火刑戦旗ラ・ピュセル

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡攻略提案
➡これまでの戦争
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:フランス中央部~南部(オルレアン~アルプス山脈付近)

年代:西暦1434年(最終人類史-590年)

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(2024年6月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
断片の王『ジャンヌ・ダルク』率いるキマイラウィッチと、従うウェアウルフに支配された、百年戦争後期のフランス中央部から南部だ。
キマイラウィッチは『復讐』にまつわる感情を糧とし、ディアボロスへの『復讐』を掲げ、人々に残虐な振舞いを行い、エゼキエル残党と結託している。

グランダルメ奪還戦では、ラ・ピュセルの領土拡大を阻止。
現在、3つの作戦が順調に進行中。
魔女が死して残す『復讐』の念についても徐々に明らかになっている。

「最終人類史、バルセロナの霧」
キマイラウィッチを満足させて復讐の念を残さぬように撃破し、最終人類史への侵入を防ぐ。

「魔女化する自動人形」
敗残の自動人形を依り代に、復讐の念を植え付けて強化する魔女化の儀式。その黒幕は『復権慈母』イザベル・ロメ。

「ラ・ピュセル、内乱の罠」
人々を残酷な罠に嵌め、復讐心を煽って魔女に変える陰湿な作戦を阻止しよう。

偽りの復讐を覚まし、魔女の支配に楔を打ち込もう。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
➡ディヴィジョンの基本情報
✔火刑戦旗ラ・ピュセル内で最大の都市は『ディアボロス処刑儀式』が行われかけたリヨン。
✔ラ・ピュセル内の大天使はディアボロスの情報を集め、フクロウ型キマイラウィッチ「ニコラ・フラメル」に渡している。
✔最終人類史に奪還したスペインの『バルセロナ』に、ディヴィジョン境界の霧が発生。
✔霧を通してキマイラウィッチが侵入。このままでは最終人類史のバルセロナにキマイラウィッチの拠点を作られる可能性がある。
✔『復讐対象であるディアボロスの本拠地』(=最終人類史)に攻め込んだキマイラウィッチは、戦闘力が全般的に強化されている。
✔キマイラウィッチが、強い『復讐の念』を持ったまま死ぬ事で、その復讐の念は、キマイラウィッチに力を与える。
✔最終人類史のバルセロナで、強い復讐の念をもったまま、多くのキマイラウィッチが死ねば、それを辿って、キマイラウィッチは新たな部隊を最終人類史に送り込んでしまう。
✔『命を賭してディアボロスに打撃を与えた』等と満足させ、復讐心を弱めるような演技が有効。
🆕✔自動人形の『魔女化』について
・キマイラウィッチは、漂着した自動人形に、奪還戦で死したキマイラウィッチの復讐の念を植え付ける事で、自動人形を魔女化し、忠実な配下としようとしている。
・魔女化した自動人形は、本来の姿のどこかに『人面疽』のようなものが浮かび、体の一部が獣化するといった外見の変化が現れる。キマイラウィッチと同じように『復讐』を求めて戦うようになり、戦闘能力も引き上げられる。
・『魔女化』とは、自動人形という『器』に、キマイラウィッチという『中身』を注いだという所。
・この儀式を行っている黒幕を撃破出来れば、【魔女化】を阻止する事が出来るようになるだろう。
・【魔女化】する事で自動人形の戦闘力は強化され、キマイラウィッチと同程度の戦闘能力まで引き上げられるようだ。
🆕✔戦力強化の目的(一般人の覚醒)
・火刑戦旗ラ・ピュセルは断頭革命グランダルメ奪還戦により手薄になった戦力を補充しようとしている。
・キマイラウィッチは新たに得る予定であったフランス西部等を支配するために配下を増やすつもりだった。
・奪還戦の敗北を知った所で、喪った戦力を補充する必要があるため、彼らが作戦を変えることはないだろう。

(4)攻略提案

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの攻略提案です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な選択肢において、適切な手段で」調査や探索を行うと、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で協力してください。

攻略依頼内容(2024年5月分の提案は、断頭革命グランダルメ攻略旅団で行われました)

✔最終人類史側から境界線を調査し、ラ・ピュセルの正確なマップを作製する。
✔自動人形の回収部隊が来る経路を、監視、追跡。魔女化儀式の黒幕の居所を突き止め撃破
✔キマイラウィッチの惨劇や罠に巻き込まれた人々のケアと支援し復讐者の活動基盤を作る
✔百年戦争の時期にはペストが流行っていたはず。キマイラウィッチとの関連を調査
✔内乱の罠に利用された一般市民たちのアフターケアを。心身のフォローだけでなく生活も
 攻略提案は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。

これまでの戦争



出現クロノヴェーダ種族



キマイラウィッチ

 フランス中央部~南部にかけて存在するディヴィジョン『火刑戦旗ラ・ピュセル』を支配する、人間と動物が融合したような姿のクロノヴェーダで、呪詛や魔法の扱いを得意とします。
 史実で魔女とされた者と同様、男性も存在します。
『復讐』にまつわる感情をエネルギーとし、自らが復讐心を抱かれる、または自らが復讐を行うことでエネルギーを得て強さを増していきます。
 火刑戦旗ラ・ピュセルの断片の王『ジャンヌ・ダルク』は《七曜の戦》以前に大掛かりな計画を実行し、キマイラウィッチの種族全体に「ディアボロスへの復讐心」を植え付けています。


身体特徴

 体長1.5m~5mの、動物の部位を持つ人間、もしくは人間の頭部を持つ動物の姿をしたクロノヴェーダです。
 複数の動物が融合しているキマイラウィッチも多数存在しますが、共通して体のどこかに「人間の顔」を持ちます。

宿敵設定

 クロノス級のキマイラウィッチは「1339~1433年(百年戦争のジャンヌ・ダルク活躍期まで)に、フランス国内で過去の歴史のディアボロスと戦った者」です。
 ジェネラル級のキマイラウィッチには、ジャンヌ・ダルクゆかりの将軍や貴族、伝説上の怪物の名を持つ者が多いようです。

●ジャンヌ・ダルクの計画


 ジャンヌ・ダルクは『復讐心』を用いた強化のため、ディアボロスを利用して自分自身に『復讐心』を抱かせる計画を立てました。

 ジャンヌはまず歴史改竄を行うと共に、配下のキマイラウィッチ達を大きく力を制限した『魔女』として振る舞わせ「魔女に脅かされるフランス」という状況を演出します。
 そして自身はクロノヴェーダとしての記憶と本来の怪物的な姿を封じると、現地ディアボロスの強力な味方として振る舞い、「火刑」によって魔女を倒せると、偽りの情報を伝えました。

 ディアボロスを率いるフランス国王『シャルル7世』は異常な強さを持つジャンヌが魔女と関わりがあることを見抜き、魔女との決戦に勝利を収めた後にジャンヌを捕縛し、火刑に処します。
 ですが、これこそがジャンヌの狙いでした。
 身に覚えのない罪でシャルル7世に処刑されたジャンヌは『復讐心』により力を大きく増すと共に、本来の記憶を取り戻します。
 同時に「火刑」の後に死を装っていた魔女達が、キマイラウィッチとしての姿を明らかにして再び現れました。
 キマイラウィッチはそれまで『処刑』されたことによる復讐の念と、断片の王からのエネルギーで大きく強化され、ディアボロスを圧倒。フランスはキマイラウィッチの支配下に落ちていきます。

 以後、ジャンヌ達は『復讐心』を醸成するためにディアボロスをあえて殲滅せず、復讐の戦い(自称)を続けていました。
 そして《七曜の戦》直前に全てのディアボロスを捕らえ、復讐の締めくくりとなる「火刑儀式」を行おうとしたのです。

 ですが、新宿島のディアボロスはこの最終局面に乗り込み、辛うじて現地ディアボロスの救出に成功しました。