断頭革命グランダルメ

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:フランスの過半、オーストリア等の中欧の一部、イタリアなどの南欧の一部、イベリア半島の一部

年代:西暦1803年(最終人類史-219)年

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(2022年12月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
断片の王「ナポレオン」が大陸軍を率い支配体制を築くフランス及びその周辺国だ。
長らく盤石を誇ったグランダルメは、激動の時期へ。

1803年。
「不滅のネイ」により機械化されたパリでは、ゾルダート量産計画の阻止に成功。パリ解放を目指して電撃戦を開始し、機械化工場の破壊と労働者の解放作戦を展開中だ。

ウィーンではジェネラル級淫魔4体を全て撃破し、淫魔勢力をほぼ壊滅に追い込む大戦果を得た。
この機に乗じてオーストリア全土の解放を目指し、主要8都市にて淫魔の掃討戦を展開中。
ウィーンの街でも復興支援を行い、地域の安定を目指している。

1793年。
革命淫魔との会談を行い、協力体制を維持し、彼らにパリの防衛を任せる方針となった。
復讐者はパリ近郊の拠点に籠る自動人形の残党軍の掃討へ向かっている。

パルマ公国の支援も継続中だ。北イタリア方面の動きの察知に繋げよう。
フランス国内の大作戦の気配、イベリア方面の外征にも警戒を。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王は「ナポレオン」です。
✔ジェネラル級淫魔『革命淫魔ロベスピエール』は『愛の囁きメリクール』らと共に、パリ大学を居とし、淫魔の断片の王を目指す。
✔1803年パリのコンコルド広場に存在する、ナポレオンが獣神王朝エジプトから奪ったルクソール神殿のオベリスクが、別の可能性の空間(『1793年』)を発生させている。
✔『1793年』のノートルダム大聖堂地下に加護を与えるオベリスクを発見。
✔オベリスクのエネルギー源とされていた錬金術師を解放。
✔ジェネラル級自動人形『不滅のネイ』は大陸軍の「勇者の中の勇者」と称えられている。
✔不滅のネイはパリ(1803年基準時間軸)に常駐し、エトワール凱旋門にて機械化ドイツ帝国の技術研究を行わせていた。
✔ピレネー山脈東部、アンドラ公国は「ランヌ元帥」率いる大陸軍に巨大要塞化され、ディアボロスのイベリア入りを阻んでいる。
✔スペイン方面軍は外征の準備を行っている。
✔『1793年』にいるマリー・アントワネット王妃は、淫魔大樹となり人々を取り込む悪夢を見ていたが、復讐者がウィーンで淫魔大樹から人々を救い出してからはその夢を見ることはなくなった。
✔🆕ダブー軍残党の現状
・ダブー軍残党はパリの衛星都市の拠点に立てこもり防衛体制を築いている。残った自動人形の戦力が一掃されれば、革命淫魔が支配するパリ周辺以外は、ディアボロスの制圧地域に出来る
・1793年に残る勢力が革命淫魔だけとなれば思い切った決断、つまり革命淫魔への奇襲等の殲滅作戦をするのも難しくなくなる
・逆説的に言えば現段階で革命淫魔に奇襲を仕掛ければ相応の難易度となる事が示唆されている
✔🆕『1793年』パリ近郊調査による情報
・『1793年』のパリから最高時速50kmで1時間も移動しないうちに、見えない壁に阻まれた。
・壁には、まるでその先があるかのような映像が映し出されている(ディヴィジョン境界の霧とは異なる現象)。・近郊都市の住人も革命が起きた事は知られているが、関心は低い。革命後の変化についても心当たりはなさそう。

(4)調査・探索依頼

 ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
 これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
 通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
 内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
 調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

調査・探索依頼内容

✔淫魔大樹がなくなり、処刑によるエネルギー回収が活発化するのでは?情報収集と阻止を
✔イベリア方面の軍の動向監視。エジプト攻略旅団と協力しエジプトへの上陸を阻止・妨害
✔淫魔大樹を解析し、クリスマスに発生する愛の感情を蓄積。新宿島の防衛結界に利用する
✔『竜騎皇妃』ジョゼフィーヌと逃亡先で接触。フランス国内の大作戦の手掛りを得る
✔立ち入りが禁止されており、要塞化の懸念がある1803年のシテ島を偵察する
 調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
 なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


出現クロノヴェーダ種族



自動人形(オートマタ)

 自我を持ち、自動的に動く人形型のクロノヴェーダです。人間の感情によるエネルギー回収を行っておらず、人間を殺害してのエネルギー回収量を高める『処刑』を重視しています。様々な外観の自動人形が存在しますが、精巧な人間型の自動人形も、関節部が人形特有の球体関節などになっており、近くで観察すれば、人間でない事が判別できます。
 自動人形は、『漆黒の首切り役人』といった名の者が多いですが、フランス革命期の実在の人名を名乗る例もあります。

身体特徴

 体長1.5m~3mの人形です。
 基本的に人間型ですが、四足歩行などの異形の自動人形も存在します。
 銃や大砲が組み込まれていることもありますが、ナポレオン戦争期に存在しなかった機械部品が組み込まれた自動人形は稀です。

宿敵設定

 クロノス級の自動人形は、「18世紀中頃から西暦1802年のフランス周辺」で、過去の歴史のディアボロスと戦いました。革命期の被害を拡大させ、それを阻止しようとするディアボロスを破るケースが多かったようです。
 ジェネラル級の自動人形は、ナポレオン直属の大陸軍の将軍などの立場の者が多いようです。

淫魔

 人間の欲望を刺激し、『堕落』させることでエネルギーを搾り取る悪魔です。女性型が多いですが、男性型も存在します。
 淫魔は人間の精神に強い影響を与える能力を持ち、己の快楽のため好き放題に操りながら『堕落』へ導きます。特に音楽を利用した場合、その能力は高まります。
 反面、戦闘力は高くなく、種族全体が自動人形の支配下に入っています。
 淫魔は、自分が好む名前を自分でつける事が多いようですが、フランス革命期の実在の人名を名乗ることもあるようです。

身体特徴

 体長1.5m~3mの淫欲をかき立てる外見の悪魔です。
 小悪魔風の角翼尾が生える、髪や下半身が蛇になる、猫耳肉球猫尻尾が生えるなど、人々を性的に堕落させやすく魅力的な外見をしています。

宿敵設定

 クロノス級の淫魔は、「18世紀中ごろから西暦1802年」のオーストリア周辺で人々を堕落させ、堕落させた人間から搾り取った財貨やエネルギーを、フランスの自動人形に上納していました。これを赦せないとした、過去の歴史のディアボロスが現れるのを待ち、迎え撃っていたようです。
 稀に、自動人形の軍勢に加わり、フランスで活動していた淫魔もいます。
 淫魔は種族全体が自動人形に従属しており、ジェネラル級は殆どいないようです。