ミッドウェー海戦~ミッドウェー環礁の戦い
ミッドウェー海域での哨戒情報戦では、ミッドウェー鎮守府の調査に注力した事で、断片の王『超大和』の戦略が見えてきました。
ミッドウェー鎮守府のあるミッドウェー島の八方向には、超大和の海戦装の一部と思われる『8本の巨大な触手』が配置され、防衛の要となっているようです。
おそらく、この『巨大な触手』で、攻めてきたディアボロスを足止めし、島を取り囲むジェネラル級の部隊が包囲を完成させ、内と外からディアボロスを殲滅する作戦であるようです。
残念ながら、ミッドウェーを包囲するジェネラル級については、全方位穴の無いように哨戒を行いましたが、ジェネラル級の居場所を突き止め決戦を挑むには至らず、超大和の戦略を崩すには至っていません。
ミッドウェー島の『巨大な触手』は、1本1本がジェネラル級並みの戦闘力と、ジェネラル級を越える耐久力を持っていると予測される為、力押しでのミッドウェー攻略は難しい状況です。
また、『しぶや』周辺の哨戒も行い防衛は成功しましたが、哨戒部隊の全てを撃破する事は出来ず、『しぶや』の位置は、『超大和』に捕捉されたようです。
おそらく、『超大和』は、ディアボロスを包囲下に置いた後に、超遠距離攻撃で『しぶや』の破壊を行おうとする筈です。
この状況で、どのようにミッドウェー鎮守府の攻略を進めるかは、攻略旅団による作戦立案を待つ必要があるでしょう。
作戦の開始までの間、敵が包囲殲滅作戦を開始しないギリギリのラインで敵戦力の漸減作戦を行ってください。
ミッドウェー島の防衛戦力を低下させる事で、攻略旅団による作戦の成功確率を上げる事が出来るでしょう。
ミッドウェーで繰り広げられる駆け引き(作者 メリーさんのアモル)
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●超大和の戦術
「ディアボロスの動きは、存外慎重であったな」
断片の王『超大和』は敵の動きを分析して、そう呟く。
「ディアボロスの索敵を避ける為に包囲網は多少広げる事になったが、問題は無い。敵の移動拠点の場所も割り出しは完了、いつでも破壊できる」
報告に頷きながら『超大和』が呟く。
「あとは、ディアボロスにミッドウェー鎮守府を攻めて来させるだけだが……。誘いをかける必要があるか」
『超大和』は思案する。
「鎮守府に残るトループス級を全て環礁内に展開、ディアボロスが攻撃してくれば、逃走を装って、敵を誘引せよ。ディアボロスを島内に誘き寄せ、包囲殲滅するのだ」
号令に従い、トループス級が動き出す。『超大和』の新たな戦術が動き出す。
●ミッドウェーで繰り広げられる駆け引き
「ミッドウェー海戦に向けた情報戦にも一区切りがついたみたいだね」
そう言って笑うのは時先案内人の有馬・福栄(零式英霊機のボトムマリナー・g09820)だ。
「全方位の哨戒を実行した事で、敵の動きをけん制する事には成功したけど、ジェネラル級の位置を特定して決戦を挑む程の情報を得る事はできなかったみたいだね」
代わりに、ミッドウェー鎮守府の調査を進めた事で、敵軍の動きについて多くの情報を得る事が出来ているため、ここで、得られた情報を元に、攻略旅団で新たな作戦を立て、決戦の勝利に向かう必要があるようだ。
「得られた情報はざっとこんな感じ」
と福栄は皆に資料を配る。
まずは「ミッドウェー島にはジェネラル級に匹敵すると思われる、8本の巨大な触手が存在している」と言う事実。
そして、「断片の王『超大和』は、この8本の触手で攻め寄せて来たディアボロスを防衛しつつ、その間に周囲に展開したジェネラル級による包囲殲滅作戦を狙っているらしい」と言うもの。
さらに、「断片の王『超大和』は、『しぶや』の場所を把握し、いつでも破壊できる準備を整えていると思われる」。
加えて、「ディアボロスの包囲が完了する間際で、『しぶや』を破壊する事を狙っているらしい」。
続いて、「ミッドウェー鎮守府に残っている戦力は多く無く、戦力の大半はジェネラル級と共に島の外に出ているようだ」。
最後に、「残るミッドウェー鎮守府のトループス級は、ミッドウェー島の環礁地域に布陣して、ディアボロスを待ち受けているようだ」。
「と言った感じだよ」
「今回相手するのは、最後に伝えた、ミッドウェー島の環礁地域に布陣しているトループス級だよ」
はっきり言おう。これは誘いで間違いない。
「ディアボロスが戦いを挑めば、トループス級は、ディアボロスが追撃可能な速度で、ミッドウェー鎮守府に逃走するはずだよ。つまり、なし崩し的に、ディアボロスの攻勢を誘い込もうとしているんだ」
なら乗らなければいいだけの話ではある、あるのだが。
「でも、うまく相手を足止めして戦えれば、ミッドウェー鎮守府の戦力を減らせることになる。きっと次の作戦を有利に運ぶことが出来るはずだよ。さらに、『超大和』に対しても、ディアボロスが策に乗って攻撃していると思わせれば、油断を誘うことが出来るはず!」
当然、本当に敵の誘いに乗って深追いすることだけは避けるようにしてほしい、と福栄は念押しする。
「ディアボロスの慎重な対応により、ミッドウェーの戦いは睨み合いという状況となっているよ。この状況を打ち破る為の作戦を思いついた場合は、攻略旅団で提案してね」
と福栄は言う。
「それじゃみんな、お気をつけて!」
●ミッドウェー岩礁の直庵隊
「いーやっふぅー!」
トループス級冥海機『直庵隊』がテンション高く海上を走る。
「断片の王直々の直接命令! これでテンションが上がらないわけない!」
「絶対にやりきろう!」
「もちろん!!」
『直庵隊』の面々は士気が高い。
まぁ、やることは偽装撤退なので、あんまり士気が高くても仕方ないのだが、ともかく士気は高いのだった。
リプレイ
ラキア・ムーン
敵も士気は高い……か
死んで来いと言われているようなものだろうに、やはり感覚が違うな
状況は膠着、ならば此方も出来る事をするのみ
水面走行で水上を移動し敵を捜索しよう
直庵隊の姿を発見したら《RE》Incarnationを構え、攻撃の姿勢を見せ敵に撤退行動を開始させよう
此方に注意を向けさせ、海中の味方が見付からない様に立ち振る舞う
敵の撤退速度より遅く移動し追撃
双眼鏡で周囲を警戒し、慎重になっているが故に追いつけない感を出して更に敵の撤退速度を下げさせる
仲間の様子を見つつ、深追いにならないよう早めに攻撃を開始しよう
【Call:Wind_Edge】起動
風の刃を展開させ、直庵隊に向かって放つ
風の刃を海面スレスレの軌道で飛ばし視認性を少しでも低下、大きく迂回させ敵側面から攻撃
伏兵が居るように見せかけ少しでも敵の意識を逸らさせ、仲間の襲撃にプラスに働く様にしよう
敵の機銃掃射は正面から受ける
槍で弾をある程度防御しつつ、苛烈な掃射で後退りした感を出しておこう
深追いしない為に演技の一つでもしておかないとな
シル・ウィンディア
逃げる敵をどうやって足止めするか…。
悩ましいところだよね。
海戦なら向こうの方がお手の物だしね。
まぁ、それでもやることをやるだけだよね。
水中適応の効果を使って水中戦を行うよ。
水上から攻撃する味方と上下で挟み撃ちを行うように行動だね。
海中にいる敵がいれば、そっちを優先的に攻撃。
高速詠唱で隙を減らしてからの水精融合撃。
魔力の刃で踊るように斬りつけるね。
初撃は自分や味方から近い敵を中心に攻撃を仕掛けるよ。
まずは一撃、だね。
その後は、水上にも移動しつつ、ダメージが多そうな敵を中心にして攻撃を仕掛けていくよ。
確実に数を減らすよう、だね。
敵の狙いはおびき寄せだから、そこには引っかからないようにしないとね。
深追いするふりをしつつでも、位置や距離関係はしっかり把握して行動だね。
ところで、超大和はどうやって『しぶや』を補足したんだろうか…。
謎だけど、今はこのトループスをやらないとね。
…ふぅ、これで一息つけるかな?
しかし、厄介な戦いになったなぁ~
麗・まほろば
【水面走行】を拝借!
そして【パラドクス通信】を展開!
まほろばだけが突出しすぎないように、仲間との連携を密に行くよ!
【13mmまほろば機銃】!
【15.5センチまほろば砲】!
そして【51センチまほろば砲】!
『しめしめ、ディアボロスが本気で我ら(クロノヴェーダ)を追いかけてきた』と思わせられるように重そうな本気の装備もりもりでいくよ!
もちろんまほろばは超々々々弩級戦艦ですから、威嚇射撃も忘れずに
もー、空中にいるなんてズルい。どこまでも撃ち抜けないよぉ なーんて愚痴をもらしつつ砲撃をしつつ両舷微速で追いかけるよ
まほろばたちの速度に引っ張られたら尚良し、かな
挟み撃ちに良好な位置関係になったら合図とともに攻撃に移行!
【51センチまほろば砲】! よーい!
まほろばはディアボロスだから、もちろんパラドクスが届かないなんてことはない。本当の本気を見せてあげるよ! 砲撃開始!
敵の攻撃には【15.5センチまほろば砲】を盾に、極力致命傷を避けながら応戦するよ
「敵も士気は高い……か。死んで来いと言われているようなものだろうに、やはり感覚が違うな」
時先案内人から敵であるトループス級冥海機『直庵隊』の様子を聞いて、そう呟くのは銀髪の髪を纏めているデーモンのディアボロス、ラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。
「逃げる敵をどうやって足止めするか……。悩ましいところだよね。海戦なら向こうの方がお手の物だしね」
もう1人、戦い方について思案するのは大きな青色の瞳が目を惹く人間のディアボロス、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)だ。
「まぁ、それでもやることをやるだけだよね」
「あぁ、状況は膠着、ならば此方も出来る事をするのみ」
「まほろばも全力で行くよ!」
その言葉に、ラキアと、そして特殊な虹彩の入った緑色の瞳が目を惹く零式英霊機のディアボロス、麗・まほろば(まほろばは超々々々弩級戦艦ですっ!・g09815)が頷く。
シルが【水中適応】を起動し、海中に潜り、他2人は【水面走行】で海面を駆ける。
海中と海面で別れることになるが、【パラドクス通信】でお互いに連絡を取り合えるため支障はない。
やがて、海上組が『直庵隊』の姿を視認する。
ラキアは突撃槍『《RE》Incarnation』を構え、まほろばは『13mmまほろば機銃、『15.5センチまほろば砲』、『51センチまほろば砲』と本気のフル装備で『直庵隊』へと接触。
まほろばがフル装備なのは『しめしめ、ディアボロスが本気で我ら(クロノヴェーダ)を追いかけてきた』と思わせるためである。
「ディ、ディアボロスだ! 撤退するぞ!」
果たして、その目的は見事果たされた。『直庵隊』は撤退を開始し、見えないところでほくそ笑んだ。
ラキアとまほろばはそれをすぐに同速で追いかけ……ることはせず、双眼鏡で周囲を警戒するなどして、慎重に進軍する様子を見せる。
「もー、海上を滑走するにいるなんてズルい。どこまでも撃ち抜けないよぉ」
などと言いながら、まほろばは『13mmまほろば機銃』による牽制を放つ。
『直庵隊』は必中のパラドクスを放たず、牽制射撃に止める意味に首を傾げつつも、こちらを警戒していることを理解。
このままでは偽装撤退が成立しないとして、あえて速度を落とす。
だが、その瞬間こそが望みの一瞬だった。
「優しくも激しい水の精霊よ、我が身に宿りて力となり、障害を打ち砕けっ!」
まほろばが通信機に一声かけた瞬間。
海中から、シルが飛び出してきて、パラドクス『水精融合撃』を発動。水で出来た短剣サイズの魔法剣を生み出し、『直庵隊』に襲いかかる。
「なっ、正面!?」
海上の2人に気を取られている間に、シルが『直庵隊』の正面に回り込んでいたのだ。
シルの短剣に対し、『直庵隊』は大慌てで銃床やら足やらで反撃し、時空が軋みを上げるが、奇襲を受けた『直庵隊』の反撃は散発的で、シルに大きなダメージを与えるには至らない。
「これで斬り裂く」
「『51センチまほろば砲』! よーい! まほろばはディアボロスだから、もちろんパラドクスが届かないなんてことはない。本当の本気を見せてあげるよ! 砲撃開始!」
ラキアとまほろばはその隙を逃さず、パラドクスを発動する。
ラキアのは回転する風の刃を周囲に展開し、海面スレスレの軌道で飛ばして放つ。大きく迂回して側面に回り込んだその風の刃は、『直庵隊』の海上を滑走する航空機に似た機体に命中し、その機動を揺らがせる。自在に風の刃を操るパラドクス『Call:Wind_Edge』である。
さらに、そこへまほろばが『まほろば式罐』を全力にして『直庵隊』へ半ば体当たりするように一気に肉薄。
『51センチまほろば砲』の砲身角度を仰角ゼロにした上で、砲撃を浴びせる。
急接近しゼロ距離射撃を浴びせるパラドクス『椅の本に追ひ至りて』だ。
「クソ、これじゃ離脱出来ない!」
『直庵隊』は必死に撤退を試みるが、正面をシルが封鎖、万一それを抜けた個体がいても、そこは最高速度に自信のあるまほろばが追撃。
当然、その場に留まるなら、ラキアの攻撃を受ける、とどこまでも逃げ場がない。
「こうなったら、反撃するぞ!」
一部の『直庵隊』が反転し、ラキアとまほろばに反撃を敢行する。
機体の機関砲と手持ちの機関銃による一斉射撃がラキアとまほろばに放たれる。
ラキアはあえてこれを正面から受けて、『《RE》Incarnation』で防御。
まほろばも『15.5センチまほろば砲』を盾に掃射を防御する。
それが終われば、再度の攻撃の時間だ。
『直庵隊』が反転し再度撤退を開始するが、もはやことここに至ってディアボロスに負けの文字はない。
かくして、見事な連携により、3人は無事、一部隊を殲滅することに成功したのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【ダブル】LV1が発生!