【イ】ヴァルプルギスナハトE(3×3)【2】
御掃除・すいすい 2022年5月5日
ヴァルプルギスの夜は春の到来を祝うお祭りです。
学園の各所にはかがり火が焚かれ、寒暖の激しい気候に季節感の狂った花々が咲き誇っています。
夜の花を眺めながらのピクニックは、きっと交流をするにはもってこいでしょう。
■シチュエーション
学園のいずこかに設置されたレジャーシートの一つです。
場所は最初に入場した人が自由に決められます。
料理は学食で無料提供されているので各自で持ち寄ってください。
■RPルール
新入生と在校生の交流を目的としたイベントです。
各スレッドの『入場人数の上限』は新入生:在校生が同数となります。
入場時にアンケートの選択肢を選んで入場してください。
※新入生とは新入生名簿(
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=16661 )に記入された方です。
前スレ:
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=18435
【入場:新入生(3人)】
【入場:在校生(3人)】
【退場】
1
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
わたくし、はるのあわゆき。
(ミチルに続いて名乗れ、ば)
(きょとり。上からも、横からもだめ。難しい。少女はぱちぱち目を瞬かせて、それから閃いた様子で、とことこと、ある場所へ行き)
ミチルも、あなたも、こっち。
(手を招く。屋上の隅に広がったレジャーシート。座れば、身長差はあまり気にならないのではないか、と)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
おおっ?わかった、悪かった。
(声を荒げる少年にも、慌てて謝って)
(少し迂闊だった、油断のし過ぎかな……と反省)
(あわゆきに手招きされたのを見て、レジャーシートに近づき、座る)
……流石に、下からや一緒に座るのもアウトってことは、無いよな?
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
………………。
(小さくため息を吐いて、招かれたシートに向かって、座り)
スノウ。
(仏頂面で、それが名前だと言わんばかりに言い放った)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(……下や、座るのもだめだったら、どうしよう)
……横に、なる?(レジャーシートに寝転んで、お星様を見上げる不思議な集団になってしまうけれど)
(でも、そうはならずに済んだみたい。二人に座ってもらえて、嬉し気に)
スノウ。
名前、少し、わたくしと似ている。
(どちらも、雪ね、と)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
ありがとう。
よろしく、スノウ。
(シートに座ったこと、不機嫌そうながら名乗ってくれたことに、感謝を)
(さて、どう話題を振ったもんかと思案して)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
礼を言われることじゃない。
(まだ、仏頂面でそう言ってから)
…………いや、無作法は僕の方だな、済まなかった。
(少しの沈黙の末、ため息とともにこぼした)
慣れてないんだ、こういう会話は。
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
わたくし、白のクラス。高等部二年生。
ミチル、黒のクラス。高等部一年生。
(人を疑う、ということをそもそもする頭がない少女は、自分の知っている情報を、他者のものでも気にせず言ってしまう。本人に確認するより先に)
スノウは、クラス、どこ? 何年生?
(同じかしら、どうかしら)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
わたくしも、慣れてない。
(こういう、対等に、気兼ねなくお喋りすることに)
わたくしたち、一緒。ね。
ミチルは?
ミチル、お話、慣れてそう。上手だもの。
(スノウへの一連のやり取りから、そんな風に感じたと)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
わかりやすい解説、いたみいるよ。
僕は黄のクラス、今年で十五だから、中等部3年生。
……名前も不慣れも、一緒、というには違い過ぎる気がするけどね。
(あわゆきの、恐ろしいほどの無垢に対して、自分のなんとひねくれたことか)
(自覚はあるのだ)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
良いよ、気にしなくて。
……いや、実は二回目の時はちょっとビビったけどさ。
あわゆきと一緒で、慣れてないならそういうこともあるだろ。
少しずつ慣れて学んでいくための、学園って環境だろうし。
(名前と所属と学年くらいなら話されてもかまわないと判断して)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
まあ、多少はそうかもな。
(あわゆきの事情は軽く知っているし、おそらくスノウにもそういう事情があるんだろうとは察せて)
交流会にもほとんど毎日、参加してるから……一週間前のオレより、少しは上手、かも。
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
黄のクラス。
中等部3年生……。3だから、上? でも、十五だから、下?
(その辺りの区分が、まだよく分かっていない。年下の先輩というのも、あるのかもしれない。ミチルなら分かるだろうか。視線向け)
(ミチルの言葉に、やっぱり、と顔を綻ばせた)
ね? 一緒。
違うこと、ない。
(ミチルはそういう意図で言った言葉ではないと、考えることもなく)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
毎日。
(わたくしは、これで二回目ぐらい。かしら。びっくりのお顔)
じゃあ、ミチル、たくさんお友達、できた?
わたくしも、お友達、いっぱい、ほしい。
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
(まさか貴様の背の高い事が気に食わなかったとは言えない)
(少年は僕より背が高いやつと僕より立場が上のやつと僕より歳を取ってるやつ皆敵だと思っている)
……別に、僕は馴れ合うつもりはない。
ここに来たのは、その必要があるからだ。
(交流会に足を運んでまで、そんなことをのたまう口だった)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
んー、と。10人……ぐらいは増えたかな、知り合い。
前からの知り合いと話すことも多かったから。
あ、中等部は高等部の1個下だな。オレの1つ下、あわゆきの2つ下の学年。
必要、ね。一体どんな。
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
この時代は、僕がいた時代とは技術進歩が違いすぎる。
だったら、何かしら技術を身に着けておくべきだろ?
スマートフォンなんて便利なもの、仕組みがわかれば尚いい。
だから黄のクラスを選んだんだ……今のところさっぱりわからないけどね。
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
10人、すごい。
(ちょうど、両手の指を広げた数。両手を前で広げて見せた。少し蝶に似ている)
繰り返しお話したら、もっと、仲良し。ね?
(それもとっても素敵。と頷いた)
(説明を受けて、うんうんと頷いて理解した顔)
ミチル、ありがとう。学年の分け方、分かりました。
(ふわり、頭を下げて)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
必要。(きょとん)
なぁに?(わくわく。わたくしも、興味津々。聞きたい)(きらきらのおめめ)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
なるほど。
(最終人類史的な現代の知識はもともと有ったミチルにはなかった視点だ。納得)
仕組みなんてわからなくても、使える分には使えちゃう気はするけど。
しっかり勉強しようとするのは、偉いよな。
どういたしまして。
知り合いが増えたら、その分興味を持てる事も増えるからな。
特にクラス毎に特色がはっきりしてるここだと。スノウの話も参考になる。
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
(少し目を見開いて、驚いた顔をして)
……君たち、そんなに他人に興味があるのか?
(あわゆき、はともかく)
(ミチルに、怪訝そうな目を向けた)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(……)(ぽやーっとしていた。が)
(!)(ぴこんとエルフ耳が跳ねた)
必要、学校のこと、ね?
わたくし、此処(屋上)に来た理由かと、思ってしまった。
(勘違い。お勉強のため、という理由に、なるほどと相槌打ちながら)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
ここに来たのは、単純に、高いところから様子を見れるからだよ。
…………僕の屋敷より大きいからね、この校舎は。
……後、人がいないと思ったんだけどね。
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(ミチルに向ける怪訝な目を追いかけて。二人の顔を交互に見ていたが)
? 色んなこと、知るの、とても楽しい。
たくさん知りたい。わたくし、知らない事、多いから。
(言って)
スノウが学園に来た理由、一緒、でしょう?
(知らない事を、知りに来たの)(勿論、其れ以外の理由もあるけれど)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
世界がこんな状況じゃなきゃ、もうすこし狭い関係で閉じこもってたかもな。
ディアボロスになって、この学園に居て……あと、オレにも目的があるし。
出会ったやつらが良いやつだから、続いてるってのもある。なんというか……ノリ、かな。
(視線にまっすぐ、見つめ返しながら応える)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
残念、屋上は以外と人気スポットだからな。
流石に普段どおりなら、夜には誰も居ないとおも……いや。
天体観測してる生徒が居たりするかもな。
(オレとか)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
…………一緒かな、違うと思うけどね。
どうして、を説明するのは難しいけど。
(むす、と、どこか説明できない感情を絞ったような顔をして)
なら――僕は君が初めて出会った、良くない奴かも知れないね。
(返してくる視線に、自嘲を含めた笑みを浮かべて)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(そう言えば、此処へ来た時にも、先客が……と言っていた気がする)
……わたくし、邪魔、だった?
(ということに、今更、思い至って、萎れた様子で尋ね)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(続けて、少年の繰り返される言葉に)
……、スノウは、一緒、じゃないと、思うの、ね?
(嫌とまでは言えないのかも知れないけれど、望ましいと思えないのかもしれない。というのは、何となく、分かった)
それじゃあ、わたくし、スノウと一緒、止める。
(至極あっさりと、変わらぬ調子で微笑みながらそう言って)
違っていても、お話、できるし、お友達、なれるもの。
(ね?)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
(そういう言い方する時点で、悪い奴では無いと思うけど)
ま、悪意があるなら応じるけど、そうじゃないだろ?
少し話しただけで良い悪いなんてわからないしな。
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
ただ、想定外だっただけだよ。
邪魔――ではない。
(わかりやすくしおれる様子に、はぁ、と息を吐いて)
僕と君は一緒じゃないし、君は僕にとって邪魔ではないし、
君にとって僕は何者でもない。
友達にもならない。
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
自分では大分、感じが悪いと思うけどね――――悪意なんて、それこそ触れてみなければわからないだろ。
僕は“冷血卿”。
近寄ったものは凍っていくさだめ、自分が恋しいなら触れぬ事だね。
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(じ。ミチルを見た)
わたくし、悪くない人……と、思う。
(多分。自分で自分を評価したことがないから、あんまり自信はないけれど……)(一応、自己申告しておきました)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
ふーん……。じゃ、触ってみるか。
(あわゆきの言葉と視線を受け取って、こくんと頷き)
(あっさりとした様子で。スノウの露出した肌に触れて見ようと手を伸ばして)
(できれば腕周り……見当たらなければ頬かな)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
――――――。
(頬に触れた瞬間、恐ろしく冷たい、人のものとは思えない肌の温度の後)
(すぐに手を離さなければ、指が文字通り“凍る”事だろう)
…………人の話を聞いてなかったのか、君は。
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
冷血卿。
(少女の世界でも、爵位というものはあったから、其の言葉の意味するところは分かる)
お友達にならない方が、スノウが幸せなら、わたくし、そうする。
でも、凍るのも、悪意も、わたくし、平気。
(ミチルの伸ばす手に、続け)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(恋も、愛も、わたくし、忘れてしまったから)
(指先が凍ろうとも、笑っていられるわ)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
(指先が凍っていくのに対して、影を伸ばして不可思議へと対抗する)
(中指の第二関節程度で押し留めて、ゆっくりと手を離す)
いや、命とか怪我より、好奇心の方が愛おしいタイプだから……。
って、いやいやいやまて、あわゆきはまて!!
(彼女の伸ばす手を押し留めようと、逆の手を伸ばして)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
凍るのも悪意も平気なやつは、どこかが壊れてるんだよ。
(少女が触れようとする手を、今度は払い除けようとして)
(思春期だからね)
好奇心で僕に君を凍らせるな。
君が異能者でなかったら、氷像の出来上がりだぞ。
(苛立たしげに、ミチルに触れられた頬を指でなぞって)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(さて。少女は、最近、某七不思議討伐の際に、後先を考えずに、能力をばんばん使っていた訳です。
色々な理由があって、今、結構、スカスカなのです)
(そんな折に、ミチルから腕を掴まれ、スノウから払われが重なった結果──)
(『あ』)
(握られたかと思った細腕は、細い・軽いと認識される瞬間に、光の粒になって、ぶわりと解けて、中空に霧散した)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(右腕、ないない)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
(にこ)
わたくし、少し、ご用事。
(そそっと立ち上がり)(にこっとして)(すすすとレジャーシートの端へ移動を始める)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
!?
(すごい顔になった)
お、おい、僕はまだ凍らせてないぞ!?
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
公算が有ったとは言え、その通りだな。
勝手に触ったのも含めて、謝るよ。
ただまあ……なんか……。
(お前の態度に寂しいし、悔しいし、腹が立ったのもあるし……とは流石に直接言うのは憚られ……)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
はぁ!?オレもそんなに力は入れてない……っ。
(掴んだ手が解けて、消えてなくなる光景は割りとショッキングだった)
……いろんな奴が居るな、本当に。
(が、取り乱してもどうにもならないと、落ち着けて)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
大丈夫。よくある事。
(私立MM学園あるある ~そんな日常茶飯事は嫌だ編~)
(消えた方の腕を後ろに回して、二人にそう言いながら)
すぐ戻る。本当。
(片腕でたどたどしく靴を履き)
スノウ・ドロップフィールド 2022年5月8日
…………あるのか。
(自分が吸血鬼であり――そういう種族も居るのだろう、と納得するしかなかった)
(そういう種族は居ない)
…………何にせよ、気をつけてくれ。
僕の眼の前では消えてくれるな、助けないといけなくなる。
(もういいだろう、と言わんばかりに立ち上がって)
それじゃあ、失礼するよ。
(またね、もさよなら、も言わず、それだけ告げて、出ていった)
(【退場】)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
……信じる、しか無いけどさ。
(本音を言えば別状がないかしっかり確認して、手が無いのを助けたりしたいところだけど)
(それで他の部位も似たようなことになったら……という懸念もあり。そっと見守る)
お前、やっぱり悪いやつじゃねーよ。
ま。またな。スノウ。
(ゆるゆると手を振り見送る)
波瑠乃・あわゆき 2022年5月8日
信じてくれて、ありがとう。
(今度は、お茶を濁す笑みではなくて、心からの笑みをミチルに向けた。『大丈夫』と唇が動く)
(トントンとつま先を鳴らして、きちんと靴を履き終える頃には、少年は足早に去ってしまった後だったけれど)
ミチル、スノウも。また会いましょう。ね?
(聞こえていてもいなくても、そう言うのは問題ないはず。聞こえているといいと思うのも、また)
(【退場】)
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
……今度あったら、ちゃんと説明してくれよな。
あわゆきも、また。
(少し言葉に力を込めながら、銀色の少女も見送って)
さて……。
枯井戸・ミチル 2022年5月8日
自業自得……とはいえ、保健室、行かないとだよなぁ。
(高ぶりが落ち着くと、凍りついた指が激しい痛みを訴えて来て)
(苦手意識のある場所に向かわなければならないこと、同居人への説明など……これからの事を考えて)
(少し鬱々とした気持ちで、屋上を立ち去っていく)
(【退場】)