中も外も細長い南瓜(作者 質種剰
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#最終人類史(新宿島)  #新宿島のハロウィン  #ハロウィン 


「10月31日はハロウィンらしいわね」
 集まったディアボロスたちへ向かって、空・心菜(小少弐の御許・g03176)が口火を切った。
「例年ならば、有名なテーマパークなどでハロウィンイベントが盛り上がる季節だそうだけれど、新宿島では、まだそれほど盛り上がってはいないようね……」
 東京23区内ならば池袋のハロウィンパレードが有名だっただけに、その池袋が最終人類史に存在していない影響も大きいのかもしれない。
「新宿島の人々は、ディアボロスの皆様のご尽力によって、日常生活を不自由なく送ることができているわ……それでも、こういった非日常の催事も、忘れてはならないと思うの」
 心菜の弁舌にも力が入る。
「よろしければディアボロスの皆様の力で……新宿島以外の地球が全てクロノヴェーダに奪われたという厳しい現実をひと時でも忘れて、非日常の楽しさを満喫してもらえたら良いわね。もちろん、皆様も存分に楽しんでね」

 さて。ハロウィンといえば、仮装して行進するハロウィンパレードが思い浮かぶ。
「ディアボロスの皆様は、その見目麗しさは元より、日頃のご活躍から新宿島の人々の尊敬を集めているわ。そんなディアボロスが仮装して市街を練り歩けば、ハロウィンのパレードはきっと盛り上がるでしょうね」
 と、心菜が請け負う。
「私が案内するパレードの順路は、東京メトロ副都心線の東新宿駅から西早稲田駅までよ。是非、パレードに参加して新宿島の人々を楽しませてあげてくださいな」
 一方、ディアボロスたち当人が楽しむことも、とても重要である。
「パレードを行うディアボロス自身が楽しむと、その楽しさが周囲に伝播して、新宿島全体のハロウィン気分もきっと盛り上がるわ」

 ハロウィンパレードが行われる沿道には、多くの人が観覧できるスペースの他、ディアボロスが自由に屋台や出店を出せるスペースも確保してある。
「もしよろしければ、旅団のお仲間と示し合わせて、その割り振られた場所に出店してね」
 ディアボロスの旅団は新宿島の一般の人々には馴染みが薄い分、直接交流を持てる貴重な機会を逃す手はない。
 また、新宿島内は全てのパラドクスの残留効果が『LV10』で維持されている。
「その効果を利用すれば、一般人の皆様へ夢の世界のような楽しい催しをご用意できるやもしれないわね」
 勿論、ディアボロスたちもお客様側として参加可能だ。

 ちなみに、ハロウィンが盛り上がらなくても、今すぐ新宿島が最終人類史から改竄世界史へ転落することは無いだろう。
「けれど、日常生活を再現するだけで、元の暮らしができていることにはならないわ」
 だから、と心菜は笑顔で皆へお願いする。
「新宿島の人々が、不安を忘れ、催事を楽しみ、明日からの暮らしへの活力になるような、最高のハロウィンにしましょうね!」

●膨らむ期待
 新宿島。
「ねぇねぇ。ハロウィンパレード楽しみね。何か仮装の準備しなくちゃ」
「えー、恥ずいじゃん。俺はハロウィンストリートの屋台で食べ歩きしたい」
 雑踏を歩く若い男女が、晴れやかな顔でそんな噂をしていた。
 何といっても、クロノヴェーダによって地球を奪われてから、初めての明るいイベントである。
 新宿島に取り残されたような、あるいは閉じ込められたような心地の一般人にとって、ハロウィンへの期待が高まるのも無理からぬことだ。
「食べ歩きかぁ。良いけど私かぼちゃ苦手なんだよね。スイートポテトとかは好きなんだけど。あれかぼちゃだっけ?」
「あー、確かに。俺もかぼちゃあんま好きじゃないわ。天ぷらなら旨いけど、煮物って余程煮ないとさ、時々硬いやつあるしー」
 と、勝手なことを言い合うカップル。
「あ、でも、ずっと前にテレビで見たんだけど、『そうめんかぼちゃ』! あれなら食べたいなー。美味しそうだった♪」
「何それ旨いの?」
「らしいよ。中が素麺みたいに細い糸の塊みたいになってて。ペペロンチーノ風にして食べたり。あ、天ぷらも食感が最高なんだってー!」
「へー、そりゃ食ってみたいな。今の新宿で手に入るのかなぁ」
 カップルの男が不安そうに言う。
「ディアボロスなら大丈夫なんじゃねーの?」
 すると、2人より前方を歩いていたおっさんが、上機嫌で話に割り込んできた。
「ほら、普段から食糧の配給とかしてくれてるし、野菜なんかも普通より早いスピードで育てられるって聞いたし」
 そのおっさんの推論は正しい。
 実際、口福の伝道者があれば、ディアボロスの食べた食事と同じ物を100人分出現させることができる。
 さらに、おいしくなあれを使えば料理の味も保証されるというものだ。
「じゃあ、ハロウィンの屋台にそうめんかぼちゃの料理、出てくるかなぁ!」
 無邪気にはしゃぐカップルの女。
 そして、彼ら3人の周囲にいた通行人たちも、皆一様に、
(「……そんなに美味しいのか、そうめんかぼちゃって」)
 すっかり、頭の中をそうめんかぼちゃに支配されてしまったのだった。
 果たして、そうめんかぼちゃ料理を扱った屋台はハロウィンパレードに出店されるのかどうか。
 ディアボロスたちの手腕に期待の集まるところである。
 その一方で、
「自分で仮装するのも良いけど、ディアボロスの仮装見られるのが一番楽しみなんだよな!」
 という、ハロウィンパレードを楽しみにしている層も、かなりの人数いるようだ。
「だってさー、別の時代から来た人なんかは、その時代の服を着てるわけじゃん。ヨーロッパの鎧兜とかー、三国時代の鎧兜とかー、古代エジプトの鎧兜とか、平安時代の鎧兜とか。あっ、天使と悪魔の鎧兜も!」
「全部鎧兜じゃん! 他にもあるでしょドレスとか十二単とか。ていうか、それってその人たちにとっては普段着なんだから、仮装じゃなくない?」
「ええー! 絶対普段着の方が希少価値高いってー。つーかディアボロスなら普段着でも仮装行列に絶対映えるし! むしろ普段着で来て欲しい!!」
「私は、どうせなら仮装して欲しいけどなぁ。確かに、そこらのパーティーグッズやコスプレ衣装でお手軽に仮装するよりは、ディアボロスが元々持ってる武器や服装の方が豪華な気はするけど」
 ひょんなことから勃発した『ディアボロスも仮装するべき派VSディアボロスなら普段着で充分仮装並みに華やか派』の論争。
 特に決着をつける必要は無いが、せっかくのハロウィンパレード、どうせならどちらかの派閥に与した格好で存分に楽しんで欲しい。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【勝利の凱歌】
1
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【落下耐性】
1
周囲のディアボロスと、「効果LV×300m半径内」の通常の生物に、どんな高所から落下しても、落下時の衝撃を2mの高さから落下した程度に軽減する能力を与える。
【おいしくなあれ】
1
周囲の食べ物の味が向上する。栄養などはそのまま。効果LVが高いほど美味しくなる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV2 / 【リザレクション】LV1 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

質種剰
 こんにちは、剰です。

 オープニングにあるように、当方のハロウィンストリートで期待されている食材は『そうめんかぼちゃ』です。
 期待に応えてそうめんかぼちゃの料理を作るも良し、あえて普通の南瓜で人々の南瓜への苦手意識を和らげるようなメニューを振る舞うも良し。
 もちろん、ハロウィンパレードでの仮装(普段着?)もご存分にお楽しみください。

●イベントシナリオの採用人数について
 必ずと断言はできませんが、通常シナリオの1選択肢よりは多く採用したい所存です。

●そうめんかぼちゃについて
 1個でも本物のそうめんかぼちゃがあれば、それを調理したものをディアボロスが食べることで100人前にに増やせます。
 もちろん、普通のかぼちゃをダンボールいっぱいに仕入れて、炊き出しよろしく沢山のお客様を前に調理でてんてこ舞いになっても構いません。
 どちらでもご随意に、自由な屋台出店をなさってください。

●ハロウィンパレードのコース
 東京メトロ副都心線の東新宿駅→西早稲田駅ですが、もちろん線路上ではなく沿道です(ハロウィンストリートで出店するのも同じコース)。
 それぞれの駅にディアボロス用の控え室があって仮装に着替えたりできますよというぐらいなので、気にせずご参加ください。

●ご注意
 心菜はリプレイに登場しません。
 間違えてプレイングをかけないようにお気をつけください。

 素敵なプレイング、楽しみにお待ちいたしております。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


桐生・巧
アドリブ連携歓迎

ハロウィン! それはクリスマス・バレンタインと並ぶリア充3大イベントの一角!
よって、リア充撲滅を使命とする自分が参加する義理はないっ!
しかし、そうめんかぼちゃは気になるので、ぜひ食べてみたいのであります。
……あくまで自分は、そうめんかぼちゃが食べたいだけであります!
ハロウィンのイベントに参加したいという感情は、決して、断じて、ないのであります!

そうめんかぼちゃを出している店を探し、食す。
ディアボロスがぼっちでそうめんかぼちゃ食べてるなんて言われたくないので、【モブオーラ】で姿を隠して一人で食べる。
非リアのハロウィンなんてこんなものであります。


●祭りの始まりは最大級のモブオーラから
 新宿島。
「ハロウィン! それはクリスマス・バレンタインと並ぶリア充3大イベントの一角!」
 桐生・巧(リア充スレイヤー・g04803)は、楽しそうに行き交う人々全てがリア充にでも見えているのか——実際、ハロウィンを満喫しているのだから間違ってはいないだろうが——彼らへ射るような視線を憎々しげに注いでいた。
「よって、リア充撲滅を使命とする自分が参加する義理はないっ!」
 そう断言する巧は何を隠そう、この世に蔓延るリア充全ての撲滅へ命を燃やす破軍拳士もといリア充スレイヤーである。
 ……とは言うものの、
「……しかし、そうめんかぼちゃは気になるので、ぜひ食べてみたいのであります」
 やはり屋台のあちこちに踊っている『そうめんかぼちゃ』の文言や、火の通った南瓜が放つ甘い匂いの誘惑には勝てないのだろう。
「…………あくまで自分は、そうめんかぼちゃが食べたいだけであります!」
 巧は誰にともなく言い訳しながら、ふらふらとそうめんかぼちゃの料理を出す屋台の方へ、まるで吸い寄せられるように歩き出していた。
「ハロウィンのイベントに参加したいという感情は、決して、断じて、ないのであります!」
 ところで、最終人類史たる新宿島には、他のディヴィジョンと違って残留効果をいつでも最大レベルで適用できる、というメリットがある。
 それは、ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させて、他人から注目されたり話しかけられる確率が激減するモブオーラとて、もちろん例外ではない。
(「憎きリア充に、ディアボロスがぼっちでそうめんかぼちゃ食べてる~なんて言われたくないでありますから」)
 なればこそ、その恩恵にあずかるなら今しかないと考えて、自分だけにモブオーラを発動する巧。
 リア充に対してコンプレックスを拗らせたが故の、ありもしない被害妄想のような気もするが、気にしてはいけない。
「えーと、汁なし担々かぼちゃとカルボナーラ風そうめんかぼちゃをひとつずつお願いします」
 ともあれ、モブオーラによって存在感を大幅に減らした巧は、一般人のふりをして、そうめんかぼちゃ料理を注文。
(「非リアのハロウィンなんてこんなものであります」)
 そんな諦観とともにかぼちゃの麺を啜っていたが、実際、他のディアボロスたちが作ったそうめんかぼちゃ料理の味は絶品で、内心大いに満足したのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【落下耐性】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!

獅子城・羽鳥
俺は生まれた時代も国も不明だが吟遊詩人
そしてどの任務でも現地に溶け込むのが基本

今日は華やかな衣装で歌い歩きだ
西洋中世(ルネサンスのちょい前)の王侯貴族風な衣装で
常時持ち歩いてるソードハープの他にリュート演奏

吟遊詩人らしく恋歌のリクエストに応えようか
正統派のミンネも軽快なお祭り風も、何なら激情のイタリアオペラ的な恋の嘆きも何でもござれだ
不埒なプレイボーイを謳うのもいつもならポリシーに反するが今日は大目に見てやるさ
そうめんかぼちゃ?
恋歌じゃないけど収穫祭風にその旨さを歌ってやるぜ
擬人化した南瓜同士の恋でもいいんだぞ?

歌い疲れた時の冷たいビール最高!

絡み・アドリブ歓迎


●瓜たちの愁嘆場
 一方。
「どんな任務でも現地に溶け込むのが基本だからな。今日は華やかな衣装で歌い歩きだ」
 獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)は、仮装して街を練り歩くのも苦にならないらしく、豪奢な王侯貴族風の衣装に身を包んでいた。
 当人曰く、西洋中世——ルネサンスより少し前の時代を意識したそうな。
 刻逆に恋人を奪われた際、記憶までも失った羽鳥だが、吟遊詩人として振る舞える知識や素養は残っていた。
 故に、どこで覚えたかわからない歯痒さはあれども、やはり西洋中世史へ親しみが湧くようだ。
「さて、吟遊詩人らしく恋歌のリクエストに応えようか」
 この日は常時持ち歩いてるソードハープの他に、リュートも奏でるつもりで用意した羽鳥。
「見て見て。イケメンが弾き語りしてるー」
「すごーい、ディアボロスの人は仮装も様になってるわね。中世ヨーロッパの出身なのかしら」
「武器のソードハープ格好良いな……もしかしてあれリュート? 珍しい!」
 やはりその端正なルックスとすらっとした長身、貴族の装いが人目を引くのか、早速男女ともに色めきだって集まってきた。
「貴女に剣を捧げる昼の顔~♪」
 羽鳥はそんな彼らのリクエストに応えようと、正統派のミンネから軽快なお祭り風から、様々な恋歌を演奏していく。
「深い霧に迷い込んで~出口のない暗闇へとひた走る~♪」
 恋の嘆きを高らかに歌うイタリアオペラのような、激情が迸る音の奔流を生み出すのもお手の物だ。
(「いつもならポリシーに反するが、今日は大目に見てやるさ」)
 と、恋を楽しむ不埒なプレイボーイの詩を謳うのも澱みない。
「Come una farfalla che danza di fiore in fiore~♪」
 一頻り歌い終えて、次のリクエストを募れば、聞き惚れていた聴衆たちも咄嗟に思いつかなかったのか、
「じゃあそうめんかぼちゃ!」
 と、恋歌にしては頓珍漢な単語が飛び出した。
 もしかすると、それだけ一部の新宿民はそうめんかぼちゃの屋台料理を楽しみにしているのかもしれない。
「そうめんかぼちゃ? 恋歌じゃないけど収穫祭風にその旨さを歌ってやるぜ」
 羽鳥は笑いながら快諾して、そうめんかぼちゃをテーマにした即興曲を歌い出す。
「今年もそうめんかぼちゃがやってくる~捉えどころの無いその細さ~歯触りを舌に残して、甘く消えゆく儚い糸~♪」
 どんなリクエストにも真摯に向き合う姿勢や曲の完成度の高さに、観客たちが熱狂した。
「面白い~イケメンは何を歌ってもイケメンね」
「それを言うなら、歌が上手い人は何を歌っても上手い、でしょ」
「他にはあるか? なんなら擬人化した南瓜同士の恋でもいいんだぞ?」
 さらに羽鳥は話術も巧みで、熱心に歌を聴いていた女性たちを笑わせている。
「やだー何それ。鉛筆と鉛筆削りみたいな無機物のカップリング?」
「何言ってんの植物よ。そうめんかぼちゃなら誘い受けか総受けじゃない?」
 などと楽しそうに議論し合う一次創作大好きな彼女たちを唸らせるような、珠玉のウリ科の愁嘆場もしっとりと歌い上げるや。
「かーっ、歌い疲れた時の冷たいビール最高!」
 休憩がてら屋台でキンキンに冷えたビールを購入、酷使した喉へ流し込む羽鳥だった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

シアン・キャンベル
収穫祭に一匹に蠅が迷い込むのだよ、しかし仮装(いしょう)か。私は派手な衣を持ち合わせていない故――何? 普段着で構わないだと
確かに私の肉体(からだ)は美しくも妖し気で人の目を集める。その序でと言えば上々、冷えて心地の良いアイデアを垂らして魅せよう
嗚呼――普段は不快に思える羽音が無気味(よろこ)ばれて異るのか。嬉しい現(こと)だ。秩序も平穏も貴様等を抱擁(だ)いていく。
トリックorトリート。菓子類よりもゼリーその他を寄越せ。もしや貴様等、脳味噌を求めているのか?

怪物(ばけもの)じみて放浪だ、南瓜頭(くりぬき)を被ったら鬼火(ウィスプ)を遊ばせよう。雰囲気の所為で酔いそうだ
頭の中に蔓延った夢見心地


●蝿の女王様
 続いて。
「収穫祭に一匹の蠅が迷い込むのだよ」
 シアン・キャンベル(妖蟲・g01143)が、長く艶のある黒髪を靡かせて颯爽と沿道に姿を現した。
「しかし仮装(いしょう)か。私は派手な衣を持ち合わせていない故――」
 特に目的も予定も無いらしく、どうせなら何かハロウィンの仮装をした方が良いだろうかと、思案を巡らせるシアン。洒落では無い。
「あら、あの女の人、髪もだけど黒い翼が透けていて綺麗」
 すると、先程からシアンのことをちらちらと伺っていた通行人たちの噂話が耳に入る。
「スタイルも良いわね。黒って細くないと着こなせないって言うし」
「ほんと、ミステリアスな美女って感じね。やっぱりディアボロスは普段着でも写真映えするのねー!」
 まさか当人へ聞こえたとは思わないだけに本音で喋る彼女らの声。
「何? 普段着で構わないだと」
 シアンは意外そうな顔をしたが、同時にニヤリと口角を吊り上げて嗤った。
「確かに私の肉体(からだ)は美しくも妖し気で、人の目を集める。その序でと言えば上々」
 どうやら己が見た目の良さを自覚していたらしい。
 凡人がのたまえばただのナルシシズムだが、実際に美人なシアンだからサマになるというものだろう。
「冷えて心地の良いアイデアを垂らして魅せよう」
 果たして脳が侵し尽くされて冷えるのは誰の頭か、それとも血の気が失せて身体が冷えるのか。物騒だがその真意は一般人へ現の夢を見せようとするサービス精神だ。
 もしかするとインセクティアだからいわゆる昆虫——節足動物のごとく自らの体温が低い、旧い言い方をすれば冷血だと嘯いているのかもしれない。
「すごいー、あの虫の羽、本物かなぁ」
 ともあれ、シアンはゆったりと沿道を歩くだけで通行人の注目を集めた。
「巨大なカブトムシみたいでカッコいい!」
「違うよ。黒いからクワガタだよ」
 特に興奮した様子でシアンを見上げてくるのが、昆虫大好きな少年少女たちであった。
「嗚呼――普段は不快に思える羽音が無気味(よろこ)ばれて異るのか。嬉しい現(こと)だ」
 きらきらと純粋無垢な瞳で熱心に見つめられて、シアンも満足そうだ。
「秩序も平穏も貴様等を抱擁(だ)いていく」
 子どもたちは子どもたちで、難しくて何言ってるかわかんないけどカッコいい! と無邪気にはしゃいでいる。
 そんな彼らをさらに喜ばせたいと思ったのか、シアンは中身をくり抜いた南瓜を調達。
(「嗚呼、怪物(ばけもの)じみて放浪だ」)
 頭に被って、鬼火(ウィスプ)のおもちゃをふよふよと吊り下げながら子どもたちへ話しかけた。
「トリックorトリート。菓子類よりもゼリーその他を寄越せ」
 その一言だけで、子どもたちはわっと大騒ぎになる。
「持ってなーい!」
「かぼちゃのゼリー? それかカブトムシとかが食べるゼリー?」
「その他ってなあにー?」
「もしや貴様等、脳味噌を求めているのか? 雰囲気の所為で酔いそうだ」
 子どもらに質問攻めにされて困惑しつつ、シアンは夢見心地な気分を満喫するのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!

嵐柴・暁翔
……ディアボロスでも俺のような現代日本出身者の普段着は取り立てて華やかではない場合の方が多いだろうに…
そんな訳で仮装するべき派としてロウとカオスの狭間で苦悩する某ゲームの悪魔召喚士のコスプレをして『新作希望』と記載したプラカードを掲げて参列します
まあ俺自身の要望ではありますが新作が作れるような状況を取り戻すというディアボロスとしての決意表明として受け取ってくれても問題無し
世界がどうのは重要ではあるにしても、日常の小さな喜びやほんの些細な先の楽しみだって大切で生きる希望になるものだしな
勿論要所でやたらと大仰な仕草で《契約召喚》を使用して本物の召喚というものを見せますとも
……当然だけど安全第一でな


●願掛けと決意
 他方。
「……ディアボロスでも、俺のような現代日本出身者の普段着は、取り立てて華やかでもない場合の方が多いだろうに……」
 嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は、どこか自嘲めいて呟くのだが、なかなかどうして、彼もまたディアボロスらしい勇ましい出立ちである。
 もちろん本人の申告通り、現代出身かつたまたま新宿にいて刻逆の難を逃れた、いわば筋金入りの一般人である暁翔。
「そんな訳で、仮装するべき派としては」
 だからなのか、無意識のうちに仮装への憧憬でも秘めているのか、『ロウとカオスの狭間で苦悩する某ゲームの悪魔召喚士のコスプレ』をしていた。
 ……余程、『普通』に拘りがあるのだろうか。
 当人曰く、新宿以外の日本各地や世界各地を奪還することで、再び新作ゲームが世に出るような平穏をも取り戻すという、ディアボロスとしての決意表明だそうな。
「世界がどうのは重要ではあるにしても、日常の小さな喜びやほんの些細な先の楽しみだって、大切で生きる希望になるものだしな」
 そうひとり頷いて、暁翔は沿道へ繰り出した。
「ねぇ、あれってもしかして……」
「ディアボロスの人もゲームのコスプレするんだ~」
 現代日本出身の彼だからこそできる——即ち新宿島の一般人にも馴染みのある——有名ゲームのキャラクターの仮装に、やはりこれはこれで通行人から熱い視線を注がれている。
「パソコン持ってるんですか?」
「ディアボロスなら、召喚とかもできるんですか?」
 懐かしがる彼らの歓声へ応えるべく、暁翔は要所要所でやたらと大仰な仕草とともに、本物の召喚を披露してみせた。
 これぞ、デジタルサマナーの本領発揮といったところか。
「きゃー、すごーい!」
「これって、天使? それとも悪魔?」
「コスプレの通りなら、全部悪魔だけど……」
 どよめく通行人を手で制して、説明する暁翔。
 安全第一にも留意した、契約召喚の腕の見せ所だ。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

霧原・瑶蓮
鞠花(g04664)と行動。
「さあさあ皆の衆、凍えたままではハロウィンの夜は堪能できまい! 冷えた体を温める熱い汁なし担々かぼちゃを食べていってくれ!」
菜種油を熱し、葉唐辛子、醤油、唐辛子、食塩、花椒、八角、桂皮、鳥ガラ出汁を香りが出るまで炒めたら牛ひき肉と長ネギの輪切りを投入。
火が通ったところで鞠花が用意してくれていた麺がわりのそうめんかぼちゃと混ぜて出来上がりだ。
特級厨師の業が支えるおいしくなあれの組み合わせの相性は抜群、身も心も温まること請け合いだ。
終わったらきちんと片付けの後、鞠花とハロウィンの夜を楽しもう。
「っと、危ない。楽しいのは分かるが転ぶと痛いぞ。ちゃんと手をつなごう」


白木・鞠花
霧原・瑶蓮(g04575)さんと一緒に行動
瑶蓮さんの出店を手伝います
いっぱい仕入れたそうめんかぼちゃを下ごしらえして大量の麺を準備!
温泉卵も100個と予備を準備しておくですよ♪
常に周囲にハウスキーパーも使用して綺麗な環境を整えます!
うみたて卵の濃厚カルボナーラ風そうめんかぼちゃをプロデュース
「熱々のカルボナーラ風そうめんかぼちゃですよーうみたて卵の温玉つきです♪」
フライパンでベーコンを焼き、瑶蓮さんが作っておいてくれたソースをさっと熱してそうめんかぼちゃに絡めてお皿に盛ったところで温泉卵を載せて完成ですよう♪
無事終わったら片付けをしてから、一緒にパレード見物を楽しみに行くのです!


●葉唐辛子とうみたて卵
 仮装した人々や普段着と仮装入り混じったディアボロスたちが、ハロウィンパレードを楽しむ沿道。
 その両脇では、これまたハロウィンらしく飾り立てた屋台が軒を連ねていた。
「さあさあ皆の衆、凍えたままではハロウィンの夜は堪能できまい!」
 と、前口上も滑らかに、通行人の注目を集めているのは霧原・瑶蓮(無銘の拳士・g04575)。
「冷えた体を温める熱い汁なし担々かぼちゃを食べていってくれ!」
 その隣では白木・鞠花(月夜の白菊・g04664)も、
「熱々のカルボナーラ風そうめんかぼちゃですよーうみたて卵の温玉つきです♪」
 声高らかに客を呼び込まんと頑張っていた。
 そう、2人は——一部の新宿島民にハロウィン屋台の目玉と期待されている——そうめんかぼちゃの屋台を開いたのだ。
「汁なし担々かぼちゃ、大盛り2つ!」
「こっちはカルボナーラを3つお願いします」
「はいよっ、お待ち。身も心も温まること請け合いだ」
 待ちかねていたとばかりに殺到する一般客のおかげで屋台は大盛況。
「うまっ! かぼちゃの麺が甘いから、唐辛子の辛さをほどよくまろやかにしてるな」
「これなら、辛いのが苦手な私でも食べられてありがたいわ」
「でも花椒も充分効いてるし、辛いのが好きだとより一層クセになる味わいね!」
「特級厨師の業と、それを底上げするおいしくなあれとの組み合わせの相性は抜群だからな」
 そんな大人気の汁なし担々かぼちゃを、何人前であろうと飽きずに作り続ける瑶蓮。
 まずは中華鍋で菜種油を熱し、そこへ葉唐辛子、醤油、唐辛子、食塩、花椒、八角、桂皮、鳥ガラ出汁を投入。
 香りが立つまで炒めたら牛ひき肉と長ネギの輪切りを追加。
 それらに火が通ったところで、鞠花が下拵えした麺がわりのそうめんかぼちゃと混ぜれば出来上がりだ。
「カルボナーラ風そうめんかぼちゃも美味しい~かぼちゃの甘さってチーズや卵とも合うのね~」
「カルボナーラって平打ちや太いパスタのイメージだったけど、そうめんかぼちゃなら細くても充分ソースを絡められて良いな」
「黒胡椒やベーコンの塩気とそうめんかぼちゃの甘みが最高の組み合わせね! もう一杯おかわり!」
 傍らでは鞠花もまた、ひっきり無しに注文が来るカルボナーラ風そうめんかぼちゃを、一所懸命に作っている。
 フライパンでベーコンを焼き、瑶蓮が予め作り置きしていたソースを加えてさっと熱する。
 そうめんかぼちゃと絡めてお皿に盛った上へ、温泉卵を載せて完成だ。
 担々かぼちゃの前にカルボナーラソースを仕込んでいた瑶蓮も凄いが、鞠花も調理の合間に、屋台の中とその周辺へハウスキーパーを発動しているから侮れない。
「カルボナーラ風そうめんかぼちゃ、お待たせしましたー!」
「こっちも担々かぼちゃお待ちどおさま。熱いから気をつけてな」
 その後、そうめんかぼちゃや100個以上あったうみたて卵の温玉を予備まで綺麗さっぱり使い切ったところで、屋台は店じまい。
「瑶蓮さん早く早く! パレード見物も余す所なく楽しみましょう♪」
「っと、危ない。楽しいのは分かるが転ぶと痛いぞ。ちゃんと手をつなごう」
 店の片づけをキッチンだけにきちんと終えてから、ハロウィンの夜を楽しむ2人であった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【おいしくなあれ】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!

清水・式
ペア:山田・菜々(g02130)
関係:夫婦
仮装:吸血鬼伯爵


久しぶりの、デート。
仮装するのも久しぶりだし、ちょっと気合い入れて楽しもう。

面白そうだから、そうめんかぼちゃを探しながらパレードを歩こう。
途中で美味しそうな物があれば、食べてく感じで。

……それにしても、菜々の姿がいつも以上に魅力的なのは、吸血鬼の魅了のせいなんだろうか


山田・菜々
清水・式(g01545)と参加

吸血鬼夫婦の仮装で参加。
仲良く、パレードの中を歩くっすよ。

式の吸血鬼姿もなかなかさまになってるっすね。かっこいいっす。

ちょっとディアボロスっぽいところを見せるっすかね。
エアライドのステップで空中に踊り出るっすよ。一回地上にもどってから、式を誘って空中のダンスといくっす。
前にドレスを着て踊ったことあったけど、こういうダンスも楽しいっすね。

あ、そうめんかぼちゃってあれじゃないっすか?パレード抜け出しちゃうっすか。


●琴瑟相和
 さて、ハロウィンを2人一緒に楽しむリア充は、瑶蓮と鞠花だけじゃなかった。
「久しぶりの、デート」
 もはやデートという響きだけで胸を躍らせる清水・式(修祓者・g01545)もまた、愛妻と過ごすハロウィンパレードを満喫しに来ていた。
(「仮装するのも久しぶりだし、ちょっと気合い入れて楽しもう」)
 そう意気込む式が選んだのは、吸血鬼伯爵の衣装。
 元より長い漆黒の髪に煌めく金の瞳を持ち、ともすれば繊細な雰囲気すら醸し出しそうなほど白い肌をしている式。
 そんな彼だから、吸血鬼伯爵のホラーっぽさと高貴さを兼ね備えた装いは、まるで誂えたかのようによく似合っている。
「式の吸血鬼姿、なかなかさまになってるっすね。かっこいいっす」
 と、妻の山田・菜々(正義の味方の味方・g02130)が、素直に称賛するほどに。
 もちろん菜々自身も、式の吸血鬼伯爵に合わせて、こちらは吸血鬼伯爵夫人らしい、それこそ鮮血のような真っ赤で艶かしいドレスを身に纏っていた。
 普段はいかにも活発な菜々だが、こうして仮装でおめかしして式の隣に並ぶと、大層お淑やかに見える。
 実際、手作りのリボンやボディバッグ——メディックポーチで赤い小物を取り入れている菜々である。
 深く澄んだ黒目や長く艶のある黒髪に映える赤色と相性が良いのだろう。
 当然、常日頃から妻にメロメロな式が、めいっぱい着飾った吸血鬼伯爵夫人な菜々を見て、テクニカルノックアウトされないハズがなかった。
「……それにしても、菜々の姿がいつも以上に魅力的なのは、吸血鬼の魅了のせいなんだろうか」
 と、菜々へ陶酔にも近い感動を覚える式へ、
「褒め過ぎっす……ちょっとディアボロスっぽいところを見せるっすかね」
 真正面から恥ずかしいセリフを言われた照れ隠しなのか、菜々は頬を赤くしてそっぽを向くや、とんっと地面を蹴って空中へ踊り出た。
 エアライドである。
 見えない階段を駆け上がるかのように空をどんどん蹴って跳び続ける菜々。
 かと思えば、すぐ地上へ戻ってきて式の手をきゅっと握っては、
「凄いっすよ。こんなに高いとこまで行けるなんて、流石新宿島っす」
 言外にエアライドを誘って、式を可愛さで悶え死にさせていた。
「前にドレスを着て踊ったことあったけど、こういうダンスも楽しいっすね」
「ああ、そうだね。菜々が側にいてくれるおかげで何でも最大級に楽しいけれど」
 ともあれ、通行人の誰に邪魔されることなく、空へと跳び上がった式と菜々。
「わぁ、見てあの吸血鬼カップル、宙に浮いてる!!」
「へー、ディアボロスってあんなこともできるのかー」
「あの吸血鬼伯爵線の細いイケメン!」
「ほんとだ。女の子もめっちゃ可愛いな!」
 周りの人々から注目と拍手喝采を集める傍ら、
「あ、そうめんかぼちゃってあれじゃないっすか?」
「じゃあ食べに行かないとだね」
「っす! こっそりパレード抜け出しちゃうっすか」
 あくまでもマイペースに、次の予定を決める2人であった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2021年10月30日

新宿島のハロウィン

 ディアボロスの協力により、新宿島では残留効果の力もあって、約35万人の住人が日常生活を送ることに成功しています。
 しかし、残念ながら元の現代日本での生活に近いとはいえ、様々なイベントや娯楽については、充分ではありません。

 それもそのはず、日本全国・世界各地を旅行して、観光やイベントを体験できた頃に比べ、新宿島の中だけで楽しめるイベントはたかが知れているのです。
 日常生活に不自由が無くても、この状況は、あまり良いとはいえません。

 そこで、新宿島の人々に、とびっきりのイベントをプレゼントする、ディアボロス主催の『ハロウィンパーティ』を実行します。
 パラドクスの力を駆使して、新宿島の人々に、夢と希望を与えてあげましょう!


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#最終人類史(新宿島)
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選択肢『新宿島ハロウィンパレード』のルール

 新宿島で行われる、ハロウィンパレードに参加します。
 様々な仮装をして新宿区内を練り歩き、沿道を埋める新宿島の人々を楽しませましょう。
 どのような仮装をして、どんな演出でパレードをするかといったプレイングをお願いします。
 また、恋人やお友達と一緒に、パレードに参加する事を楽しんでもOKです。
 詳細は、オープニングの情報を確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『新宿島ハロウィンストリート』のルール

 新宿島で行われる、ハロウィンストリートで、屋台を開いたり出店を出したり、イベントを行ったりします。
 ハロウィンパレードが行われる沿道沿いに、ディアボロスの為に用意されたスペースがあるので、そのスペースを利用して、いろいろ行ってください。
 パレードを見に来た新宿島の人々だけでなく、パレードをちょっと抜け出したディアボロスもやってくるかもしれません。

 旅団の企画としてイベントを行ってもOKですし、個人や、友達同士で企画を用意してもOKです。

 沿道には常に数万人の人出があるので、常にたくさんのお客様がやってきてくれるでしょう。
 詳細は、オープニングの情報を確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。