【1：1】都市伝説と魔女
薬袋・透 2022年11月21日
絵画のような雰囲気の英国式オープンガーデンの一角。
赤く塗られた白い薔薇、ポットの中には眠りネズミ。
一人の魔女が優雅に茶を嗜んでいる。
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月8日
。0（●現代娯楽文化にだいぶズッブズブであらせられる→●『刻逆』に歴史をいかれちまった今、ソシャゲやらの新イベントやらは望むべくもなかろうか…→●つまり「おのれクロノヴェーダ！」ともなるか）
奴崎・娑婆蔵 2022年12月8日
そちらさんが人類史の先行きを取り戻すべくしての側に立っているのは…マア疑っていたわけじゃァありやせんが…間違いなさそうでさァな。 （しみじみ頷くの巻）
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薬袋・透 2022年12月10日
……さっきの話のどこで確信を得たかは聞かんでおいてやろう。ともかく我はな、人の子にはおおいに期待しているのだ。勿論組長殿も含めて、な。
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月10日
ンン？ あっしにも――、期待を？ カハハ、買い被り過ぎでさァ。
言っちゃなんだが。
後も先もそこそこどん詰まった、しがねえ人斬りでござんすよ。
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薬袋・透 2022年12月11日
そうだの。だが……『今』はあるではないか。(す、と組長を指差し)
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月11日
…？ ？？
奴崎・娑婆蔵 2022年12月11日
アッ申し訳ねえ。全く予期せぬタイミングで老賢人ムーブを浴びた所で、一瞬完全に呆けておりやした。へい。 （※べつに煽ってるわけじゃない）
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薬袋・透 2022年12月12日
主、我のことを愉快な婆ァだと思っている節ないか……？(実際そういう部分はある)
我、こう見えても元は不死の神でな。相応の経験は積んでおるのよ。ただのどん詰まりがあんなに多くの人に慕われるわけなかろうが。
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月12日
…そこまで言われちゃァ、卑下も諧謔も謙遜も「各々方に」不義理か。あい分かりやした、では有難く言葉ァ頂戴致しやしょう。
して――、なんと？ 「不死の」…？ 「神」…？
するってェと、あれか。新宿島のディアボロスにゃァ、素養からして「不死性」がウリとあるだけに、不死つながり、さぞや憑き易かったりする所でござんすか、エエ？ カハハ。
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薬袋・透 2022年12月12日
そういうことだ、【各々方】のためにもな。
カカッ、どうであろうな？なんなら今この場で試してみるか？我が愛し子以外にも憑けるのかどうか。(はぐらかして)
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月12日
（「今この場で試す」なんつったら、そりゃあっししかおらんやろがい～～～というわけで）
…止めておきやしょう、止めておきやしょう。宅の大事な祖先をトンカラトンにして返しなんぞしちまったとあっちゃァ、後で透のへなんと言ってワビ入れりゃよろしいやら―― （適当に流しに掛かるの巻）
そも――そら、アレでさァ。こうして一席設けて頂いた件にせよ、今後透のとどのようなノリで接すりゃよろしいか軽く迷える所だってェのに、やれ。
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薬袋・透 2022年12月13日
うむ、やめておけやめておけ。言い出した側であれだがな。
……あの子はむしろ面白がってゲラゲラ笑い転げそうだが……。
主が何かを変える必要はなかろうよ。ただ、頭の隅の隅にちょっとだけ留め置いてくれれば良いだけのこと。逆に聞くが、どう接するつもりでいたのだ？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月13日
へい？ そりゃァ――、あれよ。
例えば、こう。廊下だりで透のとすれ違いでもしたと致しやしょう。 （目の前で右手左手で形作った手刀を差し向かわせ、双方をウニョウニョ～と動かしながら先っぽを近づけ合っていく）
これが普段なら、まずあっしの方が「おう透の」と口を開き、大物ぶって「調子はどうでえ」なんぞと続けるとするじゃァありやせんか？ そこから「そうそう、宅の双子ってェ話の赤毛の弟御とまた闘技場でカチ合いやしたぜ」と続けなどもするやもしれやせん――マアそんなこんな。
それが、どうでえ？ 透のの中に刀自が在り、どうも外界をガッツリ見聞なすっているぞと知っちまった今、あっしが迂闊に肩で風切る素振りを見せようとした所で「こやつ根は小心の分際で大物ぶろうとしておるぞﾌﾟｰｸｽｸｽ」と思われているのだろうかと常に想像しちまうに至り――
両膝に手ェついて深く頭下げた後に壁際へスッと下がる。こうなりまさァ。 （弱）
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薬袋・透 2022年12月14日
…………さすがに我、そこまで性格悪くはないはずだぞ……。態度が尊大な自覚はあるが……。それからそれはやめてやってくれんか、愛し子が『え、どうしちゃったの組長さん、変なもの食べた？頭でも打った？』てな具合に混乱しかねんから……(困惑気味の声色で)
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月14日
むむっ、マジでござんすか？ 内心でもﾌﾟｰｸｽｸｽとか思わずに平時はサラッと外界を見聞するに留めなする？ 本当でござんすか？ ござんすね？
〝魔女〟相手に呪の打ち合いで競うような話はちとゾッとしやせんが、これでも『言葉縛り』の怪異の端くれみてえなモンでさァ。軽い言質・口約束でもそこそこ重めの縛りとして扱えなくはありやせんぜェ？
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薬袋・透 2022年12月15日
我としてはそれで一向に構わん。というかさっきも言ったであろうが。基本「見ているだけ」しかできんとな。
それでも信じられんというならば……何か誓約を立てでもするか？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月16日
――ンン、いや。あっしの小心が為にいちいち約を結びなんぞした暁にゃ、それもそれで物笑いの種みてえなモンかと存じやす。ナシにて参りやしょう。「ただ信ずる」。それでよござんす、カハハ。
しかし…見ているだけ、見ているだけなァ…？ 危機に応じて援護のビームを撃ってやったりとかは？ 出来ねえんで？
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薬袋・透 2022年12月17日
それもそうであるな。ならば我も「ただ信ずる」こととしようか。少し意地悪言ったかもしれんな。
それが出来んのだ。たとえあの子らが悩み苦しみ傷付いたとしても、駆け寄りその痛みを和らげてやることすら出来ん……実にくやしい。我が動けるのは最後の最後、どうしようもなくなった時だけなのだ。
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月17日
では、とすると――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月17日
もしも娑婆で刀自の姿を見ることあらば、そんときゃ透のがガチで厄（ヤク）い時である、と。 （――認識統一。）
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薬袋・透 2022年12月18日
正確には戦場で、だな。
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月19日
「我が愛し子が戦いに身を置く日々は、まだまだ続くものと思われる」。
奴崎・娑婆蔵 2022年12月19日
「いよいよ危うい時は、なんとなれば自身が〝出る〟ことも適うが、しかしそれはあくまで最終手段、出た所で何かしらが取り返しの付かぬことになっている可能性は否めず」――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月19日
「であれば何か…もういくらか…保険でも掛けておきたい親心、老婆心」。
「と来れば、差し当たり我が愛し子が籍を置いているあの団の首魁なんぞはどうだ」？
奴崎・娑婆蔵 2022年12月19日
「その男、ディアボロスというと大体に於いてそうしたものなのではあろうが、カシラだてらに率先して前線に出たがるわ斬り合いに興ずるらしい口だわと、極まった鉄火場があった時には『その時そこに居る』可能性はまあ高かろう」。
「加えて、危うい力の持ち主・宿し主と『むしろ好き好んで』縁を結んでいるような節もあり、と来れば、事情を明かしておけば『首に付ける鈴』くらいの働きは見込めようか」――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月19日
――ってなァ所でござんすか？
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薬袋・透 2022年12月19日
だいたいは合っておるな。……我自身が主に興味を持っていた、というのもあるが。
実際に言葉を交わして見れば中々に切れる男であった、期待以上だよ。
……だからな、失望させてくれるなよ？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月19日
よござんす。 （頷き、）
なに。「足りねえ」「なっとらん」と思うときゃァ、喝入れでも尻を叩くでも適宜いいように頼みやすぜェ？
組のモンにゃちょいちょい伝えているんでさァ――「組長は巧く使え」と。カァハハハ。
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薬袋・透 2022年12月20日
あい判った、愛し子にもそのように伝えておこう。(ゆるゆると頷き)
さて、我から伝えたいことはもう終えたが……主の方はどうだ？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月20日
…あっし、あっしか。あっしからか。ンン、では――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月20日
その目隠しは…？
「薬」「袋」で「みない」――『見ない』と掛かってるんでござんすか？
（＞＞＞＞＞クッソどうでもいい質問＜＜＜＜＜）
（「切れる男」評を取り下げるなら今やで！ みたいな始末）
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薬袋・透 2022年12月23日
そうかもしれないし、そうじゃないかも知れないな。(煙に巻くムーヴ)ちなみにこれ、ちゃんと見えておるからな？
というか最後の質問がそんなダジャレでホントに良いんかお主……
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月23日
（あっその目隠しちゃんと見えてるやつだったん？ フーン）（みたいな感じの顔になること一瞬）
…カハハ、なァに。別に今生の邂逅と言うわけでなし、気になることが湧いたならまた席でも設けて頂こうかと存じやす。うまいこと合図でも送りまさァ。それに――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月23日
（ナナメに傾けてグラグラさせる椅子の背もたれの上で自転車でウィリーしながら抜き身のドスでジャグリングする）
――ちょいと故ありやしてねえ？ 取り分け「術」の類に明るくておいでのツテは大事にしたく思っておりやす所。
奴崎・娑婆蔵 2022年12月23日
（何事も無かったかのように座る）
重ね重ねになりやすが、あっしのこたァ巧く使いなせえよ？
あっしもあっしで、何ぞ事あらば頼らせて頂くやもしれやせん故。
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薬袋・透 2022年12月25日
む、それもそうであるな。生きていればまた会う機会は幾らでもあろう。(なんか曲芸やってるなと思いつつ)我も出来る範囲ではあるが力は貸すぞ。
……故、か。主もなんぞ抱えておったりするのか？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月25日
（あれっリアクション薄ぅござんす本当に見えてる…見え、てる…？ いや単に顔や言葉に出ねえタチというだけでございやしょうか）（的なことをあれそれ考えてたりなツラ）
カハハ、言質有難く。
…ンン？ いや何、あっしの言う「故あって」の「故」ってェのは、マアそう大したあれじゃァ――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月25日
ツレの姑が、どうもクロノヴェーダとは別口のガチ邪神みてえなんでさァ。
斬り合うかナシ付けるか、いずれ何をどうするにせよ、理に沿って手段を捏ね繰り回せる手合いのツテは居るに越したこたァあるめえというか。マアそのような。
（＞＞＞ウルトラたいしたこと＜＜＜）
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薬袋・透 2022年12月26日
……嫁姑問題は割とたいしたことだと思うが…まあ今はそこは良いのだ。
その邪神がどのようなものかは話を聞かねば分からんが……我の方でもそれとなく気にしてはおこう。あの蜘蛛の姫であったな？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月27日
そうそう、それよ。「蜘蛛の姫」。
何をするにつけ、例えばあっし一人ではマジで剣を振るっきゃ能の無ェもんで、相談役は常に要るらしいと知れて――早一年と三ヶ月か四ヶ月か。ってなァ所で。 （去年の8月に最終人類史戦線スタートしてからフルのタイムテーブルだった。）
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薬袋・透 2022年12月30日
うむうむ、主を支え立ててくれる、出来る女のようだからな。実際経理やらをしてくれておるのは蜘蛛の姫だというのであろ？邪神云々は抜きにしても少々負担が重いのではと心配になるわ。(若人のこういう話はいつ聞いても良いものだと満足げにしつつ)
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月30日
ふふん、そこはそれ。一人に丸投げってェのは無論よろしくねえ、であればこそ――
奴崎・娑婆蔵 2022年12月30日
顧問相談にハインツ翁！ （バン）
実務に「学問の神」の血筋、菅原のお嬢！ （ババン）
その姉貴分、イロハのお嬢！ （ババァ～ン）
――これこの通り。一人にシワ寄せが行かぬよう、財布の紐の周りを見るにゃァ他にも盤石の面子が揃って下すっておりやすぜェ？
（※禁止事項：「組長は何仕事してんの？」って訊くこと）
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薬袋・透 2022年12月31日
(あげられたメンツを思い浮かべてみる。なるほど安心感が違う)
万全の布陣だな。我は取り越し苦労か。
となると組長殿の仕事は……さしづめ旗振りと士気高揚、といったところか？
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奴崎・娑婆蔵 2022年12月31日
…。……。………。それな。 （結構「間」があった。）
奴崎・娑婆蔵 2022年12月31日
どれ――さァて、と。 （まるで逃げるかのよう（？）にそそくさと立ち、）
ではそろそろ「戻らせて」頂くと致しやしょうかァ。
ちなみに『此処』は？ 何をどうすりゃァ元居た所に帰れるやつでござんすか。 （辺りをキョロキョロ）
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薬袋・透 2022年12月31日
もう帰るのか。だいぶ付き合わせてしまったな。(す、と手を一振。薔薇がまるで生きているかのように動き……トンネルを作る)
あのトンネルをずっとまっすぐいけば、元の場所に戻れるはずだ。今日は良い時間を過ごさせてもらった。あの子に会ったらよろしく頼むぞ。
(演出終了)
奴崎・娑婆蔵 2023年1月1日
（よろしく頼むと言われりゃ、） 応。 （そう返す。）
（かくして、なんなら絵本の中の世界に入りでもしたが如き薔薇の小路を潜って通って、そちらへ背を向け雪駄履きの脚がすさすさと進んでいく――）
…。……。………。
奴崎・娑婆蔵 2023年1月1日
アッ申し訳ありやせん刀自ィ～～～
この路、ひょっとして「途中で振り返ったらやばい」系の呪が掛かっていたりするやつでござんすか？ このままスッスッと前へ前へ進みゃァよろしい？ （ﾋｨｨ）
（しまらねえモノであった。）
(演出終了)
奴崎・娑婆蔵 2023年1月1日
【奴崎・娑婆蔵が退室しました】
