闇空市場『みかん貴族』

絵を描いている

佐野・埜之子 12月17日23時
「モチーフになって欲しいんよ」
 と、事務員の女は休みの日の癖にエントランスに居座って宣った。
 手にはスケッチブック。傍らには木炭。
「速描で描くよって、そない時間は取らせへんし多少動いても構わんの」
 速描、要はクロッキーだ。形を取る訓練として実施される事が多く、短ければ1分で次々描く事もある。それを基準に描くのであれば、確かに所要時間は極短いだろう。

 ただ、今こいつはモチーフと言った。モデルでは無く。


・のの子さんに描かれるRPスレッドです。RPしないとあまめ剥ぐ(マイブーム)
・モチーフになる事をOKする意思表示を含むRPをして下されば、のの子さんが勝手に描きます。ただし描かれた絵は黒のみの木炭画ながら毎度普通ではありません。のの子さん自身の模索もあり、抽象的表現が混ざったものになるでしょう。
・それを見ての反応でRPを続けても構いません(怒ったりしたって良いでしょう)。逆に反応は特にせずそれで終わりの言い捨て式でも構いません。何なら二週目来ても全然良い。どんどん描くよ!
・つまりまあ、RPの鎹や種にしても良いししなくても良いって事です。
・自由にどうぞ。自由だ!!




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佐野・埜之子 12月17日23時
(取り合えずモチーフOKを貰って無いので、先ず置いた鏡を見て自分を描いている)
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佐野・埜之子 12月17日23時
(顔だけはちゃんと埜之子自身の物だが、首から下が溶けて崩れている。酸で溶けていると言うグロテスクな感じでは無く、細緻に作られた塩ビ人形が熱で溶けているかのようなのっぺりした溶け方。解けた足元でそれは段々と淀んて行って居るのが見て取れる)
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弁当裏・真 12月18日22時
(なにやらエントランスで面白い事をやっているという噂を聞いてやって来てみれば、そこではのの子がなにやらスケッチブックに描いている姿)
…なるほど、似顔絵屋さん
(道端とかでそういうのは見た。となれば)

ふっ…のの子…私を存分に描いていいぞっ!王は全てを受け入れるっ!
(私のお店に私の肖像画を置くのはお洒落!という考え、そしてモデルとかモチーフとか深く考えず全てを受け入れるという軽率な発言であった)
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佐野・埜之子 12月18日23時
真や。いらっしゃいやえ。
……ほぁー、似顔絵とは限らへんのやけど。
まあでも似た様なもんかも分からへんね。

王様は全てを受け入れるんかあ。
信長オブ炎上やね。
(※何時になく物凄く意味不明だが、恐らくノブレスオブリーズと言いたかったのだと思われる)

…………んん。
(シャッシャと木炭を走らせる)
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佐野・埜之子 12月18日23時
(顔は確かに真だが、あどけない表情で目を閉じていてどうも眠っているのかも知れない。その上で、見るからに上等で可愛らしくて柔らかそうな、そしてとても暖かそうな洋服を着て、着せられている。きっと冬も平気だろう位に寒さから守られた姿で、けれど顔と手以外の肌がろくに出ていないその衣装は、厚着過ぎて少々窮屈そうにも見える。手に持って居るのは鍵だ。恐らくは、家の鍵)
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弁当裏・真 12月19日15時
えっ謀反(全て受け入れる王とて焼かれれば死ぬ)
(とはいえのの子が不思議な事を言うのは相応にある。後で考えるとアレの事かな?となるのだ。いや今は炎上インパクト&意味不明ながらもそれで通じれる物で何の言い間違いかも分かんないけど!)

(そうして木炭が走る心地よい音が聞こえてくればやはり興味はそちらに行き、普段の調子で自慢げな表情に戻ったが)
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弁当裏・真 12月19日15時
…え
(出来上がった絵に自慢げな表情は消える)
(表情はまあ、いい。表情はそれこそどれでも受け入れる気だったしそれ以上に気になる所に集中してしまう。よく見たのならば、飢えや寒さで眠れぬ夜を知る前の様な表情だと思っただろう)

(表情への思考が出来ない程の衝撃はそれ以外)
(過去に着ていた服と同一ではない、ないが意匠の似通った、設計思想などは同一であろう衣服)
(その中で一つだけ硬質な鍵。大きさと、その服装で想起してしまう家の鍵)

(そして濃淡や強弱でしっかりと表現されているが白と黒だけの色のない絵)
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弁当裏・真 12月19日15時
(抽象画だったり似顔絵でお姫様っぽく描くのだったり絵の表現は自由だ。分かっている)
(でも、考えてしまうのは)

(もしかしてのの子は以前の私を知っている?)
(もしも、もしものの子が私を知っていて、そして私がこのみかん貴族に来たのも仕組まれていたら?)
(私は結局"自立"も出来てなくて、私は今でも採点されていて、いずれ全てを失ってしまうのでは?)

な…なるほどーなるほどなるほどー…
(出来た絵を見て最初に発した言葉はそれだけであり、カクカクと頷き、なるほどを連呼しながらエントランスから出て行った)

(お礼の言葉も、絵を描いて貰った対価を渡す事も、全てを忘れて)
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佐野・埜之子 12月19日18時
下剋上やね。
(頷いているけど、意味が分かっているのかどうかから先ず不明)

ん。

ん?
(完成した絵を差し出した真の様子に首を傾げる)

ほぁ、ん?
なるほどなん? ………?
(そすして明らかに様子のおかしい真をそのまま不思議そうに見送ってしまう)

(埜之子は、己の才能の無さを埋める為にその思考力と観察力の大半を絵の事に絞って割り振っている。だから、それは観察と思考による類推の賜物で、けれど絵の事にしか稼働しない為に『それがどの様な結果を齎すか』に関しては全く考えが至らない。そしてその後の対処に関しても正しく判断等出来やしない。もしちゃんと他事にも割り振っていれば、きっと引き止めたり声を掛けたりしたのだろうけれど)

……御腹冷やしたんやろか?
(ひどいことだ)
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ゼニースキー・ロートケップヒェン 12月19日23時
おや弁当裏様のご様子が…?(挨拶する間もなく去っていく姿を見送りながら、エントランスを見てうなづいた)

のの子様、人手ご入用でしょうか。必要であれば微力ながらご協力しますよ。
(モチーフ云々の話をどう捉えたのか、いつも通り笑顔の顔文字を表記して筋肉の引き立つポージングをした。モデルではないと聞いた上でこれである。)
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佐野・埜之子 12月20日23時
ほぁ、ゼニースキーもモチーフになってくれるん?
おおきにな。

…………(ゼニースキーを見て)

(周りを見て)

ん。
(頷いて、木炭を滑らせ出した)
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佐野・埜之子 12月20日23時
(描かれている筋肉質の男性はポージング含めてモチーフ通りにゼニースキー、だと、思われる。ただ、顔がATMでなく普通の顔……か、そうで無くても普通の人間サイズの顔の様に見える。 何故曖昧かと言うに、その全身に夥しい数の『手』が纏わりついていてほとんどが隠れているからだ。老若男女様々なサイズの手、個性も様々だが心なし痩せて居るものが多く、明らかに纏わりついているゼニースキーに敵意や恨みを感じる程に強い力で掴みかかている様に見える。と同時、縋りついている様にも見える。恨み、縋り、離れる事が出来ないし離れたくない。そんな風に見える)
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リノーカ・ヴィエルィリーニャ 12月22日01時
おお、何して……っと、成る程。
(エントランスに通り掛かれば見知った姿がふたつ。それ自体は珍しくは無い、談笑の場になっていることも多い。
しかし談笑のそれと少し異なる様子に尋ねたのだが、答えは聞くより見て理解する方が早そうだった。)

ゼニースキーで描いているんだね。
(それは単に自分の記憶にある彼女の絵が、具象と抽象を交えたものであった事に起因する言葉ではあったが。
その認識がある故に、彼女の描いたものを見ることが叶ってもその視線に好奇心はあれど困惑は無い。)

あっ!これ、次。次、私も良い?もちろん描く方じゃなくてね。
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ゼニースキー・ロートケップヒェン 12月22日21時
ああ成程、成程。
面白いですね、のの子様にはこう見えていらっしゃる。懐かしさのあまり関わる方々のお話がしたくなりました。
いくつか語らせていただいても?(プツン、と顔文字の画面表示が消えて)

行軍侵攻で死んだ女性の話です。死体から脳を取り出すなんて誰が考えたんでしょう。死体と機械を合わせて起こす技術を、ロシア語で頂点の一族と呼ばれる一門は持っていました。その技術によって死んだはずの彼女は起きてました。ゼニースキー製の機械人形。彼女は何番目でしたかね。

ドイツで死んだ男性の話です。彼は故郷の妻子に思いを募らせながら、この対戦車ミサイルが届けば!と戦場を駆りました。戦車に引き潰されたんですが。抱えたミサイル名はロートケップヒェン。名の通り敵軍の頭を真っ赤に染めてやりたかったと繰り返していましたね。

ダイスで決めればいいんだよ、とサイコロを放さない女がいました。ダイスの女神はいるからと。
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ゼニースキー・ロートケップヒェン 12月22日21時
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「うみ、にあでやせれっと言っちらの?」

ーー申し訳ありません、言語野がズレました。私は73番目として先達の皆様を忘れません。ご同行いただいているのなら有り難い限りです。

…お好みの話はありましたか?あったなら作った甲斐がありました。はい、作り話なもので(どこからどこまでが嘘だったのか。その言葉と共に常通りにATM画面は点灯した)
時にのの子様、そのクロッキー、いただいてもよろしいでしょうか?
(ღ(´˘`ღ)クダサイ と明らかに可愛さを狙った顔文字が表示される)
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佐野・埜之子 12月22日22時
あ、リノーカや。
うん。なるほどやの。
(言っている事は曖昧だが、リノーカが状況を理解した事を認識したらしい頷きを返す)

せやね。ゼニースキーを見て描いたん。
リノーカも描いて良えん?
それは嬉しいわ。やったら描かせて貰うえ。
(頷いてゼニースキーのページを引いて切り離し、一端ゼニースキーの方に向き直る)

懐かしい。ん?
関わる方々て、ゼニースキーに?
ゼニースキー星の機械人形? 故郷がゼニースキーと同じ名前て奇遇やね?
ローケットプヒェンてそないな意味なんや?
ダイスで決めるんは危ない思うなあ。きょう子も期待値は信じるな信じて良えんは固定値だけやて言うとったし……
うーん。まあ、せやね。死にとうないんは割と皆そうやと思うわ。でも何でもするとか軽々しう言うんは……ああ軽う無いんか死にそうなんやし。でもそれで助けてくれるんやろかなあ……

んん……73人も居るんは多いなあ。
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佐野・埜之子 12月22日22時
お好みかは分からんけど。勉強にはなったえ。
はい。
(それでゼニースキーを描いたページの紙を差し出す)

そないで。リノーカを……んー
(座り直して木炭を動かす)
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佐野・埜之子 12月22日22時
(途中で少しだけ止まった。何か、不満げな。拗ねた様な顔で止まって。それから何事も無かったかのように……いや、少しだけ渋々と言ったふうに再開した)
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佐野・埜之子 12月22日22時
(黄色と赤の花を中心に広がる草原。背の高い木の見当たらない所謂ステップ地帯の花畑。遠巻きに子供達が遊び、大人が見守っている。けれど、その全てどれもリノーカではない。リノーカは、居ない。何処にもいない。モチーフの筈なのに)
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リノーカ・ヴィエルィリーニャ 12月23日01時
(描かれた筋肉質の男性の姿を眺めながらゼニースキーの言葉に耳を傾ける。
その表情が静かな物であったのは、単に聞き入っていたからかも知れないが。)
どっちも凄く好みだったよ、ゼニースキー。
ちょうど私はどちらの国にも縁があるから、そう言った意味でも考えさせられたかな。
…もちろん、作り話だとしても…ね?

でも、もし最低でも72人の兄弟がいるなら大家族だね!
(そう話すと共に意識を再び向けた描かれた彼の姿は。既にもう、差し出され自分からは見えなくなっていた。)
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リノーカ・ヴィエルィリーニャ 12月23日01時
(さて自分が描かれる立場にとなれば、彼女から見易い位置に腰掛けて。
それからじっと興味深そうに見ていた。絵を描く彼女の姿、絵を描く者を。
それ故に。或いはそうで無くとも気付けたかも知れないが、彼女の様子に少し不思議そうにしていた。が、)

……あは、成る程。
(描き出された姿。いや、そこに姿は無い。美しく広がるステップの、穏やかに暮らす人々の、自分のいない世界。
眉尻を下げて小さく笑った。それは決して深い表情でも無ければ、特別な感情を発露させる時の物でも無い。
ほんの少し申し訳ない気持ち。ごめんね、でも)

ありがとう、のの子。
この絵…好きだな、結構ね。一瞬、草原の風を感じたよ。
(風となるのを、感じた。)
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佐野・埜之子 12月23日23時
73人兄弟。
サッカーチームが……ええと3チーム位作れるわ。すごい。
(すごいのはお前の暗算能力の無さである)
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佐野・埜之子 12月23日23時
……ん。
(リノーカ『の』絵に関しては、小さく応えた以外は大人しくリノーカの感想を最後まで聞く)
うん。
気に入って貰えたんやったら良かったえ。
……うん。
(『それ』は級友に教わった事がある事ではあるけれど、それ抜きにしたって今の感覚でも何となく理解できる。安易に意見して良い事では無い。悪戯に弄ろうとして良い事では無い。その事自体が、寂しくとも)
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ゼキ・レヴニ 12月29日20時
〜〜♪(無駄に上手い口笛を吹きながら通りすがりに)
お、何してんだい、井戸端会議? や、スケッチ会か?
(直前に友人達のために描かれたクロッキーを見て、ほほぉと頷き)
そのまんま描くばかりが絵じゃねえんだな。
面白そうじゃねえか。おれも練習台にしてみてくれよ、のの子。
(その辺の椅子に腰掛け、無意味に腕組みのポージングをして待つ)
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佐野・埜之子 12月29日22時
ほぁ、おお。ゼキや。
スケッチ言うかモチーフにさせて貰てるん。

そのままかは分からんけど、見たまんまでもあらへんけど。
ウチが感じたり思うたりしたまんまには描いとるんよ。

(腰かけたのを見て新しい木炭を手に取る)
ん。
おおきにやよゼキ。やったら描かせて貰うな。
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佐野・埜之子 12月29日22時
……(描き始める前に少し考えて、首を傾げて、戻して、おもむろにクロッキー帳を横向けにした)
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佐野・埜之子 12月29日22時
(描きあがった絵の中で、ゼキはポーズが違うだけで今のままだ。軽い調子で陽気に笑って居るのも特に普段のイメージと離れては無い。 ……ただ、向きを変えて横幅が広くなった空間には荒野と思しき……いや、小さく銃弾らしいものが転がっているので、或いは戦場か。地面に申し訳程度に布を引いて座り込み、周囲には糧食と思しきものと飲み物……或いは酒かも知れない何かが広げられている。岩影なので、見つかりにくい環境で食糧補給をしているか、或いは酒盛りをしていると言う風情で。広げられている食料は明らかに一人分では無く、カップの数を見てもある程度以上の複数人分なのは間違いなくて。場の雰囲気も和気藹々としている。のに。その絵に描かれているのはゼキ一人だ。一人だけだ)



(ただ、絵の端に細身の影が差している。それがもしかして人影なのであるら、ひょっとしたら、そこに誰かが来たのかも……)
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ゼキ・レヴニ 12月30日10時
お、できたか。どれどれ……。
(出来上がった絵を近くから眺め、最初はその出来栄えに感心するように)
へえ、あの短時間でようここまで描けるなァ。
しかし……、
(どこか懐かしさを感じる戦場と、誰かが「いる」のに「いない」空席。全体像が掴めてくるにつれ、少しばかり寂しそうに眉を下げ)
宴の途中でみいんなぱっと消えちまったような雰囲気だ。どこに行っちまったんだろうなァ。
(端に差している影に気付き、ふと笑む。のの子に作意があったのか、ただそう見えたという事なのかはわからないが、それを描いてくれた事自体が嬉しかった)
……だが、いつまでもひとりぼっちの兵隊サンってわけでもなさそうだ。
ありがとよのの子。お前さん、やっぱ人の事をよく見てるぜ。
この絵、貰ってもいいかい?
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佐野・埜之子 12月30日22時
細かい所はざっと描いとるし、そないな描き方に木炭は向いとるん。
(言いながら、完成したと言う認識なのだろう。フィキサチフを絵にスプレーして行く)

宴は。何時か終わるんやけど。終わる前から一人一人帰ったりもする、そないな宴もあるん。ディアナもそうやったみたいやし。多分、リノーカもそう。
……アストリッドは帰った方なんかも? 分からんけど。

うん?
良えよ。はい。未だフィキサチフ乾ききっとらんかもやし、触ったり揺らしたりせえへんでな。
(スケッチブックからバリリと切り離して差し出す)
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ゼキ・レヴニ 1月1日22時
そうだなあ。寂しい想いをした奴も多いんだろう。
飲んで歌ってみんなで雑魚寝して、起きたらまたパーっと騒いでってな、そんな宴を続けられりゃ良かったんだがな。
(触らないようにしながら絵を貰って、礼を言い)
よしよし。のの子が有名になるまで大事にとっとくぜ。
(売るつもりはないが、つい出る軽口である)
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ジズ・ユルドゥルム 1月4日02時
おや、絵を描いているのか?(その場にある他のみんなのクロッキーや、のの子の自画像を見て)
ほぉ。のの子はこういう絵を描くんだな。芸術のことはからっきしだが…個性があって、いい絵だと思う。

絵の稽古の助けになるなら、私も協力しよう。
ええと…ここに座っていればいいだろうか。何か考え込むような体勢をしたほうが…?(モチーフになろうと申し出つつ、慣れていなさすぎて無駄に背筋を伸ばしている)
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佐野・埜之子 1月4日21時
『相手』の居る事やさかいに。それも難しいんやろね。
(少し考える様な仕草をしてから深く息を吐く)
何時か終わるからこそ楽しい。
そないな理屈耳にタコが出来る位に聞くけど……どうやろね。
終わらん宴……まあ、滅んでまうやろし。そしたらどのみち終わりなんやろね。

有名には、どないやろな。ウチ知らへんわ。


ほぁ、ジズも着た。いらっしゃいやよ。
うん。絵を描いとるん。
おおきにな。ウチもあれこれ色々描いとるさかいに、これとも言いにくいんやけどね。

おお、お、協力的やね。
ポーズとかは気にせんで良えんよ。楽にしとって。
……まあ、そないに硬うなっとる事も、モデルやねんけども。
(呟きながら木炭を紙に走らせ始める)
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佐野・埜之子 1月4日21時
……?(木炭を止める、首を傾げる。何かに触れた気がした。これは、少し、近い、気がする。これは……)


(木炭を動かしだす)
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佐野・埜之子 1月4日21時
なんで

(何度も止めて、再開してを繰り返して描き上げたのは、木炭の白黒でも夕焼と分かる空を背に、沈む日の側に立って手を振るジズの姿だ。昼と夜の境の、夜の側に立ちながら、手を振ると言う明確な意思表示をしながら、その笑顔は途方もなく優しくて美しくて、一片の陰りも無いように見えて)

(描いた本人が酷く不満げな顔をしている。なんで、と)
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