手に入れろ掘り出し物! 稀覯本版
佐野・埜之子 3月27日23時
「本屋さんが来たんよ」
突然のの子がそんな事を言い出した。ハッキリ言って要領を得ない。
何とか詳しく聞いて見れば、時々フラリと現れる本の行商人らしい。何時もは夜中なんかに急に現れて直ぐ去ってしまったりするので、人のいる時間帯に来るのは珍しいとか何とか。
「まあ、変な本ばっかり売っとるんよ。しかもお代もほとんど取らんし。その本は縁があって手に取ってんから差し上げるやって」
見やれば『本屋さん』はいかにも胡散臭い青年だか中年だか、何か優雅に紅茶飲んでる。接客する気は無さそうだ。……いや、大丈夫かこの本屋。
・変な本を買いましょう。ただそれだけのスレッドです。
◎左の赤い数字
1:便利な
2:不思議な
3:危険な
4:始末に負えない
5:余りに役には立たない
6:珍妙な
7:割と普通な
8:どう考えても即時で要処分が必要な
9:欠陥のある
0:いやらしい
◎右の青い数字
1~3:普通の本
4~6:魔法の本
7~9:呪いの本
0:薄い本
・具体的な本の内容とか好きに描写すると楽しいかも知れません。
・自分で考えるのが面倒な場合はサイコロだけ振って▽と文末に描いて頂ければのの子さんが描写します。
・要処分の本は自由に処分して下さい。本屋さんは気にしません。戦闘RPしても良いよ。
・まあ気軽に自由に。のんびりと。
0
佐野・埜之子 3月27日23時
……えーと、それやったら、この本。
(適当に一冊手に取って確認する)
佐野・埜之子 3月27日23時
ええと、渇愛の書? ラーガ?
あ、開いたら説明書が入っとる。なになに……
開くと周囲の人間、先ずは開いた人間の生命力を無制限に吸う。一度開いたら閉じても無駄。本の内容は色んな貴重な知識やけど暗号化されとるから解読するのにはどんな天才でも数日かかる。普通その前に死ぬ。
(なるほどーと頷く)
道理で何やフラフラするんやね?
ゼキ・レヴニ 3月28日21時
のの子その本はよ燃やした方がいいぜ。ライター貸すか?……いや燃しても無駄なヤツか??
最近本なんか殆ど読んでなかったからなァ、何か読みやすいのがありゃいいが……(一冊手に取り)
ゼキ・レヴニ 3月28日21時
お、こりゃ所謂ドージンシってやつか。こういうのは初めて読むぜ……(パラパラめくり)
ふむ、日常ギャグ漫画的なジャンルかねえ……なんつうか、ほのぼのしてて荒んだオトナの心に沁みるぜ。
佐野・埜之子 3月28日22時
うーん、意識が朦朧と……?
まあ良えか。
(本を閉じて隣に置くと他の本を物色し始める。優雅にお茶を飲んでた本屋さんが流石に『こいつマジか』って顔で見てた。見てるだけで助けないけど)
ゼキが割と良え感じの見つけとるし。
ウチもこう、癒される感じのを……(また一冊取る)
佐野・埜之子 3月28日22時
……んー。緑の瞳の本?
表紙は緑色やあらへんけどなあ……
(不思議そうに開いて見ている)
中身は……何やろこれ、開いた瞬間は白紙やったのにどんどん文字が増えてっとる? ……ん? あれ、これウチのプロフィールやね? 生まれた時の体重? 発語の時期? 幼稚園の……? 凄い詳しいなあ。
(自分の個人情報、それも有り得ん精度の情報がどんどん記載されて行ってるのにノホホンとしている)
リノーカ・ヴィエルィリーニャ 3月29日01時
のの子は危険そうな本を嗅ぎ分けるのに長けてるの?
或いは自然とそういった存在が寄って来るのか…。
いやまあディアボロスだってそう言った類と大差ない存在だけれど。
(止めるべきという程でも無いか、と様子を伺いながら手近な一冊を選ぶ。)
リノーカ・ヴィエルィリーニャ 3月29日01時
あれ、このページに描いてあるのってこの場所?
…いや、場所と言うか……。
(振り返って斜め上を見る。当然何も無くて、振り返って首を傾げた。)
私の後頭部が見える…私の顔が動くと、絵の視点も動く。
なんかゲーム画面みたいだ、誰かが私を…操作してるかのよう。
コンラート・パル 3月30日21時
開くと生命力を吸い取る本って探せば同じようなパラドクスを使う人もいそうでありますね。
それはそうと魔法の本!読むと魔法を覚えられるスペルブック欲しいであります!
ファイヤー!アイスストーム!ダイアキュートであります!
コンラート・パル 3月30日21時
(巻物を開くと自身の周囲が地図のように描かれている)
探し物の場所が分かる魔法の地図でありますか!
どこに埋めたか分からなくなったアレを探すであります!
佐野・埜之子 3月30日22時
え、そうなん?
ウチ、この本屋さんで買うた本を毎年打菓子の誕生日に贈っとるんやけど……
(大変聞き捨てならない事を言っている。が、困った事に事実である)
リノーカのその本は面白いなあ。
斜め上からの視点……何か名前あるんやっけなあそれ。
そないな視点は、誰の、何の、でも多分自分の……自分をそないして見れたら、きっと色々便利やわ。多分。
確かに生命吸収は何かありそうな効果やねえ。
……ん? なんやろ、ちょと眠くなって……
(フラリとよろけた所で後ろから何かを刺す音)
ん?
(見たら鉄砲店の店長が渇愛の書をナイフでぶっ刺し、もう一方の手で手招きをしている。表情を見れば分かる。明らかにガチ説教の流れである)
……えー
(一歩引く。生命吸収は放置した癖に説教は嫌らしい)
あ、コンラートの本も良えね。
便利やわ。ウチも物無くすことあるし分かるえ。
……せやけどコンラートは何を埋めたんやろ?
(話を! 逸らす!)
佐野・埜之子 4月2日22時
さ、さて。次の本をやね……
(ごそごそ)
佐野・埜之子 4月2日23時
拙速の書?
……ほぁ、ほむ。
(付属の説明文を読む)……ええと、何々、一通り戦える魔法使いになる為の教授の本やねんて。で、この本自体に魔法が籠められ取って、これを読んで学ぶと、ザックリ大体学習速度が6倍になる……ほぁ? 其れって凄いんやろか? ええと、つまり半年かかるんが一か月で済む……あー、確かに凄いっぽい。
あ、でも一つ欠陥があるんやね。
んー
この本を使うて学んだ場合。ただし魔法は尻から出る。
…………。
(ちょっと考えてる顔)
……んー、やけど一か月でも面倒くさいしなあ。