【個別】影の奏で方を探して
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日21時
去る11月、ロマノフ王朝との決戦を終えてしばらくした頃。
吸血鬼の少年は、彼の戦いで新たな力を手にしたものの、上手な扱い方を見出せずにいた。
そんなわけで。能力的にも近い彼に連絡をとって、協力をお願いするのだった。
#水藍・徨
#ルカ・ナハトフォーゲル
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ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日21時
(そんなこんなで来てみた地下闘技場)
(まぁ深夜だし誰もいないんだけどね!ここなら暗闇もたくさんあるもんね!)
てことで……とりあえずは呼んでおいた方がいいかな。
おいで、眷属たち!
(そうして、己の影からずぷりと出てくる蝙蝠に狼たち)
(自身も紅の指揮棒を手に、いつでも準備万端)
(無効票)
水藍・徨 12月19日21時
(呼び出しを受けたときは、正直。もっと適任な人がいるのではないか、と思わなかったといえばウソになる)
(それでも、僕に白羽の矢が立ったのなら、友達として協力は惜しまないつもりで)
水藍・徨 12月19日21時
わ。
(闘技場に足を踏み入れるや否や、君の陰から出てくる蝙蝠や狼に目をぱちくり、として)
これが、ルカの……影を操る技、というところですか?
(まじまじ、とその影達を見てみる。触れるのだろうか?)
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日21時
あ、徨じゃん。来てくれたんだ。
(まだ指揮棒は振らず、狼なんかは欠伸をしていて)
そそ、大体そんなところかな。
とってもわかりやすいと思うけど、影を操ってってやつだね。
(傍らの狼の喉を撫でて)(蝙蝠も周りを羽ばたいている)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日21時
ただ、まぁ……呼び出して指揮するとはいっても、上手いこと攻撃までつなげられるかってのは別問題なんだよね。
だから、今日はちょっとお願いしてみた、ってわけさ。
(無効票)
水藍・徨 12月19日22時
呼び出したのはルカでしょう……来ないわけにはいきませんよ。
(少し苦笑して)
実体がある影、そこから攻撃、ですか……
(手伝えることは何か、少し考えて)
水藍・徨 12月19日22時
幾つか、離れた場所に色つきのボックスを立てて、攻撃できるか試します……?
僕の力は、空間を作ったり時間をある程度操作すること、なので……硬さを調整しながら試せるかも、とは思いました。
(どうでしょう? と君を見てみる)
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
ふふ、そう言ってくれると思ってたとも。
ちゃんと爪も牙もあるんだけどさ。
なんて言えばいいんだろ、指揮者がしっかりしないと演奏だって残念になっちゃう、みたいな?
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
いいね、まずは簡単なのからだんだん難易度を上げてってやつだね。
基本的な動き自体はできるから、順番に試してみよっか。
(出番だよと撫でていた狼に合図を促し)
(すっと指揮棒を構える)
(無効票)
水藍・徨 12月19日22時
(構えた指揮棒に、反応する狼)
(少しドキッとしたが、別に自分が戦うわけじゃない。大丈夫。……そう自分に言い聞かせて)
じ、じゃあ、まずはレベル1みたいな感じで……
(──_δημιουργώ(ディミウルグ)。空間を作り出すパラドクスだ)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity?character_id=g10590
(暗闇に映える白い長方形が一つ、生み出されることだろう。牙が食い込めば、光の粒子となって消えていく仕組みだ)
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
あ、今ちょっとビビった?
大丈夫だよ、この子たちはそんなに野蛮じゃないさ。
(とは言え、指揮棒を構えているために臨戦態勢なわけだけれど)
それじゃ……行ってらっしゃい!
(軽く指揮棒を振ると同時、駆け出す狼に飛んでいく蝙蝠)
(見事な同時攻撃で、白い長方形は消えていった)
(無効票)
水藍・徨 12月19日22時
そ、そう言われても、……いえ、決してルカを信用していないわけではないのですが。
(間接的に相手をしているのだから、機嫌を損ねないか、だなんて不用意な心配も過ってしまうわけで)
じゃあ、二つ出してみますね。レベル2です。
(見た目は先ほどと同じ長方形の箱。違うところは、攻撃された瞬間_στάσις(スティアシィ)が起動するところだ)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=51712
(パラドクス同士のぶつかり合いだと、時が止まっていても強い方へと傾く……と思って、硬度を少し高めてみた。きっと突破できると思ってのことだ)
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
うわぁ、ちょっと傷つくなぁ。泣いちゃうぞぉ?
(微塵もそんなことを思ってない口調で悪戯っぽく)
今回は2つだね。
けどなんか仕掛けしてある……なら!
(再び指揮棒を振り、今度は基本的なパラドクスも乗せて)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=29993
(一糸乱れぬ同時攻撃で長方形ふたつが光へ還り)
(同時に、眷属たちはパラドクスの効果で硬直)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
……なるほど。
それならこう、かな!
(硬直した眷属たちが闇に還ると同時、再び自身の影から液体じみて呼び出された)
(無効票)
水藍・徨 12月19日22時
(仕掛けのことは、特に口に出さなかったのだけれど、右腕がどうしても淡く光るから……勘付かれただろうか?)
流石に冗談と分かる口ぶりだと、泣かれても大丈夫ですね……?
(苦笑しながら二つを見る。安定した連携で両方とも消すことができているのだから、大丈夫では? 思った矢先)
(時止めの効力が働いたのだろう。再度召喚される様子を目撃した)
なるほど……攻撃されるところまでは、やはり動けたのですね。
水藍・徨 12月19日22時
えぇと、それじゃあ……
(長方形の箱を三つ作成。軽く宙に浮かせて、動いている状態にする。勿論、触れれば時は止まる仕様も継続だ)
……レベル3です。動いている状態は、どうでしょう?
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
さすがに数を増やすだけじゃないよね、ってさ。
徨ってたしか、こんな感じの力だったよなーって!
(うろ覚えだけれど、結果としてビンゴなので結果オーライだし)
どうあっても攻撃用だしね。だから基本の連携は出来るって感じだね。
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日22時
ふふん、動いててもあんまり関係ないんじゃないかな……っと!
(各々の眷属に標的を与え、指揮棒を動かし)
(獣が狩りを行うが如く、動いていようとお構いなしに食い破り)
(そして、パラドクスの力で止まって闇に還って再召喚される)
……まぁでも、単純に物量が増えると分散はしちゃうよね。
(一度に呼ぶ数だって限りがあるから)
(相手が増えれば増えただけ、単体あたりのダメージは低くなってしまう)
(無効票)
水藍・徨 12月19日23時
時空を操りますから、ね。
僕は攻撃よりサポート寄りですけども。……でも、勘は鋭いなと思いました。ふふ。
(なんて、小さく笑う)
どうしても分散はしますね。それでも突破出来ているのは、ルカの技量があってこそだと、思います。
……今度は、もう少し難しくしてみます。
水藍・徨 12月19日23時
(長方形の箱を四つ。動きは三つの時と大して変わらない。変わっているのは……)
……レベル4、です。
(時を止める代わりに、_ταχύτητα(ティーディア)による変化が加わっている。近づいた時、箱に到達しようとする速度を遅くさせることで、硬度を高めた形だ)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=55148
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
でしょでしょ?
伊達に吸血鬼やってないからね!
(ふふんと自慢げに)
(多少先を読めないと、あの頃は闇に紛れてだったもんなぁ)
お、次は何が来るのかな?
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
4つかぁ……まぁいけるとは思うけ、ど!
(空いた手に、眷属たちと同じく影から作り出した弩を)
(支持は先程と同じ、残る1個は弩で狙って)
(眷属たちの速度も矢の速度も、諸共に遅くなる)
(当然ながら威力は削がれ、一撃で消滅させるに至らなかった)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
……このあたりだね。
手数はボクの武器でもなんとかなるのはあるけど、どうしても威力不足って言うかさ!
指揮自体は全然問題ないから、あとはバリエーションとかかな?
(それにしてもちょっと悔しいね、なんて)
(無効票)
水藍・徨 12月19日23時
(四つの箱は消滅に至らない。……そこでふと思った)
……なるほど。一つ一つの技の威力を減衰されると、難しくなるのですね。
……少し言いづらいのですが。
水藍・徨 12月19日23時
同時に消滅させる必要、ないと思いますよ……?
(一点集中で攻撃したなら、その要領で四つとも消滅できると思う、気がした)
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
……
…………
………………そりゃぁそう、だけどさ!!
(図星である)(同時撃破にこだわっていた節はある)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
まぁでも、実戦だとどうしても同時に相手どらないととかってあるじゃん?
だから、その時のためにって意味もちょっとはあると思うけど。
あとはあれかな、もっと呼んで手数でってやつ。
群れじゃないけどそんな感じの!
(無効票)
水藍・徨 12月19日23時
でしょう。
(図星だった。そりゃそうだ)
群れの数も良いかもしれませんが……一個体でも、出来る範囲を増やせるのも、強みになるのかなと思いますね。
水藍・徨 12月19日23時
例えば……その、ルカの影が実体を持てるなら、その密度──硬さに重きを置く、とか?
水も、氷になれば……当たると痛いかなって、単純にそういう発想ですが。
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
……つまり、手数の暴力ってやつと最強の一ってやつかな。
たしかにそれなら、方向性をちょっと変えればできそうかな?
眷属のみんなは実体を持ってるし、もしかしたら硬くするのもアリかな……
いいね、そうなると色々と応用も効きそうな気がするね。
(たとえば影を纏って瞬時に硬化させたりとか)
(強力な個体を――たとえば竜を呼びだして連携するとか)
(ドラゴンライダー!!えっなにそれめっちゃ格好いいじゃん!!!)
(無効票)
水藍・徨 12月19日23時
はい、蝙蝠なら、羽の部分を強化して多段攻撃……とかも。
(言ってはみるけども、実際に当たったらとても痛そうだな、と思って……少し苦笑いを浮かべるのだけど)
それで……レベル4、もう一回試してみます?
(今だ宙に浮き、動いている四つの箱を示してみる)
(無効票)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
あ、だよねだよね。
単純に突っ込んで吸血もいいけど、翼も使えるとなんかいいよね。
それじゃ……もう一度、お願いしようかな?
(今度は同じ手は食わないし)
(やりようなら、他にもあるわけで)
(無効票)
水藍・徨 12月19日23時
分かりました。……いつでもどうぞ。
(僕の作った箱達は、決まった動きをしながら宙を動いている。先ほどと同じ、減速の流れを纏ったままだ)
(君の攻撃が来るのを、待っている)
(🦇)
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
それじゃ……いくよ、みんな!
(今度は弩ではなく、音符型の鎌を形成し)
(眷属たちと共に闇に紛れ、減速効果を軽減させて)
(集中しての各個撃破で、ひとつまたひとつと消滅させていった)
https://tw7.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=29994
ルカ・ナハトフォーゲル 12月19日23時
ふふん、やればできるじゃん!
(二度目のトライではあるけれど)
(自信がついて、ちょっとどやっと)
となると、今度はさっき話してたあれこれを試してみよっか!
(そうして。練習と考察は、まだまだ続くのでした)
(🦇)