断頭革命グランダルメ

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:フランスの過半、オーストリア等の中欧の一部、イタリアなどの南欧の一部、イベリア半島の一部

年代:西暦1804年(最終人類史-219)年

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(2023年4月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
断片の王「ナポレオン」が大陸軍を率い、支配体制を築くフランス及びその周辺国だ。

1804年。
「不滅のネイ」のパリ機械化に抗い、機械化工場の電撃戦に成功。シテ島では「A7Vメフィスト」を撃破し量産計画を阻止。
勢いに乗り、パリ解放作戦へ突入だ。

南仏の霧地帯では、「キマイラウィッチ」と呼ばれる侵略者の気配と能力の片鱗を確認。

各地で、戦力低下の影響が伺える。
ミュラ元帥は東方の国境を警戒しながら、ナポリに軍を集中と見せかけて、その実は手薄。
ランヌ元帥はアンドラの拠点を放棄、マドリードの軍備を増強し、西方との交戦に備える。
パルマの支援も継続中だ。

1793年。
緊急会談にて、多くの謎が明かされた。
消滅に向かう世界から、脱出を目論むロベスピエール。
復讐者は、彼に「三つの要求」を受諾させ、オベリスクの共同調査を行う事となった。
パリ市街掌握作戦も、まもなく完了だ。

揺らぐグランダルメは今、大局の転換点を迎えている。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王は「ナポレオン」です。
✔1804年パリでは『不滅のネイ』が機械化計画を進めていた。
🆕✔『1793年』関連
・1804年パリのコンコルド広場に存在する、ナポレオンが獣神王朝エジプトから奪ったルクソール神殿のオベリスクが、別の可能性の空間(『1793年』)を発生させている。
・『1793年』世界は、パリを中心とした半径30キロメートル程の範囲しかない。
・『1793年』はオベリスク停止の影響で非常に不安定になっており、自然消滅に向かっている。
・ジェネラル級淫魔『革命淫魔ロベスピエール』はナポレオンに滅ぼされた断片の王『マリー・アントワネット』に代わり、新たな断片の王として先の無い『1793年』から1804年への脱出を図っていると主張。
・革命淫魔らの断片の王は『淫魔大樹・マリーアントワネット』は自動人形に敗北、連れ去られた。
・淫魔大樹を護衛していたジェネラル級淫魔『ルイ16世』らは滅ぼされた。
・その後、『1793年』で処刑されたマリー・アントワネットは、断片の王とは別の存在に過ぎない。
・おそらく『断片の王にならなかった、マリー・アントワネット』の可能性(ロベスピエール談)。
・今現在も、断片の王でないマリー・アントワネットが存在する理由は不明。だが、自動人形達が彼女を処刑していた儀式は断頭革命グランダルメの支配を確固たる物とするためのものと推測される。
🆕✔南フランスの別ディヴィジョンの敵について
・グランダルメの機械人形達から呪いの魔女『キマイラウィッチ』と呼ばれている。
・巨大な化け物の影を持つ「呪われた獣」らしい。
🆕✔イベリア方面
・イベリア方面軍司令であるジャン・ランヌは、エジプト奪還戦争の結果を受けて戦力の低下に悩まされ、重要度の低いアンドラ王国の拠点を放棄した。
・イベリア北部司令官ジュールダンは、ディアボロスが村を訪れた痕跡や、見慣れない人物、不審な動物を見かけた一般人から大陸軍に報告がいくよう警戒態勢の構築を急いでいる。
・大陸軍は最近、イベリア半島東岸のバルセロナから、中央部のマドリードへ街道を敷き、戦線を伸ばしている
・マドリードは巨大な城壁に取り囲まれ、さらに西方にあるであろう他ディヴィジョンとの交戦を想定した軍備が敷かれている。
・西方には兵が交代で向かっているが、まだ戦線は開かれていない様子
🆕✔ナポリ方面
・ナポリは全方位、海岸側も大城壁に囲われ、徹底したディアボロス対策が行われた都市になっていたが、内部は大陸軍が殆ど居ない張り子の虎状態。
・大陸軍はイタリア半島東へ向かっており、不測の事態に備えた対「蹂躙戦記イスカンダル」の防衛強化と予想される。
・大陸軍の中にはマミーと淫魔らしき姿がある。

(4)調査・探索依頼

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
 調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

調査・探索依頼内容

✔1793年の上書き法と1804年への影響を探り、人としてマリー王妃を生存させたい
✔大陸軍警戒も兼ねて、イスカンダルとの境界があるかもしれないナポリの東も調査する。
✔1803年ノートルダム大聖堂の地下遺跡を調査したいです。
✔マリー王妃の処刑儀式について調査。王妃との関連、支配を確固とする仕組みを解明する
✔バルカン半島で蹂躙戦記イスカンダルとの境界の状況を偵察
 調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
 なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


出現クロノヴェーダ種族



自動人形(オートマタ)

 自我を持ち、自動的に動く人形型のクロノヴェーダです。人間の感情によるエネルギー回収を行っておらず、人間を殺害してのエネルギー回収量を高める『処刑』を重視しています。様々な外観の自動人形が存在しますが、精巧な人間型の自動人形も、関節部が人形特有の球体関節などになっており、近くで観察すれば、人間でない事が判別できます。
 自動人形は、『漆黒の首切り役人』といった名の者が多いですが、フランス革命期の実在の人名を名乗る例もあります。

身体特徴

 体長1.5m~3mの人形です。
 基本的に人間型ですが、四足歩行などの異形の自動人形も存在します。
 銃や大砲が組み込まれていることもありますが、ナポレオン戦争期に存在しなかった機械部品が組み込まれた自動人形は稀です。

宿敵設定

 クロノス級の自動人形は、「18世紀中頃から西暦1802年のフランス周辺」で、過去の歴史のディアボロスと戦いました。革命期の被害を拡大させ、それを阻止しようとするディアボロスを破るケースが多かったようです。
 ジェネラル級の自動人形は、ナポレオン直属の大陸軍の将軍などの立場の者が多いようです。

淫魔

 人間の欲望を刺激し、『堕落』させることでエネルギーを搾り取る悪魔です。女性型が多いですが、男性型も存在します。
 淫魔は人間の精神に強い影響を与える能力を持ち、己の快楽のため好き放題に操りながら『堕落』へ導きます。特に音楽を利用した場合、その能力は高まります。
 反面、戦闘力は高くなく、種族全体が自動人形の支配下に入っています。
 淫魔は、自分が好む名前を自分でつける事が多いようですが、フランス革命期の実在の人名を名乗ることもあるようです。

身体特徴

 体長1.5m~3mの淫欲をかき立てる外見の悪魔です。
 小悪魔風の角翼尾が生える、髪や下半身が蛇になる、猫耳肉球猫尻尾が生えるなど、人々を性的に堕落させやすく魅力的な外見をしています。

宿敵設定

 クロノス級の淫魔は、「18世紀中ごろから西暦1802年」のオーストリア周辺で人々を堕落させ、堕落させた人間から搾り取った財貨やエネルギーを、フランスの自動人形に上納していました。これを赦せないとした、過去の歴史のディアボロスが現れるのを待ち、迎え撃っていたようです。
 稀に、自動人形の軍勢に加わり、フランスで活動していた淫魔もいます。
 淫魔は種族全体が自動人形に従属しており、ジェネラル級は殆どいないようです。