【個】おいでませおひるね部
火撫・穂垂 2022年4月23日
『ぜひ伺わせてください。
ふかふかもきっと行きたがりますから。』
そんな話があったのが、ひと月ほど前。
新入生の歓迎もひと段落氏、新年度として通常運転に戻りつつあった、そんな春ごろのある日のこと。
一人のお掃除サキュバスさんが、おひるね部にやってくるのでした。
>発言可能<
火撫・穂垂
御掃除・すいすい
他、おひるね部の人もお越し頂けます
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火撫・穂垂 2022年4月23日
(おひるね部、部室)
(部屋の隅っこで、かちゃかちゃと陶器の器をいじる部長の姿があった)
(香を焚くのである。部室に来たら、まず初めに行う日課のひと手間。窓は空いているので匂いが溜まることはないが、ふわっと風に乗る香りもそれはそれでいいものだ)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
(こんこん。そんなところにすいすいはやってきました。そして扉をノックします)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
お。
(物音だ。手が止まる)
どーぞーー。
(特にみられて困るものがあるわけでも困ることをしているわけでもない。
ゆるーい声で入室を促す)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
失礼いたします。
(がちゃり。扉をあけた途端に鼻孔をふわっとした香りがくすぐります)
こんにちは、穂垂様。今日はお招きいただきありがとうございます。
(ぺこり、と一礼します。その腕にはモーラットのふかふかが抱かれていました)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
すいすいだ。
(いらっしゃーい。振り返ってみれば、もこもこしたあの子を抱えたメイド姿)
ごめんね、ちょっと手が塞がってて。
すぐ、終わるから。
(ごそごそと小袋から、指先大の小さな黒い塊を取り出して、陶器の器……に満たされた灰の上に置いて。えーと、炭どこやったかな)
火撫・穂垂 2022年4月23日
(あぁ、あったあった。)
(これまた小さな木炭の欠片を手に取った)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
はい、承知しました。
(穂垂様が何事かをしているところに近づいていきます。ふかふかはよい香り、すなわちよいお昼寝空間を察知したのか腕から飛び降りると、ぽよんとバウンドしてから陶器の器を覗き込むような位置に着地します)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
危ないよー。
(ちょっとだけ、陶器の器を離した)
(ちょい、と片手の親指と人差し指の腹を擦り合わせて、ほんの小さな火を作る。マッチくらいの火、かつほんの一瞬なら、わざわざ自傷行為無しでも火をつけられる)
(炭片の角を焙る。そのうち火が移ったのか、炭からうっすら煙が昇り始めた)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
お香というものでしょうか。
よいお昼寝のためにいろいろなことをされているのですね。
(ふかふかは危ないよと言われたからか穂垂様の後ろに回ってそこからひょっこり頭を出して煙を眺めています)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
そうなの。練香っていうの。
(火が付いた炭を灰の上に乗せて、十分に火が回ったところでその上にさらに灰を軽く被せて覆う。
こうして、灰を熱することで練香が温まり、香りを放つようになるわけだ)
……これで、よし、と。
(あとは、穴の開いた蓋をして、おしまい。その内、ほんのり甘い落ち着いた香りが鼻を楽しませてくれるはずである)
ただ、身体を休めるだけじゃふじゅーぶん。
心も休めて、はじめてちゃんとした、おひるね。
おまたせおまたせ。
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
なるほど……なかなか奥が深いものなのですね。
いえ、こちらこそ。いろいろ準備をいただいてありがとうございます。
本日はよろしくお願いします。
こちら、つまらないものですが。
(贈り物をする際にはそのように言うと聞きました。すいすいタンクから取り出したのは、わくわくするモールで買ってきた掛け布団と敷き布団、枕のお布団セットです)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
こちらこそー。
(とは言え、ただのんびりするだけでかしこまることもないのに―、とか考えつつ)
おー、お土産?なんだろ
(お菓子かな、と思ってそちらを見て、みれば)
火撫・穂垂 2022年4月23日
…………
火撫・穂垂 2022年4月23日
……わぁ。
(思った以上に大荷物が出てきた。ほたるちゃんびっくり)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
どうぞ、お試しください。
(と、すいすいが促す前に、ふかふかがお布団へと入り込んでいきました)
……いけませんよ、ふかふか。これはおひるね部への贈り物なのですから、勝手に使っては。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
いいの?
(となれば、甘えよう。遠慮は美徳であれど、度が過ぎれば失礼なのだ)
(ぽふん、とふかふか(固有名詞)の横に身体を沈めてみる。ふかふか(形容詞)だ)
いいもの、なの?
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
すごくいいものというわけではありませんよ。
(つまり、そこそこというわけです。すいすいセレクトそこそこお布団でした。御布団・そこそことも言うのかもしれません。評価次第で御布団・すやすやへの改名がされることでしょう)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
そこそこ。
うん、うん。そこそこ、丁度いいのが、一番いい。
(あんまり高価だと、申し訳なさが勝っちゃうからね)
質のいいのも、大事だけど、力を抜いて、気楽に休むのも、大事なの。
(それに、そこそこということは『決して品質が悪いわけではない』ということでもある)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
なるほど……。
(穂垂様のお昼寝学にふむふむと頷きます。なお、ふかふかはすでに寝る体勢に入っていました)
普段はどのようにお昼寝をされているのですか?
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火撫・穂垂 2022年4月23日
こうして、お部屋のお布団で、寝ることもあるし―。
(ふかふか(固有名詞)をなでなで(動詞)する。ふかふか(形容詞)だ)
寝るだけなら、ボクは、外の、木陰とかでおひるねする方が、好きかな。
でも、ここは、お茶とかお菓子とかあるし。
雨の日でも、休めるから、ここは、ここで、いいところ。
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
いろいろなお昼寝をされているのですね。
ということは、部員の皆さんで集まることはあまりないのでしょうか。
(ふかふかは撫でられると穂垂様の顔をじっと見ましたが、前の覚えがちゃんとあったのかそのまま目を閉じました)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
そだねー。
示し合わせれば、いっしょにってこともあるけど。
(ごろんごろん)
ボクは、あまりその辺は、気にしないかな。
みんなが休みたいときに、休める場所。そういうところで、良いと思うから。
(時間を決めて集まる……というか、行動を縛るようなことは、あまりやりたくないのであった)
休める場所と、休める道具。そういうのを、与えられる場所になると、良いな、って。
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
なるほど……皆が休みたい時に休める止まり木のような場所なのですね。
ふふ、良いと思います。
今は確か4人いらっしゃるのでしたよね。
他の皆さんのお昼寝スタイルはどのような感じなのでしょう。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
みんな?
んー……屋上とか、結構好きみたい。
(天気が良くて、風が吹く日は、確かに気持ちいい)
ただ、土や草の匂いが、感じられないから、そこは、あんまりだけど。
あとは……(よっこいしょ、と上体を起こした。ふかふかはそのままにしておく。なでなで)
そこの、はんもっくとか……あ。
(部屋の隅っこを指さ……そうとして、その先に何もなかった)
(持ち出し中のようだ)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
たしかに、以前屋上でお昼寝している方を見かけたことがあります。
人気スポットなのですね。
(ふかふかは満足げにすやぁとしていました)
はんもっく。
(視線を追います)
なるほど、今誰かが使用中かもしれないということですね。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
みたい。
(まぁ、貸し出されるくらい人気だということでひとつ)
うん、うん。
お休みにいい場所が、広まるのは、良い事。
広まることで、お休みによくない場所に、なっちゃうこともあるけど、そう言う時は、別の場所、探さなきゃね。
(変わることは自然なこと。そうなったらなったで、無理に戻そうという気はない模様)
……お茶、飲む?
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
そうですね。おひるね部以外の方も使われる場所ですから、状況が変わってくるのは自然なことです。
よいのですか? では、いただきます。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
うん、うん。
ちょっと、待っててね。
(よいしょ、と立ち上がって。ちゃんとケトルもある。アツアツのお湯は確保してあるのだ)
(茶葉を急須に入れて、お湯を注いで蓋をする、ふわ、とお茶の香りが広がって)
みんなは、そふとどりんく?とかよく飲むんだけど、ボクは、お茶淹れるの、すきだな。
(ちょっと手間がかかるのは認めるが)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
(ふかふかが目を覚ましました。それから、穂垂様が先ほどまでいたほうを見ます。そして、すいすいの方を見ます。いなくなっちゃった? と言いたげです)
ソフトドリンクというと、コーラなどでしょうか。
温かいお茶は寝る前にはよいかもしれませんね。
身体もあたたまりますし。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
おれんじじゅーすとか、晴、好きみたい?
(いや、たまたまなだけで他にも好きなのあるかもだけど)
うん、うん。覚ますのも、大事なことではあるけど、あまり冷えると、よくないからね。
(そろそろ出ただろう。こぽぽぽぽと小気味よい音を立てて、来客用の湯のみに注ぐ)
……ふかふかも、飲む?
(きょろきょろしてる。かわいい)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
晴というと……赤の番長様ですか。
なるほど、部員だったのですね。
(だから屋上で昼寝を、と思いつつ)
ふかふかはあんまり多かったり熱かったりすると飲めないでしょうから、少しだけいただけるとよいかもしれません。
(注ぐ音に気付いたふかふかがそちらを見ました。いたー、という感じです)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
ん。
(そういうことなら、と冷凍庫をガチャリと開けて)
(ブロック氷を一欠け取り出し、本来は茶菓子用の器に放り込んで、そこにお茶を少々注ぐ。モーラットには口が広い方が飲みやすかろう)
じゃあ、こっちはすいすいの分。
(あったかい緑茶を差し出す)
(苦すぎず、かといって薄すぎず。ちょうどいい塩梅に抽出されているはずである)
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
(自分用のものだということぐらいはわかったのか、ふよふよと浮かんで器を受け取りに行くふかふかでした)
ありがとうございます。いただきます。
(受け取ると、一口飲んでほっと一息。ペットボトルではなくこうして入れたお茶もよいものです)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
(どうぞ、とふかふか用のお茶をテーブルの上に置いておく。ここなら零れても安心)
すぐに飲むのは、大変だけど。
でも、しっかり手間をかければ、美味しくなってくれる。
お茶はね、正直なの。
しっかり休むには、しっかり準備するのも大事だって、お茶は教えてくれるの。
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
(ふかふかはテーブルにもふんと着地すると、両手で器を持ち上げてこくこくと飲みました。ややぽかぽかです)
注いだ人の努力と思いやりがそのまま反映されるということですね。
良いお茶を注げる穂垂様ですから、良いおひるねができるのかもしれません。
さすがおひるね部部長です。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
いろんなことは、勉強なんだ。
お茶にも、おひるねにも、教わることが、いっぱいあるの。
いろんなことを、見て、聞いて、考えて、知っていくことで、より良い暮らしができるの。
働くことも、休むことも。
(ずず、と自分の分のお茶も飲む。うむ、上手に淹れられている)
お茶を上手に淹れれるのも、いいおひるねができるのも、ちゃんと、知れてるから。
知る事って、大事だね。
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
いろんなことは、勉強……。
(それは、すいすいにとっても大切な視点であるように思いました。なにせ、すいすいはほとんどのことを知らないところからのスタートなのですから)
……そうですね、大事です。
私もそれを知れました。ありがとうございます、穂垂様。
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火撫・穂垂 2022年4月23日
うん、うん。
それだけでも、遊びに来た意味は、あったね。
(別に意味も理由もない来訪でも全然いいんだけど。というより、なんとなく来たくなった、でも立派な意味だと思ってるけど)
(それでも、些細な行動でも、何かの糧になるのは、とても喜ばしいことだと思うのだ)
うん、うん。
すいすいが、新しいことを知れて、ボクも、嬉しい。
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御掃除・すいすい 2022年4月23日
ふふ、ふかふかがお世話になるだけではなく、私もお世話になってしましました。
(そんなふかふかは何をしているのでしょう。テーブルの上ですやすやしています。お茶を飲んでぽかぽかしたからですね)
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火撫・穂垂 2022年4月23日
ありゃ。
(寝ちゃった)
(よいしょ、とすやすやしたふかふかを抱えて、お布団の上まで運んでいく。固いテーブルの上よりこっちの方が良いでしょう)
ふかふか、自分で帰れるなら、しばらく、ここで寝かせておくけど。
(どうする?と)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月23日
サーヴァントが離れすぎるのもあまりよくない気はしますが……(その気になれば手元に呼び戻すこともできますが、せっかく気持ちよくお昼寝しているのを呼び戻されるのもいやでしょう)
では、今日は私もふかふかと一緒にこちらでお昼寝していきましょう。よろしいですか?
(無効票)
火撫・穂垂 2022年4月23日
うん、うん。
(それならそれで、断る理由もない)
じゃあ、お布団しくね。
(御布団・そこそこ一つでもまぁ寝れないことはないだろうが、さすがに二人+サーヴァント一匹となればちょっぴり手狭である。おひるね部備品のお布団を部屋の隅から引きずってきた)
(ふわりと春風が窓から入ってきた。気持ちよく寝られそうである)
(無効票)
御掃除・すいすい 2022年4月23日
はい、ありがとうございます。
(そう言うと、自身も持ってきていただいたお布団に入ります。お布団でお昼寝するのははじめての経験でした。ちょっと楽しみです)
それでは、おやすみなさいませ。穂垂様。
(そして、すやすやすいすいとなるのでした)
(発言終了)
火撫・穂垂 2022年4月23日
うん、うん。
みんなで、おひるね。
(ふかふかを挟んで、反対側に。自分の布団に潜り込む。長さも含めていい感じに川の字になった)
それじゃ、よい眠りを。
(手探りでリモコンを探り当てて、電気を落とす。窓から注ぐ要綱だけの薄暗い室内)
(外から聞こえる喧騒を遠くに、香のかおりがほんのり漂う中、目を閉じるのだった)
火撫・穂垂 2022年4月23日
-おやすみなさい-
(発言終了)