平安鬼妖地獄変

➡地域と年代
➡ディヴィジョン説明
➡断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報
➡調査・探索依頼
➡出現クロノヴェーダ種族
➡発生中の事件

(1)ディヴィジョンの地域と年代

地域:北部を除く京都府、奈良県北部

年代:西暦972年(最終人類史-1050)年

ディアボロスが奪還した大地:未奪還


(2)ディヴィジョン説明(22年4月更新)

 ここでは、攻略旅団でまとめられたディヴィジョン説明を掲載します。
 ディアボロスの活躍(リプレイ)によって得られた情報や、その情報から予測された推測情報となりますので、参考にしてください。
天禄三年、西暦972年の京都と奈良の一部だ。
民はクロノヴェーダ『鬼』と『妖怪』に虐げられ、都の外は荒廃し、絶望と飢餓が人を妖怪に変えている。

ジェネラル級『『天の魔焰』立烏帽子』の撃破により『妖刀・縁斬り』事件は終結した。
だがその報復として別の鬼が動き出しやがった。
『鬼馬軍団』と名乗る連中が、かつてディアボロスが救った村落を襲おうとしている。迎え撃って撃破して、連中の将を引きずり出してやろう。

『蘆屋道満』との会談は大成功に終わったぞ。
危機的状況だと思われる『奈良の都』が今どうなってるかも気になるが、
まずは『長岡京』の防衛体勢を整えながら、湿原に集まる『ヤマタノオロチ軍団』の戦力を削ってやろう。

京の都でも事件は続いてる。
地獄変第四幕『将門公の大怨霊』、その実態は妖怪による貴族の惨殺だ。ジェネラル級妖怪『青行灯』に迫るためにも、狙われた貴族を救出して、情報を集めねえとな。
さあ、忙しくなるぞ。

(3)断片の王および、敵幹部、重要施設に関する情報

 敵クロノヴェーダの首魁である『断片の王』や、有力な敵幹部、重要施設などに関する情報です。この情報は攻略旅団で情報提供されたものです。
✔断片の王の正体は判明していません。
✔幸神社と赤山禅院の猿像、近辺の井戸の現地調査の結果、平安京の鬼門封じは機能していない。
✔『追儺の鬼』の儀式で民を扇動してるのは妖怪だが、各地で保護した人々を陰陽寮の施設に受け渡すのは現地の陰陽師。
✔地獄変の所有者は『藤原伊尹』。
✔『藤原伊尹』をジェネラル級妖怪『青行燈』が背後から操っている。
✔追儺の鬼の儀式の発起人は『藤原伊尹』だが、開始時点で地獄変はまだ白紙。
✔上の大臣どころか帝まで不自然なまでにまるで民の困窮や妖怪に関心がない。この方面からの調査の意味は薄い。
✔🆕鬼馬軍団の関係者として「源頼光」「頼剛」という存在がいる。いずれも現状は何らかの事情で動けない模様。

◆救出した貴族からの情報

 以下は地獄変第四幕『将門公の大怨霊』の事件で救出した貴族から得られた情報です。
 一般人の貴族の知識ですので、不完全な部分が多いため注意してください。
  • 瀧夜叉姫を名乗る者は存在する。あるいは本当に将門公の娘なのかも知れぬ。
  • 鬼門封じは都を造営した時に、陰陽道に基づき行ったものだろうが、現状を見るに効果があるとは思えない。
  • 相手が将門公の怨霊であると何故わかったか? そう言われても困る。とにかく、将門公の怨霊であると感じたのだ。
  • 自分や血縁者が将門公に直接害をなしたわけでも無く、直接の原因は思い当たらない。
  • 将門公の怨霊は、都の貴族であれば誰でも構わずに祟っているのではないか。
  • 地獄変は、藤原一門に伝わる家宝の一つであると噂で聞いたことがある
  • 陰陽寮の陰陽頭は『賀茂・保憲(かもの・やすのり)』殿だ。

  • (4)調査・探索依頼

     ディヴィジョンで活動するディアボロスへの、攻略旅団からの調査・探索依頼です。
     これらの項目は、主に「新たな選択肢の発生」や、「従来の事件の状況変化」といった形でシナリオに反映されます。
    「適切な状況(選択肢)かつ適切な手段で」調査や探索を行うことで、情報を得られる可能性が大幅に上昇します。
     通常は得られないような情報を獲得できたり、新たな事件のきっかけになったりすることもあるでしょう。
     内容は毎月更新されるので、余裕がある範囲で調査・探索を行ってください。
     調査・探索に成功した場合、結果はリプレイ中で描写されます。

    調査・探索依頼内容

    ✔攻略旅団で再建した被害者救済の拠点の村の整備を続け、襲撃されぬよう警戒する
    ✔『奈良の陰陽師』の詳細について調査したい。
    ✔継続調査:京の井戸底、地下通路の地図を完成させたい。
    ✔長岡京陰陽師との共闘や復興した村への継続支援による交流を通して排斥力低減を試みる
    ✔保護した貴族や長岡京の陰陽師達の情報を元に、内裏への潜入調査を行いたい
     調査・探索依頼は、毎月2日頃に、攻略旅団の情報を元に更新されます。
     なお、上記の内容には、依頼者の願望や誤った情報が含まれる場合もあります。


    出現クロノヴェーダ種族



     日本の伝承に伝わる「鬼」のような姿のクロノヴェーダで、『恐怖』の感情をエネルギーとします。力を見せつけ、敵を恐怖させて打ち倒す事を美徳とし、暴力的かつ威圧的な言動を好みます。
    『〇〇鬼』『〇〇童子』といった鬼の名前を名乗る事が多いようですが、当時の人名を名乗る者もいます。

    身体特徴

     頭部に角を持つ鬼のような姿の、体長1.5m~5mのクロノヴェーダです。
    『鬼人』の角や腕の変異が全身に広がったような姿が一般的ですが、それ以上に異形化した個体も多く存在します。

    宿敵設定

     クロノス級の鬼は「9世紀中頃~西暦971年」に京都周辺で人々を虐げ、阻止に現れたディアボロスに勝利したものが多いようです。ディアボロスを襲撃し、血筋ごと滅ぼした者も存在します。
     ジェネラル級の鬼は、過去の歴史のディアボロスと関わらず、971年以降に活動を開始しており、巨体で戦闘力が非常に高い傾向にあるようです。

    妖怪

     日本の伝承に伝わる「妖怪」の姿のクロノヴェーダで、『忌み嫌われる』ことでエネルギーを得ます。多くの妖怪は、自分の領域で狩りを行い、その恐ろしさを人に知らしめんとします。現代に存在が伝わっていないものも含め、様々な妖怪がいますが、西洋由来の妖怪(ヴァンパイア等)や現代風の妖怪(トイレの花子さん等)は存在しません。妖怪は、名は体を表す傾向が強く、見た目から推測されるような能力、性格をしています。

    身体特徴

     体長50cm~7mの様々な妖怪の姿をしたクロノヴェーダです。『人に忌み嫌われる』ことで力を増すため、雪女等、一部の例外を除き、人に忌み嫌われやすい姿をする傾向にあります。

    宿敵設定

     クロノス級の妖怪は「9世紀中頃~西暦971年」に京都周辺で人々を虐げ、阻止に現れたディアボロスに勝利したものが多いようです。自分からディアボロスだけを襲撃に向かう事はあまりなかったようです。
     ジェネラル級の妖怪は、伝説上の大妖怪の名前を持っていたり、有益な特殊能力を持つ者が多いようです。