パテーの拠点化とオルレアン方面威力偵察

 火刑戦旗ラ・ピュセルの飛び地であった『パテー』の解放に成功した事で、ディアボロスの拠点として活用することが出来るようになりました。
 とはいえ、パテーは(このディヴィジョンでは)沿岸の小島にあるごく狭い街で、防衛のための設備などはありません。まずはパテー住民の生活を支援しつつ、防衛の準備を行ってください。
 パテーの異変を察知したキマイラウィッチも、状況を確認すべく偵察部隊を派遣しているようなので、その対策も必要です。
 また、パテーの南東20km程の場所には、ジャンヌダルクに縁の深い『オルレアン』があるので、その方面への偵察活動も行ってください。

集落の拠点化と偵察隊の包囲殲滅…たぶん、それだけ。(作者 秋津透
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「私は、野中あかねと名付けられたディアボロスだ。私が何者なのかは記憶がないのでわからないが、予見をしてパラドクストレインを招くのだから時先案内人だと言われた。たぶん、そうなのだろう」
 曖昧なのかきっぱりしているのか、よくわからない淡々とした口調で新参の時先案内人、野原・あかね(人間のワイルドレンジャー・g11469)が告げる。
「さっそくだが、火刑戦記ラ・ピュセルというディヴィジョンのパテーという集落に向かうパラドクストレインが現れたので、行って拠点化してほしいとのことだ」
 拠点化というのが具体的にどういうことかは、これから説明する、と、あかねはメモを取り出す。
 

 そしてあかねは、メモを見ながら言葉を続ける。
「ええと、パテーは、ディアボロスの拠点として使用する為、ディアボロスの誰かが現地にいる事が多くなるだろう。ディアボロスが常駐すれば、排斥力の影響を受けにくくなるので、現地住民がディアボロスの事を忘れる事もなくなるはずだ。ただ、精密機械などは、少しの影響でも故障の原因になってしまうので、使用は難しいかもしれない。ディアボロスが常に使用するものであれば問題は無いが、設置型の監視カメラなどは、使い物にならないかもしれない。拠点化の説明は以上だ」
 質問はしてくれるな、私にもよくわかっていないのだ、と、あかねは身も蓋もない口調で告げる。
「それから、パテーにいたキマイラウィッチが撃破された事などから異変を察知して偵察に来る部隊がいることが予見された。私が予見した相手は、ええと、トループス級キマイラウィッチ『クール家商人』というらしい。強欲で功名に逸っているが、戦闘力は大したことはなく臆病で逃げ足が早い下級クロノヴェーダだそうだ。こいつらを放置すると現在のパテーの状況が敵側に知られてしまうので、可能な限り逃さず撃破して、情報を漏らさないようにして欲しい」

 そう言うと、あかねは一同を見回す。
「いったい何がどうなっているのか、私自身があまりよく把握していないので、有益な助言はできそうにない。ただ、どんな重要な使命でも、命に代えてまでするものではないと私は思う。どうか、皆、無事に帰ってきてくれ」

「パテーですか…特に取り柄のない小集落ではありますが、オルレアンとも近いですし、駐屯隊と連絡がつかなくなったというのは問題ですねえ」
「しかも、様子を見に行った部隊も、さっぱり帰ってこないそうですよ」
「それはそれは…それなら、敵を撃破などしなくても、情報を持ち帰るだけで大手柄ではありませんか」
「それはそうですが、さすがに「何か敵らしきものがいたような気がしたので帰ってきました」では、手柄どころか叱責されてしまいますよ。ある程度は確証を掴まないことには」
 けっこう口騒がしく言葉を交わしながら、トループス級キマイラウィッチ『クール家商人』の集団がパテーに向かう。戦士や騎士ではない商人だけあって、何か異変の確証を得たら、交戦せずに即座に撤収する気満々だ。しかし、隠密行動には慣れていないようなので、存在を把握し、迂回して退路を断ってから攻撃を仕掛けるのは難しくはなさそうだ。
 もちろんそのためには、こちらは慎重に隠密行動をしなくてはならないが。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【怪力無双】
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周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わり、「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げて運搬可能になる(ただし移動を伴う残留効果は特記なき限り併用できない)。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【使い魔使役】
1
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV1 / 【ガードアップ】LV2 / 【反撃アップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1

●マスターより

秋津透
 どうも、秋津です。
 新参の時先案内人野原あかねが案内する、クロノヴェーダの偵察部隊殲滅とディアボロスの拠点構築シナリオです。自分が記載している以外の他プレイヤーとの共闘や、MSの勝手なアドリブは許容できないという方、行動を改変されるよりは不採用の方がいいという方は、その旨明記してください。

 選択肢1:パテー住民の支援と防衛力の強化
 パテー住民の生活支援や基本的な防御施設構築は既に相当に行われているので、先行シナリオを参照の上、有効と思われる支援を行ってください。有効かつ不適切ではないと判定されたプレイングが採用されます。なお、この選択肢を解決すると帰還用のパラドクストレインが現れ、選択肢2を解決していなくても自動的にシナリオ終了となるので注意してください。

 選択肢2:作戦行動中のトループス『クール家商人』
 パテーを偵察しようと接近してくるトループス級キマイラウィッチ『クール家商人』の部隊を殲滅する選択肢です。この選択肢を解決しなくても(あるいはまったく選択しなくても)シナリオの解決に支障はありませんが、解決しなかった場合、及び解決しても包囲等の工夫が不足で敵の一部が逃げのびたと判定された場合は、キマイラウィッチ陣営にパテーの状況が知られて、後日不都合が生じる可能性があります。また、戦闘進行上不適切な行為があると判定されたプレイングは採用されません。
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。

拠点の確保は重要でありますね。
せっかくの好機です。頑張ってみましょう。

まずは偵察部隊を片付けておくであります。
高台や樹々の上などからの偵察で居場所を探ります。進軍の移動音などにも注意します。
こちらの存在を察知されないように身を隠しながら隠密行動を心掛けます。
進路の予想が出来たら、待ち伏せして奇襲を仕掛けます。
【パラドクス通信】で仲間と連絡を取って、配置やタイミングを示し合わせます。
無双馬に騎乗して、長槍サリッサと魔力盾スクトゥムを構えて突撃します。
【突槍陣】で、槍と盾の複製を無数に生み出して操ります。
盾群を飛ばして敵を包囲させて動きを止めながら、槍衾で刺し貫いていきます。
反撃は、頭上に構えた盾で受け流してダメージを減らして耐え抜きます。
馬上から敵全隊の動きを観察して、逃げ出しそうな動きがあれば、騎馬の機動力を活かして回り込んで退路を塞ぎます。
一体も残さず殲滅して、禍根を断つであります。


ネリリ・ラヴラン
しっかり守ってゆけるようにせっかく皆で頑張っているのだもの
ここで逃して台無しにはしたくないわ

でも、だからと言って命をかけたりはしないよ
きちんと全部倒したのかこの目で確認して帰るのがお仕事だもの!

探すのは難しくないようなので
先手は撃ちやすそうだけれど
それで逃げられては満点とは言えないんだよね

なら、一度スルーしてしまうのが良いのかしら?
小動物を【使い魔使役】で斥候にして発見
わたしは近寄らないように回り込んで
オルレアン方面を塞ぐように戦いを始めたいよ

ただ、協力できるのなら挟み撃ちの形でもいいかもだね
一方から逃げようとしたら他の人が待ち構えるって感じに!

ここから先も、ここより後ろも道はなし~
欲を出さずにオルレアンに籠っていれば良かったかもだよ

仕掛ける時はできるだけかたまっている時がベストね
”潰えし願い”の作り出す極低温の空間で包み込んであげるわ
凍えて足が竦めば取り逃がさない一助にもなるかしら

アドリブや連携は歓迎だよ!


嵐柴・暁翔
情報収集なら臆病な相手の方が厄介かもな
敵がいると認識されて犠牲覚悟で分散して情報を持ち帰るのを優先されたりすると面倒だし、仕掛けるなら一度で確実に殲滅しないとな

パテ―に向かっているのが分かっているのなら幾ら警戒していようと集団で通れる経路は限られているし、クール家商人達を探すのはそう難しくはないだろう
双眼鏡を持ち込んで高所から偵察して、まずは相手の移動経路を確認します

移動経路が分かれば情報を共有して周囲に隠れられる場所が多かったり、狭い所を通る必要があるような襲撃し易い場所を選定します

【パラドクス通信】で他の方々と状況を伝え合いながら【エアライド】も使用してクール家商人達を包囲するように動きます
包囲網が完成すればタイミングを合わせて全員で一斉に攻撃します

《悪魔召喚》で大天使姉妹を呼び出して魔法で攻撃します


「まずは偵察部隊を片付けておくであります」
「そうね。しっかり守ってゆけるようにせっかく皆で頑張っているのだもの。ここで逃して台無しにはしたくないわ」
 バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)とネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)が真顔で言葉を交わし、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が腕組みをして思案顔で唸る。
「情報収集なら臆病な相手の方が厄介かもな。敵がいると認識されて犠牲覚悟で分散して情報を持ち帰るのを優先されたりすると面倒だし、仕掛けるなら一度で確実に殲滅しないとな」
「なら、一度スルーしてしまうのが良いのかしら?」
 ネリリが訊ね、暁翔は思案顔のまま応じる。
「それは状況と地形次第だな。人間にとっては逃げ道のない死地に引きずり込んでも、キマイラウィッチが死に物狂いになれば地形だけで阻むのは難しい。逃げられないように追い込んでいくよりは、逃げる気を起こす前に潰してしまう方が有効だと思うな」
「まずは、偵察部隊がどこにいて、どう進もうとしているかの把握でありますね」
 実務的な口調で、バトラが告げる。
「百聞は一見に如かずであります。事前にあれこれ思案しているよりも、敵を把握してからどう仕留めるか考えた方が効率が良いと思われます」
「まったくだ」
 小さく苦笑して、暁翔はうなずく。
「まずは、敵の居場所をつきとめよう」
 そして三人は、パテーの周辺を捜索する。おそらくキマイラウィッチの偵察部隊…トループス級『クール家商人』たちはオルレアンの方から来ると思われるが、予見をした時先案内人が不慣れな新米なので、どちらから来ているのか、どんな場所を進んでいるのかが、今ひとつわからない。
 そして結果としては【使い魔使役】で鳥の飛行力と視界を借りたネリリが、オルレアンの方向からやや外れた道を進んでくる『クール家商人』たちを高空からの捜索で発見する。すぐさま【パラドクス通信】で情報が共有され、三人は三方向から『クール家商人』たちに向かって接近する。
「俺は「悪魔召喚(サモン)」で大天使姉妹を召喚して、火炎魔法で攻撃を仕掛けてもらうつもりだ。攻撃方向は敵進行方向右前から。俺自身は、攻撃を受けた敵がどうバラけるかを巨樹の梢から観察して皆に伝えようと思う」
 暁翔が告げると、ネリリが応じる。
「わたしは左前からになるのかな。氷結魔法「潰えし願い(ブレイン・フリーズ)」でトループス級を凍りつかせるよ」
「自分は現在、敵の真後ろに回り込んでいます」
 淡々とした口調で、バトラが告げる。
「お二人の前からの攻撃を受けて逃げ出そうとするにせよ抵抗するにせよ、敵は否応なく後退するでしょう。そこへ「突槍陣(ファランクス)」を仕掛けて、動きを阻んで残らず潰します」
「たぶんそれでいけると思うが、万が一にも討ち損じが出るようなら、すぐに発見して報告する」
 暁翔が告げ、そして二呼吸ほど置いてから続ける。
「よし、始めるぞ」
 そう言うと、暁翔はパラドクス「悪魔召喚(サモン)」を発動してセレスティア、アリスティアの大天使姉妹を召喚する。
「セレスティア、アリスティア、頼めるか? 前方のクロノヴェーダの群れをアリスティアの火炎魔法で焼き尽くしてくれ。セレスティアは魔法範囲の絞り込みと威力強化を頼む」
 暁翔が依頼内容を告げるが早いか、大天使姉妹はトループス級の正面へ移動。アリスティアが火炎魔法を放って複数の『クール家商人』を焼き尽くす。
「ぎゃああああああああっ!」
 火炎魔法を浴びたトループス級は一瞬のうちに消し炭となるが、死に際に反撃のパラドクス「欺瞞の金銭交渉」を発動。大天使姉妹の生命力(?)を吸い上げ硬貨に変換するが、その効果はごく僅かで、しかも召喚存在の大天使姉妹は生じたダメージをすべて召喚主の暁翔へと転換する。
 一方、火炎魔法の範囲外にいた『クール家商人』は大天使姉妹の姿を見て口々に驚愕の声を上げる。
「て、天使!? ま、まさか、漂着クロノヴェーダ大天使の裏切りですかあ!?」
「こ、こ、これは、一大事! 元帥閣下にご注進せねばなりますまい! 退却う! 退…ぎえっ!?」
「ごめんね…。わたし、本気なんだよ」
 身を翻しかけたトループス級を、ネリリが「醜く残酷な魔術」と称する凶悪過激なパラドクス「潰えし願い(ブレイン・フリーズ)」が襲う。極低温の吹雪に直撃された『クール家商人』は瞬時に凍りつき粉々に砕け散るが、死に際に反撃のパラドクス「満たせず尽きぬ金銀財宝」を発動し、ネリリに魔力で作成した金銀財宝をぶつけようとする。しかしネリリのパラドクスの余波で金銀財宝も大半は凍りついて霧消し、到達してダメージを与えたのはごくわずかだった。
「ひ、ひいっ!」
 火炎と吹雪の魔法の範囲から偶然外れて命拾いしていた数体のトループス級が、一目散に逃げようとした瞬間。その目の前をバトラがパラドクス「突槍陣(ファランクス)」で具現化した無数の盾が塞ぎ、盾の間から突き出された無数の槍が『クール家商人』を一体も残すことなく串刺しにする。卜ループス級はたちまち絶命して全滅するが、死に際に発動した「満たせず尽きぬ金銀財宝」により、盾と槍の列の向こう側、本来なら兵士がいるべき位置に金銀財宝の雪崩が起きる。無双馬『青縞』に騎乗したバトラの位置は更にその後ろだったため直撃されはしなかったが、魔力の跳ね返りを浴びて多少のダメージを受ける。
 そして樹上から戦況を観ていた暁翔は、跳ね返りダメージに顔を顰めながらも、卜ループス級の全滅を確認して告げた。
「よし、討ち漏らしなし。逃走者なし。敵偵察部隊全滅で、作戦成功だ」 
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

バトラ・ヘロス
アドリブ、連携歓迎であります。

引き続き、パテー拠点化の任務に移るであります。
ディアボロスは信用されているとの事なので、堂々と支援に向かいましょう。
既にある程度進んでいる様です。【怪力無双】で作業を進めていきます。
防壁や櫓など、防壁に必要最低限な箇所を早めに形にしておくであります。

インフラの整備も必要でしょうか。
可能なら、上下水道を設置してみます。
水源から広場に水路を通して水汲み場を作ったり、汚水を処理する下水道を掘って使ったり、ですね。
この時代のヨーロッパは汚水をそのまま捨てていて、衛生面に問題があったと聞きます。
清潔で健康的な生活が出来るように工夫してみます。
水量が乏しくても、常勤するディアボロスが水源を作れば、その水を効率よく回せるシステムを作ります。
排斥力が働いたり水場が悪くて難しいなら、せめて汚水路を作って水利を整えて衛生を確保します。

労奴ではありませんでしたが、戦争が無い時は労働に駆り出されていました。土木作業はお手の物であります。
住民と協力して作業を進めます。


ネリリ・ラヴラン
さて、本日も拠点強化のお時間だよ!

逃げ場所や監視所は他の電車で来た時に手を付けたから
今度は人が住み続けることについて考えてみることにしたわ

お外と遮断されている街なので自給自足が重要
配給する手はあるけど他人頼りより自分達で確保できる方が安心かなって

方法は、現代の小麦苗の提供だよ
この時代の麦といえば緑の革命前の効率の悪いものだと思うから
わたし達にとって当たり前のものでも収穫量も根の強さも段違い
調達は普通に市販品を持って行くよ(電車に積ませて欲しいお気持ち)

ただ、突然渡しても何の事か解らないし、植える時期のずれは当然あるので
成長が安定するまでを【植物活性】で補いたいね
ある程度育てば同じ小麦だということは農業する方になら伝わるでしょうし
その間に栄養を吸いやすく強い苗ってくらいに解説もしよう

まあ、即効性はないので半分は交流が目的だね
一般人さんからみたら及ばない力や技術を見せてアピールするのは
頼って貰うために、結構有効だと思っていたりするよ

アドリブや連携は歓迎


嵐柴・暁翔
直ぐに思い付くような事は一通り終わっているし、単純な労働力が必要なら【怪力無双】を活用して手伝うとするさ

あとはまあ嗜好品の類と、食器でも提供するとするさ
最終人類史から甘味や味のしっかりついた食べ物と、汎用性のありそうな皿を持ち込み【口福の伝道者】で増やして配ります


「さて、本日も拠点強化のお時間だよ! 逃げ場所や監視所は他の電車で来た時に手を付けたから、今度は人が住み続けることについて考えてみることにしたわ!」
 キマイラウィッチの偵察隊を首尾よく殲滅してパテーに戻ってきたネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)が、ここからが本番というか本領発揮という感じで、溌剌とした声で提案する。
「お外と遮断されている街なので自給自足が重要! 配給する手もあるけど、他人頼りより自分達で確保できる方が安心かなって!」
「確かに、その通りですね」
 バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)がごく真面目に応じ、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は少々微妙な表情で黙っている。
 そしてネリリは、じゃーん、と口で効果音を発し、小麦の苗を得意げに取り出す。
「方法は、現代の小麦苗の提供だよ! この時代の麦といえば緑の革命前の効率の悪いものだから、わたし達にとって当たり前のものでも収穫量も根の強さも段違い! 調達は、普通に市販品を持ってきたよ!」
「そうか。パラドクストレインから何か木箱を下ろしているなと思ったら、あれは小麦の苗だったんだな」
 暁翔が唸ると、ネリリはドヤ顔で大きくうなずく。
「そーゆーこと! ただ、突然渡しても何の事か解らないし、植える時期のずれは当然あるので、成長が安定するまでを【植物活性】で補いたいね。ある程度育てば同じ小麦だということは農業する方になら伝わるでしょうし、その間に栄養を吸いやすく強い苗ってくらいに解説もしようと思う!」
「そうだな。そのへんは、常駐するディアボロスで農事に興味のある人と現地の方に一緒に伝えて、認識を共有しておくといいだろう」
 アドバイスする暁翔に、ネリリは再び大きくうなずく。
「まあ、即効性はないので半分は交流が目的だね! 一般人さんからみたら及ばない力や技術を見せてアピールするのは、頼って貰うために結構有効だと思っていたりするよ!」
「確かにそうだな」
 うなずき返して、暁翔はバトラの方を見やる。
「そっちは何か提言があるか? ないならラヴランの手伝いでもいいと思うが」
「そうですね…防壁や櫓など、防壁に必要最低限な箇所はおおむねできあがっているようなので、可能なら上下水道を設置してみようかと思います」
 思案顔でバトラが告げ、暁翔は少し目を見開く。
「上下水道って、現代日本…いや、新宿島みたいなのは無理だよな。ローマ水道みたいなのか?」
「ええ、水源から広場に水路を通して水汲み場を作ったり、汚水を処理する下水道を掘って使ったり、ですね」
 応じて、バトラは周囲を見回す。
「この集落の水源がどんな具合で、現在、汚水をどう処理しているのかは、住民の人や常駐するディアボロスの方に聞いてみようと思いますが、改善の余地は結構あるんじゃないかと思うんです。特に、外敵が寄せてきて長期防衛とかになった場合は、場合によっては食料備蓄より先に死活問題になりますから」
「なるほど。しかし、水路を通すにせよ下水溝を整備するにせよ、やるとなったらそれなりの工事になるな」
 暁翔が告げると、バトラは真顔でうなずく。
「ええ、ですからこちらで企画して、少なくとも一応の形になるところまでは手掛けておきたいと思うんです。住民の方にも協力を求めますが、ディアボロスが残留効果を使って作業するかしないかで、効率が全然違いますから」
「確かにそうだ」
 うなずき返して、暁翔はネリリに告げる。
「どうやらバトラの企画の方が人手と力が要りそうなんで、俺はそっちを手伝うことにする。もし何か、急に手が必要になったら【パラドクス通信】で呼んでくれ」
「んー、たぶん大丈夫と思う。っていうか、まず常駐してる人に話を通して、動ける住民の人を紹介してもらおうよ。何するにしても、話はそれからじゃない?」
 ネリリに言われて、暁翔は苦笑する。
「まったくだな。まずは常駐のディアボロスに話を通さないことには始まらん」
 そして三人は、パテーに常駐するディアボロスに会いに行き、常駐者や住民の中で、それぞれ「現代種小麦の植え付け」と「上下水道の整備」に興味関心のある人たちの協力を得ることに成功した。計画は予想以上にトントン拍子に進み、三人がパテーを離れる頃には完全完成とまではいかないまでも、しっかりと軌道に乗った事業として進められることになった。
 その中で、暁翔が【口福の伝道者】を使って、実作業担当者に嗜好品の類を広く差し入れたのは、大変に好評で実効が高かったようだ。 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!

最終結果:成功

完成日2024年09月07日