うわさのあの御方
佐野・埜之子 2024年11月5日
『かしら、かしら、ご存じかしら!?』
『みかん貴族と言う怪しい市場には、こーんなお方が居るそうですわよ』
『『まあ、何て素敵なのかしら!』』
人の噂も七十五日。
逆に言うと、たっぷり2か月半居座る訳ではあるのだ。それは。
・みかん貴族の一般人利用者の間に経った噂の矢面に立つスレッドです。
・一つ上の発言者に関する噂を『』で、一般人視点で語りましょう。口調はお任せします。そして内容は基本的に美化して下さい。それはもう超好意的に勘違いしまくった上に尾ひれはひれ付けて下さい。なろう味がする位にガンガンに讃えて下さい。
・噂を立てられたPCは、発言頭に【一方、当の本人は】と言うテロップを付けた上でいつでも好きにリアクションして構いません。コレは上述の『一つ上の発言者』の範囲外とします。でないと同じ人の噂が延々ずっと立ち続きかねませんので。
・皆でおかしな噂立てられようぜ!!
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佐野・埜之子 2024年11月5日
(噂のサンドバックなう)
リノーカ・ヴィエルィリーニャ 2024年11月6日
『受付の眼鏡の人、眼鏡を水洗いしてからガーゼで優しく拭いた後に眼鏡クリーナーを使って汚れを落としてから眼鏡拭きで丁寧に拭いてるんだって!それも毎朝!』
ゼニースキー・ロートケップヒェン 2024年11月6日
『赤毛の可愛らしい女の子、いるじゃない?あの子、ファンが1000万人いるんですって!』
『あ〜金髪の女の子がファンTシャツ着たりサイリウム振ってるの見かけるものね〜!』
『どこでファンクラブに入れるのかしら、気になるわ』
佐野・埜之子 2024年11月6日
『お聞きになりまして! みかん貴族にあるって言う『幸福のATM』の話』
『ええ、ええ! 何でも、それ迄は何もなかった筈の所にそれはそれは逞しくて素敵なATMが何故か設置してあるそうなのですわね! それを見つけた人は、溢れるほどの財を与えて貰えるとか、煌びやかな楽園に連れて行って貰えるとか、或いはただチャンスを与えられるとか』
『しかも逞しく、物腰は柔らかい紳士で、その癖とても逞しいとか。素敵……!』
『そうですわね! 凡そATMに付く評価じゃない気がしますけどそこがまた素敵ですわね! 会って見たいですわ……幸福のATM(ルビ:王子様)』
ゼニースキー・ロートケップヒェン 2024年11月9日
【一方、当の本人は】
「最近なんだか楽しくない?成程、日々の充実感が少ないのかもしれませんね。
それでは、賭博をいたしませんか!良い賭博場があるんです、ご案内出来ますよ。
やったことがない?それはそれは…人生の楽しみが多くて幸いですね!」
(どう見ても怪しい勧誘をしているATM頭の姿があった…!)
北條・頼人 2024年11月9日
『受付の白衣の方、かなりのアイディアマンらしくていつも楽しそうな催し物の案を考えてるそうですわ』
『なるほど、それで度々なにか書き留めてるんですのね』
佐野・埜之子 2024年11月11日
『ご存じかしら『白の姫』の噂!』
『知ってますわ、みかん貴族に時々現れるお姫様の様に美しい白いドレスの美少女の事ですわね!』
『出会った殿方は一目で魅了され、姫君を求めて敷地内を連日連夜探し回る事になるとか』
『ええ、ええ、けれど不思議なのは、そう言った殿方の半分がある日突然廃人になってしまう事ですわね』
『ええ、ええ、ええ! けれどもう半分の殿方も前以上に何かに取り憑かれた様になってしまうとも聞きますわ?』
『わたくし、そうなった殿方に会った事が御座いますの。何だか「最早気にしない」「俺は世間体より愛に生きる」「……る分寧ろお得」とか呟いておいでで……どう言う意味かしら?』
『『『謎ですわねえ?』』』
弁当裏・真 2024年11月12日
『かしら、かしら、ご存じですかい!?』
『あの受付の姉ちゃん…凄まじい猛者らしいですぜかしらぁ!』
『なんてったってディアボロス達の受付はあの受付の姉ちゃんが最初に担当する事が多いみたいで…組織的にゃあまずは舐められねぇように力を見せつけやすよね…』
『てぇこたぁ…あの姉ちゃんがあそこの最強武力…!』
『きっとあの眼鏡を外すと目からビームでも出るんですぜかしらぁ…!』
『それに火も吹くし空も飛ぶに違いないでさぁ!かしらぁ!』
アンネリーゼ・ミルヒヴァイス 2024年11月12日
『なぁ、最近あのみかん貴族に子供が出入りしてるらしいぜ』
『あー、知ってる。潰れた弁当屋から色々貰ってたホームレスの子だろ?結構可愛らしかったぜ。薄汚れてたけど』
『それな。あと妙に堂に入った言動してるけど、あそこの住人の子供とか?』
『もしかして他のディビジョンから落ちのびてきた高貴な血筋なんじゃね?』
『『ありそう』』
『カリスマみたいなもんは感じる。将来有望』
『きちんと身だしなみ整えればジュニアアイドル級の予感』
『ギャップ萌えじゃん』
『有名になって美味しいものいっぱい食べてほしい』
『異国のホームレスに身をやつした高貴な血筋の女の子が闇市の住人という家族を得てアイドルとして羽ばたく……これは推せる』
佐野・埜之子 2024年11月13日
『かしらかしら獄中かしら』
『えっ』
『逮捕されてるらしいですわ?』
『あっ』
『それも、見当たらない時は毎回そうだと言う噂ですね』
『……ああ』
『なるほど』
コンラート・パル 2024年11月14日
『よう兄弟、知ってっか? あのラブホテで受付してる眼鏡のねーちゃんがいるだろ?
噂じゃあのねーちゃんの絵の腕は龍に眼を入れると動きだす程だっていう話しらしいぜ!』
『おいおい、なんか聞いたことあるぜ兄弟! 昔の激ウマ絵師がそんな逸話があるんだろ!』
『似顔絵とか描いてもらえねーかなー。ちょっと聞いてみようぜ!』
アンネリーゼ・ミルヒヴァイス 2024年11月16日
【一方、当の本人は】
ねぇぇぇぇぇ!また私逮捕されてる事になってるんだけどぉぉぉぉ……!
迷子を交番に連れて行ったりこっち見てる子に手を振ったりウインクしたり微笑んだりしてるだけなのにぃぃぃ……。
実際は何もしてないのにどぼじでぇぇぇぇ……。
(夜のバーで半泣きになりながら酔いどれていた)
弁当裏・真 2024年11月17日
『かしらかしら、知ってるかしら!!!!????』
『テンション高ぇですかしら…なんですの?』
『みかん市場で見掛ける黒髪の美少年…その新しい情報を手に入れましたわ!』
『ようやった!』
『あの黒髪の君…噂ではカリスマ建築家でこの新宿島の様々な建物に関わっているらしいですわ!』
『美少年カリスマ建築家御曹司ですの!?』
『しかもしかも、あのみかん市場ビルも彼が作ったそうよ!!!!』
『きゃーっ!…えっあのビルをかしら?』
『なんなのかしら?』
『いや…こう…年齢は…ほら…かしら?』
『…』
『噂が疑わしくなってきたかしら…』
『あのみかん市場のビルの定礎の中にブロマイドが入ってる噂もあったかしら…』
『美少年ブロマイドの為、そして美少年の年齢を確かめる為にわたくし達は手を汚さねばかしら…』
『かしら(デカいハンマーを肩に担ぐ)』
弁当裏・真 2024年11月17日
【一方、当の本人は】
ふっ…今日も大量大量…この螺子は錆を取ってあげればイケるし紙の切れ端も纏めてあげれば一つのノート…
(身だしなみは全く今日も整えられていなかった。住人の子供ならネグレクトを疑われるレベル!)
佐野・埜之子 2024年11月18日
『かしらかしらご存じかしら』
『これ元ネタ通じてる人何人いるのかしら』
『止めなさい余計な事を考えるのはやめなさい』
『あの黒髪の可愛らしい女の子、ちょいちょい飛び跳ねてて足先しか見えないのあの子。実は王族らしいですわ』
『強引な話題転換ナイスってよ。それで、それってお姫様って事?』
『うーん、王を名乗っているのですけれど、兎も角そんな彼女は次々と猛者との戦いを続けているそうですの』
『まあ勇ましい』
『ええ、一つ戦いが終われば即座に次の戦いを申し込むほどの熱心さだそうですわ。それで、実はそれは王配を決めるためと言う噂がありますのよ!』
『王配? つまり、配偶者』
『そう! 即ち旦那さん!』
『まあまあまあ! 自分より強く、そして最も強い男こそが王の連れ合いに相応しいと言う。そんなバトルマニアラブ!?』
『今どきのお姫様は、自ら王子様を選ぶって言う事ですのね! 素敵!』
『『『ロマンティックですわー』』』
ゼニースキー・ロートケップヒェン 2024年11月19日
『この絵画の深みのある味わい…』
『ば、馬鹿な。し、信じられん。あの伝説が本当だったとは…』
『知ってるのかモブ男!』
『あれが伝説に聞くのの子作の絵画…古代エジプト王朝のピラミッドに埋葬された王が口にした食事を描いたものだ』
『食事』
『どうして食事を選んでしまったのか』
『そういえばピラミッド調査のための考古学者の一団が調査中に空腹から食事休憩を取るのはよく聞く話だ』
『それはそう』
『食事は大事だからな』
『空腹を誘発させる、恐るべきのの子の絵画…!』
『本当か?本当にそう思ってるかモブ男?』
『話はさておき美味そうに見えるいい絵だな』
ゼキ・レヴニ 2024年11月22日
「なあ、最近よく見るATM頭の男……あいつの言う「ATM」が何の略語か知ってるか?」
「現金自動預け引き下ろし機とかじゃなくて?」
「いや。アンチ・トルネード・マン……つまり竜巻ぜったい殺すマン」
「竜巻ぜったい殺すマン!?」
「なんでも世界中の竜巻を爆破して回ってるらしい。今まで爆破した竜巻の総数はなんと約1000万個」
「なっ……それじゃもしあいつが居なかったら……」
「そう、人類はとっくに滅んでたってワケだ」
「ガッデム」
佐野・埜之子 2024年11月23日
「あの歴戦感のある渋い金髪の兵士の方」
「ああ、あの顔の傷跡が逆にセクシーな殿方ですわね」
「少し気怠い雰囲気と煙草と垂れ目……素敵ですわあ」
「実はあの方、既婚者で昔奥様を亡くしておられるらしいですのよ」
「ええっ! やめめ暮らしって事ですの!?」
「な、なるほどあの何処と無いアンニュイさと儚さは、確かな愛を育んだ経験がありながら、それを喪ったが故の! そしてあの匂い立つ色気は未亡人のオーラですのね!」
「え、いや、はい? どうしましたの?」
「急にボルテージが上がり過ぎて怖いんですけど。あの、あくまで噂ですからね?」
「いいえ私には分かりますわあの顔面偏差値と洒脱さで浮いた話がないのはその一途さ故ですのよ絶対そう枯れ喪われた花を愛し続けるその頑なな心の美しさ儚さ艶やかさ……嗚呼!」
「ひぇ……」
「やだ怖い」
「もう我慢できません! 私ちょっと行ってまいります!」
「えっ……」
「……通報、した方が良いかしら」
ゼキ・レヴニ 2024年11月30日
【一方、当の本人は】
いやァ、ママがさァ……昔付き合ってた女にちっと似ててよう……そんでなァ……(場末のスナックでクダを巻いていた!)
エッ、やもめ……? いやいやァ。おりゃカモメじゃねえっての。ふはは……ヒック。