁翔はPGM ヘカートⅡを「矢の降ってくる方向」すなわち天に向かって撃ち放つ。
(「当たれ!」)
見えていない標的にマテリアルライフルの射撃を当てるなど一般物理法則上ではまぐれ以外ないが、パラドクス攻撃は一般物理法則を無視…というか凌駕する。攻撃が当たった手応えを感じた瞬間、落下してきた矢が数本、暁翔の手足を容赦なく貫く。
(「…相討ちか」)
顔を顰めながらも声は出さず、暁翔は自分の手足を貫く矢の鏃側を切り落とし、矢羽側を掴んで強引に引き抜く。少なくとも今のところ、トループス級が近づいてくるような音はしない。
善戦🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。
ジェネラル級の首に誘われて、不利な勝負を仕掛けている様な気もします。
村人が捕らわれているなら、助けない訳にもいきませんが。
まずは援護射撃を止めるでありますね。
トループス達から見つからない位置を取って攻撃を誘いましょう。
さすがにジェネラル級だけあって、小細工をしなくてもパラドクスを使うだけで狙い撃ってくるみたいでありますね。そういう事例もあったと聞きます。
でしたら、隠れたまま【盾槍陣】を使います。
長槍サリッサと円形盾ホプロンの複製を無数に具現化して、空中に展開します。
先程撃ってきた方角に対して盾を向けて防御陣形を形成。【ガードアップ】の効果に加えて、湾曲した盾を斜めに構える事で矢筋を逸らして、ダメージの軽減を図ります。
【反撃アップ】の効果も加えて反撃を狙います。
盾の隙間からサリッサの槍衾をジャベリンの様に射出します。敵の位置は分かりませんが逆説連鎖戦なら関係ない筈であります。
見えなくて狙いはつけられなくても、槍を雨の様に降り注がせて一矢報いるであります。
「ジェネラル級の首に誘われて、不利な勝負を仕掛けている様な気もします。村人が捕らわれているなら、助けない訳にもいきませんが」
パラドクストレインからドンレミの地に降り立ったバトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)が冷静な口調で呟く。
「まずは援護射撃を誘って反撃をしますか。パラドクストレインのすぐ近くで仕掛けるのは考えものでありますが、かといって雄の亜人に迂闊に近づいたら最後、それだけで命取りになりかねませんからね……」
まったく、陽動とか囮とかいう時を除けば、雄の亜人と戦う時に女性は不利でありますね、と、バトラは複雑な表情で呟く。トループス級亜人『ケンタウルス亜種』たちは、まったく統制がとれないまま本能に従い混乱した動きをしているというが、それはつまり、女性の姿や匂いや気配を感じさせてしまったら一斉に押し寄せてくる恐れがあるということだ。目立つ無双馬は召喚せず、風向きに注意し物陰に身を隠し『ケンタウルス亜種』の集団が発していると思われる耳障りな喧騒を慎重に避けて離れながら動く。
「よし、このあたりで…ファランクス、アグレシオ」
小声ながらも気合を籠めて呟き、バトラはパラドクス「盾槍陣(ファランクス)」を発動する。無数の盾と槍が空中に召喚されるが、その瞬間、ぞわっと身の毛がよだつような…強い敵から狙いをつけられているような感覚がバトラを襲う。
(「…さすがにジェネラル級だけあって、小細工をしなくてもパラドクスを使うだけで狙い撃ってくるみたいでありますね。そういう事例もあったと聞きます」)
声には出さずに呟いた瞬間、天から無数の矢が降ってくる。それに対してバトラは盾を連ねて防ぎ、同時に槍を飛ばす。
(「敵の位置は分かりませんが逆説連鎖戦なら関係ない筈…あっ!」)
瞬間、降ってきた矢が命あるもののように軌道を変えて巧みに盾を避けバトラに殺到する。一瞬でも遅れたら矢衾にされてしまうところだったか、間一髪、新たに召喚した盾で全身を覆い、無数の矢をかろうじて止める。盾も召喚物だから矢が深く刺されば跳ね返りのダメージが生じるが、自分の全身を容赦なく矢で貫かれるのに比べれば遥かにマシだ。
(「……そして、手応え、ありですね」)
反撃で飛ばした槍がどういう形であれジェネラル級にダメージを与えた感触を覚え、バトラは跳ね返りダメージの痛みに耐えながら呟く。そして、その後、ジェネラル級の援護射撃と思しき矢は、すっぱりさっぱり飛んでこなくなった。
善戦🔵🔵🔴🔴
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
嵐柴・暁翔
あれだけ目立つ攻撃を受けたんだし流石に気付かれただろうからここからはスピード勝負
【飛翔】レベル2の速度を活かして地面すれすれを飛んでケンタウルス亜種を狙える場所まで移動して適当な物陰に隠れてから《贋作者》謹製PGM ヘカートⅡで弾丸の雨…とまではいきませんが連続射撃をお見舞いします
……なんというか、馬より遅い人間の脚に、武器を使える人間の腕を放棄した馬体の組み合わせとは、ケンタウルスとは逆に人間と馬の長所ではなく短所になる部分を纏めたみたいだな…
しかしまあ、見た目だけならケンタウルス亜種というよりはミノタウロス亜種とでも表現した方が適切な気もするけど…
……あれも一応亜人なんだろうけど、流石にインヴィディアを性欲の対象とは見ていないんだろうな
バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。
まだこちらに気付いてはいないようですが、時間をかけて準備する余裕は無さそうでありますね。
奇襲を仕掛けて一気に仕留めましょう。
仲間と合流して打ち合わせ、場所やタイミングを合わせて攻撃を開始します。
【光学迷彩】で身を隠しながら敵を探ります。
【盾弓陣】で連射弩と方形盾を具現化。
地面に突き立てた盾の表面に背景を映して隠れながら、弩から矢を連射して敵に撃ち込みます。
見ていて不安になるくらい、生物として不自然なキメラでありますね。二本足があっても腕がなければまともに歩く事も出来ないでしょうに。
少し哀れには思いますけど、容赦はしません。反撃を盾で食い止めながら、全力の射撃で短期決戦を狙うであります。
「まだこちらに気付いてはいないようですが、時間をかけて準備する余裕は無さそうでありますね。ここは巧遅より拙速、速攻で一気に仕留めましょう」
呟くと、バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)は、気休め程度にしかならないが一応【光学迷彩】を発動してトループス級亜人『ケンタウルス亜種』の大軍…いや、大群の様子を窺う。向こうの方で嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)とおぼしきディアボロスが援護射撃に対抗する射撃をしているようだが、位置的に合流は難しそうだし【パラドクス通信】がないので連絡もできない。
「…まあ、こちらが攻撃を始めれば、嵐柴さんなら何とかするでしょう」
いささか希望的観測っぽく呟くと、バトラはパラドクス「盾弓陣(サジタリィ)」を発動。連射式の弩弓と地面に突き立てる杭付の方形盾を具現化する。 盾の表面に背後の光景を映す事で射点を隠し反撃の的を絞らせない工夫をしており、逆説連鎖戦では必ずしも効果があるとは限らないが、今回のように相手の知性と練度が低ければそれなりに上手くいく可能性がある。
(「……しかし、見ていて不安になるくらい、生物として不自然なキメラでありますね。二本足があっても腕がなければまともに歩く事も出来ないと思うのですが、やたらに元気に走っているのはクロノヴェーダだからでしょうか。少し哀れには思いますけど、容赦はしません」)
あまりもたもたしていると「女性の気配」に勘付かれる恐れがある。幸い、まだ変な動きを始めていない…いやまあ、動きというか存在そのものが変といえば変なのだが、とにかく一斉行動を始めていない『ケンタウルス亜種』に対し、バトラは容赦なくパラドクス攻撃を開始する。
「……撃ちます!」
「!!!!!!」
無数の弩弓から雨霰と放たれる矢に射抜かれ『ケンタウルス亜種』がばたばたと斃れる。しかし、倒れざまに反撃のパラドクス「てめー今ケンタウルスの残りって言ったな!殺すぞ!」を発動。バトラの思いをパラドクス的に読み取ったのか、それとも単なる思い込みか、どちらにしても「標的を定める必要がなく盾で防ぐこともできない」罵声と怨念が飛び、バトラに直接ダメージを与える。
「生物として不自然? 俺たちゃちんけな実在の生物なんかじゃねえ、生物を超越した神話の怪物なんだよ! 貴様のようなしみったれた人間風情に哀れまれる道理なんざねえ! 殺すぞ!」
「くっ……!」
本当に『ケンタウルス亜種』がそんな知的(?)な罵声を飛ばしたのか、それとも受けたバトラが相手の憎悪を「解釈」したのかはわからない。いずれにしても照準不要防御不可の攻撃の割には、というかそれだからこそというべきか、威力そのものはトループス級の攻撃としても弱い方でダメージも小さい。
一方、バトラが『ケンタウルス亜種』への攻撃を開始したのを見計らい、暁翔も引き続きパラドクス「贋作者(フェイカー)」謹製のマテリアルライフルPGM ヘカートⅡでの射撃攻撃をトループス級の方へ向ける。
特に凝った偽装も魔法的隠蔽もない、せいぜい物陰に隠れる程度で放つ射撃なので、撃たれた『ケンタウルス亜種』は一発で絶命するものの反撃のパラドクス「ひひーん!!ぶひひぃーん!!」を発動。ほぼ死んでいる状態で暁翔の近くまで急速疾走し、嫌がらせとしか思えない自爆攻撃を敢行する。
「っと、やれやれ…」
銃撃で半壊して死んだ目をした馬頭人脚トループス級が疾走してきて自爆するという悪夢のような攻撃に見舞われながらも、こういう状況には比較的慣れている暁翔は素早く【飛翔】で飛び避け、ダメージをゼロとは言わないが最小限に留める。
(「…なんというか、馬より遅い人間の脚に、武器を使える人間の腕を放棄した馬体の組み合わせとは、ケンタウルスとは逆に人間と馬の長所ではなく短所になる部分を纏めたみたいだな…それにしても、あれも一応亜人なんだろうけど、流石にインヴィディアを性欲の対象とは見ていないんだろうな…」)
さすがに声には出さず暁翔は呟いたが、実のところ『ケンタウルス亜種』は『妬み嫉むインヴィディア』に対しても「女、女、女、ひひーん!」と喚きながら殺到している。しかしさすがにアヴァタール級から「下がりなさい、汚らわしい!」と厳命というか罵倒をぶっくらい、逆らうことができないので仕方なく引き下がっている。奔放を極める『ケンタウルス亜種』が戦場から逃げ散ることもなく、一方で女性亜人の『キュナネの騎兵隊』や人間女性のバトラ、あるいは人質の村人の女性の方に一目散に殺到しなかったのは『インヴィディア』に未練があったからという見解もあるが、それはそれとして、二人の高レベルディアボロスから容赦ない挟撃を受けた『ケンタウルス亜種』は間もなくあっさり全滅した。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】がLV2になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【リザレクション】LV1が発生!
天海・雛子
(トレインチケット)

天竜・なの唄
(トレインチケット)
「わけのわからない援護射撃も止まって、関わり合いたくもない見苦しい変態連中も潰れたようや。今こそ、まともな敵にまともな攻撃をする好機やね」
戦場に駆けつけてきた天海・雛子(蒼碧妖瞳のエピシスト・g03175)が物静かな中にも闘志を感じさせる口調で告げ、そこら一面に死骸を晒す『ケンタウルス亜種』には見向きもせずに、物陰に身を隠すトループス級亜人『キュナネの騎兵隊』を目ざとく見つける。そして
パラドクス「断罪ノ竜声(ウォクス・ドラコニス・ウィンディクタ)」を発動し、容赦のない攻撃を仕掛ける。
「轟け、天穹震わす晨銀竜の咆哮」
「な、なんだ!?」
雛子はドラゴンアイ・ベリルから引き出した魔力で魔法の砲弾を生成し、マジカルキャノンから発射。魔法の砲弾は自動的に目標を追跡し、着弾時には最適な破壊効果を発揮する。身を隠して様子を窺っていた『キュナネの騎兵隊』の一隊が、軌道を変えて死角に回り込んで飛んできた魔法砲弾に虚を突かれ、まともに食らって爆散する。
しかし、ここまでしぶとく生き延びてきた『キュナネの騎兵隊』は死んでもただでは死なない。反撃のパラドクス「雷鳴疾走」を発動し、怨念のオーラに雷をまとわせて突撃させる。
「やっとイヤな奴らがいなくなったっていうのに、続けてたちまち殺されるなんて口惜しすぎる! この怨み、思い知れ!」
「……それは単なる逆恨みやろ」
冷静なツッコミを入れてはみたものの、虐げられ続けてきた女性亜人の憤怒と怨念は侮り難く、雷電怨念オーラに襲われた雛子は無視できないダメージを受けて後退する。
一方、雛子に続いて戦場に駆けつけた天竜・なの唄(春告小唄・g03217)が『キュナネの騎兵隊』への攻撃を引き継ぐ。
「……これをまともな攻撃と言っていいのかどうかはわかりませんけど…とにかく全力で行きますっ!」
言い放つと、なの唄はパラドクス「菜乃花三味線、重金属(ナノハナシャミセンヘヴィメタ)」を発動。スゥッと息をお腹に溜めると、別人のように獰猛な声を出す。
「……いくぜ野郎ども! 気合い入れろ、歯ぁ食いしばれ! ですっ!」
そしてなの唄はヘヴィメタルのギタリストのように三味線を激しく掻き鳴らす。なぜか三味線は合金製に変化し、鋭く響く音に乗せて恥も外聞もかなぐり捨ててシャウトで歌う。その激しい音圧と騒音は敵を圧倒する一撃と化す。そう、理屈じゃない、パラドクスだ!
「うわあああああっ!」
不幸にも、なの唄に近い物陰に身を潜めていた別の『キュナネの騎兵隊』の一隊が、騒音パラドクスに襲われ悶絶死する。しかし、その怨念は反撃のパラドクス「雷鳴疾走」と化す。
「ここまで必死に生き延びてきたのに、こんなふざけた攻撃で斃されるなんて口惜しすぎる! この怨み、思い知れ!」
「あーれー」
パラドクス発動に熱中絶唱していたなの唄は、放たれた怨念と雷電のオーラにまともに突撃衝突されてしまい、ものの見事に吹っ飛ばされる。幸い戦闘不能等に陥ることはなかったが、しばらく戦場には戻ってこられないだろう。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【飛翔】がLV3になった!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
嵐柴・暁翔
取り合えず真面そうなキュナネの騎兵隊よりも烏合の衆でも数だけは多いケンタウルス亜種の方が幅を利かせていたとは、悪貨は良貨を駆逐するというかなんというか…
……亜人凋落の元凶である復讐者の俺がいうのもなんだけど、上司と同僚に恵まれなかったキュナネの騎兵隊の方々はご愁傷様としかいいようがないな…
数の多い雄亜人から隠れていたのなら真面に隊列を整えられる状況ではないだろう
ここまで生き残った雌亜人が侮れる訳もないしさっさと仕掛けさせて貰うぜ
……これでケンタウルス亜種が全滅した途端に粋がって出てきたりすれば突っ込みどころしかないけどな…
《星霊召喚》で雪風を召喚して『風牙』を手にして騎乗突撃します
物理的に人馬一体な方々相手にいうのもなんだけど、こっちも騎乗戦闘はそれなりにいけると思うぜ
……俺じゃなく雪風が凄いだけかもしれないけどな…
盾を叩きつけてくるなら此方は雪風の脚を止めずに速度を上げて戦場を駆け回って狙いをつけにくくします
速さは全てを解決する…なんてな
(「……取り合えず真面そうなキュナネの騎兵隊よりも烏合の衆でも数だけは多いケンタウルス亜種の方が幅を利かせていたとは、悪貨は良貨を駆逐するというかなんというか……亜人凋落の元凶である復讐者の俺がいうのもなんだけど、上司と同僚に恵まれなかったキュナネの騎兵隊の方々はご愁傷様としかいいようがないな…」)
戦場を見回し、生き残っている『ケンタウルス亜種』がいないことを確かめ、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は声には出さずに呟く。そして、そこかしこに隠れていた『キュナネの騎兵隊』が、増援のディアボロスに襲われて潰されている…とはいえ、反撃でディアボロス側も相応の損害を受けているのを見て、パラドクス「星霊召喚(ユキカゼ)」を発動。目の前にある理不尽な終焉を破壊するという強い意志に呼応した存在から乗騎を借り受けて召喚し、高機動力を確保する。
(「……ここまで生き残った雌亜人が侮れる訳もないし、さっさと仕掛けさせて貰うぜ。アヴァタール級と連携でもされたら洒落にならんからな」)
まあ、相手を問わずに誰にでもひたすら嫉妬する『妬み嫉むインヴィディア』との連携はないかもしれないが、可能性は断っておくに越したことはない、と、暁翔は星霊馬を駆って『キュナネの騎兵隊』の残存部隊を狩り出す。
「翔けろ雪風! 一陣の風の如く!」
「くっ……戦うしかないか…」
やり過ごすのも逃げるのも無理と判断した『キュナネの騎兵隊』がパラドクス「蹂躙の一撃」を発動させながら跳躍突撃してくるが、いかに人馬一体の精鋭とはいえトループス級亜人の能力では星霊馬にはかなわない。ぶつけてくる盾を一、二度かすめられてダメージを負うが、星霊馬は(ダメージを暁翔に肩代わりさせ)屈することなく『キュナネの騎兵隊』と優位に渡り合い、暁翔も(肩代わりダメージに辟易しながらも)馬上で愛刀「風牙」を懸命に振るって敵を(顔面だけは避けて)斬る。
やがて『キュナネの騎兵隊』は奮戦虚しく全滅し、暁翔は馬上でしばし黙祷する。
そして、身の毛もよだつような激しい嫉妬に満ちた声が響く。
「ああ…妬ましい羨ましい嫉ましい…我が配下は残らず斃されてしまった……どうしてディアボロスはかくも強く逞しい……妬ましい羨ましい嫉ましい…恨めしい呪わしい忌まわしい……」
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【乗物改造】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
ニクス・カエルレア
(トレインチケット)
カマル・サディーク
(トレインチケット)
「なんだか知らんが、ずいぶんとまた鬱陶しい奴が出ておるのう。蛇を象ったあやかしとなれば、奸智や毒を備えておるのはよいとしても、もう少し知性と品位があってしかるべきものではないか?」
サーヴァントのスフィンクス『タマスィー』とともに戦場に駆けつけてきたハネル・メリセシャト(と謎の獅身・g03346)がアヴァタール級キマイラウィッチ『妬み嫉むインヴィディア』の繰り言を耳にして、非難するのと呆れるのの中間ぐらいの声を出す。
「鬱陶しいのは確かですし知性と品位はわかりませんが、少なくとも迫力はありますね。背筋に、こう、ぞわっとくるような……」
秀麗なエルフの青年、ニクス・カエルレア(氷雪・g08575)が軽く眉を寄せて呟き、カマル・サディーク(人間の王墓守護者・g03220)がやや意気込みが空回りする感じで言い放つ。
「こ、怖くなんかないぞ、ボクは。鬱陶しい大蛇なんて、砂漠ではめずらしくもないんだからな。ぐちぐち言ってる間に叩き潰してやる!」
「そうじゃな。延々と続く繰り言を聞いておっては、こちらまで気が滅入ってくる。さっさと斃してしまうに限る」
ハネルが事も無げに応じ、ニクスは少し慌てて制止する。
「いや、ちょっと待ってください。いくら情けない泣き言を延々と繰り返していても、あれはアヴァタール級のキマイラウィッチで、時先案内人さんからも個人戦闘に長けていると注意があった相手です。迂闊に仕掛けては……」
しかしニクスの言葉が終わる前に、ハネルがパラドクス「スコルピオンスティング」を発動して攻撃に出る。
「毒には毒じゃ! 蛇毒と蠍毒、どちらが激烈か競ってみようか!」
威勢のいい叫びとともに、ハネルは『インヴィディア』に蠍毒の一撃を見舞う。しかし、そこは強力なアヴァタール級、さほど堪えた様子も見せず反撃のパラドクス「嫉み殺す蛇眼」を発動。深く暗い嫉みを乗せた邪視でハネルを直視し、ダメージを与えて金縛りにする。
(「こ、これは…動けぬ…」)
毒で攻撃したのに毒ではなく邪視で返すとは不埒な、と言い返そうにも言葉が出ず、ハネルはくわっと大きく顎を開く『インヴィディア』を凝視する。あわや丸呑みにされるか、という瞬間、スフィンクスの『タマスィー』が強引に体当たりを仕掛けてハネルの身体をアヴァタール級の開いた大口の前から逃がし、更にニクスがパラドクス「魔骸連刃」を発動して飛び掛かり、極低温の氷の刃で『インヴィディア』の牙とも指ともつかない、口元から生えている何かをばっさりとまとめて斬り落とす。
「ひいいい、恨めしい妬ましい呪わしいディアボロス……! 決して許さない許さない……!」
ハネルの毒撃をほぼ完全に無視したのとは打って変わって、大蛇の顔面に張り付いた女性が怨嗟に満ちた声を出し反撃のパラドクス「妬み深き抱擁」を発動。巨大な蛇体が恐ろしいほどの素早さでシュルシュルと動き、ニクスを捕らえて容赦なく締め付ける。
「し、しまった!」
これはまずい、潰される、と、大ダメージを受けたニクスが呻いた時。
「その技、もらった!」
カマルがパラドクス「イプエルの訓戒(イプエルノクンカイ)」を発動。自分の身体を細長い紐状に変え、更に身体に巻いている包帯を繋いで『インヴィディア』の蛇体に絡みついて締め上げる。
「歴史は繰り返す。あの頃を取り戻すために、歴史を終わらせる訳にはいかないんだ! 仲間は誰も殺させない! ボクも死なない! 死ぬのはお前たちだ!」
「ナ、ナメルナッ!」
女性体の鬱陶しく細い嘆き声とは明らかに違う、力の籠もった男の声を大蛇が発し、反撃のパラドクス「妬み嫉むインヴィディア」を発動。身体に絡みつくカマルに、蛇の口の奥から猛烈な勢いで毒を吹きかける。
「ううっ!」
カマルは大ダメージを受け、絡みつきを解いて後退したが、その攻防の間にニクスは巧みに『インヴィディア』の締め上げから脱出する。また『インヴィディア』の毒は精神を腐らせると言われるが、ディアボロスには効果が薄いようで、カマルはダメージこそ受けたが精神には特に影響を受けずに離脱する。
「ああ、妬ましい恨めしい呪わしい……我が身体を傷つけてそのまま逃げられるなどと思うな……」
怨みの言葉を放ちつつ『インヴィディア』は三方に下がったディアボロスたちの誰を追うかを決めようと、頭を巡らせる。しかしそこに、トループス級を殲滅させた
先行のディアボロスたちが襲いかかった。
善戦🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
嵐柴・暁翔
もし復讐者が強く逞しいと感じるとしても、俺個人はそれ程でもないと思うぞ
はっきり言ってしまえばアヴァタール級と一対一で戦えば多分負ける程度でしかないんだしな
《無謀撃》を発動させてインヴィディアに突撃して斧剣で叩き切ります
何故か頭部に人間の女性の上半身が付いた白蛇とは相性が悪いようにも思えるけどきっと気のせい…
締め付けられればこれが本当のコブラツイスト…なんてな、と軽口を叩いておきます
まあそれはそれとして、そこまで他者を妬めるのはそれだけ色々なものを諦めきれずに執着していられるからだとすれば、ある意味凄いとは思うぜ
色々な分野で俺よりも優れている方なんて幾らでもいるけど、俺にとっては尊敬はするけど羨ましいと思える程の向上心は持ち合わせていないからな
ヘロスの小娘云々についての発言には騎兵や歩兵としての純粋な戦闘能力なら俺よりも上じゃないかと思うんだけど、と突っ込みたいのは山々ですが、それでもしインヴィディアの締め付けが強くなったりすれば申し訳ないので自重します
バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。
あたし個人は、妬まれる程強くも逞しくもないのでありますけどね。
相手を構わないキマイラウィッチの嫉妬は、ちょっと可哀想にも思えるであります。
謂れはなくても、憎まれている以上油断していると危険ですね。気を引き締めて対峙するであります。
【鋼騎疾駆】で武具と騎馬鎧を強化します。
中世騎士の様な重装備を纏って騎馬突撃を仕掛けます。
無双馬の突進の勢いに、質量を増した装備の重さを乗せて穂先に集中して、真正面から全力で叩き込むであります。
突き刺した槍を手放して、突進の勢いを殺さずに駆け抜けて距離を取り、反撃に備えます。
体の前に盾を構えて締め付けに対抗。強化した鎧による【ガードアップ】で耐え抜くであります。
こんな貧相な小娘相手に、そんなに向になるものではないでありますよ。
「やらせませんよ」
自分の身体にダメージを与えて離脱したディアボロスたちを追って、アヴァタール級キマイラウィッチ『妬み嫉むインヴィディア』が身を転じようとした瞬間。
無双馬『青縞(プレリゲ)』に騎乗したバトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)がパラドクス「鋼騎疾駆(ハードギャロップ)」を発動。装備した武具と無双馬の纏う騎馬装甲を攻撃的に変形させて、中世騎士の様な重装備を纏って騎馬突撃を仕掛ける。
「いくよ、青縞!」
「ぬわあああああああああああ、騎士か! 騎士なのか! おのれ呪わしい妬ましい恨めしい、おのれら騎士の功名のため、魔物扱いされて恣に蹂躙征伐されたキマイラウィッチの恨み思い知れ!」
怨念に満ちた女声と男声が重なって、聞くもおぞましい響きを帯びた声で喚きながら『インヴィディア』はバトラに襲いかかるが、中世の騎士物語そのままに、突進するバトラの馬上槍でものの見事に胴中を貫かれる。
しかし、これぞ執念か怨念か、槍を手放して走り去ろうとするバトラと『青縞(プレリゲ)』に反撃のパラドクス「妬み深き抱擁」を発動させたアヴァタール級の大蛇体が非常識なほどの高速で追いすがり、ぐるぐると巻き付いて締め上げようとする。バトラは咄嗟に無双馬の召喚を解いたが『インヴィディア』は委細構わずそのまま締め上げ、バトラの重甲冑がばきばきと音をたてて割れる。
(「……こんな貧相な小娘相手に、そんなに向になるものではないでありますよ」)
半ば潰される覚悟をしながらバトラは呟いたが、火刑戦旗ラ・ピュセルの断片の王は、元々は貧相な田舎の小娘にすぎない「農夫の娘ジャンヌ」なのだから、キマイラウィッチたちが「貧相な小娘」相手に油断や手加減をするはずもない。
そして『インヴィディア』が更に力を入れようとした瞬間、全速全力で駆けつけてきた嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が、パラドクス「無謀撃(ロビス・スマッシュ)」を発動。剣の鍔から柄の部分にかけて斧の刃が付いているという、剣と斧とを組み合わせたような奇妙な武器「斧剣(アクスォード)」を手にして真っ向突撃を敢行。 理屈を無視してあらゆるものを気合と力業で粉砕激断する。
「気合一発!」
「ぎゃああああああああああああっ!」
これぞまさに無謀にして無双の一撃。『インヴィディア』の巨大な蛇体が一撃で完全に両断され、身体表面に浮き出る無数の顔が一斉に濁った悲鳴をあげる。
瞬間、力を失った蛇体の締め上げからバトラが機敏にするりと抜け出て、そのまま『インヴィディア』は潰れるかと思いきや。
「コノウラミハラサデオクベキカァッ!」
凄まじい怨念に満ち満ちた非人間的な響きの絶叫とともに、身体を半分に断たれた『インヴィディア』が執念深く反撃のパラドクス「妬み深き抱擁」を発動。毒血を盛大にぶちまけながら、半分の長さの蛇体で暁翔を捕らえて締め上げようとする。その動きに対して、暁翔は敢えて大きく避けようとせず、むしろカウンター気味に「斧剣(アクスォード)」を叩きつける。
「ギャアアアアアアアアアアアッ!」
斬られるというよりも、巻き付きに行こうとした自分の勢いで深々と刃を食い込まされてアヴァタール級が絶叫する。そのまま大蛇の開きになるかと思いきや、不意に動きががくんと止まり、絶叫も止む。
(「…蛇は頭を潰さないと死なないというが、キマイラウィッチはどうなのか…できれば女性体の顔は潰したくないんだよな…」)
暁翔が声には出さずに呟いた時、アヴァタール級の絶命によって強大な排斥力が発動し、作戦に参加したディアボロス全員を新宿島へと帰還するパラドクストレインへと強制移送した。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【防空体制】LV1が発生!
【防衛ライン】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV4になった!