疑念渦巻くエカテリンブルク(作者 相原きさ
6


#吸血ロマノフ王朝  #エカテリンブルクのラスプーチン  #エカテリンブルク  #怪僧ラスプーチン 

 ここは、吸血ロマノフ王朝のエカテリンブルク。その地に怪僧ラスプーチンの姿があった。
「ディアボロスの行動は、まさに複雑怪奇。もはや、手段を選んでいる場合では無い。冬将軍には申し訳ないが、アルタン・ウルクという毒をもって、ディアボロスと言う毒を制するしか無いだろう」
「いいのですか、ラスプーチン様」
 傍に控えるラスプーチンの部下が心配そうに告げる。
「なに、ディアボロスであれば、侵入したアルタン・ウルクを全て撃破してくれるはずだ。であれば、吸血ロマノフ王朝の損害は軽微となろう」
 ディアボロスを裏で使おうとする、その作戦にその部下は驚きを隠せない。
「ディアボロスは、私がエカテリンブルクに入った事は知らない筈だが……、油断はできない。準備が整うまで、エカテリンブルクの戦力に防衛を指示せねばな」
 そういって、傍に控える部下に守備を任せるのであった。

「はーい、聞いてくださーい! 今回、皆に向かってもらうのは、吸血ロマノフ王朝のエカテリンブルクになります」
 そう告げるのは、ユーク・エメラブリント(サイボーグのガジェッティア・g03498)だ。
「攻略旅団の方針により、手切れとなった怪僧ラスプーチンの撃破を狙う事になりました。しかし、ラスプーチンは配下をモスクワに残したまま、自分はモスクワから脱出してしまったようですね。ラスプーチンは、かなり用心して移動したようで、足取りを追う事は、残念ながら出来ませんでした。で・す・が!! そんな皆さんに朗報です!!」
 きゅぴーんと目を光らせ、ユークは声高らかに続けた。
「別の攻略旅団の方針で調査を行った『エカテリンブルク』に、ラスプーチンが現れたことが判ったんです! ラスプーチンの目的は、エカテリンブルク南方の排斥力を低下させ、アルタン・ウルクを吸血ロマノフ王朝に招き入れ、ディアボロスにぶつける……という、自爆テロのような作戦を行うようなんです。この作戦が実行されれば、吸血ロマノフ王朝の一般人にも大きな被害が出てしまいます! 急ぎ、エカテリンブルクに向かい、ラスプーチンの蛮行を阻止してください!」
 そう告げるユークの言葉に、一行は力強く頷いて見せる。

「エカテリンブルクは、吸血ロマノフ王朝の重要都市であり、対アルタン・ウルクの最前線として、かなりの戦力が集結しているようです。彼らは、ラスプーチン派閥では無いようですが、ジェネラル級である怪僧ラスプーチンが『ディアボロスが、吸血ロマノフ王朝にアルタン・ウルクを呼び寄せようとしている』という、嘘の情報を伝えられたことで、ディアボロス迎撃の為に出撃したようなんですよね。まずは、エカテリンブルク周辺に張り巡らされた防衛ラインを突破し、ディアボロス迎撃に出て来る敵を撃破してください。敵を撃破しつつエカテリンブルクに向かっていけば、いずれ、ラスプーチンと決戦する事も可能になると思います」
 そのためにも、まずは、エカテリンブルクの防衛ラインを突破する必要がありそうだ。

「ラスプーチンの真の目的を彼らに伝える事で、疑いの種を撒く事ができるかもしれません。勿論、ディアボロスの言葉だけで信じる筈はありませんが、ラスプーチンが直接的な行動を取った時に、ディアボロスの言葉を思い出してくれれば、大きな隙を産ませることが出来るでしょう。その辺はお任せしますので……どうか、気を付けて行ってきてくださいね」
 そういって、ユークはディアボロス達を現地へと向かうパラドクストレインへと案内するのであった。

●防衛ラインを守る者達は
 一方、エカテリンブルクを守る黄金騎士団達の意志は固く。
「吸血ロマノフ王朝に、アルタン・ウルクを招き入れようなど、絶対に許せない行為だ!」
「卑劣な策を行おうとするディアボロスは、絶対にエカテリンブルクに近づけさせるわけにはいかない!」
 騎士団達は、そう言い合いながら、ここに攻めてくるであろうディアボロスへと、敵意を向けながら、防衛にあたるのであった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る



POW  蠱惑の接吻

技能:情熱/誘惑/契約 (各21LV)

対象を魔術で魅了し、直接接触することでその精力を搾り取る。口付けなどの粘膜同士の接触であれば、より高い効果を発揮する。
(元パラドクス:熱愛の契約)

SPD  死角からの一撃

技能:暗殺/忍び足/情報収集 (各21LV)

視線の誘導や周囲の状況や環境を利用することで一時的に死角を作り出し、音もなく相手へと接近して的確な痛打を与える。
(元パラドクス:アサシネイトキリング)

WIZ  幻惑の翼

技能:精神攻撃/時間稼ぎ/情報収集 (各21LV)

翼より幻惑をもたらす風を巻き起こし、対象にじわじわと精神的なダメージを与える。見せる幻がより蠱惑的であるほどダメージも大きいが、その反面疲労も激しくなる。
(元パラドクス:リドルウェーブ)

特殊ルール この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。
👑7

→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【壁歩き】
2
周囲が、ディアボロスが平らな壁や天井を地上と変わらない速度で歩行できる世界に変わる。手をつないだ「効果LV×1人」までの対象にも効果を及ぼせる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1

●マスターより

相原きさ
 どうも、こんにちは! 相原です。
 今回の舞台は、吸血ロマノフ王朝の重要都市エカテリンブルクとなります。
 ラスプーチン、本当に嫌なことをしてくれますよね!

 というわけで、防衛ラインをぶっぱして、敵を蹴散らしてくださいね!
 流れ的には、③👾トループス防衛ライン『黄金騎士団』を突破し、現れた ②👾護衛するトループス級『諜報員』に、①ラスプーチンへの疑いを植え付けることをして、④👿アヴァタール級との決戦『『吸血侍女長』アンナ・デミドヴァ』を倒すことになります。①をした後、②を逃すと、ラスプーチンの真意が広まる感じになりますが、別に倒してしまっても大丈夫です。どちらにせよ、①の成功があると、動揺した②に攻撃が当たりやすくなりますので、良ければ試してみてください。

 それでは、皆さんの熱いプレイング、お待ちしていますね!!
50

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


レイラ・イグラーナ
モスクワ制圧からの周辺支援やサンクトペテルブルク攻めも疎かにはできません。いち早くラスプーチンの足取りを掴めたのは僥倖ですね。
ラスプーチンの配下ではないということですが、果たして誰の部下なのか。

これだけ厳重ですと隠れてひそかに……というのも難しいでしょう。まずは正面からの戦闘のつもりで臨みましょう。
銀の針を手に【手製奉仕・旋】。防衛線を組む敵から集中的に狙われては持ちません。【ダメージアップ】を乗せた複数の敵を攻撃するパラドクスで早期の撃破を目指します。
あちらがバリケードなどの防衛設備を使ってきた場合、闇雲に攻撃するのではなく、顔など見えている部分を狙うか、見えている部分から胴体の位置を予測し、バリケードごと貫いて胴体を狙います。
人型、それも全身鎧を着ていては柔軟な動きはできません。バリケードさえ貫ければ大きく予測を外すことはないでしょう。
反撃の広範囲の攻撃は振るわれるたびに飛び退き、立ち位置を変え、連続で攻撃を受けないように。

まだこの地の戦いは始まったばかり……ここからです。


●強固な防衛ラインと守護する者達
「モスクワ制圧からの周辺支援やサンクトペテルブルク攻めも疎かにはできません。いち早くラスプーチンの足取りを掴めたのは僥倖ですね。ラスプーチンの配下ではないということですが、果たして誰の部下なのか」
 そう呟きながら、レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)は、身を隠しながら、防衛ラインの様子を伺う。
「これだけ厳重ですと隠れてひそかに……というのも難しいでしょう」
 レイラの見立て通り、敵はひっきりなしに、警備を続けている。しかも、既にバリケードやトーチカなども設置されているようだ。
 思わず、ため息が出てしまうのも仕方ないというもの。
「まずは……」
 ニードルケースから銀の針を手に取ると、颯爽と正面から突破を図る。
「ディアボロスだ!!」
「絶対にここを通すなっ!!」
 防衛ラインを守る黄金騎士団達がすぐさま、集まってくるのが見えた。その前に少しでも敵を、目の前のバリケードを崩しておかなくてはならない。
「不凍の信念、垣間の大地。爛れる呵責が心魂を通す」
 手製奉仕・旋(ハンドメイドサービス・スピラーリ)だ。ドリルのように高速回転した針がバリケードを貫通して、黄金騎士団の体を貫いたのだ。
「ぐああああああ!!」
「な、バリケードに阻まれているはずなのに!?」
「そこに顔があるではありませんか」
 そう、レイラはバリケードから見える頭部を見て、バリケードごと貫いたのだ。
「皆、頭を隠せ!! そうすれば、敵の攻撃は来なくなるはずだ!!」
 その言葉にレイラは嫌そうな顔を浮かべた。逆に敵から放たれてくる轟雷波が激しさを増してくる。
「敵も考えるものなのですね」
 ならばと、気配を頼りに三本の銀の針をバリケード越しに放っていく。命中率は下がるが、お陰でレイラのいる方向のバリケードは、かなり損傷が激しくなってきたようだ。もちろん、レイラも連続で攻撃を受けぬよう、飛び退き、立ち位置を変えて何とか敵の攻撃を避け続けていた。
「まだこの地の戦いは始まったばかり……ここからです」
 そう、レイラの言う通り、戦いはまだ始まったばかり。ここの防衛ラインを突き崩すには、もう少し時間が必要なようである。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!

マティアス・シュトローマー
自国にアルタン・ウルクを招き入れるなんて正気?
……悔しいけど、今はラスプーチンの目論見通りに動くしかなさそうだ

その卑劣な策を講じたのはこのディヴィジョンのお偉いさんなんだけどなー
なんて言っても、今はまだ信じて貰えないだろうから――
ここは力尽くで突破する!

仲間に続いてパラドクスを発動。混乱に乗じてダッシュで地を駆け、バリケードかそこから顔を出す敵を足蹴に高く跳躍。さらに【エアライド】で宙を蹴り、遮蔽物のない高所から衝撃波を伴う一撃をお見舞いするよ
狙いは仲間と統一し、一撃で倒せる個体を優先して撃破。また、一手で複数の敵を巻き込めるようポジション取りにも注意を払おう
衝撃波でバリケードごと吹き飛ばしてしまうのもアリだろうか

二段構えの攻撃は厄介だね
なら、守りも二段構えに
反撃は敵の持つハルバードのリーチに入らないよう【エアライド】で宙へと逃れる事で直撃を回避。ガードアップの効果を纏わせたライオットシールドを構え、稲妻から受けるダメージも出来る限り抑えたい

次に会う面々はもう少し話が通じればいいんだけど


●力尽くで突破せよ!
「自国にアルタン・ウルクを招き入れるなんて正気? ……悔しいけど、今はラスプーチンの目論見通りに動くしかなさそうだ」
 既にレイラが暴れてくれているお陰で、マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)もやりやすくなっているようだ。
「その卑劣な策を講じたのはこのディヴィジョンのお偉いさんなんだけどなー。なんて言っても、今はまだ信じて貰えないだろうから――ここは力尽くで突破する!」
 マティアスは、レイラに引き続き、重ねるようにアイゼンハントを放ち、黄金騎士団達の混乱を更に助長させていく。
「うわ、こっちからもディアボロスが現れたぞ!!」
 兵力が二分することで、強固だった防衛ラインも徐々にひび割れているのに、敵は気づいていないようだ。
 そのまま、マティアスは駆け抜け、バリケードから顔を出す敵を足蹴に高く跳躍。さらにエアライドで宙を蹴り、遮蔽物のない高所からの。
「Leck mich am Arsch! ……なんてね」
 アイゼンハント、もとい、鉄の拳で壁を突き破るように。立ちはだかるもの全てを打ち払う、嵐のような一撃を放った。
「ぐああああああ!!」
 見事に巻き込まれた2体の黄金騎士団達が倒れ、そこから潜入していく。
「急いで止めろっ!!」
 慌てふためきながら、マティアスを塞ぐように黄金騎士団達が立ちはだかる。と、敵の後ろでレイラがまた敵を倒してくれたのが見えた。恐らく、あともう少しすれば、レイラは更に奥へと進めるだろう。
 と、黄金騎士団達がマティアスを止めようと攻撃してきた。
「二段構えの攻撃は厄介だね。なら、守りも二段構えに……」
 まずは振るわれるハルバートの間合いに入らないよう、飛び上がりつつ後退することで、直撃を回避。さらに続く攻撃もまた、守りの力を込めたライオットシールドを構え、稲妻から受けるダメージも出来る限り抑えていく。やはり、全ての攻撃を無効化することはできなかったが、ダメージはかなり抑えられたはずだ。
「くっ……やるな」
「それはどうも!」
 お返しにと言わんばかりにマティアスは、再び、嵐のような衝撃波を浴びせた。今度は後続してくれる仲間のためにも、バリケードごと吹き飛ばす勢いで。
「うわああああ!!」
 次々と黄金騎士団達が倒れていく。ようやく、奥への道が切り開かれ、マティアスも先に行くレイラの後を追う。
「次に会う面々はもう少し話が通じればいいんだけど」
 そう呟きながら、マティアスは次の戦場へと急ぐのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

 ディアボロス達は、ようやく、堅い守りであった防衛ラインを越えて、更に敵のいる奥へと突き進んでいく。
 と、その途中で集団で動く、諜報員達の姿が見えた。
 幸いにもアヴァタール級のアンナの姿が見えない。今のうちであれば、よりスムーズにラスプーチンへの疑いを植え付けることも可能だろう。
 それとも、アヴァタール級がいない間を使って、そのまま諜報員を撃退するのもできるだろう。奇襲をかければ、かなり優位に戦いを勧められるはずだ。
 どの作戦を取るか、疑いを植え付けて逃がすか……どうするかは、ここにいるディアボロス達に委ねられている。
 
マティアス・シュトローマー
ラスプーチンへの疑いを植え付けるため、諜報員に真実(と少しの嘘)を伝えよう。両手を上げれば“今は”戦う意思が無い事も伝わるだろうか

『ディアボロスが、吸血ロマノフ王朝にアルタン・ウルクを呼び寄せようとしている』
君達はラスプーチンのこの情報を信じてここにいる訳だ
結論から言うと、近いうちにエカテリンブルク南方からアルタン・ウルクが侵入してくるだろう。けどこれを企てたのは、君達をここに派遣するよう指示したラスプーチン本人だ

俺が今真実を伝えているのは、君達のためじゃない。ロマノフで生きている何の罪もない人達のため
俺達は彼らを守るためなら君達と肩を並べて戦う覚悟もある

そもそも、仲間を欺き姿を隠していた奴の言う事なんて信用出来る?
今回も自分の配下ではなく“わざわざ”君達を派遣して俺達とアルタン・ウルクにぶつけるなんておかしいと思わない?
彼はより大きな権力を握るために画策しているんだよ
君達を捨て駒にして――ね

今は信じてくれなくていい
ただ、事が起きた時には思い出して。最前線で戦っているのはきっと俺達だから


●ほんの少しの嘘と真実を
 目の前にいるのは、アヴァタール級つきの諜報員達だ。今は別行動をしているらしく、ここにアンナの姿はなさそうである。
 それを確認すると、マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)は、両手を上げて、『今は』攻撃の意志はないことを示しながら、彼らへと近づいていく。
「……な、なんだ?」
「お前は、ディアボロス……なのか?」
 攻撃してこないマティアスを見て、警戒しながらも諜報員達も攻撃せずにいてくれているようだ。どちらかというと、困惑しているというのに近いかもしれない。
 その様子に少しホッとしながらも、マティアスは友好的な態度を崩さず、その手もそのままにしながら。
「『ディアボロスが、吸血ロマノフ王朝にアルタン・ウルクを呼び寄せようとしている』……君達は、ラスプーチンのこの情報を信じて、ここにいる訳だ」
「……それがどうした」
 声を掛けてきたのであれば、話を聞くつもりはあるようだ。マティアスは続ける。
「結論から言うと、近いうちにエカテリンブルク南方からアルタン・ウルクが侵入してくるだろう。けど……これを企てたのは、君達をここに派遣するよう指示したラスプーチン本人だ」
「な、なんだと!?」
 マティアスの告白に、諜報員達は更に戸惑いを見せていた。信じたくないと言った表情も見て取れる。
「俺が今真実を伝えているのは、君達のためじゃない。ロマノフで生きている何の罪もない人達のため。俺達は彼らを守るためなら、君達と肩を並べて戦う覚悟もある」
「嘘だっ!!」
 さっそく噛みついて来た。構わず、マティアスは次の言葉をそのまま告げる。
「そもそも、仲間を欺き姿を隠していた奴の言う事なんて信用出来る? 今回も自分の配下ではなく“わざわざ”君達を派遣して俺達とアルタン・ウルクにぶつけるなんておかしいと思わない? 彼はより大きな権力を握るために画策しているんだよ。君達を捨て駒にして――ね」
「……っ!!」
 ふっと笑みを見せながら、マティアスは締めにかかる。
「今は信じてくれなくていい。ただ、事が起きた時には思い出して。最前線で戦っているのは、きっと俺達だから」
 そのマティアスの言葉を静かに聞いていた諜報員達は、仲間達と顔を見合わせ、困惑した表情で言葉を失うのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!

「何を話しているかと思えば……そんな嘘を私の部下達に吹き込むなんて、流石はディアボロスですね」
 そこに現れたのは、『吸血侍女長』アンナ・デミドヴァだ。
「で、ですが……」
「ラスプーチン様が、そんなことをなさるとは思えません。ディアボロスが言った嘘ですよ。あなた達を惑わすための、ね。さあ、目の前にいるディアボロス達を殲滅させますよ」
 我々の任務は、防衛ラインを破った者を滅ぼすのみ。
 そのアンナの言葉に、諜報員達は煮え切らない表情で、アンナの護衛につくのであった。


●マスターより
 諜報員達を逃すには、諜報員の青丸が達成する前に、アンナを倒すことが必要になります。
 その場合、諜報員達がアンナを支援するので、ダメージが通りにくくなりますので、ご注意ください。
 また、諜報員をここで打ち取ってもかまいません。最終的に、アンナを倒せば、この依頼は達成されますので、どのようにするのかをご相談の上、進めていただけると幸いです。皆さんのプレイング、お待ちしています。
 
レイラ・イグラーナ
彼はそんなことをしないだろう、しないはずだ……
貴女はラスプーチンを信じているのですね。
それが事実であった時、被害を被るのはこの吸血ロマノフ王朝、ひいては断片の王であるはずなのに。それよりもご自身の思想を大事にされるとは。
素晴らしい忠義ですね。

煽るような言葉を投げかけ、戦闘へと入ります。
アンナ・デミドヴァの心を揺らがすことはできずとも、諜報員たちの心が揺らげば多少は横やりもマシになるでしょう。

銀の針を手に、【手製奉仕・駆】。戦場を駆け、アンナ・デミドヴァが振るう、生き物のように動く魔力の鞭を避けながら戦闘を行います。
この辺りにはバリケードはなさそうですが、周囲の建造物や樹など、ありとあらゆるものを足場にし、鞭をかいくぐってアンナ・デミドヴァへと接近。銀の針を突き立てます。

貴女は信じようと信じまいと構いません。
どの道、ここを抜けラスプーチンの元に向かうには……排除するしかないのですから。
お覚悟を。


●『吸血侍女長』アンナ・デミドヴァの憂鬱
「彼はそんなことをしないだろう、しないはずだ……貴女はラスプーチンを信じているのですね」
 そう声をかけるのは、レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)だ。
「もちろん。あなた方の言葉の方が嘘に決まっています」
 しっかりとした口調で、アンナは言い切った。しかし、レイラは、すっと銀の針をアンナに向けながら。
「それが事実であった時、被害を被るのはこの吸血ロマノフ王朝、ひいては断片の王であるはずなのに。それよりもご自身の思想を大事にされるとは。素晴らしい忠義ですね」
「何ですって!?」
 アンナはそのレイラの言葉に逆上しているようだ。煽るようなレイラの言葉にアンナの護衛をしている諜報員達もざわついている様子。
(「揺らぎましたか。ならば、多少は横やりもマシになるでしょう」)
 その隙にレイラはそのまま、一気に距離を詰めてアンナに迫る。
「アンナ様!!」
 すぐさま諜報員達が動き出すものの、一足遅かった。
「軋む節足、唸る灰猫……」
「くっ……!!」
 何とかアンナは鮮血の如き魔力を宿した鞭を振るうも、レイラはその鞭を足場にして躱し、高速で縦横無尽に駆け抜け、アンナの背後を捉える。
「石火の鉤爪が瑕疵を劈く」
「ぐあっ!!」
 そのまま一気に、愛用の銀の針を突き立てて見せる。そして、すぐさま、そのスピードで距離を開けて。
 アンナの振るう鞭がレイラの服を少々、切り裂かれた。
「貴女は信じようと信じまいと構いません。どの道、ここを抜けラスプーチンの元に向かうには……排除するしかないのですから」
 ずさっと、地面に着地すると、レイラはもう一度、銀の針を構え直す。
「お覚悟を」
 細められたレイラの赤い瞳が、しっかりとアンナを捉えていた。
成功🔵​🔵​🔵​🔴​
効果1【壁歩き】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!

六宮・フェリクス (トレインチケット)



岩船・長武 (トレインチケット)



●憂鬱はなおも続く
「よう、手こずってるようだな」
 ばさりと白い翼を広げ、意気揚々と現れたのは鳥のような仮面をつけた男、六宮・フェリクス(An die Freude・g01325)だ。
「またディアボロスか。ここで滅ぼしてあげましょう」
 嫌そうな顔をしながら、アンナはさっそく、鮮血の如き魔力を宿した鞭を振るうと。
「おっと、そうはさせねぇぜ!」
 フェリクスとアンナの間に、滑り込むように割入ったのは、ドラゴニアンの岩船・長武(ずんぐり竜騎士親父・g02803)。アンナの赤い鞭をハンマーで叩き潰して、動きを止めていた。
「まだいたのですかっ!?」
 驚きながらも、横やりを入れてきた長武を睨みつけ、今度は魔力で生み出した鮮血の刃を纏わせた腕を、その長武へと振るう。
「くっ……なかなかの腕を持ってやがるな」
 その服も鱗もズタズタになりながらも、長武は、仲間の盾になることをやめない。
「どこまで耐えられるか見ものですね!!」
 その様子にアンナは勝ち誇ったように声をあげると。
「復讐するは我にあり、ってなァ!」
 急に飛び上がると、そのままアンナへと強襲してきた。そう、長武の竜翼翔破だ。その手に持つピストルクロスボウで撃ちながら、アンナへと攻撃を重ねていく。
「ぐはっ!!」
 その隙を傍で見ていたフェリクスは見逃さない。
「意外といい女じゃねぇか」
 嬉しそうな声を上げつつ、装着していた高速機動ユニットを起動。そのままアンナへと突っ込んでいく。
「オーケー、楽しい地獄を演じようぜ、ハニー! ハニーが嫌がっても、その手は止めないがな!!」
 通路の壁を蹴って軌道を変えると、そのまま一気にすべてを捩じ伏せるための刀剣、『閃光』を振るう。それが、フェリクスのボルテックチャージだ。
「辻斬りに遭った、運が悪いとでも思うが良いぜ!」
「あああああっ!!!」
 傷つきながらも、それでも、アンナはまだ立ち上がる。
「そう……ですね。まさか、これほどの力を持っているとは思っていませんでした。ですが、私もタダではやられませんよ。せめて……お前だけでも!!」
「ぬっ!?」
 再び放たれた鮮血の刃を纏わせた腕が長武へと容赦なく振り下ろされた。
「ぐあっ!!」
 力の込められたそのアンナの攻撃は、長武をそのまま地に伏せていく。
「後はお前ひとり……」
「オレとしては、もう少しハニーと過ごしたかったが……」
 先ほどの高速機動ユニットを起動させると、倒れた長武を担いで、後退していく。
「残念だが、ここでお暇させていただくぜ。けど、オレ達を甘く見ない方がいいぜ」
 きっと、後続の仲間達がハニーを倒すだろうから。
 その言葉を胸に秘め、フェリクスは長武と共に、その場を後にしたのだった。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【壁歩き】がLV2になった!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

マティアス・シュトローマー
お褒めに預かり光栄だなー
その物騒な鞭もついでに仕舞ってくれたらもっと嬉しかったんだけど

仲間が攻撃を仕掛けた隙にこちらも銃を構え、パラドクスを発動。雷撃を纏った数多の弾丸を敵陣に放ち、その連携を崩していく
複数体を巻き込むパラドクスで諜報員とアンナを分断しながら【通信障害】の効果を使い、援軍を呼び込まれたり、こちらの情報が敵軍に伝達されるのを防ごう
傘はお忘れなく――なんて
この雷雨は傘があっても防げなかっただろうね

面白い鞭の使い方だね、速すぎて目で追えなかったよ
――でも、蝙蝠と渦なら目視出来る……!
ジャンプで後退後、さらに【エアライド】で宙を蹴る事で鮮血の渦に巻き込まれないよう回避。続いてこちらに向かってくる蝙蝠は銃撃で撃ち落とし、対応しきれないものはガードアップの効果を纏わせたライオットシールドで往なしていく
能力値アップの効果で戦闘が長引くほどこちらが有利になるからね。ここを耐え切り、再び弾丸を撃ち込もう

今回蒔いた種がどう芽吹くのか
ラスプーチンを追い詰める一手になる事を祈ろう


●憂鬱の終わりとそして
「お褒めに預かり光栄だなー。その物騒な鞭も、ついでに仕舞ってくれたら、もっと嬉しかったんだけど」
 そこに現れたのは、マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)。
 激しい戦いに諜報員達は、慌てふためき、対応しきれていない様子。
 それでも、アンナは一人で戦っていた。連戦だというのに、自身もかなりの傷を負っているというのに、先ほどは二人のディアボロスを撃退して見せた。
 そのことに驚きながらも、マティアスも戦いに参戦する。
「まだ終わってはいません!!」
 最初から戦っていたレイラが愛用の銀の針を突き立てたのだ。しかし、長い戦いでかなり疲労がたまっている様子。恐らくこれが最後の攻撃になるだろう。
「レイラは下がってて」
 そうマティアスが言うと、レイラは大人しく、その指示に従い後退。すると同時に。
「傘はお忘れなく――なんて」
 マティアスが放ったのは、ゲヴィッター。激しい雷雨と共に放たれた弾丸が、盾になる諜報員ともども、アンナを貫いていく。
「ああああああっ!!!」
 叫ぶアンナにマティアスは告げる。
「この雷雨は、傘があっても防げなかっただろうね」
 と。アンナは即座に護衛達を呼び寄せると、再び、戦いへと転じてきた。
「それでも戦えるんだ。やはりアヴァタール級は強いね」
 クローフィ・プリェーチで生み出された鮮血の如き魔力を宿した鞭を、アンナは必死に振るって見せる。
「面白い鞭の使い方だね、速すぎて目で追えなかったよ――でも」
 マティアスは心の中でこう告げた。
(「蝙蝠と渦なら目視出来る……!」)
 軽く後ろへと飛び上がる。
「避けられると思っているのですか!」
「だろうと思ったよ!」
 更にマティアスはエアライドを使って、見えた渦を何とか避けて見せた。更に襲い掛かる蝙蝠は、手にしていた銃で打ち落とし、それでも打ち落とせなかったものに関しては、ライオットシールドで往なしていく。
「わ、私はそれでも……っ!!」
「傘はお忘れなく」
 鞭の動きが止まったのを見て、マティアスは攻撃へと転じる。再び、ゲヴィッターで雷雨と共に弾丸を放つと。
「いやあああああ!!」
 叫びと共にアンナが倒れた。
「い、行きなさい……」
 その最後のアンナの言葉を受け取り、諜報員達は即座に逃げ去っていく。
 残ったアンナは、そのままその姿を消していった。

 戦いは終わった。アヴァタール級であったアンナを倒し、真実を知った諜報員達は逃げ去っていった。
「今回蒔いた種がどう芽吹くのか……今は、ラスプーチンを追い詰める一手になる事を祈ろう」
 任務を終えたマティアスは、他の仲間達に手を貸しながら、今後の事を憂いつつ、その場を去るのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2024年07月10日

エカテリンブルクのラスプーチン

 ディアボロスと手切れとなった怪僧ラスプーチンは「ディアボロスは敢えて一般人の大量死を招くモスクワ攻撃はしないだろう」と予測、モスクワの内政要員をそのままに、配下の部隊を率いてウラル山脈東部の拠点都市『エカテリンブルク』へ移動したようです。
 この地域は、アルタン・ウルクの領域に近く、吸血ロマノフ王朝の対アルタン・ウルク防衛用の戦力の集積地であったようです。
 ラスプーチンは、この地域の戦力を利用して、アルタン・ウルクとの境界を破壊、アルタン・ウルクを吸血ロマノフ王朝に招き入れようとしているようです。
 アルタン・ウルクは、ヴァンパイアノーブルにとっても厄介な敵となりますが、現段階で首都サンクトペテルブルクが直接、アルタン・ウルクと接する事はありませんので、アルタン・ウルクの戦力を利用して、ディアボロスを挟撃しようというのでしょう。
 幸い、攻略旅団の情報により、ラスプーチンの計画が実行される前に足取りを掴むことができました。
 急ぎ、エカテリンブルクに向かい、ラスプーチンの目論見を打ち砕いてください。

※期限延長  吸血ロマノフ王朝攻略旅団の提案により、攻略期限が2024/8/3朝から2024/9/3朝に延長されました。
怪僧ラスプーチン

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#吸血ロマノフ王朝
🔒
#エカテリンブルクのラスプーチン
🔒
#エカテリンブルク
🔒
#怪僧ラスプーチン


30




選択肢『ラスプーチンへの疑いを植え付ける』のルール

 エカテリンブルクを護るヴァンパイアノーブルは、アルタン・ウルクから、吸血ロマノフ王朝を護るために集められた精鋭部隊です。
 ですが彼らは、怪僧ラスプーチンが、アルタン・ウルクを招き入れる作戦を行おうとしている事を知らないようです。

 ラスプーチンから『ディアボロスが、吸血ロマノフ王朝を滅ぼす為に、アルタン・ウルクを利用する為に、こちらに向かってきている』という虚偽の情報を知らされて、戦場に出てきているようです。
 彼らに、真実を教えたうえで、一部の敵を撤退させれば(トループス級の選択肢をクリアせずにシナリオを完結させれば)、エカテリンブルクのヴァンパイアノーブルに、ラスプーチンへの疑いを植え付けることが出来るかもしれません。

 勿論、すぐさま反乱を起こすような事はありませんが、ラスプーチンが『アルタン・ウルクを招き入れる為の行動』を起こした際に、その作戦に従わなかったり動きが鈍くなる物が出て、ラスプーチンの作戦に隙が出来るといった事は期待できるでしょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『登場人物(NPC)との会話に専念する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『諜報員』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾トループス防衛ライン『黄金騎士団』のルール

 ディアボロスの侵入を防ぐ為に、トループス級クロノヴェーダ(👾)による防衛ラインが引かれています。
 防衛ラインは、都市を守る城壁や、道を塞ぐバリケード、関所の検問や、秘密基地の監視所などがありますが、この防衛ラインをクリアしなければ、事件の核心に迫る事は出来ません。
 防衛ラインを守るクロノヴェーダは、防衛拠点を利用して戦う為、戦闘で有利になります。
 なんの工夫も無く漠然と戦うだけでは、苦戦(🔴を得やすくなる)してしまうので注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『『吸血侍女長』アンナ・デミドヴァ』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「レオニード・パヴリチェンコ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。