【誰歓】ギリギリ夏の風物詩
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
かざはな寮のお庭にて(友好まで乱入可)
・「かき氷を食べたことがない」と陸は言った
・「それはいけない」アンジェリカは言った
・「そうだそうだ」冬樹は言った気がする
・そして時は過ぎ
・蒸し暑さがぶりかえしてきた、とある夜のこと
・庭に小さなテーブルを持ち出して、いざ――
#竜城・陸
#天城・冬樹
#鬼叉羅魏・アンジェリカ
1
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
食べます。
なので、こう……ふわふわになりそうな感じにしてください。
竜城・陸 2021年9月22日
……なら、俺が出したものじゃないほうがいいんじゃない。
(そもそも食べて害のないものかもよくわからないし――)……少し待ってね。
天城・冬樹 2021年9月22日
心当たりがあったり……?
(さらに首をかしげてみて)
竜城・陸 2021年9月22日
(指先で地面をなぞるように)(【水源】を生み出して)
(【水源】から浮かせた水を、範囲を絞った【冷気の支配者】で凍らせていって)
(ひとつ、ふたつ、……三つ。丁度いいサイズに切り出したものを、ご丁寧にテーブルまでゆっくりと運ぶ)
竜城・陸 2021年9月22日
はい、お待たせ。
こっちのほうが多分いいだろう。
(なにせ、“清らかな川の流れ”というくらいだし――食用に耐えるのは道理だと思う)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
(冬樹と同じ角度で首を傾げていた)
……。
(自分の足元を見る 土 土の下には……?そう、いずれ海がある)
……?
海水じゃないですよね、まさか。
(と言いつつ、運ばれたものをかき氷器にセットして)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
(ごーりごーり)(削り始めた)
天城・冬樹 2021年9月22日
普段の飲み水もここから取ってるんだもんね。美味しくないはずはないと思う。
(うんうん、頷いて)
……雪みたいな質感になるんだよね、削ると。ちょっと硬いかな?(雪は、なんて説明しながら)
竜城・陸 2021年9月22日
まさか残留効果の説明が頭に残っていないとは言わないよね、アンジェ……?
(不安になってきた)(まさかよもやという気持ちはあるが)
竜城・陸 2021年9月22日
(などと言いながらも)(豪快に削られて雪のようになっていく氷を見れば、意識はそちらのほうに持っていかれたようで。まじまじと手元を見ている)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
(……陸の言葉に怪訝な顔をしていたことは、手元を見ていたのならわからないだろう、きっと。うん。)
積もりたての雪くらいになるといいんですけどね。
(ごーり、ごーり……)
天城・冬樹 2021年9月22日
そうだね、あんまり硬いととげとげしてて痛いから、ふわふわの雪くらいの硬さだとちょうどいいなぁ。
何度見てもワクワクするね、こう、氷が落ちてくるところ。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
(レトロなかき氷器には、はやりのふわふわ氷は少々荷が重すぎたようで。小さなお祭りにありそうな、荒削りなかき氷ができた)
さ、どうぞ。冬樹のもすぐ……あ、自分でやりたいですか?
(かき氷器をさして。)
竜城・陸 2021年9月22日
え、どうぞって。えー……と?
(これをどうすればいいの? みたいな顔で器とアンジェの顔を見比べる)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
? あぁ。
(陸を見る。じーって、見る)
(そして、ひとつのシロップを手に取る)
これですかね……(ブルーハワイ)
天城・冬樹 2021年9月22日
せっかくだから天城さんは自分でやろうかな。食べ方の説明はおまかせするよ。
(ごりごりと次のいっぱいを削り始める)
竜城・陸 2021年9月22日
(アンジェが手に取った瓶を見た)(青い)……飲み物ではなく??
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
お、いい削りっぷりですね……
(陸のかき氷に、勝手にブルーハワイをかけようとしつつ。)
こうするんです。飲んでもいいですけど、あっまいと思いますよ。
天城・冬樹 2021年9月22日
けっこう好きだったんだ、こういうの。
飲むんだったら、炭酸か何かで割るべきだね。余ったシロップで作ったメロンソーダとかもけっこうすきだったなぁ。
(一杯分削り終えて)
はい、先輩。
(アンジェリカの方へ)
竜城・陸 2021年9月22日
ソースみたいなものかな――――炭酸。割る……?
(わからないことだらけである!)(いや炭酸は知ってるけれども)
(ともあれ、氷にかけるらしいことは理解して、受け取って)(すんごいちまちまかけてる)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
流しそうめんとかも好きなタイプと見ました。
へえ、メロンソーダ。冬樹……頭良いですね。
(あとでやりましょう、頷いて)
(いると、まっしろなかき氷)
あら……?いいんですか。ありがとう。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
そんなちまちまやってたら溶けてなくなりますよ(自分のにレモン味のをだぱっとかける)
天城・冬樹 2021年9月22日
バレちゃった。流しそうめんも大好きだったよ。楽しいよねあれ。
けっこうおいしいよ。……後で作るね。
(楽しげに笑って)
いいのいいの。削るのも好きだからね。
(自分のに取り掛かる)
竜城・陸 2021年9月22日
これどのくらいが適切なの?
(なんて言いつつアンジェの手元を見て)(あんなに勢いよく行ってもいいんだな……という顔)
竜城・陸 2021年9月22日
…………それにしても、(ほどほどでシロップを置いて)知らない単語ばかり出てくるな、君たちの会話は。
こればかりはどうにも、生きてきた時代の差を感じるね。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
正解でした(✌)
流しそうめん、ちゃんとやったことないんです。……来年はここでもできそうですね。
(ありがたく受け取ったかき氷は、黄色がさわやかなレモン味になった!)
適切……?好きなだけ、です。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
そうなんですか?(首を傾げつつ)ま、そのうち埋まりますよ。
天城・冬樹 2021年9月22日
そうそう、大正解。
そうだね、ここの子たちみんなでやるのはたのしいかもしれない。
来年は提案してみようかな。
好みの量で、かな。少な目にして後で足していくスタイルもいいよ。
いやいや、これからすぐ埋まっていくよ。こういうの、楽しめてるといいんだけど。
(自身もシロップをかける。さっき話してたら恋しくなったのでメロンだ)
竜城・陸 2021年9月22日
好きなだけ、か。
(一口指で掬って、食べてみる)(……水の味しかしない)(もう少しかけたほうがいいかな、と首を傾げながらシロップを手に取った)
うん? ……勿論、楽しませて貰っているよ。そうだな、こういう経験が増えれば――(増えたら)(……どうだろう)
……きっと、いいことなんだろうな。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
提案、任せました。
ミーレなんかきっとはしゃぎますよ。
(陸の様子を見つつ、自分もぱくり。おいしい)(ご機嫌そうに揺れる)
もしかけすぎたら……ほら、炭酸もありますしね。何したってどうにかなります。
天城・冬樹 2021年9月22日
そうそう、適量を見つけたら、次からはその量で作れば大丈夫だから。
そうだね、きっといいことだと思う。
気に入ってもらえるかな。でも好きそうだよね、ミーレさんも。
どういうものかしっかり説明しないと。
(美味しそうに食べるなぁなんて笑って、自分もぱくっと。キーンとする感覚が懐かしい)
竜城・陸 2021年9月22日
……ちなみにその「流しそうめん」というのはどんな感じなの?
(シロップを傾けた)(けっこう一気に出てきた)(…………どうしよう? って首を傾げる)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
きっとも何も、いいことでしょう。
(あ、いいですね。なんて メロンを半分かけて追いシロップ)
ミーレは良い反応すると思いますよ。花火であんなにはしゃいでましたし。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
流します。そうめんを。竹とかで、こう
(すいーっと手を動かすけど、多分伝わらない)
(食べてみなさいな、って視線は送る)
天城・冬樹 2021年9月22日
竹で作った樋に水を流して、そこを流れていくそうめんを掬って食べる食べ方だね。
終点のところにざるを用意しておけば、取りそびれても無駄にならなくて大丈夫。
涼しい食べ方、っていうのかな?
(追加する? とかき氷器を指して)
そうだね、花火の時もすっごく楽しそうだったから
ここからの季節の行事、いろいろやっておきたいね
竜城・陸 2021年9月22日
食べ物を流すの……?
(ピンとこないみたいな顔をしたが、冬樹の説明でああ、と頷き)……箸に慣れてないと大変そうだな、それ。来年の夏までに練習しておかないと。
(追加は大丈夫、と緩く首を振って)(一口掬って食べる)
…………甘くて、冷たい。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
それです(スプーンで冬樹をさす)冬樹は説明が上手ですね。
ああ……まずは箸からでしたか。
(そして、食べる陸を見て)
陸も、これでやっと夏ですね。
天城・冬樹 2021年9月22日
そういうこと、そうだね、箸でとる必要がある。
最悪フォークでもいいけどね。それっぽさを楽しむなら断然箸がいいと思う。
(うん、とうなずいて)
そういう食べ物。甘さと冷たさを楽しむための。
ほめてもらえると嬉しいな。伝わったなら、よかった。
そうだね、ようやく夏になった。もう終わっちゃうけれど。
竜城・陸 2021年9月22日
いや、使えないわけではないんだよ? 普通くらいには使えるよ?(謎の負けず嫌い)……ただ、流れているものを掴むのは多分ちょっとまだ厳しいかな、と思って。
…………夏。夏、か。
(過ぎ去るのを待つだけの、季節)(窓の外にしかなかった景色)
竜城・陸 2021年9月22日
(……そういうものとはまた別の、ここでなければ経験できなかった、多くの事)
…………うん。そっか、これが夏か。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月22日
最悪フォークでも、いいんですよ(ニコ……)(ちょっといじわるそうな笑顔)
夏です。
終わったら秋が来ます。
(メロンレモンをしゃぐしゃぐ食べて)
……。
(頭を抑える)
天城・冬樹 2021年9月22日
あはは、そうだね。慣れてる人でも難しいくらいだから。水の流れに逆らうように先をむけるのがこつかな。
(くすくすとおかしそうに笑って)
そうそう、これが夏。今度は秋らしいことをしていこう。
(いじわるそうな笑顔にはおかしそうに笑って)
もう秋も近い。あ、やっぱりキーンとした?
(なるよね、なんてまた笑って)
竜城・陸 2021年9月22日
ちゃんと箸を使います。大丈夫、一年もあれば慣れるはず……。
(晴と今度ラーメンとか食べに行こう。決意)
……夏が来て、秋が来て、か。
窓越しに感じる空気でしか、季節を知らなかったから、まだちょっと戸惑ってるけど……
竜城・陸 2021年9月23日
……うん。楽しいね、こういうの。花火も、今日も、すごく。
次の夏が来るのも待ち遠しくなりそうで、……まあ、でも、秋には秋の、冬には冬の、こういうのがあるんだろうね。
それも、うん、……楽しみだな。
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月23日
(渋い顔でこめかみを抑え)
……しました。毎年食べてるのにやっちゃうんですよね……。
それなら良かったですよ。
楽しめるなら楽しみましょう。秋だろうが冬だろうが。
陸の箸、も……(とか言ってたら、またきーんってなった)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月23日
……水、飲んできます
(よろり、寮の中へ)
(退場)
竜城・陸 2021年9月23日
え、え?
…………冬樹くん、アンジェはどうかしたの。具合でも悪くした……?
(ふらふらと去っていく背中を見て)(少し慌てていたかもしれない)
天城・冬樹 2021年9月23日
そうそう、それぞれの季節らしさがね。
きっと楽しめると思うよ。天城さんもどんなふうにやろうかたのしみ。
あはは、いってらっしゃい。
冷たいものを一気に食べるとよくあることなんだ。こめかみのあたりがつきつきしてね。
気を付けて食べよう、また戻ってくると思うし。
(なんてうなずいて)
(しばらくかき氷を楽しんだ後、ソーダも味見してもらったとか)
(退場)
竜城・陸 2021年9月23日
あ、ああ、……そういう……。
(自分の生だったらどうしよう、と思っていたから。心底安堵したように息を吐いて)
そうだね、じゃあ、ゆっくり……
(ゆっくり……)(なんて思いつつ)(かき氷の器と再び向き合うのだった)
(ソーダも美味しかったらしく、それ以来よく自販機で炭酸を買っている姿が目撃されるようになったとか)
(退場)
鬼叉羅魏・アンジェリカ 2021年9月23日
=おしまい=