リプレイ
無堂・理央
ミウ・ウルは居るだけで守護神状態!
って冗談はさておいても、ミウ・ウルから出撃出来るのは便利だし、敵からすればこんな移動拠点は厄介なものだよね。
無双馬『クロフサ』に騎乗して出撃ー。
和弓に矢を番えたら、パラドクス発動で矢を放つよ。
南無八幡大菩薩、この一矢にご照覧あれ!
………八幡大菩薩は日本の神道系列だし、アーディティアには居ないよね?
居たら敵に向かってご照覧あれとか言ってるからバカみたいな感じだし。
兎に角、放った矢を分裂させて飛んでくる敵をドンドン射落としちゃえー!
ゲームでも弓矢は飛兵特効だし、どんどん矢を放って&分裂させて飛んでくる敵全てを蜂の巣にしちゃうぞ♪
敵の反撃は直撃は受けないように回避重視。
クロフサには戦場を縦横無尽に走って貰って、羽ばたきによる嵐に直に巻き込まれないように常に居場所を変えてくよ。
場合によっては風に逆らわない軌道で走ったりすればダメージ軽減できるかな?
クィト・メリトモナカアイス
ふしゃー!
両手を広げていかくのポーズ。
我らのミウを破壊しようとは良い度胸。
ここでイスカンダルを倒しても。
我らの戦いは終わることなし。
んむ、戴冠の戦とかそれまでの戦いとかその後の戦いとかのために。
我らの大事な戦友は守らねば。
というわけで目標鳥……鳥?なんか空飛ぶきんにく!
「モナカ突撃型」いでよー!
上空から巨大な「モナカ突撃型」を呼び出し落とす、「突撃のオーストラリアンミスト」。
空を飛んでこちらにやってくるガルーダたちの更に上空からの攻撃で押しつぶそう。
掴み攻撃は黄金猫拳打棒で牽制し、がっしりと掴まれないように。
ぶんぶんと振り回されているところを上空へ呼び出したモナカ突撃型の押しつぶし攻撃で、叩きつけられる前につかみから抜け出そう。
趙雲とかいうやつも次会ったら許さぬ。我はおこ。
汝らなんかよく分からぬ鳥……じゃない筋肉。
汝らの名は語られず、刻まれず。
ここで滅ぶべし。
いい感じに周りの敵を倒したら一旦退却。
んむ、まだ先は長いのだ。
『ミル・ウル攻撃部隊』のうち一部隊、トループス級アーディティヤ『ガルーダ』が空高く飛び、空を覆っている。
当然ディアボロスにはそれを看過する理由はない。ミウ・ウルを防衛しようとディアボロス達が迎撃に出る。
「ふしゃー! 我らのミウを破壊しようとは良い度胸」
両手を広げていかくのポーズをしながらそう言うのは銀髪に茶色の肌が目を惹くリターナーのディアボロス、クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)だ。
「うん、ミウ・ウルは居るだけで守護神状態! って冗談はさておいても、ミウ・ウルから出撃出来るのは便利だし、敵からすればこんな移動拠点は厄介なものだよね」
その言葉に無双馬『クロフサ』に騎乗した黒髪を三つ編みにまとめた人間のディアボロス、無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)も頷く。
「んむー。ここでイスカンダルを倒しても。我らの戦いは終わることなし。戴冠の戦とかそれまでの戦いとかその後の戦いとかのために。我らの大事な戦友は守らねば」
『獣神王朝エジプト』での攻略から活躍しっぱなしのミウ・ウル。もはやディアボロスにとっては戦友と言って何ら差し支えない存在であった。
「というわけで目標鳥……鳥? なんか空飛ぶきんにく!」
『ガルーダ』に対し、最初に攻撃を放つのはクィト。
「『モナカ』突撃型、いでよー」
クィトの用いる猫耳・猫尻尾付き球形のガジェット『モナカ』の中でも特に頑丈な個体である突撃型。
それが直径数mはあろうかという巨大なサイズになって、上空から降ってくる。
パラドクス『突撃のオーストラリアンミスト』だ。
「!」
『ガルーダ』は咄嗟に反応し、クィトへの反撃もかねて急降下を開始する。
クィトへ掴み掛かろうとする『ガルーダ』に対し、クィトは『黄金猫拳打棒』を振り回すことで牽制し、がっしりと掴まれないように対処する。
そうしてクィトになんとか引っ掻き傷を与えるのが精一杯と言う状態で『ガルーダ』がまごついている間に、ついに落下してきた『浮遊球形ガジェット『モナカ』突撃型』が『ガルーダ』を押しつぶした。
一方、無双馬『クロフサ』に騎乗し、大地を駆けながら、和弓『鷹の目』を構えて。『ガルーダ』を狙うのは理央だ。
「南無八幡大菩薩、この一矢にご照覧あれ!」
そう決めて『鷹の目』から矢を放つ。それを合図に同時に出現した無数の矢が『ガルーダ』に向けて放たれる。
(「………八幡大菩薩は日本の神道系列だし、アーディティアには居ないよね?」)
そこでふと、理央の脳裏に疑問が過ぎる。
(「居たら敵に向かってご照覧あれとか言ってるからバカみたいな感じだし」)
仏教とインド神話は原典を同じくする存在が複数存在するが、八幡大菩薩は理央が独白した通り、日本の八幡神が神仏習合により菩薩となった存在で、インド神話には存在しない。
従ってアーディティアにはいない可能性が高いと思われるが、その本当のところがどうなのかは、現時点のディアボロスには分からないところだ。
そう考えている間にも、無数の矢は『ガルーダ』を追尾し、負傷を与えていく。
「兎に角、放った矢を分裂させて飛んでくる敵をドンドン射落としちゃえー! ゲームでも弓矢は飛兵特効だし、どんどん矢を放って&分裂させて飛んでくる敵全てを蜂の巣にしちゃうぞ♪」
対する『ガルーダ』もただやられるばかりではない。空中で羽ばたき、その強烈な羽ばたきで嵐を巻き起こした。
理央はこれに巻き込まれないように『クロフサ』の縦横無尽な走りを見せ、嵐を可能な限り回避していく。
「趙雲とかいうやつも次会ったら許さぬ。我はおこ。汝らなんかよく分からぬ鳥……じゃない筋肉。汝らの名は語られず、刻まれず。ここで滅ぶべし」
クィトがそう呟き、次の攻撃の隙を伺い始める。
まだ『ミル・ウル攻撃部隊』の『ガルーダ』はそれなりの数が残っている。
全滅させるにはまだ少なくとも二手は必要そうだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
雅諒院・基経
…やれやれ、リグ・ヴェーダ…この戦いの後に相手をすることになるのだろうか…
カーリー様…いや、まがい物のカーリーもこの戦場に現れると聞く…というかあの方が向こうに居ると考えると震えてしまうな…
どれだけの存在があちらに…いや、考えるのは後よ。
ガルーダ達には露骨に不快な表情を見せる
というかまたお前らか。また群れおってからに。
というか大本がああなっているのは本当に腹立たしい…!
本当に苛立つのでさっさと始末させて貰うぞ…
はっ!金翅鳥とはよく言った!その熱を見せてみるがいい!まがい物程度の光なんぞ効かん!
浄化の光の手本を見せてやる…喝!!
【飛翔』し、刀に浄化の光を纏わせて刀を振るい、ガルーダ達を切り飛ばしていく。
…はぁ、本当に疲れる…リグ・ヴェーダ…必ず取り戻してみせるぞ…
「……やれやれ、リグ・ヴェーダ…この戦いの後に相手をすることになるのだろうか……」
そう呟くのは眼光鋭い藍色の瞳を持つ人間のディアボロス、雅諒院・基経(天狗道からの使者・g00191)だ。
「カーリー様…いや、まがい物のカーリーもこの戦場に現れると聞く…というかあの方が向こうに居ると考えると震えてしまうな……。どれだけの存在があちらに…いや、考えるのは後よ」
先ほども言及したが仏教とインド神話は原典を同じくする存在が多い。基経がアーディティヤにこのようなコメントを残すのも、そう言った事情からだろう。
しかし、いずれにせよ考えている暇がないのは事実。
今もなお、ミウ・ウルの上空にはトループス級アーディティヤ『ガルーダ』が飛んでいるのだから。
「というかまたお前らか。また群れおってからに」
その『ガルーダ』に露骨に不快な表情を見せる基経。
彼は《七曜の戦》の折、中国雲南省防衛で行われたアーディティヤ対空戦でも『ガルーダ』と敵対しており、これは二度目の戦闘となる。
「というか大本がああなっているのは本当に腹立たしい……! 本当に苛立つのでさっさと始末させて貰うぞ……」
基経は【飛翔】を発動し、空へ飛び立つ。
敵が多いこの戦況で、【飛翔】は推奨されるものではない。案の定と言うべきか、『ガルーダ』は自分達の領域に飛び込んできた基経へ向けて、一斉にパラドクスを放つ。
全身から金色の光と共に熱を放つ、ガルーダの伝承に語られるようなパラドクスだ。
「はっ! 金翅鳥とはよく言った! その熱を見せてみるがいい! まがい物程度の光なんぞ効かん!」
基経は反撃として、パラドクスを発動する。
「浄化の光の手本を見せてやる……喝!!」
なぜか持っている宝貝『独鈷杵』を変形させ、持国天が持つとされる宝剣の見た目へと変化させる。
基経がそれを振り回すと、光の斬撃が生じ、『ガルーダ』は向けて飛んでいく。
片や金色の光と熱、片や光の斬撃、二つのパラドクスが空中でぶつかり合い、時空が軋みをあげる。
基経は無数の敵から狙われる不利を引き受けながら、反撃主体で立ち回る事で、自身も負傷を負いつつも、着実に敵を削って行ったのであった。
善戦🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
天瀬・初名
ミウ・ウイナ!(四つん這いになり頭をくっと上げて渾身のモノマネ)
空だろうが海だろうが好き勝手にはさせないのです!
ここは守り抜いて見せるのですよー!
ピンクの悪魔、チャーージアーーップ!(釘バットの様な大金棒に雷が集まり渾身の表情で振り下ろされる)
へへ、雷なら空でも関係無いよね!
高度落としたら最後なのですたたきおとーす!
うおらっしゃあ!!
基本力押しの直球勝負です。
難しいこと考えるな!
手の届くやつぁぶっ潰せ!
ファーストアタックだし目的果たすか壊滅的な被害出したら速やかに引きます
「ミウ・ウイナ!」
四つん這いになり頭をくっと上げてミル・ウルを模していると思われる渾身のモノマネを披露するのはハイテンションでカラフルな鬼人のディアボロス、天瀬・初名(カオス処方箋・g00765)だ。
「空だろうが海だろうが好き勝手にはさせないのです! ここは守り抜いて見せるのですよー!」
構えるはピンク色の釘バットが如き大金棒『ピンクの悪魔』。初名の認識としては見た目天使の武器、らしい。
「ピンクの悪魔、チャーージアーーップ!」
『ピンクの悪魔』に激しい雷撃が纏い、渾身の表情で振り下ろされる。
雷が周囲の敵群を薙ぎ払い、トループス級アーディティヤ『ガルーダ』へ襲いかかる。
「へへ、雷なら空でも関係無いよね!」
雷を警戒し、また同時に初名を攻撃するべく、『ガルーダ』が高度を下げ、初名に向けて飛びかかる。
「高度落としたら最後なのですたたきおとーす! うおらっしゃあ!!」
攻撃するために高度を下げてきた『ガルーダ』に大きく跳躍しての『ピンクの悪魔』による直接打撃が振り下ろされる。
『ガルーダ』は初名を掴んで飛翔し、空高くで振り回す。
(「難しいこと考えるな! 手の届くやつぁぶっ潰せ!」)
が、初名はその勢いすら利用し、周囲の敵へ殴る、殴る、そして殴る!
その動きに思考は必要なく。
ただただ敵を粉砕していく。
「サンダーーークラァァァッシュ!」
手の届く範囲に敵がいなくなれば、『ピンクの悪魔』を再び振り回し、敵の高度を強引に下げさせる。
雷撃の他に、気合と情熱とあと適当な何かしらを乗せ、正義の心で持って振るわれる初名の認識としては見た目天使の武器『ピンクの悪魔』の前に、『ガルーダ』は次々に殲滅されて行ったのである。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!