かざはな寮

【個】time flies

ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
今度、力を見せてもらいましょうね――なんて話をふわふわしたのは少し前。
模擬戦、というほどかしこまることもなく。ある放課後、寮のお庭で向き合ってみたわけです。

#ミーレ・ベルンシュタイン
#海色・空




演出継続
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
――はい! じゃあ、どういたしましょう。殴り合ってみます?

(両手を胸の前で合わせてにこにこ笑う、いつもの白ラン制服姿だ)
(心なしか、目が期待にきらきらしているようにも見える)
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海色・空 2021年9月9日
本当にミーレ嬢は好きものだな。
(いつもの可愛らしい顔だが、爛々としている目を見て)

まあ、近接も可能だが。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
あら、心外ですわ。
わたくし魔術師ですもの、喧嘩が好きなわけじゃありません。あくまで、あくまで知的好奇心ですのよ?(くすっと笑って)

まあ、出来そうだなぁ、とは思っておりましたけど?
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海色・空 2021年9月9日
その手段が、随分と武力に偏っていやしないだろうか?
ひとまずやり合って、実戦で確認するのが最適だと思っている節がないか?
(部屋のベランダでギャラリーごっこしているアマモちゃんが上半身だらーんと垂れている)

母上から広く浅く学ぶ方針だったから、どれもそれなりだ。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
大抵の場合は、そうでしょう? 机を挟んで学術問答で済むことなら、それでも構いませんけれど(くすっと笑って)
とはいえ、(だらんとするアマモちゃんにひらひら手を振ってみせ)――もちろん、もっと平和にでも。

うふふ。何でも出来るひとを、それなりとは呼びませんのよ、クーくん。
騎士団長を見ていれば分かるでしょう?
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海色・空 2021年9月9日
体感したいというのはレアケースだと思うが。
ミーレ嬢が言うと、そこはかとなく意味深に聞こえるのはなんなのだろうか。
(眼鏡をくっとやり。 アマモちゃんが「もっ」ってした)

母上と比べれば器用貧乏の極みさ。
あれは母上の同類……いや、出来ん人間を理解できないからたちが悪いな。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
だって、それが一番効率的でしょう?
うふふふ。いえ、いえ、誤解ですわ。見せていただくんですもの、方法はお任せします。何か用意した方がよろしくて?
(「もっ」ってし返した)(なんだろうこれ)

――、……ふふ、分かってるじゃあないですか。
それじゃあ花束ちゃんに出来ないことまで出来ますわね、クーくんは(くすっとおかしげに笑って)
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海色・空 2021年9月9日
料理は非効率が美味しくする要素の一つだ。
別にやり合うのでも構わないが……できれば避けてもらいたいものだな。
(この女性は、身体で受け止めることに躊躇がないように見受けられる)

10年、20年を1つのことに打ち込んで漸くその分野においては追従できる程度だろう。
プロよりはトレーナー向きか?
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
……むむ。わたくしは料理は科学派ですけれど。(一理はありますね、なんて、頷いて)
? ええ、いいですわよ。クーくんがその方がやりやすいのなら、今日は食らわないことにします。(にこにこ、当然のように笑って)(来るならどうぞ、と、手招きしてみせた)

……それは十分、素敵なコトだと思うのですけれどねぇ。
さて、貴方がそう信じられるのであれば。
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海色・空 2021年9月9日
庭でするBBQは美味いだろう? だが、実際には室内でしようが味は変わらないし、準備は面倒の極みだ。
これもまた美味しい非効率と言えるだろう。
まあ、私は当てる気で行くが、ミーレ嬢はそれがお望みだろう?
(ベランダで猫のようにだらだらしていたアマモちゃんが、ぺい、ぺぺーいと硝子玉を数個投げ落とした)

天才見て育つ側はなかなか何とも言えないものだぞ。 (無効票)
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海色・空 2021年9月9日
ではまず、触りに。
(落とされた硝子玉に光がきらりと反射し、"順番に中空で静止"し、ミーレに向けて"同時に射出"される)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
(それは料理に……含むんでしょうね。なるほど、と、頷いて)
(――もちろん。そう笑って、上を見上げた)

……、(聞こえた言葉に、少しだけ、複雑な顔をしながら) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
――ふむ? 停止、からの――操作、加速。それに……?

(赤い瞳が、込められた術を探るように細められて)
(ひゅ、と、風が舞う。同時に射出された玉の軌道が見えているように、ある程度の余裕をもってかわす動き)
(何の神秘も使っていない。ただ純粋な、滑らかに滑るような身のこなし)
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海色・空 2021年9月9日
まあ、私はご覧の通り、母上の愛情を一身に受け真っ直ぐに育ったわけだが。
(母上は偉大だと語り)

はずれ、正解、正解だな……しかし、目が良いな。(ぼたぼた上から硝子玉が降ってくる)
アマモちゃん、狙ってぶつけないでくれないだろうか。
(運動エネルギーを与えられた硝子玉が地面から跳び上がり、一瞬加速して静止、一瞬加速して静止、一瞬加速して静止)
(順番に同じ動作が繰り返されて都合10。 10個の硝子玉が同時に射出される)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
あら、66点。……ということは、この動きそのものは運動の操作、念動の類ですか。
そんな具合で、予測もコミコミですのよ。あとはー‥…)
(くすりと笑い、動きを止めないままに、視線は玉の動きを追って)
(――むむ。ただ生身で避け続けるにも限度はありますか。ちょっと軽率だったかもしれません) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
(――まぁ、10なら、まだいけますが)

(ひらひらと揺れる白の長衣。相対的に見れば小柄な身体が、玉の軌道の中を紙一重で舞い踊り。かわすのに専念して、反撃を狙ってはこない仕草で)
…………、速いですね。(玉が、ではなくて)(どちらかといえば、術を使う方)
何か、ズルしてます?(曖昧な言葉を、口にして)
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海色・空 2021年9月9日
いや、はずれの原因は、観測されたものと実際に発生している事象の違いだ。 ミーレ嬢は硝子玉が停止したと観測したが、実際には"硝子玉は一度も停止していない"。
(僅かに表情が変化したな。 10個はきついということか?)

(……いや、そうでもないか。 妖精の如くひらひらと翅を振りながら踊っているな。 うむ、よい)
(うむうむと何故か頷いている) (無効票)
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海色・空 2021年9月9日
いや? ずるをしているつもりはないが……。
(ベランダの柵の上、くるりと回ったアマモちゃんが大量の硝子玉をぶちまけた!)

ずると言うなら、こうだな。
(パチンッ、と指を鳴らすと、落ちてくる硝子玉が連鎖的に一瞬斜め方向にずれるように動いて静止) (無効票)
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海色・空 2021年9月9日
(硝子玉とミーレの距離は、個々によってかなりの差がある)
(だが、硝子玉は相対的な距離に関係なく、ミーレの存在する座標に向けて同時に着弾するように距離が遠い順番に射出された)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
――――ふーむ?(足を止め、じ、と、今度こそ見逃すまいというよいに玉の動きを見つめた)……面白いですわね。
同じものを扱うのだから、似ているかと思いましたけれど……むしろわたくしとは正反対。

(そんなことをしていれば。当然、かわしようがないタイミングで全ての玉が殺到するが)
(体内の魔力を励起する。元よりミーレ・ベルンシュタインの用いる魔術は一つだけ) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
(――着弾の瞬間、もうそこにはいない)
(肉眼で見ればブレるように、瞬き未満の間で、かわしようがなかったはずの玉をすり抜けたように、数歩行き過ぎ、振り向いて、自分がいた場所を見つめていた)
(まるで時間を止めて動いたかのよう。けれど実際には少し違うことが、伝わるかどうか)

わたくしは自分が身を置く流れの速さを弄りますが。
貴方は、流れる川はそのままに、一つひとつ細かく引き戻して「調節」している?
――なんだ、やっぱりズルじゃないですか。
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海色・空 2021年9月9日
(普通の人間なら避けられず、硝子玉に滅多打ちにされるだろうが……まあ、うちの番長なら余裕で避けるだろう。 よしんば、当たっても死にはしないはず……例え地面に穴を穿つ威力だろうと)
(本当に大丈夫か? 少し心配だな……) (無効票)
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海色・空 2021年9月9日
うむ、さすがに避けたか。
(滅多打ちにされた地面から舞い上がる土煙を、その長大な羽根の一打ちで吹き散らし)

私の根幹となる術式は時空間制御だからな。 戻して調整しているのは、私が不出来なだけだぞ……。
その加速率の方がずるいと思うが?
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
……仮に、それを不出来と呼ぶとして。
では、何十という不出来を重ねて、束ねて、圧縮して、不出来を不出来のまま、非効率を非効率のまま補う成果を何と呼びましょう。
それが上出来でないのなら――あなたのそれはもう、術式というより権能ですね。まるで時の神様のよう。
初めて見る時間神官の術だから、そう思うのかしら?(くすくすと、笑って)

――「率」なんて、その細やかさに比べればささいな違いですわ。
なんせ、ほら。わたくしにとっては…… (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
ぴったり同じに合わせている方が、よっぽど難しい。
(最初のように、胸の前で手を合わせ。本当に、おかしげに笑って)
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海色・空 2021年9月9日
それを何と言うか、答えは『研鑽』だ。
出来ないからこそ、それを補うすべを考え、出来ないなりに改良する。
まあ、私の母上は実質神だが。 (無効票)
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海色・空 2021年9月9日
人に合わせるのは苦手か?
(……あのポーズ、胸が強調されるな)

私もミーレ嬢に近いことは出来るが、そこまでの速さにはなれんな。
(軽く一歩前進する動きで、瞬時にミーレの手の届く距離まで移動して)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
研鑽の果て、補えるほどに高めた力を『実力』と呼びますのよ、クーくん(にこり、と)
あら。半神、……いえ、それは多分違いますね。なるほど、なるほど。(何が分かったのか、それとも知ったかぶっているのか。表情は何かの納得を得た様子で)

――あなたの見ての通り、ですわ?
自分では、上手くやれているつもりなのですけれど。(ポーズは変わらず、目を細め、可愛らしく小首を傾げてみせて) (無効票)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
まあ。(くすりと笑い、近づいてきた姿を見上げて)
0と1の差は、1と10の差より余程大きいものですわ、クーくん。
研鑽すれば出来ますわよ、きっと。

――――うん。良いものを見せていただきましたし、ちょっぴりクーくんのことが分かった気がします。
これ以上本気になると危なそうですし、この辺りにいたしません?(そう、笑って見上げて)
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海色・空 2021年9月9日
実力はあるぞ、 器用貧乏なりにはな。
自身の力を卑下してるわけでもなく、事実として受け入れた上で器用貧乏と称しているのでね。
バカとハサミは使いようというだろう?
母上はクラゲでもあるが。

(……うむ、胸が大きいな。 顔は愛らしい)
少々無茶ぶりをする部分もあるが、それなりに上手く立ち回っているとは思う。
まあ、仮に上手くできなくとも、我々がフォローはするさ。
(眼鏡くいっした) (無効票)
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海色・空 2021年9月9日
それを無茶ぶりという。
99と100の差は大きいんだ。

構わないぞ。
お互い時間を手繰るし、怪我しても即座に復元できるからな……。
……正直に言うと、傷つけやしないかとヒヤヒヤものだ。 特にミーレ嬢はな。
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月9日
あら、……失礼しました。それなら、構いませんのよ。
(なんて。にこりと笑う。ただ、その笑顔が全て理解出来ているかは怪しいものだ。多分、弱さを事実として受け入れる、という経験があまりピンと来ていない)
(ただ、)

……あは。ありがとうございます。
うん、嬉しいですわ、どっちも。(なんて。口にしながらの笑顔は、ほんの少しだけ、いつもよりも無邪気で嬉しそうだった) (演出継続)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月10日
大きいと信じればこそ大きくなる、ということもありますもの。
……まあ、あまり簡単に追いつかれたら、わたくし的には立つ瀬がないのかもですが?(くすっと笑って)

その辺り、建物も治せる空くんの方が、正しく治癒が出来ているのかもしれませんわね。わたくしのは、自分の延長ですから。
――うふふ。はぁい。クーくんはあんまりわたくしと喧嘩、したくないみたいですから。あんまり意地悪言わないようにします。

晩ごはんの仕込みでもしましょうか。
……早速フォロー、お願いできます?
(言いながら。ゆったりとあるきだして)
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海色・空 2021年9月10日
うむ、気にするほどでもない。
(実際にさして気にしてはいない。 自分なりの線引きであって、他者の理解を求めるものではないのだから)

なに、構わんさ。 (演出継続)
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海色・空 2021年9月10日
(胸の話か? 違う気がするな)

それだけを学べばいつかは追いつけるかもしれないが、私にはやりたいことは複数あるのでな。
(あまり期待しないでくれ、と肩を竦めた)

効果範囲が違うだけで、事象としては似たようなものではないだろうか?
治るからと言って、積極的に避けようとはしないきらいがあるからな。 君も女性だぞ、大事にしたいと思うのは当然だろう。

ああ、それくらいならいつでも構わない。
料理は得意分野でな。
(うむりと頷いて、歩調を合わせて歩き出す)
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ミーレ・ベルンシュタイン 2021年9月10日
(なんか不穏な視線を感じた気がします……)

うふふふ、それはざぁんねん。

紳士ですわね、クーくんってば。
似たようなもの、とは言えますけれど。わたくしの場合、流れの後ろに戻すというよりは――(なんて、話しつつ)(寮の中に入っていった)
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