（最初に必読読んでね！）

私立MM学園。
文化区画の一角に、その胡乱な表札は存在した。

『御昼寝部』。

曰く、生命とは火である。
火である以上、燃えるには薪が必要であり、強い火であればより多くの薪を使う。
故に、時には火を弱め、燃えるべき時に薪を残すのも、命の営みには必要なことなのだ、と。
そのための、より質の良い休息を追い求める部活動が、このおひるね部なのである。

……とまぁ、そんなお題目のもと、今日も誰かがのんびり贅沢な時間を過ごしているのでした。
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