【ネメシス杯】娑婆蔵VS透【第1回戦・グループK】
奴崎・娑婆蔵 2023年6月1日
#娑婆蔵vs透
（
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=26863 ）
過日、あちらさんとはちょいと変わった仕儀で一席持って頂いた所じゃァありやしたが――
さァて。
此度は魔女が出るか、蛇が出るか。
※
●場所：氷獄
●使用ルール
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=2052
●追加ルール
「ネメシス杯」
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=32988
1
奴崎・娑婆蔵 2023年6月1日
「刀自」ィ～？
…いやさ、薬袋のォ～？
（あっちゃこっちゃをウロウロ見回しながら、腰の左に黒鞘一本差し、全身包帯グルグル巻きのオバケミイラサムライみたいなのがブラブラやって来た）
（ウソみたいだろ。こんな扮装しててまだデフォ形態扱いなんだぜ）
薬袋・透 2023年6月1日
待ってたわよ、組長さん？
一度手は合わせてみたかったけど、まさかこんなかたちで実現するなんてね。
(既に入り準備を終えていた半人半蛇の魔女。普段となんら変わらない雰囲気で佇む)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月1日
…？ おう、おう。 （行く先に先方の姿を見とめ、）
相手は――「お前さん」かァ。
（組分けで対戦相手は誰と、しかと決まっているというに。聞きよう受け取りようによっちゃ不可思議な物言いではあろう）
準備はとうに、と。よござんす。と来りゃァ、あまり待たせるのは男のやるこっちゃァねえか。
奴崎・娑婆蔵 2023年6月1日
…「始め」の合図はァ？ 何か設けやすか？
それとも。
どちらともなくフッと動き出した瞬間に始めやしょうかァ？
（――己の目顔の前に、やはり包帯ぐるぐる巻きの手指を翳す。秒の後にはネメシスへと転じよう、それはそういう挙措だった）
薬袋・透 2023年6月1日
だいせーかい♥️ 色々迷ったけど、この姿が一番慣れてっから。(毒のような甘くねとつく声で嗤う間にも、「変化」は始まっている)
合図？そんなのいらなくない？
それに、しょーじき勝敗にはきょーみないんだけどさァ、あんまりつまんないことするようならァ……
(言いつつ目を閉じると透の輪郭がぼやけた。みしり、べきぼきと骨が折れていく。ぐちゃり、どろりと中身が融けるように、文字通り体が作り替えられていく。二本の脚が癒着して一本の尾になりしゅるしゅると伸びていく。爪は鋭く長く、角と翼はより大きくなる。)
(そして目が開かれた。瞳孔は蛇を思わせる縦長)
【ネメシス形態】
薬袋・透 2023年6月1日
マジで絞め殺すから。(それまでの笑みを消した無表情にふっと変わる)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月1日
カハハ、言う言う半人半蛇――
（言いながら、笑いながら、目顔に翳した利き手右をスイと退かす――）
奴崎・娑婆蔵 2023年6月1日
――だッてんなら。
始めやしょうぜラミアの娘。
その鱗、いっぺん八ツ裂きにしてやりまさァ。
（顔面を覆う『包帯』が、額にまで亘ってよりより密度を増す。同時、ちりん、と鈴の音が鳴る――そのとき足元直下の影より一台の黒塗りの高級自転車が垂直にぬぅとせり出して来ていた）
（全身包帯ぐるぐる巻きのでかい男が、手には刀、チャリと共にやって来る、それは、その名は――都市伝説トンカラトン！ 奴崎・娑婆蔵【ネメシス形態】！！）
【先攻後攻判定】
薬袋・透 2023年6月1日
八つ裂きねぇ。
そう簡単にさせるわけないじゃん？
【先攻後攻判定】
薬袋・透 2023年6月1日
【先攻】
それじゃさっそく……
これでも喰らうがいいわ！
(両手指を噛み合わせ飛ばす衝撃波。ただし威力は普段の何倍もある)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月2日
【防御】
（チャリの自立を支えるようにハンドルへ手をやっていた、その矢先。ゴキゴキゴキゴギャァ！！ と、その立ち姿が「ひしゃげた」。さながら不可視の巨獣の咢の開閉に横向きにヘシ潰されるが如く、薬袋の手が演じた挙措をまんま遠隔に拡大延長したかのような軌跡の「圧」を前に、首も胴も腕も足も人体の健全な運営を思えば決してイッちゃならねえ方角へと片端からネジれてヨジれた）
【HP3】
奴崎・娑婆蔵 2023年6月2日
【防御クリティカル！ 但しHP上限5の為、回復なし】
【攻撃】
（――ところで。）
（――奴崎・娑婆蔵のネメシスとは、平時に比してさして異形化するでもない仕様である。）
（元より、毎日をハロウィンと勘違いでもしてんのかと言われても仕方ねえくらい、普段からして全身包帯ぐるぐる巻きでその辺をほっつき歩いている始末である。顔にも更に更に包帯をガッツリ巻いたくらいが何か。――閑話休題。奴崎・娑婆蔵のネメシスは、異形化とそれに伴う物理性能に重きを置くものではない。では何が突出するのか？ それは）
（ ふわり。 ）
（尋常な轢殺体の方がまだ見れたもんであろう、ボロ雑巾の如く化した体躯が、地にボテッと落っこちたかと思いきや、宙へと千々に舞う幾条もの包帯と化して――あちらこちらへと舞い飛んで行き――）
奴崎・娑婆蔵 2023年6月2日
ト ン カ ラ ト ン と 言 え …
受付時間0.れいれいれいれいれい1秒ォ！ そらアウトォ！！
（薬袋の後ろッかわに「マジで」「いきなり」全力疾走速のチャリに跨っての斬り付けと共に〝出現〟する――！）
（「いる」と「いない」の境目が薄皮一枚。）
（面と向かい合ってのよーいドンからでも死角強襲を実現する偏在性、神出鬼没性。）
（あとクソゲーみたいに「返し」の手法を潰しに潰して繰り出す、呪詛ブースト込の殺害能力。）
（それが奴崎・娑婆蔵のネメシスの真価真髄――『都市伝説トンカラトン』だ！！）
【HP3】
薬袋・透 2023年6月2日
【防御】
……アハッ。(確実に当てたはずだ。常人ならば生きてはいないだろう。なのに目の前の男はそれをものともしないかのように消えた、否)
薬袋・透 2023年6月2日
【防御成功】【攻撃】
(後ろにいた。死角からの奇襲、回避不可能の斬りつけが当たるその瞬間)
ヒヒッ……いいわよいいわよ、そうこなくっちゃあ……！
(ぐるんとのけぞり迷わず右腕を盾にする。すぱぁん、といっそ気持ちが良いほどに斬られた腕が飛んだ)
あは、ははっ。この痛み、殺意…いいわ、いいわ！
(ずっと高揚した笑みを浮かべたまま、ゆらゆらと揺れ相手との距離を計り)
けどさぁ……蛇の尾の中に飛び込むのは、迂闊すぎない？
(言うが早いが、数メートルはあろうかというぶっとい尾で巻き付いてぎゅうぎゅうに絞めようとする。"嗤う毒蛇"この姿限定の術技だ)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月3日
【防御】
（――通りが悪い。浅い、と言うべきか？ 成る程確かに腕一本をトバしはしたが、どうも魂の芯を喰った手応えは無い。恐らく存在に支障ある域での致傷は成立しちゃいまい。元より『トンカラトン』は対〝人〟殺傷に特化した怪異。そこに来ると、神性を問われる次元の〝蛇〟ともなれば、それは不死不滅そして転生の象徴でもあるという――生半な攻撃は「例え刺さっても/通らない」と踏んでよかろうか。今の一撃も、せいぜいが鱗一枚未満のリソース消費くらいにしか当たっていないやもしれぬ。では）
…だが「腕は飛ばせた」。
であれば、その「人属性の部分」を片端から斬って刻むまでよ――！
（突破口は！ ある！！）
【HP3】
奴崎・娑婆蔵 2023年6月3日
【攻撃】
（アクロバティック極まれり。ジャンプ斜面台でカッ飛んだりする類のサイクルスポーツのスーパープレイ動画でもちょっと見るまい、巧みなハンドル捌きと重心移動に裏打ちされた自転車乗り空中機動をここに繰り広げる。まず前輪を高々振り上げるようなウィリー。その前輪を、己を取り巻きに来る薬袋の蛇体の「上」へと接地させた。勢いそのまま、巻かれるとぐろを足場にギュオンッ！！ と一周駆け抜けざまに――大跳躍！ 扼殺の憂き目より脱す！）
（――そして、その離脱に並行して『呪詛』を発動させる。）
（――斬った箇所から『包帯』を生やすという呪いを！）
（薬袋の「右腕断面」から『包帯』が幾条も生え始めよう。それらは薬袋の行動自由を奪うべくして繁茂/緊縛を試みる）
【HP3】
薬袋・透 2023年6月3日
【防御】……へぇ、やるじゃない？ 僕にも出来るかしら？(曲芸師もかくやという動きで抜けられるも、悔しそうなそぶりは見せずむしろ目を輝かせながら右腕を再生させようとして)
？！ 何よコレ……！ 再生できない！？
(断面からうねうねと生えてくる包帯に気づく。明らかに自分の意思と反して動きあまつさえ束縛してこようとしてくるそれに苛立たしげに)
うっざいなぁ……
薬袋・透 2023年6月3日
【エピファン、HP3→1】【攻撃】
もう！
(と呟きどうにか焼き切ったり振り払ったりしようとするも、ねずみ算式に増えていく物量には叶わず完全に縛られ身動きがとれなくなる)
(だが。
その程度で戦えなくなる魔女ではないのだ。瞳が怪しく光り雪のような紋様が一瞬だけ広がって)
薬袋・透 2023年6月3日
(その瞬間、透を中心とした一帯にブリザードが吹き荒れる。氷属性の魔眼に風の属性を追加した改良版)
(一方向からの攻撃ならば回避される。なら全方面に向けてしまえばよいのだ)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月3日
【防御】
（チャリで大跳躍、そして着地。車体をほとんど横倒しに傾けつつの制動と共、薬袋の方へと振り返る。視線を遣る先では、見込み通り『包帯』の呪いに掛けたる姿が見て取れた。――よし。やはり「人」の形質を残した部位へは、この「人間」をおっかながらせてナンボの泡沫の怪異の力は――刺さる。刺せる）
…カハハ、よござんすよござんす。せいぜいビチビチのた打ってみせなせえよ――エエ？
（その時。包帯ぐるぐる巻きだと言うに、それでも顔面に刺すような冷気を感じた。あれは？ 氷と、風の、放射展開、面制圧攻撃――！）
【HP3】
奴崎・娑婆蔵 2023年6月3日
【防御クリティカル！ ただしHP上限3の為回復無し】
【攻撃】
（チャリのサドルから降りる。雪駄履きの足/つま先でスタンドを軽やかに蹴り出し、チャリはその場に駐車した。そして、掘削機械じみた圧を伴って廻る氷雪の渦中へと、すたすたと進み出ていく）
トンカラトン――
（身一つでこんな天変に這入り込んでいっては無事では済むまい。だがこの時、身を護るべくして矢面に立てた「とあるモノ」が仕事をした。そいつは、その〝巨体〟を以って、ブリザードを割り裂き進み出る――）
奴崎・娑婆蔵 2023年6月3日
（それは。）
（その、巨体を有する「そいつ」というのは。）
大王。
（
https://tw7.t-walker.jp/gallery/?id=177694 ）
（号令めいて、手の刀をスイと振り下ろす)
（その動作に連動して『トンカラトン大王』が、吹き荒れるブリザードのド真ん中、薬袋目掛け、そいつもそいつで持っている、体長に似つかわしい規格の超々々ドデカ刀を――氷の地ごと叩き斬れとばかりに振り落とす！！）
【HP3】
薬袋・透 2023年6月3日
【防御】壁かぁ……ちょっとそれはずるくない？(困り笑いしつつ、自身に巻き付いたそれの支配を試みる)
薬袋・透 2023年6月3日
【HP1→0】【敗北】
(支配は思ったより固く、てこずっている間に大剣の唐竹割が迫り)
あらま、ちょっとヤバい感じ？
薬袋・透 2023年6月3日
(縦半分に文字通り叩き斬られて血が吹き出す、口からも赤い液体がこぼれる)
(蛇も人も生き物、血が足りなければ生きていけない)
……あ、きひっ。ひひっ。くらくら、してきた……
(斬られた姿勢のまま一瞬だけにんまりと口角をあげてそのまま気絶する)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
どこぞの浜に流れ着いたら―― （目顔の前に右手を翳し、）
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
【勝利！】
まずはレバーでも喰いなせえ。
（その手をスイと除ける。顔を取り巻く包帯の内、額らへんまで占めていたのがスッ飛ぶように消失した。ワンモーションにてネメシス解除。同時、巨刀を振り落としていた『大王』もまた、ヴィジョンが薄らぐように消えていく）
薬袋・透 2023年6月4日
【敗北…】
(成ったときと逆再生のように戻り目を覚ます。右腕は元通り生えている)
……んあ……。 ああ……。負けちゃったかぁ……。でもま、面白いものは見れたからそれは良かったかしら？ 組長さんとバトレたし。
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
なんでえ、まるであっしとジャレるのが大層な仕儀であるかの如く。
またいついつでも呼び付けて下すって構いやせんぜェ？ カハハ。
（踵を返す。立てて停めていた黒塗りの高級自転車『トンカラ号』のハンドルに手を添える。スタンドを蹴り外すや、カラカラと押して歩きだす――）
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
そのまま十分寝てなせえ。
調子もアガって参りやした――、ちょいと『ネメシス杯』のテッペンを獲って参りやす。
薬袋・透 2023年6月4日
仕方ないじゃない、なかなか捕まらないんだもの。
トップだから手心加えるような奴らじゃなさそうだけど……その分優勝の価値は重くなる。
頑張って欲しいわね。
だから。
ずぅーっと、面白いままでいてね、組長さん？(うっそりと呟くとごろ寝して爆睡し始める。10分後に回復した状態で去るだろう)
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
（迷わず応じるに足る投げ掛けには、基本このように返すのだ）
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
・・・・・
よござんす。
奴崎・娑婆蔵 2023年6月4日
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