遊廓『龍勢座敷』

👿:夜は闇を抱き嗤う

終之蝶・椿姫 2024年3月5日
※オリジナルシナリオに関しての設定は【アンオフィシャル】です  ※
※このRPシナリオは【誰でも参加可能】です。一見様も大歓迎です ※
※他の旅団や依頼で、この内容を持ち出すことは禁止です      ※

◆基本情報
参加人数 :制限無し
場所   :幽闇町MAP⑭付近
参加者HP:【10】
パラドクス:【4】回制限

◆ルール
ボス戦におけるルール説明スレッド参照
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=52009&mode=last50

【夜は闇を抱き嗤う】

「クカカカ……!」

 築かれた死体の山の上に座り、男は独り血に酔い嗤う。

『かの者達は、因縁であった女の惨たらしい死体を見て、どう思ったのだろうか』

 自身を強き者と知っておりながら、その力を弱者を守るために使う酔狂な者達。
 だが、その結果は無残なものであった。女を守れず、死に追いやった。絶望しただろうか。それとも自身の弱さを嘆いたのだろうか。或いは―。

「―我に殺意を抱いただろか」

 そう考えるだけで、己の身体が言い難い愉悦を抱かずにいられない。
 その衝動を抑えること出来ずに、少々張りきり過ぎた結果が、この死体の山だ。弱き者、然れど守るべき者がいる者を殺せば、またあの血肉沸き立つ斬り合いが出来ると思い、とりあえず目についた者達をひたすらに斬っては積み上げていった。
 せめてこの子だけはと叫び懇願する者がいれば、子共々突き刺し殺した。
 待っている者がいると逃げる者がいれば、嬲りながら追い詰めて、絶望を抱かせて斬った。
 騒ぐ野次馬共もついでに斬った。騒ぎを聞きつけてきた警察とやらの連中も、目障りだったので斬った。
 
「クカカカッ! 今宵、目についた者達は殺し尽くしたぞ! 
 貴様等が守れず、これほどの死人が出た! 我と同じだ! 強者だから弱者を殺した!」

 復讐者達が守らなかったから、己が殺した。ならば、復讐者達が見殺しにした結果だと、紅染・鬼之衛が大声で叫び嗤う。
 それはまさに狂人の言い分だった。
 そして、未だに姿を見せぬ復讐者達を嘲笑いながら、歓楽街へと足を踏み入れようとしたのだった。

◆討伐対象 :狂人『紅染・鬼之衛』の討伐【HP:100】
 パラドクス:【10】回制限

●POW
血華流『獄炎閃』(けっかりゅう『ごくえんせん』)
己が殺めた者達の最後を、復讐者達に詳細に嬉々として語ることで愉悦に浸り、殺人衝動を増幅させて、刀身に染みついた血を己が舐めることで獄炎へと変化させ、殺傷力を増した斬撃を敵に与える

●SPD
血華流『朧華閃』(けっかりゅう『おぼろかせん』)
己が殺めた者達の最後を、復讐者達に詳細に嬉々として語ることで愉悦に浸り、殺人衝動を増幅させて殺傷能力をアップさせると、複数の幻影と共に敵の眼前に一足飛びで現れ、神速の抜刀術を放つ

●WIZ
血華流『死閃』(けっかりゅう『しせん』)
あえて後手に回り、敵の攻撃を受けて出来た傷からの血を舐めることにより、狂おしいほどの復讐心と殺意によって劇的に力を増幅させて、攻撃が成功し安心した敵に極限までに殺傷力を高めた斬撃を与える




【POW】
0
【SPD】
2
【WIZ】
0
回復
0
0

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稲御宮・玉藻 2024年3月24日
【HP:2】
【パラドクス残り:1/4】

え?何も感じませんが嫌な感じはしますよ?(何を今更と言った表情をし乍ら見据えて)
そもそも、この様な大き過ぎる力を持てば使い手次第では善悪に別れてしまうのは必然です。
ですから、わたくし達の様な者が貴方のような者たちを倒すのですよ!(真正面から言い切ると回避行動をとり始めて)

【防御】〈パラドクス使用でダイス目-20〉

0

稲御宮・玉藻 2024年3月24日
【HP:2→1】
【パラドックス残り:1/4→0/4】

ぐっ!!(自らが作った砲弾で出来てしまった小さな穴に足を捕られてしまうと回避行動が遅れてしまい避け切れずに斬撃を無事な砲身で受けるが、既に何度も防いでいるせいかギャリリッ!と切り伏せられてしまい衝撃が襲い掛かり顔をしかめて)
わたくしには大切な人と幸せを育み我が子を育てる夢があります!ここで負けるわけに行きません!(限界間近な事を感じつつも奮い立たせるように言えば、無事な砲身に弾頭を装填してドォォンッ!と発射して)

【攻撃】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年3月25日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年3月25日
≫防御成功!
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:63】
≫パラドクス使用残り回数【8/10】

「善悪に分かれるとは異な事申す! そもそも善悪なぞものは、その者にとっての秤(はかり)の様なもので決められる曖昧なものでしかないまがい物であって、自分の勝手と違うという事で排除しようとしておる貴様等こそ、真の悪ではないか!」

 言葉で稲御宮を翻弄させるように、大げさな素振りを見せながら語る。貴様等こそが、己を善であると決めつけ、悪と決めつけた己を殺しにきた悪であると。
 そして、稲御宮へと斬りかかり。

GM攻撃判定:

0

稲御宮・玉藻 2024年3月25日
【HP:1】
【パラドックス残り:0】

!!それを相手を受け入れない押し付ける方が悪です!!
(ある意味で間違っていない事に表情を曇らせてしまいながら、それでも認めるわけにはいかないと声を張り上げながら言い返して)

【防御】

0

稲御宮・玉藻 2024年3月25日
【HP:1】
【パラドックス残り:0】

それに夢の為に負けれないのです‼‼
(動揺はあったが自身の中の意思が強かったせいで刃を避け切ると変わりにと無事に残っている砲身を横薙ぎに振るって)
(【SPD】)
0

終之蝶・椿姫 2024年3月26日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年3月26日
≫防御成功!
≫【クリティカル判定】により【反撃】。稲御宮のHPが【-1】されます
≫稲御宮のHPが【0】になり、戦闘不能となりました。

「我を悪と断じ、夢を語るか。それこそが貴様等が強者であることからくる傲慢であると、何故思わぬのか」

 動揺した稲御宮の攻撃を軽くいなすと、そのまますれ違い際に刀を振るう。
0

稲御宮・玉藻 2024年3月26日
【HP:1→0にて敗北】

あぐっ……そ、それでも……ぐっ…あっ……
(斬られた痛みに顔が顰でしまい、それが致命的な一撃だったのか数歩動くと動きは止まってしまうが、最後の力を振り絞り振り向いてボロボロの体で重い足取りで近寄ると最後の抵抗か行かせないと両手を広げて行動を妨げるように抱きしめようとして)
0

終之蝶・椿姫 2024年3月29日
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:63】
≫パラドクス使用残り回数【8/10】

「……ふむ。暴れはしたものの、来たのは1人。存外に愉しめはしたが、やはり物足りぬな」

 必死の抵抗を見せる稲御宮を気にした素振りもみせず、振りほどくと興味を失ったように、積み上げられた屍の上へと戻り座り込む。
0

出雲・唯機 2024年3月29日
近くのビルの屋上で決着の様子を確認すると、抜刀すると同時に屍の上に座り込む紅染に向けて飛び降りながらの攻撃をして。

【攻撃】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年3月30日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年3月30日
≫防御失敗!
≫86÷6=15(繰り上げ) 15-3=12
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:51】

「ぐぬ……!?」

 突然の襲撃に反応出来ずに斬られてしまい、手をついて襲撃者へと目線をやる。

「……いつぞやの男か。そこな女子(おなご)のみかと思っておったが、やはり潜んでおったか」

 倒れ伏した稲御宮をちらりと流し見、ゆっくりと立ち上がる。そして、出雲の攻撃によって流れた血を舐めとると、返礼といわんばかりに刀を振り上げる。

GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】):

0

出雲・唯機 2024年3月30日
防御

0

出雲・唯機 2024年3月30日
【防御失敗】
【クリティカルのためHP-2】
【残りHP:8】

「ぐっ!」

振り上げられた刀をかわしきれず頬を斬られ、

「稲御宮に任せたつもりだったが…いい加減お前の顔も見飽きたんでな!」

降りおろした大太刀に炎を纏わせながら、逆袈裟に振り上げ

【攻撃】
【パラドックス使用】
【パラドクス残り:3/4回】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年3月31日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年3月31日
≫ファンブルにより確定で防御失敗!
≫120÷2=60 60÷6=10
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:41】

 出雲の斬撃が深々と鬼之衛の胴体を斬り裂く。
 深傷を負った鬼之衛は、その場で片膝をつくと、忌々しげな表情を浮かべて荒い呼吸を整える。

「些か貴様等を舐めていたのぅ。だが、まだまだ戦い足りぬぞ!」

 そう言って、一瞬にして間合いを詰めると、刀を薙ぎ払う。

GM攻撃判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年3月31日
≫出雲『クリティカル判定』により、GM攻撃ターンにおいてダイス値に【+20】補正
≫ファンブル判定により、出雲は【確定で攻撃を回避】。そのまま、回避+攻撃RPに移ってもらって大丈夫です。
0

出雲・唯機 2024年3月31日
振るわれる横薙ぎの一撃を新たに抜いた大剣で受け止め。

「そんな無理やりの反撃なぞ…随分と甘く見られたもん、だ!」

そのまま強引に力で刀を上へと打ち払い隙を作りだし。

「クウコ…あいつをやるぞ」
『…疲れるからやりたくなんだが…後で色々と寄越せよ』

何処からともなくクダギツネがやってくると、四振りの刀剣と自身の身体を一つの身の丈を超える斬馬刀へと変え。

「こいつが奥の手…だ!」

大上段からの質量と膂力、その他を重ねた大威力の一撃を。
(無効票)
0

出雲・唯機 2024年3月31日
選択忘れだな

【攻撃】
【パラドックス使用】
【パラドクス残り:2/4回】
0

終之蝶・椿姫 2024年4月1日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月1日
≫防御失敗!
≫120÷2=60 60÷3=20
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:21】

「ぐぬっ……!?」

 出雲の攻撃をモロに受けて、鬼之衛がたたらを踏む。
 だが、それを嬉々として受け入れ、間髪入れずに己も神速の抜刀術を抜き放つ。

GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】):

0

出雲・唯機 2024年4月1日
【防御】

0

出雲・唯機 2024年4月1日
【防御失敗:ファンブル判定:HP-1】
【攻撃クリティカル:HP-2】
【残り:HP5】

「ぐっ…!」

大技の後の隙に、攻撃を受けると浅くない一撃を胸に受けるも強引に反撃をして、

「押し切る!」

長大な斬馬刀を身体の捻りも生かしながら、横薙ぎの一撃を放ち

【攻撃】
【パラドックス使用】
【パラドクス残り:1/4回】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年4月2日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月2日
≫防御成功!
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:21】
≫パラドクス使用残り回数【6/10】

「クカカカッ! そこに倒れておる女子もそうだが、お主も前回の傷がまだ完全に癒えておらぬと見える。動きが鈍くなっておるぞ!」

 その状況であろうと予測は立てていた上で、殺し合いに引き込むために無為の住人達を殺して回ったことを棚に上げて、もっと殺し合いを楽しめと言わんばかりに醜悪な笑みを浮かべて。

「もっともっと愉しめるであろう?」

 そう言って、血にまみれた愛刀を舐めると、一気に能力を増す。そして、その身体能力を以て、出雲へと刀を振り下ろす。

≫出雲、防御にて『ファンブル判定』により、鬼之衛の攻撃ターンのダイス値が【-20】
GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】。合計【-40】の補正):

0

出雲・唯機 2024年4月2日
【防御】

0

出雲・唯機 2024年4月2日
【防御失敗:HP-1】
【残り:HP4】

「くっ!」

打ち下ろしの一撃を刀で受け止めるも先ほどの一撃が響き、受け止めきれなかった刃は浅く肩口を切り裂き。

「多少怪我をしていようと無理をしないと…そろそろお前の顔にも飽きてきたんでな!」

受けた刀を押し返しながら、斬馬刀を滑らせるように逆袈裟に攻撃を仕掛け

【攻撃】
【パラドックス使用】
【パラドクス残り:0/4回】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年4月3日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月3日
≫防御成功!
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:21】
≫パラドクス使用残り回数【5/10】

 逆袈裟に刀身の背を合わせて滑らせると、そのまま弾いて。

「クカカカッ! この程度で飽きてもらっては困るのぅ! まだまだ愉しもうではないか!」

 そう言って、こちらも畳みかけるかの如く神速の抜刀術を放つ。

GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】):

0

出雲・唯機 2024年4月3日
【防御】

0

出雲・唯機 2024年4月3日
【クリティカル判定】
【確定防御】

抜き打たれた刃を鬼の腕で跳ね上げ

「悪いが楽しむつもりはない」

弾かれた斬馬刀を力で抑え込むと、そのまま上から重量と力を持って振り下ろし。

【攻撃】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年4月4日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月4日
≫防御成功!
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:21】
≫パラドクス使用残り回数【4/10】

 出雲の振り下ろしに刀を合わせて、狂人とは思えぬ技量を以て受け流し、そのままの勢いで出雲を斬る。
 
「つれない者達じゃのぅ。そこに倒れておる女子とお主のおかげで、これほどの犠牲者が出たというのに」

 情報屋の男や、その娘。そして、戦場の一角にある屍の山を、まるでお前達が原因だと言わんばかりに嘲笑う。
 そして、再び愛刀を舐めて己の能力を高めると、上段から一気に振り下ろす。

≫出雲が防御にて『クリティカル判定』、攻撃にて『ファンブル判定』のため、鬼之衛の攻撃ダイス目における効果が相殺されました。
≫攻撃『ファンブル判定』のため、出雲のHPが反撃により【-1】されます。

GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】):

0

出雲・唯機 2024年4月4日
【防御】

0

出雲・唯機 2024年4月5日
【クリティカル判定】
【確定防御】
【攻撃ファンブル:HP3】

「っ!」

斬り下ろしを斬馬刀で受けると切り裂かれた傷から血があふれ

「そいつに関しては弁明のしようもないが、だからこそそろそろ仕留めさせてもらう」

受けた刀の力を生かしつつ、身体を沈み込ませると同時に踏み込むと袈裟に斬馬刀をふるい

【攻撃】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年4月5日
防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月5日
≫防御失敗!
≫120÷2=60 60÷6=10
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:11】

 斬馬刀に斬り裂かれながらも、醜悪な笑みを浮かべて。

「クハッ! このギリギリの殺し合いこそ、我が求めていたもの! それでこそ、つまらぬ殺しをした甲斐があったというものじゃ!」

 そう言って、納刀すると神速の抜刀術を放つ。

 GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】):

0

終之蝶・椿姫 2024年4月5日
≫出雲、防御にて『クリティカル判定』のため、鬼之衛の攻撃ダイス値に【+20】の補正。それをパラドクス使用により相殺されるため、数値は【47】のままです。
0

出雲・唯機 2024年4月6日
【防御】

0

出雲・唯機 2024年4月6日
【防御失敗:HP-1】
【残り:HP2】

防御を試みるも素早い抜刀にさらに身体を切り裂かれ

「ぐっ!…つまらない殺しをしたからこそ、こうしてかられる身に落ちたんだろうな!」

斬り咲かれつつも歯を食いしばると、地面を強く踏み込みその反動を生かしつつ身体を捻ると、
首へと向かって斬撃を

【攻撃】
(無効票)
0

終之蝶・椿姫 2024年4月7日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月7日
≫防御失敗!
≫120÷4=30 30÷5=6
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:5】

「クカカカッ! 狩られる身とは異な事を申す。強者同士が戦えば、喰うか喰われるかだけのこと!」

 全身を血に染めながらも、狂ったように笑い、嬉々として刀を振るう。

≫パラドクス使用残り回数【2/10】
GM攻撃判定(パラドクス使用のため、ダイス値が【-20】):

0

出雲・唯機 2024年4月8日
【防御】

0

出雲・唯機 2024年4月8日
【防御失敗:HP-1】
【残り:HP1】

振るわれた刀を受けるもこれまでの戦闘での傷からは血があふれ徐々に身体を地に染めて

「どうであろうと、最後に立っていればそれで勝ちだ」

紅染の身体を断ち切ろうと冗談から振り下ろし

【攻撃】
(【SPD】)
0

終之蝶・椿姫 2024年4月9日
GM防御判定:

0

終之蝶・椿姫 2024年4月9日
≫防御成功!
≫『紅染・鬼之衛』の残り【HP:5】
≫パラドクス使用残り回数【1/10】

「クハッ! その通り。最後に立っておれば、それで勝ちじゃ!」

 出雲の上段からの振り降ろしを刀の背で受け流すと、そのまま出雲の身体を斬りつける。

≫出雲攻撃ターンにて『ファンブル判定』により、『反撃』で【HP-1】のため、戦闘不能!
≫狂人『紅染・鬼之衛の勝利!
0

出雲・唯機 2024年4月9日
「くっ!」

最後に斬られるとその場に沈み。
0

終之蝶・椿姫 2024年4月10日
≫戦闘結果:狂人『紅染・鬼之衛の勝利
≫この戦闘における治安悪化は発生しません

 倒れ伏した2人を見下ろし、鬼之衛は納刀するとガクリと膝から崩れ落ちる。

「クハッ! 中々に血肉躍る殺し合いであった。我もここまで追い詰められるとは予想外であったわ」

 地面に片膝をついたまま、嬉しそうに嗤う。
 そこに―。

「ーふむ。中々に面白い実験結果であった。やはり、我々のような存在にも効果があるか。本来であれば、此奴等にどう作用するかも確認したいところだが……」

 鬼面を被った薬師が現れると、そう言って鬼之衛に紙に包まれた薬を手渡す。鬼之衛は手渡された薬を飲むと、戦闘で傷ついた身体が癒えていく。

「傷つき倒れた此奴等で試したところで意味が無かろう。それに、万が一此奴等がそれで死のうものなら、我の楽しみが無くなってしまうではないか」
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終之蝶・椿姫 2024年4月10日
鬼之衛の制止に、鬼面の薬師は呆れたような溜息をついて、そのつもりなど毛頭無いと答える。

「主の戦闘に手を出さぬのが条件だったはずじゃ。それを破るつもりは無い。無いが、今回はここまでじゃ。これ以上の騒ぎは面倒事となる」

 その言葉に鬼之衛は頷き、

「分かっておるわ。今宵の斬り合いも愉しいものであった。これ以上は望まぬ。此奴等はまだまだ愉しみ甲斐がある」

 鬼之衛は、そう言って立ち上がると、その場を去って行く。残された鬼面の薬師は、倒れ伏した2人を一瞥すると、暗黒街へと向けて歩を進めながら愉快そうに嗤う。

「いずれこの街は貴様等にとっては地獄と化すであろう。その時まで精々あの狂人と戯れておくと良い」

 鬼面の薬師は、ある薬を眺めると、そのまま闇の中に姿を消すのであった。

≫戦闘が終了しました。
≫参加していただいたお二人には感謝を。またのご参加をお待ちしております。
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