ミッドウェー海戦~哨戒情報戦
グアム沖追撃大決戦の大戦果により、ミッドウェー島の防衛司令官であるジェネラル級冥海機『エンタープライズ』を含め、冥海機ヤ・ウマトの中核をなす10体のジェネラル級を撃破する事に成功しました。
この敗北で危機的状況に陥った冥海機ヤ・ウマトは、最前線であるミッドウェー鎮守府に、断片の王である『超大和』が出陣、圧倒的戦力で、攻め寄せて来るディアボロスの第一波を撃退した上で、ディアボロスが態勢を整えて再侵攻までの間に、防衛戦略を建て直そうとしているようです。
超大和は、ミッドウェー鎮守府に拠点を置き、ディアボロスを待ち受けています。
が、これは、ディアボロスを誘う罠であり、ディアボロスが超大和を狙って突撃してくれば、周辺海域に伏せたジェネラル級の艦隊で、一斉に攻撃する包囲殲滅作戦を企図しているようです。
更に、小規模の哨戒部隊を全域に展開させ、ディアボロスの移動拠点である『しぶや』の撃破も狙っているようです。移動拠点を破壊する事で、ディアボロスの増援や撤退を阻止しようというのでしょう。
ミッドウェー鎮守府を攻略し、断片の王『超大和』の撃破を狙うならば、敵の哨戒部隊から『しぶや』を守り、更に、哨戒活動によって、包囲殲滅を狙うジェネラル級の艦隊の位置を特定する事が重要となるでしょう。
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●超大和、出陣す
真珠湾から出撃する断片の王『超大和』が演説を始める。
「イレギュラー『ディアボロス』によりグアム鎮守府は陥落し、愛する娘達の多くが水底に消えた。敗戦の責は全て、この『超大和』にある。
ディアボロスは勝利の余勢を駆り、ミッドウェー鎮守府へ攻め寄せんとしている。これ以上の侵攻は、確実に食い止めねばならぬ」
拳を握る『超大和』。
「大本営は、ここに『MI作戦』を発令する。
作戦目的はディアボロスの迎撃および移動拠点の破壊。指揮を執るのは、この『超大和』である」
その言葉に、真珠湾に集まっていたジェネラル級やアヴァタール級の冥海機等が奮起し、喝采する。
「全艦隊の半数は、共にミッドウェー海域へ出撃せよ。
残る半数は、真珠湾の防衛及び、各ディヴィジョンとの折衝を続け、『AU作戦』『ER作戦』の始動を急ぐのだ。
冥海機ヤ・ウマトの興亡、この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ!!」
その言葉は放送を通じてトループス級や一般人にも届き、彼らもまた奮起する。
あれだけの被害を出してなお、『冥海機ヤ・ウマト』の士気はまだ折れていない。
●ミッドウェー哨戒戦
「みんなの活躍でグアム沖追撃大決戦は完全勝利する事が出来たよ!」
と、声をかけるのは時先案内人の有馬・福栄(零式英霊機のボトムマリナー・g09820)だ。
これにより、冥海機ヤ・ウマトは残存戦力の3割を失う大損失を受け、存亡の危機に立たされたと言っても過言では無い。
「既に、輸送潜水艦『しぶや』がミッドウェー海域に向けて移動中だよ。『しぶや』がミッドウェー海域に到達すれば、パラドクストレインで『しぶや』に移動し、そこから直接ミッドウェー海域に向かう事が可能となる。早速ミッドウェー諸島に向かおう……と言いたいところなんだけど」
この事態を重大視した冥海機側では、断片の王である『超大和』が直々にミッドウェー鎮守府に出陣し、ディアボロス迎撃作戦『MI作戦』を発令したらしい。
『超大和』は、自らを囮としてディアボロスにミッドウェー鎮守府を襲撃させ、その上でミッドウェーの海域を多数のジェネラル級艦隊で包囲、ディアボロスを殲滅する作戦を立てているようだ。
「断片の王が出てきた以上、ミッドウェーで完全勝利を収めるのは難しいかもしれない。けど、逆に断片の王さえ倒せば、『冥海機ヤ・ウマト』を滅ぼし、広大な海を最終人類史に奪還する事も可能無はずさ」
この戦いに勝利をもたらすには、史実のミッドウェー海戦同様、哨戒作戦による情報の収集が不可欠となるだろう。
「ミッドウェー海域に広く展開する敵の布陣を暴くと共に、ミッドウェー島への強行偵察や、潜水輸送艦『しぶや』の護衛などを行って、勝利への道筋を切り開こう!」
「まず、ミッドウェー海域の紹介活動の作戦を立案し、探索する海域や目的の設定を行ってね」
ここで採用された作戦に従って、紹介活動を行うことになる。
作戦の骨子は、
『しぶや周辺で、敵哨戒部隊を迎撃する』
『ミッドウェー鎮守府の偵察を行う』
『ミッドウェー鎮守府の周辺海域で哨戒活動を行い、ジェネラル級の艦隊の位置を掴む』
の何れかとなるので、その選択を行った上で、作戦の詳細を詰めるようにすれば良い。
また、ジェネラル級の艦隊の位置を掴む場合は、『しぶや』が展開するミッドウェー島の西側の海域以外の『北西』『北』『北東』『東』『南東』『南』『南西』の海域を指定して調査する必要がある。
と福栄は説明する。
「作戦立案が終わったら、あとは、遭遇する敵と戦った全てをデータとして持ち帰り、それを手がかりとして、最終人類史で分析調査する事になるよ」
10月分の攻略旅団の提案も合わせる事ができれば、有力な情報を手に入れ、次の作戦に活動できるだろう。
「ミッドウェーで超大和を討ち取るのは難しいかもしれないけど、敵戦力に大打撃を与える事ができれば、イースター島などの別方面からの真珠湾攻略も視野に入るだろうね。どこまで戦果を拡大できるかは、みんなの活躍次第となるので、頑張って!」
そう言って、福栄は話を締め括った。
リプレイ
シル・ウィンディア
ジェネラルの包囲網も気にはなるけど、やっぱり本丸の情報は少しでも手に入れたいところだよね。
ということで、わたしは『ミッドウェー鎮守府の偵察を行う』よ。
狙いは、『しぶや』で攻め入る以外にミッドウェーへ突入できるルートを探したいね。
向こうもそれは想定してそうだけどね。
でも、それで敵戦力の配置とかがわかれば、それはそれでいいしね。
気付かれにくいように体にぴったりしたウエットスーツを着て、頭に水中カメラ(動画と静止画用)つけて、水中適応で海底から攻めていくよ。
照明も使いたけど、ここは我慢…。
出来るだけバレないように近づくことに意味があるからね。
接近は、物陰があるならそれを有効活用して、身を潜めつつ行動だね。
ただ、物陰は敵も隠れる可能性があるから、警戒は行いつつ行動だよ。
場所は、イースタン島とサンド・アイランド、ミッドウェイ諸島の間を狙っていくよ。
まぁ、敵がうじゃうじゃいそうな予感もあるけど…。
でも、逆にそれがわかれば、違うルートを攻めることができるからね。
なんにせよ無駄なことはないはず。
輸送潜水艦『しぶや』にて、ディアボロス達が作戦会議をしていた。
「ジェネラルの包囲網も気にはなるけど、やっぱり本丸の情報は少しでも手に入れたいところだよね」
数人が意見を出し合う中、採用されたのは大きな青色の瞳が美しい人間のディアボロス、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)の意見となった。
「ということで、わたしは『ミッドウェー鎮守府の偵察を行う』よ」
そう提案したシルは、『しぶや』内に用意されたホワイトボードに貼り付けられた地図を指差し、ルートを提案する。
「場所は、イースタン島とサンド・アイランド、ミッドウェイ諸島の間を狙っていくよ」
ホワイトボード上のディアボロスを意味するマグネットを移動させてルートを示唆する。
「まぁ、敵がうじゃうじゃいそうな予感もあるけど……。でも、逆にそれがわかれば、違うルートを攻めることができるからね。なんにせよ無駄なことはないはず」
続いてシルは偵察行動のための作戦道具を提示する。
「気付かれにくいように体にぴったりしたウエットスーツを着て、頭に水中カメラつけて、【水中適応】で海底から攻めていくよ」
水中カメラは動画用と静止画用の二つね、とシルは説明を続ける。
「接近は、物陰があるならそれを有効活用して、身を潜めつつ行動だね。ただ、物陰は敵も隠れる可能性があるから、警戒は行いつつ行動だよ」
あと、照明を使うのは我慢ね、とシルは言う。
「出来るだけバレないように近づくことに意味があるからね」
じゃ、気をつけて出発! とシルが明るく元気いっぱいに宣言すると、ディアボロス哨戒部隊は【水中適応】を有効にして、『しぶや』を出発していったのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
まもなく、ミッドウェー鎮守府が近づいてくる。
ディアボロス哨戒部隊は周囲を警戒しつつ、浮上し、ミッドウェー鎮守府の様子を伺う。
ミッドウェー鎮守府は面積6.2kmと非常に小さいが、島全体が完全に要塞化されており、その戦力は侮れない様子だ。
ただ、ここまで来るに至っても感じたことだが、鎮守府周辺の海上戦力は決して多くない。
今上陸して偵察出来るというほどでは流石にないが、本格的に攻略するとなれば上陸するまでは簡単に出来そうだ。
「そこ、何者だ!」
探照灯がこっそりと浮上して偵察していたディアボロスに向けられる。
ミッドウェー鎮守府周辺を哨戒していたトループス級冥海機『シーワスプ』のようだ。
集めるべき情報は集めた。こいつらを倒し、撤退しよう。
シル・ウィンディア
相棒のアンゼリカさん(g02672)と協力して迎撃を行うよ。
思ったより少なかったけど…。
でも、いる事が判明したら対策を打ってきそうだから、確実に墜とすよ。
それじゃ、行こうかっ!!
水中適応の効果を使って水中戦を行うよ。
海上や海は相手の方が上だけど…。
火力面なら負けないからっ!!
使うパラドクスは、輪廻精霊収束砲。
初撃は、手近な敵を狙って攻撃を仕掛けていくよ。
さぁ、わたしの砲撃、遠慮せずに受けてみてっ!!
初撃後は、アンゼリカさんと逆方向に移動して遊撃・移動砲台モード。
上下左右前後に動き回りつつ、敵への攻撃を逐次仕掛けていくよ。
水中だから三次元に動くよ。
攻撃対象は、ダメージの多そうな個体がいれば、その敵を中心にして攻撃を仕掛けるよ。
いなければ、味方と対象を合わせて攻撃だね。
確実に倒せる敵を倒していくからっ!
ディフェンスはアンゼリカさんへWIZで試みるよ。
簡単には通してあげないからね。
終わったら、アンゼリカさんとハイタッチをして離脱だね。
ミッドウェー鎮守府、また今度会おうね。
次は上陸してあげるよ。
アンゼリカ・レンブラント
シル(g01415)と共闘でバトルだよ
鎮守府周辺の海上戦力は決して多くはないか
上陸して断片の王に迫るのは後々
今はしっかり撤退を果たすのみだね
【水中適応】を駆使し水中を移動
シルと攻撃タイミングを合わせ
パラドクスの閃光衝撃波をお見舞いだよっ!
攻撃の後は反撃をしっかり盾で凌いで一撃離脱
シルとは逆方向に水中で動き、
狙いを集中させないように
そして攻撃の時は息を合わせて斬りこむっ
攻撃対象は、倒せそうな敵をできるだけ巻き込むよ
数を減らし此方への攻撃を少なくすれば結果的に被害も減るっ
自身のHPが大丈夫ならディフェンスはシルに入れるよ
そう簡単に抜かせないよっ!
反撃の機会を得て痛撃を返しちゃおうっ
敵パラドクスもしっかり障壁で凌ぎ耐えるね
毒なんかで私達の中に燃える奪還の志を消せるもんかだよ
敵の数が少なくなったら
パワーを最大まで溜めた一撃で殲滅させるね
ミッドウェー鎮守府攻略を必ず果たす意思を乗せ
さぁ《光剣閃波》よ、最大まで輝けぇーっ!
全滅させたらシルとハイタッチ
今度来る時は、超大和の顔を拝む時かな?
楽しみだね!
「鎮守府周辺の海上戦力は決して多くはないか」
浮上して偵察をしていたディアボロスの1人、金髪に金の瞳が美しい美形なアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)がそう呟く。
「うん、思ったより少なかったけど……。でも、いる事が判明したら対策を打ってきそうだから、確実に墜とすよ」
その言葉に計画立案者であり偵察をしていた1人でもあるシル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)も頷く。
「そうだね。上陸して断片の王に迫るのは後々、今はしっかり撤退を果たすのみだね」
「それじゃ、行こうかっ!!」
シルのその言葉と同時、一斉に2人のディアボロスは海中へと潜る。
「再び潜水するか。それでは逃げられんぞ」
それを見たトループス級冥海機『シーワスプ』は冷静にディアボロスを追跡せんと海中に潜っていく。
「海上や海は相手の方が上だけど……。火力面なら負けないからっ!!」
潜水してきた『シーワスプ』に対し、シルとアンゼリカは迎え撃つ姿勢をとっていた。
「パラドクスの閃光衝撃波をお見舞いだよっ!」
「さぁ、わたしの砲撃、遠慮せずに受けてみてっ!!」
同時に二人のパラドクスが煌めく。
まずは前衛のアンゼリカが光の剣を振るい、閃光と衝撃波が敵を薙ぎ払う。パラドクス『光剣閃波』だ。
そこへ追い打ちをかけるように、シルが火・水・風・土の4属性エネルギーを収束させ、そこに闇、太陽、月の属性を上乗せし、時の属性で増幅させて高出力の砲撃魔法が放たれる。複合精霊魔法パラドクス『輪廻精霊収束砲』だ。
海中へ移動した目的を逃げるためだと認識していた『シーワスプ』はこの初撃への対応が遅れ、思わずそのまま痛打を喰らってしまう。
『シーワスプ』も反撃として周囲に無色透明の毒を撒き、2人のディアボロスに深海の生物の幻影を見せる。
だが、咄嗟の反撃は十分に有効な打撃を与えるには至らず。
初撃を加えたシルとアンゼリカはお互い逆方向に移動し、狙いを集中させないようにしつつ、しかし、しっかりとディフェンスのタイミングを測ることで、ダメージを軽減、着実に優位に戦闘を進めていく。
「簡単には通してあげないからね」
「うん、そう簡単に抜かせないよっ!」
反撃は着実に『シーワスプ』に打撃を与え、少しずつでも弱らせていく。
相手が弱ってきたら、弱ってきた相手から優先的に狙い、シルとアンゼリカはそれぞれ異なる方向から攻撃を敢行する。
「四界を司る精霊達よ、宵を告げる闇よ、夜と昼の光を放つ太陽と月よ。時を巡りし輪廻の流れの導きによりて、我が前の障害を撃ち砕けっ!」
「どんな相手でも、この光剣で叩き斬るよっ。負けるもんかーっ!」
確実に数を減らしていけば、それだけ敵の打撃力も落ちていき、互いにディフェンスの構えを取る双翼たる2人のダメージはより減っていき、そして逆に『シーワスプ』のダメージは蓄積していく。
数分後。二人はハイタッチしていた。
「今度来る時は、超大和の顔を拝む時かな? 楽しみだね!」
「うん、ミッドウェー鎮守府、また今度会おうね。次は上陸してあげるよ」
2人はそう言って、ミッドウェー鎮守府に別れを告げ、『しぶや』へと帰還したのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!