幼老の滝

【雑談】幼老の鍛冶場

地国・段三郎 2022年3月15日
よういらっしゃった
ここは滝の隣の小さき鍛冶場

鍛冶場だと言うのに
部屋を覆うは甘ったるい花の香り
聞こえるは金属音
ここで何が起きていると言うのか

※RP推奨。メタも多少可




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地国・段三郎 2022年3月17日
ほんによう…燃えるのう(部屋から溢れる甘ったるい花の香りと瘴気が混ざり合い、空気は一等重く、火路は室内を照らし)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年3月18日
ほう…興味本位で覗いてみてみれば、なんとも言えぬ馥郁とした香り。
(いつの間に訪れたのか、黒く艶のある長髪の鬼人は両腕を組んで戸に寄りかかり、室内の様子を観察するように眺めている)
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地国・段三郎 2022年3月20日
ほれ一振り…(火炉の炎しか明かりの無い部屋に、焼き入れも研ぎしていないのに刀身は鏡が如く火炉の炎を映して暗室で光り。その出来に満足したのか顔を上げると入り戸に鬼がいるのに気づき)なんじゃおんしぃ…刀がほしいんか?(振り向かずともじっとりと天獄の身体に纏わりつく様な視線を向けて)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年3月20日
刀、とな…?
小童よ。主は刀鍛冶か。
(絡みつくような気配に臆する表情を見せない鬼人は、唐突な問いに怪訝な表情を浮かべる)
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地国・段三郎 2022年3月22日
此処はわしの鍛冶場じゃからのう…此処へ来るのは大抵、滝か刀を求めに来る者しかおらぬでのう…(刀を立てかけて身体を起こし、ぐるりと振り向き)ようけ来たのう…わしゃ刀鍛治、地国じゃ。ぬしゃぁ何を求めて来たのかのう…?
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悪鬼羅刹・天獄 2022年3月22日
なるほど…赴く者が後を絶たぬのは、名のある刀鍛治とお見受けする。
ワシの名は悪鬼羅刹・天獄、まずは無断で室内に入ったことを謝罪しよう。
(戸から離れ、鬼人は一歩前に出ると臆する事なく仁王立ちを見せる)

求める、か。
そのような大層な要望は持ち合わせておらぬが…そうじゃのう、しいて言えば強大な魔をも封ずる力が欲しい。
まあ…今となっては不要やもしれぬがな。
(最後は独り言のような口調の鬼人は、彼の問いに曖昧な答えを伝える)
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地国・段三郎 2022年3月24日
てんごくとは…ええ名じゃのう…くふふそんな名の奴がおったわ…名の読みが違うが(大鎚を置いてこくりこくりと頷き一歩前に出た鬼人を招く様に)よいよい、邪魔さえせねば鬼人も妖怪変化も受け入れよう…ほれ、立っての話もなんじゃ、御客人…茶を出す故え適当に座られよ(腰を上げて湯呑みと急須を運び、囲炉裏で鉄瓶を温めて、近くに座布団も置き)

強大な魔を封じる力か…はて(小首を傾げて急須に並々と茶葉を入れつつ)わしは強大な魔を与えはできるが封じる事はまだしたことがないのう…巫女や陰陽道に通じる者共なら得意そうじゃが、魔を封じて如何する?(かなり渋めの茶を出して)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年3月24日
縁起の良い者と繋がりがあるようじゃのう。
されどワシは天国に非ず。天の地獄、即ち神域の深淵と云うべきか。
それでも歓迎するとは、主も大概の好き物であるな。
(流石は盛況というべきか、取り揃ったもてなしの道具を一瞥すると用意された座布団に腰を下ろす)

ワシが封ずるは殺すこと叶わずの穢れた存在。封ずる事こそが最善の手であり、それを護る事こそが我が使命。
(その瞳には怒りか、恨みか、はたまた後悔か。出会ったばかりの者に詳しくは分からないが…鬼人はそのまま出された茶を啜る)

……小童よ、この茶渋過ぎないか?
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地国・段三郎 2022年3月25日
ほほう、神域の深淵のう…わしはぱらどくすとやらも持たぬただの刀鍛治ゆえ、神域とやらを見たことが少なくてのう…(茶を啜り面白い者が来た、と笑いながら)
不死か…それとも生という概念がない者か。———ふうむ…何かの守人でもしておるのかや?(興味ありげにじぃ…と天獄を札越しに見て)おうおう…何という目をする、くふふ…

くふふ…うぬの口には合わぬかや?
復讐者の生とはこれより苦渋であると聞くでのう…
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悪鬼羅刹・天獄 2022年3月26日
ただの刀鍛冶、のう?
いやなに、疑ってはおらぬよ。現に今まさに見ていたからな。
(ふむ、と唸る鬼人は渋いと言いつつも茶を再び口へ運ぶ)
おっと、すまんな。顔に出やすいのがワシの悪い癖じゃ…。
まあそんな所よ。今やもう用済みであるがな。
(そう言って目頭を押さえて険しさをほぐす鬼人)

ほう、面白いことを言う。
主もそれなりの修羅場を超えたのかえ?
(やり返すように、次は鬼人が興味深そうに彼を眺める)
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地国・段三郎 2022年3月27日
そうそう…唯の刀鍛冶じゃ(くふふ、と笑いながら渋い茶を飲む天獄殿を見て)表情がころころ変わってよいではないか、見ている此方は楽しいよ。
ほほう、用済みかや…色々あったんじゃのう

くふふ…わしの修羅場はこの鍛冶場だけじゃ、天獄殿が期待する様な絵物語にできそうな人生でもない。それにまだ…齢7つじゃからのう?(天獄殿の視線に飄々した態度でいて)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年3月28日
詮索せぬか、中々に世渡り上手じゃな主は。好感が持てよう。
しかし…くく、褒め慣れておるな地国殿よ。
もしや童の見た目をして、夜な夜な女を侍らせておるのかえ?
(見つめ返す鬼人は、頬杖を突いてにんまりと意地の悪い笑みを浮かべながら話題を変える)

む…そうなのか。
その不気味なまでの落ち着きよう、昨今の小童は皆こんなものなもかのう…しかしその歳で刀を造るとは大概に立派なものよ。
(意外そうに目を丸くする鬼人)
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地国・段三郎 2022年3月30日
人には言いたくない事もあろうよ、言いたいのであれば別じゃがのう?
おやおや…急に何を言う…くふふ、何のことを言うておるかわからぬのう?

どこの童も皆似たようなものじゃよ
ややですら生きるのに必死じゃからのう?刀を鍛える事もすれば妖怪変化を斬ることもあろうよ

そういう天獄殿もお若く見えるがの?
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悪鬼羅刹・天獄 2022年4月2日
或る者が言った。好奇心は人を殺し…退屈は神を殺す、と。
くく、なんて冗談じゃよ。今は言わぬが吉と見た。
それに此方も詮索せぬさ、好奇心に殺されとうないしの。
(くつくつと笑いながら冗談を述べる鬼人は、実に愉快そうで)

ほう、妖退治までもか。
軽んじてた訳ではないが主は相当に優れた戦士のようじゃな…興味が唆る男よ。
見える所は、のう。髪も皮膚もこの血肉も若きに違わず、されどこの魂は幾度と身を移り変える…その意味が解るかね?
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地国・段三郎 2022年4月4日
くふふ、左様か…話したければ鍛治中以外ならいつでも聞こう(囲炉裏の炭を火箸でいじり)わしは戦士では無いのじゃよ…刀鍛冶じゃからのう…妖怪変化は刀のよい原料になる特に鬼はよいのう…全ての部位が原料になるゆえ

ほう…?転生や反魂でもしとるのかや?若く見えたが随分と歳を召されておるか…
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悪鬼羅刹・天獄 2022年4月9日
鬼人を前に其れを語るか、肝の据わった小童よのう。
やはりワシの腕や角も「そう」見えてるのかえ?
(嫌味ではなく純粋な疑問を投げる鬼人は、自身の異質で頑丈な鬼人の腕を軽く握ったりしてみる)

くく…ご名答、ワシは転生した身よ。
今やもう出来はせぬが、な……落胆したかの?
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地国・段三郎 2022年4月10日
すまぬのう…これも性と言うものか
おぬしだけでなく、全てのものが原料に見えてしまうでのう。
我が身すらも使いて…妖刀になれたならば、如何なるやと思わぬ日はないのじゃよ…

そうじゃなぁ…その角、その腕…目も髪もどれをとってもおぬしなら美しい妖刀になろうよ。

転生をする鬼とは珍しい…その身も誰かの所有物だったか…はてさて
わしはよい…人間のままでなければよい妖刀は鍛えられぬよ。それに一人で短い生を謳歌するのも悪くはないでなぁ…?(転生と聞きフフフ、と微笑みながら)それに…わしが死んでもこの世の誰かがわしの技術を継いでくれるじゃろうて
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悪鬼羅刹・天獄 2022年4月13日
いやなに、意地悪な質問であったな。別段怒ってはおらぬゆえ謝罪は不要ぞ。
しかし自身の命すら妖刀にするとは、性というよりはもう「呪い」じゃな…。

褒め言葉として受け取るべきなのか……ならば、もしワシが死んだときは妖刀にするとよい。ワシに還る場所はないからのう、煮るなり焼くなり好きにしたまえ。
(同情なのか諦観なのか、ふと鬼人は彼にそう告げる)

詳細は秘匿としておこう。
しかし、ふむ…楽しんでおるのならば重畳。主の執念(やぼう)を継ぐ者もいるのならば尚良し。
…無駄に生きながらえても苦痛なだけであるからな。
(湯呑みに残った茶を揺らす鬼人は、ボソリと最後に小さく呟く)
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地国・段三郎 2022年4月16日
くふ…寛大なお心遣いに感謝じゃ。はて呪いかや…わしは祝福と思うていたがのう…(囲炉裏の炎が徐々に消えてゆき)人の身には余る祝福を、こんな小僧が持つことができたのじゃ。父君と母君には感謝じゃよ

ほう、よいのか? 妖刀とは怨恨憎悪の詰まった刀よ。その原料になると言う事は死して尚…あの世へも逝けず、苦しむ事になるやもしれんぞ?(札の隙間からいやらしい視線でじぃ、と舐めるように見つめては)
わしと言う身は死んでもわしの技さえ後世に生きておれば永らく生きらえると同じじゃからな…まあ…跡取りとなる弟子もおらぬが、な
じゃがそれでも永く生きらえるなら…嫁子が欲しいのう…くひゃひゃひゃ
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悪鬼羅刹・天獄 2022年4月21日
なるほど、主はそう捉えておったか。呪いと言ったことを詫びよう。
して、地国殿の父母君は今や何処に?

二言は無く。ワシだけ未練がましく生きながらえ、あまつさえ失態を犯した愚鬼に相応しい終着点よ。
(見つめ返す鬼人の瞳には嘘の色どころか、恐怖も焦りもない。まるで死して尚、人の役に立てる事が本望のように)

嫁子か…くく、主もそれなりの人の欲を持ち合わせているようでちと安心した。
やはり刀剣に興味がある女子(おなご)が好みかえ?
(にやり、と茶化すような意地の悪い笑みを浮かべる)
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地国・段三郎 2022年4月25日
よいよい、この性は人から見たら呪いにしか見えんからのう?お父上殿もお母上殿ものんびり遠いところで暮らしておるよ

わしとて未だ欲に塗れ、渇望せしめん人の子じゃよ。欲しいものが多くてのう?
おなごの好みか…そうじゃのう、特には無いが、よいやや子を産める子がええのう…二代目地国が欲しいゆえ

剛気なおなごじゃ。二言はないとは武士の様な口をきく……くふふ、であればもう少し顔を近こう寄らせておくれ?(手招きする様にじぃ…と)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年4月26日
ふむ……童一人残して、とな。
深く聞くつもりはないゆえ安心したまえ、ただ少し気になっただけぞ。それに主から独り立ちしたいと申し出ただけやもしれぬしのう。

当たり障りのない答えであるな…(ジトっとした目を彼に向ける鬼人)
まあこの時代の者も流れ着いた者も肉付きの良い者が多いこと多いこと、ならば後は主の直感で辿るだけよ。根拠は無いが主ならば上手くいくだろうさ。

ほう、近くにか…構わぬよ。
(怪しくも興味が唆られるのは鬼の性か。僅かに考える間があった後、鬼人はずいっと彼に近付いて顔を前に出してみる)
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地国・段三郎 2022年5月2日
そう難しい話でもない。唯の親離れよ、おのこなら独り立ちして自分で稼がねばのう?

くひゃひゃひゃ、すまんのう、面白い回答じゃのうて(ジト目で見られて笑いつつ)やはり肉付きのよい者がええのう?健やかなややが産まれる故。くふふ、根拠はないが…のう?

「唾、つ〜けた♪」(どろりと札の中から黒い墨が漏れ始め、中から天獄を見つめる幾つもの目玉が顕になり)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年5月3日
なるほど、至極真っ当な答えだな。邪推であった、立派な心掛けであるとも。

ふむ…ワシからは頑張れと声を掛けるくらいしかできぬな。
振られたりしたら茶くらいは付き合うてやろう。
(くつくつ、と冗談めいた事を言いながら笑う鬼人)

!…、……呪いか。
随分と信用されてないようじゃな。
(目が合った鬼人は眉を顰め、空気がピリッと張り詰める。しかし徐々に警戒心が抜けて静かに口を開く)
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地国・段三郎 2022年5月7日
そういうおんしはどうなのじゃ?家族の一人や二人、おったのではないかのう?

まあ、嫁子はできたら儲けもの程度に思うておるよ、ほんに欲しいのは昨日の自分を越える力ゆえ…

そう警戒するでない、呪いという程の立派なものはないがのう?ただおんしが死んだ時…その骸が腐り落ちず、何時でも我が手に収まる為の、ただの『祈り』じゃ(警戒する天獄殿を眺め)信用しとるとも、くふふ…しかしおんしよりわしが先に死なぬよう気をつけねばのう?
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悪鬼羅刹・天獄 2022年5月14日
家族か、昔は大勢おった。
だがもう今やワシ一人、なんとも虚しいものよ。
(その分気楽ではあるがな、と鬼人は鼻で笑って続ける)

なんじゃ地国殿よ、飄々とした態度の裏に武士の如く熱き思いを秘めておるとは驚いた。
くく、主も例外なく男子(おのこ)なのじゃな。

それまた便利でありながらも奇怪な祈りじゃのう、ワシも五体満足で命を落とすように心掛けようか。
興味本位で聞くが、主が先に亡骸になった場合はその祈りの効力は消えるのかの?
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地国・段三郎 2022年5月14日
転生を続けておれば何れそうなるじゃろうなぁ…長生きとはそこが哀しいところじゃ

そうそう、わしも日の本のおのこ故、腑が熱く沸る程の向上心があるでなぁ?
鍛治において越える者は、最早自分しかいなくなったが故、ちいと歯痒いが…

うむうむ、ずっと綺麗でいてくりゃれ?その方がわしも嬉しいのじゃ。
いいや?これは祈りじゃ、祝福ではない故、効力はないのじゃよ。言霊と同じでのう、そうあれかしと臨んだならば、祈りは届きようぞ
まあ、ただ…わしらの時代の人の祈り、言霊とは何かしらの力があるらしいが、のぅ?
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悪鬼羅刹・天獄 2022年5月24日
そう嘆くばかりではないさ。
別れが多い分、出逢いも多い。現に主に会えたのも長生きあってのこと。

ふむ…確かに時代が流れるにつれ、刀鍛治は陰を潜めているように思える。
時代はやはり銃を求めるか、剣士の肩身が狭くなったものだ。

くく、ならば清い身体を維持するために貢いでくれても構わぬぞ?
ほう…力が、のう。ならば地国殿の言霊も具現するやもしれぬな。
(にやり、と笑う鬼人はその言葉に対して実に楽しそう)
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地国・段三郎 2022年5月31日
ほうほう、そういう見方もあるか。まぁ、そう思わねばやってられぬのかもしれぬのぅ…

銃のう?女子供でも使い方さえ学べば手軽に屈強な生者を殺せる…アレはええのう?
アレくらい手頃な妖刀、わしも那由多の数だけ鍛えてみたいものじゃ、くふふ…
この先、あと五十、百年後の話じゃろうか?未来の者達が言うには鎌倉にて化生が如き働きを見せる武士共が現れるそうじゃ。わしの妖刀をその者達に授ければ、未来も多少は変わるかのう?剣は銃より強し、の時代が来るとええのう?

なんじゃ、おなごに貢ぐとなると…ふむ、金でも渡せばええかのう? 妖刀を与えればええかのう?紅でも渡せばええんかのう?くひゃひゃひゃ…(笑いながらも貢ぐとなるとふと考え)

そうじゃのう。いつか叶う日も来よう、可愛い可愛い天獄殿が、いつでも健やかにおられるようになぁ?
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悪鬼羅刹・天獄 2022年6月16日
嗚呼やってられぬな。
ワシは酒に酔う放蕩の鬼。気楽に生きていたいのだよ。
(そう言ってケラケラと笑う鬼人は、ほんの少し寂しそうにも感じ取れる)

ほう、それは頼もしい。
確かに規格外な妖刀が在れば戦況もひっくり返る。ならばあとは主の実力次第といったところか、くく…見ものじゃな。

刀なぞ無闇に振るう事しか出来ぬ、それにワシに紅は似合わんじゃろうて。金は嬉しいが、それではワシが童に集る屑にしか見えぬからのう…まあ何でも良いか、地国殿に貢がれるなら何でも嬉しいとも。
(結局面倒になった鬼人は、くれるなら何でも構わないと雑に言い放った)

可愛い、か…あまり言われ慣れてぬゆえ違和感を覚えるのう。
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地国・段三郎 2022年6月29日
くふふ、寂しそうにしとるのう…?(笑ってる天獄殿を眺めて)

そうじゃのう…人間の限界が無くなる日をわしゃ心待ちにしておるよ

なんじゃ、ぬしゃあ刀は使わんのか…はてそれは残念じゃ。せっかくおんしの前にはこの世で至高の妖刀を鍛える刀鍛冶がおるのにのう…そういう者にこそ持って欲しいもんじゃ。まあ楽しみにするがよい…

なんぢゃ、誰も世辞すら言うてくれんか…ぬしゃあよう色んな者と関わっておると思うたんじゃがのう…?
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悪鬼羅刹・天獄 2022年7月3日
…主にはそう見えるのかのう?
(ピタリと笑い声が止まり、目を細めて鬼人は問う)

使わん、というより使えんのだ。ワシには刀剣の才能(せんす)が無くてな。
兎角心待ちにしておくよ。

関わりがあったとて世辞なんて貰えんよ。
まあなんだ、ワシほどの端麗な容姿であれば世辞が喉に詰まってしまうのじゃろう。くくく。
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地国・段三郎 2022年7月11日
おお怖いのぅ…そんなに見つめないでおくれ?怖くて泣いてしまいそうじゃ……(くふふと笑いながら)冗談はさておき…ぬしゃあわかりやすいからのう、どことなくそう見えてしまうのよ


うむうむ、首を長くしてまっておれよ
待ってる間に、伸ばした首が落ちぬようにしといてくりゃれ?

くひゃひゃひゃ、それもそうかもしれんのう?うぬは容姿淡麗…才色兼備…羞月閉花… 仙姿玉質じゃしなぁ?
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地国・段三郎 2022年7月14日
完成したのう…平家物語よ…
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悪鬼羅刹・天獄 2022年7月16日
ふむ、無意識に顔に出ておったか……上手く誤魔化すのは苦手じゃのう。
(彼の笑みを見ると、小さく息を吐いて苦笑を浮かべる鬼人)

何処ぞの酒呑のように首が落ちるのは勘弁願いたい…むぅ、それより褒め過ぎじゃ地国殿。濃い味が続くと飽いてしまうゆえ、もう言わなくてよいぞ。
(目を瞑り手を横に振るう鬼人だが、要は恥ずかしいようで)

おや…新たな妖刀が完成か。出来栄えは如何かの?
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フレイア・シャーロット 2022年7月17日
やっとつきましたわ…(赤い翼を羽ばたかせながら、少女は小屋の前に舞い降り)
こんな山奥に住んでいたなんて思ってもいなかったわ…(長距離を飛んできたのか、少し荒くなった息を整えながら周囲を見渡し)
この中に地国さんが刀が…
(何かに引き寄せられるかのような足取りで小屋の方へと歩き出してしまう)
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地国・段三郎 2022年7月19日
嘘が下手なお子じゃのう…よしよし(背伸びして頭をぽふぽふと)
そうかや? うぬがそう恥ずかしがったおる菅田というのは実に見ていて楽しいゆえ、つい遊んでしもうたようじゃ

完成したのじゃよ、丁度。
号をば、平家物語。未来を見せてくれる妖刀じゃ。欲深い琵琶法師を原料にしたせいか…ちいと色んなものが混じってしまった様じゃがの

(外を指差し、遠くをよく見ると丘の上に夕日を背に蠢く妖刀が突き刺さっており)
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地国・段三郎 2022年7月19日
おおシャーロット殿…ほんにこの様な辺鄙な所へ来たるなぞ…おんし、わしが見せた妖刀に魅入られでもしたかの…(くひゃひゃと笑いながら目を離さずに、何かに引き寄せられているシャーロット殿を眺めて)

…ちいとばかし、八幡岬を見過ぎた様じゃな
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フレイア・シャーロット 2022年7月21日
探しだすのに苦労しましたわ…(少し疲れながら言う少女をよく見れば所々泥が付いていたり服装が乱れているのが解ってしまい)妖刀…?あの見せてもらった物の事ですか?みにきましたわ♪(件の物の話が出ると疲れていた表情は消え失せてしまい、その代わりに満面の笑顔になるも何処か普段見ているモノとは違う)
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悪鬼羅刹・天獄 2022年8月11日
んむ、まったく主は可笑しな男子(おのこ)よ。恥じらいの魅力は生娘の特権であろうに。
(手を払い除ける様子も嫌がる素振りも見せず、鬼人は大人しく撫でられる)

ほう…これはこれは、まっこと「美しい」。否、悍ましいと言った方が喜ぶかの?
遠くからでもひしひしと感じる邪気、確かに常人では扱えぬ代物よ。
(顎に手を当て、ふむ…と目を細めながら遠くの平家物語を眺める鬼人。同時に妖刀を造った彼の実力を再確認させられ、ちらりと横目で感心を込めた視線を送る)

どうやら客人が来たようじゃな。
ならばワシはこれにて失礼しよう、商売の邪魔はしたくないゆえ。
また新たな妖刀が完成したら教えておくれよ、地国殿。
(新たな客人を見て冷やかしに来た鬼人はゆっくりと立ち上がり出口へと向かう。途中すれ違うフレイアに軽く会釈だけ済まし、鬼人は再び外の世界へと消えていった)
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