リプレイ
八上・霞
ジェームズ(g10136)と一緒に。
移動遊園地!楽しそう!
こんなの持って来れるんだね~すご~いねえ。
回転木馬に、回転ブランコに、ジェットコースターに。
たくさんある~。気になったやつから順番に乗っていこ!
ジェームズは乗らないの?そう?じゃあ待っててね!
あ、ジュース!飲む飲む!ありがと~。
ベンチに座ってちょっと休憩。
どんどん遊ぶよ~、遊べる時に遊んどかないと。
最後は一緒に観覧車。遠くまで見える~。
私、子供の頃あんまり自分の行きたいところには連れて行ってもらえなかったんだ。
だから遊園地は今日がほとんどはじめて。ふふ。
……連れて行ってくれるの?一緒に?
ありがと。ふふ。
今日、君は待ってるだけだったよね。つまらなかった?
……じゃあ、いいんだけど。
んーん、いいの、ずっと見ててくれて嬉しかったよ。
でも、ジェームズも楽しめること、あるかな。あった方がいいよね。
向こうでワインのイベントもやってるんだよね。行ってみる?
……今日は一杯しか飲んじゃダメなんだからね。
※アドリブ歓迎
ジェームズ・クロサワ
霞(g00118)と。
移動遊園地か。久しぶりに見たな。
随分楽しそうにするもんだ、と思う。
俺は近くで待ってるから、気にせず好きに乗って来い。
どんどん行くな……体力あるな、あいつ。
出店でジュースを買って手渡す。ちょっと休憩したらどうだ。
まあ、お前が楽しいなら、いいんだが。
……子供を見守る親ってこんな感じかもしれない。
観覧車くらいなら俺も乗ってもいいか……。
彼女の向かいに座って外を眺める。
……。
行きたいところがあるなら俺が何処へでも連れて行ってやる。
国内でも海外でも、他のディヴィジョンでも、お前の好きなところに。
隣に座って手でも握りたかったが、ゴンドラのバランスを崩すのは良くないと思うので、我慢。
……ああ、一緒に。
いや。お前が嬉しそうにはしゃいでるのを見るのは面白い。
……まあ、なんだ、一緒にはしゃいでやれなくて悪かった。
ああ……そうだな、ちょっと見て行くか。
……一杯二杯くらいなら大丈夫だ。多分。
※アドリブ歓迎
●一緒に
きらきら瞳を輝かせる八上・霞(閃光・g00118)の前には――移動遊園地。
「移動遊園地! 楽しそう!」
子供たちが楽しげに移動遊園地の中を走り回る。霞もそれに続きそうになるのを踏みとどまって、振り返る。少し後ろから歩むジェームズ・クロサワ(遺薫・g10136)も楽しげな音楽と共に動くアトラクションを眺めていた。
「移動遊園地か。久しぶりに見たな」
「こんなの持って来れるんだね~すご~いねえ」
わくわくと心躍る様が隠れることがない霞。随分楽しそうにするもんだ、とジェームズはその様を眺めていた。
彼女が楽しそうなのは、実に良い事。
「回転木馬に、回転ブランコに、ジェットコースターに」
ひとつずつ、視線で確認するように。霞はふふ~とご機嫌な笑みだ。
「たくさんある~。気になったやつから順番に乗っていこ!」
「俺は近くで待ってるから、気にせず好きに乗って来い」
ひらりと手を振って告げるジェームズに霞はぱちりと瞬く。
「ジェームズは乗らないの? そう? じゃあ待っててね!」
行ってきま~す! とまずは一番近い回転木馬へ。
このお馬さんにする! と選んだのは真っ黒な馬。回りながら楽しくて、ジェームズを見れば手を振る。
手を振られたならジェームズも振りかえして、楽しそうだなぁとしみじみ思うのだ。
そして次のアトラクションへ。つぎつぎと、ひとつ終えれば次へと動き回る霞を視線で追いかけるジェームズ。
「どんどん行くな……体力あるな、あいつ」
楽しそうに笑顔いっぱいで遊びまわる霞。ジェームズはまたひとつ乗り終えた、笑顔きらきらの彼女へと手を振って呼ぶ。
「ちょっと休憩したらどうだ」
「あ、ジュース! 飲む飲む! ありがと~」
ほら、と手渡されたのは葡萄ジュース。開いているベンチに座ってちょっと休憩だ。
たくさんアトラクションに乗って、まだまだ遊ぶ気一杯。そんな霞に疲れないか? とジェームズは尋ねる。
「まあ、お前が楽しいなら、いいんだが」
「どんどん遊ぶよ~、遊べる時に遊んどかないと」
じゃあ、次のに乗ってくるね! と霞は休憩を終えて再び、遊園地の中を巡る。
その楽しそうな背中を見つつ、ジェームズは小さく笑い零す。
「……子供を見守る親ってこんな感じかもしれない」
楽しそうに遊んで。そしてその長い髪を揺らしながら霞が戻ってくる。どうした? と問えば霞は観覧車を指さして。
「最後は観覧車。一緒に乗ろう?」
「観覧車くらいなら俺も乗ってもいいか……」
じゃあ、行こうと霞はジェームズを連れて観覧車へ。
観覧車に向かい合って、座って。少しずつ高くなっていく視界。きらきら輝く遊園地がその眼下に広がる。
「遠くまで見える~」
すごい! ジェームズもみてる? なんて声につられてジェームズの視線も霞と同じ光景を映す。
「私、子供の頃あんまり自分の行きたいところには連れて行ってもらえなかったんだ」
霞が零した言葉には、寂しさに似たものが滲んでいて。
「……」
「だから遊園地は今日がほとんどはじめて。ふふ」
ちょっと困ったような笑みで紡がれたそれに、ジェームズは沈黙だけで返す事はなかった。
「行きたいところがあるなら俺が何処へでも連れて行ってやる」
その言葉に、霞の視線が外の光景からジェームズへと寄せられた。ふ、と口端に笑み乗せてジェームズは続ける。
「遊園地でも、それ以外でも」。
国内でも海外でも、他のディヴィジョンでも、お前の好きなところに――ジェームズはどこでもいいぞ、任せろと紡ぐ。
本当は触れて――隣に座って、手でも握りたかったけれど、この観覧車のゴンドラは狭くて。それに動けばバランスを崩すだろう。
それは良くないと、理由にして我慢しながら向けた言葉。その言葉にぱちりと瞬いて、霞は。
「……連れて行ってくれるの? 一緒に?」
「……ああ、一緒に」
「ありがと。ふふ」
くすぐったそうに、嬉しそうに笑むものだからジェームズの心にたった漣も穏かになっていた。
じぃ、と霞はジェームズを見つめて、ふと思った事を尋ねる。
「今日、君は待ってるだけだったよね。つまらなかった?」
「いや。お前が嬉しそうにはしゃいでるのを見るのは面白い」
「……じゃあ、いいんだけど」
「……まあ、なんだ、一緒にはしゃいでやれなくて悪かった」
一緒に笑って楽しむような性質でもなくて見ていたから。けれどふるりと霞は首を振る。
「んーん、いいの、ずっと見ててくれて嬉しかったよ」
追いかけてくれる視線は感じていたから。
「でも、ジェームズも楽しめること、あるかな。あった方がいいよね」
そう言って、近づいてくる地上を目に留める。賑やかな灯りの中に見つけて、ねぇと霞は指差した。
「向こうでワインのイベントもやってるんだよね。行ってみる?」
「ああ……そうだな、ちょっと見て行くか」
頷くジェームズの顔を覗き込む。霞は、でもと表情をきゅっとして。
「……今日は一杯しか飲んじゃダメなんだからね」
「……一杯二杯くらいなら大丈夫だ。多分」
いつの間にか酔いが回っていたジェームズは霞を口説いて――夏の事を思い出しちょっと決まりが悪そうな顔をするジェームズに、本当? と笑って可愛らしい意地悪をする霞。
ゴンドラの扉が開けばぴょんと霞は降りて、行こう! と続くジェームズに手を差し出した。
「今日は酔わないように見張っててあげる!」
「それは、安心だな」
手を繋いで、一歩の距離縮めながらひとびとの賑わいの中へ――二人、一緒に。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
篝・子火
【鷲っ子】
ドイツ、と言うと實生はゆかりの地か?
環境は違うか。だが近しいものもあるかもしれん。互いに成人してから初めてのサシ飲みだ。ゆっくり楽しもう。
行くぞ……己たちは大人だ!
大人風に乾杯。具体的には小指を立ててグラスを呷る。大人っぽく見えるだろう?なんでだろうな。
飲み勝負?ふふ。
おい、聞いたか實生。己たちの大人っぽさもここに極まれり。受けてたとう。だがな。子火はワインはすぐに酔うぞ!(結果おまかせ)
さすが地元の者は強いか。
だが……こちらには彼がいる。緑眼輝く天使。ドイツが育てた食いしん坊だ!
水の如く飲んでいたが。すごいな、どこにそんなワインが入る。この身長か?
ともあれ休憩。あれ。乗ろう。
回転木馬乗って休憩だ。座れるから。實生はこの馬な。雰囲気が似てるから。
馬における勝負事で負けられん。
よし………行け!疾倶利!!
(回転木馬をサーヴァントと誤認)(酔ってる)
一角・實生
【鷲っ子】
うん。ドイツは俺の故郷
俺がいたところとは場所も時代も違うけれど
でも、やっぱりどこか懐かしくて嬉しい
ん、行こう。大人の余裕を見せつけないとな
ワインスタンドに興味津々、翼も興奮で毛羽立ち膨らむ
まずは飲みやすいお勧めのワインで乾杯
篝さん、小指が
……そうかな、そう言われると
神妙な面持ちで小指を立て――瞬時に戻す
俺がやると何だか違うくなる
うん。聞いた
でも俺そこまで沢山のお酒は飲んだことない、けど
……いや。俺が頑張るしかない
地元の人達が勧めるままにワインを飲み干していくよ
(※相当に強い部類)
ワインを飲むのは初めてで
頭を捻ったり頷いたり翼を広げながらも美味しいと飲み進めていく
あ、この味好きだ
俺篝さんより大きいからな。その分酒も入るんだよ
(得意げに)
(勝敗の結果お任せ)
食べて飲んだなあ。うん、座るところがあれば風にでも当たりつつ休憩を
休憩するのに動くやつに乗って大丈夫かい。しかもそれ回るよ
ま、いいか
すごいジト目の白馬に真剣な顔で跨る
篝さん、言っておくけど負けないからな
(実は酔ってる)
●酔いも回って
「ドイツ、と言うと實生はゆかりの地か?」
「うん。ドイツは俺の故郷」
俺がいたところとは場所も時代も違うけれど、と一角・實生(深い潭・g00995)は瞳やわらかに細めて、この空気を感じて。
「でも、やっぱりどこか懐かしくて嬉しい」
綻ぶ表情に篝・子火(天高し・g02594)はなるほど、と笑って。
「環境は違うか。だが近しいものもあるかもしれん。互いに成人してから初めてのサシ飲みだ。ゆっくり楽しもう」
そして子火は實生の方をぽんと叩く。
「行くぞ……己たちは大人だ!」
「ん、行こう。大人の余裕を見せつけないとな」
笑いあいながら足を進めた先、たくさんの人々が楽しげにワインを楽しんでいる。
いくつかあるワインスタンド。そのどれもが違うワインを並べているようだ。
そんなワインスタンドに興味津々。興奮で實生の翼も毛羽立ち膨らむ。
どの一杯からにする? と二人で考えて。まずは飲みやすいお勧めでと近くのワインスタンドへ。
軽めの味わいの白ワインを最初の一杯にと、乾杯とグラス合わせた。
ふふりと子火はグラスを持って。その持ち方に實生の視線は釘づけだ。
「篝さん、小指が」
「大人っぽく見えるだろう?」
大人風に、と小指を立ててグラスを持ち軽やかに呷る。すっきりとした味わいは喉をするりと通り抜けて、次の一杯がもうすでに待ち遠しい。
「……そうかな、そう言われると」
確かにそうみえて、實生も神妙な面持ちで小指を立て――一瞬時に戻す。
俺がやると何だか違うくなると唸る實生に、なんでだろうなと子火は笑っていた。
實生もワインを飲みきれば、良い飲みっぷりだと二人に声かかる。
それはこの地の住民。すでにワインを飲んで上機嫌な男だ。
「どうだい、飲み勝負をしないか? ワインは……これだ!」
うちの畑でとれた葡萄のワインだ! と男はボトルを並べる。
「飲み勝負? ふふ。おい、聞いたか實生。己たちの大人っぽさもここに極まれり。受けてたとう」
「うん。聞いた。でも俺そこまで沢山のお酒は飲んだことない、けど」
「だがな。子火はワインはすぐに酔うぞ!」
「……いや。俺が頑張るしかない」
どんと胸を張る子火。あれ、もうちょっと酔ってる? とその様子を伺いつつ、ここは自分がしっかりいかねばと實生はきりと気を引き締める。
勝負となれば、負ける気もなく。そして飲み勝負となれば周囲も盛り上がる。
一杯、二杯とグラスの中を満たせば空けていく。一緒に摘まみもと美味しいものが差し入れされてくる。
「ふふ……なかなか、やるな!」
勝負を仕掛けてきた男が顔を真っ赤にして称えたなら、子火も空にしたグラスを置いて。
「さすが地元の者は強いか」
そろそろストップかも、なんて思う。しかし、勝負は譲れないのだ。
「だが……こちらには彼がいる。緑眼輝く天使。ドイツが育てた食いしん坊だ!」
「あ、この味好きだ」
地元の人が勧めるままにワインをくぴくぴと飲み干しているのは實生。
ワインを飲むのは初めてで、味の詳細について感想を言うのは難しいけれど、関心したり。頭を捻ったり頷いたり。翼を広げたりとその様子は美味しいと思っているのが伝わってきて、酒を勧める人々もにこにこの笑顔だ。
もう一杯、とグラス掲げるとすぐさま注がれて。
まだまだ余裕で飲めそうな様子に勝負をふっかけた男は俺の負けだ~! と声をあげ、良い飲みっぷりだと豪快に笑う。
「すごいな! あいつに飲み勝つなんて!」
「ディアボロスは酒も強いんだな!」
なんて、他にも地元の人々から声がかかる。飲めるならもっと飲んでいいぞ! なんて言われつつ、ほどほどのところで實生と子火はちょっと休憩とその場を離れた。
「水の如く飲んでいたが。すごいな、どこにそんなワインが入る。この身長か?」
「俺篝さんより大きいからな。その分酒も入るんだよ」
なんて話しつつ。酔いは多少――多少じゃないかもしれないけれど回ってふわふわの心地。
ともあれ、ワインはちょっと休憩。
「食べて飲んだなあ」
そんな休憩に良さそうな場所、と實生がベンチでもないかなと探していると子火は丁度よさそうな場所を見つけたと指差す。
「あれ。乗ろう」
「あれって……」
「回転木馬乗って休憩だ。座れるから」
「休憩するのに動くやつに乗って大丈夫かい。しかもそれ回るよ」
大丈夫大丈夫、と子火は言って回転木馬へ。
「ま、いいか」
實生もついていくと、丁度次の客を迎えるタイミングだ。
「實生はこの馬な。雰囲気が似てるから」
ぺちぺちと子火が叩く白馬。すごいジト目してる……と思いながら實生は真剣な顔でその木馬にしゅっとのり背筋を伸ばした。そして實生は子火を見たならば。
「篝さん、言っておくけど負けないからな」
實生の常の姿を知るものがいれば、あれは酔っているなと思うだろう。確実に酔いの回った顔できりと気合いれているのだから。
お、勝負するのか? と子火は笑うとしゅばっと自分も馬へ。馬における勝負事で負けられんとこちらも気合十分。
「よし………行け! 疾倶利!!」
その声と同時にタイミング呼ぶ回転木馬は動き始める。
それは木馬でサーヴァントの無双馬『疾倶利号』ではないのだけれど、今の子火にとってはその木馬が疾倶利号。
横並びで動く木馬、それは終わることのない勝負――つまるところ、気持ちよく酔っている大人は何をしても楽しいということ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【狼変身】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
花籠・閻魔
みちる(g09730)と
移動遊園地ねぇ。欧州にゃんなもんがあるたァ、驚きだぜ
まぁ、俺は遊びより食い気の方かな
……制覇までは考えてねェぞ?
まぁ、まてまて……ンン、香りがイイじゃないの
ああ、ワインに関してはまかせておけよ
オススメ、オススメね……こればかりはよく味わい吟味してみにゃァな
……まぁしかし、元気なもんだねおまえさん
わかったわかった焦るなよ
移動するったって、逃げやしねぇさ
さて暫く。……独逸の葡萄酒ね
葡萄の品種が同じでも、土地柄で大分変わるもんとは聞くしな
……ふぅむ、香りがいい。酸味も上品だ。北のワインらしく繊細かな?
そうだな……芳香ぐらいはいいだろ。ほれ。嗅いでみな――イイ香りだろ?
(グラスから香らせ、釣った所でそのまま自分の口へ)
……さて、味も――なんだよ。当然最後は俺の腹に収まるに決まってるだろ?
くく、わかりやすい子で面白ェな。来年が愉しみだよ
チーズもいいんだが屋台なら……ヴルスト。あるな
ほれ、みちる。肉が肉。食って遊びに備えときな
ザワークラウトも添えて……うん、いいじゃないか
黛・みちる
えんちゃん(g09253)と
わぁ…移動遊園地って初めてだから上がるぅ〜!
ねぇねぇ、まずなにから制覇する!?
え〜、しないのぉ?まぁ、またの機会ってことで!
腹拵えしに飲食類から攻めようぞ!
それに此処はワインが豊富らしいのだよ…
来年に向け、どのワインが美味であったか
調査を頼むぞ、閻魔隊員!
えんちゃんと初めてのお出掛けだもん
そりゃ、元気になっちゃいますよ!
キミの手を取って広場へ向かうべく
“早く行こ!”と急かしちゃう
俄然気になるはワイン!
あちしちゃんは葡萄ジュースで隣のキミの反応伺いつつ舌鼓
ん〜、おいちぃ…
普通の葡萄ジュースと違って味わい深くて大人な感じ!
ワインの方はどう?
すごいガチ勢だぁ…本当に詳しいじゃんね?
ん、いい香り…芳醇な香りってこんな感じなんだぁ…おいしそぉ……
……わかってるよぉ、意地悪さんめ…来年約束だかんね!
てか、このワインにはどんなおつまみが合う?
よく聞くのはチーズだよね!おっ、いいねぇ〜!お肉!
ソーセージだっけ?これ付けて食べるの?
んぅ〜おいちぃ!!!えんちゃんも食べて食べて!
●誕生日がきたならば
「わぁ……移動遊園地って初めてだから上がるぅ~!」
耳はぴこぴこ、しっぽはゆらゆら。黛・みちる(✌️😆✨・g09730)の心の動きを如実に現すそれを花籠・閻魔(遮止・g09253)の視線は捉え、次に遊園地へと向いた。
「移動遊園地ねぇ。欧州にゃんなもんがあるたァ、驚きだぜ」
まぁ、俺は遊びより食い気の方かな、と零しつつ閻魔もいろんな乗り物が並んでるなと眺め視線は再びみちるのもとへ。
するとみちるはわくわくといった様子で。
「ねぇねぇ、まずなにから制覇する!?」
「……制覇までは考えてねェぞ?」
「え~、しないのぉ? まぁ、またの機会ってことで!」
腹拵えしに飲食類から攻めようぞ! とぱっとみちるは笑顔一杯。そしてくんくんとその鼻を鳴らしてこの場の香りを感じる。
「それに此処はワインが豊富らしいのだよ……」
香りのよさは自然と感じる。しかしまだワインはみちるには早くて。でも、それも解禁されるまであと一年を切っている。
「まぁ、まてまて……ンン、香りがイイじゃないの」
「来年に向け、どのワインが美味であったか、調査を頼むぞ、閻魔隊員!」
「ああ、ワインに関してはまかせておけよ」
その調査はもちろん任されたというところ。どれが美味しいのか早く、それを覚えておくんだから! というみちる。
「オススメ、オススメね……こればかりはよく味わい吟味してみにゃァな」
さてどのワインスタンドに――と悩む閻魔の横でそわそわしている満ちる。
「……まぁしかし、元気なもんだねおまえさん」
「えんちゃんと初めてのお出掛けだもん。そりゃ、元気になっちゃいますよ!」
早く行こ! とみちるは閻魔の手をとってぐいぐい。広場へと急かす彼女に閻魔は苦笑零す。
「わかったわかった焦るなよ」
移動するったって、逃げやしねぇさと言う閻魔に無くなっちゃうかもしれないよ! とみちるは引っ張っていく。
「さて暫く。……独逸の葡萄酒ね」
葡萄の品種が同じでも、土地柄で大分変わるもんとは聞くしな、と零しながら並ぶワインの説明をきく。
そんな様子に耳を傾けつつ、俄然気になるはワイン! だけれどもみちるの前には赤と白の葡萄ジュース。
悩む……と唸った後にみちるが先にとったのは白の葡萄ジュース。
それをくぴと一口のんで、ほわと幸せ心地。
「ん~、おいちぃ……普通の葡萄ジュースと違って味わい深くて大人な感じ!」
もう一口飲んでご機嫌に尻尾を揺らすみちるは閻魔を見て。
「ワインの方はどう?」
「……ふぅむ、香りがいい。酸味も上品だ。北のワインらしく繊細かな?」
「すごいガチ勢だぁ……本当に詳しいじゃんね?」
そうか? と言いながら閻魔はグラスを揺らす。ワインはまだ早く、でも興味津々といった様子のみちる。あと一年もないけれどまだ二十歳は遠い。
「そうだな……芳香ぐらいはいいだろ。ほれ。嗅いでみな――イイ香りだろ?」
「ん、いい香り……芳醇な香りってこんな感じなんだぁ……おいしそぉ……」
グラスから香らせ、すんっとみちるが釣られる。けれど寸でのところですいっと話して、閻魔は自分の口元へ。
「……さて、味も――なんだよ。当然最後は俺の腹に収まるに決まってるだろ?」
「……わかってるよぉ、意地悪さんめ……来年約束だかんね!」
今年はジュース! ジュースも美味しいから! とみちるはちょっとだけ頬膨らます。そんな様子に閻魔は喉鳴らして笑って。
「くく、わかりやすい子で面白ェな。来年が愉しみだよ」
来年絶対だからね! と念押ししながら――もうひとつ。みちるは気になることが。
「てか、このワインにはどんなおつまみが合う?」
「よく聞くのはチーズだよね!」
「チーズもいいんだが屋台なら……ヴルスト。あるな」
「おっ、いいねぇ~! お肉!」
あそこで焼いてるのにしようとそれをもらって。ヴルストの横にはザワークラウトも。
「ほれ、みちる。肉が肉。食って遊びに備えときな」
「ソーセージだっけ? これ付けて食べるの?」
そう、と閻魔は頷く。じゃあ、とみちるはそれを一口。口にしたなら瞳をぱちりと瞬かせ、頬っぺた押さえて。
「んぅ~おいちぃ!!! えんちゃんも食べて食べて!」
美味しいというのを表情で、体いっぱいで伝えてくる。閻魔はわかったと笑って自分も口へ。
「ザワークラウトも添えて……うん、いいじゃないか」
そしてこのあとに、ワイン。閻魔も満足そうな顔をしているからみちるも嬉しくなる。
「来年が楽しみだな」
「うん! 葡萄ジュースでこんなに美味しいんだから、楽しみ!」
それなら何か、一本ボトルを貰ってかえるか、なんて閻魔は思う。
またこうして祭りに来るのもありだが、誕生日に開けてもいいかもなと笑って。
その為にも、他にも飲んでみないとなと笑う閻魔に、あちしちゃんのためによろしく~! と言うみちる。
お酒が飲めるその日を楽しみに、今はまだ葡萄ジュースとワインで乾杯。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【猫変身】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
カラタチ・リッカ
【ふたり座】
ヨーロッパもドイツもあんまり知らないとこだけど
秋のフェスタってのは気になるよねぇ
初めて土地の楽しそうを楽しんじゃおう
移動式遊園地…!
新宿島で見かけた遊園地とはまた違った雰囲気だねぇ
何から遊び始めようか〜やっぱり回転木馬から?
観覧車に乗って高い景色とか
周りを一望するのも楽しそう〜
ミアちゃんオススメも聞いちゃおうか
ジェットコースターはびゅ〜んってなるヤツだっけ
普通に歩くだけのとか得意不得意
特に気にしたことなかったけれど
気になるはなるべく体験しておきたいところ〜
アトラクションも出店も沢山楽しいねぇ
食べ歩きにも向いていそうな
良い香りのフライドポテトにソーセージ、
塩っぱいあとの味変には甘い虹色の綿菓子も〜
…あ、そういえば葡萄色お祭りって話だったし
ぶどうジュースも満喫しないとねぇ
ミアちゃんは秋の果物だったら何が好きー?
俺様は秋は林檎イメージあったなぁ
ジュースやパイとか丸ごと焼いたりとか
おいしい食べもの色々あるけれど
今日このドイツで味わった
楽しい美味しい思い出も
しっかり忘れずにおきたいね
ミア・メア
【ふたり座】
ヨーロッパと一言でいっても
ミアの故郷とは雰囲気も異なりますね
ドイツも秋フェスタも興味深々です
おー!楽しみましょう!
遊園地って移動するのですか…!
こういうのも楽しそうですの
ですね、先ずは回転木馬を!
お化け屋敷以外ならばジェットコースターも好きですよう
カラはスピード系やお化け系はお得意で?
なら試してみましょう!
あと観覧車は何処かで乗れれば、って
きっと地上では見られない景色が広がっているはず!
色々巡っているとお腹のすく香り!
確かドイツはソーセージも有名だとか
これは食べておかねばですよ、カラ!
塩味と甘いは永遠に食べられる最高の組み合わせですからねえ
綿菓子も勿論頂きましょう
はっ、そうでした
すみません、ぶどうジュースも大盛り2つお願いしますの!
しゅわっと甘酸っぱい
美味しいです
ミア、ココアも好きですが葡萄も大変好きでして!
故郷では滅多に食べられませんでしたし
カラのお好きな果物は何でしょう?
林檎も良いですねえ…と、お腹がまた空いて
んふふー、勿論です
こんなとびきり美味しい想い出
絶対忘れませんの
●遊んで、食べて、思い出を
新宿島とは違う空気を胸いっぱいに吸い込んでみたカラタチ・リッカ(空言・g05558)。
「ヨーロッパもドイツもあんまり知らないとこだけど、秋のフェスタってのは気になるよねぇ」
ミア・メア(璃々・g07746)にとっては、ヨーロッパと一言でいっても故郷とは雰囲気が異なって感じられた。
「ドイツも秋フェスタも興味深々です」
「初めて土地の楽しそうを楽しんじゃおう」
「おー!楽しみましょう!」
カラタチとミアも人々の賑わいの中で。
ふたりを待っていたのは――
「移動式遊園地……!」
「遊園地って移動するのですか……!」
新宿島で見かけた遊園地とはまた違った雰囲気だねぇとカラタチは視線を巡らせる。
「こういうのも楽しそうですの」
「何から遊び始めようか~やっぱり回転木馬から?」
「ですね、先ずは回転木馬を!」
「ミアちゃんオススメも聞いちゃおうか」
「お化け屋敷以外ならばジェットコースターも好きですよう」
カラはスピード系やお化け系はお得意で? とミアはこてと首傾げてどうかしらと尋ねる。
「ジェットコースターはびゅ~んってなるヤツだっけ」
普通に歩くだけのとか得意不得意。特に気にしたことはなかったけれど、改めて目にすれば、知れば気になるところ。
「気になるはなるべく体験しておきたいところ~」
「なら試してみましょう!」
あと観覧車は何処かで乗れれば、ってとミアは示す。
「きっと地上では見られない景色が広がっているはず!」
「観覧車に乗って高い景色とか周りを一望するのも楽しそう~」
だから、観覧車もあとでとまずは回転木馬へ。
あっちへ、こっといへとカラタチとミアはいろんなアトラクションを楽しんでいく。
すると、お腹も減ってきて――そこへ一層、お腹の空く香りが漂ってくる。
ミアはその匂いを追いかけて、そしてあれですねと見つけた。
「確かドイツはソーセージも有名だとか。これは食べておかねばですよ、カラ!」
ふわと焼ける匂い。その隣ではフライドポテトがじゅわっとあげられていて。
どちらの香りにもカラタチは誘われる。それに食べ歩きにも丁度良さそうだ。そしてもう一つ、目に留まったのは。
「塩っぱいあとの味変には甘い虹色の綿菓子も~」
「塩味と甘いは永遠に食べられる最高の組み合わせですからねえ」
綿菓子も勿論頂きましょうとミアもこくこく頷く。
美味しいものを両手にとって。ふとカラタチの目にとまったのは行きかう人々の多くが手にしているジュース。
「……あ、そういえば葡萄色お祭りって話だったし。ぶどうジュースも満喫しないとねぇ」
「はっ、そうでした。すみません、ぶどうジュースも大盛り2つお願いしますの!」
すぐ近くのお店にいって、ミアはぶどうジュースもふたつ。
ひんやりと良く冷えたそれを早速一口。しゅわっと甘酸っぱくて美味しいですとミアは綻ぶ。
「ミアちゃんは秋の果物だったら何が好きー?」
「ミア、ココアも好きですが葡萄も大変好きでして! 故郷では滅多に食べられませんでしたし、カラのお好きな果物は何でしょう?」
「俺様は秋は林檎イメージあったなぁ」
ジュースやパイとか丸ごと焼いたりとか、とカラタチと一緒にミアもそれを想像する。
「林檎も良いですねえ……と、お腹がまた空いて」
と、ミアの目にとまったのは葡萄タルトのお店。あれもいただきましょう! と早速足はそちらへ。
いっぱい遊んで、いっぱい食べて――ミアとカラタチは満たされる。
「おいしい食べもの色々あるけれど」
今日このドイツで味わった楽しい美味しい思い出も、しっかり忘れずにおきたいねとカラタチは微笑む。
「んふふー、勿論です」
こんなとびきり美味しい想い出、絶対忘れませんのとミアも返して――でももう一つ。
きらきら輝く夜に染まったこの場所。
きっと観覧車から見たらまた素敵な世界。最後に乗りましょう! と誘う。
もうひとつ、思い出を重ねるために。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
海・ほろぶ
【ほろーど】
オードと移動遊園地へ
改竄世界史の移動遊園地は遠目に見た位だけど
現代の遊園地は行った事あるよ
その時乗った物と同じ趣旨だろうアトラクションもちらほら見とめ
案内も出来ると思う
興味の指が示す先を視線で辿れば
あー、ジェットコースターね……
いいよ、行こ
乗り終わりのけろっとした姿に苦笑めいたものが漏れる
今回は心構えが出来てたけど、初めて乗った時は驚かされた身
高低差やカーブで揺れるから、特にポーラはきつかったのかもね
相手の頭上の輪を、おつかれと労う
先に立って案内というより後ろから解説する人になりながら
観覧車の視界に広がるドイツは
オードの知る同じ名の国とは違っていたとしても、オードが好きになれそうなら、いいなと胸の内で思う
私?んー、
刻逆に奪われ失われた事実を意識させる物事が嫌いであって
取り戻せたものは嫌いになる理由が実は無い事に気付いてしまえば
眼下の世界の温かさにも目の前の相手にも、嘘は付けず
うん、と一度頷き肯定する
続く声の方は気恥ずかしくて、揺れのついでみたいに誤魔化しながら、また頷いた
オード・レヴニ
【ほろーど】
ほろぶと移動遊園地に、ごー
こんなに平和で、みんな笑顔で
…ここ、ほんとにドイツ?
わたしが知ってるドイツとは、全然違うや
それに遊園地って初めて
ほろぶ、案内してくれるの?
わくわくと翼が持ち上がる
気になるのは…あれ、どう?
ジェットコースターを指さして
上がったり下がったり曲がったり、飛翔ともまた違う乗り物の動きを楽しんで
乗り終わっても涼しい顔
風が気持ちよかったね
でも、なんで皆叫んでたんだろ?
ポーラはぐらぐらしてるし…
労いをかけられた頭上の輪っか型ナビAIは
「モウ ムリデス…」などとぼやいて
ね、次はどれ乗る?
後についてくつもりだったのに、ほろぶの袖を引いて歩いてる
あれなんだろ、これなんだろと興味の向くまま連れ回して
最後に乗った、観覧車から見下ろす景色は温かく
…いいね、このドイツも
ほろぶも、ここ、好きになれそう?
肯定が変えれば、嬉しそうに足をぶらぶら
足に合わせて観覧車も揺れて、ポーラもまたぐらぐら
ほろぶが好きになれたもの、減らしたくないから
このドイツ、また奪われないようにしたいね
●一緒に好きを
楽しそうな声が響く。オード・レヴニ(頌歌・g01759)はその光景に瞳瞬かせた。
「こんなに平和で、みんな笑顔で……ここ、ほんとにドイツ?」
わたしが知ってるドイツとは、全然違うやと零すオードに海・ほろぶ(君の番だよ・g04272)も一緒に視線巡らせる。
「それに遊園地って初めて」
「改竄世界史の移動遊園地は遠目に見た位だけど、現代の遊園地は行った事あるよ」
その時乗った物と同じ趣旨だろうアトラクションもちらほらと。うん、あれなら大丈夫とほろぶは思ってぱっとオードに笑顔向ける。
「案内も出来ると思う」
「ほろぶ、案内してくれるの?」
それはとても嬉しくて。わくわくとオードの背の翼が持ち上がる。
そして、じゃあとその指先が動いた。
がたごとゆっくり、一番高い場所へ上ったならそこから落ちて勢いよく動いていく。風の鳴る音が聞こえてくるのがとても楽しそうなのだ。
「気になるのは……あれ、どう?」
「あー、ジェットコースターね……いいよ、行こ」
ほろぶは丁度出発したところと列に並ぶ。オードは動き始めるそれを見上げて。そして順番回ってくれば。
「一番前だ」
ほろぶは一呼吸。大丈夫、これから起こることはわかっているのだから。
がたごと、少しずつ上へあがって。レールの上を駆け抜けるだけ。
あっという間の時間――オードは乗り終わっても涼しい顔。
「風が気持ちよかったね」
ほろぶもうんと頷く。心構えが出来てたからそんなに驚くことはなかったけれど。初めて乗った時はと思い出す。
「でも、なんで皆叫んでたんだろ? ポーラはぐらぐらしてるし……」
オードは不思議、と首傾げる。ほろぶはオードのけろっとした様子に苦笑めいたもの漏らして。
「高低差やカーブで揺れるから、特にポーラはきつかったのかもね」
おつかれ、とほろぶはオードの頭上へと声かける。輪っか型ナビAIはふるふると揺れ、明らかにいつもと違う様子。
「モウ ムリデス……」
そんなぼやきを聞きつつ、オードの興味は次のアトラクションへ。
「ね、次はどれ乗る?」
あれ、あれがいいとほろぶの袖をちょいちょいと引いてオードは歩く。
くるくると、回転ブランコもまた風が気持ちよく。下りた時はちょっとだけ目が回ってるような気もして。
その次は大きく揺れる海賊船と次々と。
あれなんだろ、これなんだろと興味の赴くままのオード。先に立って案内というより、後ろから解説する人になって、ほろぶは答えて一緒に。
そして最後に――ゆっくりと回る観覧車。
きらきら輝くライトアップされた光景がそこには広がっていて、オードは窓からじっと見つめていた。
その様子をほろぶもちらりと見つめる。
オードの知る同じ名の国とは違っていたとしても、オードが好きになれそうなら、いいな――そう、胸の内で思う
その景色は、オードにとってあたたかくて。
「……いいね、このドイツも。ほろぶも、ここ、好きになれそう?」
「私? んー、」
どう答えたらいいだろうとほろぶは考える。
オードはこのドイツを好ましく想い、受け入れているのだろうなと思えた。
ほろぶは、ドイツは嫌いではない。というより。
刻逆に奪われ失われた事実を意識させる物事が嫌いであって――取り戻せたものは、と改めて考えてみると。
嫌いになる理由が実は無い……と、その事に気付いた。
気付いてしまえば、眼下の世界の温かさにも、そして目の前のオードにも嘘はつけない。
だから、短く。うん、と頷いて肯定した。
その肯定にオードも嬉しくなって足をぶらぶら。すると観覧車も揺れて、頭上のポーラもまたぐらぐら。
一緒に眼下のあたたかなきらめきを眺めながら、ふと。
「ほろぶが好きになれたもの、減らしたくないから」
このドイツ、また奪われないようにしたいねとオードは紡ぎながら足をぶらぶら。
その言葉はもちろん、ほろぶに届いていて。なんだか気恥ずかしくて、揺れのついでみたいに誤魔化しながら、小さく――うん、と頷き零していた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【先行率アップ】がLV2になった!
エレナ・バークリー
【社員旅行】
ドイツは随分早く奪還した地域ですが、やっと住民の方々を『帰還』させられて感慨深いです。
現地の皆様に私達の事をしっかり知ってもらいましょう。
ドイツワインならリースリングの白。この辺りも生産地かな。
カビネットの切れがいいのをお願いします。
それから外せないのがヴルスト。何種かの盛り合わせをザワークラウト添えで。
お腹に溜まるのなら、いわゆるジャーマンポテト(和製語)にあたるものを。それから鯉料理を一通りお願い出来ますか? 白にはやっぱりお魚ですから。
宴の準備はこれでいいですね。皆さん、一杯飲んで食べましょう!
ええと、地元出身の方、料理の名前は読めるんですが、それがどんなものかちょっと想像がつきにくくて。お分かりなら教えていただけますか?
コースものだけじゃなく、単品料理も頼もうかなって思ってです。もちろんシェアしましょう。
酔いに任せ【勝利の凱歌】を高歌放吟です。
【士気高揚】で地元の方が私達に接する勇気を持たせて。
一通り飲んで食べて語らったら、デザートが欲しく。伯林揚げパンってあります?
アンネローゼ・ディマンシュ
※アドリブ歓迎
【社員旅行】
フフ、エレナはワインが飲めて嬉しそうですわね
わたくしはワイン……アルコールが飲めないのですが、ぶどうジュースとブルストには興味がありますわね
それとプレッツェルや燻製サーモンをパンにはさんだバーガー等も、興味がありますわね
ドイツの風景を見ながら、ぶどうジュースをテイスティング
流石にエレナがお勧めした場所……良い葡萄という事が分かりますわ
そんな風に呟きながらモクテルを飲みながらブルストにプレッツェル、燻製サーモンをパンに挟んだバーガーを食べていきますわ
ふう、流石に食べましたわね……未成年組として、ドイツの風に当たりに行きましょうか
遊園地、ですか
ドイツの工業力は世界一とか聞きますわね
そんな風に最終人類史のドイツ人であるレイに話を振りながら、勲とも一緒に遊園地の遊具を楽しんでいきますわ
しかし、わたくしも年少の方なのですね
大人として振る舞えている方だとは思っているのですが……肉体年齢は仕方ないですわね
そんな風に思いながら、レイや勲と一緒に遊園地を回りますわ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【社員旅行】
アドリブ歓迎
ドイツに賑わいが戻る、喜ばしい事だ
仲間達とも力を尽くした戦いを経て……帰還が二年越しに成ったのだものな
心から祝い、喜びを分かちたい
俺は白、辛口から
リースリングだな
料理は揃ってるかな? アイスバインに、岩塩の効いたプレッツェルも注文だ
アイスバインは……豚肉の香草煮込みって所かな
それじゃ、Prost!
乾杯の音頭につい言葉を添えて
酒は……美味いな
ポテトの塩気がシンプルに最高
そうだ、未成年組はぶどうジュースをモクテルにしてみるかい?
レモネードやジンジャーエールで割って、お洒落に飾ろう
フルーツの飾り切りを添えて……レイさんは星、勲さんは舵輪、アンネローゼさんは音符、マティアスさんはシルクハットの形に
次は甘口の白も頼んで
ふふ、カリーヴルスト美味いよな。世紀の発明かもしれないな
お代わり追加で!
成程、醤油か
ワインは料理に結構使うけど……調味料ではないかも?
一緒に首を捻りつつ
遊園地へ未成年組を送り出し
ここから見えるかなー?
ご機嫌ににっこり手を振ろう
仲間達の談笑に、笑顔に、心から笑う
八雲・譲二
※アドリブ歓迎
【社員旅行】
俺はドイツの奪還当時まだディアボロスとして活動してなかったから…来るのは初めてだな。
CCTSの同僚はドイツに縁のある奴も多いし、一度来てみたかった。
料理人なので提供側になる事も多いが今日は遠慮なく参加者側だ。とりあえず露店で腹拵えかね
実はワインについてはあまり知識がなくてな…良いのがあったら教えてくれよ
エレナはCCTSのカフェでもよくワインを頼んでくれるし流石に詳しいなぁ、皆のお眼鏡に叶うのがあったら仕入れて帰りたい
ペアリングする料理はやっぱ本場のヴルストが気になるね、これも買っていこうかな
テイスティング兼ねていくつか飲み比べるが羽目は外しすぎないように注意する。何だかんだ連れの半分は未成年だしな
子供組がアトラクションに行くなら一応そっちにも気を配っておこう
まあ皆ディアボロスだから大丈夫だろうけど、子供等が子供らしく遊びに行くなら同伴した大人もそれらしく振舞わんとな
アトラクションから手を振ってくれる仲間がいたら振り返そう
折角だ、たっぷり楽しんでこれるといいな
三間・勲
【社員旅行】
(アドリブ歓迎)
えっと、僕がお酒が飲める年齢まであと7年…長すぎて想像できません
ブドウジュースで乾杯して、皆さんのワイン談義等を聞きつつ大事にいただきます
ドイツはじゃがいもも美味しいと聞いたので、食事はまずフライドポテトを
他の料理のお勧めは詳しい方や現地の皆さんに聞いてみます
モクテルも是非お願いします!ご厚意に甘えて雰囲気だけ大人の気分です
素敵な飾りも嬉しいです、船みたいですね
ワインって発酵させたり色んなお料理に使われる事を考えると
日本で言うお醤油のような存在なのでしょうか…?
海外のとても古いお話にも出ますし、地域によっては生活に欠かせないのでしょうね
ふふん、遊具はお酒を飲まれた方には危ないですから
僕達だけで楽しんで、後で自慢しちゃいましょう
お供しますシュトローマーさん!
シャルダンさん、ディマンシュさんも是非ご一緒に
見守る大人の方へ笑顔で手を振ります
全部回り切れるかな…!
今後も他の地域の奪還や帰還が順調に進むと良いですね
そして今日のような楽しい思い出と笑顔が更に増えますように
ラズロル・ロンド
【社員旅行】
ついにドイツに人々が帰還出来たんだね
待ちに待ったドイツの活気ある姿に心を弾ませて
というかワインや料理達に心を弾ませて
CCTSの皆と今を楽しむよ~
今日は飲める!すごく飲めると聞いてワクワクしてたんだ
エレナ君の豆知識をふんふん聞いて、ワインを吟味
一杯目は僕も白のスパークリングかな
かんぱー……Prost!
料理の数々も美味しそう
アイスバインっ
これが本場の味ーーー。もちろん美味しいっ!
ついついワインも進んじゃうよ
Ou…レイ君。僕も一緒に飲める日を心待ちにしてるよ~。
移動遊園地の方も楽しそうだね
手を振って応えて、次はオススメのシュペトレーゼを頂く
好みの甘口でスルスル飲んで
辛口にも手を付けて、味の違いを感じ
合せる料理でも印象が変わって美味しい~
ブルストには辛口…赤も合うね~。
お酒、奥深過ぎる~~~
と、寧ろ楽しいそうにあっちの料理を食べて、こっちのワインを飲んで
いいペースで飲んでくほろよい狐
ペース早い?そんなまさか~
なんて言いながら、ニッコニコな笑い上戸が出てるあたり
よっぱ狐の出来上がり
レイ・シャルダン
【社員旅行】
ハァーーーーァ↑↑(溜息とかすれた甲高い声が混じった感じ)
皆さんがドイツのワインを美味しそうに飲んでいるのを横目に
ボク達子供組はぶどうジュースです。
あと何年我慢すれば良いのですか~?
早くお酒飲んでみたいです。
ヴルストを齧ってワインで肉汁を流すんだ!って奴を経験してみたいです。
どんな味なのですか?ねぇねぇねぇ~~?
頂いたモクテルをちびちび飲んで我慢です。
遊園地?
いえ、(チッチッチ)もう良いレディなので…。
(お酒を楽しむ大人を見つつ。)
……いいや、やっぱり行きましょう。
何処から攻めますか!
ドイツの人達の帰還、とても嬉しいけど…。
ちょっとだけ会うのが怖い。
この数年の間にボクはボクのままで居られたかな。
突然成長した娘と会って親はどんな顔をするのかな。
話したい事も説明したい事もいっぱい。
ゆっくりゆっくり、空白の時間を取り戻そう。
って、ドイツ中部だから家族は含まれてないじゃないですか~~。
はーー、もう少しお預けと言う事で。
吹っ切れた様に明るい笑みを浮かべ
大人組へと手を振りましょう。
マティアス・シュトローマー
【社員旅行】
移動式遊園地の賑わいと、秋空の下アルコールを楽しむ人達――懐かしいドイツならではの光景
俺の故郷の街もいつか賑わいを取り戻せたらいいな
ちぇー、お酒が飲めるまであと二年かー
なんて悪態をつきながらもぶどうジュースで元気にProst!
おおっ、モクテルだなんてさすがエトヴァ
手品好きとしてシルクハットは光栄だね
これで俺達も大人の仲間入り!
…既に出来上がってる子がいる。しかもノンアルコールで
軽食ならヴルストとフライドポテトは外せない!
俺のいた時代には無かったカリーヴルストも邪道に思えるけど挑戦してみよう
!! この美味しさ…ノーベル賞候補になるべきでは?
お酒が入って楽しそうな成人組を横目にアトラクションへ
ふふ、勲はノリがいいね
皆も何に乗る?
ジェットコースターに観覧車、お化け屋敷…どれも楽しそう
回転ブランコに乗ったらブンブンと大きく手を振ろう
戦いでは何度も風を切って空を飛んでいるけど、アトラクションで秋風を全身に受けるのも気持ちがいいね
また皆と穏やかな休日を過ごせるよう、明日からも頑張ろうっと
●お酒も美味しく、遊園地も楽しく
「俺はドイツの奪還当時まだディアボロスとして活動してなかったから……来るのは初めてだな」
CCTSの同僚はドイツに縁のある奴も多いし、一度来てみたかったと八雲・譲二(武闘派カフェマスター・g08603)は皆を見る。
それぞれ、抱えた想いがあるだろう。この地に足を運んで、その表情などをみればそれはすぐにわかる。
マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)にとっては移動式遊園地の賑わいと、秋空の下アルコールを楽しむ人達というのは懐かしい、ドイツならではの光景だった。
俺の故郷の街もいつか賑わいを取り戻せたらいいな――とマティアスは思う。
懐かしい光景は、その日が近づいているということでもあるから。
ドイツの地――ここは随分早く奪還した地域ですが、やっと住民の方々を『帰還』させられて感慨深いですとエレナ・バークリー(Highlander/Absolute Wish・g00090)は笑みを浮かべる。
「現地の皆様に私達の事をしっかり知ってもらいましょう」
そして、美味しい時間、楽しい時間を過ごすことも。
「フフ、エレナはワインが飲めて嬉しそうですわね」
アンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)の言葉に、もちろんワインだけではないのですよ、とエレナは一つ咳払い。
そしてこの地への想いはエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)も大きく。
ドイツに賑わいが戻る。それは喜ばしい事だと自然と表情はやわらかに、笑みの形になっていた。
「……帰還が二年越しに成ったのだものな」
仲間達とも力を尽くした戦いを経て、今やっと。心から祝い、喜びを分かちたいとエトヴァは思う。
ラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)もその表情を目に笑み一杯。
「ついにドイツに人々が帰還出来たんだね」
待ちに待ったドイツの活気ある姿――そしてワインや料理を目にしたら心弾むのは当たり前の事だろう。今を楽しもうとラズロルの尻尾は揺れる。
料理人である譲二は、提供側になる事も多いけれど、今日は遠慮なく参加者側だ。露店で腹拵えと、どんなものがあるのかと興味津々になる。
料理はなんとなくわかるが、しかしワインについてはと思う譲二は、エレナを見て。
「実はワインについてはあまり知識がなくてな……良いのがあったら教えてくれよ」
「ドイツワインならリースリングの白。この辺りも生産地かな」
さっとでてきた答え。エレナはCCTSのカフェでもよくワインを頼んでくれるし流石に詳しいなぁと譲二は感心する。そして皆のお眼鏡に叶うのがあったら仕入れて帰りたいところ。
「今日は飲める! すごく飲めると聞いてワクワクしてたんだ」
エレナ君は色々知ってるねとラズロルも頷きつつ、どれにしようかなと吟味。
「一杯目は僕も白のスパークリングかな」
これにしようとラズロルも最初の一杯を決める。
そしてふと、譲二の鼻をくすぐる香り。
「ペアリングする料理はやっぱ本場のヴルストが気になるね、これも買っていこうかな」
着実に酒のお供を増やしていく様子。
店でも飲めるならそれは嬉しいですねと返しながら、エレナはカビネットの切れがいいのをお願いしますとワインスタンドへ。
グラスに注がれたワイン。その色にエレナも笑みを零す。
それからやはりおつまみも。外せないのはヴルスト。何種類か盛り合わせを貰って、これも忘れてはいけませんとザワークラウトも添える。
「わたくしはワイン……アルコールが飲めないのですが、ぶどうジュースとヴルストには興味がありますわね」
アンネローゼはぶどうジュースを。
エレナはお腹に溜まるのなら、いわゆるジャーマンポテトにあたるものを。それから、ともうひとつ。
「鯉料理を一通りお願い出来ますか? 白にはやっぱりお魚ですから」
酒に合わせた食べ物も様々だ。
「ええと、料理の名前は読めるんですが、それがどんなものかちょっと想像がつきにくくて。お分かりなら教えていただけますか?」
地元出身、となれば身近なものだろう。
コースものだけではなく単品料理も。美味しいものを一杯並べれば幸せな気持ちにもなる。
どれ? とエトヴァは尋ねる。これですとエレナは示す。
「アイスバインは……豚肉の香草煮込みって所かな」
それは美味しそうですし、お酒にあいそうとエレナは嬉しそうに。
「もちろんシェアしましょう」
そうすれば少しずつ、色々食べられるから。
エトヴァの手には白の辛口から。リースリングだなと最初の一杯は既に決め打ち。
「料理は揃ってるかな?」
アイスバインに、岩塩の効いたプレッツェル――他にも色々、どれもおいしそうだ。早く食べたいと思うのと、いやまずは一杯と思う気持ちが戦っている。
「宴の準備はこれでいいですね。皆さん、一杯飲んで食べましょう!」
エレナは笑みを浮かべ、乾杯とグラスを傾ける。
「ちぇー、お酒が飲めるまであと二年かー」
なんて悪態つきながらぶどうジュースをしっかりもったマティアス。その日はまだ少し遠いけれど楽しみにしつつ元気に。
「Prost!」
「それじゃ、Prost!」
「かんぱー……Prost!」
ここはドイツだからそれに合わせて。乾杯を言い直してラズロルも早速。
喉をシュワと落ちていくのが心地よい。最初の一杯を楽しんだらお腹もへってくるもので。
「アイスバインっ」
ラズロルは気になっていたそれを最初に。
これが本場の味――もちろん、美味しいっ! と思わず言葉にでるくらい。
ついついワインも進んでしまうのはもう今日は許されたい。いや、許してほしい。
美味しい、幸せとラズロルの頬は緩む。
そして未成年はというと。
「流石にエレナがお勧めした場所……良い葡萄という事が分かりますわ」
香りが知っている物よりも芳醇、なんて思うアンネローゼ。
そんな様子を目にしていたレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)はくぴりとぶどうジュースを飲みつつじっとりとした視線。
「ハァーーーーァ↑↑」
溜息とかすれた甲高い声が混ざったような。そんな吐息にはたくさんの思う所が詰まっていた。
大人たちがドイツのワインを美味しそうに飲んでいるのを横目にぶどうジュースの子供組。
いやもちろん、ぶどうジュースもとても美味しいのだ。美味しいのだけれど、まだ飲めぬそれはもっと美味しそうに見えてしまう。
「あと何年我慢すれば良いのですか~?」
おなじくぶどうジュースで乾杯したは三間・勲(漁火・g10186)は指折り数えて。
「えっと、僕がお酒が飲める年齢まであと7年……長すぎて想像できません」
でも大人たちのワイン談義を聞きつつ、ドイツはじゃがいもも美味しいと聞いたので、とフライドポテトをぱくり。
美味しい、となれば他のものも食べてみたいと次はヴルストだ。
早くお酒飲んでみたいですと言いながらレイもボクもヴルスト食べると勲と一緒に。
「ヴルストを齧ってワインで肉汁を流すんだ! って奴を経験してみたいです」
こんな風に、とヴルストとぶどうジュースで実践。
美味しい。すごく美味しいけど、ワインとだったらもっと幸せになるのではと未成年の夢は募るのだ。
「どんな味なのですか? ねぇねぇねぇ~~?」
「……既に出来上がってる子がいる。しかもノンアルコールで」
お酒を飲んでとぐろをまいてるような様子にマティアスは笑って、レイを見る。飲んでないよね、もちろん飲んでいませんなんて言葉を交わしつつ。
「Ou……レイ君。僕も一緒に飲める日を心待ちにしてるよ~」
レイの視線を受けながら、ラズロルはまた舌の上でワインを楽しみ、喉に落とす。
次は、とオススメのシュペトレーゼをもらって。好みの甘口でスルスル飲めてしまう。
さらに辛口のワインにも手を付けて、味の違いに尻尾は揺れる。
「合せる料理でも印象が変わって美味しい~」
ヴルストには辛口……赤も合うね~と右手にワイン、左手にヴルスト。
「お酒、奥深過ぎる~~~」
そう言って幸せ笑顔でラズロルはあっちの料理を食べ、こっちのワインを飲みとこの時間を満喫しまくり。
いいペースで飲んでほろよい狐の出来上がりだ。
「酒は……美味いな」
ひとくち。喉を落ちていく感覚にエトヴァはしみじみと零す。そして摘まみを口に放置込めば、ポテトの塩気がシンプルに最高だ。
譲二もテイスティング兼ねていくつか飲み比べを。羽目を外しすぎないように注意しつつどれも味わいが全部違うなぁと悩む。
悩みつつ、なんだかんだで未成年たちもいるので見守りモードの譲二。
そしてじっとり視線を感じていたエトヴァはふと思いつく。
「そうだ、未成年組はぶどうジュースをモクテルにしてみるかい?」
「モクテルも是非お願いします!」
「おおっ、モクテルだなんてさすがエトヴァ」
俺も飲むとマティアス。勲は了解とエトヴァが作る様を楽し気に見詰めていた
レモネードやジンジャーエールで割って、お洒落に飾ろうとエトヴァはぶどうジュースでモクテルを。
アルコールはまだだけれど、雰囲気だけでもというところだ。そして、フルーツの飾り切りを添える。
レイさんは星、勲さんは舵輪、アンネローゼさんは音符、マティアスさんはシルクハット、とエトヴァはそれぞれに。
「素敵な飾りも嬉しいです、船みたいですね」
雰囲気だけ大人気分。勲は笑顔でしゅわっとするモクテルを飲む。
「手品好きとしてシルクハットは光栄だね。これで俺達も大人の仲間入り!」
と、嬉しい笑みを浮かべるマティアス。
レイも、今はこれで我慢しますとちびちび。
アンネローゼも音符の飾りきりのモクテルを飲みながらヴルストにプレッツェル、燻製サーモンをパンに挟んだバーガーを口に運んでいく。
そのどれも美味しくて、アンネローゼのお腹は満たされていく。
最初の一杯を空にしたなら、次は――甘口の白とエトヴァは頼む。さて次は何を摘まみに、なんて思っているとこれ! とマティアスが差し出す。
「軽食ならヴルストとフライドポテトは外せない!」
その中にはカリーヴルストもあって、マティアスは興味津々。
「俺のいた時代には無かったカリーヴルストも邪道に思えるけど挑戦してみよう」
「ふふ、カリーヴルスト美味いよな。世紀の発明かもしれないな」
挑戦、とぱくりと食べるマティアス。口にしたなら、脳天から貫かれるような衝撃が走り抜ける。
知らない。この美味しさは、知らない初めての美味しさだ。
「!! この美味しさ……ノーベル賞候補になるべきでは?」
なんて口に運んでいるとすぐになくなってしまう。なくなってしまったなら。
「お代わり追加で!」
美味しそうに食べて、飲む姿を見て、勲はふと。
「ワインって発酵させたり色んなお料理に使われる事を考えると日本で言うお醤油のような存在なのでしょうか……?」
海外のとても古いお話にも出ますし、地域によっては生活に欠かせないのでしょうねと、楽し気な人々を眺める勲。
「成程、醤油か。ワインは料理に結構使うけど……調味料ではないかも?」
エトヴァは一緒に首をひねりつつ、笑ってワインを。
美味しいお酒、美味しいおつまみ、そして仲間たち――とてもいい時間だと笑み溢れる。
酒も入ってくると気分も良くなり浮かれてくる。
だからか、エレナは歌い始めた。勝利の凱歌を高歌放吟。曲が解らなくても、合わせて鼻歌でなどつられるように歌い始める者もいる。
酒を飲めば、気分が良くなり。歌って、笑って。
ディアボロスたちも自分たちと変わらないじゃないかと地元の者たちもわかり始める。
「伯林揚げパンってあります?」
デザートが、甘いものが食べたくて、と言えばこっちに沢山あるぞと、ひとびとが回してくれる。
中に入っているのはジャムなどだが、何が入っているかはわからないようだ。
その一つをとって食べれば、葡萄ジャム。
お腹も満たされてくれば――意識は他の事にも映る。
マティアスは、お酒も入って楽しそうな成人組を横目に、遊園地で遊んでくると立ち上がる。
「ふふん、遊具はお酒を飲まれた方には危ないですから僕達だけで楽しんで、後で自慢しちゃいましょう」
お供しますシュトローマーさん! と勲も立ちあがればうんうんとマティアスは頷く。
「ふふ、勲はノリがいいね」
「シャルダンさん、ディマンシュさんも是非ご一緒に」
「遊園地? いえ、もう良いレディなので……」
レイはチッチッチと指を振って余裕の、レディの笑み。けれど、周囲にはお酒を楽しむ大人ばかり。
「……いいや、やっぱり行きましょう」
何処から攻めますか! とレイの遊ぶ気スイッチはオン。
「ふう、流石に食べましたわね……」
そしてアンネローゼも立ち上がる。未成年組として、ドイツの風に当たりに行きましょうかと。
「皆も何に乗る? ジェットコースターに観覧車、お化け屋敷……どれも楽しそう」
「全部回り切れるかな……!」
ディアボロスであっても、13歳の少年の勲。遊園地と聞いてわくわくしないわけはなく、まずはどれからいきましょう! とそわそわ。
「気を付けてな」
と、譲二は遊園地に向かう皆へも気を配り、手を振って見送る。
まあ皆ディアボロスだから大丈夫だろうけど、子供等が子供らしく遊びに行くなら同伴した大人もそれらしく振舞わんとなと思いつつヴルストを口に。
子供組は遊園地の方へ。そちらへいくと、遊んでいる人々の楽し気な声が耳に届く。
「ドイツの工業力は世界一とか聞きますわね」
そうレイに話を振りつつ、どれから乗れば良いと思います? と悩む。
レイの足取りはわずかに、ゆっくりと。
ドイツの人達の期間、それはとても嬉しいけれど……とレイの心の中には不安があった。ちょっとだけ会うのが怖い。
この数年の間にボクはボクのままで居られたかな。
突然成長した娘と会って親はどんな顔をするのかな。
話したい事も説明したい事もいっぱい。
レイの胸中にはたくさんの想いが詰まっている。
ふと瞳を閉じて、そして――再び開いたなら。
人々の楽しそうな光景。ゆっくりゆっくり、空白の時間を取り戻そう。
今は、この取り戻した日常を。そして会えたら――
「って、ドイツ中部だから家族は含まれてないじゃないですか~~」
そう、いろんなことを考えていたけれど、まだなのだ。
はーーとレイは大きく吐息零す。もう少しお預けと言う事で、吹っ切れで。
そしてぱっと明るい笑み浮かべて、全部いきましょうと楽しむ気一杯の表情。
「しかし、わたくしも年少の方なのですね」
まだお酒は飲めないから、ということもあるのだけれど。
(「大人として振る舞えている方だとは思っているのですが……肉体年齢は仕方ないですわね」)
アンネローゼはそんな風に想いながら目一杯遊びを満喫する。
「次は回転ブランコ!」
それに賛成ですと勲は頷く。こうして遊べるのは、この地を奪還したからだとふと思って。
「今後も他の地域の奪還や帰還が順調に進むと良いですね」
そして今日のような楽しい思い出と笑顔が更に増えますようにと思いながら回転ブランコへ皆で。
最初はゆっくり。けれど段々スピードはあがっていく。
戦いでは何度も風を切って空を飛んでいるけど、アトラクションで秋風を全身に受けるのも気持ちがいいねとマティアスは笑っていた。
回転ブランコでぐるぐる――ふと、お酒を楽しく飲んでいる皆が何度も視界の中にはいってくる。
そして逆に、彼等もまた遊んでいる皆をみつけていた。
「ここから見えるかなー?」
未成年組を見つけて、ご機嫌にっこりでエトヴァは手を振っていた。譲二もどこにいる? と視線で追いかけて姿見つけると一緒に手をふった。
マティアスも勲も、レイもアンネローゼも手を振り返して。
手を振り返しながら、マティアスは思う。
また皆と穏やかな休日を過ごせるよう、明日からも頑張ろうっと――まだ帰還できていない場所は沢山あるのだから。
遊んで食べて、飲んで、英気を養っていく。
遊んでいる姿を目に、移動遊園地も楽しそうだねとラズロルもにこにこと、一緒に手を振っていた。
ふわふわのほわほわ。ニッコニコな笑い上戸のラズロルはもう立派なよっぱらいならぬ、よっぱ狐だ。
折角だ、たっぷり楽しんでこれるといいなと。いや、楽しんでるなと彼らの様子に譲二も楽しくなってくる。
心からの笑みとともに、皆で――今この時間を謳歌する。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】がLV2になった!
【未来予測】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【士気高揚】がLV3になった!
【建造物分解】LV1が発生!
【防空体制】LV1が発生!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!
ミレイ・ドリムータ
【やすらぎ】
ワインフェスティバル、すごく賑わってるね!
アタシはまだワイン飲めないけど、移動遊園地に出店もあるからそっちを楽しんじゃおう!
まずはやっぱり腹ごしらえかな?ぶどうジュースとフライドポテト、ソーセージは欠かせないよね。スイーツも色々あって悩んじゃう!
フードを色々買い込み、広場のテーブルについて皆とシェアしながら食べる。
このぶどうジュースサイコー!お土産に瓶で買って帰れないかな?
こっちの白いソーセージも美味しい!ハーブの香りが良いね。
デュークはそっちのソーセージが気に入ったのね。確かフランクフルターだっけ?
お腹を満たした後は移動遊園地へ!
何に乗ろうか?回転ブランコも楽しそうだし、ジェットコースターも良いなぁ。
ミシェルとリリコが回転木馬に乗ってるの、王子様とお姫様みたいですっごく絵になるね!
思う存分遊園地を楽しんだら最後はお土産だよね。
さっきのぶどうジュースは買って帰りたいし、ソーセージやチーズも欲しいなぁ。
後はやっぱりお菓子も買いたい!
ミシェル・ロメ
【やすらぎ】
僕はまだワインは飲めないけど、移動遊園地とか、なんて楽しそう!
ドイツといえばポテトとソーセージは外せませんね。
店主さんのオススメはカレー粉で味付けた「カリーヴルスト」だとか。
でも、ハーブを利かせた白ソーセージも捨てがたいなあ……よし、全部買っちゃおう。
テーブルについたらみんなでシェアしましょう。
ぶどうのフレッシュジュースを手に取れば、その瑞々しい色と香りに心躍ります。
ドイツは焼き菓子も美味しいものが揃っていますよね。
甘酸っぱいサクランボをトッピングしたチョコケーキに、雪玉のように粉砂糖をまぶしたシュネーバル。
リリコはリボン飾りのように捻じれた形のプレッツェルを不思議そうに眺めた後、ぱくり。
回転木馬や観覧車から流れる景色を眺めると、まるで夢の中にいる気分。
ジェットコースターは初めてだけど……、怖くない、怖くないぞ!(ちょっと震えてる)
ええ、おみやげ買って帰るの、賛成です!
●楽しいがいっぱい
楽しそうな雰囲気。
ミレイ・ドリムータ(新宿島で暮らすもの・g01550)はわぁと声あげてミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)へと笑み向ける。
「ワインフェスティバル、すごく賑わってるね!」
アタシはまだワイン飲めないけど、移動遊園地に出店もあるからそっちを楽しんじゃおう! とミシェルを誘うミレイ。
ミシェルも、僕はまだワインは飲めないけど、移動遊園地とか、なんて楽しそう! と頷いて返した。
「まずはやっぱり腹ごしらえかな?」
ミレイはいい匂いがするとそちらへ視線を。
「ぶどうジュースとフライドポテト、ソーセージは欠かせないよね」
「ドイツといえばポテトとソーセージは外せませんね」
と、声重なって笑いあう。さっそく、と二人はまずソーセージを。
「店主さんのオススメはカレー粉で味付けた『カリーヴルスト』だとか。でも、ハーブを利かせた白ソーセージも捨てがたいなあ……よし、全部買っちゃおう」
美味しそうだと思ったら決めるのはすぐ。ミシェルが全部お願いしている間にミレイはまた別のものに心惹かれていた。
「スイーツも色々あって悩んじゃう!」
色々かって、テーブルについたらシェアを。ミレイのスフィンクス、デュークとミシェルのオラトリオ、リリコも共に。
グラスを手にもって、ミシェルはぶどうジュースを見つめる。
その瑞々しい色と香りに心躍る。まずはひとくち、と口にする前に。
「このぶどうジュースサイコー! お土産に瓶で買って帰れないかな?」
先に飲んでいたミレイが感激の声。そんなに美味しいんだ、と高まる期待とともにミシェルもごくりと飲む。
芳醇な味と香りにミシェルも瞬く。
「こっちの白いソーセージも美味しい! ハーブの香りが良いね」
と、からわらみれば。
「デュークはそっちのソーセージが気に入ったのね。確かフランクフルターだっけ?」
はむはむしている姿に笑みが零れる。
そしてミシェルはお菓子をひとつ手に。
「ドイツは焼き菓子も美味しいものが揃っていますよね」
甘酸っぱいサクランボをトッピングしたチョコケーキに、雪玉のように粉砂糖をまぶしたシュネーバル。
どれも美味しそうですとミシェルは言う。
そしてリリコはと見ればリボン飾りのように捻じれた形のプレッツェルを不思議そうに眺めた後、ぱくりと口にしていた。
美味しいものをちょっとずつ、色々食べて。
お腹が満たされたら移動遊園地へ。
「何に乗ろうか? 回転ブランコも楽しそうだし、ジェットコースターも良いなぁ」
ミレイは、どれもこれも迷うと視線巡らせる。
そして最初は回転木馬。
ゆるりと流れている景色――まるで夢の中にいる気分とミシェルはリリコと一緒に。
その姿を隣の馬から見ていたミレイ。
「ミシェルとリリコが回転木馬に乗ってるの、王子様とお姫様みたいですっごく絵になるね!」
その言葉にミシェルとリリコは照れる。お次はジェットコースターだ。
その前に立ってミシェルはごくりと息をのむ。
「ジェットコースターは初めてだけど……、怖くない、怖くないぞ!」
ちょっと震えてしまうけれど、勇気を出して。
ミレイと一緒に乗れば、あっという間に終わって。
でも、楽しかったねと笑い合えた。
「思う存分遊園地を楽しんだら最後はお土産だよね」
さっきのぶどうジュースは買って帰りたいし、ソーセージやチーズも欲しいなぁとミレイは言う。
後はやっぱりお菓子も買いたい! と弾ける声で、美味しかったお店覚えてる? とミシェルに尋ねる。
「ええ、おみやげ買って帰るの、賛成です!」
お菓子も、ぶどうジュースも。他にも色々、欲しいだけ、買えるだけ。
まだまだ、楽しい時間はいっぱいある。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV3になった!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
水上・鏡夜
ハウエル殿(g11499)の事は教導者と呼ぶ
教導者とジェイ殿(g10376)と一緒に
仲良くしてくれてるのと、好きなものを知りたいから
今年の浴衣を着ていこう
……エスコートされるのは慣れてないから、少し、恥ずかしい、な
あ、ありがとう
虫除け?虫除けスプレーしたほうがいいの?
ワインは詳しくないから工房の人に教わったり、二人と同じ物を飲んだり、だね
それぞれでおすすめのおつまみが違うだろうから、おススメを貰いたいな
美味しいワインをよりおいしく楽しみたいし
ジェイ殿のオススメは甘いのなんだ
……あ、すごい甘い。これ、土産に1本お願いしたい
移動式遊園地もあるんだよね……
遊園地に行ったこと無いから、不思議な感じがする
楽しく遊べているのなら平和なんだろうな
……うん、いきたい、です
わ、メリーゴーランド、だっけ
乗るのも初めてだから、不思議だ
……写真?いいけど、なんでだろ?
ジェイ殿、無理しないほうがいいよ
お水もらってこようか?
ジェイ・スオウ
鏡夜(g09629)とハウエル(g11499)モ!!
浴衣もあるが今宵は素敵なレディとご一緒出来るとのコトなのデいつもの和装でキメッキメでイクゼ?
なぁ‥?ハウエル、お前も気張るヨナ?
愉しんでイコウゼ??
さぁ、レディ。お手をドウゾ。
鏡夜の歩幅に合わせてゆっくり歩いて行こうナ〜♪
茶には詳しいがワインはあんまり分からないナ。って全員そんな感じカナ。
‥じぁぁ端から端まで飲んでいって好きなワイン見つけよーゼ?
オレの唯一知ってる貴腐ワインも飲んでヨ💜ドウ?砂糖よりもあまぁいワイン💜クラクラするダロ??
わっはっはっ度数もソコソコあるんだヨナ、コレ。
というわけで甘口好きのオレにオススメアルカナ?
遊園地??聞いたことアル!見タイ!!
わ。わ。馬がまわってるの折角だから乗ろうヨ??レディは馬車のほうデ、ネ?ハウエルを、横に侍らセテ‥スマホで撮ル‥、ト。
ヨシヨシ♪いい土産が出来タナ〜!
(後でバラ撒コ☆)
あ、マッテ‥結構速い‥酒‥ウェッ
ハウエル・デイヴィス
・アドリブ歓迎
ジェイ(g10376)、鏡夜(g09629)と
まあ…友人といいますか ある種恩人ですよ
本人達には言いませんが
ジェイと共にレディをエスコートしましょう
…圧がある?気にしてはいけませんよ あはは。我々は虫除けですとも!
こうして最終人類史の現状を見るのは あまり慣れておらず。興味がありますね
ワインについてもあまり詳しくないのですよね なにぶん出身が出身です
酒といえばラムでしたし ワインといえばポートワイン、と
俺も『帰ってきたばかり』なので 向こうの常識に引っ張られています
…どうです?甘口のものが好きなのですが
お勧めがあれば、是非
…それで、お二人はこれからどうします?
好みの酒が見つかるまで歩いたって構いませんが…
…あちら、愉快な音がしていますけど 遊戯施設?子供向けの…へえ、興味があるなら行きますか?鏡夜。冗談ですが!
…え。行くんですか。まあ少しなら付き合いますよ
それで、俺を侍らす?誰に見せる写真なんでしょうねえ…
…まあ撮った当人は、しばらく応答できそうにないようですが。あはは!
●美味しいお酒と楽しい時間と、その後に
友人というよりも、ある種恩人とハウエル・デイヴィス(教導の略奪者・g11499)はふたりの事を思っていた。
それは本人たちには言わないことだけれど、こうして一緒にどこかへ行くのはやはり嬉しくある。
仲良くしてくれてるふたり。そんなふたりの好きなものを知りたいと水上・鏡夜(添星・g09629)も思う。
鏡夜は今年の浴衣を纏って。
浴衣もあるのだけれど、今宵は素敵なレディとご一緒出来るとのコトなのデいつもの和装でキメッキメでイクゼ? とジェイ・スオウ(お茶友・g10376)はばっちり。
そう言ってジェイは笑うと、鏡夜へとさっと手を差し出した。
「さぁ、レディ。お手をドウゾ」
なるほど、とハウエルは思って、ジェイと共に手を差し出す。
「……エスコートされるのは慣れてないから、少し、恥ずかしい、な」
差し出された手に鏡夜は小さく瞬いて。鏡夜ははにかんでその手をのせる。
「あ、ありがとう」
鏡夜の歩幅に合わせてゆっくり歩いて行こうナ~♪ とジェイの足取りはその言葉の通りゆっくり。
「なぁ……? ハウエル、お前も気張るヨナ? 愉しんでイコウゼ??」
「……圧がある? 気にしてはいけませんよ」
そんなこと言う二人に挟まれて鏡夜はちょっとばかり恥ずかしさもある。虫除けダカラ! と笑っているジェイに、鏡夜は首を傾げる。
「虫除け? 虫除けスプレーしたほうがいいの?」
「あはは。我々は虫除けですとも!」
それにハウエルは笑ってさぁ行きましょうと祭りの中心へ。
こうして最終人類史の現状を見るのは あまり慣れておらず、とハウエルは視線巡らせ、興味がありますねと瞳細めた。
「ワインについてもあまり詳しくないのですよね なにぶん出身が出身です」
酒といえばラムでしたし ワインといえばポートワイン、とハウエルは言う。
「俺も『帰ってきたばかり』なので 向こうの常識に引っ張られています」
「茶には詳しいがワインはあんまり分からないナ。って全員そんな感じカナ」
ジェイが言うと、うんと鏡夜も頷く。ワインは詳しくはない。だから工房の主人に声をかけて教わるのがよさそうと。
「……じぁぁ端から端まで飲んでいって好きなワイン見つけよーゼ?」
主人にオススメをいくつか出してもらって、どれがこの身かとテイスティング。
そしてこちらも美味しいとふたりから聞けば鏡夜もそれを。
「それぞれでおすすめのおつまみが違うだろうから、おススメを貰いたいな」
美味しいワインをよりおいしく楽しみたいしと鏡夜は思う。お酒にあわせたおつまみも、ここははずせないところ。
「……どうです? 甘口のものが好きなのですが」
そしてハウエルもいくつか口にするが、もう少し甘さがと唸って零す。お勧めがあれば、是非と言えば、ならこれとさっと一杯を差し出すジェイ。
「オレの唯一知ってる貴腐ワインも飲んでヨ💜 ドウ? 砂糖よりもあまぁいワイン💜 クラクラするダロ??」
「ジェイ殿のオススメは甘いのなんだ」
貰って飲んだワイン。口にすれば芳醇な香りと、そして甘さが舌の上に広がっていく。
「……あ、すごい甘い。これ、土産に1本お願いしたい」
鏡夜はせっかくのいい出会いなんだから、またゆっくり楽しみたいしとワインを一本。
「わっはっはっ度数もソコソコあるんだヨナ、コレ」
笑いながらジェイは、というわけでと主人へと尋ねる。
「甘口好きのオレにオススメアルカナ?」
ならこれだねと主人が並べていく。甘さが舌の上に残る重めのワインだと笑って。
ひとつめのワインスタンドで色々飲んで。気に入りも見つけたけれど、此処にはまだほかにもあるわけで。
「……それで、お二人はこれからどうします?」
好みの酒が見つかるまで歩いたって構いませんが……と紡いだハウエルは、楽し気な声が聞こえて視線向ける。
「……あちら、愉快な音がしていますけど 遊戯施設?」
「移動式遊園地もあるんだよね……」
と、賑やかな声に鏡夜も視線向ける。
移動式遊園地では大人も子供も楽しそうに笑って遊んでいるのだ。
「遊園地に行ったこと無いから、不思議な感じがする。楽しく遊べているのなら平和なんだろうな」
「子供向けの……へえ、興味があるなら行きますか?」
「遊園地?? 聞いたことアル! 見タイ!!」
と、お酒も入ってご機嫌のジェイはそちらにももちろん興味を。
鏡夜どうします? とハウエルは尋ねるけれど、行きたいと言うとは思えなくって、冗談ですが! と笑ったのだけれど。
「……うん、いきたい、です」
「……え。行くんですか。まあ少しなら付き合いますよ」
鏡夜は正直に答えて。その答えにハウエルは瞬いて返す。意外とちょっとだけ思ったのだ。
そして皆で遊園地の方へ。
きらきら輝く乗り物たち。どれも人々が笑顔で楽しんでいるのがわかる。
「わ。わ。馬がまわってるの折角だから乗ろうヨ??」
「わ、メリーゴーランド、だっけ」
きらきら輝く回転木馬。
「レディは馬車のほうデ、ネ? ハウエルを、横に侍らセテ……」
「乗るのも初めてだから、不思議だ」
でも乗ってみたら、これがちょっとどきどきする。
「……写真? いいけど、なんでだろ?」
「スマホで撮ル……、ト」
かしゃりとジェイは一枚。それをとってご満悦の笑みを浮かべる。
「ヨシヨシ♪ いい土産が出来タナ~!」
「それで、俺を侍らす? 誰に見せる写真なんでしょうねえ……」
と、胡乱気な視線をハウエルはジェイへ。
後でバラ撒コ☆ とジェイはご機嫌。そして、動き始める――馬に乗っているジェイは、上へ下への動きと、回る流れが。
「……まあ撮った当人は、しばらく応答できそうにないようですが。あはは!」
「あ、マッテ……結構速い……酒……ウェッ」
酔いを加速させていく。度数高めのワインを飲んだのだからこれは起こるべくして起こる事だったのかもしれない。
「ジェイ殿、無理しないほうがいいよ」
お水もらってこようか? と鏡夜が尋ねるとこくこくと頷く。飲み過ぎには注意――そんな教訓を得て。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【アイテムポケット】がLV4になった!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
瀬良・要
◆暁降
衣装は普段着
紗那の浴衣マジかっこいいよなァ。似合ってる
へぇ……移動遊園地なんてガキの頃行ったから懐かしい気分だなァ
……寄ってく? じゃあ、観覧車にでも乗って天辺でさァ。ダメ?
いやァそりゃワインフェスなんだし、やっぱワインだろー!
あ、でも先に試飲がてらビール飲んで良いの買って帰ろうか。晩酌用に
ビ、ビールはそこまで度数高くねェし? ワインの前にちょっとくらい、な?
さァてお待ちかねのワイン飲み放題!! あ、いやちゃんと金も払うぜ?
つまみはやっぱチーズだよなァ……おっと、ドイツならソーセージも欠かせねェか!
とりあえずあれだ、全工房のワイン一杯ずつ貰おうぜっ♪
ってひぇ!?(不意打ちで顎クイされて不覚にも赤面)
おっ、飲み比べやってんの!? やるやる俺も参加すんぜー!!
(酒好きですが弱い体質の為、早々に負けます)
結局潰れて紗那に介抱されつつ、ドイツと言えば?
俺ビールとかソーセージくらいしか……
観光名所ならベルリンの壁とかノイシュヴァンシュタイン城とかか
行きたいなら、とりあえず酔い、さめてから……
シャナオウ・ナラシャ
◆暁降
衣装は今年の浴衣
和洋折衷に奇抜&セクシーで仕上げてみたぜ、どうよ?
楽しげな音楽や人々の嬉しそうな声に耳を傾けて
緩やかに稼働してる移動遊園地を横目に
なぁ要、俺等も少し寄っていかね?
俺は初めてだな
観覧車か、いい眺めが出来そうだ
ん?天辺で何かあるのか?(要のほうに振り返って
ビールテントとワイン工房を指して(どっちに行く?
あーでもビールも飲みたいからな(購入が可能なら入手
しかし、ドイツといったら……なんだ?(と要に聞いて
去年のワインを飲み尽くす祭りか(取り合えず回れる工房は回って一杯程貰う予定
要、あんま飲み過ぎんなよ?(お前は弱いんだからなー?と茶化しつつ
まあ、万が一飲み過ぎても介抱はしてやるから安心しろ(と要の顎をクイっと
んーどうしたよ?顔が赤いぞ?(ニヤニヤしながら
騒がしいなぁ?(飲み比べに誘われるも、酒は強いが俺は断るぞ。なんせ相方が混ざるき満々なので…
ほら、言わんこっちゃないな
そうだな、行こうぜ
の前に…お前は酔いを醒まそうか?(にっこり笑みで俺特製の酔い覚ましだ!粉末で飲みやすい
●またきっと、何処へでも
傍らのシャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)の姿を瀬良・要(死は我が踊り手・g00797)はまじまじと見詰め。ほうとため息のように零す。
「紗那の浴衣マジかっこいいよなァ。似合ってる」
シャナオウは、和洋折衷に奇抜さと、セクシーさを合わせた浴衣を。どうよ? と向けた笑みに返った言葉に満足げに笑む。
金と赤と白を纏って。けれど今日の視線はシャナオウの方が高い。それは高下駄を吐いているから。
そして足取りは軽く、ひとびとの賑わいの中へと二人も溶け込む。
「なぁ要、俺等も少し寄っていかね?」
流れる音楽は軽やかで、人々の嬉しそうな声に耳を傾けながらシャナオウは要へと言う。
「へぇ……移動遊園地なんてガキの頃行ったから懐かしい気分だなァ」
俺は初めてだな、とシャナオウは言う。
「……寄ってく? じゃあ、観覧車にでも乗って天辺でさァ。ダメ?」
「観覧車か、いい眺めが出来そうだ。ん? 天辺で何かあるのか?」
あれに乗ろうと示した先。ゆっくりと回っていくそれをシャナオウも見上げ。そして天辺? と首傾げつつ要を振り返った。
ワインフェスに行く前に、観覧車へ。キラキラ輝く景色を二人で見下ろして、その中であったことは二人だけの秘密だ。
観覧車から降りたなら、乗る前よりも距離は近くて。
そしてシャナオウは指をさす。それはビールテントと、ワイン工房だ。
どっちに行く? と問い掛けに要はすぐ、その腕動かしていきたい方を示した。
「いやァそりゃワインフェスなんだし、やっぱワインだろー!」
「あーでもビールも飲みたいからな」
そう言った後で、あ、でもと要は思いつく。
「先に試飲がてらビール飲んで良いの買って帰ろうか。晩酌用に」
「しかし、ドイツといったら……なんだ?」
シャナオウは考えていたけれど要がそわそわと。
「ビ、ビールはそこまで度数高くねェし? ワインの前にちょっとくらい、な?」
それにこれは去年のワインを飲み尽くす祭り。回れる工房は回って一杯程はなとシャナオウはひとまず一杯。
そして要はといえば。
「さァてお待ちかねのワイン飲み放題!! あ、いやちゃんと金も払うぜ?」
つまみはやっぱチーズだよなァ……おっと、ドイツならソーセージも欠かせねェか! と楽しそうな声あげて、あっちへこっちへ。
「とりあえずあれだ、全工房のワイン一杯ずつ貰おうぜっ♪」
シャナオウはそんな様子を目に、茶化すように笑う。
「要、あんま飲み過ぎんなよ?」
お前は弱いんだからなー? と言っているのは聞こえているのかどうか。
だからシャナオウは、要の顎を人差し指でつかまえて。
「まあ、万が一飲み過ぎても介抱はしてやるから安心しろ」
クイっと自分の方へと向けた。
「ってひぇ!?」
「んーどうしたよ? 顔が赤いぞ?」
不意打ちのそれに深くにも赤面して。そして赤く染まったその顔にシャナオウはニヤニヤしながらその指先を離していく。
「騒がしいなぁ?」
と、シャナオウは賑わいに気付いた。そして色々ワインを楽しんでいれば、 地元の人たちの飲み比べに出会って。
まざるかい? と言われたなら要はめいっぱいの笑顔。
「おっ、飲み比べやってんの!? やるやる俺も参加すんぜー!!」
あんたは? と尋ねられたシャナオウは、俺はいいと首を振る。
「なんせ相方が混ざるき満々なので……」
酒は強いけれど、この後どうなるかの予想なんて簡単で。
あっという間に、楽し気に混ざっていった要はぺしょりと酔いつぶれてしまう。
「ほら、言わんこっちゃないな」
まぁ、こうなるよなとシャナオウは笑って要を回収し介抱する。
酒を飲んで、楽しいドイツでの思い出をまたひとつ。そしてふと、要はドイツと言えばと零して。
「俺ビールとかソーセージくらいしか……」
ワインを楽しんで飲んでいて。ふと他の事でも楽しめるのではと思ったのだ。
観光名所ならベルリンの壁とかノイシュヴァンシュタイン城とかかと零しながら要はシャナオウを見る。
「行きたいなら、とりあえず酔い、さめてから……」
そうだな、行こうぜとシャナオウは笑って。
「の前に……お前は酔いを醒まそうか?」
そう言って、にっこり笑み俺特製の酔い覚ましだ! と粉末のそれを口へと放り込んだ。
酔いが覚めたら改めて、相談しようぜと。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
ルーシド・アスィーム
【まのもの】
いつメンの皆様と楽しいお酒を飲みに……ってペースガチ早っ!僕、駄目な大人部類なのに初速で酒飲み2人に引き離されてるね??
にっこり笑いにひきつり。確かに見捨てないけどもさー!
玄辰くんは初めて酒宴を一緒に過ごせますね、嬉しいな
僕からは白ワインをプレゼンしちゃお!品種にすっきりした後味とブドウの芳醇な甘味のが多くて飲みやすいですよ~
クーガくんもあまり嗜まれない方でしたっけ
飲める人がいて、気兼ねない方が好みを見つけやすいっすからね
きつかったら僕らが代わりに飲みますから遠慮なくグラスを詰みましょ!
お酒は好きですけど今日は程々
肴も楽しみましょう、肉厚のソーセージうまー!
……ゼキさんも娘ちゃん(アリアさん)も大分出来上がってるなー。キノセイカナー(飲み比べと千鳥足に額を抑える)
宴もたけなわにもなれば、2人に加えてクーガくんまで!?はいはい帰りますよ姫様方~!
『アイテムポケット』から園児ちゃん達がお散歩で良く乗っているおっきな押し車を出して乗せて出発!
他の選択肢?(安全性を考えたら)ないです
アリア・パーハーツ
【まのもの】
さあ吞むぞ、野郎ども!
グラス一杯から飲めるのは良心的
げんしんさんに丁度いいね
お酒デビューだ!
それは甘め
これはフルーティ、葡萄の香りがすごい
こっちはすんげえ爽やかでキリッとしてる
辛口ですっきりしてるのはどう?
お酒感が苦手ならこの葡萄ジュースは割とワインぽい
結局好みなのだぜ
片っ端から飲めば、どれが自分にとって美味しいかわかる(こくん)
それに今日は保護者いるから(パパンを見てにっこり)
宣言通り全てのお店を制覇する勢いで横移動
お、飲み勝負やってる!ボク様もやるー!
ドイツといえばソーセージ?
ビールは王道の組み合わせだよねぇ
ゼキさんボク様にもビールちょーだーい(奪って飲み干す)
調子よく楽しく自由に飲み歩き、最終的に足取りはふらふら
確実に酔っている
楽しく酔っている
泥酔ともいう
理性はあるので変な発言はしないしヒールで転ぶ気配はないが、見てるほうが心配になるレベル
……お腹たぽたぽだ
…うーん(ねむい)
狼変身して運んでもらおう、よろしく(クーガ君の背中で電池切れ)
…やだぁまだのむぅ…(寝言)
クーガ・ゾハル
【まのもの】
てっぺんのクセ毛をピンと立てて、目印ヨシ
へへへ、のんでヨシたべてヨシ、秋の祭りはフトッパラだな
まずは、うまいツマミたち
チーズがけソーセージ、生ハム、ほくほくジャガイモ
うまい、あつい、塩がきいてる
このカリカリ、ゼキのフルサトの味なのか
きもちいいくらい酒豪たちの前に
次々ならぶカラ杯に、尊敬のまなざし
すごく、うまそうに見えてくる
酒、こっちではじめて知ったから
まだまだのみなれなくて、すぐヘロヘロになるんだよな
アリアやゼキみたいに、ガンガンいけたらいいよなイヌイ
ん、チーズと肉って、すごく合うんだぞ
ワインみならい、しゅわっとブドウ
おれも、のんでみよう
ブドウの甘さと、かすかにのぞくほろ苦さ
んん、うまいな
もしかして、このぶんならいけるんじゃないか
そっと隣のきれいな桜色の瓶に手を伸ばしてみる
ゼキ、アリア、がんばれ
キズはあさいぞ
赤いオオカミを背負いつつ
なんか、おれも、ちょっとふらふら……
ロゼってうまいんだな
るーしどー、だめかもー
これ、あれだ
どな、どな……
へへへ、まつりって、いいな、しゅっぱ~つ
ゼキ・レヴニ
【まのもの】
よっしゃ呑むぜえ!
呑む前から既に上機嫌なのんべえ
ドイツにこんな活気が戻るとはなァ…うぉっと
千鳥足の酔っ払いをひょいと避け
はぐれたら何気に一番でけえクーガ目印にしとこ
色々種類あって迷っちまうな
おりゃ普段はビール派でワインはあんまり飲まんのよ
アリアは詳しいよな、お勧め教えてくれよ…って片っ端!?
ははは!いいねえ、乾杯!
飲み比べを挑んでくる人々には陽気に応え
軽く打ち負かしては次の一杯を
いい気分で段々声もでかくなる
見てるかァ玄辰、これがオトナの飲み方ってヤツだ!
見境なくビールも飲んで、テーブルにはつまみも沢山
そうそう、プレッツェルつまみに飲むのも旨えんだよなァ
懐かしさも味わって舌鼓
アレッここにあったおれのビールは!?
いやァ、結構飲んじまったな
んじゃ二周目、行くかァ!
立ち上がった瞬間足元ふらり
おっとっと…助けてぇルーシドパパン
裏声でアリアのモノマネ
おいおい随分とカワイイ馬車だこって…
大した抵抗もなく押し車で出荷される酔っ払い
ヘロヘロの拳を持ち上げて
出発ゥ進行〜ッ
乾・玄辰
【まのもの】
今日は初の酒宴、気立て良い年長諸氏から酒の嗜み方を学ぼう。
アリアさんからは流石に飲み慣れた上戸の風格を感じるね。
一つ教えを請いたいが……成る程。少量で飲み比べれば好みの風味も見出せると。
この果実味溢れる味が好みかな。葡萄ジュースも口直しにぴったりだ。
やあ、ルーシドさん。お陰様で漸く酒宴の仲間入りが果たせたよ。
貴方のお薦めの一杯?これは有難い。
確かに白ワインも良いね。喉越し爽やかで甘味が強めなのも嬉しい。
ところで酒豪のゼキさんは――飲み比べで何人抜きを達成したって?
嗚呼……無数の酔漢たちが周囲で酔い潰れている。
この街に豪放磊落なディアボロスの武勇伝を残しかねない勢いだね。
おっと。そろそろ腹に何か入れないと酒精の周りが早そうだ。
クーガさん、塩気の効いた摘みは何か――
御店主。チーズと塩胡椒たっぷりのソーセージとフライドポテトを大盛で至急!!
む。流石に思考が曖昧だな……これが酩酊か。
杖を掲げて【活性治癒】のまじないを周囲の泥酔者達に一振り。
何しろ酔っ払いの魔法だ、効果は保証しないよ。
●みんなおとな、おさけおいしい
いつものメンバーでの楽しいお酒の時間――たくさんの、ワイン。
「さあ吞むぞ、野郎ども!」
「よっしゃ呑むぜえ!」
アリア・パーハーツ(狂騒・g00278)はグラスを掲げて幸せの笑み。
その声に重なるゼキ・レヴニ(Debaser・g04279)の声。呑む前から既に上機嫌なのんべえは足取り軽く。
「ドイツにこんな活気が戻るとはなァ……うぉっと」
千鳥足の酔っ払いをひょいと避けてゼキは笑って。
「はぐれたら何気に一番でけえクーガ目印にしとこ」
まかせろと、てっぺんのクセ毛をピンと立てて、目印ヨシとクーガ・ゾハル(墓守・g05079)は準備ばっちり。
「へへへ、のんでヨシたべてヨシ、秋の祭りはフトッパラだな」
わーいとのんべえたちはご機嫌で。
アリアは色々ある~と笑って、 グラス一杯から飲めるのは良心的と乾・玄辰(最後の魔法使い・g01261)へと視線向けて。
今日は初の酒宴、気立て良い年長諸氏から酒の嗜み方を学ぼうと玄辰もまた楽しみ。
「げんしんさんに丁度いいね。お酒デビューだ!」
「アリアさんからは流石に飲み慣れた上戸の風格を感じるね」
一つ教えを請いたいが……と、玄辰が紡ぐと任せて! とアリアは言う。
「それは甘め。これはフルーティ、葡萄の香りがすごい」
どれもおいしい。でも好みはあるからとアリアは味の所感を述べていく。
「こっちはすんげえ爽やかでキリッとしてる。辛口ですっきりしてるのはどう?」
お酒感が苦手ならこの葡萄ジュースは割とワインぽい、とアリアは初めてのお酒の手引きを。
「成る程。少量で飲み比べれば好みの風味も見出せると」
ちょびちょびっと玄辰も飲み比べてみる。
「この果実味溢れる味が好みかな。葡萄ジュースも口直しにぴったりだ」
どれも美味しいと玄辰も笑顔だ。
「玄辰くんは初めて酒宴を一緒に過ごせますね、嬉しいな」
「やあ、ルーシドさん。お陰様で漸く酒宴の仲間入りが果たせたよ」
僕からは白ワインをプレゼンしちゃお! とルーシド・アスィーム(轍つ祈星・g01854)はもらってきたと差し出す。
「貴方のお薦めの一杯? これは有難い」
「すっきりした後味とブドウの芳醇な甘味のが多くて飲みやすいですよ~」
「確かに白ワインも良いね。喉越し爽やかで甘味が強めなのも嬉しい」
美味しいと玄辰は改めて、教えてくれてありがとうとルーシドに礼を。
その横でのんびりと、まずは、うまいツマミたちと口に運んではクーガは瞳きらきら。
チーズがけソーセージ、生ハム、ほくほくジャガイモ――おいしい。
「うまい、あつい、塩がきいてる」
止まらないとクーガはもう一口。
「……ってペースガチ早っ! 僕、駄目な大人部類なのに初速で酒飲み2人に引き離されてるね??」
ルーシドは、もう空っぽになっているワインボトルがある? と空瓶をつつく。
それを空けているのは、アリアとゼキだ。
空になっていくその様をみて、きもちいいくらい酒豪だとクーガは思う。
次々並んでいくからっぽのグラスに尊敬のまなざしを向けるクーガ。
「すごく、うまそうに見えてくる」
そんなに美味しいのか……とごくり。
お酒は、こっちで初めて知ったもの。まだまだのみなれなくて、すぐヘロヘロになるんだよなと――わかっている。
いつかそのうち、あんな風にたくさん飲めるようになるかもしれない。
「アリアやゼキみたいに、ガンガンいけたらいいよなイヌイ」
そう、アリアとゼキはまだまだ飲んでいるのだ。
「色々種類あって迷っちまうなおりゃ普段はビール派でワインはあんまり飲まんのよ」
だから、とゼキはアリアに頼む。
「アリアは詳しいよな、お勧め教えてくれよ」
「結局好みなのだぜ。片っ端から飲めば、どれが自分にとって美味しいかわかる」
「……って片っ端!?」
そう、と頷きながらとアリアはまたグラスを空けて。それに、とルーシドを見る。
「それに今日は保護者いるから」
どれだけ飲んでも大丈夫――そんな信頼をもってにっこりとアリアは笑む。
そのにっこり笑いにルーシドはひきつりつつ。
「ははは! いいねえ、乾杯!」
もうひとろ、酔っぱらいがふえそうな気配を感じつつ。
「確かに見捨てないけどもさー!」
ルーシドもぐいっと。
これで安心――なんて思った所でアリアはすべてのお店を制覇する勢いで横移動。
「お、飲み勝負やってる! ボク様もやるー!」
と、楽しそうな声にアリアは飛び込んでいく。
そしてゼキも飲み比べを挑まれたなら陽気に応えてグラスを空けていく。
軽く打ち負かしては次の一杯を。
「見てるかァ玄辰、これがオトナの飲み方ってヤツだ!」
また勝った! とゼキの周りには次は俺だと挑戦者も並ぶ。皆一手に勝負を受けるぜ! と楽しい酔っ払いの一団は盛り上がる。
いい気分で段々声も大きくなっていくのだ。
「ところで酒豪のゼキさんは――飲み比べで何人抜きを達成したって?」
たくさん! とゼキは笑って。そしてその傍には酔いつぶれたひとびとが。回収されていく人々もいるようだ。
「嗚呼……無数の酔漢たちが周囲で酔い潰れている」
この街に豪放磊落なディアボロスの武勇伝を残しかねない勢いだね、と玄辰はその飲みっぷりに感心する。
と、視界がわずかにふらりとして。
「おっと。そろそろ腹に何か入れないと酒精の周りが早そうだ」
「クーガさん、塩気の効いた摘みは何か――」
「ん、チーズと肉って、すごく合うんだぞ」
しゅばっとクーガは今食べている物を示す。それを見て、玄辰はこくと頷く。
「御店主。チーズと塩胡椒たっぷりのソーセージとフライドポテトを大盛で至急!!」
それと合わせてもう一杯。
そしてクーガも、ひとつ手に取る。
ワインみならい、しゅわっとブドウ――おれも、のんでみようと口へ。
ブドウの甘さと、かすかにのぞくほろ苦さ。とても飲みやすい。
「んん、うまいな」
「クーガくんもあまり嗜まれない方でしたっけ」
飲める人がいて、気兼ねない方が好みを見つけやすいっすからね、とルーシドは言う。
「きつかったら僕らが代わりに飲みますから遠慮なくグラスを詰みましょ!」
これはいけそう、とクーガはまたひとくち。うん、だいじょうぶ。
そしてルーシドも確かに大丈夫そうと見守りつつ、お世話が必要な気配にちょっと離れる。
もしかして、このぶんならいけるんじゃないか――あんな風に、酒をのみのみしている皆をみつつ、そっと隣のきれいな、桜色の瓶にクーガは手を伸ばした。
そう、それを見ているものは――いない。
ルーシドはもちろん、お酒は好きだけれど今日は程々。
酒の肴も楽しみで――ドイツと言えばのものにフォークを刺す。
「肉厚のソーセージうまー!」
じゅわっと肉汁が溢れてくる。これは、とルーシドはもう一口。そしてワインを飲めば倖せの心地だ。
その声にアリアはぱっと見て。
「ドイツといえばソーセージ? ビールは王道の組み合わせだよねぇ」
ゼキさんボク様にもビールちょーだーいとしゅばっと奪ってアリアはビールを飲み干した。
ワインもビールも飲んでいたゼキは、これだとひとつを手に。
「そうそう、プレッツェルつまみに飲むのも旨えんだよなァ」
「このカリカリ、ゼキのフルサトの味なのか」
そう! と、懐かしさも味わって舌鼓。そしてこの後ぐいっと――と、グラスを置いた場所に手を伸ばすが、すかっと宙をかく。
「アレッここにあったおれのビールは!?」
ここ! とけらりとアリアは笑ってからっぽのグラスを見せた。
飲み比べをして、そして千鳥足。しっかり出来上がって、楽しそうな――そんなに飲まなくてよかったと視線巡らせれば。 にこにこ笑顔で、ふらふらとした足取り。
アリアは調子よく楽しく自由に飲み歩き、ご機嫌で戻ってくる。
確実に、間違いなく寄っている。それは楽しくいい気分。
まぁつまり、泥酔なのだ。アリアはそれでも理性はあるので変なことは言わない。ヒールをはいていても転ぶ事気配はないのだが、見ていれば心配になるのは間違いない。
そしてもう一人。沢山飲んでいたゼキも。
「いやァ、結構飲んじまったな」
んじゃ二周目、行くかァ! とゼキは立ち上がって――足元はふらり。
「おっとっと……助けてぇルーシドパパン」
裏声でアリアのモノマネをして笑うゼキ。
これはもう、間違いなくとルーシドは額押さえて。
「……ゼキさんも娘ちゃんも大分出来上がってるなー。キノセイカナー」
これは、と唸るルーシド。そして玄辰もふらりとするけれどまだ大丈夫そうだ。
「む。流石に思考が曖昧だな……これが酩酊か」
玄辰は杖を掲げて活性治癒のまじないを周囲の泥酔者たちにもひとふり。
でもそれが効いているのか、玄辰にも曖昧だ。
「何しろ酔っ払いの魔法だ、効果は保証しないよ」
なんて、笑ってみせる玄辰も立派なよっぱらい。
「……お腹たぽたぽだ」
ぽて、と自分のお腹を叩いてふわぁと欠伸一つ。
「……うーん」
くしくしと目元こすって、ねむいとアリアはむにゃむにゃ
その前にクーガの背中があって。
「狼変身して運んでもらおう、よろしく」
その背中にぽてっとのしかかりアリアは電池切れ。
「……やだぁまだのむぅ……」
「ゼキ、アリア、がんばれ。キズはあさいぞ」
ぐっと拳にぎって応援するクーガ。でもクーガの頬も、赤く染まっていて。ルーシドは、ん? となる。
赤い狼を背中に背負って、あれれとクーガは首捻る。
「なんか、おれも、ちょっとふらふら……ロゼってうまいんだな」
視界がふわふわ揺れている気がして――無理せず、クーガは助けを求める。
「るーしどー、だめかもー」
「クーガくんまで!? はいはい帰りますよ姫様方~!」
これは、あれが必要……! とルーシドはアイテムポケットから大きな押し車を出す。
園児ちゃん達がお散歩で良く乗っているあれです、と言いながら酔っ払いズをそこへ。
「おいおい随分とカワイイ馬車だこって……」
抵抗することなくゼキもそこへぎゅっと詰め込まれる。
「これ、あれだ」
どな、どな……と言いながら詰め込まれ、運ばれていくクーガ。
「他の選択肢? ないです」
酔いも一気に覚める心地。安全性を考えたら、これが一番ときりっとした表情でルーシドは言う。
「へへへ、まつりって、いいな、しゅっぱ~つ」
「出発ゥ進行~ッ」
ゼキはヘロヘロの拳を持ち上げてへらりと笑う。
動き出した押し車。酔っ払いたちには、なんでも楽しいのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV5になった!
【狼変身】がLV2になった!
【口福の伝道者】がLV4になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
【凌駕率アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
【ドレイン】がLV2になった!
久条・統弥
【まほろば】
賑わいすごいお酒のお祭りだな
いろんな種類のワインがあるが…酒に飲まれるなよ?
正直お酒には詳しくないんだが、料理とかでも使うからね
肉になら赤ワインがいいだろうが、結構味の好みが分かれそうだが大丈夫か?
おぉ…店員さん結構豊富にありますね…今年も豊作を願ってますよ
せっかくだし店員さんの一押しをもらおうかな
このカクテルは焔っぽい…なんだかぱちぱちな炭酸感がとくに
ワインは舌で転がして味わって飲むんだっけな
こういう時は肉を食べようステーキでもなんでも
ゆっくり食べて飲んで味わっては隣でモリモリ食べている姿を微笑ましそうに眺め
飲み比べに誘われれば乗り気で飲み始め、他のお客さんにも話しかけて輪を広げていこうとする
お酒にはそこそこ強いのでつぶれることはない!
フェスの人に。これからもこの美味しいワインや食べ物を広めて、また一緒に飲もうと約束して焔と一緒に帰っていく
大鉄・焔
すみません可能ならお願いします!
【まほろば】
酒だー!
飲むの初めてなんだよなぁ
飲みやすさとか酒の話聞いたら
子どもはダメとかいわれてみたり
ガキじゃねぇし!こちとら二年前から大人でぃ(22歳)とガウガウする
久条サンのオススメある?
そん中に炎のように赤いワインがあれば気に入りそうだ
店員さんに二人のイメージカクテルとか作って貰ったりしてぇかも
久条サンのカクテル、ここマダラ要素っぽい!
飲めば美味しいが喉と胃が熱くなりそうかな?
おこちゃま胃袋なんで飯くいてぇ飯
ポテトもソーセージもかぶりつき
フラムクーヘンをピザあるじゃんてモリモリ食べて
直訳すれば「炎のお菓子」というらしくほえーと感心
ステーキも美味そう
飲み比べを持ちかけられればノっちゃう日本男児
久条サンと2:2で飲み比べちまうか
俺は酒お初なんで強いんだか弱いんだか(ダイス判定でおまかせ
終始強気で陽気に飲みかわす
久条サン全然酔ってなくね?
フェスの葡萄酒サイコウ~!皆さんが主役!これからも応援するぜぇ!
土産の葡萄ジュース買って久条サンと肩組んで帰りてぇな
●ひとびととともに
「賑わいすごいお酒のお祭りだな」
ひとびとの賑やかな声。久条・統弥(夢見れぬ者・g00399)は思っていたよりも盛況な状況に瞬く。
「酒だー!」
そしてこの雰囲気に大鉄・焔(灰塵・g00462)も心躍らせる。でもひとつ心配事。
「飲むの初めてなんだよなぁ」
「いろんな種類のワインがあるが……酒に飲まれるなよ?」
統弥の言葉に焔は大丈夫だ、なんて返すけれど不安がないと言えば嘘になる。
まずは、このワインを作った人たちに話を聞きに。
というのも、正直酒には詳しくない。けれど料理とかでは使うもの。統弥は色々あるなと話を聞きながら思う。
「肉になら赤ワインがいいだろうが、結構味の好みが分かれそうだが大丈夫か?」
焔に尋ねれば、飲みやすさや話を聞いていて。
「でも子供は飲めないからな、こっちの葡萄ジュースにしときな」
「ガキじゃねぇし! こちとら二年前から大人でぃ」
店員の言葉にガウガウと咆えている最中。ぱっと見、焔は幼く見えるからだろう。
そのやりとりに統弥は笑ってフォローを。
「おぉ……店員さん結構豊富にありますね……今年も豊作を願ってますよ」
ありがとうと定員は嬉しそうに返す。ここに戻って、ふたたび今までと同じことができる喜びを感じているのだろう。
その笑顔を見て、統弥はせっかくだし店員さんの一押しをもらおうかな、と告げる。
店員がおすすめを並べて。その中でもこれかなぁと濃い赤のワインをすっと前に。
そしてワインもいいけれどカクテルもいいよとオススメの一杯を。
赤いワインと、シャンパンを掛け合わせて。それを貰って飲むと、美味しいと統弥は零す。
「久条サンのオススメある? そん中に炎のように赤いワインがあれば気に入りそうだ」
「このカクテルは焔っぽい……なんだかぱちぱちな炭酸感がとくに」
店員が作ったカクテルは確かにワインも感じるバランス。
焔はその一杯を見て、店員をぱっとみると。
「二人のイメージカクテルとか作って貰ったりしてぇかも」
できる? と問えばお安い御用と。
そして、これが彼に出したものと焔の前にも同じ物が。
偶然かもしれないけれど、確かにこの色は君の色みたいだねと店員は笑う。
焔も飲んでみれば、しゅわりと弾ける感じに瞬く。どうかな? という視線を送る統弥に、焔は確かにと笑って返した。
そう話している、もう一杯がやってくる。
「久条サンのカクテル、ここマダラ要素っぽい!」
ワインより濃い色が底にたまっている。それはカシスリキュールとワインを合わせており、毛並みの色のように見える。そしてその上に、ヨーグルトリキュール。
そちらのカクテルは甘く喉を落ちていくような味わいだ。
そのカクテルを飲みつつ、焔はむぅと零す。
「飲めば美味しいが喉と胃が熱くなりそうかな?」
おこちゃま胃袋なんで飯くいてぇ飯、と焔は言う。統弥は確かに、ワインだけ飲み続けるのもと頷く。
「ワインは舌で転がして味わって飲むんだっけな。こういう時は肉を食べようステーキでもなんでも」
そこでふたりはワインに合わせて色々もらう。
統弥がゆっくり食べて飲んで、味わって――視線を傍らに向ける。
ポテトもソーセージも美味しそうにかぶりつく焔。美味しいと頬は緩むその姿を微笑まし気に統弥は眺める。
「ピザあるじゃん」
と、手に取ったそれはフラムクーヘンだった。近くの人がそれはフラムクーヘンと教えてくれた。
直訳すれば『炎のお菓子』というらしく。それを聞いて、ほえーと感心する焔。
けれどすぐ、その傍のステーキが目に入って。
「ステーキも美味そう」
そう思えば手を伸ばし、焔はぱくりと食べる。
ゆるりと過ごしながらもしっかり飲んでいる統弥の肩がぽんと叩かれる。
「よく飲んでいるな! なぁ、飲み比べをしないか?」
「飲み比べ? やるやる!」
と、それに乗ったのは焔で。2:2でと持ち掛ける。統弥も負ける気はないと笑って。
そしてどんどんワインのボトルが空いていく。
焔はまだ飲めそうだけれど、酔いは回ってきている。すでに相手の一人は潰れて、迎えが着て連れて帰られたところだ。
よし、もうすぐ勝てそう! と強気にもう一口。そして久条サン、まだ飲めそう? なんて聞こうとしたのだけれどその表情を見て心配の必要はないかと思う。
「久条サン全然酔ってなくね?」
「え? 酔ってるけど、まだ飲めるかな」
変わらぬ顔で飲んでいる様子に、焔は笑って杯を掲げる。
「フェスの葡萄酒サイコウ~! 皆さんが主役! これからも応援するぜぇ!」
そう言って焔が杯を掲げれば、周囲にいた者達も杯を掲げてありがとうと、そして乾杯と声がかかる。
統弥も、それに続いて――そしてひとびとへ。
「これからもこの美味しいワインや食べ物を広めて、また一緒に飲もう」
もちろん、歓んで! ひとびとは口々に紡ぐ。
焔と統弥もそれからも飲んで食べて――そして帰途につく。
その手には土産の葡萄ジュースを持って、肩を組んで。憩いのひとときは、終わり。
また戦いの日々へと、戻っていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【操作会得】がLV2になった!
【建造物分解】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!