和〜nagomi〜

バイト面接での巡り合い

赫夜・ちる　2021年11月4日
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バイト面接での巡り合い。


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赫夜・ちる　2021年11月4日
（小さく頷きを重ねた。どこからかアルバイト募集の声を聞きつけてやって来てくれたらしい女性に淡い微笑を刻んで）お料理、というと…お料理関連のアルバイトを希望、ということでいいかい？ゆるりゆるりと過ごしてもらえたら幸いだぜ。僕もゆるりと過ごしているから、そんなに肩肘張らずに過ごして欲しいな。ああ、僕はこの宿のオーナーの赫夜ちる。君の名前を聞いても？（手元にある紙にさらさらと不器用な文字を並べてゆく。アルバイト希望の隣に採用の文字を書いた）
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メイヴ・プルートゥ　2021年11月6日
ええ。メイヴ・プルートゥと申します。…その、面接、なのですよね…？（なんだか、もう採用の字を書かれてしまったような…？）はい、お料理…というより、家事でしょうか…？一通り、人並みに…。…でも、お料理はその、シンジュクにはまだ不慣れなのでお口にあうか、ですけれど…。（アピールしなくてはいけないと思っていたのに、先に採用を書かれるとすこしそんな事もくちを滑らせて、あわあわ…）
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赫夜・ちる　2021年11月7日
メイヴちゃんと呼んでもいいかい？ああ、面接だね。（面接とは言っても名ばかりのもの。基本的には全員採用する心持ちでいる。それくらい自分は何も出来ないから、人手不足なのだ）そうなのかい？…早速何か作って貰う事っていうのは出来るかな？（あたふたしている様子が可愛らしくて小さく笑う）
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メイヴ・プルートゥ　2021年11月14日
あら…うふふ、勿論構いません。そんなふうに呼ばれるのは初めてなので…くすぐったいような、嬉しいような。（フレンドリーな様子、頬を綻ばせ。面接…ということは、すでに頭の片隅に）
ええ。勿論ですけれど…台所はお借りしてしまうことになりますね。……あまり、豪勢なものも期待しないでくださいね……？（少しだけ、いたずらっぽく。言葉に嘘はないのですけれど。家庭料理、ということで許してもらっちゃいましょうか）
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赫夜・ちる　2021年11月16日
ありがとう。メイヴちゃんは可愛いね。（浮かんだ笑顔を見留めてゆるりと微笑む。首を僅かに傾けたなら、ピアスが揺れた）
ああ。台所は好きに使ってくれ。もちろん。メイヴちゃんが作ってくれるなら、なんだって嬉しいぜ。早速…何を作ってもらおうかな。メイヴちゃんは得意料理って何かあるのかい？（悪戯っ子には悪戯っ子のお返しを。密やかに目を細めた）
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メイヴ・プルートゥ　2021年11月19日
そ、そこまで云われちゃうと、少し恥ずかしさが勝ってきちゃいますね…っ？　…こほん。（ぽっと、頬を染つつも…きらりと一瞬、光を返したようにみえたピアスにも視線が泳ぎつつ…一息）
…では、お台所を失礼して。……得意という程ではないですが、一番作ったものであればカレヌ……ケーキなんかは好きな子が多くてよく、ですがお菓子ですから今回は別のモノを。……その、修道院の出でしたので。……ふむ、ふむ。……ううん。よし……。（しばし考え。食材や器具を目配せした後に…。決めたように手を動かし始めます）
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赫夜・ちる　2021年11月27日
ふふ。恥ずかしがっている所も可愛い…なんて言ったら、セクハラになっちゃうかな？（染まる頬を好意に満ちた視線でなぞり、くすりと笑みを転がした）
カレヌ…？カレヌっていうのはケーキなのかい？初めて聞くお菓子かも。修道院では料理を習うの？（傍へ寄って、何を作るのだろうと興味津々に手元を覗き込んだ）
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メイヴ・プルートゥ　2021年11月27日
うーん…それがセクハラになってしまうと、私も安易にかわいいといえなくなってしまいますね…。ふふ、恥ずかしいのですが、我慢致します。（少し、悪戯っぽいものを感じますけれど…どこか、くすぐったいだけで悪い気は勿論しないので。冗談っぽく返しつつ…）
ええ。外がカリっと、中はしっとり…小さくかわいいサイズで、美味しいですし食べやすいです。今度つくってみましょうか。折角、今回は使わない卵黄も余っちゃいますし。（手早く卵や粉ものを用意。冷蔵庫にはお魚なども余っていたので…今回はフリッター等を作ろうと）
ええ。家事なんかも分担してやらなければいけませんでしたし…ふふ、ちるさんみたいに、興味津々な姉妹に教えるのもお姉さんの役目でした。（覗き見る仕草とどこか懐かしそうに瞳を細め）
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赫夜・ちる　2021年12月9日
ふふ。メイヴちゃんが言う分には良いのさ。可愛いからね。（平然と宣って、悪戯っ子のような君に柔く笑んでみせた）
いいのかい？メイヴちゃんの手間じゃなければいいんだが…僕も食べてみたいな、カレヌ。卵黄が余るものを作るのかい？（それはなんだろう、と楽しげに首を傾げた）
…おや。僕はメイヴちゃんにとって妹みたいな感じになるのかな？メイヴちゃんは、きっと良いお姉さんだったんだろうね。なんとなく、そんな感じがするよ。（手元を覗いたまま、感じたことを述べる。彼女は優しくて柔らかな雰囲気で、とても親しみやすかったから）
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メイヴ・プルートゥ　2021年12月11日
あら。そんなに私に都合のいい感じでいいのでしょうか…？
カレヌ…カヌレ、カヌレですね。ふふ、お楽しみに…なんていってあまり期待させてしまうのも自分のハードルあがっちゃいますね…。今回は揚げ物にしようかと。（卵白を取り分け、衣を作ります。いわゆる、フリッター。お野菜とお魚を少しわけて頂きつつ準備は手早く）
妹――…あら、云われてみちゃうと確かに。そんな気分になっていましたね…ううん。いいお姉さんであったかは、私からはなんとも…。（少しだけ、表情に影が落ちかけます。それもまたたきひとつでどこかへ消えてしまうけれど。）
ふふ！　さて、油をつかっちゃいますので離れてくださいな？　油が飛んでかわいいお顔に傷がついては私が悲しくなっちゃいますから。
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赫夜・ちる　2022年1月15日
メイヴちゃんにとって都合が良いなら何よりだぜ。
かれ、かれぬ…カヌレ、うーん。初めて聞く言葉は難しいな。期待させてくれ。可愛い女の子が作る可愛いお菓子、期待しないなんて無理な話さ。揚げ物？何を揚げるんだい？（興味審査に邪魔をしない程度の距離で手元を覗き込む）
良いお姉さんだったよ。こうして話してると、甘えたくなってくるからね。（影が落ちた表情が気になるけれど、深入りはしない。誰だって聞かれたくないことの一つや二つあるだろう）
ふふ。可愛い顔なんて言われるのは初めてだな。メイヴちゃんが悲しむのは嫌だから、少し離れたところから見ておくよ。メイヴちゃんも火傷に気を付けてね。（ぽん、と頭を軽く撫でられたなら少し離れて）
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メイヴ・プルートゥ　2022年1月19日
私がいい間違ったといいましょうか…こほん。ともあれ、せっかくなので後ほどでしょうか――あ、でもまだ面接中なのでしょうか…？
（微笑みつつ、少しだけ悪戯っぽく。なにか懐かしむような感じで、少し鼻歌が混じってもしまいます）
ふふ、それなら嬉しい限りです。さて、フリッターを揚げますので…すぐできますから、まっててくださいね？　…あら、それなら私もきをつけなきゃ…ふふ。
（衣を付けた食材を次々、油に潜らせつつ。サクサクでフワフワとした衣の天ぷらにも似た揚げ物をお皿に盛って。…ううん、あまり一人分なんて作ってなかったので、つい作りすぎた気も…）
はい、ではお魚とエビと、あとは残っていた里芋のフリッターです。火傷もしませんでしたから、安心して食べてみてくださいね？
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赫夜・ちる　2022年2月4日
いいや、面接はもう終わってるぜ。こんなに可愛い子を放っておく訳がないよ。これからよろしく、メイヴちゃん。
（鼓膜を揺らす鼻歌が耳に心地良い。瞼をそっと閉じて聞き入る）今のはなんて曲だい？とても優しい音色だな。
わ、ありがとう。これは…手掴みで食べてもいい物なのかな？（サクサクでフワフワとした衣と柔らかな香りが実に食欲をそそる。一人分にしてはやや多過ぎるそれに眸を瞬かせて）
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メイヴ・プルートゥ　2022年2月5日
あら、いいんでしょうか…。ふふ、でもそれでしたらぜひ、よろしくおねがいしますね。ちるさん。
…あら、鼻歌がでちゃってましたね…ええと。修道院の子達が歌っていたのをリズムを覚えてて。機嫌がよいとつい漏れちゃいました…なんて曲だったのか、曲名までは覚えてないんですけれど…。
ふふ、お好きにどうぞ…つまみぐいは指でするものですし。でも火傷にはご注意を…。ん、サクサク。今が食べ時ですね…。
（ひとつふたつ。自分で持つまんでみて。なかなか良くできたのは素材もいいからでしょうか。新宿は冷蔵技術も整ってます…）
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赫夜・ちる　2022年2月24日
ああ、よろしく。メイヴちゃん。
そうなのか。とても好ましい曲だと思うぜ。優しくて可愛くて…まさにメイヴちゃんみたいな曲だなって思ったよ。
…ん、美味しいな。（ひとつふたつ、と手が伸びる。摘んで口許へ運ぶとふんわりさくさくとした食感が絶妙でいくらでもいけてしまいそうだ）メイヴちゃんは料理上手だね。良いお嫁さんになりそう。もうそういうお相手が居たりするのかい？（なんて、揶揄うような笑みを浮かべ）
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メイヴ・プルートゥ　2022年4月3日
ふふ、それは…むしろ、私の方を褒めすぎてしまっているきがします。でも、ええ。ありがとうございます…。
あら、ちるさんはおくちがお上手ですね？　なにぶん数をつくりましたしいくつでも。ある分だけになっちゃいますけれど…テンプラ、というものに近しいとか。むしろそちらを勉強したくもありますね。
…こ、こほん。お相手だなんて――…い、いえ。そういった関係の方は、まだ…。（驚き、少し瞳を大きく。小さく咳払いをしつつ、不意打ちに頬が少し赤らんで）
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赫夜・ちる　2022年4月25日
褒めすぎじゃないさ。本当のことだからね。
テンプラ？なんだか聞いたことのあるような…これに近い食べ物なのかい？（フリッターを摘む手が止まらない。まずい、美味しすぎる）
居ないのかい？こんなに可愛いのに。居ないなら、僕が旦那さんに立候補しちゃおうかな？なーんて、メイヴちゃんのファンに怒られちゃうか。（やめておこう、と肩を竦めた）
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メイヴ・プルートゥ　2022年5月7日
あら…。新宿の食べ物と聞いてましたけれど…そういえば、時代が違えば無い事もあるのでしょうね。
ええ、私もらしいという事だけ…。では今度はそちらにもチャレンジですね。
あわわ…こ、こほん。からかわないでください…っ。…そのそういうお相手という訳ではありません、けれど…。ええ。でも私はいまはそれでいいと、いいますか…。（なんだか自分でも、関係をまとめ切れていない相手がいるような。煮え切らない感じです）
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赫夜・ちる　2022年5月9日
僕は新宿に詳しくないんだ。生まれはわからないけど、育ちは森だからさ。（今や少なくなってしまった新緑を思い浮かべて）
それでいい…もしかして、メイヴちゃん、好きな人でも居るのかい？（そこは乙女。恋バナというやつには多少の憧れがあり、少しばかり身を乗り出して問いかけを被せた）
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メイヴ・プルートゥ　2022年5月9日
なるほど…。地域、地方。食の文化も様々ですものね。
ふふ、ちるさんは案外、自然の豊かな場所で育ったのですね…服装がなんだか華やかでしたから、てっきりお嬢様なのかな、なんて思っちゃいました。
……そ、そこに戻るのですねっ　ええと。好き――…といえるのかは、まだ。ええ。でも守りたい人はいる、という感じでしょうか…？（まだ少々。庇護欲が先に来る、といった感じに）
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赫夜・ちる　2022年5月16日
お嬢様は初めて言われたな…服装とかはね、偶然出逢った人たちに教わって着てるんだ。メイヴちゃんは服装って拘る方？
守りたくて…それは恋愛感情って意味で？（興味津々と紅い赫い瞳が爛々と輝く）
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メイヴ・プルートゥ　2022年5月17日
あら…ふふ、着飾らせたくなる素材の良さ…ということでしょうね。ええ。それはよくわかるかも…。私自身は、あまりオシャレに気を使う方ではないかも…つい、実用重視になっちゃいます。かわいらしいものは大好きですけれど。
守りたい――…というのは、言葉のままですとも。…その、まだ恋愛などははやいと思いますので…。
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赫夜・ちる　2022年5月25日
着飾らせたくなる素材の良さ…？え、全然わからないぜ。実用重視？戦いに赴く時、みたいな？可愛らしいものもメイヴちゃんなら似合うだろうな。あ、着飾らせたいって気持ち、わかったかも。
…もしかして、相手は幼い子とか？（恋愛が早いと聞くと浮かぶのはその一点で。片目を軽く閉じて笑って見せた）
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赫夜・ちる　2023年5月8日
（恋愛話に花を咲かせた2人の乙女の行く末を知るのは、この宿のみ）（この宿を選んでくれた君に、最上の感謝を込めて）
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赫夜・ちる　2023年5月8日
―結―
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