リプレイ
伊斗浜・蘭華
騎士ユーベリアル(g00107)と行動します。
なるほど、音楽を奏でろと、話は聞かせて頂きました。私が聖女です。
このままでは布教活動もままなりませんね。話を聞いても粋の良い返事が返ってきません。嗚呼、神様のお声が届かないなど嘆かわしい。
ノリが良く、古い時代の人達にも馴染みがあるリズムといえばアイリッシュ調が良いですね。ケルトがきケルト聞いて。
では私は騎士ユーベリアルのギターに合わせてバイオリンを奏で
旋律をこの農村に響き渡らせるとしましょう
演奏しつつ、くるくると踊りながら聖女力をこの農村の子羊達に見せ付けると致しましょう。(始終無表情)
(アレンジアドリブ大歓迎!)
ユーベリアル・ヴァルトグラーフ
■伊斗浜・蘭華(g00580)《以下、聖女殿と称する》と行動
■連携、アドリブ歓迎
目には目を歯には歯を、
音楽には音楽で対抗ときましたか。
我々のパッションを楽器に込めて、いざ参りましょう!聖女殿!
■演奏
村の広場でクラシックギターを演奏。
※聖女殿の選択楽曲に合わせる
■パラドクス
妖精と自動人形を融合させるパラドクスを使用、修道服姿の少女人形を召喚。
音楽に合わせて楽しそうに踊り始め、村人たちの興味をひかせるように行動する。
■対策
村人たちがなかなか集まらないようであれば、私も演奏しながら村人に近づき、一緒に歌おう・踊ろうと誘っているように微笑みかける
白水・蛍
アドリブ、連携歓迎
「人々を元気にするための音楽。それは音楽の本懐。さて、奏でましょう。歌いましょう」
【パラドクス】を使用し、【勝利の凱歌】を残留させます。
【勝利の凱歌】で人々を勇気づけましょう。
≪ブレイドハープ―詠唱―≫を使用し、音楽を奏でます。
人々を勇気づけるような、テンションが上がるような音楽を「演奏」いたしましょう。「歌唱」いたしましょう。
さあ、皆様も一緒に歌いましょう。
後は、「歌唱」する際に、出来るだけ村人たちに通ずるように平易な言葉で歌うべきですかね。
難しすぎると通じにくいかもしれません。考え込みすぎかもしれませんが。
●目覚めの朝を迎える日
淫魔の音楽隊が村を占拠して、どれだけの時間が経ったのだろう。
そこに楽器を持ったディアボロス達がやってきた。
淫魔の音楽隊達は、村人を堕落させるために忙しく、村の広場には誰もいない様子。
しかし、どこからともなく、ゆったりとした音楽が流れている以上、どこかで奏でているということが分かる。
「なるほど……このままでは布教活動もままなりませんね。話を聞いても粋の良い返事が返ってきません。嗚呼、神様のお声が届かないなど嘆かわしい」
そう無表情で嘆くのは、伊斗浜・蘭華(悪霊憑きの聖女・g00580)。カルト教団の神託を授ける聖女であり狂信者である彼女は、ディアボロスになったのを良いことにその活動を通じて、せかせかと勧誘活動をしている。……その成果は、ぱっとしないようではあるが……。
「目には目を歯には歯を、音楽には音楽で対抗ときましたか」
蘭華と共に来たのは、ユーベリアル・ヴァルトグラーフ(天籟の妖精人形遣い・g00107)。この状況に憂いながらも、クラシックギター片手に広場に陣取る。
もちろん、蘭華もバイオリンを手に、ユーベリアルの側に行くと。
「我々のパッションを楽器に込めて、いざ参りましょう! 聖女殿!」
それに合わせて、ユーベリアルが声をかけた。
「そうですね……ノリが良く、古い時代の人達にも馴染みがあるリズムといえば、アイリッシュ調が良いですね。ケルトが好き、ケルト聞いて」
聖女様いや、蘭華の本音がちょっと漏れてる?
二人は息を合わせて、演奏を始めた。
リズミカルな曲が響く。その音に驚いたのか、一瞬、淫魔の音楽隊の曲が止まった。
が、それもつかの間。すぐに打ち消そうと更に大きな音で対抗してきた。
「人々を元気にするための音楽。それは音楽の本懐。さて、奏でましょう。歌いましょう」
二人の奏でる音楽に、歌が乗せられた。白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)だ。ブレイドハープ―詠唱―の音も重ねられ、いくつもの音がリズミカルなものへと、徐々に変化していく。
「では私の聖女力を、この農村の子羊達に見せ付けると致しましょう」
蘭華は更に、バイオリンを演奏しつつ、可愛らしくくるくると踊って見せる。笑顔だったら更に良かったのだが、上手く表情に出せない蘭華にとっては、難しいことだ。だが、それでもどこか楽しげに見えるのは、その奏でられる音楽のお陰だろう。しかも彼女の後ろにはどこか高貴な後光が差していた。
「展翅開闢……風と共に色彩を取り戻せ、ブランク!」
それに合わせるかのように、ユーベリアルも展翅開闢【風絶のマーシャ】(テンシカイビャク・フウゼツノマーシャ)を発動させ、愛用している自動人形をシスターの姿に変えると、そのまま音楽に合わせて、楽しそうに踊って見せていた。
すると、ディアボロス達の音楽に誘われて、一人、また一人と村人が広場にやってきた。
それを見た蛍が更に声をかける。
「さあ、皆様も一緒に歌いましょう」
蛍は歌う。村人たちが歌いやすいように、難しい言葉ではなく、馴染みのありそうな言葉を歌い易そうな言葉を選んで、歌にしていく。
人々が集まり、歌ったり踊ったりと広場は、少しずつ活気を取り戻そうとしていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!
シャムロック・クローバー
こんな長閑な村にまで淫魔の手が伸びているなんて……!
わたしがギッタギタにしてやるわ!
まずは村の人達に目を覚ましてもらわなくちゃね。
のんびりした曲ばかり聞かされちゃ、眠くもなっちゃうもの。
ノリが良くて賑やかな感じを、寝覚めに一発!
じゃあわたしは、パーカッション担当!
普段、スープや薬草を煮込むのに使っている鉄製のお鍋を持っていくわね。
それを杖で叩いて、カーン!カーン!カーン!
ちょっとリズムも付けてみようかしら。
テンポ良く……カンカンカーン!カン!カカカーン!
【勝利の凱歌】よ!
歌や旋律を奏でる人がいたら、合いの手に回りましょう。
さぁ、みんな目を覚まして!
朝ごはんを食べて、元気に一日を過ごすのよ!
カドレクス・フェニカルス
Ya Wake Up.蹴り飛ばせ麗句吐くMake Lover
穢たる奏、淫蕩の妙 穿ち散らす天下無双
堕落さるTrapからmove up toward
捌く暗中模索 暴かれ待つ者等よりU,turnd
【高速詠唱】だ。他意はない。
持ち込んだ機材の数々は【魔術知識】【電撃使い】たれば扱えもするだろう。
駆け巡る電子音、フロウに載せ口を開けば自ずと詠唱"リリック"は敵を討たんと飛び出すだろう。
マイク、トラック、後はビートだ。退屈に過ぎる小夜を蹴り飛ばす気持ちがある奴らならば音を重ねるのも吝かではない。
リナ・ターナー
新宿島で準備
【書物解読】イタリアの伝統や音楽を学び【操作会得】練習を
島を出れば効果は消えますが体に残るものはあるでしょう
さ、さあさあ、みなさまディアボロス・バンドの結成ですよ!お立ち会いお立ち会いです!
私の担当は◆ダンスとタンバリン…はい、タンバリン(笑)とか言わない
確かに私もカラオケ芸で覚えましたがー
この楽器の歴史はかなり古く伊国でも馴染み深くタンブレロ(球技)やティンバッロ(料理)に派生する程
村人も一緒に演れる奴です!
炎の轍が出る程の高速回転ダンスしながらシャンシャンと!
◆呼吸法でみなさまと息を合わせ、縦横無尽に駆け回り、村を巡り、客を呼び、士気高揚!
単純に私も楽しみたいです!あ、あはは!
●熱いビートで貫いて!
ディアボロス達の音楽に対抗すべく、淫魔達の音楽もまた、大きく迫力のある演奏へと変わってきた。
すると、広場にいた人達が、ぞろぞろと家へと戻ろうとするではないか!
このままでは、村人を助ける所か、淫魔に負けてしまう!
と、そこに新たなディアボロス達が三人現れた。
「こんな長閑な村にまで淫魔の手が伸びているなんて……! わたしがギッタギタにしてやるわ!」
演奏前からやる気なのは、シャムロック・クローバー(森の魔女(自称)・g00876)だ。その手には、何故か、普段スープや薬草を煮込むのに使っている鉄製のお鍋と杖を持っていた。
「ここでいいか……」
どすんと、大きなスピーカーを二つ、広場に置くと、カドレクス・フェニカルス(ベドグレインの魔人・g03110)は、すぐさま手に持っていたマイクの調整を行う。ちょっとハウリングして、キイイイイィンという音が響いたが、問題はないはずだ。調整が終わると、次にキーボードのついたギターを片手に音楽を奏で始める。
「さ、さあさあ、みなさま!! ディアボロス・バンドの結成ですよ! お立ち会い、お立ち会いです!」
少々、ぎこちなさを感じるが、タンバリンを持つ、リナ・ターナー(狂気と正気のはざまで・g04038)が声をかけた。
戻りそうになった村人達の足が止まる。
「まずは村の人達に目を覚ましてもらわなくちゃね。のんびりした曲ばかり聞かされちゃ、眠くもなっちゃうもの。ノリが良くて賑やかな感じを、寝覚めに一発!」
シャムロックは、鍋を置いて、杖でもって、カーン! カーン! と叩いて見せる。どうやら、シャムロックはパーカッション担当のようだ。
「ちょっとリズムも付けてみようかしら。テンポ良く……」
カンカンカーン! カン! カカカーン! シャムロックの出した音に合わせるかのように、カドレクスは、激しい音楽を演奏し始めた。
そして、おもむろにマイクに手を伸ばし。
「Ya Wake Up. 蹴り飛ばせ、麗句吐く Make Lover
穢たる奏、淫蕩の妙 穿ち散らす天下無双
堕落さるTrapからmove up toward!
捌く暗中模索 暴かれ待つ者等より U,turnd!!」
熱いビートを刻みながら、高速詠唱を使った心地よいリリックが響き渡る。
(「……退屈に過ぎる小夜を、蹴り飛ばす気持ちがある奴らならば、音を重ねるのも吝かではない」)
そうカドレクスは、歌いながら、更なるビートを重ねていく。
「はい、タンバリンとか笑わない。確かに私もカラオケ芸で覚えましたがー」
心地よい激しいビートは、タンバリンを持つリナの踊りを、炎の轍が出る程の高速回転ダンスを華麗に見せつけて。
「さぁ、みんな目を覚まして! 朝ごはんを食べて、元気に一日を過ごすのよ!」
シャムロックの合いの手として響く、パーカッションに乗せられ、村人達は熱くシャウトしていく。
「――――ッ!!!」
最後に決めた音が、曲の終わりを告げた。
「一体、あなたたち……何をしに来たのかしら?」
苛立った様子で音楽隊を率いた鉄爪貴婦人が現れた。そして、音楽隊に操られているかのように、覚醒したばかりの村人達の姿も。
「さて、ここからが本番だな」
カドレクスはそう言って、持っていたマイクを魔導書に変え、やってきたクロノヴェーダ達を一瞥したのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】がLV2になった!
【狐変身】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!
「さあ……やっておしまい!!」
鉄爪貴婦人の声に反応して、淫魔達が動き出す。
せっかく集まってきてくれた村人達だが、敵の手にかかって殺されるのを見逃すわけにはいかない。
それに……覚醒したばかりのトループス級も、村人を殺そうと狙っているのだ。
まずは、彼らを抑え、村人を守るのが先だ。
ディアボロス達はすぐさま、動き出した。
シャムロック・クローバー
出てきたわね、クロノヴェーダども!
村の人達を背に、迎え撃つわよ。
彼らに危害は加えさせないんだから!
この淫魔は……えーと、肉体派って感じね。
近づくとヤバそうね……その前に、こちらから攻めていくわよ。
よぉーし、テッテレ~~♪ 【魔女のプランターポーション】!
わたし特製のお薬よ。これを薬瓶ごと投げて、敵にぶち撒ける!
ふふーん。実はそれ、熱冷ましのお薬なの。
あなたが熱や炎を発しようとも、わたしのお薬が立ちどころに冷ましちゃうんだから。
この村で熱を帯びていいのは、人々の営み!
あなた達は頭を冷やして反省なさい!
リナ・ターナー
目を丸くし
うわっうわー!見て下さい!
ご同行の方が女性なら顔を見合わし
男性の方なら見ちゃダメです!と
や、やばやばです!変態です痴女です!
あんな敵もいるのですね…と目を瞬き
ま、まあ声も斃せとのこと。容赦しません
貴女達を男性に近づけるのがやばいのぐらいわかります!
村に来る前に敵に向かって走り出す
パラドクスを乗せた針を指で飛ばし投擲攻撃
再現させる毒はベラドンナ
イタリア語の「美女」を語源とする毒草です
貴女にはお似合いでしょう
望む効果は呼吸困難と異常興奮を伴うダメージ
反撃の炎の息は、呼吸法の知識で敵の口元を読んでタイミングを予測し、ダンスやエアライドで避けましょう
そもそも呼吸困難で炎の息が出せないかもです
●ヤバい相手にはコレ!!
鉄爪貴婦人の指示により、淫魔達は動き出す。
ディアボロス達をすぐに狙うかと思いきや、卑劣なのか、逃げ惑う村人達へと向かっていくようである。
幸いにも、遠くからやってきたお陰か、村人接触までには、少し猶予がある。
「出てきたわね、クロノヴェーダども!」
シャムロック・クローバー(森の魔女(自称)・g00876)が、すぐさま村人達を背に前に出た。
「うわっうわー! 見て下さい! や、やばやばです! 変態です痴女です!」
そういって、シャムロックの隣で、目を丸くしているのは、リナ・ターナー(狂気と正気のはざまで・g04038)だ。少し大人なリナよりもシャムロックの方が落ち着いているのは、気のせいだろうか。
「彼らに危害は加えさせないんだから!」
早く逃げてと村人達に声を掛けながら、シャムロックは。
(「この淫魔は……えーと、肉体派って感じね。近づくとヤバそうね……その前に、こちらから攻めていくわよ」)
そう判断し取った行動。すなわち。
「よぉーし、テッテレ~~♪ 【魔女のプランターポーション】! わたし特製のお薬よ」
効果音を自分でつけて取り出したのは、自分の力で生み出した魔女のプランターポーション(マジョノプランターポーション)だ。
それを薬瓶ごと投げて、淫魔にぶちまけた。
「ああああっ!!!」
毒薬を浴びて苦しむ淫魔。すぐにも攻勢へと切り替えてくる。
「な、ならば、これよ!!」
炎を吐こうとするが、先ほどの毒薬のせいか、あまり強い炎が出せないようだ。
「な、なんなの、なんなのよーっ!!」
苛立つ淫魔へとシャムロックは告げる。
「ふふーん。実はそれ、熱冷ましのお薬なの。あなたが熱や炎を発しようとも、わたしのお薬が立ちどころに冷ましちゃうんだから」
そう得意げに、淫魔へと説明してあげる。その力のせいか、強い炎がはけずに、ますます淫魔は苛立ちを募らせていた。
と、そんな淫魔達へと駆け寄る影が。リナだ。
「ま、まあ声も斃せとのこと。容赦しません。貴女達を男性に近づけるのが、やばいのぐらいわかります!」
リナは毒殺知識(カースドポイズン)を乗せた針を指で飛ばして、淫魔へと放つ。
「こ、これは……」
激しい痛みともにやってきたのは、呼吸困難と異常興奮。針が刺さった淫魔は、次々と息を切らし、興奮状態へと変わっていった。
「ベラドンナですよ。イタリア語の『美女』を語源とする毒草です。貴女にはお似合いでしょう?」
リナがそう告げると。
「な、なんですって……!! ごほこほ……はあ、はあ……」
毒にやられ、倒れていく淫魔がじわじわと増えていく。
「この村で熱を帯びていいのは、人々の営み! あなた達は頭を冷やして反省なさい!」
シャムロックは、まだ元気な淫魔へと、薬瓶を投げつけ。
「ああ、見ちゃだめですよ!」
うっかり見ちゃった村人にそう声をかけ、敵の攻撃をエアライドで華麗に避けると、リナは、再び持っていた針を敵へと放ったのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【植物活性】LV2が発生!
効果2【ドレイン】LV2が発生!
カドレクス・フェニカルス
揃いも揃って馬鹿馬鹿しい獲物を持ち寄って。
貴様らが持つのはそんな斧ではなかろうに
砂嵐の魔剣を生成、まず突き立てるのは手入れがサボられ荒れ始めた畑からだ。
見ろこの無残な姿を。それでも百姓か、畑の土が泣いているぞ。
作物に傷一つ付けぬよう【土壌改良】を執行する。雑草、崩れた畝、その程度の面倒は見てやろう。
さて、ここで嬉しいお知らせだ。今ならこの農地、例年の比ではない豊穣の地へと変わりつつある。
麦だろうが野菜だろうが豊作確定だ。俺がそのように魔術を施した。
後は言わんでもよかろう?そんな夢なぞからさっさと起きて来い。
自力で起きれんのならば俺が手伝ってやる。
斧やギロチンなぞよりも遥かにさぱっと斬ってやろう
白水・蛍
アドリブ連携歓迎。台詞改変可。
「帰りましょう。あなた方の大切な『もの』が待っております」
《ブレイドハープ》を使用し、音楽を奏でます。最初は穏やかにさせるようにゆったりとした音楽を。
そして目の前にいる彼らに語りかけます。
「此処にいるのは皆様の大切なもの。それは人だけではございません。畑や家といった皆様が代々積み上げたもの。そう、此処は皆達の命が染み込んだもの。どうか思い出して。どうか忘れないで」
言葉が熱くなればそれにあわせて音楽も激しいものにいたしましょう。聞く人の心をかきたてるように。
そして告げましょう。
「お帰りなさい」と。
戻る勇気がわかない方は大丈夫。この音楽が後押ししてくれるでしょう。
●村人達を助けるための手段
シャムロックとリナが戦っている間に、覚醒したばかりのトループス級に立ちはだかるのは、カドレクス・フェニカルス(ベドグレインの魔人・g03110)と白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)だ。
「揃いも揃って馬鹿馬鹿しい獲物を持ち寄って。貴様らが持つのは、そんな斧ではなかろうに……」
そういって、カドレクスは、砂嵐の魔剣を生成し、そのまま、手入れがサボられ荒れ始めた畑へと突き刺した。
「見ろ、この無残な姿を! それでも百姓か? 畑の土が泣いているぞ!!」
そう指摘され、トループス級は動きを止めて、ぐらぐらと体を揺らし始めた。
「……雑草、崩れた畝、その程度の面倒は見てやろう」
カドレクスは呟き、作物に傷一つ付けぬよう土壌改良を執行する。すると、荒れた畑が徐々に元気を取り戻していくではないか!
「さて、ここで嬉しいお知らせだ。今ならこの農地、例年の比ではない豊穣の地へと変わりつつある。麦だろうが野菜だろうが豊作確定だ。俺がそのように魔術を施した。後は言わんでもよかろう? そんな夢から、さっさと起きて来い」
そして、今度は少々厳しめな口調で告げる。
「自力で起きれんのならば俺が手伝ってやる。斧やギロチンなぞよりも、遥かにさぱっと斬ってやろう」
地面に突き立てた魔剣を引き抜き、姿を変えてしまった村人へと向けた。
気づけば、彼らは血の涙を流していた。抱きしめる様に体を縮こませながら、がくがくと震えている。
そのカドレクスの呼びかけを引き継いだのは、蛍だ。
ブレイドハープで、穏やかなゆったりとした音楽を奏でながら、トループス級へと近づいていく。
「此処にいるのは皆様の大切なもの。それは人だけではございません。畑や家といった皆様が代々積み上げたもの。そう、此処は皆達の命が染み込んだもの。どうか思い出して。どうか忘れないで」
その曲調は訴えるごとに、徐々にテンポアップし、激しいものへと変わっていく。それはまるで、人々を鼓舞するかのように。
「帰りましょう。あなた方の大切な『もの』が待っております」
そして、手を伸ばせば、トループス級達は、いつの間にか、元の姿へと変わって、その場で泣き崩れていた。
「ど、どうして……忘れてたんだ……」
「大切な……ものなのに……」
「俺達の……村……」
そう蹲る彼らに蛍は、彼らの肩に手を重ねた。
「お帰りなさい」
更に蛍は、心を促すような曲を奏でながら、人々を安全な場所へと連れていく。
「もう大丈夫ですよ」
「ああ、安全なところにいてくれ」
そして、最後の一人を避難させた後、二人は満足げな笑みを浮かべながら、まだ襲ってくる敵を一瞥したのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【勝利の凱歌】がLV3になった!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
伊斗浜・蘭華
騎士ユーベリアル(g00107)と参加します。
え。っていうか何ですかこの裸コートの人
時代が時代なら捕まってますよ?公序良俗違反ですよ?民法90条ですよ?
とにかくこちらは音楽を奏でているのです。そんな見える位置でちらちらされても困ります。
あなた方が行って良いのは音楽に合わせて踊ることくらいですよ。というわけでパラドクスを使用します。
ミニガン(小さい銃ではない)を乱射して蝶のように、木の葉のように舞って頂きましょう。
魅せるのがあなた方の得意分野なのでしょう?思う存分踊ってください。
(アレンジアドリブ大歓迎)
ユーベリアル・ヴァルトグラーフ
■伊斗浜・蘭華(g00580)《以下、聖女殿と称する》と行動
■連携、アドリブ歓迎
音楽に熱中するあまり、開戦に気づかないとは……不覚っ!!
※選択アイコンのように己の不甲斐なさに絶望している。
■戦法
聖女殿のミニガン乱射により、村人や家屋に被害が及ばないように盾となり守り抜く。
「私が聖女殿(が放つ火器の暴力から村)を護ります」
「淫魔よ。アレが当たれば痛いだけでは済まないぞ。逃げずに命をかけて避けるのだ」
●銃を手に取る聖女殿と不覚(?)を取った騎士
戦いも半ば、そこに……崩れ落ちる騎士の……いや、ユーベリアル・ヴァルトグラーフ(天籟の妖精人形遣い・g00107)の姿があった。
「音楽に熱中するあまり、開戦に気づかないとは……不覚っ!!」
ずう……んと、自分の自動人形にもたれかかるように、己の不甲斐なさに絶望している。
その分、村人からもかなり好評な音楽だったぞ、ユーべリアル!!
そんな彼の隣で、聖女でもある伊斗浜・蘭華(悪霊憑きの聖女・g00580)は。
「え。っていうか……何ですか、この裸コートの人」
目の前に現れた淫魔に思わず、そう告げた。
「うふふ、あなたも一緒にいかが……?」
そう淫魔がコートをたくし上げるのを。
「時代が時代なら捕まってますよ? 公序良俗違反ですよ? 民法90条ですよ? とにかく、こちらは気持ちよく音楽を奏でていたのです。そんな見える位置でちらちらされても困ります」
と、蘭華は凄まじい嫌悪感を示した。
「あなた方が行って良いのは……音楽に合わせて踊ることくらいですよ」
蘭華が楽器から持ち替えたのは、ミニガン。小さな銃……ではなく、ガトリング砲を小銃弾サイズにスケールダウンした小型軽量版……を称して、ミニガンという。そう、彼女の取り出したのはその機関銃だ。
「淫魔よ。アレが当たれば痛いだけでは済まないぞ。逃げずに命をかけて避けるのだ」
と、やっと気を持ち直したのか、ユーべリアルは見事な復活を遂げた。
「ふふふ、そんな銃で私達を……」
淫魔達が侮っていると、蘭華は問答無用と言わんばかりに。
「では、神様に捧げる踊りをどうぞ」
と、容赦なく淫魔達へと無数の閃光になった弾丸にて、浄化という名の物理攻撃を放った。
しかも、思う存分。
「ぎゃあああああ!!」
「なんなの、なんなのよおおお!!!」
その弾丸にうち貫かれて、一人、また一人と淫魔が倒れていく。その間にもユーべリアルは……というと。
「私が聖女殿を護ります」
鋒を銷し、燧に灌ぐ(ホウヲショウシ・スイニソソグ)で、戦いの補助をしながら、自動人形のブランクを盾にして、建造物に被害が及ばないようにしていた。彼の言うセリフには、聖女たる蘭華が放つ火器の暴力から村を守る……という意味も含んでいたようだ。
「魅せるのがあなた方の得意分野なのでしょう? 思う存分、踊ってください」
そう言い放つ蘭華にある種のトラウマを受け付けられたが、そのまま絶命したので、あまり実害はないだろう。
こうして、二人のディアボロスの活躍(?)により、村は大きな被害もなく、淫魔だけを容赦なく殲滅させたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【植物活性】がLV3になった!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!
カドレクス・フェニカルス
さて、そろそろ何をしに来たかは十分ご理解いただけただろう。
流れ者とて流儀がある。アヴァタールにそれを問うたとて、と思う気持ちもあるが……こればかりは理屈ではないのだよ。
知っているかもしれないが教えておこう。俺達は復讐者。猛き怒りで貴様を討つ者だ
【一撃離脱】の連続が基本だ。爪だの腕だのと、四方八方手を出すことには長けていると見える。
生憎と腕が二本の相手以外とのダンスは知識などないものでな、此方も使うが構わんな?返事は結構。
長剣、レイピア、パリングダガー。砂嵐の魔剣に特定の形状などありはしない。
クレイモア、刀、シャムシール……あぁ、それともう一つ。
そのような複雑な機構、幾度も砂を噛ませて平気かね?
シャムロック・クローバー
淫魔の相手をしている間に、クロノヴェーダ化させられた村の人も元に戻せたみたい。
みんな頼りになるわよね!
残りの淫魔もすぐに蹴散らせそうだし、あとはリーダーの機械人形を倒して、フィナーレ!
あの機械の腕、節がたくさんあって、まるで虫みたいね。
正に農村を脅かす害虫よね、駆除しなきゃ!
よぉーし、今回の【魔女のプランターポーション】は……
じゃーん! 対・機械用の特製薬『塩水』!
……一応、他の成分もいろいろ入ってるお薬よ!?
とにかくコレをぶっかけて、錆びつかせてご自慢のダンスを封じてやるわ。
普段なら塩害が心配だけど、今は仲間の残してくれた【土壌改良】の残留効果が!
安心してぶち撒けられるってわけなのよ。
白水・蛍
アドリブ、連携歓迎。
「さて、後はあなただけです。お覚悟を」
溜め込んだ怒りを放出すべき時が来たようです。
音楽とは、人々を喜ばせ、勇気づけるものです。それをこのような事に使うなど……許せません!
≪ブレイドハープ―詠唱―≫を使用し、皆さんを勇気づけ、敵にはダメージを与えるように演奏をいたします。
音に魔力を込めて<演奏>し続けます。<歌唱>し続けます。
この声が、この腕が続く限り!
その合間に【パラドクス】も使います。
なのでダメージを受ける事もあると思いますが意に介しません。
倒れるまでやめませんわ。
リナ・ターナー
はぁ、はぁ…心が疲れました…
淫魔音楽隊の首魁は鉄爪貴婦人…いえその分身ですね
薄めたベラドンナは興奮剤として使えます
自分に◆毒使いを行使。
腕に針を刺せば、瞳孔は拡大し、狂気の波が全身を奔り。
あは!あ、あはははは…!
あはは!さてさて演目も大締めです!タンバリンは妖刀に持ち替え!
復讐者のダンスをご覧に入れましょう!
音楽があれば連携して
小刻みにステップを踏みながら、婦人の間合いへ
(あるいは誰かを【ディフェンス】するように眼前に躍り出て)
相手のダンスに◆呼吸を合わせ、こちらも◆ダンスしながら、鉄爪を傷つけていきます
呪詛の毒を篭めて衰弱させましょう
これは捨て身の刃ですから、反撃による傷を負うのは構いません
●盛大なフィナーレをあなたに
「淫魔の相手をしている間に、クロノヴェーダ化させられた村の人も元に戻せたみたい。みんな頼りになるわよね! 残りの淫魔もすぐに蹴散らしちゃったし、あとは……」
嬉しそうにそういう、シャムロック・クローバー(森の魔女(自称)・g00876)の視線の先にいるのは。
「な、なんてこと!! 私の大切な音楽隊をっ!! もう少しで村人どもを我が配下にできたというのにっ
……!!」
かなり怒り心頭のアヴァタール級、鉄爪貴婦人だ。背中についた爪を地面にたたきつけながら、ディアボロス達へと激しい敵意を現す。
「さて、そろそろ……何をしに来たかは、十分ご理解いただけただろう?」
そう恭しく告げるのは、カドレクス・フェニカルス(ベドグレインの魔人・g03110)。
「流れ者とて流儀がある。アヴァタールにそれを問うたとて、と思う気持ちもあるが……こればかりは理屈ではないのだよ」
すっと差し出すかのように、魔術刻印が浮かび上がるその手を、カドレクスは優雅に下げて、こう告げた。
「知っているかもしれないが教えておこう。俺達は復讐者。猛き怒りで貴様を討つ者だ」
眼鏡の奥の瞳が、復讐に燃え上がるように鋭い光を帯びる。
「復讐者……ですって? ふふふふ、そんな者がいるなんて、認めない……認めないわ!!」
そんなカドレクスから始末しようと決めたらしい鉄爪貴婦人は、その背の手でつかみ取ろうとするが。
「生憎と、腕が二本の相手以外とのダンスは知識などないものでな、此方も使うが構わんな? 返事は結構」
さっと華麗に避け、放つ冷気をガードで堪えて見せる。
「あの機械の腕、節がたくさんあって、まるで虫みたいね。正に農村を脅かす害虫よね、駆除しなきゃ!」
その戦いを見ていたシャムロックが動き出した。
「よぉーし、今回の【魔女のプランターポーション】は……じゃーん! 対・機械用の特製薬『塩水』!」
普段なら塩害が心配だが、今は仲間の残してくれた【土壌改良】の残留効果がある。思いっきり投げても大丈夫なはずだ。
「ふふ、だからこそ、安心してぶち撒けられるってわけなのよ! ……あ、一応、他の成分もいろいろ入ってるお薬よ!? とにかくコレをぶっかけて、錆びつかせてご自慢のダンスを封じてやるわ!!」
そういって、シャムロックは容赦なく、そのポーションを鉄爪貴婦人へと投げつける。
「ぎゃあああ、なんなの、これはっ!? 私の腕が、腕がああ!!」
慌てふためく鉄爪貴婦人の前に、すっと現れたのは白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)。
「さて、後はあなただけです。お覚悟を」
ぽろんとブレイドハープ―詠唱―を鳴らしながら、鉄爪貴婦人の前に立ちはだかる。
「溜め込んだ怒りを放出すべき時が来たようです。――音楽とは、人々を喜ばせ、勇気づけるものです。それをこのような事に使うなど……許せません!」
音楽を大切に思う蛍にとって、今回の件は許せないもの。
伝承詩を元とした楽曲を歌いあげながら、その一幕を再現するが如き華麗な一撃を繰り出す、レジェンダリースマイトでもって、鉄爪貴婦人へと攻撃を重ねていく。むろん、味方には勇気づける演奏を施して。
「この声が、この腕が続く限り……倒れるまでやめませんわ!!」
力のこもった一撃が、鉄爪貴婦人の背の腕を斬り飛ばした。
「はぁ、はぁ……心が疲れました……」
先ほどの淫魔との戦いで、ちょっとお疲れ気味なのは、リナ・ターナー(狂気と正気のはざまで・g04038)。
いや、体力的にはまだ大丈夫なのだが、その心が疲弊したというか……。
「淫魔音楽隊の首魁は鉄爪貴婦人……いえ、その分身ですね」
仲間が敵を追い詰めているのを見つつ、リナも攻撃のチャンスを伺っている。
「……薄めたベラドンナは興奮剤として使えます」
そういって、別に配合していたベラドンナの毒を取り出し、そして。
リナはおもむろに、その毒を付けた針を自分の腕に刺した。湧き上がるのは、熱く激しい……。
――狂気の波。
瞳孔は拡大し、その激しい波はリナの全身を奔る。
「あは! あ、あはははは……!」
蛍の奏でる曲に合わせて、ステップを踏む。
「あはは! さてさて演目も大締めです!」
持っていたタンバリンは、もうない。そこにあるのは、愛用する妖刀。
「復讐者のダンスをご覧に入れましょう!」
敵の攻撃に怯むことなく繰り出される、捨て身の一撃が、更に鉄爪貴婦人に痛手を刻んでいた。
「がああああ!! なんなの、狂ったこの子も、あんたたちの……味方だっていうのっ!?」
幾度と傷つきながらも、なおも起き上がる敵に、カドレクスは告げた。
「さっきも言ったじゃないか。俺達は復讐者だと」
そして、次々と姿を変えてゆく砂嵐の魔剣を手に。
「……あぁ、それともう一つ。そのような複雑な機構、幾度も砂を噛ませて平気かね?」
「い、いや……いや、止めてえええええええ!!!」
その叫びが、鉄爪貴婦人の最後の言葉となった。
こうして、ディアボロス達の活躍により、淫魔の音楽隊を殲滅することができた。そして、クロノヴェーダになりかけた村人たちも全て救出して。
「い、いえーい! やったー! 大成功ですね……!」
先ほどの毒が消え、元に戻ったリナが嬉しそうにシャムロックへと向かい。
「リナは、演奏に引き続き、一緒に戦ってくれてありがとう!」
二人は互いにハイタッチをする。と、すっと差し出したカドレクスの手に気づいたリナは、そちらにも嬉しそうに手を重ねて、いい音を響かせた。
「ええ、本当に……よかったです」
蛍ともハイタッチを交わして、ディアボロス達は村が元に戻ったのを確認すると、そのまま静かにその場を後にしたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】がLV2になった!
【植物活性】がLV4になった!
【勝利の凱歌】がLV4になった!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV4になった!
【ドレイン】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV5になった!